JP4515150B2 - 熱交換システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換システムに関する。本発明は、特に、反応容器を加熱又は冷却するための熱交換システムに関する。
化学工業などの分野において、同一の反応装置を目的に応じて異なる化学反応に利用するバッチプラントが開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のバッチプラントでは、反応容器の外壁にジャケットを設け、ジャケット内部に熱媒体を導入して反応容器を加熱又は冷却する。
使用した反応装置を、異なる物質の製造に利用するときは、反応容器の内部を洗浄する必要がある。特に、有機合成法などにより薬剤を製造するプラントにおいては、少量の不純物の混入であっても重大な問題を引き起こす可能性があるので、洗浄には十分な注意が必要となる。反応容器の蓋を開けて内部を直接洗浄するのが最も確実であるが、作業員が薬剤に直接触れるのを防ぎ、また、溶媒蒸気に曝されるのを防ぐために、まず、洗浄溶媒を反応容器に入れ、ジャケットを加熱し、溶媒を還流させて反応容器の内壁面を洗浄するのが一般的である。
特開平5−23578号公報
ところが、従来の非分割型ジャケットに高温熱媒体を導入して反応容器を加熱すると、通常の還流洗浄時に反応容器に仕込まれる洗浄溶媒量は少量であるため、反応容器の上部の内壁も加熱されるので、気化した溶媒の液化が妨げられ、効率良く内壁面を洗浄することができないという問題があった。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ジャケットを上下に分割して、反応容器の温度をジャケット上下で独立して適切に制御する技術の提供にある。
本発明のある態様は、熱交換システムに関する。この熱交換システムは、反応容器の下部に設置された第1熱交換部と、反応容器の上部に設置された第2熱交換部と、前記反応容器を加熱するための高温熱媒体を前記第1熱交換部へ供給するための第1配管と、前記反応容器を加熱するための高温熱媒体を前記第2熱交換部へ供給するための第2配管と、前記高温熱媒体よりも低い温度の低温熱媒体を前記第2熱交換部へ供給するための第3配管と、を備えることを特徴とする。
これによれば、反応容器の上部と下部を異なる温度に制御することができるので、例えば、還流洗浄時に、下部を加熱して溶媒を蒸発させ、上部は冷却して蒸発した溶媒の液化を促進して、効果的に還流洗浄を行うことができる。また、小容量の反応を行うとき、下部のみを選択的に加熱することができるので、上部に析出した固体が加熱されて焦げ付くなどの事態を低減することができる。
熱交換システムは、前記低温熱媒体を前記第1熱交換部へ供給するための第4配管を更に備えてもよい。これにより、下部のみを冷却することも可能となり、幅広い反応条件に対応することができる。
熱交換システムは、前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部に対する前記高温熱媒体又は前記低温熱媒体の供給を制御する制御部を更に備えてもよく、前記制御部は、前記反応容器内部を還流洗浄するときに、前記第1配管から前記第1熱交換部に前記高温熱媒体を供給するとともに、前記第3配管から前記第2熱交換部に、前記低温熱媒体を供給する制御を行ってもよい。
本発明の別の態様も、熱交換システムに関する。この熱交換システムは、反応容器の下部に設置された第1熱交換部と、反応容器の上部に設置された第2熱交換部と、前記第1熱交換部へ熱媒体を供給するための第1配管と、前記第2熱交換部へ熱媒体を供給するための第2配管と、前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部に対する前記熱媒体の供給を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記反応容器内部を還流洗浄するときに、前記第1配管から前記第1熱交換部に、前記反応容器を加熱するための高温熱媒体を供給するとともに、前記第2配管から前記第2熱交換部に、前記高温熱媒体よりも低い温度の低温熱媒体を供給する制御を行うことを特徴とする。
前記高温熱媒体の温度は、前記還流洗浄に用いる溶媒の沸点よりも高く、前記低温熱媒体の温度は、前記溶媒の沸点よりも低く凝固点よりも高くてもよい。これにより、反応容器の下部では溶媒が気化し、上部では溶媒が液化するので、効果的に還流洗浄を行うことができる。
本発明の更に別の態様は、熱交換方法に関する。この方法は、反応容器の内部を還流洗浄するときに、前記反応容器の下部に設置された第1熱交換部に、前記反応容器を加熱するための高温熱媒体を供給するとともに、前記反応容器の上部に設置された第2熱交換部に、前記高温熱媒体よりも低い温度の低温熱媒体を供給することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、反応容器の温度を適切に制御する技術を提供することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、複合熱媒体方式による熱交換システムの基本構成を示す。熱交換システム20は、反応容器10に接するように設けられたジャケット12と、ジャケット12内に熱媒体を導入するための配管22a及び22bと、ジャケット12から熱媒体を排出するための配管24a及び24bと、スチームトラップ26とを備える。熱交換システム20は、配管22a又は22bを介して、ジャケット12の内部に所定の温度の熱媒体を供給することにより、反応容器10を加熱又は冷却する。
反応容器10を加熱するときは、高温熱媒体であるスチームが、配管22aを介してジャケット12内に供給される。ジャケット12内に供給されたスチームは、ジャケット12内で凝縮し、配管24aを介してスチームトラップ26へ送られ、排出される。反応容器10を冷却するときは、低温熱媒体である冷却水が、配管22bを介してジャケット12内に供給される。ジャケット12内に供給された冷却水は、配管24bを介して排出され、再び冷却水として利用される。このように、複合熱媒体方式では、温度の異なる複数の熱媒体を利用して反応容器10の温度を調整する。各配管に設けられた弁の開閉は、図示しない制御部により制御される。
前述したように、図1に示した熱交換システム20においては、還流洗浄時に反応容器10の上部も加熱されてしまうので、反応容器10内の上部に、洗浄用の溶媒が凝縮しない非凝縮帯が形成され、洗浄効率が落ちる。このような問題を解決するために、本実施の形態では、ジャケット12を上下に分割し、それぞれのジャケットに対して、高温熱媒体を供給するための配管と低温熱媒体を供給するための配管を設けることにより、上下のジャケットを独立して温度制御することを可能とする。これにより、より適切に反応容器の温度を制御することができ、特に、還流洗浄の効率を向上させることができる。
図2は、本実施の形態の熱交換システムの構成を示す。熱交換システム30は、反応容器10に接するように、反応容器10の下部に設置された第1熱交換部の一例である下部ジャケット16、及び反応容器10の上部に設置された第2熱交換部の一例である上部ジャケット14と、上部ジャケット14及び下部ジャケット16内に熱媒体を供給するための配管32a、32b、32c及び32dと、熱媒体を排出するための配管34a、34b、34c及び34dと、反応液又はジャケット内の温度を取得して熱媒体の供給を制御する制御部38a及び38bと、制御部38a及び38bにより制御される弁39a及び39bとを備える。制御部38aは、反応液の温度を測定し、反応液の温度を上昇させる必要があるときは、弁39aを開いて上部ジャケット14又は下部ジャケット16にスチームを供給し、反応液の温度を下降させる必要があるときは、弁39bを開いて上部ジャケット14又は下部ジャケット16に冷却水を供給する。熱交換システム30では、スチームを上部ジャケット14へ供給するための配管32a、冷却水を上部ジャケット14へ供給するための配管32b、スチームを下部ジャケット16へ供給するための配管32c、及び冷却水を下部ジャケット16へ供給するための配管34dを設けているので、上部ジャケット14と下部ジャケット16の温度を独立して制御することが可能である。
図3は、反応容器10内で大容量の反応を行うときに、反応容器10内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム30は、上部ジャケット14と下部ジャケット16の双方にスチームを供給して、反応容器10の上部と下部の双方を加熱する。図3では、スチームの供給経路が太実線で示されている。
制御部38aは、スチーム側の弁39aを開く。このとき、配管32aの弁と配管34cの弁が開かれ、配管32aを介して上部ジャケット14へ、配管32cを介して下部ジャケット16へ、それぞれスチームが供給される。上部ジャケット14へ供給されたスチームは、配管34a及びスチームトラップ36を介して排出され、下部ジャケット16へ供給されたスチームは、配管34c及びスチームトラップ36を介して排出される。
図4は、反応容器10内で大容量の反応を行うときに、反応容器10内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム30は、上部ジャケット14と下部ジャケット16の双方に冷却水を供給して、反応容器10の上部と下部の双方を冷却する。図4では、冷却水の供給経路が太破線で示されている
制御部38aは、冷却水側の弁39bを開く。このとき、配管32bの弁と配管32dの弁が開かれ、配管32bを介して上部ジャケット14へ、配管32dを介して下部ジャケット16へ、それぞれ冷却水が供給される。上部ジャケット14へ供給された冷却水は、配管34bを介して、下部ジャケット16へ供給された冷却水は、配管34dを介して、それぞれ排出される。
図5は、反応容器10内で小容量の反応を行うときに、反応容器10内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム30は、下部ジャケット16にスチームを供給して、反応容器10の下部のみを加熱する。図5では、スチームの供給経路が太実線で示されている。
制御部38aは、スチーム側の弁39aを開く。このとき、配管32cの弁が開かれ、配管32cを介して下部ジャケット16へスチームが供給される。下部ジャケット16へ供給されたスチームは、配管34c及びスチームトラップ36を介して排出される。これにより、無用な加熱を省いて運転コストを低減することができるとともに、反応容器10内の上部壁面に析出して付着した固体成分が、加熱されて焦げ付いたりする事態を低減することができる。
図6は、反応容器10内で小容量の反応を行うときに、反応容器10内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム30は、下部ジャケット16に冷却水を供給して、反応容器10の下部のみを冷却する。図6では、冷却水の供給経路が太破線で示されている。
制御部38aは、冷却水側の弁39bを開く。このとき、配管32dの弁が開かれ、配管32dを介して下部ジャケット16へ冷却水が供給される。下部ジャケット16へ供給された冷却水は、配管34dを介して排出される。これにより、無用な冷却を省いて運転コストを低減することができる。
図7は、反応容器10内を還流洗浄する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム30は、下部ジャケット16にスチームを供給して、反応容器10の下部を加熱するとともに、上部ジャケット14に冷却水を供給して、反応容器10の上部を冷却する。すなわち、洗浄用の溶媒を沸点以上に加熱して溶媒を蒸発させるとともに、容器上部では蒸発した溶媒を冷却して液化させ、壁面を溶媒で洗浄する。図7では、スチームの供給経路が太実線で、冷却水の供給経路が太破線で示されている。
制御部38aは、スチーム側の弁39aを、制御部38bは、冷却水側の弁39bを開く。このとき、配管32cの弁が開かれ、配管32cを介して下部ジャケット16へスチームが供給されるとともに、配管32bの弁が開かれ、配管32bを介して上部ジャケット14へ冷却水が供給される。下部ジャケット16へ供給されたスチームは、配管34c及びスチームトラップ36を介して排出される。上部ジャケット14へ供給された冷却水は、配管34bを介して排出される。これにより、気化した溶媒が壁面上部で効率良く液化するため、壁面を溶媒で洗浄することができる。この場合、下部ジャケット16に供給するスチームの温度は、洗浄用の溶媒の沸点よりも高い温度であることが望ましく、上部ジャケット14に供給する冷却水の温度は、洗浄用の溶媒の沸点よりも低く、凝固点よりも高い温度であることが望ましい。
(第2の実施の形態)
図8は、単一熱媒体混合方式による熱交換システムの基本構成を示す。熱交換システム40は、反応容器10に接するように設けられたジャケット12と、ジャケット12内に熱媒体を導入するための配管42a、42b及び42cと、熱媒体を排出するための配管44a、44b及び44cと、熱媒体を循環させるための配管46と、ポンプ47とを備える。熱交換システム40は、配管42a、42b及び42cを介して、ジャケット12の内部に所定の温度の熱媒体を供給することにより、反応容器10を加熱又は冷却する。
熱交換システム40では、配管42aから供給される高温熱媒体と、配管42bから供給される低温熱媒体とを所定の割合で混合した熱媒体が、配管42cを介してポンプ47によりジャケット12内に供給される。ジャケット12内に供給された熱媒体は、配管44c及び配管46を介して再びジャケット12内に供給されるか、配管44a又は44bを介して排出される。このように、複合熱媒体方式では、温度の異なる単一の熱媒体を混合して反応容器10の温度を調整する。各配管に設けられた弁の開閉は、図示しない制御部により制御される。
図9は、本実施の形態の熱交換システムの構成を示す。熱交換システム50は、反応容器10に接するように設けられた第2熱交換部の一例である上部ジャケット14及び第1熱交換部の一例である下部ジャケット16と、上部ジャケット14及び下部ジャケット16内に熱媒体を供給するための配管52a〜52eと、熱媒体を排出するための配管54a〜54eと、自動オンオフ弁53a、53b、55a及び55bと、配管56a及び56bと、ポンプ57と、反応液又はジャケットの温度を取得して熱媒体の供給を制御する制御部58a及び58bと、制御部58a及び58bにより制御される弁59a及び59bとを備える。制御部58aは、反応液の温度を測定し、熱媒体を循環利用する場合は弁59aを閉じる。制御部58aは、反応液の温度を上げる場合は、弁53a及び55aを開き、弁59aで高温熱媒体の流量を調整する。制御部58aは、反応液の温度を下げる場合は、弁53b及び55bを開き、弁59aで低温熱媒体の流量を調整する。制御部58bは、上部ジャケット14の温度を測定し、上部ジャケット14に低温熱媒体を供給するときは弁59bを開く。
熱交換システム50では、高温熱媒体を下部ジャケット16へ供給するための配管52a及び52c、低温熱媒体を下部ジャケット16へ供給するための配管52b及び52c、高温熱媒体又は低温熱媒体を下部ジャケット16から上部ジャケット14へ循環させるための配管52d、低温熱媒体を上部ジャケット14へ直接供給するための配管52eを設けているので、上部ジャケット14と下部ジャケット16の温度を独立して制御することが可能である。
図10は、反応容器10内で大容量の反応を行うときに、反応容器10内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム50は、上部ジャケット14と下部ジャケット16の双方に高温熱媒体を供給して、反応容器10の上部と下部の双方を加熱する。図10では、高温熱媒体の供給経路が太実線で示されている。
制御部58bは、弁59bを閉じておく。ポンプ57は、配管52aから供給される高温熱媒体を、配管52cを介して下部ジャケット16へ供給する。下部ジャケット16へ供給された高温熱媒体は、配管52dを介して上部ジャケット14へ供給される。上部ジャケット14へ供給された高温熱媒体は、配管54cから排出される。制御部58aは、反応液の温度に応じて弁59aを開閉し、弁59aが閉じられているときは、高温熱媒体は配管56aを介して配管52cへ循環され、弁59aが開いているときは、高温熱媒体は配管52aを介して供給され、配管54aを介して排出される。
図11は、反応容器10内で大容量の反応を行うときに、反応容器10内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム50は、上部ジャケット14と下部ジャケット16の双方に低温熱媒体を供給して、反応容器10の上部と下部の双方を冷却する。図11では、低温熱媒体の供給経路が太破線で示されている。
制御部58bは、弁59bを閉じておく。ポンプ57は、配管52bから供給される低温熱媒体を、配管52cを介して下部ジャケット16へ供給する。下部ジャケット16へ供給された低温熱媒体は、配管52dを介して上部ジャケット14へ供給される。上部ジャケット14へ供給された低温熱媒体は、配管54cから排出される。制御部58aは、反応液の温度に応じて弁59aを開閉し、弁59aが閉じられているときは、低温熱媒体は配管56aを介して配管52cへ循環され、弁59aが開いているときは、低温熱媒体は配管52bを介して供給され、配管54bを介して排出される。
図12は、反応容器10内で小容量の反応を行うときに、反応容器10内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム50は、下部ジャケット16に高温熱媒体を供給して、反応容器10の下部のみを加熱する。図12では、高温熱媒体の供給経路が太実線で示されている。
制御部58bは、弁59bを閉じておく。ポンプ57は、配管52aから供給される高温熱媒体を、配管52cを介して下部ジャケット16へ供給する。下部ジャケット16へ供給された高温熱媒体は、配管52d及び56bを介して排出される。制御部58aは、反応液の温度に応じて弁59aを開閉し、弁59aが閉じられているときは、高温熱媒体は配管56aを介して配管52cへ循環され、弁59aが開いているときは、高温熱媒体は配管52aを介して供給され、配管54aを介して排出される。これにより、小容量の反応の場合は反応容器10の下部のみを加熱することができるので、無用な加熱を省いて運転コストを低減することができるとともに、反応容器10内の上部壁面に析出して付着した固体成分が、加熱されて焦げ付いたりする事態を低減することができる。
図13は、反応容器10内で小容量の反応を行うときに、反応容器10内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム50は、下部ジャケット16に低温熱媒体を供給して、反応容器10の下部のみを冷却する。図13では、低温熱媒体の供給経路が太破線で示されている。
制御部58bは、弁59bを閉じておく。ポンプ57は、配管52bから供給される低温熱媒体を、配管52cを介して下部ジャケット16へ供給する。下部ジャケット16へ供給された低温熱媒体は、配管52d及び56bを介して排出される。制御部58aは、反応液の温度に応じて弁59aを開閉する。弁59aが閉じられているときは、低温熱媒体は配管56aを介して配管52cへ循環される。弁59aが開いているときは、低温熱媒体は配管52bを介して供給され、配管54bを介して排出される。これにより、小容量の反応の場合は反応容器10の下部のみを冷却することができるので、無用な冷却を省いて運転コストを低減することができる。
図14は、反応容器10内を還流洗浄する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム50は、下部ジャケット16に高温熱媒体を供給して、反応容器10の下部を加熱するとともに、上部ジャケット14に低温熱媒体を供給して、反応容器10の上部を冷却する。図14では、高温熱媒体の供給経路が太実線で、低温熱媒体の供給経路が太破線で示されている。
制御部58bは、上部ジャケット14の温度に応じて弁59bを開閉する。ポンプ57は、配管52aから供給される高温熱媒体を、配管52cを介して下部ジャケット16へ供給する。下部ジャケット16へ供給された高温熱媒体は、配管52d及び56bを介して排出される。制御部58aは、反応液の温度に応じて弁59aを開閉し、弁59aが閉じられているときは、高温熱媒体は配管56aを介して配管52cへ循環され、弁59aが開いているときは、高温熱媒体は配管52aを介して供給され、配管54aを介して排出される。配管52eから供給される低温熱媒体は、上部ジャケット14へ供給される。上部ジャケット14へ供給された低温熱媒体は、配管54c及び54dを介して排出される。これにより、気化した溶媒が壁面上部で効率良く液化するため、壁面を溶媒で洗浄することができる。この場合、下部ジャケット16に供給する高温熱媒体の温度は、洗浄用の溶媒の沸点よりも高い温度であることが望ましく、上部ジャケット14に供給する低温熱媒体の温度は、洗浄用の溶媒の沸点よりも低く、凝固点よりも高い温度であることが望ましい。
(第3の実施の形態)
図15は、単一熱媒体間接熱交方式による熱交換システムの基本構成を示す。熱交換システム60は、反応容器10に接するように設けられたジャケット12と、ジャケット12内に熱媒体を導入するための配管62と、熱媒体を排出するための配管64と、熱交換器66a及び66bと、ポンプ67とを備える。熱交換システム60は、熱交換器66a又は66bにより所定温度に調節された熱媒体を、配管62を介してジャケット12の内部に供給することにより、反応容器10を加熱又は冷却する。
反応容器10を加熱するときは、熱媒体を高温熱交換器66aにより加熱し、ポンプ67により配管62を介してジャケット12へ供給する。反応容器10を冷却するときは、熱媒体を低温熱交換器66bにより冷却し、ポンプ67により配管62を介してジャケット12へ供給する。ジャケット12へ供給された熱媒体は、配管64を介して排出され、再び熱交換器66a又は66bにより加熱又は冷却されてジャケット12へ供給される。このように、単一熱媒体間接熱交方式では、単一の熱媒体を加熱又は冷却して供給することにより反応容器10の温度を調整する。各配管に設けられた弁の開閉は、図示しない制御部により制御される。
図16は、本実施の形態の熱交換システムの構成を示す。熱交換システム70は、反応容器10に接するように設けられた第2熱交換部の一例である上部ジャケット14及び第1熱交換部の一例である下部ジャケット16と、上部ジャケット14及び下部ジャケット16内に熱媒体を供給するための配管72a〜72eと、熱媒体を排出するための配管74a及び74bと、熱交換器76a及び76bと、ポンプ77と、反応液又はジャケット内の温度を取得して熱媒体の供給を制御する制御部78a及び78bと、制御部78a及び78bにより制御される弁79a及び79bとを備える。制御部78a及び78bは、反応液又はジャケット内の温度を測定し、熱媒体を加熱する場合は弁79aを開いてスチーム等の高温熱媒体を高温熱交換器76aへ導入し、熱媒体を冷却する場合は弁79bを開いて冷ブライン等の冷熱媒体を低温熱交換器76bへ導入する。加熱用の熱交換器76aと冷却用の熱交換器76bのそれぞれから独立して上部ジャケット14及び下部ジャケット16へ熱媒体を供給するための配管が設けられているので、上部ジャケット14と下部ジャケット16の温度を独立に制御することが可能である。
図17は、反応容器10内で大容量の反応を行うときに、反応容器10内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム70は、上部ジャケット14と下部ジャケット16の双方に高温熱媒体を供給して、反応容器10の上部と下部の双方を加熱する。図17では、高温熱媒体の供給経路が太実線で示されている。
制御部78aは弁79aを開く。ポンプ77により供給される熱媒体は、配管72aを介して高温熱交換器76aに送られる。高温熱交換器76aにより加熱された高温熱媒体は、配管72cを介して下部ジャケット16へ、配管72e及び配管72dを介して上部ジャケット16へ、それぞれ供給される。上部ジャケット14へ供給された高温熱媒体は配管74bから、下部ジャケット16へ供給された高温熱媒体は配管74aから、それぞれ排出され、ポンプ77により循環される。
図18は、反応容器10内で大容量の反応を行うときに、反応容器10内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム70は、上部ジャケット14と下部ジャケット16の双方に低温熱媒体を供給して、反応容器10の上部と下部の双方を冷却する。図18では、低温熱媒体の供給経路が太破線で示されている。
制御部78aは弁79bを開く。ポンプ77により供給される熱媒体は、配管72bを介して低温熱交換器76bに送られる。低温熱交換器76bにより冷却された低温熱媒体は、配管72dを介して上部ジャケット14へ、配管72e及び配管72cを介して下部ジャケット16へ、それぞれ供給される。上部ジャケット14へ供給された低温熱媒体は配管74bから、下部ジャケット16へ供給された低温熱媒体は配管74aから、それぞれ排出され、ポンプ77により循環される。
図19は、反応容器10内で小容量の反応を行うときに、反応容器10内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム70は、下部ジャケット16に高温熱媒体を供給して、反応容器10の下部のみを加熱する。図19では、高温熱媒体の供給経路が太実線で示されている。
制御部78aは弁79aを開く。ポンプ77により供給される熱媒体は、配管72aを介して高温熱交換器76aに送られる。高温熱交換器76aにより加熱された高温熱媒体は、配管72cを介して下部ジャケット16へ供給される。下部ジャケット16へ供給された高温熱媒体は配管74aから排出され、ポンプ77により循環される。
図20は、反応容器10内で小容量の反応を行うときに、反応容器10内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム70は、下部ジャケット16に低温熱媒体を供給して、反応容器10の下部のみを冷却する。図20では、低温熱媒体の供給経路が太破線で示されている。
制御部78aは弁79bを開く。ポンプ77により供給される熱媒体は、配管72bを介して低温熱交換器76bに送られる。低温熱交換器76bにより冷却された低温熱媒体は、配管72e及び72cを介して下部ジャケット16へ供給される。下部ジャケット16へ供給された低温熱媒体は配管74aから排出され、ポンプ77により循環される。
図21は、反応容器10内を還流洗浄する場合の熱媒体供給経路を示す。この場合、熱交換システム70は、下部ジャケット16に高温熱媒体を供給して、反応容器10の下部を加熱するとともに、上部ジャケット14に低温熱媒体を供給して、反応容器10の上部を冷却する。すなわち、洗浄用の溶媒を沸点以上に加熱して溶媒を蒸発させるとともに、容器上部では蒸発した溶媒を冷却して液化させ、壁面を溶媒で洗浄する。図21では、高温熱媒体の供給経路が太実線で、低温熱媒体の供給経路が太破線で示されている。
制御部78aは弁79aを開き、制御部78bは弁79bを開く。ポンプ77により供給される熱媒体は、配管72aを介して高温熱交換器76aに、配管72bを介して低温熱交換器76bに、それぞれ送られる。低温熱交換器76bにより冷却された低温熱媒体は、配管72dを介して上部ジャケット14へ供給される。高温熱交換器76aにより加熱された高温熱媒体は、配管72cを介して下部ジャケット16へ供給される。上部ジャケット14へ供給された低温熱媒体は配管74bから、下部ジャケット16へ供給された高温熱媒体は配管74aから、それぞれ排出され、ポンプ77により循環される。これにより、気化した溶媒が壁面上部で効率良く液化するため、壁面を溶媒で洗浄することができる。この場合、下部ジャケット16に供給する高温熱媒体の温度は、洗浄用の溶媒の沸点よりも高い温度であることが望ましく、上部ジャケット14に供給する低温熱媒体の温度は、洗浄用の溶媒の沸点よりも低く、凝固点よりも高い温度であることが望ましい。
以上、説明したように、いずれの方式においても、高温熱媒体と低温熱媒体を独立して上部ジャケット14及び下部ジャケット16へ供給する配管を設けることにより、上部ジャケット14と下部ジャケット16の温度を制御することができる。これにより、大容量高温、大容量低温、小容量高温、小容量低温など、各種の反応条件に対応できるとともに、還流洗浄時には、下部のみを加熱して上部を冷却することにより、洗浄効率を大幅に向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
複合熱媒体方式による熱交換システムの基本構成を示す図である。 本実施の形態の熱交換システムの構成を示す図である。 反応容器内で大容量の反応を行うときに、反応容器内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で大容量の反応を行うときに、反応容器内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で小容量の反応を行うときに、反応容器内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で小容量の反応を行うときに、反応容器内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内を還流洗浄する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 単一熱媒体混合方式による熱交換システムの基本構成を示す図である。 本実施の形態の熱交換システムの構成を示す図である。 反応容器内で大容量の反応を行うときに、反応容器内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で大容量の反応を行うときに、反応容器内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で小容量の反応を行うときに、反応容器内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で小容量の反応を行うときに、反応容器内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内を還流洗浄する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 単一熱媒体間接熱交方式による熱交換システムの基本構成を示す図である。 本実施の形態の熱交換システムの構成を示す図である。 反応容器内で大容量の反応を行うときに、反応容器内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で大容量の反応を行うときに、反応容器内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で小容量の反応を行うときに、反応容器内を加熱する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内で小容量の反応を行うときに、反応容器内を冷却する場合の熱媒体供給経路を示す図である。 反応容器内を還流洗浄する場合の熱媒体供給経路を示す図である。
符号の説明
10・・・反応容器、12・・・ジャケット、14・・・上部ジャケット、16・・・下部ジャケット、30,50,70・・・熱交換システム。

Claims (2)

  1. 反応容器の下部に設置された第1熱交換部と、
    反応容器の上部に設置された第2熱交換部と、
    前記第1熱交換部へ熱媒体を供給するための第1配管と、
    前記第2熱交換部へ熱媒体を供給するための第2配管と、
    前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部に対する前記熱媒体の供給を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記反応容器内部の溶媒加熱還流させて前記反応容器内部を洗浄するときに、前記第1配管から前記第1熱交換部に、前記溶媒の沸点よりも高い温度の高温熱媒体を供給して、前記反応容器内部の下部において前記溶媒を蒸発させるとともに、前記第2配管から前記第2熱交換部に、前記溶媒の沸点よりも低く凝固点よりも高い温度の低温熱媒体を供給して、蒸発した前記溶媒を前記反応容器内部の上部において液化させる制御を行うことを特徴とする熱交換システム。
  2. 反応容器の内部の溶媒加熱還流させて前記反応容器内部を洗浄するときに、前記反応容器の下部に設置された第1熱交換部に、前記溶媒の沸点よりも高い温度の高温熱媒体を供給して、前記溶媒を蒸発させるとともに、前記反応容器の上部に設置された第2熱交換部に、前記溶媒の沸点よりも低く凝固点よりも高い温度の低温熱媒体を供給して、蒸発した前記溶媒を前記反応容器内部の上部において液化させることを特徴とする熱交換方法。
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