JP4511150B2 - 定電圧発生回路 - Google Patents

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Description

本発明は、定電圧発生回路に関し、特に、バンドギャップ型の定電圧発生回路に関する。
従来、トランジスタのベース−エミッタ間のPN接合の電圧降下(「ベース−エミッタ間電圧」という。)の差を利用して定電圧を出力するバンドギャップ形の定電圧回路が用いられている。
図4は、定電圧発生回路の従来例を示す図である。以下、従来例の構成及び動作について説明する。
(構成の説明)
ベース電極(ベース)を共通接続したトランジスタQ10、Q11と、該トランジスタQ10、Q11のエミッタ電極(エミッタ)と最低電位端子との間に接続した抵抗R1とR2とにより構成したバンドギャップ部と、トランジスタQ10、Q11の負荷回路として接続したトランジスタQ3、Q4及び抵抗R3、R4で構成されるカレントミラー回路1と、トランジスタQ11のコレクタ電極(コレクタ)を入力とする入力トランジスタQ9と、該入力トランジスタQ9のエミッタに出力側を接続したトランジスタQ15、Q16及び抵抗R9、R10で構成したカレントミラー回路と、カレントミラー回路のトランジスタQ16にバイアス電流を供給する電流源回路を構成するトランジスタQ17、Q18及び抵抗R11、R12と、トランジスタQ9のエミッタに接続されたエミッタフォロア接続のトランジスタQ19、Q20及び抵抗R13、分圧抵抗R14とR15と、抵抗R14、R15の接続点を定電圧VREFの出力端子とし、バンドギャップ部のトランジスタQ10、Q11のベースに帰還する構成のAMP回路とで構成される。
トランジスタQ9のベース−最低電位端子間と、電流源回路のトランジスタQ17のベース−エミッタ間に接続されたそれぞれコンデンサC1とC2は、AMP回路の帰還構成による振動等の発生を防止するための位相補償用コンデンサである。なお、抵抗R2、R15は最低電位端子に接続され、抵抗R3、R4およびR9、R10は、トランジスタQ3、Q4およびQ15とQ16のエミッタと最高電位端子の間に接続され、抵抗R12はトランジスタQ17のベースおよびトランジスタQ18のコレクタと最高電位端子の間に接続され、抵抗R11はトランジスタQ17のエミッタおよびトランジスタQ18のベースと最高電位端子の間に接続されている。
(動作の説明)
次に、図4に示す定電圧発生回路の動作を回路解析により説明する。
定電圧出力端子の電圧VREFは、トランジスタQ11のベース−エミッタ間電圧VBE(Q11)と抵抗R2に流れる電流I(R2)により、式(26)で表わされる。
VREF=VBE(Q11)+R2・I(R2)…(26)
また、電流I(R2)は、トランジスタQ11のエミッタ電流IE(Q11)と抵抗R1に流れる電流I(R1)の和であるから式(27)で表される。
I(R2)=I(R1)+IE(Q11)…(27)
式(26)と式(27)より、VREFは、
VREF=VBE(Q11)+R2{I(R1)+IE(Q11)}…(28)
となる。
ここで、VREFを更に展開するために、IE(Q11)について算出する。
トランジスタQ10のエミッタ電流IE(Q10)は、抵抗R1の電流I(R1)と等しく、
IE(Q10)=I(R1)…(29)
である。
トランジスタQ10のコレクタ電流IC(Q10)は、そのベース電流IB(Q10)とIE(Q10)で表され、
IC(Q10)=IE(Q10)−IB(Q10)…(30)
となる。
トランジスタQ10のコレクタは、カレントミラー回路1の入力であるトランジスタQ3のコレクタ側に接続されているので、その出力であるトランジスタQ4のコレクタ電流IC(Q4)は、トランジスタQ3、Q4のベース電流をそれぞれIB(Q3)、IB(Q4)とすると、
IC(Q4)=IC(Q10)−IB(Q4)−IB(Q3)…(31)
となる。
トランジスタQ4のコレクタは、トランジスタQ11のコレクタに接続されているので、そのコレクタ電流IC(Q11)は、帰還回路の入力側のトランジスタQ9のベース電流を無視すると、
IC(Q11)=IC(Q4)…(32)
となる。
トランジスタQ11のエミッタ電流IE(Q11)は、式(30)、式(31)、式(32)より、
IE(Q11)=IC(Q11)+IB(Q11)
=IC(Q10)−IB(Q4)−IB(Q3)+IB(Q11)
=IE(Q10)−IB(Q10)−IB(Q4)−IB(Q3)+IB(Q11)…(33)
となる。
従って、式(28)は、
VREF=VBE(Q11)+R2{2・I(R1)−IB(Q10)−IB(Q4)−IB(Q3)+IB(Q11)}…(34)
となる。
電流I(R1)はトランジスタQ10のベース−エミッタ間電圧VBE(Q10)とトランジスタQ11のベース−エミッタ間電圧VBE(Q11)と抵抗R1により、式(35)で表される。
I(R1)={VBE(Q10)−VBE(Q11)}/R1…(35)
ここでVBE(Q10)−VBE(Q11)=dVBEとすると、式(34)、式(35)より、VREFは式(36)で表される。
VREF=VBE(Q11)+2・R2・I(R1)−R2{IB(Q10)+IB(Q4)+IB(Q3)−IB(Q11)}
=VBE(Q11)+2・R2{VBE(Q10)−VBE(Q11)}/R1−R2・{IB(Q10)+IB(Q4)+IB(Q3)−IB(Q11)}
=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−R2{IB(Q10)+IB(Q4)+IB(Q3)−IB(Q11)}…(36)
式(36)から定電圧発生回路の定電圧出力VREFに対する製造のばらつきの影響を検討すると、製造ばらつきには、「相対ばらつき」と「絶対ばらつき」とがある。抵抗の製造ばらつきは相対ばらつきが±2%で、絶対ばらつきが±20%であり、トランジスタのベース−エミッタ間電圧VBEは、相対ばらつきが±2%で、絶対ばらつきが±20%である。ここで相対ばらつきとは隣接する素子間のばらつきである。
よって、式(36)の第1項は、絶対ばらつきの影響を受け、第2項は相対ばらつきの影響を受け、第3項のべ一ス電流は絶対ばらつきの影響を受ける。特に、第3項においてはNPNトランジスタとPNPトランジスタのベース電流が入っているために、絶対ばらつきの影響を大きく受けることが分かる。
図5は、NPNトランジスタとPNPトランジスタのベース電流による影響を小さくするように構成した定電圧発生回路を示す図である。図4に示すカレントミラー回路1を、完全ウィルソン型カレントミラー回路(以下、「ウィルソン型カレントミラー回路」)にした構成を採用している。
これによりPNPトランジスタのベース電流がほぼゼロとみなせるので、
IC(Q10)=IC(Q11)…(37)
となり、トランジスタQ10、Q11のコレクタ電流が互いに等しいので、そのベース電流について、
IB(Q10)=IB(Q11)…(38)
が成り立つ。よつて、トランジスタQ11のエミッタ電流IE(Q11)は、
IE(Q11)=IC(Q11)+IB(Q11)=IC(Q10)+IB(Q10)=I(R1)
となり、定電圧出力VREFは、
VREF=VBE(Q11)+R2{I(R1)+IE(Q11)}=VBE(Q11)+2・R2・I(R1)
=VBE(Q11)+2・R2{VBE(Q10)−VBE(Q11)}/R1…(39)
となり、式(36)のベース電流の第3項がなくなり、NPNトランジスタとPNPトランジスタのベース電流による影響を削減することができる。
図4に示すような従来のバンドギャップ型の定電圧発生回路においてはトランジスタのベース電流による絶対ばらつきの影響を受けることから、図5に示すようにウィルソン型カレントミラー回路を用いてこの影響を抑制する技術が知られているが、図5に示すような定電圧発生回路においても、バンドギャップ動作を行うトランジスタのベース−エミッタ間電圧に関する式(39)の第1項の絶対ばらつきにより、定電圧出力が大きな影響を受けるという問題がある。
特に、高精度なコンパレータ回路に基準電圧を供給する定電圧発生回路の場合、基準電圧値のばらつきに対するに要求が数%以内であり、従来例では定電圧発生回路の出力電圧の精度は不十分である。
(目的)
本発明の目的は、以上の問題点を解決するものであり、バンドギャップ動作を行うトランジスタのベース−エミッタ間電圧のばらつきの影響を排除した定電圧発生回路を提供することにある。
本発明の目的は、定電圧出力に対するバンドギャップ動作を行うトランジスタのベース−エミッタ間電圧の絶対ばらつきの影響を排除し、絶対精度を向上させた定電圧発生回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、定電圧出力を数%以内のばらつきにする要求を満たすことができ、高精度なコンパレータ回路の基準電圧値の発生に好適な定電圧発生回路を提供することにある。
本発明の定電圧発生回路は、ベースが互いに接続された第1及び第2のトランジスタ(例えば図1のQ10、Q11)と、前記第1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタのエミッタの間に接続された第1の抵抗(例えば図1のR1)と、第2のトランジスタのエミッタと第1の電位端子(例えば図1の最低電位端子)の間に接続された第2の抵抗(例えば図1のR2)とを備える定電圧発生回路において、第1のトランジスタのコレクタと第2の電位端子(例えば図1の最高電位端子)の間に入力側が接続された第1のウィルソン型カレントミラー回路(例えば図1の1)と、第2のトランジスタのコレクタと第2の電位端子の間に出力側が接続された第2のウィルソン型カレントミラー回路(例えば図1の2)と、第1のウィルソン型カレントミラー回路の出力側との間に入力側が接続され、第2のウィルソン型カレントミラー回路の入力側との間に出力側が接続されたカレントミラー回路(例えば図1の3)と、を備える。また、ベースが互いに接続された第1及び第2のトランジスタ(例えば図3のQ10、Q11)と、前記第1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタのエミッタの間に接続された第1の抵抗(例えば図3のR1)と、第2のトランジスタのエミッタと第1の電位端子(例えば図3の最低電位端子)の間に接続された第2の抵抗(例えば図3のR2)とを備える定電圧発生回路において、第1のトランジスタのコレクタにエミッタが接続され第2のトランジスタのコレクタにベースが接続された第3のトランジスタ(例えば図3の26)とを備え、第3のトランジスタのコレクタと第2の電位端子(例えば図3の最高電位端子)の間に入力側が接続された第1のウィルソン型カレントミラー回路(例えば図3の1)と、第2のトランジスタのコレクタと第2の電位端子の間に出力側が接続された第2のウィルソン型カレントミラー回路(例えば図3の2)と、第1のウィルソン型カレントミラー回路の出力側との間に入力側が接続され、第2のウィルソン型カレントミラー回路の入力側との間に出力側が接続されたカレントミラー回路(例えば図3の3)と、を備える。
また、第2のトランジスタのコレクタに入力が接続され、前記第1及び第2のトランジスタのベースに出力が接続された帰還アンプを備え、前記帰還アンプは、ベースを入力とする第4のトランジスタ(例えば図2のQ9)と、前記第4のトランジスタのコレクタにエミッタを接続した第5のトランジスタ(例えば図2のQ21)とを備え、前記第5のトランジスタのベースに入力側を接続し、前記第4のトランジスタのベースに出力側を接続した第3のウィルソン型カレントミラー回路(例えば図2の4)を備える。更に、前記帰還アンプは、第4のトランジスタのエミッタに入力が接続され、前記第1及び第2のトランジスタのベースに出力が接続されたエミッタフォロア型増幅器(例えば図2のQ19、Q20)を備える。より具体的には、前記カレントミラー回路(例えば図2の3)は、第1の電位端子にエミッタ側が接続され、コレクタ−ベース間が接続された第6のトランジスタ(例えば図2のQ12)と、第1の電位端子にエミッタ側が接続され、ベースが第6のトランジスタのベースに接続された第7のトランジスタ(例えば図2のQ13)と、を備え、前記第1、第2トランジスタ及び前記カレントミラー回路(例えば図2の3)は、同一極性のトランジスタでなり、以上の定電圧発生回路は集積回路として1つの半導体チップ上に形成される。
本発明によれば、1対のトランジスタのベース−エミッタ間電圧の差により定電圧を発生する定電圧発生回路において、半導体デバイスの製造ばらつきである相対ばらつき及び絶対ばらつきに対して、ばらつきのない定電圧を発生させることができ、高精度なバンドギャップレギュレータを実現することが可能である。
特に、トランジスタのエミッタ接地の電流増幅率Hfeとベース−エミッタ間電圧VBEとが互いに逆比例となる関係を利用することにより、定電圧出力が半導体デバイスの製造ばらつきの影響を受ける要因(解析式の項)をキャンセルすることが可能である。
更に、バンドギャップ部を構成する1対のトランジスタの製造ばらつきの影響を補正する電流補正回路、帰還アンプの入力側のベース電流に対する電流補償回路をカレントミラー回路により構成することにより、定電圧出力のばらつきや、電源電圧のばらつきや変動に対するばらつきの差分の変動を充分抑制することが可能であり、比較回路等の基準電圧発生回路として好適な定電圧回路が構成できる。
具体的には実施の形態1〜3のシミュレーション結果に示すように、トランジスタのベース−エミッタ間電圧VBE、電流増幅率Hfe及び抵抗値等のばらつきに対し、従来のばらつき値と比べ定電圧のばらつき及びばらつきの差分を充分低くすることができ、更に、定電圧発生回路の電源電圧(供給電圧)のばらつきや変動に対し、ばらつきの差分の変動をも充分抑制することが可能である。
(実施の形態1)
図1は本発明の定電圧発生回路の第1の実施の形態(実施の形態1)の構成を示す図である。以下、本実施の形態の構成及び動作を詳細に説明する。
(構成の説明)
本実施の形態の定電圧発生回路は、1対(2つ)のトランジスタのベース−エミッタ間電圧に基づいて定電圧を生成するバンドギャップ型の電圧発生回路部(バンドギャップ部)と、2つのトランジスタのコレクタ間に設けたカレントミラー回路部と、発生した定電圧出力を入力とし定電圧の変動を増幅して前記2つのトランジスタのベースに帰還し、定電圧出力の変動を抑制する帰還アンプとから構成され、各回路素子は集積回路の1つの半導体チップ上に形成される。
バンドギャップ部は、最低電位端子に一端を接続した抵抗R2と、抵抗R2の他端に一端を接続した抵抗R1とからなる抵抗の直列接続回路と、抵抗R1の他端にエミッタを接続したトランジスタQ10と、抵抗R1とR2の接続点にエミッタを接続し、ベースをトランジスタQ10のベースに共通接続したトランジスタQ11と、から構成される。
カレントミラー回路部は、トランジスタQ10のコレクタに入力側が接続され、最高電位端子との間に設けられたウィルソン型カレントミラー回路1と、トランジスタQ11のコレクタに出力側が接続され、最高電位端子との間に設けられたウィルソン型カレントミラー回路2と、ウィルソン型カレントミラー回路1の出力側に入力側が接続され、ウィルソン型カレントミラー回路2の入力側に出力接続され、最低電位端子との間に設けられたカレントミラー回路3と、から構成される。
ここで、ウィルソン型カレントミラー回路1(2)はそれぞれ、最高電位端子に一端が接続された抵抗R3(R6)と該抵抗R3(R6)の他端にエミッタが接続されたトランジスタQ1(Q6)と、ベース-コレクタが共通接続され、エミッタがトランジスタQ1(Q6)のコレクタに接続されたトランジスタQ3(Q8)とからなる入力側回路と、最高電位端子に一端が接続された抵抗R4(R5)と該抵抗R4(R5)の他端にエミッタが接続され、ベース-コレクタが共通接続されたトランジスタQ2(Q5)と、トランジスタQ2(Q5)のコレクタにエミッタが接続されたトランジスタQ4(Q7)とからなる出力側回路とで構成される。
また、カレントミラー回路3は最低電位端子に一端が接続された抵抗R7と該抵抗R7の他端にエミッタが接続され、ベース-コレクタが共通接続されたトランジスタQ12でなる入力側回路と、最低電位端子に一端が接続された抵抗R8と該抵抗R8の他端にエミッタが接続されたトランジスタQ13でなる出力側回路と、で構成される。
帰還アンプは、ベースを入力としコレクタを最低電位端子に接続し、エミッタを後述するカレントミラー回路の出力側のトランジスタQ15に接続された入力トランジスタQ9と、入力トランジスタQ9のエミッタに入力を接続したトランジスタQ19、Q20からなるエミッタフォロワ構成のダーリントン接続回路と、ダーリントン接続回路の出力に直列接続した抵抗R14、R15の抵抗分割点を定電圧出力端子とし、該出力端子の定電圧VREFをバンドギャップ部のトランジスタQ10、Q11のベースに帰還した帰還回路を備える増幅器構成でなり、前記カレントミラー回路は、最高電位端子にそれぞれ抵抗R9、R10を介してエミッタが接続され、ベースが共通接続された、コレクタ−ベース間が接続された入力側のトランジスタQ16及び出力側の前記トランジスタQ15で構成される。
更に、前記カレントミラー回路の入力側のトランジスタQ16には、電流バイアスを供給するトランジスタQ17及びQ18を備え、トランジスタQ17、Q18は、最低電位端子に一端が接続された抵抗R11の他端にトランジスタQ17のエミッタとトランジスタQ18のベースが接続され、最高電位端子に一端が接続された抵抗R12の他端にトランジスタQ17のベースとトランジスタQ18のコレクタが接続され、トランジスタQ17のコレクタがトランジスタQ16のコレクタに接続された構成を備える。
以上のように実施の形態1においては、抵抗14とR15の接点は定電圧VREFの出力端子であり、トランジスタQ10とQ11のベースと接続され、トランジスタQ1とQ2、Q5とQ6およびQ15とQ16のエミッタには、それぞれ抵抗R3とR4、R5とR6およびR9とR10が接続され、それぞれの抵抗のもう一方の端は最高電位端子に接続される。また、抵抗R12及びトランジスタQ19、Q20のコレクタは最高電位端子に接続され、トランジスタQ12とQ13のエミッタにはそれぞれ抵抗R7とR8が接続され、それぞれの抵抗のもう一方の端は最低電位端子に接続される。また、抵抗R2、R11、R15は最低電位端子に接続される。
更に、コンデンサC1、C2は位相補償用コンデンサであり、それぞれトランジスタQ9のベース−最低電位端子間とトランジスタQ17のエミッタ−ベース間に接続される。また、トランジスタQ3のコレクタはトランジスタQ10のコレクタに接続され、トランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ12のコレクタに接続され、トランジスタQ8のコレクタはトランジスタQ13のコレクタに接続され、トランジスタQ7のコレクタはトランジスタQ11のコレクタに接続される。
(動作の説明)
次に、実施の形態1の動作について回路解析により以下詳細に説明する。
定電圧出力端子の電位VREFは、トランジスタQ11のベース−エミッタ間電圧VBE(Q11)と低抗R2に流れる電流I(R2)により式(1)で表される。
VREF=VBE(Q11)+R2・I(R2)…(1)
また、電流I(R2)は、トランジスタQ11のエミッタ電流IE(Q11)と抵抗R1に流れる電流I(R1)の和であるから、式(2)で表される。
I(R2)=I(R1)+IE(Q11)…(2)
式(1)と式(2)より、VREFは、
VREF=VBE(Q11)+R2{I(R1)+IE(Q11)}…(3)
となる。
ここで、式(3)のVREFを更に展開するためにIE(Q11)について算出する。
トランジスタQ10のエミッタ電流IE(Q10)は、抵抗R1の電流I(R1)と等しく、
IE(Q10)=I(R1)…(4)
である。
トランジスタQ10のコレクタ電流IC(Q10)は、そのベース電流IB(Q10)とIE(Q10)で表され、
IC(Q10)=IE(Q10)−IB(Q10)…(5)
となる。
トランジスタQ10のコレクタは、ウィルソン型カレントミラー回路1の入力側のトランジスタQ3に接続されているので、その出力側のトランジスタQ4のコレクタ電流IC(Q4)は、
IC(Q4)=IC(Q10)…(6)
となる。
トランジスタQ4のコレクタは、カレントミラー回路3の入力側のトランジスタQ12に接続されているので、出力側のトランジスタQ13のコレクタ電流IC(Q13)は、トランジスタQ13のベース電流IB(Q13)とトランジスタQ12のベ一ス電流IB(Q12)の和だけ入力側のトランジスタQ12に入力する電流IC(Q4)より少ないので、
IC(Q13)=IC(Q4)−IB(Q12)−IB(Q13)…(7)
で表される。
トランジスタQ13のコレクタは、ウィルソン型カレントミラー回路2の入力側のトランジスタQ8に接続されているので、その出力側のトランジスタQ7のコレクタ電流IC(Q7)は、
IC(Q7)=IC(Q13)…(8)
となる。トランジスタQ7のコレクタは、トランジスタQ11のコレクタに接統されているので、Q11のコレクタ電IC(Q11)は、
IC(Q11)=IC(Q7)…(9)
となる。ただし、トランジスタQ9のベース電流IB(Q9)は無視するものとする。
トランジスタQ11のエミッタ電流IE(Q11)は、そのコレクタ電流IC(Q11)とベース電流IB(Q11)の和であるから、
IE(Q11)=IC(Q11)+IB(Q11)…(10)
で表される。式(4)〜(10)より、IE(Q11)は、
IE(Q11)=IC(Q11)+IB(Q11)
=IC(Q7)+IB(Q11)
=IC(Q13)+IB(Q11)
=IC(Q4)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q11)
=IC(Q10)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q11)
=IE(Q10)−IB(Q10)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q11)
=I(R1)−IB(Q10)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q11)…(11)
ここで、トランジスタQ10、Q12、Q13、Q11の比、つまりエミッタ接合の面積の比を1:1:1:1とし、ベース電流はコレクタ電流と比較すると、1/30〜1/200と十分に小さいことから、それぞれのベース電流は等しいとみなし、
IB(Q10)=IB(Q12)=IB(Q13)=IB(Q11)=IB…(12)
とする。よって式(11)は式(12)より、
IE(Q11)=I(R1)−2・IB…(13)
となる。
以上により求められたIE(Q11)の式(13)を式(3)に代入すると、
VREF=VBE(Q11)+R2{I(R1)+I(R1)−2・IB}=VBE(Q11)+2・R2{I(R1)−IB}…(14)
となる。
電流I(R1)は、バンドギャップ部の原理により、トランジスタQ10のベース−エミッタ間電庄VBE(Q10)とトランジスタQ11のベース−エミッタ間電庄VBE(Q11)と抵抗R1により、式(15)で表される。
I(R1)={VBE(Q10)−VBE(Q11)}/R1…(15)
ここで、VBE(Q10)−VBE(Q11)=dVBEとすると、式(14)、(15)より、VREFは式(16)で表される。
VREF=VBE(Q11)+2・R2・{I(R1)−IB}
=VBE(Q11)+2・R2・〔{VBE(Q10)−VBE(Q11)}/R1−IB〕
=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−2・R2・IB…(16)
ベース電流とコレクタ電流と電流増幅率Hfeの関係から、IBとHfeは反比例の関係にあり、式(16)は、
VREF=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−2・R2・IC/Hfe…(17)
となる。ここでICは、式(12)より、トランジスタQ10〜Q13のコレクタ電流とみなすことができる。
一般に、トランジスタのベース−エミッタ間電圧VBEの製造ばらつきの範囲内においては、その電流増幅率Hfeはベース−エミッタ間電圧VBEに線形で反比例の関係になる。そこで、抵抗R2および電流ICについて、
VBE(Q11)=2・R2・IC/Hfe…(18)
を満たすように設定することにより、式(17)のVBE(Q11)の項を消去することができ、トランジスタのベース−エミッタ間電圧VBEの絶対ばらつきを打ち消し、定電圧出力の変動を打ち消すことが可能である。
(実施の形態2)
図2は、本発明の定電圧発生回路の第2の実施の形態(実施の形態2)を示す図である。実施の形態1においては、トランジスタQ9のベース電流を省略した例により説明したが、本実施の形態ではトランジスタQ9のベース電流をも考慮し、ベース電流IB(Q9)の影響を排除することにより、より高精度の定電圧出力を得るように構成したものである。
実施の形態2は、図1に示す定電圧発生回路の基本構成を備えており、更に、帰還アンプの入力トランジスタであるトランジスタQ9のベース電流IB(Q9)をキャンセルするためのベース電流補償回路をも備える。具体的には、トランジスタQ9のコレクタに同一極性のトランジスタQ21のエミッタを接続し、そのコレクタを最低電位端子に接続し、トランジスタQ21のベースをウィルソン型カレントミラー回路4の入力側に接続し、トランジスタQ9のベースを前記ウィルソン型カレントミラー回路4の出力側に接続した構成を備える。
ここで、前記ウィルソン型カレントミラー回路4は、最低電位端子に一端が接続された抵抗R17と該抵抗R17の他端にエミッタが接続されたトランジスタQ25と、ベース-コレクタが共通接続され、エミッタがトランジスタQ25のコレクタに接続された入力側のトランジスタQ23とからなる入力側回路と、最低電位端子に一端が接続された抵抗R16と該抵抗R16の他端にエミッタが接続され、ベース-コレクタが共通接続されたトランジスタQ24と、該トランジスタQ24のコレクタにエミッタが接続されベースがトランジスタQ23のベースと接続された出力側のトランジスタQ22とからなる出力側回路と、で構成されている。つまり、トランジスタQ21のベースがウィルソン型カレントミラー回路4のトランジスタQ23のコレクタに接続され、トランジスタQ9のベースがウィルソン型カレントミラー回路4のトランジスタ22のコレクタに接続されている。
(動作の説明)
次に実施の形態2の動作を図2を参照して回路解析により詳細に説明する。
バンドギャップ部のトランジスタQ11のコレクタにトランジスタQ9のベース電流IB(Q9)が流れているとすると、トランジスタQ7のコレクタ電流IC(Q7)とトランジスタQ11のコレクタ電流IC(Q11)は等しくならないので、IB(Q9)を考慮し、IE(Q11)は、
IE(Q11)=IC(Q11)+IB(Q11)
=IC(Q7)+IB(Q9)+IB(Q11)
=IC(Q13)+IB(Q9)+IB(Q11)
=IC(Q4)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q9)+IB(Q11)
=IC(Q10)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q9)+IB(Q11)
=IE(Q10)−IB(Q10)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q9)+IB(Q11)
=I(R1)−IB(Q10)−IB(Q12)−IB(Q13)+IB(Q9)+IB(Q11)…(19)
となり、式(12)を代入すると、
IE(Q11)=I(R1)−2・IB+IB(Q9)…(20)
となる。
したがって、VREFは、式(20)と式(3)、式(15)より、
VREF=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−R2(2・IB−IB(Q9))…(21)
となる。
トランジスタQ9とトランジスタQ21は、相対的な同じ特性を有する素子であり、それぞれのコレクタ電流IC(Q9)とIC(Q21)は等しいので、コレクタ電流の1/Hfeにあたるベース電流は、互いにほぼ等しくなる。
トランジスタQ21のベースにはウィルソン型のカレントミラー回路4の入力側のトランジスタQ23が接続されているので、その出力側のトランジスタQ22のコレクタ電流IC(Q22)は、トランジスタQ21のベース電流IB(Q21)と等しくなる。
つまり
IB(Q9)=IB(Q21)=IC(Q22)…(22)
となり、IB(Q9)は、トランジスタQ22に流入され、トランジスタQ11のコレクタに流入することがなくなる。
よって、式(19)においてIB(Q9)はキャンセルされ、VREFは、
VREF=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−2・R2・IB…(23)
となる。
以上のように実施の形態2によれば、トランジスタQ9のベース電流IB(Q9)はカレントミラー回路4によりキャンセルされ、式(23)は実施の形態1の式(16)と同様となり、式(17)から分かるように、抵抗R2および電流ICについて、VBE(Q11)=2・R2・IC/Hfeを満たすように設定することにより、トランジスタのベース−エミッタ間電圧VBEのばらつきを打ち消し、定電圧出力の変動を打ち消すことが可能である。
(実施の形態3)
図3は、本発明の定電圧発生回路の第3の実施の形態(実施の形態3)を示す図である。図1に示す実施の形態1の基本回路に、更に追加のトランジスタQ26を接続したものである。トランジスタQ26は、トランジスタQ10、Q11と同一極性のトランジスタでなり、そのコレクタをトランジスタQ3のコレクタに、ベースをトランジスタQ11のコレクタに、エミッタをトランジスタQ10のコレクタに接続した構成を備える。
この回路構成によれば、前述の式(16)の定電圧出力VERFは、
VREF=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−R2・IB、つまり、
VREF=VBE(Q11)+(2・R2/R1)dVBE−R2・IC/Hfe…(24)
となるが、バンドギャップ部を構成する1対のトランジスタへの電流補正回路をカレントミラー回路(Q12、13)で構成しているので、実施の形態1の式(18)と同様に、VBE(Q11)=R2・IC/Hfeを満たすように抵抗R2および電流ICを設定することで、トランジスタのVBEのばらつきを打ち消し、出力電圧の変動を打ち消すことが出来る。
実施の形態3のようにトランジスタQ26を追加することにより、式(24)の第3項の係数の変更が可能であり、抵抗R2および電流ICの設定の自由度が高まり、精度を向上させることができる。
(実施の形態4)
以上の実施の形態1〜3において、トランジスタの特性VBEや電流増幅率Hfeの調整がうまく合わない場合、または、ちょうど良い抵抗値がないために、ばらつきが小さく出来ない場合に、更にR2・IC/Hfeの係数を可変させることで合わせこみを行うように構成することができる。
第4の実施の形態(実施の形態4)は、カレントミラー回路を構成するトランジスタQ12とQ13の比、すなわちエミッタ面積比によって、ベース電流の調整を行いトランジスタの特性VBEやHfeの合わせ込みを高めるように構成するものである。
たとえば、実施の形態3において、バンドギャップ部の電流補正回路としてカレントミラー回路を構成する1対のトランジスタについて、トランジスタQ12が1個、トランジスタQ13が2個に相当するエミッタ面積比とすると、
トランジスタQ4のコレクタ電流IC(Q4)とトランジスタQ13のコレクタ電流IC(Q13)の関係を示す前述の式(7)は、
IC(Q13)=2・IC(Q4)−IB(Q12)−2・IB(Q13)
となり、実施の形態3の式(23)は、
VREF=VBE(Q11)+(3・R2/R1)dVBE−4・R2・IB、つまり、
VREF=VBE(Q11)+(3・R2/R1)dVBE−4・R2・IC/Hfe
となる。
ここで、式(18)と同様に、VBE(Q11)=4・R2・IC/Hfeを満たすように抵抗R2および電流増幅率Hfeを設定することにより、トランジスタのVBEのばらつきを打ち消し、出力電圧の変動を打ち消すことができる。
以上のように実施の形態4によれば、R2・IC/Hfeの係数は1または4等、正数で変えることができ、トランジスタの特性VBEやHfeの設定のみでは調整が困難な場合において、シミュレーションなどにより、VREFのばらつき変化が小さくなるように、トランジスタQ12とQ13の比、すなわちエミッタ面積比によって電流調整を行い、合わせこみを行うことが可能となる。なお、実施の形態4に示すトランジスタQ12とQ13の比の調整は前述の各実施の形態1〜3に適用可能であることは明らかである。
表1は実施の形態1〜3の定電圧発生回路について、シミュレーションによる確認を行った結果を示すものである。最低電位端子を0Vとし、最高電位端子を7Vまたは8Vに設定した場合について、製造ばらつきの条件として、NPNトランジスタのHfeを±20%、抵抗値を±20%それぞればらつかせ、+20%を”H品”、センターを“M品”、−20%を“L品”として定義して示したものである。
実施の形態1〜3は、最高電位端子が7V及び8Vの場合の全てのH品〜L品が従来例のばらつきの値1.234、1.251を下回って入り、ばらつきの差分も従来例の0.025と0.024より充分小さい。更に、電源電圧が7Vと8Vとの間でL品とH品の差分の変動をみると、従来例の0.015から0.024と大幅な変動を示すのに対し、実施の形態1〜3では、それぞれ0.014〜0.011、0.006〜0.003、0.007〜0.005と小さい変動幅に収まることが分かる。
Figure 0004511150
本発明の第1の実施の形態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図である。 従来の定電圧発生回路の構成例を示す図である。 従来の定電圧発生回路の他の構成例を示す図である。
符号の説明
1、2、4 完全ウィルソン型カレントミラー回路
3 カレントミラー回路
Q1〜Q9、Q15〜Q21 PNP型トランジスタ
Q10〜Q13、Q22〜Q26 NPN型トランジスタ
R1〜R18 抵抗
C1、C2 コンデンサ
VREF 定電圧出力(端子)

Claims (8)

  1. ベースが互いに接続された第1及び第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタのエミッタの間に接続された第1の抵抗と、第2のトランジスタのエミッタと第1の電位端子の間に接続された第2の抵抗とを備える定電圧発生回路において、
    第1のトランジスタのコレクタと第2の電位端子の間に入力側が接続された第1のウィルソン型カレントミラー回路と、
    第2のトランジスタのコレクタと第2の電位端子の間に出力側が接続された第2のウィルソン型カレントミラー回路と、
    第1のウィルソン型カレントミラー回路の出力側との間に入力側が接続され、第2のウィルソン型カレントミラー回路の入力側との間に出力側が接続されたカレントミラー回路と、
    を備えることを特徴とする定電圧発生回路。
  2. ベースが互いに接続された第1及び第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタのエミッタの間に接続された第1の抵抗と、第2のトランジスタのエミッタと第1の電位端子の間に接続された第2の抵抗とを備える定電圧発生回路において、
    第1のトランジスタのコレクタにエミッタが接続され、第2のトランジスタのコレクタにベースが接続された第3のトランジスタとを備え、第3のトランジスタのコレクタと第2の電位端子の間に入力側が接続された第1のウィルソン型カレントミラー回路と、
    第2のトランジスタのコレクタと第2の電位端子の間に出力側が接続された第2のウィルソン型カレントミラー回路と、
    第1のウィルソン型カレントミラー回路の出力側との間に入力側が接続され、第2のウィルソン型カレントミラー回路の入力側との間に出力側が接続されたカレントミラー回路と、
    を備えることを特徴とする定電圧発生回路。
  3. 第2のトランジスタのコレクタに入力が接続され、前記第1及び第2のトランジスタのベースに出力が接続された帰還アンプ
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧発生回路。
  4. 前記帰還アンプは、
    ベースを入力とする第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタのコレクタにエミッタを接続した第5のトランジスタとを備え、
    前記第5のトランジスタのベースに入力側を接続し、前記第4のトランジスタのベースに出力側を接続した第3のウィルソン型カレントミラー回路を備える
    ことを特徴とする請求項3記載の定電圧発生回路。
  5. 前記帰還アンプは、
    第4のトランジスタのエミッタに入力が接続され、前記第1及び第2のトランジスタのベースに出力が接続されたエミッタフォロア型増幅器を備える
    ことを特徴とする請求項4記載の定電圧発生回路。
  6. 前記第1のウィルソン型カレントミラー回路の出力側との間に入力側が接続され、第2のウィルソン型カレントミラー回路の入力側との間に出力側が接続されたカレントミラー回路は、
    第1の電位端子にエミッタ側が接続され、コレクタ−ベース間が接続された第6のトランジスタと、
    第1の電位端子にエミッタ側が接続され、ベースが第6のトランジスタのベースに接続された第7のトランジスタと、
    を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかの請求項記載の定電圧発生回路。
  7. 前記第1、第2トランジスタ及び前記第1のウィルソン型カレントミラー回路の出力側との間に入力側が接続され、第2のウィルソン型カレントミラー回路の入力側との間に出力側が接続されたカレントミラー回路は、同一極性のトランジスタでなる
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかの請求項記載の定電圧発生回路。
  8. 第3のトランジスタが前記第1及び第2のトランジスタと同一極性でなることを特徴とする請求項記載の定電圧発生回路。
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