JP4509755B2 - 快適値管理方法及び快適値管理システム - Google Patents

快適値管理方法及び快適値管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4509755B2
JP4509755B2 JP2004349821A JP2004349821A JP4509755B2 JP 4509755 B2 JP4509755 B2 JP 4509755B2 JP 2004349821 A JP2004349821 A JP 2004349821A JP 2004349821 A JP2004349821 A JP 2004349821A JP 4509755 B2 JP4509755 B2 JP 4509755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
comfort
comfortable
reduction rate
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004349821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006162093A (ja
JP2006162093A5 (ja
Inventor
雄一 花田
裕貴 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004349821A priority Critical patent/JP4509755B2/ja
Publication of JP2006162093A publication Critical patent/JP2006162093A/ja
Publication of JP2006162093A5 publication Critical patent/JP2006162093A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4509755B2 publication Critical patent/JP4509755B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、室内の空調による快適度を適正に管理する快適値管理方法及び快適値管理システムに関する。
一般に、ビル内の事務室やデパート・ホール内、さらには病院の室内などでは、空調設備により室内環境を快適な状態に制御している。現状、室内の快適度は空気環境測定(ビルにおける衛生管理上の定期的なCO濃度の測定や通風量の測定など)や、実際に室内の温湿度を計測して、その値を元に試算していた。
ところで、近年、このような空調環境における室内の快適性を現すものとしてPMVと呼ばれる快適度が用いられており、このPMV値を用いた空調制御に関する提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、快適指数PMV値は、温度、湿度、輻射温度、気流速度、人の活動量、人の着衣量の6つの要素の値をFangerの快適方程式に当てはめることによって導き出せる。すなわち、「熱い、ちょうどいい、涼しい」という感覚は、上記6つの要素によって左右されるので、これらに基き快適度が求まる。このPMV値を「0」にできれば約95%の人が快適に感じるが、一般的には「−3」〜「+3」の範囲に入るように制御される。
特開平5−306830号公報
このようにPMV値を用いて空調設備を制御することは従来から行なわれているが、このようなPMV値による制御を、いかにエネルギーを低減して効率的に運用するかについては充分に考えられていなかった。
本発明の目的は、現状の快適値を目標とする快適値に変化させる場合のエネルギーの削減率を算出することにより、エネルギーの削減効果を把握して効率的な運用を可能とした快適値管理方法及び快適値管理システムを提供することにある。
本発明による快適値管理方法は、快適値を算出するための演算式に対し、快適制御導入対象室内の所定ポイントにおける温度を含む上記演算式に対する入力変数をそれぞれ検出し、この入力変数と快適値演算のために必要な予め設定された要素値とを用いて、前記演算式により現状快適値を求め、求められた現状快適値を予め設定された目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求め、この求められた削減率により快適制御導入による省エネルギー判断を行なうことを特徴とする。
また、本発明では、快適値を算出するための演算式に対し、快適制御導入対象室内の複数ポイントにおける温度を含む上記演算式に対する入力変数をそれぞれ検出し、この入力変数と快適値演算のために必要な予め設定された要素値とを用いて、前記演算式により前記各ポイントにおける現状快適値をそれぞれ求め、求められた前記各ポイントの現状快適値から、予定の基準にしたがって快適基準値を選択し、この快適基準値を予め設定された目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求め、この求められた削減率により快適制御導入による省エネルギー判断を行なってもよい。
さらに、本発明の快適値管理方法では、各ポイントにおける現状快適値は、経時的に複数回求め、これら複数回分の平均値を各ポイントの現状快適値として、これら各ポイントの現状快適値から快適基準値を求めてもよい。
本発明の快適値管理システムは、快適制御導入対象室内の所定ポイントで測定された温度を含む測定値を記憶する測定値記憶手段と、快適制御導入対象室内の所定ポイントの快適値演算のために必要な要素値を設定する要素値設定手段と、測定値記憶手段に記憶された測定値と要素値設定手段に設定された要素値とに基づき快適制御導入前の現状快適値を演算する快適値演算手段と、快適値演算手段で演算された現状快適値を快適制御導入後の目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、この調整値に相当するエネルギーの削減率を演算するエネルギー削減率演算手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の快適値管理システムでは、測定器は快適制御導入対象室内の複数ポイントに設けられ、快適値演算手段は、各ポイントで測定される入力変数と、快適値を演算するために必要な予め設定された要素値とを用いて、前記各ポイントにおける現状快適値をそれぞれ求め、削減率演算手段は、求められた前記各ポイントの現状快適値のうち、予定の基準にしたがって快適基準値を選択し、この快適基準値を予め設定された快適制御導入後の目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求める構成としてもよい。
本発明によれば、室内の測定値に基き算出した現状の快適値を、予め設定した目標快適値に変化させるための空調温度の調整値を求め、この調整値に応じたエネルギーの削減率を算出するので、エネルギーの削減効果を把握して効率的な快適制御の運用が可能となる。
以下、本発明による快適値管理システムの一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、快適値管理システムの全体構成を示している。1は表示機能を有する入力端末で、快適値管理対象となる室内の平面形状を表す座標データ2を表示することができる。上記室内の複数のポイントには温度や湿度などを検出する測定器4が設けられている。これら測定器4は、快適値(PMV値など)を算出する所定の演算式に対する入力変数を検出するもので、上述した温度や湿度のほかに、輻射温度、CO2などをそれぞれ検出する。3は測定点座標データで、測定器4が設置される室内の各測定点座標が記憶され,前記室内平面形状を表す座標データ2と共に、入力端末1の表示面に表示される。
5は測定データで、各測定点での測定器4による測定値を、測定点座標データ3とともに記憶している。データ処理手段6は、入力端末1、測定点データ3、測定器4、測定データ5を互いに関連付けてデータ処理する機能を有する。
7は要素値の設定手段で、快適値を算出する為の要素(気流速度・着衣量・活動量等)の値を、入力端末1の画面を用いて設定する。8は演算処理手段で、測定データ5及び設定手段7で設定された要素値から、所定の演算式により快適値(PMV値など)を求める。また、この演算処理手段8は、後述するように、算出された快適値を目標快適値に変化させるための空調温度の調整値を求め、この調整値に対応するエネルギー削減率を求める。
すなわち、演算処理手段8は、室内の複数ポイントに設けられた測定器からの測定値と予め設定された要素値とを用いて、所定の演算式により室内各ポイントにおける快適値をそれぞれ求める快適値演算手段として機能すると共に、この快適値を予め設定された目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求める削減率演算手段としても機能する。
このようにして求められたPMV値や省エネ率(削減率)のデータ9はデータベースに格納される。
図2は、上記入力端末1と、その画面に表示される対象室内の平面座標データ2及び測定点データ3との関係を模式的に表している。
2aは、平面座標データ2をデータテーブル化して示しており、入力端末1の画面を用いて入力される。すなわち、表示装置1の画面上をペンなどでプロットし、対象室内の平面形状の角部を点(x,y座標)で表し、これを線で結んだものとして入力し、そのデータを平面座標のデータテーブル2aとして記憶する。この対象室内の平面形状を表示する画面を座標画面1Aとする。
3aは、測定点座標3をデータテーブル化して示したもので、計測器4が設置される室内のポイントa〜gをx,y座標でそれぞれ設定しており、図示のように入力端末1の前記対象室内形状が表示された画面上に表示される。これを測定点プロット画面1Bとする。測定点プロット画面1Bにおいて、ポイントを選択し、計測項目を指定することにより計測及び記録データの表示を行うことができる。
すなわち、まず、入力端末1にメッシュ状の座標画面1Aを表示させる。その画面上に計測する部屋の形状を描く。描いた図の座標データは平面座標データ2のデータテーブル2aとして保存する。必要に応じ、データテーブル2aから平面図表示や修正が行える。さらに、画面1B上で測定点a〜gをプロットし、実際にその場所で温度、湿度、気流速度、輻射温度、CO2などの測定を行う。各測定点a〜gの座標はデータテーブル3aとして保存する。また、測定データは図3で示す測定データ集計表5aのようにデータテーブル化する。
図3は、PMV演算式の入力変数である各ポイントにおける測定結果の集計例と、PMV値の演算に必要な要素値の設定状況と、これらに基づく所定ポイントにおけるPMV値算出状況との関係を表している。
図3において、5aは測定データ集計表で、対象室内のポイントaにおいて、測定器4により測定された温度、湿度、CO、照度の値(PMV演算式の入力変数)を、経時的(図の例では30分毎)に集計している。
7aは設定値表で、図1で示した設定手段7により設定される各要素の値がまとめてある。すなわち、PMV値の算出に必要な要素である、活動量、着衣量、気流速度について設定可能な値が、さらに、目標とする快適値(PMV値など)の値が、それぞれまとめられている。
例えば、活動量については、ビル内の事務室を想定した「事務」、デパート内などの徒歩環境を想定した「徒歩」、病院などにおける就寝環境を想定した「就寝」がそれぞれ用意されており、対象室内に該当するものを選択し設定する。また、着衣量については、薄着から比較的厚着を想定した値(0.7〜1.2)が、気流速度については室内での送風可能な気流速度(0.7〜1.5)が、それぞれ用意されており、対象室内の環境に合わせて選択し設定する。更に、目標快適値については、誰もが不快に感じない範囲の値(−0.4〜0.4)が用意してあり、対象室内の用途などに応じて選択し設定する。
すなわち、快適指数(PMV値など)の算出に必要な6つの要素のうち、温度・湿度・輻射温度などの入力変数は計測値を使用し、その他の活動量・着衣量・気流速度などの要素値は、設定値表7aを表示する設定画面を用い、対象室内にあった値を選択し、使用する。
9aは演算結果集計表で、上記測定データ集計表5aに集計された測定値(入力変数)と、設定値表7aを用いて設定された値(要素値)とを用いて、図1で示した演算処理手段8により演算された結果がまとめられている。
例えば、設定値表7aを用いて各要素値が、着衣量:0.7、気流速度:1.0、目標PMV値:0.3に設定されているものとする。この設定値と測定データ集計表5aに集計された値とを用いて演算した結果が、演算結果集計表9aに示す値とする。すなわち、ポイントaにおける時間9:00での対象室内の温度が25.9℃、輻射温度が26.2℃、湿度が52%であり、これらに基づきPMV演算で求められた現状快適値が0.27とする。
ここで、目標快適値が0.3であるため、現状快適値の0.27との間に差がある。このように、現状快適値が低いことは目標とする快適度に対し、寒いと感じる状態であり、室内に対する空調が冷房の場合、冷房が効きすぎていることを意味する。したがって、目標とする快適度を得るためには、空調温度を上げる必要があり、このことは冷房に要するエネルギーを削減できることを意味する。
そこで、目的とする快適度を実現するための空調制御により削減できるエネルギーの削減率を求める。すなわち、目標快適値が既知であり、この目標快適値を実現する温度(目標温度とする)以外の値も既知であるため、PMV値を求める演算式を逆算することにより上記目標温度の値が求められる。この目標温度と、測定された現状温度との差が、現状快適値を目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値となる。この調整温度が、例えば0.45℃であり、温度を1℃変化させるのに要するエネルギー削減率が10%であれば、この場合の削減率は4.5となる。
測定値データ集計表5aでは測定値を経時的に(30分毎に)集計しているので、現状快適値などについても30分毎に算出し、これらの平均をとったり、最高値や最低値を求める。
対象室内における測定ポイントは、上述のポイントaのほかに、図2で示したように、b〜gの各ポイントがある。そこで、これら各ポイントa〜g毎にPMV演算式を用いて現状の快適値をそれぞれ算出する。これら各ポイントa〜gの快適値は、図4で示すように分布図化して表示する(実線の折れ線)。すなわち、目標とする快適値:0.3に対し各ポイントa〜gの現状快適値がどのような関係にあるかをグラフ表示する。
この実施の形態では、各ポイントa〜gにおいて、30分毎に現状快適値を得ているので、図4に示す各ポイントa〜gの現状快適値は、30分毎に算出した複数の現状快適値の平均値を用いる。ただし、対象室内の構造上の理由等により、ある特定ポイントの現状快適値が、時間の経過に伴って、他のポイントに比べ大きく変化するような場合は、平均値をとってもあまり意味が無い。そこで、例えば、過去の事例から定めた最も効果的な時刻の現状快適値を選択し、これを図4に示す各ポイントa〜gの現状快適値としてもよい。
このように複数のポイントa〜g毎に現状快適値が異なるので、すべてのポイントを目標快適値とすることは困難である。そこで、ポイントa〜g毎の現状快適値の中から、予定の基準にしたがって快適基準値を選定する。例えば、各ポイントa〜gの現状快適値のうち最も高い快適値(ポイントf)を快適基準値とする。快適制御では、この快適基準値が目標快適値となるように空調設備を制御するので、この快適基準値に基づく削減率が、この快適制御におけるエネルギーの削減率となる。
図4において、破線の折れ線は、快適制御後における各ポイントa〜gの快適値分布を表す。快適制御後は、ポイントfの快適値は目標快適値に一致し、他のポイントの目標快適値に近付く。
このように、快適値(PMV値など)を算出するための演算式に対し、先ず、室内の複数ポイントa〜gにおける温度を含む各種測定値(上記演算式に対する入力変数)をそれぞれ検出する。また、快適値を演算するために必要な要素の値を予め設定しておく。そして、これら入力変数と設定された要素値とを用いて、前記演算式により各ポイントa〜gにおける快適値をそれぞれ求める。
次に、これら算出された各ポイントa〜gの快適値から、予定の基準(例えば、最も高いもの)にしたがって快適基準値を選択する。そして、この快適基準値を予め設定された目標快適値に変化させる快適制御のために必要な空調温度の調整値を求める。この温度の調整値に対しては、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求める。
この求められた削減率により快適制御導入による省エネルギー判断を行なう。
すなわち、現状快適値を求め、この現状快適値を基に、快適制御導入時の削減率を算出することで、現在の室内の状況を把握し、省エネ可能かどうかを判断することができる。
上記実施の形態では、室内に複数のポイントa〜gを設定し、これら各ポイントa〜g毎に現状快適度を算出しているが、空調設備がカバーする範囲が狭い場合は、測定ポイントを1箇所としてもよい。この場合は、1箇所のポイントにおける現状快適値を算出し、この現状快適値に基づいて快適制御導入時の削減率を算出するようにしてもよい。
尚、上記システムは、専用測定器に搭載するだけでなく、ノートパソコンやPDAなどに実装して使う事も可能である。
このように、室内の環境を、別途手動編集を介さないで平面イメージとともにデータベース化し、快適値を自動演算することで、手間の軽減と管理性の向上、削減効果の試算の簡略化を図る事が可能となる。
本発明による快適値管理システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。 同上一実施の形態の動作を説明する模式図である。 同上一実施の形態における特徴部分の動作を説明する模式図である。 同上一実施の形態の動作を説明するグラフである。
符号の説明
1 座標表示入力端末
2 平面座標データ
3 測定店座標データ
4 測定器
5 測定データ
7 設定手段
8 演算処理手段

Claims (5)

  1. 快適値を算出するための演算式に対し、快適制御導入対象室内の所定ポイントにおける温度を含む上記演算式に対する入力変数をそれぞれ検出し、この入力変数と快適値演算のために必要な予め設定された要素値とを用いて、前記演算式により現状快適値を求め、
    求められた現状快適値を予め設定された目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求め、
    この求められた削減率により快適制御導入による省エネルギー判断を行なうことを特徴とする快適値管理方法。
  2. 快適値を算出するための演算式に対し、快適制御導入対象室内の複数ポイントにおける温度を含む上記演算式に対する入力変数をそれぞれ検出し、この入力変数と快適値演算のために必要な予め設定された要素値とを用いて、前記演算式により前記各ポイントにおける現状快適値をそれぞれ求め、
    求められた前記各ポイントの現状快適値から、予定の基準にしたがって快適基準値を選択し、この快適基準値を予め設定された目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求め、
    この求められた削減率により快適制御導入による省エネルギー判断を行なうことを特徴とする快適値管理方法。
  3. 各ポイントにおける現状快適値は、経時的に複数回求め、これら複数回分の平均値を各ポイントの現状快適値として、これら各ポイントの現状快適値から快適基準値を求めることを特徴とする請求項2に記載の快適値管理方法。
  4. 快適制御導入対象室内の所定ポイントで測定された温度を含む測定値を記憶する測定値記憶手段と、
    快適制御導入対象室内の所定ポイントの快適値演算のために必要な要素値を設定する要素値設定手段と、
    測定値記憶手段に記憶された測定値と要素値設定手段に設定された要素値とに基づき快適制御導入前の現状快適値を演算する快適値演算手段と、
    快適値演算手段で演算された現状快適値を快適制御導入後の目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、この調整値に相当するエネルギーの削減率を演算するエネルギー削減率演算手段と、
    を備えたことを特徴とする快適値管理システム。
  5. 測定器は快適制御導入対象室内の複数ポイントに設けられ、快適値演算手段は、各ポイントで測定される入力変数と、快適値を演算するために必要な予め設定された要素値とを用いて、前記各ポイントにおける現状快適値をそれぞれ求め、
    削減率演算手段は、求められた前記各ポイントの現状快適値のうち、予定の基準にしたがって快適基準値を選択し、この快適基準値を予め設定された快適制御導入後の目標快適値に変化させるために必要な空調温度の調整値を求め、予め設定された温度当りのエネルギー削減率を用いて、前記求められた温度調整値に相当するエネルギーの削減率を求める
    ことを特徴とする請求項4に記載の快適値管理システム。
JP2004349821A 2004-12-02 2004-12-02 快適値管理方法及び快適値管理システム Expired - Fee Related JP4509755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349821A JP4509755B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 快適値管理方法及び快適値管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349821A JP4509755B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 快適値管理方法及び快適値管理システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006162093A JP2006162093A (ja) 2006-06-22
JP2006162093A5 JP2006162093A5 (ja) 2007-10-25
JP4509755B2 true JP4509755B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=36664308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004349821A Expired - Fee Related JP4509755B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 快適値管理方法及び快適値管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4509755B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5084676B2 (ja) * 2008-09-11 2012-11-28 三菱電機株式会社 空気調和機
CN113446711A (zh) * 2021-06-09 2021-09-28 海信(山东)空调有限公司 空调器的控制方法及装置、空调器和计算机可读存储介质
CN113310193A (zh) * 2021-06-09 2021-08-27 海信(山东)空调有限公司 空调器的控制方法及装置、空调器和计算机可读存储介质
CN113237201A (zh) * 2021-06-09 2021-08-10 海信(山东)空调有限公司 空调器的控制方法及装置、空调器和计算机可读存储介质
CN113310192A (zh) * 2021-06-09 2021-08-27 海信(山东)空调有限公司 空调器的控制方法及装置、空调器和计算机可读存储介质
CN113776172B (zh) * 2021-08-12 2023-04-14 启北公司 场景温度规划方法和装置、计算机设备以及介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0593539A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調システム制御装置
JPH0861751A (ja) * 1994-08-15 1996-03-08 Toshiba Corp 空調制御装置
JP2004263994A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機の制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0593539A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調システム制御装置
JPH0861751A (ja) * 1994-08-15 1996-03-08 Toshiba Corp 空調制御装置
JP2004263994A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Toshiba Kyaria Kk 空気調和機の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006162093A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102042659B (zh) 湿度推定装置和湿度推定方法
JP5755556B2 (ja) 空調制御装置、空調制御システム及び空調制御プログラム
CN112032971B (zh) 一种基于心率监测的室内热环境调控方法
CN104793668B (zh) 环境参数设定支援装置及方法
JP6668010B2 (ja) 空調制御装置、空調制御方法、および空調制御プログラム
JP2009299933A (ja) 空調制御装置
JP6874268B2 (ja) 空調制御装置、空調制御方法、および、プログラム
JP2011242101A (ja) 設定値管理方法および装置
JP2015111019A (ja) 空調システム、空調機器制御装置、制御方法、およびプログラム
JP2014129934A (ja) 居住環境評価方法および装置
JP2006336875A (ja) 空調制御システム
JP4509755B2 (ja) 快適値管理方法及び快適値管理システム
JP2007120889A (ja) 空調制御装置
JP2020186873A (ja) 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及びプログラム
JP2001082782A (ja) 空調制御装置
JP2016003792A (ja) 空調制御システム及び温冷感評価装置
CN112823263A (zh) 控制装置、终端装置以及方法
JP5453177B2 (ja) 電力診断システム
JPH06347077A (ja) 室内環境制御装置
JP5973830B2 (ja) 空調制御解表示装置および方法
JP2015222126A (ja) 空調制御装置
JP5843571B2 (ja) 快適性評価支援装置および方法
CN209541813U (zh) 环境舒适度的显示装置
JP2015090232A (ja) 空気調和システム、プログラム
JP2018155435A (ja) 空気調和機制御装置および空気調和機制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070910

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100428

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4509755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees