JP4505308B2 - グローブボックス - Google Patents

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Description

この発明は、インストルメントパネルに設置されるグローブボックスに関し、更に詳細には、物品を収納する箱状の物品収納本体を、インストルメントパネル内へ格納して開口部を閉成する第1位置と、該インストルメントパネルの手前側へ傾倒させて物品収納本体に対して物品を出し入れする第2位置との間で回動変位させるようにしたグローブボックスに関するものである。
一般的に、乗用車における乗員室内の前方には、所要形状に成形されて車幅方向の略全幅に亘って延在する大型のインストルメントパネルが設けられている。このインストルメントパネルは、車種毎に専用にデザインされた固有の形状とされており、基本的には所要の意匠形状に成形されたパネル基材を主体として、その運転席側には計器ユニットが配設されると共に、センターコンソール部にはオーディオユニットや空調操作パネル等が配設されている。また助手席側には、内部に格納したエアバッグ装置に対応したエアバッグドアや、車検証または身の回りの小間物を収納可能なグローブボックスが配設されている。
例えばグローブボックスとしては、インストルメントパネルに凹設されて乗員室側に開放する収納空間からなる所謂トレー型のものがある。トレー型のグローブボックスは、収納空間が乗員室側に開放しているので、物品の出し入れがし易い利点を有するものの、車両の振動等により収納した物品が乗員室に落下する虞れがあり、収納容量を大きくすることは困難であった。そこで、特許文献1に開示されているグローブボックスの如く、インストルメントパネルの下方に複数の隔壁によって箱状に画成された収納空間と、その底板を中心として回転して該収納空間を開閉するリッドからなるリッド開閉型のものが提案されている。すなわち、リッド開閉型のグローブボックスは、リッドを開放することでインストルメントパネルの内方に画成した収納空間に対して物品を出し入れをなし得ると共に、リッドを閉成することで、収納空間に収納した物品が乗員室に出てこないように保持している。
また別のグローブボックスとしては、インストルメントパネルに開設した開口部に固定されたインナーボックスと、このインナーボックスの下縁部にヒンジ部材を介して回動自在に装着した箱状のボックス本体とから構成され、このボックス本体の前面部分が開口部を塞ぐリッドを兼ねているボックス回動型のものがある(特許文献2参照)。すなわち、ボックス回動型のグローブボックスは、ボックス本体を乗員室側へ傾倒させることで、このボックス本体の開口を乗員室に臨ませて物品の出し入れをなし得ると共に、ボックス本体をインストルメントパネルの内方に格納することで、リッドで開口部を閉成するようになっている。従って、ボックス回動型のグローブボックスでは、ボックス本体に収納した物品が乗員室側に落下することなく、ボックス本体全体を収納空間として利用できるメリットがある。
特開2003−267143号公報 特開平7−112643号公報
ところで、前述した各タイプのグローブボックスは、夫々利点を有しているが、車両によってグローブボックスの仕様が固定されているので、使用者がその仕様を選択することができず、使用者の使い勝手を損ねていた。例えば、リッド開閉型またはボックス回動型のグローブボックスでは、収納した物品が乗員室側の落下することがないものの、収納した物品を頻繁に出し入れする場合、いちいちリッドまたはボックス本体の開閉動作をしなければならない難点が指摘される。また開放時には、助手席側へせり出してくるため、助手席に乗員が座っている場合には、その足下に開放したリッドまたはボックスが当たってしまう不都合もあった。
すなわちこの発明は、従来の技術に係るグローブボックスに内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、使用状況や収納する物品等に応じて、好適に使用態様を選択し得るグローブボックスを提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係るグローブボックスは、
上部に物品出入口を有する箱状に形成された物品収納本体が、インストルメントパネル内へ格納された第1位置と該インストルメントパネルの手前側へ傾倒させて、インストルメントパネルに設けられた開口部を介して外方へ物品出入口を臨ませる第2位置との間で回動変位可能に配設されたグローブボックスにおいて、
前面側の壁部が他の壁部より低くなるよう切り欠き形成された前記物品収納本体と、
前記物品収納本体の前面に、上下方向へスライド可能に保持された前面パネルと、
前記前面パネルの前記物品収納本体に対する上下方向の移動を規制し、物品収納本体の第1位置において、前面パネルが前記開口部を塞ぐ閉成位置と、前面パネルが開口部を開放する開放位置と、前面パネルが閉成位置と開放位置との間に位置して物品収納本体における前面側の切欠部分を一部塞いで開口部を開放位置より小さく開放する中間位置とに夫々保持可能で、かつ前面パネルの移動規制状態を解除可能なロック機構とを備え、
前記ロック機構は、前記前面パネルに設けられて、該前面パネルのスライド変位に際する保持部分となり、指先による開閉操作が可能な開閉操作部と、この開閉操作部の開閉操作に連動して上下動するロッドと、このロッドの上下動に応じて前記物品収納本体に設けられた嵌合孔に挿脱するよう変位する閂棒とを備え、
前記ロック機構を解除して前記前面パネルを上下方向へ移動させて前記開口部を開放することで、前記物品収納本体における前面側の切欠部分を介して第1位置にある物品収納本体の収納空間に対し物品の出し入れをなし得るよう構成したことを特徴とする。
本願の請求項1に係るグローブボックスによれば、前面パネルを物品収納本体に対して上下方向へスライド可能に保持すると共に、この物品収納本体をインストルメントパネルの内方に格納した第1位置において、前面パネルが開口部を塞ぐ閉成位置と、開口部を開放する開放位置とにロック機構により夫々保持するよう構成することで、ロック機構を解除して前面パネルを上下方向へ移動させて、開口部を開放して第1位置にある物品収納本体に対し物品の出し入れをなし得る。すなわち、前面パネルを物品収納本体に対して上下方向へスライド可能に構成することで、物品収納本体の格納時に開口部を閉成し、物品収納本体の傾倒に伴い開口部を開放するボックス回動型の使用態様と、物品収納本体を格納したまま開口部を開放し、物品の出し入れを許容するトレー型の使用態様とを選択することができる。従って、本発明に係るグローブボックスは、使用者の使用状況や収納する物品等を勘案して使用態様を選択し得るので、使用者の利便性を向上させることができる。
また請求項2のグローブボックスによれば、物品収納本体の内部に棚板を回動自在に配設することで、物品を棚板に載置する姿勢とこの棚板を退避させた姿勢とに回動させることができる。すなわち、前面パネルのスライド移動による使用態様の選択と相まって、使用者の使用状況や収納する物品等を勘案して物品収納本体内部の使用態様も選択し得るので、使用者の利便性をより向上させることができる。更に、請求項3のグローブボックスによれば、物品収納本体の第1位置からの回動変位を規制する係止機構を備えているから、車両の振動等による物品収納本体の開放を確実に防止し得る。
次に、本発明に係るグローブボックスにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、グローブボックスの前側とは、乗員室に臨む側を云う。
図1は、本発明の好適実施例に係るグローブボックスを備えたインストルメントパネルの部分斜視図、図2は、図1のA−A線断面図である。乗員室内の前方に設置されたインストルメントパネル10は、所要の意匠形状に成形されたパネル基材12を主体とし、このパネル基材12は上部半体12Aおよび下部半体12Bとの上下組付タイプとされている。そして、前記下部半体12Bの助手席側における前側に、グローブボックス30を配設するための開口部14が設けられている。また、インストルメントパネル10の内方には、一面が開口した箱状のインナーボックス16が、その開口を開口部14に整合させた状態で固定されている(図2または図7参照)。このインナーボックス16の後壁における下部には、後述する物品収納本体32の手前側への回動変位または前面パネル42の下方へのスライド移動に際し、この前面パネル42の下端部の通過を許容する孔部16aが開設されている(図3または図5参照)。
実施例のグローブボックス30は、パネル基材12(下部半体12B)における前側下部に設置されたインナーボックス16に対して収容可能なサイズに形成されており、箱状の物品収納本体32と、この物品収納本体32と別体に成形されて物品収納本体32の前面側に、後述するガイドレール40,40を介してスライド可能に組付けられる前面パネル42とから基本的に構成されている。前記物品収納本体32は、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂を材質とする一体成形部材であり、内部に所要容積の収納空間34が画成されていると共に、各種物品の出し入れを許容する物品出入口36が上部に形成されている。また前面パネル42は、同じくポリプロピレン(PP)等の合成樹脂を材質とする一体成形部材であり、開口部14の開口領域に合致するサイズ・形状とされており、物品収納本体32をインナーボックス16の内方に格納した第1位置では、この開口部14の開口領域に整合してインストルメントパネル10の意匠面を構成するようになっている(図1または図2参照)。
物品収納本体32は、前面側の壁部が他の壁部より低く切欠き形成された箱状を呈し、この切欠き部分も物品出入口36の一部として機能し、前面パネル42が後述する開放位置または中間位置に到来すると、開放された開口部14を介して物品収納本体32の収納空間34を乗員室側へ臨ませ得るようになっている。また、物品収納本体32は、各側面の下部に幅方向へ水平に夫々延出した軸ピン38,38を備え、インナーボックス16の下部側面に対応的に開設された軸孔18,18に該軸ピン38,38を夫々挿入することで、インナーボックス16に対して回動可能に組付けられている。これにより物品収納本体32は、軸孔18,18を回動中心として回動することで、インナーボックス16内へ格納された第1位置(図2または図7(a)参照)と、物品収納本体32を乗員室側(インストルメントパネル10の手前側)へ傾倒させて物品出入口36を乗員室へ向けて開放する第2位置(図3または図7(b)参照)とに姿勢を変位させるようになっている。このとき、物品収納本体32の前面側に配設された前面パネル42は、物品収納本体32の回動につれて一体的に変位して、第1位置ではパネル基材12の前面の一部として開口部14を閉成すると共に(図2または図7(a)参照)、第2位置では乗員室側に傾倒した状態となり、開口部14を開放している(図3または図7(b)参照)。なお、物品収納本体32は、前面パネル42のスライド移動に際して、この前面パネル42の後面に配設した後述するロック機構50を覆うカバー50aとの干渉を防ぐため、その前面側の壁部における中央部が凹設されている。
物品収納本体32は、その収納空間(内部)34に回動自在に配設された棚板35を備えている。この棚板35は、物品収納本体32における後側内壁面の略中間に臨む一端縁が図示しないヒンジ等を介して回動自在に保持され、収納空間34に略水平に延在する第1姿勢(物品を載置する姿勢)と、後側内壁面に沿って略垂直に延在する第2姿勢(退避する姿勢)との間を回動変位し得るようになっている(図2または図5参照)。また、棚板35は第1姿勢または第2姿勢の何れの状態であっても、図示しない係止具やヒンジ等の作用によりその姿勢を保持し得るように構成され、第1姿勢において棚板35への物品M1の載置を許容すると共に、第2姿勢において収納空間34から退避してこの収納空間34を広く使用できるようになっている。なお棚板35は、前面パネル42の後述する開放位置において、第1姿勢にある棚板35に載置した物品M1が開放した開口部14から臨める位置に設けると好適である。
前面パネル42は、物品収納本体32に対して上下方向へスライド可能に配設され、物品収納本体32が第1位置に保持されている状態において、開口部14を閉成する閉成位置(図2参照)と、開口部14を開放する開放位置(図5参照)との間を移動し得るように構成される。すなわち前面パネル42は、この前面パネル42の後面側に幅方向に離間して上下方向へ延在する一対のフランジ44,44と、物品収納本体32の前面側に幅方向に離間して上下方向へ延在する一対のガイドレール40,40とを夫々係合させることで、物品収納本体32に対して、前後方向または幅方向への移動が規制されると共に、上下方向へスライド可能に保持されている。各フランジ44は、前面パネル42から後側へ向けて延出する延出部44aと、延出部44aの先端から幅方向に互いに離間する方向へ延在する係合部44bとからなる断面L字状に形成されている(図7参照)。これに対し、各ガイドレール40は、物品収納本体32の前面から前側へ向けて延出した延出片40aと、延出片40aの先端から幅方向に互いに近接する方向へ延在する係合片40bとからなる断面L字状の部材であって(図7参照)、延出片40aにおける上端近傍、下端近傍およびこれらの中間部の複数箇所に、ロック機構50の閂棒60が嵌挿する嵌合孔46が夫々所要間隔毎に開設されている。そして、前面パネル42は、この前面パネル42の後面と各フランジ44の係合部44bとの隙間に、各ガイドレール40の係合片40bを夫々係合させることで、物品収納本体32に対しガイドレール40,40に沿って上下方向へスライド移動可能に配設される。ここで各フランジ44は、上下方向の略中間部において切り欠かれており、後述するロック機構50の閂棒60,60の挿通を許容するようになっている(図8参照)。
また前面パネル42は、閉成位置と、開放位置と、これら閉成位置および開放位置の間に位置し、開口部14を少し開放する中間位置(図6参照)とにおいて、この前面パネル42を物品収納本体32に対して位置規制するロック機構50を備えている。このロック機構50は、グローブボックス30および前面パネル42の開閉操作を行なうための操作部分である開閉操作部52と、この開閉操作部52に連動して上下動するロッド58と、前面パネル42を物品収納本体32に固定する一対の閂棒60,60とから構成されている。開閉操作部52は、前面パネル42の中央上部に後側へ向けて凹設した凹部48に支持軸54を介して回動可能に配設され、前面パネル42の外側へ露出して指先を掛け得るようになっている操作部53と、この操作部53の背面から後方側に一体的に形成され、凹部48に形成した開口48aを介して前面パネル42と物品収納本体32との間の空間へ延出する操作杆56とを備えている(図2参照)。この操作杆56の後端部(操作部53と反対側の端部)には、前面パネル42に沿って下方に延在するロッド58の上端部が回動自在に配設され、このロッド58における下端部の前面および後面に、幅方向に延在する閂棒60,60が夫々配設されている(図8参照)。また、ロッド58の下端部における各面には、斜めに延在する凹溝58a,58aが夫々設けられ、実施例では、前面側の凹溝58aに、図2のC矢視において左側に延在する閂棒60の一端に突設された挿入ピン60aが移動可能に保持され、当該閂棒60の他端は左側のガイドレール40における延出片40aに開設された嵌合孔46に嵌挿するようになっている。一方、後面側の凹溝58aには、右側に延在する別の閂棒60の一端に突設された挿入ピン60aが移動可能に保持され、当該閂棒60の他端は右側のガイドレール40における延出片40aに開設された嵌合孔46に嵌挿するようになっている。なお、凹溝58a,58aは前面と後面とで傾斜方向が対称に形成され、対応する閂棒60,60の延在方向から離間するにつれて上方傾斜するよう形成されている。
すなわち、開閉操作部52を操作していない状態では、両閂棒60,60が対応する凹溝58a,58aの傾斜下端で挿入ピン60a,60aが保持されると共に、他端が嵌合孔46に嵌挿されて前面パネル42が位置規制されている(図8(a)参照)。そして、開閉操作部52の操作部53を上方へ回動させると、操作杆56を介してロッド58が押し下げられ、各挿入ピン60aが対応の凹溝58aに沿って移動することで、各閂棒60が対応のガイドレール40から離間する方向へ移動して、各嵌合孔46から各閂棒60の他端が抜出されると共に、この他端が延出片40aから退避するようになっている(図4および図8(b)参照)。このように、操作部53の上下方向への回動変位は、操作杆56、ロッド58、各凹溝58aおよび各挿入ピン60aを介して各閂棒60に伝達される過程で、各閂棒60の水平方向への移動に変換される。ロック機構50における前面パネル42の後面側に配設された、操作杆56、ロッド58および閂棒60,60の一部(挿入ピン60a,60aの近傍)は、カバー50aで覆われており、各閂棒60の他端はカバー50aの側面に開設された開口を介して幅方向に延出している。
前述したように、各ガイドレール40の延出片40aには、上端近傍、下端近傍およびこれらの中間部の3箇所に嵌合孔46が夫々開設されているため、上端近傍の嵌合孔46,46に閂棒60,60が嵌挿することで前面パネル42は閉成位置で固定され(図2参照)、下端部近傍の嵌合孔46,46に閂棒60,60が嵌挿することで前面パネル42は開放位置で固定され(図5参照)、中間部の嵌合孔46,46に閂棒60,60が嵌挿することで前面パネル42が中間位置(図6参照)で固定され得るようになっている。すなわち、前面パネル42は、常には物品収納本体32に対してロック機構50で上下方向へのスライド移動が規制され、開閉操作部52の操作に基づいてロック機構50が動作することで、ガイドレール40,40に沿った上下方向へ移動が許容され、各嵌合孔46に各閂棒60が一致する位置で開閉操作部52を元に戻すと、再びロック機構50により上下の移動が規制されるよう構成される。なお、ロック機構50について、常に各閂棒60が対応するガイドレール40へ向けて突出する方向へ付勢しておくことで、開閉操作部52の操作を解除すると各閂棒60の他端がガイドレール40の延出片40aに当接するようになるので、前面パネル42を所望の位置で一時的に保持することができる。
図7に示すように、実施例のグローブボックス30は、物品収納本体32を第1位置から第2位置への回動変位を規制する係止機構62を有している。この係止機構62は、グローブボックス30の側方におけるインストルメントパネル10の前面に回動可能に配設されたダイヤル部64と、インナーボックス16を貫通して、物品収納本体32の側面に開設された規制孔32aに対し挿脱自在に嵌挿する係止ピン66と、ダイヤル部64と係止ピン66との間に配設され、ダイヤル部64の回動変位を係止ピン66の幅方向への水平移動に変換する連結部68とから構成されている。すなわち、係止機構62は物品収納本体32の第1位置において、係止ピン66をインナーボックス16から物品収納本体32の側面へ向けて突出させて規制孔32aに嵌挿することで、この物品収納本体32の前後方向への回動変位を規制するようになっている(図7(a)参照)。そして、ダイヤル部64を回動させ、連結部68を介して係止ピン66が物品収納本体32から退避する方向へ移動されると、物品収納本体32が第1位置から第2位置へ回動変位するのを許容するようになる(図7(b)参照)。ここで、係止ピン66をばね等の所要の手段により物品収納本体32へ向けて常に突出する方向へ付勢しておくことで、ダイヤル部64の回動操作を止めると、係止ピン66が突出して物品収納本体32の側面に当接すると共に、物品収納本体32の第1位置に到来すると規制孔32aに自動的に嵌挿されるようになる。
また物品収納本体32は、インナーボックス16と物品収納本体32との間に配設された付勢手段としてのエアダンパ22,22により第1位置から第2位置への急激な回動変位が抑制されている。物品収納本体32の各側面(インストルメントパネル10の内方に臨む面)における略中間部には、幅方向へ向けて水平に夫々延出する規制ピン39が立設され、インナーボックス16の各側面に夫々開設された長孔20,20を貫通してインストルメントパネル10の内方に臨んでいる。一方、インナーボックス16の各側面(インストルメントパネル10の内方に臨む面)における上部近傍には、幅方向へ向けて水平に夫々延出する係止片24,24が立設され、同一側面に突出する係止片24と規制ピン39とにエアダンパ22の両端が回動自在に取付けられる。すなわち、物品収納本体32を第1位置から第2位置へ回動変位させると、物品収納本体32に伴って各規制ピン39が対応の長孔20に沿って手前側へ移動すると共に、各エアダンパ22が伸張してこの規制ピン39の動きを許容している。第2位置に到来すると、各規制ピン39が各長孔20の前端部に当接して、物品収納本体32の回動変位が規制される。そして、物品収納本体32を第2位置から第1位置へ向けて回動変位させることで、伸張していたエアダンパ22,22が収縮して、各規制ピン39が各長孔20の後端部に当接すると、物品収納本体32の回動変位が第1位置において規制される。なお実施例では、エアダンパ22を物品収納本体32の両側面に設ける構成であるが、何れか片側だけに設けてもよく、付勢手段としてもエアダンパ22に限定されず、物品収納本体32の第1位置から第2位置への回動変位に際して抗力となるものであれば、例えばばね等の弾性体を採用してもよい。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るグローブボックスの作用について説明する。実施例のグローブボックス30は、インナーボックス16に対して回動自在に配設した物品収納本体32を、インストルメントパネル10の内方に設置されたインナーボックス16に格納した第1位置(図2参照)と、手前側に傾倒させて物品出入口36を乗員室に臨ませた第2位置(図3参照)とに回動変位し得る。また前面パネル42は、物品収納本体32に対して上下方向へスライド可能に配設されているから、該物品収納本体32の第1位置において、前面パネル42を第1位置において開口部14を閉成する閉成位置(図2参照)と、閉成位置から下方へスライドさせることで開口部14を開放する開放位置(図5参照)との間で変位させることができる。すなわち、グローブボックス30は、物品収納本体32の第1位置で、かつ前面パネル42が閉成位置にあると、前面パネル42により開口部14は閉成されているので、車両の走行時等に収納空間34に収納された物品が乗員室側に落下する虞れはなく、この収納空間全体を空間的に有効に利用し得るから、物品の収納容量を大きく確保することができる。また、グローブボックス30は、係止機構62の係止ピン66が物品収納本体32の規制孔32aに嵌挿することで、物品収納本体32を第1位置に保持しているから、車両の振動等による物品収納本体32の開放を確実に防止し、使用者の係止機構62の操作を伴わず物品収納本体32が不用意に開放することはない。更に、前面パネル42の閉成位置においては、この前面パネル42が開口部14の開口領域に整合して覆っているから、インストルメントパネル10の意匠性を損うことはない。
そして、第1位置にある物品収納本体32を開放するには、先ず係止機構62のダイヤル部64を回動して、係止ピン66を規制孔32aから抜出させて位置規制状態を解除すればよい。ここで物品収納本体32は、エアダンパ22,22が第1位置から第2位置への回動変位に対する抗力となるから、係止機構62による係止状態を解除しても物品収納本体32が第1位置から第2位置へ急激に回動変位することはなく、物品収納本体32はエアダンパ22,22に抗してゆっくりと開放される。ここで第2位置に到来した物品収納本体32は、物品出入口36が使用者側(乗員室側)へ向けて臨むから、収納空間34に対して物品の出し入れがし易いメリットを奏する。閉成位置にある前面パネル42はロック機構50の各閂棒60が各ガイドレール40の上端近傍に位置する嵌合孔46に嵌挿されて位置規制されているので、物品収納本体32の回動変位に際して移動することはなく、操作性を損うことはない。
次に、前面パネルのスライド移動による開口部14の開閉を説明する。物品収納本体32の第1位置において、ロック機構50を解除して閉成位置にある前面パネル42をガイドレール40,40に沿って下方へスライドさせると開口部14が開放されるから、物品収納本体32をインナーボックス16に格納した状態で、開口部14を介して収納空間34に対して物品を出し入れすることができる。ここで、実施例の物品収納本体32における前面側の壁部は、他の壁部と比較して低く設定されて物品出入口36として機能しているから、収納空間34に対する物品の出し入れが前面側の壁部に阻害されることはなく、より好適に出し入れをなし得る。前面パネル42の下方移動による開放状態は、各ガイドレール40における嵌合孔46の開設位置によって決められ、下端近傍に位置する各嵌合孔46にロック機構50の各閂棒60を嵌挿させることで、開口部14を大きく開放した開放位置で前面パネル42を固定することができる。これに対し、各ガイドレール40の略中間に位置する各嵌合孔46にロック機構50の各閂棒60を嵌挿させることで、開口部14を中程度に開放した中間位置で前面パネル42を固定することができ、ロック機構50により前面パネル42の開放状態を選択し得る。そして、前面パネル42を閉成位置または中間位置に保持したまま、物品収納本体32を第1位置から第2位置に回動変位させると、前面パネル42は下方に退避しているので、物品出入口36を大きく確保することができるので、物品の出し入れをより好適に実施し得る。なお、前面パネル42は、物品収納本体32の第1位置においてのみスライド可能ではなく、第2位置においてもロック機構50を解除することで、上下方向へスライドさせることができる。
そして、前面パネル42を開放位置または中間位置から上方へスライド移動させて、各ガイドレール40の上端近傍の嵌合孔46に対応する閂棒60を夫々嵌挿することで、前面パネル42は閉成位置で固定される。すなわち、実施例のグローブボックス30は、ロック機構50を備えることで、前面パネル42を適宜位置で固定することができ、車両の振動等により開口部14が開放してしまう不具合を回避し得る。
例えば図5に示すように、グローブボックス30にティシュボックス等の頻繁に使用が予想される物品M1を収納した場合、前面パネル42を開放位置で固定しておくことで、使用の度に物品収納本体32を回動変位させることなく、開口部14を介して物品を取出すことができ、使用者の負担を軽減し得る。このとき、物品M1を第1姿勢にある棚板35に載置することで、開口部14から物品M1が臨むように収納し得るから、使用者の負担をより軽減できる。また図6に示すように、前面パネル42を開放することで、大判の地図等の長物M2を、その一端を収納空間34に収納すると共に、他端を乗員室に突出させた状態で一時的に保持することもできる。ここで、棚板35を第2姿勢に退避させておくことで、収納空間34を広く使用することができる。すなわち、棚板35を収納空間34に回動自在に設けることで、前面パネル42のスライド移動による使用態様の選択と相まって、使用者の使用状況や収納する物品等を勘案して物品収納本体32の収納空間34の使用態様も選択し得るので、使用者の利便性をより向上させることができる。
このように、実施例のグローブボックス30は、前面パネル42を物品収納本体32に対して上下方向へスライド可能に構成することで、物品収納本体32を格納に伴い開口部14を閉成し、物品収納本体32の傾倒に伴い開口部14を開放するボックス回動型の使用態様と、物品収納本体32を格納したまま開口部14を開放し、物品の出し入れを許容するトレー型の使用態様とを選択することができる。すなわち、グローブボックス30は、使用者の使用状況や収納する物品等を勘案して使用態様を選択し得るので、ボックス回動型のグローブボックスの奏する前述した物品の収納性や意匠性等と、トレー型のグローブボックスの奏する出し入れ容易性との効果を併有し、使用者の利便性を向上させる。
本発明の好適な実施例に係るグローブボックスを配設したインストルメントパネルの部分斜視図である。 図1のA−A断面図であって、物品収納本体が第1位置で、前面パネルが閉成位置にある状態を示している。 実施例のグローブボックスの側断面図であって、物品収納本体が第2位置で、前面パネルが閉成位置にある状態を示している。 実施例のグローブボックスの側断面図であって、物品収納本体が第1位置で、前面パネルが閉成位置にある際に、ロック機構を操作した状態を示している。 実施例のグローブボックスの側断面図であって、物品収納本体が第1位置で、前面パネルが開放位置にある状態を示している。 実施例のグローブボックスの側断面図であって、物品収納本体が第1位置で、前面パネルが中間位置にある状態を示している。 実施例のグローブボックスの平断面図であって、(a)は図1のB−B断面を示し、(b)は物品収納本体が第2位置にある状態を示している。 図2のC矢視図であって、(a)はロック機構の規制状態を示し、(b)はロック機構の解除状態を示す。
符号の説明
10 インストルメントパネル
14 開口部
32 物品収納本体
34 収納空間
6 物品出入口
42 前面パネル
46 嵌合孔
50 ロック機構
52 開閉操作部
58 ロッド
60 閂棒
62 係止機構
M1 物品

Claims (2)

  1. 上部に物品出入口(36)を有する箱状に形成された物品収納本体(32)が、インストルメントパネル(10)内へ格納された第1位置と該インストルメントパネル(10)の手前側へ傾倒させて、インストルメントパネル(10)に設けられた開口部(14)を介して外方へ物品出入口(36)を臨ませる第2位置との間で回動変位可能に配設されたグローブボックスにおいて、
    前面側の壁部が他の壁部より低くなるよう切り欠き形成された前記物品収納本体(32)と、
    前記物品収納本体(32)の前面に、上下方向へスライド可能に保持された前面パネル(42)と、
    前記前面パネル(42)の前記物品収納本体(32)に対する上下方向の移動を規制し、物品収納本体(32)の第1位置において、前面パネル(42)が前記開口部(14)を塞ぐ閉成位置と、前面パネル(42)が開口部(14)を開放する開放位置と、前面パネル(42)が閉成位置と開放位置との間に位置して物品収納本体(32)における前面側の切欠部分を一部塞いで開口部(14)を開放位置より小さく開放する中間位置とに夫々保持可能で、かつ前面パネル(42)の移動規制状態を解除可能なロック機構(50)とを備え、
    前記ロック機構(50)は、前記前面パネル(42)に設けられて、該前面パネル(42)のスライド変位に際する保持部分となり、指先による開閉操作が可能な開閉操作部(52)と、この開閉操作部(52)の開閉操作に連動して上下動するロッド(58)と、このロッド(58)の上下動に応じて前記物品収納本体(32)に設けられた嵌合孔(46)に挿脱するよう変位する閂棒(60)とを備え、
    前記ロック機構(50)を解除して前記前面パネル(42)を上下方向へ移動させて前記開口部(14)を開放することで、前記物品収納本体(32)における前面側の切欠部分を介して第1位置にある物品収納本体(32)の収納空間(34)に対し物品の出し入れをなし得るよう構成した
    ことを特徴とするグローブボックス。
  2. 前記物品収納本体(32)が第1位置から回動変位するのを規制する係止機構(62)が、前記ロック機構(50)と別に設けられる請求項1記載のグローブボックス。
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