JP4502958B2 - 採血器具支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、採血器具支持装置に関する。
通常、血液を採取するには、チューブを介して、採血針から血液バッグ(採血バッグ)に血液を採取する採血器具を用いる。この採血器具としては、例えば特許文献1に記載された採血器具(採血用器具)が知られている。
この採血器具は、前記特許文献1の図1等に示されているように、採血バッグ10と、採血針152と、これらに接続されたチューブ15とを有している。チューブ15の途中には、分岐コネクタ92が設けられ、分岐コネクタ92には、チューブ91の一端が接続されている。チューブ91の他端には、血液(採血初流)を一時的に収納する初流バッグ20が接続されている。なお、ここでの符号は、特許文献1における符号である。
この採血器具を使用するときには、例えば粘着テープを用いて、採血針152側のチューブ15を供血者(ドナー)の採血部付近(例えば腕等)に貼付(固定)していた。
しかしながら、前述の固定方法のみでは、採血器具に対する固定力(支持力)が弱いため、被採血者に穿刺した採血針152が振れてしまい、この振れにより、採血が困難となる場合があった。また、例えばチューブ15、91に不本意に引張力が加わり、前記粘着テープが剥離して、採血針152が採血部から抜去してしまう可能性がある。
特開2001−17539号公報
本発明の目的は、採血器具により採血を行うときの操作性に優れた採血器具支持装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(9)の本発明により達成される。また、下記(10)〜(14)であるのが好ましい。
(1) 一端に採血針が接続された第1のチューブと、該第1のチューブの途中から分岐部を介して分岐した第2のチューブと、該第2のチューブに設けられ、血液を収容するバッグとを有する採血器具の前記バッグを支持する採血器具支持装置であって、
前記バッグが保持される保持部を有する支持台と、
前記支持台をドナーの腕を載置可能な肘掛に装着する取付部と、
前記取付部に対し前記支持台を、その下端部が鉛直下向きの姿勢をとる第1の位置と、鉛直方向に対して傾斜した姿勢をとる第2の位置とに回動可能に支持する回動機構部とを備えることを特徴とする採血器具支持装置。
(2) 前記回動機構部は、前記保持部に前記バッグを保持した状態で、前記支持台が前記第1の位置および前記第2の位置にあるときの前記支持台の姿勢を維持する姿勢維持手段を有する上記(1)に記載の採血器具支持装置。
(3) 前記取付部は、ドナーの腕を載置可能な肘掛に当接する取付部本体と、該取付部本体を前記肘掛に固定するバンドとを有する上記(1)または(2)に記載の採血器具支持装置。
(4) 前記取付部本体は、前記肘掛の裏面に取り付けられる上記(3)に記載の採血器具支持装置。
(5) 前記回動機構部は、前記支持台を前記取付部本体に対して近接した姿勢をとる第3の位置に支持する上記(4)に記載の採血器具支持装置。
(6) 前記肘掛に取り付けられた状態で、前記取付部に対し前記支持台を、鉛直方向の軸を中心として回動可能に支持する旋回機構部をさらに備える上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の採血器具支持装置。
(7) 前記保持部は、前記バッグの周縁部が挿入されるポケットを有する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の採血器具支持装置。
(8) 前記支持台は、前記第2のチューブの前記バッグとの接続部付近を固定する固定部を有する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の採血器具支持装置。
(9) 前記採血器具は、前記バッグ内に血液初流を採取するものである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の採血器具支持装置。
(10) 前記回動機構部は、前記保持部に前記バッグを保持した状態で、前記支持台を前記第1の位置および前記第2の位置に維持可能な回動抵抗を有する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の採血器具支持装置。
(11) 前記支持台が前記第3の位置にあるとき、前記支持台と前記取付部本体との間には、折り畳まれた状態の前記バンドを収納可能な収納空間が形成される上記(5)に記載の採血器具支持装置。
(12) 前記折り畳まれた状態のバンドが前記収納空間に収納された状態で、前記採血器具支持装置は、その全体形状がほぼ板状をなす上記(11)に記載の採血器具支持装置。
(13) 前記取付部は、2本の前記バンドを有しており、
前記肘掛に取り付けた状態で、前記2本のバンドは、前記肘掛の長手方向に、互いに離間して配置される上記(3)、(11)または(12)に記載の採血器具支持装置。
(14) 前記バンドは、面ファスナーを有する長尺な帯体で構成され、その表面および裏面のうちの一方の面には、前記面ファスナーの雄側が形成され、他方の面には、前記面ファスナーの雌側が形成されている上記(3)、(11)ないし(13)のいずれかに記載の採血器具支持装置。
本発明の採血器具支持装置によれば、支持台が第1の位置と第2の位置とに変位することができ、よって、当該支持台に支持されたバッグの姿勢を適宜変化させることができる。これにより、採血器具により採血を行うときの操作性が向上する。
また、バンドを有しているため、肘掛に対して採血器具支持装置を、容易かつ確実に取り付け・取り外しを行うことができる。これにより、本発明の採血器具支持装置を採血が行われる場所に搬送して、当該場所に設置することができ、よって、採血器具により採血を行うときの操作性が向上する。
以下、本発明の採血器具支持装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の採血器具支持装置(第1の位置)の第1実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す採血器具支持装置の支持台付近の拡大図、図3は、図1に示す採血器具支持装置をその裏側から見た図、図4は、本発明の採血器具支持装置(第2の位置)の第1実施形態を示す斜視図、図5は、本発明の採血器具支持装置(第3の位置)の第1実施形態を示す斜視図、図7は、図1に示す採血器具支持装置が支持する採血器具の平面図、図8は、図7に示す採血器具における封止部材の構成例を示す縦断面図、図9は、図7に示すサンプリングポートの先端部および減圧採血管を示す縦断面図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1〜図5中(図6も同様)の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1、図2および図4中、紙面手前側を「表」、紙面奥側を「裏」と言い、図3中、紙面手前側を「裏」、紙面奥側を「表」と言う。
図1に示す採血器具支持装置(以下、単に「支持装置」と言う)100は、採血器具1の初流バッグ(バッグ)20を支持するものである。
まず、支持装置100を説明する前に、採血器具1について説明する。
図7に示すように、採血器具1は、採取された血液を収納する採血バッグ10を有している。
採血バッグ10は、例えばポリ塩化ビニルのような軟質樹脂製の可撓性を有するシート材を重ね、その周縁のシール部12において、融着(熱融着、高周波融着等)または接着し、袋状としたバッグ本体11を有している。
このバッグ本体11のシール部12で囲まれる内側の部分に、採取された血液が収納される血液収納部13が形成されている。なお、採血バッグ10は、赤血球を保存する赤血球バッグとして兼用されることもあり、その場合には、血液収納部13には、最終的に濃厚赤血球が収納、保存される。
バッグ本体11の上部には、ピールタブにより開封可能に封止された2つの開口部14、14が形成され、また、一方の開口部14の側部には、排出口18が形成されている。この排出口18には、封止部材(連結部材)17を介してチューブ61の一端が接続されている。封止部材17としては、後述する封止部材93と同様の構成のものを用いることができる。
図示されていないが、チューブ61の他端側には、例えば、血漿バッグ、バフィーコートバッグ、血小板バッグ、赤血球保存液入りバッグ等の1または2以上のバッグが設けられていてもよい。すなわち、採血器具1がバッグ連結体(血液バッグシステム)を構成するようになっていてもよい。
また、本発明では、前述した封止部材17、排出口18、チューブ61が省略されていてもよい。
さらに、バッグ本体11の上部には、血液収納部13に連通するよう可撓性を有するチューブ(第1のチューブ)97の一端が接続されている。なお、以下、採血バッグ10(バッグ本体11)と分岐コネクタ92とを接続するチューブ97をチューブ15と言う。また、分岐コネクタ92と採血針151とを接続するチューブ97をチューブ94と言う。チューブ97は、チューブ15とチューブ94とにより構成されていると言うことができる。
すなわち、バッグ本体11の上部には、血液収納部13に連通するよう可撓性を有するチューブ15の一端が接続されている。
また、チューブ15の他端には、二股に分岐する分岐コネクタ(分岐部)92が設けられている。すなわち、チューブ15の他端が分岐コネクタ92の第3のポート923に接続されている。
分岐コネクタ92の第1のポート921および第2のポート922には、それぞれ、チューブ94の一端およびチューブ(第2のチューブ)91の一端が接続されている。
チューブ94の他端には、ハブ153を介して採血針151が装着(接続)されている。また、採血針151は、針体152と、針体152とチューブ94とを接続するハブ153と、針体152を被包するキャップ154とを有する。
このように、採血器具1では、分岐コネクタ92を介して、チューブ15、91、94がそれぞれ、3方向に延出している(図7参照)。
ここで、図示の分岐コネクタ92は、ト字管であるのに限定されず、例えば、Y字管、T字管や、ト字管、Y字管の向きを逆にしたもの等であってもよい。
また、分岐コネクタ92と採血バッグ10との間のチューブ15には、封止部材93が設けられている。この封止部材93は、好ましくは分岐コネクタ92の近傍に配置される。封止部材93の構成については、後に詳述する。
採血器具1は、採血針151から採取した血液を一時的に収納(収容)する(採血初流(血液初流)を採取する)バッグ(以下、「初流バッグ」と言う)20を有している。この初流バッグ20により、採血初流を確実に採取することができる。
初流バッグ20は、例えばポリ塩化ビニルのような軟質樹脂製の可撓性を有するシート材を重ね、その周縁のシール部22において、融着(熱融着、高周波融着等)または接着し、袋状としたバッグ本体21を有している。
このバッグ本体21のシール部22で囲まれる内側の部分に、収納部23が形成されている。
バッグ本体21の一方の端部(図7中左側の端部)には、収納部23に連通するよう前記チューブ91の他端が接続されている。
バッグ本体21の他方の端部(図7中右側の端部)には、収納部23に連通するよう可撓性を有するチューブ96の一端が接続され、このチューブ96の他端(端部)には、サンプリングポート(コネクタ)71が接続されている。サンプリングポート71の構成については、後に詳述する。
また、チューブ96の途中、すなわち、初流バッグとサンプリングポート71との間には、封止部材17や封止部材93とほぼ同様の構成の封止部材98が設けられている。
また、チューブ91には、クレンメ(クランプ部材)95が設けられている。これにより、初流バッグ20への血流を遮断することができ、すなわち、チューブ91を閉塞することができ、よって、血液の流路の切替を行うことができる。なお、初流バッグ20に血液を収納するときには、クレンメ95は、開放状態になっており、チューブ91の流路が開いている。
また、前述した採血バッグ10内には、予め抗凝固剤が入れられていることが好ましい。この抗凝固剤は、通常液体であり、例えば、ACD−A液、CPD液、CPDA−1液、ヘパリンナトリウム液等が挙げられる。これらの抗凝固剤の量は、予定採血量に応じた適正な量とされる。
また、採血バッグ10のシート材の構成材料としては、特に限定されず、例えば、軟質ポリ塩化ビニルまたは軟質ポリ塩化ビニルを主とする材料が好ましい。
また、初流バッグ20のバッグ本体21の構成材料としては、特に限定されず、例えば、前記採血バッグ10におけるシート材と同様のものを用いることができる。採血バッグ10におけるシート材と同様のものを用いた場合には、用意するシート材の種類が少なくなり、製造上有利である。
また、チューブ15、61、91、94、96の構成材料としては、例えば、軟質ポリ塩化ビニルまたはこれを主とする材料が好ましい。
次に、封止部材17、93および98の構成について説明する。なお、各封止部材17、93および98の構成は、ほぼ同様であるので、代表的に封止部材93を説明する。
図8に示すように、封止部材93は、例えば軟質ポリ塩化ビニルのような可撓性を有する樹脂により構成された短チューブ930と、この短チューブ930内に液密に嵌入され、中実柱状部932によりその一端が閉塞された筒体931とで構成されている。
短チューブ930の図8中上端部には、図8中上側のチューブ15の途中(一端)が液密に接続され、短チューブ930の図8中下端部には、図8中下側の分岐コネクタ92の第3のポート923が液密に接続されている。
筒体931の外周には、薄肉で脆弱な破断部933が形成されている。手指等により短チューブ930の外部から短チューブ930ごと中実柱状部932を折り曲げて破断部933を破断し、中実柱状部932を分離する。これにより、前記中実柱状部932で閉塞(遮断)されていた状態のチューブ15が開通する。
筒体931の構成材料としては、特に限定されず、例えば、硬質ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエステル等の硬質材料が挙げられる。
また、中実柱状部932の図中上方は、くさび形状をなし、その上端部(頂部)934は、幅方向の寸法が筒体931の外径より小さく、チューブ15の内径より大きい寸法とされ、中実柱状部932の破断分離後に中実柱状部932がチューブ15を閉塞しないような構成とするのが好ましい。さらに、図示のごとく、中実柱状部932の上端部934には、血液の流通を促進する溝935を設けてもよい。
次に、サンプリングポート71の構成について説明する。なお、以下の説明では、図9中の右側を「先端」、左側を「基端」と言う。
同図に示すように、サンプリングポート71は、穿刺部73と、ホルダー82とで構成されている。
穿刺部73は、先端に鋭利な針先を有する中空針84と、中空針84の基端部に固着されたハブ841と、中空針84を被包するゴム鞘842と、ハブ841が装着される管状のアダプタ88とで構成されている。
アダプタ88は、コネクタ89の基端部(端部)に接続されている。このアダプタ88を介して、中空針84とコネクタ89とが連通する。
コネクタ89は、封止部材98を介して、チューブ96に接続されている。
ホルダー82は、有底筒状をなす部材で構成されている。このホルダー82は、中空針84と同心的に、基端部821がアダプタ88に接合されている。
図9に示すように、サンプリングポート71のホルダー82には、例えば、減圧採血管(容器)85が装着(接続)される。減圧採血管85は、採血管本体86と、この採血管本体86に嵌入されているゴム栓87とで構成されている。減圧採血管85内は、真空または減圧状態になっている。
この減圧採血管85は、ホルダー82に接続されたとき、ゴム栓87が中空針84により刺通される。これにより、減圧採血管85内とコネクタ89とが連通し、当該コネクタ89からの血液の初流(採血初流)が減圧採血管85に回収される。
図1〜図4に示すように、前述の構成の採血器具1は、その初流バッグ20が支持装置100に支持された状態で用いられる。支持装置100は、支持台120と、肘掛500に取付可能な取付部110と、支持台120と取付部110とを連結する回動機構部(第1の回動機構部)130とを備えている。なお、以下では、特に断りがない限り、支持装置100が取付部110により肘掛500に取り付けられた状態(以下、この状態を「取付状態」と言う場合がある)を前提に説明する。
また、支持台120は、回動機構部130の作用により、図1(図2および図3も同様)に示す第1の位置と、図4に示す第2の位置と、図5に示す第3の位置とに回動可能(変位可能)である。
この第1の位置は、支持台120が、その下端部129が鉛直下向きとなる姿勢をとる位置である。また、第2の位置は、支持台120が、鉛直方向に対して傾斜した姿勢をとる位置である。また、第3の位置は、取付部110(取付部本体111)の裏面側に位置し、かつ取付部110に対して近接した姿勢をとる位置である。
以下、支持装置100の各部の構成について説明する。
図2(図1、図3〜図5も同様)に示すように、支持台120は、支持台本体121と、初流バッグ20が保持される保持部122と、チューブ91を固定する固定部123とを有している。
支持台本体121は、板状体で構成されたものである。
支持台本体121の表面の下側には、保持部122が一体的に形成されている。
保持部122は、両側部124aおよび124b側にそれぞれ配置された一対のポケット126aおよび126bで構成されている。ポケット126aとポケット126bとの形状は、ほぼ同一であるため、以下、ポケット126aについて代表的に説明する。
ポケット126aは、その全体形状が下方に向かって湾曲した円弧状をなしている。
また、ポケット126aには、支持台本体121の表面の内側(中心)に向かって開口する中空部(内腔部)127が形成されている。
このように形成されたポケット126aには、初流バッグ20のシール部22(周縁部)の図2中左側(図1も同様)の部分が、上側から挿入される。また、ポケット126bには、ポケット126aとほぼ同様に、初流バッグ20のシール部22(周縁部)の図2中右側(図1も同様)の部分が、上側から挿入される。
これにより、初流バッグ20を確実に保持することができる。よって、当該初流バッグ20が不本意に離脱するのが確実に防止され、採血初流を確実に貯留することができる。また、支持台120に対する初流バッグ20の位置決めがなされ、よって、採血初流の採取を安定して行うことができる。また、採血初流を採取するとき、作業者が初流バッグ20を把持する等の煩わしさをなくすことができる。
支持台本体121の表面の上部(上端部128)には、固定部123が一体的に形成されている。
この固定部123は、その横断面形状がC字状をなすものであり、内周部により、チューブ91の初流バッグ20との接続部911付近が締め付けられる(固定される)。
これにより、チューブ91が接続部911付近で折れ曲がるのが防止され、よって、チューブ91を介して採血初流が初流バッグ20に確実に流入し、採血初流を確実に貯留することができる。また、保持部122と同様に、固定部123によっても、支持台120に対する初流バッグ20の位置決めがなされ、よって、採血初流の採取を安定して行うことができる。
また、図3に示すように、支持台本体121の裏面には、板状をなす凹部125が形成されている。
また、支持台120を構成する各部位(支持台本体121、保持部122および固定部123)の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、各種金属材料や各種プラスチック等を単独または組み合わせて用いることができる。
また、保持部122および固定部123は、それぞれ、支持台本体121と一体的に形成されたものであるが、これに限定されず、例えば、支持台本体121とは別体で構成し、当該別体を支持台本体121に接合したものであってもよい。
また、保持部122および固定部123をそれぞれ、支持台本体121とは別体で構成した場合、保持部122および固定部123の構成材料は、それぞれ、支持台本体121と同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。
取付部110は、板状をなす肘掛500に取り付けられる部位である。ここで、肘掛500とは、ドナー900に対して採血を行うとき、当該ドナー900の採血される側の腕が上面501に載置されるものである。
取付部110は、取付部本体111と、取付部本体111を肘掛500に固定する2本のバンド112aおよび112bとで構成されている。
取付部本体111は、ほぼ長方形なす板状部材で構成さている。
図3に示すように、取付部本体111には、上面114から下面115に貫通するスリット状(長尺状)の孔113aおよび113bが形成されている。孔113aと、孔113bとは、取付部本体111の幅方向に沿って互いに離間している。孔113aには、バンド112aの一部が挿通され、孔113bには、バンド112bの一部が挿通されている。
このような取付部本体111は、支持装置100(取付部110)が肘掛500に取り付けられたとき、上面114が肘掛500の下面(裏面)502に当接する。
これにより、支持装置100が肘掛500に安定して取り付けられ、よって、支持装置100に支持された初流バッグ20に血液を安定かつ確実に採取することができる。
また、取付部本体111が肘掛500の上面501に露出するのが防止され、よって、肘掛500にドナー900の腕を載置しとき、当該腕に対する取付部本体111の露出による載置の妨げが確実に防止される。これにより、ドナー900の腕が肘掛500に安定して載置され、支持装置100に支持された初流バッグ20への血液の採取、すなわち、採血を確実に行うことができる。
なお、取付部本体111の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、支持台120についての説明で挙げたような材料を用いることができる。
取付部本体111に挿通される2本のバンド112aおよび112bは、それぞれ、一般にマジックテープ(登録商標)などと呼ばれる面ファスナーを有する、長尺な帯体で構成されている。バンド112aとバンド112bとは、互いにほぼ同一の構成であるため、以下、バンド112aを代表的に説明する。
バンド112aは、その表面および裏面のうちの一方の面には、面ファスナーの雄側が形成され、他方の面には、面ファスナーの雌側が形成されている。バンド112aを肘掛500に巻き付け、面ファスナーの雄側と雌側とを接合することにより、取付部110が肘掛500に装着され、固定される。
このようなバンド112a(バンド112bも同様)は、着脱操作が簡単であるという利点に加え、肘掛500の幅(大きさ)に係わらず適正な状態、特に適正な締め付け度合いで取付部110を装着することができるという利点がある。
また、バンド112aとバンド112bとは、取付部110が肘掛500に取り付けられたとき、肘掛500の長手方向に、互いに離間して配置される。これにより、取付状態が安定し、よって、採血を確実に行うことができる。
なお、バンド112a(バンド112bも同様)を肘掛500に巻き付けた状態で固定する固定手段としては、面ファスナーに限らず、例えば、スナップ、ボタン、クリップ、フック、粘着テープ、バンド112aの端部を通す枠部材等、いかなる構成のものであってもよい。
また、バンド112a(バンド112bも同様)は、面ファスナーを有する帯体で構成されたものであるのに限定されず、例えば、ループ状をなすゴム製のバンドであってもよい。
回動機構部130は、取付部110(取付部本体111)に対し支持台120を第1の位置と第2の位置と第3の位置とに回動可能に支持する機構である。
図2および図3に示すように、回動機構部130は、支持台本体121の上端部128に接合された軸131と、取付部本体111の端部に設けられ、前記軸が挿通する軸受けとで構成されている。これにより、支持台120は、軸131を中心として、取付部110(取付部本体111)に対し回動可能となる。
また、回動機構部130は、支持台120の保持部122に初流バッグ20を保持した状態(以下、この状態を「バッグ保持状態」という)で、当該支持台120が第1の位置および第2の位置に維持可能な回動抵抗を有している。
これにより、支持台120が第1の位置および第2の位置にあるときの支持台120の姿勢が確実に維持され、よって、支持台120に支持された初流バッグ20の姿勢が不本意に変化するのを確実に維持することができる。このような前記回動抵抗は、支持台120が第1の位置および第2の位置にあるときの支持台120の姿勢を維持する姿勢維持手段と言うことができる。
初流バッグ20を支持した支持台120が第1の位置にあるとき、初流バッグ20も支持台120と同様に鉛直方向に沿った姿勢が確実に維持され、よって、採血時の初流バッグ20に貯留された血液の液面の高さを容易に確認(視認)することができる。
また、初流バッグ20を支持した支持台120が第2の位置にあるとき、初流バッグ20も支持台120と同様に傾斜した姿勢が確実に維持される。これにより、血液が貯留された初流バッグ20からサンプリングポート71を介して血液を採取するときの、作業者(採取者)の作業姿勢が作業し易い姿勢となる。すなわち、作業者がかがむことなく、血液が貯留された初流バッグ20からサンプリングポート71を介して血液を採取することができる。
また、回動機構部130は、支持台120が第3の位置にあるときにも、当該支持台120が第3の位置に維持可能な回動抵抗を有しているのが好ましい。
例えば、支持台120が使用されない場合、すなわち、採血が行われない場合、当該支持台120を第3の位置に変位させる(図5参照)。これにより、支持台120が肘掛500の裏側へ収納され、よって、未使用状態の支持装置100の省スペース化に寄与する。
図5に示すように、支持台120が第3の位置にあるとき、支持台120の凹部125と取付部本体111の下面115とで囲まれた空間101が形成される。
支持台120が第3の位置にある支持装置100を肘掛500から取り外した場合、空間101には、折り畳まれた状態のバンド112aおよび112bを収納することができる。これにより、肘掛500から取り外された支持装置100を容易に搬送することができる。
ここで、「空間101」を、折り畳まれた状態のバンド112aおよび112bを収納可能な「収納空間」と言うことができる。
また、折り畳まれた状態のバンド112aおよび112bが空間101に収納された状態で、支持装置100は、その全体形状がほぼ板状をなしている。これにより、支持装置100を容易に把持することができ、よって、当該支持装置100をより容易に搬送することができる。
次に、支持装置100の使用方法、および支持装置100に支持された採血器具1の作用(採血器具1を用いた血液処理方法)の一例について説明する。
図1に示すように、支持装置100の支持台120を予め第1の位置に設定しておく。
また、この状態で、支持台120の保持部122に初流バッグ20を設置する。このとき、クレンメ95が開放状態になっており、チューブ15は、封止部材93により閉塞した(封止された)状態となっている。これにより、ドナーに採血針151を穿刺した際、チューブ94からの血液は、分岐コネクタ92の第1のポート921および第2のポート922を順次通過して、チューブ91に流入することができる。
また、この採血器具1の採血バッグ10を、それぞれ、採血針151を穿刺する部位より低い位置に設置する。
次いで、採血針151からキャップ154を取り外し(図7参照)、ドナー900の静脈(血管)に採血針151を穿刺し、採血針151が静脈を捉えていることが確認されたら、ハブ153をドナー900の穿刺部位付近に例えば粘着テープで固定する。また、これと同様に、チューブ97も穿刺部位付近に粘着テープで固定するのが好ましい。
このような操作により、採血初流(血液)は、採血針151、チューブ94、分岐コネクタ92を経て、チューブ91へ流入し、このチューブ91を流れ、初流バッグ20の収納部23に導入される。この場合、チューブ15の流路は、前述したように封止部材93で遮断されているので、血液は、チューブ94から分岐コネクタ92を経てチューブ91に流れ込む。
また、この血液の導入の際は、その前に、チューブ94、91および分岐コネクタ92内の空気が、チューブ91の他端から排出され、初流バッグ20に回収される。
これにより、チューブ94および91内の圧力や、チューブ94および91の内腔の容積は、ほぼ一定に保持され、血液細胞に対し過度の負荷がかかるのを防止することができ、よって、血液に溶血等が生じるのを防止することができる。
また、血液が、分岐コネクタ92において、封止部材93側に入り込んで残ってしまうこともない。
このようにして、血液を初流バッグ20に所定量採血(採取)した後、クレンメ95を閉じて、チューブ91の流路を閉塞状態にする(図7参照)。これにより、チューブ91が圧閉され、その流路を閉塞させる(遮断する)。
前述したように、初流バッグ20は、第1の位置にある支持台120により支持されているため、初流バッグ20も支持台120と同様に鉛直方向に沿った姿勢となっている。これにより、血液がチューブ91から初流バッグ20に確実に回収される。
また、血液がチューブ91から初流バッグ20に回収されるとき、初流バッグ20は、保持部122により確実に保持されている。これにより、血液の流入により初流バッグ20が膨張して転がったり、起き上がったりするために生じる血液への気泡の混入を、確実に防止することができる。
次いで、採血バッグ10への採血を開始する。
この場合、封止部材93の破断部933を破断して中実柱状部932を分離し、封止部材93内の流路を開通させる。この操作により、チューブ15は、一端から他端までの流路が連通(開放)する。これにより、採血された血液が、チューブ15を流れ、採血バッグ10の血液収納部13に導入される。
また、この採血バッグ10への採血と並行して、初流バッグ20内に収納されている血液を減圧採血管85内に回収(サンプリング)する。なお、このとき、図4に示すように、支持台120を第2の位置に変位させる。
初流バッグ20内の血液を回収する場合、減圧採血管85をホルダー82に挿入して、ホルダー82の最奥部まで押し込み、ホルダー82の中空針84をゴム栓87に穿刺し、貫通させる。
その後、封止部材98の破断部933を破断して中実柱状部932を分離し、封止部材98内の流路を開通させる。この操作により、チューブ96は、一端から他端までの流路が連通(開放)する。
これにより、初流バッグ20内に収納されている血液は、チューブ96を流れ、減圧採血管85内に吸引され、回収される。この減圧採血管85への血液のサンプリング終了後、減圧採血管85をホルダー82から引き抜く。
複数本の減圧採血管85へ血液のサンプリングを行う場合には、前述した操作を繰り返す。
このような減圧採血管85内への血液の回収(サンプリング)の一連の操作は、前述したように、第2の位置にある支持台120に初流バッグ20が支持された状態で行われる。これにより、初流バッグ20が作業者に面することとなり、前記一連の操作を容易かつ確実に行うことができる。
なお、前記採血バッグ10への採血において、血液を採血バッグ10に所定量採血した後、ドナー900の血管から採血針151を抜き取り、採血針151にキャップ154を装着し、必要に応じて、チューブシーラー等により、チューブ91や15を融着により封止する。その後、初流バッグ20や採血バッグ10を分離する。
これにより、採血初流の除去された採取された血液が収納された採血バッグ10が得られる。
また、この採血バッグ10に収納された(採取された)血液に遠心分離操作を行って、例えば、赤血球、バフィーコート、血漿のような複数の血液成分に分離し、分離された血液成分を、常法に従って、採血バッグ10に連結された所定の血液成分バッグへ移送する。
一方、減圧採血管85内に回収された採血初流は、例えば、血清の生化学検査、感染症ウィルス(例えば、エイズ、肝炎等)の抗体検査等の検査に用いられる。
以上説明したように、支持装置100によれば、採血器具1による採血を容易かつ確実に行うことができる、すなわち、採血器具1により採血を行うときの操作性に優れている。
<第2実施形態>
図6は、本発明の採血器具支持装置の第2実施形態を示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の採血器具支持装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、旋回機構部をさらに有すること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6に示す支持装置100Aは、旋回機構部(第2の回動機構部)140をさらに備えている。
旋回機構部140は、取付状態で、取付部110に対し支持台120を、鉛直方向の軸102を中心として回動可能に支持する機構である。
旋回機構部140は、取付部本体111の下面115側に設置された旋回機構部本体141と、旋回機構部本体141と取付部本体111とを連結する回転軸142(軸102)とを有している。
旋回機構部本体141は、取付部本体111とほぼ同様に、長方形なす板状部材で構成さている。
また、旋回機構部本体141には、その上面に垂直方向に立設した回転軸142が設置されている。この回転軸142は、取付部本体111の下面115に形成された孔(軸受け)に挿通されている。
このような構成の旋回機構部140により、支持台120が第1の位置にあるときや第2の位置にあるときに、支持台120を回転軸142を中心として回動させることができる。
これにより、ドナー900に対して採血を行う作業者の作業位置に応じて、初流バッグ20を適正な方向に向けることができ、よって、初流バッグ20に貯留された血液を容易に視認することができたり、血液が貯留された初流バッグ20からサンプリングポート71を介して血液を容易に採取することができたりする。換言すれば、支持装置100Aは、採血器具1により採血を行うときの操作性により優れたものとなる。
なお、旋回機構部140は、支持台120を無段階に回動角度を変えて停止することができるよう構成されていてもよいし、支持台120を段階的(例えば5段階)に回動角度を変えて停止することができるよう構成されていてもよい。
また、旋回機構部140を構成する各部位の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種金属材料や各種プラスチック等を単独または組み合わせて用いることができる。
以上、本発明の採血器具支持装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、採血器具支持装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
バンドの設置数は、2本であるのに限定されず、例えば、1本または3本以上であってもよい。
また、姿勢維持手段は、回動抵抗によるものであるのに限定されず、例えば、凸部と凹部との係合によるもの、凸部同士の係合によるものであってもよい。
また、支持台の表面には、初流バッグに収容された血液量を示す目盛りが付されていてもよい。
本発明の採血器具支持装置(第1の位置)の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示す採血器具支持装置の支持台付近の拡大図である。 図1に示す採血器具支持装置をその裏側から見た図である。 本発明の採血器具支持装置(第2の位置)の第1実施形態を示す斜視図である。 本発明の採血器具支持装置(第3の位置)の第1実施形態を示す斜視図である。 本発明の採血器具支持装置の第2実施形態を示す斜視図である。 図1に示す採血器具支持装置が支持する採血器具の平面図である。 図7に示す採血器具における封止部材の構成例を示す縦断面図である。 図7に示すサンプリングポートの先端部および減圧採血管を示す縦断面図である。
符号の説明
1 採血器具
10 採血バッグ
11 バッグ本体
12 シール部
13 血液収納部
14 開口部
15 チューブ
151 採血針
152 針体
153 ハブ
154 キャップ
17 封止部材
18 排出口
20 初流バッグ(バッグ)
21 バッグ本体
22 シール部
23 収納部
61 チューブ
71 サンプリングポート
73 穿刺部
82 ホルダー
821 基端部
84 中空針
841 ハブ
842 ゴム鞘
85 減圧採血管
86 採血管本体
87 ゴム栓
88 アダプタ
89 コネクタ
91 チューブ(第2のチューブ)
911 接続部
92 分岐コネクタ
921 第1のポート
922 第2のポート
923 第3のポート
93 封止部材
930 短チューブ
931 筒体
932 中実柱状部
933 破断部
934 上端部(頂部)
935 溝
94 チューブ
95 クレンメ(クランプ部材)
96 チューブ
97 チューブ(第1のチューブ)
98 封止部材
100、100A 支持装置(採血器具支持装置)
101 空間
102 軸
110 取付部
111 取付部本体
112a、112b バンド
113a、113b 孔
114 上面
115 下面
120 支持台
121 支持台本体
122 保持部
123 固定部
124a、124b 側部
125 凹部
126a、126b ポケット
127 中空部(内腔部)
128 上端部
129 下端部
130 回動機構部(第1の回動機構部)
131 軸
132 軸受け
140 旋回機構部(第2の回動機構部)
141 旋回機構部本体
142 回転軸
500 肘掛
501 上面(表面)
502 下面(裏面)
900 ドナー

Claims (9)

  1. 一端に採血針が接続された第1のチューブと、該第1のチューブの途中から分岐部を介して分岐した第2のチューブと、該第2のチューブに設けられ、血液を収容するバッグとを有する採血器具の前記バッグを支持する採血器具支持装置であって、
    前記バッグが保持される保持部を有する支持台と、
    前記支持台をドナーの腕を載置可能な肘掛に装着する取付部と、
    前記取付部に対し前記支持台を、その下端部が鉛直下向きの姿勢をとる第1の位置と、鉛直方向に対して傾斜した姿勢をとる第2の位置とに回動可能に支持する回動機構部とを備えることを特徴とする採血器具支持装置。
  2. 前記回動機構部は、前記保持部に前記バッグを保持した状態で、前記支持台が前記第1の位置および前記第2の位置にあるときの前記支持台の姿勢を維持する姿勢維持手段を有する請求項1に記載の採血器具支持装置。
  3. 前記取付部は、ドナーの腕を載置可能な肘掛に当接する取付部本体と、該取付部本体を前記肘掛に固定するバンドとを有する請求項1または2に記載の採血器具支持装置。
  4. 前記取付部本体は、前記肘掛の裏面に取り付けられる請求項3に記載の採血器具支持装置。
  5. 前記回動機構部は、前記支持台を前記取付部本体に対して近接した姿勢をとる第3の位置に支持する請求項4に記載の採血器具支持装置。
  6. 前記肘掛に取り付けられた状態で、前記取付部に対し前記支持台を、鉛直方向の軸を中心として回動可能に支持する旋回機構部をさらに備える請求項1ないし5のいずれかに記載の採血器具支持装置。
  7. 前記保持部は、前記バッグの周縁部が挿入されるポケットを有する請求項1ないし6のいずれかに記載の採血器具支持装置。
  8. 前記支持台は、前記第2のチューブの前記バッグとの接続部付近を固定する固定部を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の採血器具支持装置。
  9. 前記採血器具は、前記バッグ内に血液初流を採取するものである請求項1ないし8のいずれかに記載の採血器具支持装置。
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