JP4501823B2 - 割り込み信号制御装置、割り込み信号制御方法及び割り込み信号制御プログラム - Google Patents

割り込み信号制御装置、割り込み信号制御方法及び割り込み信号制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、割り込み信号制御装置、割り込み信号制御方法及び割り込み信号制御プログラムに関し、特に、32.768KHzの発振周波数のクロックを用いて、割り込み信号の発生周期を制御する割り込み信号制御装置、割り込み信号制御方法及び割り込み信号制御プログラムに関するものである。
従来、タイマの満了を検出するための仕組みとして、任意のタイマの値を設定し、発振周波数(f)の逆数であるクロック周期T(1/f)毎にカウンタをインクリメントし、これが上記設定した任意のタイマの値に達した際に、CPUに割り込み信号を通知し、該通知した割り込み信号が規定値に達した際に、タイマの満了を検出するという仕組みがとられていた。
しかしながら、発振周波数(f)の値によっては、目的とするタイマの値が、クロック周期T、ひいては、割り込み信号通知周期の整数倍とはならず、多少の誤差を発生させてしまい、厳密なタイマの満了を検知することが困難であった。
このようなことから、本発明より先に出願された技術文献として、第1のカウント手段でソフトウェア・タイマへ第1の設置値の回数分割り込みをかけ、次に、第2のカウント手段でソフトウェア・タイマへ第2の設定値の回数分割り込みをかける。そして、第1のカウント手段と第2のカウント手段とを切り替えて使用し、誤差を解消する回路が開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、割り込み信号を受信する制御回路1と、プロセッサクロック9と、プロセッサクロックにより歩進する周波数カウンタ2と、の割り込み間隔に応じた周波数カウント値を保持する定数レジスタ3と、前回の割り込み時の周波数カウンタの値を格納する保持レジスタ4と、定数レジスタと周波数カウンタと保持レジスタから補正値を生成する補正値生成回路5と、補正値を格納する補正値レジスタ6と、周波数カウンタと補正値レジスタから実時間を生成する実時間変換回路7と、実時間の変換結果を格納する時刻格納レジスタ8と、実時間を読み出す実時間読み出し回路11から構成し、外部からの割り込みをトリガとして補正値を生成することで実時間の誤差を少なくする時刻補正制御回路が開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平3−88010号公報 特開2005−70932号公報
しかしながら、上記特許文献1の回路では、ハードウェア構成として、4ビットカウンタを4つ使用した構成となっており、部品コストが大きくなる問題点がある。
また、上記特許文献1の回路を使用した場合には、10msec毎に割り込みが常に発生し、10msec毎にCPUが起動し、消費電力が大きくなってしまう。このため、例えば、携帯電話機などの装置に搭載されるバッテリ駆動回路に上記特許文献1の回路を適用した場合には、10msec毎にCPUが動作することになり、電力消費が増大してしまうことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ソフトウェア的な処理により割り込み信号の発生周期を制御する割り込み信号制御装置、割り込み信号制御方法及び割り込み信号制御プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる割り込み信号制御装置は、
クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントするカウンタと、
前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値になった場合に、第1の割り込み信号を発生し、前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値になった場合に、第2の割り込み信号を発生する割り込み信号発生手段と、
(前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第1のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第2のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、前記第1の割り込み信号の発生回数と、前記第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第1の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第2のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第2の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第1のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生する前記第1の割り込み信号及び前記第2の割り込み信号の発生周期を制御する制御手段と、を有する割り込み信号制御装置であって、
前記制御手段は、
前記割り込み信号制御装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを取得し、該取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定し、
前記割り込み信号発生手段は、
前記制御手段により設定されたexpire時間の値が経過した際に、前記制御手段により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生し、
前記制御手段は、
前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した場合に、アイドル状態から起動状態に遷移することを特徴とする。
本発明にかかる割り込み信号制御方法は、
カウンタと、割り込み信号発生手段と、制御手段と、を有する割り込み信号制御装置で行う割り込み信号制御方法であって、
前記カウンタは、
クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントする工程を有し、
前記割り込み信号発生手段は、
前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値になった場合に、第1の割り込み信号を発生し、前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値になった場合に、第2の割り込み信号を発生する工程を有し、
前記制御手段は、
(前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第1のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第2のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、前記第1の割り込み信号の発生回数と、前記第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第1の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第2のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第2の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第1のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生する前記第1の割り込み信号及び前記第2の割り込み信号の発生周期を制御する工程を有し、
前記制御手段は、
前記割り込み信号制御装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを取得し、該取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定し、
前記割り込み信号発生手段は、
前記制御手段により設定されたexpire時間の値が経過した際に、前記制御手段により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生し、
前記制御手段は、
前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した場合に、アイドル状態から起動状態に遷移することを特徴とする。
本発明にかかる割り込み信号制御プログラムは、
クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントするカウント処理と、
前記カウンタ処理によりカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値になった場合に、第1の割り込み信号を発生し、前記カウンタ処理によりカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値になった場合に、第2の割り込み信号を発生する割り込み信号発生処理と、
(前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタ処理によりカウントした第1のカウンタ値×前記割り込み信号発生処理が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生処理が前記第2の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタ処理によりカウントした第2のカウンタ値×前記割り込み信号発生処理が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(前記割り込み信号発生処理が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生処理が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、前記第1の割り込み信号の発生回数と、前記第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、前記割り込み信号発生処理が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第1の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第2のカウンタ値を設定し、前記割り込み信号発生処理が前記第2の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生処理が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第2の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第1のカウンタ値を設定し、前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生処理が発生する前記第1の割り込み信号及び前記第2の割り込み信号の発生周期を制御する制御処理と、を情報処理装置に実行させ、
前記制御処理は、
前記情報処理装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを取得し、該取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御処理がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を設定し、
前記割り込み信号発生処理は、
前記制御処理により設定されたexpire時間の値が経過した際に、前記制御処理により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生し、
前記制御処理は、
前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した場合に、アイドル状態から起動状態に遷移することを特徴とする。
本発明によればソフトウェア的な処理により、割り込み信号の発生周期を制御することが可能となる。
まず、図1を参照しながら、本実施形態における割り込み信号制御装置の特徴について説明する。
本実施形態における割り込み信号制御装置は、クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントし、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値までカウントして第1の割り込み信号を発生する第1の割り込み信号発生手段(4)と、クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントし、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値までカウントして第2の割り込み信号を発生する第2の割り込み信号発生手段(4)と、(第1の割り込み信号を発生するまでにカウントした第1のカウンタ値×第1の割り込み信号の発生回数+第2の割り込み信号を発生するまでにカウントした第2のカウンタ値×第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(第1の割り込み信号の発生回数+第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、第1の割り込み信号の発生回数と、第2の割り込み信号の発生回数と、を設定する設定手段(5)と、を有し、第1の割り込み信号の発生回数が、設定手段(5)により設定した第1の割り込み信号の発生回数に達したと判断した際に、第2のカウンタ値を設定し、第2の割り込み信号発生手段(4)に切り替え、第2の割り込み信号の発生回数が、設定手段(5)により設定した第2の割り込み信号の発生回数に達したと判断した際に、第1のカウンタ値を設定し、第1の割り込み信号発生手段(4)に切り替え、割り込み信号の発生周期を制御することを特徴とするものである。これにより、ソフトウェア的な処理により、割り込み信号の発生周期を制御することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態における割り込み信号制御装置について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照しながら、本実施形態における割り込み信号制御装置の構成について説明する。
本実施形態における割り込み信号制御装置は、クロック発生器(1)と、レジスタ(2)と、カウンタ(3)と、比較器(4)と、CPU(5)と、を有して構成される。
クロック発生器(1)は、32.768KHzのクロック信号をカウンタ(3)に出力するものである。
レジスタ(2)は、CPU(5)から設定される任意の設定値を格納管理するものである。
カウンタ(3)は、クロック発生器(1)が発振するクロック信号をカウントするものである。
比較器(4)は、レジスタ(2)に格納管理された設定値と、カウンタ(3)にてカウントされたカウンタ値と、を32.768KHzの1クロック信号毎に比較し、レジスタ(2)に格納管理された設定値と、カウンタ(3)にてカウントされたカウンタ値と、が一致したと判断した場合に、割り込み信号をCPU(5)に出力するものである。
CPU(5)は、本実施形態における割り込み信号制御プログラムを実行するものであり、比較器(4)から出力された割り込み信号の出力回数に応じて、任意のカウンタ値をレジスタ(2)に設定し、比較器(4)から出力される割り込み信号の出力タイミングを調節し、割り込み信号の発生周期を制御することになる。
次に、図2を参照しながら、本実施形態の割り込み信号制御装置を構成するカウンタ(3)における処理動作について説明する。なお、図2は、図1に示すカウンタ(3)での制御動作を示したものである。
本実施形態におけるカウンタ(3)は、図2に示すように、カウンタ(3)に入力されたクロック信号の立ち上がりでカウンタ値をインクリメントし、クロック発生器(1)が発振するクロック信号の発振周波数fの逆数であるクロック周期T(1/f)毎にカウント値をカウントすることになる。なお、図2では、クロック信号の立ち上がりでカウンタ値をインクリメントすることにしたが、クロック信号の立下りでカウンタ値をインクリメントするように構築することも可能である。
次に、図1、図2を参照しながら、本実施形態における割り込み信号制御装置の制御動作について説明する。
クロック発生器(1)は、発振周波数f=32.768KHzのクロック信号をカウンタ(3)に対して出力することになるため、カウンタ(3)は、図2に示すように、発振周波数f=32.768KHzの逆数であるクロック周期T(=1/f)毎にカウンタ値をインクリメントし、カウンタ値を比較器(4)に出力することになる。
比較器(4)は、カウンタ(3)からカウンタ値が入力された際に、該入力されたカウンタ値と、レジスタ(2)に設定された任意の設定値と、を比較し、カウンタ(3)から入力されたカウンタ値が、レジスタ(2)に設定されている設定値と一致したと判断した場合に、割り込み信号をCPU(5)に通知する。
CPU(5)は、比較器(4)から通知された割り込み信号を基に、レジスタ(2)に設定した任意の設定値を変更し、比較器(4)から通知される割り込み信号の発生周期を調節し、規定回数の割り込み信号が比較器(4)から通知された際に、タイマの満了と判断し、割り込み信号制御プログラムを終了することになる。
次に、図3を参照しながら、上述した制御処理について詳細に説明する。なお、図3は、クロック発生器(1)が発振するクロック信号の発振周波数fをf=32.768[KHz]クロックとし、基準周期10msecのソフトウェア・タイマを行う場合のタイマ誤差を示す図である。
クロック周期T=1/f=1/32.768[ms]=30.52[μs]であることから、このクロック周期Tで10[ms]をカウントしたときのカウンタ値は、10[ms]/30.52[μs]=327.654という計算結果から、327、328を算出することになる。
なお、327回の割り込み信号の発生に費やされる時間は、T327=T×327となる。また、328回の割り込み信号の発生に費やされる時間は、T328=T×328となる。
また、上記で算出したT327、T328と、基準周期10[ms]と、の時間差D327、D328は、図3に示すように、それぞれ以下のようになる。
D327=10[ms]−T327=10[ms]−327×T[ms]=20.75[μs]
D328=T328−10[ms]=328×T[ms]−10[ms]=9.77[μs]
この結果、D327とD328との比を確認すると、(10[ms]−D327):(D328−10[ms])=17:8となり、クロック信号を327回検出した割り込み信号を8回、クロック信号を328回検出した割り込み信号を17回検出することで、250msecの周期でタイマ誤差の発生を抑制することが可能となる。
なお、図4を参照すると、クロック信号の発振周波数fが32.768[KHz]クロックで基準周期10msecのソフトウェア・タイマを行った場合、250msecの周期でタイマ誤差が無くなることが判明する。なお、図4は、発振周波数f=32.768[KHz]クロックで10msecタイマを生成した際のタイマ誤差を補正する際の例を示す図である。
次に、図5を参照しながら、本実施形態における割り込み信号制御装置の制御動作について説明する。
まず、初期設定処理を行う(ステップS1)。なお、初期設定処理としては、現時点の32.768KHzカウンタ(3)のカウンタ値(値X)を読み出す(ステップS1A)。そして、その読み出したカウンタ値(値X)に対して基準周期10msec相当のカウンタ値328を加算し(ステップS1B)、該加算した加算値(値Y)をレジスタ(2)に設定することになる(ステップS1C)。
また、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグを0に初期化し(ステップS1D)、タイマ割り込み発生許可設定を行うことになる(ステップS1E)。
この上記の初期設定処理を行うことにより、10msecタイマ割り込み信号の発生待ち状態に移行することが可能となる(ステップS2)。
次に、比較器(4)から割り込み信号が通知された際に、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグをインクリメントし(ステップS3)、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグが17回以下か否かを判断することになる(ステップS4)。
上記判定により、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグが17回以下であると判断した場合には(ステップS4/Yes)、現在レジスタ(2)に設定されている設定値に対して328(10進数)を加算した加算値をレジスタ(2)に設定し、レジスタ(2)に設定されている設定値を更新することになる(ステップS5)。
また、上記判定により、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグが17回以下ではないと判断した場合には(ステップS4/No)、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグが25回であるか否かを判断することになる(ステップS6)。
上記判定により、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグが25回であると判断した場合には(ステップS6/Yes)、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグを0に初期化し、現在レジスタ(2)に設定されている設定値に対して328(10進数)を加算した加算値をレジスタ(2)に設定し、レジスタ(2)に設定されている設定値を更新することになる(ステップS7)。
また、上記判定により、10msecタイマ割り込み信号発生回数フラグが25回ではないと判断した場合には(ステップS6/No)、現在レジスタ(2)に設定されている設定値に対して327(10進数)を加算した加算値をレジスタ(2)に設定し、レジスタ(2)に設定されている設定値を更新することになる(ステップS8)。
このように、本実施形態における割り込み信号制御装置は、クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントし、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値までカウントして第1の割り込み信号を発生し、CPU(5)に通知する。また、クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントし、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値までカウントして第2の割り込み信号を発生し、CPU(5)に通知することになる。そして、CPU(5)は、(第1の割り込み信号を発生するまでにカウントした第1のカウンタ値×第1の割り込み信号の発生回数+第2の割り込み信号を発生するまでにカウントした第2のカウンタ値×第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(第1の割り込み信号の発生回数+第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、第1の割り込み信号の発生回数と、第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、第1の割り込み信号の発生回数が、CPU(5)により設定した第1の割り込み信号の発生回数に達したと判断した際に、CPU(5)は、第2のカウンタ値を設定し、第2の割り込み信号の発生回数が、CPU(5)により設定した第2の割り込み信号の発生回数に達したと判断した際に、第1のカウンタ値を設定し、割り込み信号の発生周期を制御することになる。これにより、ソフトウェア的な処理により、基準周期(10msec)をまたぐ前後のカウンタ値(第1のカウンタ値、第2のカウンタ値)を用いた際の、基準周期の差分の比率を考慮し、割り込み信号の発生周期を制御し、タイマの誤差を相殺させることが可能となる。
また、本実施形態における割り込み信号制御装置は、ソフトウェア的な処理により、タイマの誤差を相殺させることで、装置自体のコストを低減させることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態における割り込み信号制御装置は、装置内に設定されているタイマをCPU(5)が監視し、最も早くタイムアウトするタイマを検索取得し、該検索取得したタイマのexpire時間を基に、CPU(5)を再度起動する際のタイマ値を算出し、該算出したタイマ値をレジスタ(2)に設定し、アイドル状態に移行することを特徴とするものである。これにより、比較器(4)は、レジスタ(2)に設定されたタイマ値(カウンタ値)になるまで、割り込み信号をCPU(5)に通知することがないため、比較器(4)から周期的(10msec毎)に割り込み信号を発生させないようにすることが可能となる。
このため、本実施形態における割り込み信号制御装置を、携帯電話機などのコンピュータシステムのシステムタイマ(コンピュータ内の時刻管理に使用するタイマ)として使用し、本実施形態の割り込み信号制御装置におけるCPU制御が不要な場合には、CPU制御を停止させることで、CPU制御による消費電力を低減させ、バッテリライフを長期化させることが可能となる。以下、図6〜図10を参照しながら、第2の実施形態における割り込み信号制御装置について説明する。
なお、本実施形態における割り込み信号制御装置は、図6に示す管理テーブルをCPU(5)が保持し、システムタイマとして使用する際に、図6に示す管理テーブルにて管理する25個のインデックス値を基に、250msec周期のどの場所に位置するのかを判断することになる。
(CPUアイドル状態移行時)
まず、図7を参照しながら、CPUアイドル状態移行時の処理動作について説明する。なお、図7は、CPUアイドル状態移行時の処理動作を示すフロチャートである。
まず、CPU(5)は、装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを検索取得し、該検索取得したタイマのexpire時間を算出する(ステップS11)、その算出したexpire時間がカウンタ(3)のオーバーフロー前かオーバーフロー後かを判断する(ステップS12)。
CPU(5)は、上記算出したexpire時間がカウンタ(3)のオーバーフロー前であると判断した場合は(ステップS12/前)、上記算出したexpire時間を、図6に示す管理テーブルにて管理するインデックス値25で除算し(expire時間/25)、商(M)と、余り(N)と、を求めることになる(ステップS13)。
そして、上記で求めた商(M)と、余り(N)と、を基に、以下の(式1)にて、CPU(5)が再度起動した際に行うシステム時刻の更新処理に用いるCPU起動用タイマのexpire時間を求めることになる(ステップS14)。
CPU起動用タイマのexpire時間=8192×M+(管理テーブルのN番目の累計カウント)・・・(式1)
そして、上記(式1)にて求めたCPU起動用タイマのexpire時間の値をレジスタ(2)にセットし(ステップS15)、CPUアイドル状態に遷移することになる(ステップS16)。
また、ステップS12において、CPU(5)は、算出したexpire時間がカウンタ(3)のオーバーフロー後であると判断した場合は(ステップS12/後)、現在のシステム時刻から、カウンタ(3)がオーバーフローになるまでのタイマ値を算出し(ステップS17)、該算出したカウンタ(3)がオーバーフローになるまでのタイマ値と、ステップS11にて算出したexpire時間と、を基に、オーバーフロー後の残タイマ値を以下の(式2)から算出する(ステップS18)。
残タイマ値=expire時間−カウンタ(3)がオーバーフローになるまでのタイマ値・・・(式2)
次に、上記(式2)により算出した残タイマ値を、図6に示す管理テーブルで管理するインデックス値25で除算し(残タイマ値/25)、商(M)と、余り(N)と、を求めることになる(ステップS19)。
そして、上記で求めた商(M)と、余り(N)と、を基に、以下の(式1)にて、CPU(5)が再度起動した際に行うシステム時刻の更新処理に用いるCPU起動用タイマのexpire時間を求めることになる(ステップS20)。
CPU起動用タイマのexpire時間=8192×M+(管理テーブルのN番目の累計カウント)・・・(式1)
そして、上記(式1)にて求めたCPU起動用タイマのexpire時間の値をレジスタ(2)にセットし(ステップS15)、CPUアイドル状態に遷移することになる(ステップS16)。
このように、本実施形態における割り込み信号制御装置は、装置内に設定されているタイマをCPU(5)が監視し、最も早くタイムアウトするタイマを検索取得し、該検索取得したタイマのexpire時間を基に、CPUアイドル状態から、次回CPU起動状態に遷移する迄のCPU起動用タイマのexpire時間を求め、該求めたCPU起動用タイマのexpire時間(10msec単位)をレジスタ(2)に設定する。これにより、カウンタ(3)のオーバーフローに関わらず、レジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマのexpire時間が経過した際に、比較器(4)から割り込み信号がCPU(5)に通知され、CPU(5)が起動状態に移行することになる。
(CPU起動状態移行時)
次に、図8〜図10を参照しながら、CPU起動状態移行時の処理動作について説明する。なお、本実施形態における割り込み信号制御装置は、CPU起動状態遷移時に、次に発生する割り込み信号の発生タイミングを求め、該求めた発生タイミングを基に、システムタイマの再スタート処理を行うことになる。なお、図8は、CPU起動状態移行時の処理動作を示すフロチャートであり、図9は、割り込み要因『比較器(4)からCPU(5)に通知された割り込み信号の発生要因』がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマでない場合の処理を示す図であり、図10は、割り込み要因『比較器(4)からCPU(5)に通知された割り込み信号の発生要因』がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマである場合の処理を示す図である。
まず、CPU(5)は、割り込み要因『比較器(4)からCPU(5)に通知された割り込み信号の発生要因』がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマであるか否かを判断する(ステップS21)。
CPU(5)は、割り込み要因がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマでないと判断した場合は(ステップS21/No)、図9に示すように、CPU(5)は、CPU起動状態直後のカウンタ(3)のカウンタ値(Y)を保存する(ステップS22)。そして、その保存したカウンタ値(Y)を基に、以下の(式3)により、商(M')と、余り(N')と、を求めることになる(ステップS23)。なお、CPU起動用タイマ以外の割り込み要因としては、ペリフェラル回路(キー入力デバイス、電源監視デバイス等)からの割り込みや、電話着信、メール着信などによる無線制御部からの割り込みが挙げられる。
(Y)/8192=8192×M’+余りN’(余りN’:250msec周期のどの場所に位置するのかを示す値)・・・(式3)
次に、上記(式3)により求めた余りN’を基に、図6に示す管理テーブルから現在のインデックスN’を求め、CPU起動状態時のインデックスN'が250msec周期のどの場所に位置するのかを求めることになる。そして、その求めたインデックスN’に更新する。
次に、上記(式3)により求めた商(M')と、余り(N')と、を基に、以下の(式4)にて、CPU(5)が再度起動した際に行うシステム時刻の更新処理に用いるCPU起動用タイマのexpire時間を求め、該求めたCPU起動用タイマのexpire時間を基にレジスタ(2)を更新することになる(ステップS25)。
CPU起動用タイマのexpire時間=8192×M’+(管理テーブルのN’番目の累計カウント+N’番目のセット値)・・・(式4)
次に、上記(式3)により求めた商(M')と、余り(N')と、を基に、以下の(式5)にて、CPUアイドル時間を求め、該求めたCPUアイドル時間を基に、以下の(式6)にて、システム時刻を更新し(ステップS26)。アイドル状態に移行することになる(ステップS27)。
CPUアイドル時間=250×M'+N’(msec)・・・(式5)
システム時刻=CPUアイドル遷移直前のシステム時刻+CPUアイドル時間(msec)・・・(式6)
また、上記ステップS21において、割り込み要因がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマであると判断した場合は(ステップS21/Yes)、図10に示すように、CPUアイドル状態移行時に算出した余りNを基に、インデックスNに更新する(ステップS28)。
次に、CPUアイドル状態移行時に算出した商(M)と、余り(N)と、を基に、以下の(式1)にて、CPU(5)が再度起動した際に行うシステム時刻の更新処理に用いるCPU起動用タイマのexpire時間を求め、該求めたCPU起動用タイマのexpire時間を基にレジスタ(2)を更新することになる(ステップS29)。
CPU起動用タイマのexpire時間=8192×M+(管理テーブルのN番目の累計カウント)・・・(式1)
次に、CPUアイドル状態移行時に算出したCPUアイドル時間を基に、以下の(式7)にて、システム時刻を更新し(ステップS26)。アイドル状態に移行することになる(ステップS27)。
システム時刻=CPUアイドル遷移直前のシステム時刻+CPUアイドル状態移行時に算出したCPU起動用タイマのexpire時間・・・(式7)
このように、第2の実施形態における割り込み信号制御装置は、CPU(5)を再度起動する際のタイマ値をレジスタ(2)に設定することで、周期的(10msec毎)に比較器(4)から割り込み信号を発生させることがなく、ある別の事象(割り込み等)により、CPU(5)が起動した際に、CPU(5)が停止していた間に経過したタイマカウント値から正確な時刻を設定することが可能となるため、装置(携帯電話機などのコンピュータシステム)のシステムタイマ(コンピュータ内の時刻管理に使用するタイマ)として使用することが可能となる。
また、本実施形態における割り込み信号制御装置は、周期的(10msec毎)に比較器(4)から割り込み信号を発生させることがないため、CPU(5)の起動を低減させ、装置(携帯電話機などのコンピュータシステム)のバッテリライフを長期化させることが可能となる。
また、CPU(5)が長時間アイドル状態に移行していた場合でも、CPU起動時に32.768KHzのカウンタ値から、32.768KHzクロック誤差を解消した正確なシステムタイマを設定することが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、上述した本実施形態の割り込み信号制御装置における処理動作は、ハード構成ではなく、コンピュータプログラム等のソフトウェアにより実行することも可能であり、また、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録し、その記録媒体からプログラムを割り込み信号制御装置に読み込ませることで、上述した処理動作を割り込み信号制御装置において実行させることも可能である。また、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からプログラムを割り込み信号制御装置に読み込ませることで、上述した処理動作を割り込み信号制御装置において実行させることも可能である。
本実施形態における割り込み信号制御装置、割り込み信号制御方法及び割り込み信号制御プログラムは、32.768KHzの発振周波数のクロックを用いて、割り込み信号の発生周期を制御する制御装置に好適である。
本実施形態における割り込み信号制御装置の構成を示す図である。 本実施形態におけるカウンタ(3)におけるタイマカウンタの制御動作を説明するための図である。 発振周波数f=32.768[KHz]クロックで10msecタイマを生成した際のタイマ誤差を説明するための図である。 発振周波数f=32.768[KHz]クロックで10msecタイマを生成した際のタイマ誤差を補正する際の動作を説明するための図である。 本実施形態における割り込み信号制御装置の制御動作を説明するための図である。 発振周波数f=32.768[KHz]クロックで10msecタイマを生成した際のタイマ誤差を補正する際に使用する管理テーブルの構成を示す図である。 CPUアイドル状態移行時の処理動作を示すフロチャートである。 CPU起動状態移行時の処理動作を示すフロチャートである。 割り込み要因『比較器(4)からCPU(5)に通知された割り込み信号の発生要因』がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマでない場合の処理を示す図である。 割り込み要因『比較器(4)からCPU(5)に通知された割り込み信号の発生要因』がCPUアイドル状態移行時にレジスタ(2)に設定したCPU起動用タイマである場合の処理を示す図である。
符号の説明
1 クロック発生器
2 レジスタ
3 カウンタ
4 比較器
5 CPU

Claims (10)

  1. クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントするカウンタと、
    前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値になった場合に、第1の割り込み信号を発生し、前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値になった場合に、第2の割り込み信号を発生する割り込み信号発生手段と、
    前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第1のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第2のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、前記第1の割り込み信号の発生回数と、前記第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第1の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第2のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第2の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第1のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生する前記第1の割り込み信号及び前記第2の割り込み信号の発生周期を制御する制御手段と、を有する割り込み信号制御装置であって、
    前記制御手段は、
    前記割り込み信号制御装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを取得し、該取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定し、
    前記割り込み信号発生手段は、
    前記制御手段により設定されたexpire時間の値が経過した際に、前記制御手段により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生し、
    前記制御手段は、
    前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した場合に、アイドル状態から起動状態に遷移することを特徴とする割り込み信号制御装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタのオーバーフロー前であるか前記カウンタのオーバーフロー後であるかを判定し、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタのオーバーフロー前である場合は、前記取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタのオーバーフロー後である場合は、前記カウンタがオーバーフローになるまでのタイマ値を算出し、前記取得したタイマのexpire時間から前記算出したタイマ値を減算し、オーバーフロー後の残タイマ値を算出し、該算出したオーバーフロー後の残タイマ値を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出することを特徴とする請求項1記載の割り込み信号制御装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記起動状態に遷移した場合に、前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した要因が、前記制御手段が前記割り込み信号発生手段に設定したexpire時間の値であるか否かを判定し、
    前記要因が、前記expire時間の値でない場合は、前記起動状態に遷移した直後の前記カウンタのカウンタ値を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定し、
    前記要因が、前記expire時間の値である場合は、前記expire時間の値を算出した時に使用したexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定することを特徴とする請求項1または2記載の割り込み信号制御装置。
  4. 前記制御手段により設定されたexpire時間の値は、カウンタ値であり、
    前記割り込み信号発生手段は、
    前記カウンタでカウントしたカウント値が、前記制御手段により設定されたexpire時間の値となるカウンタ値になった場合に、前記制御手段により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の割り込み信号制御装置。
  5. カウンタと、割り込み信号発生手段と、制御手段と、を有する割り込み信号制御装置で行う割り込み信号制御方法であって、
    前記カウンタは、
    クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントする工程を有し、
    前記割り込み信号発生手段は、
    前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値になった場合に、第1の割り込み信号を発生し、前記カウンタでカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値になった場合に、第2の割り込み信号を発生する工程を有し、
    前記制御手段は、
    前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第1のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタでカウントした第2のカウンタ値×前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、前記第1の割り込み信号の発生回数と、前記第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第1の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第2のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第2の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第2の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第1のカウンタ値を前記割り込み信号発生手段に設定し、前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生手段が発生する前記第1の割り込み信号及び前記第2の割り込み信号の発生周期を制御する工程を有し、
    前記制御手段は、
    前記割り込み信号制御装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを取得し、該取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定し、
    前記割り込み信号発生手段は、
    前記制御手段により設定されたexpire時間の値が経過した際に、前記制御手段により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生し、
    前記制御手段は、
    前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した場合に、アイドル状態から起動状態に遷移することを特徴とする割り込み信号制御方法。
  6. 前記制御手段は、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタのオーバーフロー前であるか前記カウンタのオーバーフロー後であるかを判定し、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタのオーバーフロー前である場合は、前記取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタのオーバーフロー後である場合は、前記カウンタがオーバーフローになるまでのタイマ値を算出し、前記取得したタイマのexpire時間から前記算出したタイマ値を減算し、オーバーフロー後の残タイマ値を算出し、該算出したオーバーフロー後の残タイマ値を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出することを特徴とする請求項5記載の割り込み信号制御方法。
  7. 前記制御手段は、
    前記起動状態に遷移した場合に、前記割り込み信号発生手段が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した要因が、前記制御手段が前記割り込み信号発生手段に設定したexpire時間の値であるか否かを判定し、
    前記要因が、前記expire時間の値でない場合は、前記起動状態に遷移した直後の前記カウンタのカウンタ値を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定し、
    前記要因が、前記expire時間の値である場合は、前記expire時間の値を算出した時に使用したexpire時間を基に、前記制御手段がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を前記割り込み信号発生手段に設定することを特徴とする請求項5または6記載の割り込み信号制御方法。
  8. クロック信号の発振周波数の逆数であるクロック周期毎にカウントするカウント処理と、
    前記カウンタ処理によりカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超した第1のカウンタ値になった場合に、第1の割り込み信号を発生し、前記カウンタ処理によりカウントしたカウント値が、予め定めた基準周期を1クロック分超さない第2のカウンタ値になった場合に、第2の割り込み信号を発生する割り込み信号発生処理と、
    前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタ処理によりカウントした第1のカウンタ値×前記割り込み信号発生処理が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生処理が前記第2の割り込み信号を発生するまでに前記カウンタ処理によりカウントした第2のカウンタ値×前記割り込み信号発生処理が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)=(基準周期の任意倍数(前記割り込み信号発生処理が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数+前記割り込み信号発生処理が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数)の周期に一致するカウンタ値)の関係となるように、前記第1の割り込み信号の発生回数と、前記第2の割り込み信号の発生回数と、を設定し、前記割り込み信号発生処理が発生した前記第1の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第1の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第2のカウンタ値を設定し、前記割り込み信号発生処理が前記第2の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生処理が発生した前記第2の割り込み信号の発生回数が、前記設定した前記第2の割り込み信号の発生回数に達した場合に、前記第1のカウンタ値を設定し、前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号を発生するように切り替え、前記割り込み信号発生処理が発生する前記第1の割り込み信号及び前記第2の割り込み信号の発生周期を制御する制御処理と、を情報処理装置に実行させ、
    前記制御処理は、
    前記情報処理装置内に設定されているタイマを監視し、最も早くタイムアウトするタイマを取得し、該取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御処理がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を設定し、
    前記割り込み信号発生処理は、
    前記制御処理により設定されたexpire時間の値が経過した際に、前記制御処理により設定された前記第1のカウンタ値または前記第2のカウンタ値に応じて前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生し、
    前記制御処理は、
    前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した場合に、アイドル状態から起動状態に遷移することを特徴とする割り込み信号制御プログラム。
  9. 前記制御処理は、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタ処理のオーバーフロー前であるか前記カウンタ処理のオーバーフロー後であるかを判定し、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタ処理のオーバーフロー前である場合は、前記取得したタイマのexpire時間を基に、前記制御処理がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、
    前記取得したタイマのexpire時間が、前記カウンタ処理のオーバーフロー後である場合は、前記カウンタ処理がオーバーフローになるまでのタイマ値を算出し、前記取得したタイマのexpire時間から前記算出したタイマ値を減算し、オーバーフロー後の残タイマ値を算出し、該算出したオーバーフロー後の残タイマ値を基に、前記制御処理がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出することを特徴とする請求項8記載の割り込み信号制御プログラム。
  10. 前記制御処理は、
    前記起動状態に遷移した場合に、前記割り込み信号発生処理が前記第1の割り込み信号または前記第2の割り込み信号を発生した要因が、前記制御処理が設定したexpire時間の値であるか否かを判定し、
    前記要因が、前記expire時間の値でない場合は、前記起動状態に遷移した直後の前記カウンタ処理のカウンタ値を基に、前記制御処理がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を設定し、
    前記要因が、前記expire時間の値である場合は、前記expire時間の値を算出した時に使用したexpire時間を基に、前記制御処理がアイドル状態から起動状態に遷移する迄のexpire時間の値を算出し、該算出したexpire時間の値を設定することを特徴とする請求項8または9記載の割り込み信号制御プログラム。
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