JP4501277B2 - 車両の側部開閉体支持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の側部開口を開閉自在に覆うフロントドア(詳しくはフロントサイドドア)と、このドアの前端部を車体に開閉自在に支持するドアヒンジとを備えたような車両の側部開閉体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両の側部開閉体支持構造としては、例えば図10に示す如き構造がある。
すなわち、ドアインナパネル81とドアアウタパネル82とから成るフロントドア83(側部開閉体)を設け、このフロントドア83で車両の側部開口(つまり前席用乗降口)を開閉自在に覆うように構成する一方、上述の側部開口の前部にはピラーインナ84とピラーアウタ85とから成るヒンジピラー86を設け、上述のフロントドア83をドアヒンジ87を介してヒンジピラー86に枢着したものである。
【0003】
上述のドアヒンジ87はヒンジピラー86におけるピラーアウタ85に対してボルト88、ナット89を用いて固定されたフィメールヒンジ部90(ボディ側ヒンジ部材)と、フロントドア83におけるドアインナパネルら81に対してボルト91、ナット92を用いて固定されたメールヒンジ部93(ドア側ヒンジ部材)と、これら両ヒンジ部90,93を枢支するヒンジピン94とを備え、フロントドア83を車体に開閉可能に支持するものである。
【0004】
また上述のヒンジピラー86の車外側はフロントフェンダパネル95で覆われ、ヒンジピラー86の車内側およびドアインナパネル81の車内側はそれぞれトリム部材96,97(詳しくはヒンジピラートリムとドアトリム)で覆われると共に、ヒンジピラー86の後部接合部位にはシール部材としてのウエザストリップ98が取付けられている。
【0005】
このように構成された従来の車両の側部開閉体支持構造において、ブレーキ性能の維持を図る目的でフロントフェンダパネル95内方部の空気を外部(車外)に抜くためのエアアウトレット(空気の出口)は一般に上記フロントフェンダパネル95に設けられるのが常である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車両のデザインその他の関係によりオーバハング(前車輪のタイヤ中心からバンパ先端までの直線長さ)を短くしたショートオーバハングと成す場合やタイヤを大径にする場合には、上述のフロントフェンダパネル95にエアアウトレットを形成することが、スペース的に困難となる。
【0007】
そこで、フロントフェンダパネル95とフロントドア83との間にエアアウトレットを形成することが考えられるが、この場合にはエアアウトレットを構成するエアアウトレット部材がドアヒンジ87に干渉する問題点があった。
【0008】
一方、特開平10−7020号公報には、フロントピラーとフロントドアとの間にヒンジ機構を設け、このヒンジ機構でフロントドアを車体に開閉自在に支持した一般的なヒンジ機構が開示されている。この構造を備えた車両においてショートオーバハングまたは大径タイヤの車両を構成し、上述のアウトレットを構成する際にも、前述同様の問題点が発生する。
【0009】
この発明は、ドアヒンジの一部がフロントドア外面と連続して車外面を形成すると共に、ドアヒンジの一部がフロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙(エアアウトレット)の一部を覆うように構成することで、ショートオーバハングのデザイン(フロントドアとフロントフェンダパネルとエアアウトレットの間のデザイン)とフロントドア用のドアヒンジのレイアウトとの両立を図りつつ、エアアウトレットを確保することができる車両の側部開閉体構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両の側部開閉体支持構造は、車両の側部開口を開閉自在に覆うフロントドアの前端部と、上記側部開口の前部に設けられたヒンジピラーとの間に取付けられて上記フロントドアを車体に支持するドアヒンジを備えてなる車両の側部開閉体支持構造であって、上記ドアヒンジの一部が上記フロントドア外面と連続して車外面を形成すると共に、上記ヒンジピラーの車外側を覆うフロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙の一部を覆うように構成されたものである。
上記構成の車両の側部開口は、前席用の乗降口に設定することができる。
【0011】
上記構成によれば、ドアヒンジの一部がフロントドア外面と連続して車外面を形成し、かつドアヒンジの一部がフロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙(つまりエアアウトレット)の一部を覆うので、ショートオーバハングの車両デザイン(フロントドアとフロントフェンダパネルとエアアウトレットの間のデザイン)とフロントドア用のドアヒンジのレイアウトとの両立を図りつつ、エアアウトレットを確保することができる。
またドアヒンジとエアアウトレット部材との一体化が可能となって、部品点数の削減を図ることができる。
【0012】
この発明の一実施態様においては、上記ドアヒンジは、上記ヒンジピラーに取付けられたフィメールヒンジ部と、上記フロントドアに取付けられたメールヒンジ部とが枢着されて構成され、上記メールヒンジ部が上記フロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙の一部を覆うように構成されたものである。
【0013】
上記構成によれば、メールヒンジ部が上記間隙の一部を覆うので、上述の車両デザインとフロントドア用のドアヒンジのレイアウトとの両立を図りつつ、エアアウトレットを確保することができ、またドアヒンジにおけるメールヒンジ部とエアアウトレット部材との一体化が可能となって、部品点数の削減を図ることができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記フロントフェンダパネルと上記フロントドアとの間にはエアアウトレット部材が設けられると共に、上記ドアヒンジの一部がエアアウトレット部材の開口を形成するガーニッシュ部として形成されたものである。
上記構成によれば、ドアヒンジの一部を上述のガーニッシュ部として形成したので、ドアヒンジとガーニッシュ部とを兼用一体化することができる。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記エアアウトレット部材はフロントドアを上記フロントフェンダパネルに対して車室内側方向に凹設して形成された凹部に設けられ、上記ドアヒンジの一部で該凹部を覆って成るものである。
上記構成によれば、上述の凹部にエアアウトレット部材を設けたので、エアの流れが良好となり、しかもエアアウトレット部材の凹部への配置によりデザイン性が向上する。
【0016】
この発明の一実施態様においては、上記ガーニッシュ部は上記間隙から放出される空気を導く斜面を備えたものである。
上記構成によれば、フロントフェンダパネル内からの空気はガーニッシュ部の斜面に沿って車外へ放出されるので、エアの流れがより一層良好となる。
【0017】
この発明の一実施態様においては、上記メールヒンジ部とエアアウトレット部材とガーニッシュ部とが金属部材で一体的に形成されたものである。
上記構成によれば、金属部材にてメールヒンジ部とエアアウトレット部材とそのガーニッシュ部とを一体化することができるので、部品点数および組付け工数の削減を図ることができるのは勿論、充分なドア支持剛性を確保することができる。
【0018】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の側部開閉体支持構造を示し、図1は車両の全体斜視図、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3は図1のB−B線矢視断面図であって、ドアインナパネル1とドアアウタパネル2とから成るフロントドア(詳しくはフロントサイドドア)3を設け、このフロントドア3(側部開閉体)で車両の側部開口つまり前席用の乗降口4を開閉自在に覆うように構成している。
【0019】
一方、上述の乗降口4の前部には図2、図3に示すようにピラーインナ5とピラーアウタ6とを有して、上下方向に延びるピラー閉断面7を備えた車体剛性部材としてのヒンジピラー8を設け、このヒンジピラー8の後部接合部位にはシール部材としてのウエザストリップ9を取付けると共に、ヒンジピラー8とドアインナパネル1との車内側にはそれぞれトリム部材10,11(詳しくはヒンジピラートリムとドアトリム)を取付けて、上述のウエザストリップ9によりヒンジピラー8とフロントドア3との間をシールすると共に、ウエザストリップ9のリップ部9aによりピラーインナ5とトリム部材10との間をシールしている。
【0020】
上述のフロントドア3はドアヒンジ12を介して車体としてのヒンジピラー8に開閉可能に支持されるが、このドアヒンジ12はボルト13、ナット14を用いてピラーアウタ6に固定されたフィメールヒンジ部15(ボディ側ヒンジ部材)と、エアアウトレット部材16を一体的に形成したメールヒンジ部17(ドア側ヒンジ部材)と、両ヒンジ部15,17を枢着するヒンジピン18とを備えている。
【0021】
上述のヒンジピラー8の車外側を覆うフロントフェンダパネル19を設け、このフロントフェンダパネル19の後端とフロントドア3の前端との間には間隙10つまりエアアウトレット(空気出口)を形成している。
【0022】
ここで、上述のエアアウトレット部材16の構造について更に詳述すると、このエアアウトレット部材16は図2、図3に示すようにフロントドア3におけるドアアウタパネル2の前部をフロントフェンダパネル19に対して車室内側方向つまり車幅方向内方に凹設して形成された凹部2aに固定されたもので、その具体的構成は図4に示す通りである。
【0023】
すなわち、このエアアウトレット部材16は、フロントドア3外面としてのドアアウタパネル2と略面一状に連続して車外面を形成するエアアウトレット部材本体16a(以下単に本体と略記する)と、この本体16aに斜面部16bを介して車室内側方向に向けて一体形成された複数かつ凹状のガーニッシュ部16c(garnish、飾り部)とがアルミニウムまたはアルミ合金等の金属部材にて一体的に形成されたものであって、上述の複数のガーニッシュ部16c…の上下両位置における本体16aの内面側(車内面側)には前述のメールヒンジ部17,17が一体的に接合固定されている。換言すれば、メールヒンジ部17を有するエアアウトレット部材16の全体をドアヒンジ12のメールヒンジとして兼用すべく構成したものである。
【0024】
上述のガーニッシュ部16cはフロントフェンダパネル19内からの空気を車外へ放出するための開口16d(図3参照)を形成するものであり、また上述の斜面部16bはその前端が車幅方向内方に位置し、その後端が車幅方向外方に位置して、この傾斜によりエアアウトレットとしての間隙20および開口16dから車外へ放出される空気を図3に矢印で示す如く案内するものである。
【0025】
このように上述のメールヒンジ部17,17が一体化されたエアアウトレット部材16は上記凹部2aに強固に固定されて、このエアアウトレット部材16でフロントフェンダパネル19とフロントドア3との間の間隙20の一部を覆うように構成している。
【0026】
ところで、上述の各メールヒンジ部17,17は図4から明らかなようにコの字状に形成されており、このコの字状のメールヒンジ部17,17の上下両片部にはヒンジピン18のを挿通させるためのピン孔17aがそれぞれ形成されている。
【0027】
また前述のフィメールヒンジ部15は図4に示す如くピラーアウタ6に対する取付け部15aと、メールヒンジ部17の上下両片部に対する枢着支持部15b,15bとを備え、この枢着支持部15b,15bにはヒンジピン18を挿通させるためのピン孔15c,15cがそれぞれ形成されている。
【0028】
而して、メールヒンジ部17の上下両片部にフィメールヒンジ部15の枢着支持部15b,15bを装着させ、各ピン孔15c,17a,17a,15cを上下方向に一致させた後に、この一致する各ピン孔15c,17aにヒンジピン18を取付けて、ボディとしてのヒンジピラー8に対してドアヒンジ12を介してフロントドア3を開閉自在に支持させたものである。
【0029】
このように図1〜図4で示した実施例の車両の側部開閉体支持構造は、車両の側部開口(乗降口4参照)を開閉自在に覆うフロントドア3の前端部と、上記側部開口(乗降口4参照)の前部に設けられたヒンジピラー8との間に取付けられて上記フロントドア3を車体(ヒンジピラー8参照)に支持するドアヒンジ12を備えてなる車両の側部開閉体支持構造であって、上記ドアヒンジ12の一部(メールヒンジ部17参照)が上記フロントドア3外面(つまりドアアウタパネル2の外面)と連続して車外面を形成すると共に、上記ヒンジピラー8の車外側を覆うフロントフェンダパネル19とフロントドア3との間の間隙20の一部を覆うように構成されたものである。
この構成によれば、ドアヒンジ12の一部(メールヒンジ部17参照)がフロントドア3外面と連続して車外面を形成し、かつドアヒンジ12の一部がフロントフェンダパネル19とフロントドア3との間の間隙20(つまりエアアウトレット)の一部を覆うので、ショートオーバハングの車両デザイン(フロントドア3とフロントフェンダパネル19とエアアウトレット20の間のデザイン)とフロントドア3用のドアヒンジ12のレイアウトとの両立を図りつつ、エアアウトレットを確保することができる。
またドアヒンジ12とエアアウトレット部材16との一体化が可能となって、部品点数の削減を図ることができる。
【0030】
さらに、上記ドアヒンジ12は、上記ヒンジピラー8に取付けられたフィメールヒンジ部15と、上記フロントドア3に取付けられたメールヒンジ部17とがヒンジピン18にて枢着されて構成され、上記メールヒンジ部17が上記フロントフェンダパネル19とフロントドア3との間の間隙20の一部を覆うように構成されたものである。
【0031】
この構成によれば、メールヒンジ部17が上記間隙20の一部を覆うので、車外方からのドアヒンジ12の目視を不可とすることができて、上述の車両デザインとフロントドア3用のドアヒンジ12のレイアウトとの両立を図りつつ、エアアウトレットを確保することができ、またドアヒンジ12におけるメールヒンジ部17とエアアウトレット部材16との一体化が可能となって、部品点数の削減を図ることができる。
【0032】
加えて、上記フロントフェンダパネル19と上記フロントドア3との間にはエアアウトレット部材16が設けられると共に、上記ドアヒンジ12の一部(メールヒンジ部17参照)がエアアウトレット部材16の開口16dを形成するガーニッシュ部16cとして形成されたものである。
この構成によれば、ドアヒンジ12の一部(メールヒンジ部17参照)を上述のガーニッシュ部16cとして形成したので、ドアヒンジ12とガーニッシュ部16cとを兼用一体化することができる。
【0033】
しかも、上記エアアウトレット部材16はフロントドア3を上記フロントフェンダパネル19に対して車室内側方向に凹設して形成された凹部2aに設けられ、上記ドアヒンジ12の一部(メールヒンジ部17参照)で該凹部2aを覆って成るものである。
この構成によれば、上述の凹部2aにエアアウトレット部材16を設けたので、図3に矢印で示すようにフロントフェンダパネル19内から車外へ流動するエアの流れが良好となり、また、エアアウトレット部材16の凹部2aへの配置により、その本体16aがドアアウタパネル2の外面と略面一状になり、かつエアアウトレット部材16にてドアヒンジ12が車外から目視不可となるので、デザイン性が向上する。
【0034】
さらに、上記ガーニッシュ部16cは上記間隙20から放出される空気を導く斜面(斜面部16b参照)を備えたものである。
この構成によれば、フロントフェンダパネル19内からの空気はガーニッシュ部16cの斜面(斜面部16b参照)に沿って車外へ放出されるので、エアの流れが図3に矢印で示す如くより一層良好となる。
【0035】
また、上記メールヒンジ部17とエアアウトレット部材16とガーニッシュ部16cとが金属部材で一体的に形成されたものである。
この構成によれば、金属部材にてメールヒンジ部17とエアアウトレット部材16とそのガーニッシュ部16cとを一体化することができるので、部品点数および組付け工数の削減を図ることができるのは勿論、充分なフロントドア3の支持剛性を確保することができる。
【0036】
図5、図6、図7は車両の側部開閉体支持構造の他の実施例を示し、図4で示した先の実施例においてはエアアウトレット部材16の本体16aに車室内側方向(車幅方向内方)に向けて一体形成された凹状のガーニッシュ部16cを合計6つもうけたが、このガーニッシュ部16cは図5に示す如く3つでもよく、図6に示す如く2つでもよく、或は図7に示す如く1つでもよく、さらには上記数量以外の複数であってもよい。
【0037】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図5、図6、図7において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0038】
図8、図9は車両の側部開閉体支持構造のさらに他の実施例を示す。ここで、図8は図1のA−A線矢視に相当する断面図であり、図9は図1のB−B線矢視に相当する断面図である。
【0039】
図1〜図4で示した先の実施例においてはフロントフェンダパネル19として合成樹脂製のパネル(いわゆる樹脂フェンダ)を用いたが、この図8、図9に示す実施例においてはフロントフェンダパネル21として鋼板等の金属製のパネルを用いている。
【0040】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図8、図9において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0041】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車両の側部開口は、実施例の前席用の乗降口4に対応し、
以下同様に、
フロントドアを支持する車体は、ヒンジピラー8に対応し、
車外面を形成するドアヒンジの一部は、メールヒンジ部17に対応し、
斜面は、斜面部16bに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】
この発明によれば、ドアヒンジの一部がフロントドア外面と連続して車外面を形成すると共に、ドアヒンジの一部がフロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙(エアアウトレット)の一部を覆うように構成することで、ショートオーバハングのデザイン(フロントドアとフロントフェンダパネルとエアアウトレットの間のデザイン)とフロントドア用のドアヒンジのレイアウトとの両立を図りつつ、エアアウトレットを確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の側部開閉体支持構造を備えた車両の斜視図。
【図2】 図1のA−A線矢視断面図。
【図3】 図1のB−B線矢視断面図。
【図4】 エアアウトレット部材およびフィメールヒンジ部の分解斜視図。
【図5】 エアアウトレット部材の他の実施例を示す斜視図。
【図6】 エアアウトレット部材のさらに他の実施例を示す斜視図。
【図7】 エアアウトレット部材のさらに他の実施例を示す斜視図。
【図8】 本発明の側部開閉体支持構造の他の実施例を示すA−A線矢視相当の断面図。
【図9】 本発明の側部開閉体支持構造の他の実施例を示すB−B線矢視相当の断面図。
【図10】 従来の車両の側部開閉体支持構造を示す断面図。
【符号の説明】
2a…凹部
3…フロントドア
4…乗降口(側部開口)
8…ヒンジピラー
12…ドアヒンジ
15…フィメールヒンジ部
16…エアアウトレット部材
16b…斜面部
16c…ガーニッシュ部
16d…開口
17…メールヒンジ部
19,21…フロントフェンダパネル
20…間隙(エアアウトレット)
Claims (6)
- 車両の側部開口を開閉自在に覆うフロントドアの前端部と、上記側部開口の前部に設けられたヒンジピラーとの間に取付けられて上記フロントドアを車体に支持するドアヒンジを備えてなる車両の側部開閉体支持構造であって、
上記ドアヒンジの一部が上記フロントドア外面と連続して車外面を形成すると共に、
上記ヒンジピラーの車外側を覆うフロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙の一部を覆うように構成された
車両の側部開閉体支持構造。 - 上記ドアヒンジは、上記ヒンジピラーに取付けられたフィメールヒンジ部と、上記フロントドアに取付けられたメールヒンジ部とが枢着されて構成され、
上記メールヒンジ部が上記フロントフェンダパネルとフロントドアとの間の間隙の一部を覆うように構成された
請求項1記載の車両の側部開閉体支持構造。 - 上記フロントフェンダパネルと上記フロントドアとの間にはエアアウトレット部材が設けられると共に、上記ドアヒンジの一部がエアアウトレット部材の開口を形成するガーニッシュ部として形成された
請求項1または2記載の車両の側部開閉体構造。 - 上記エアアウトレット部材はフロントドアを上記フロントフェンダパネルに対して車室内側方向に凹設して形成された凹部に設けられ、
上記ドアヒンジの一部で該凹部を覆って成る
請求項3記載の車両の側部開閉体構造。 - 上記ガーニッシュ部は上記間隙から放出される空気を導く斜面を備えた
請求項3または4記載の車両の側部開閉体支持構造。 - 上記メールヒンジ部とエアアウトレット部材とガーニッシュ部とが金属部材で一体的に形成された
請求項2,3,4または5記載の車両の側部開閉体支持構造。
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