JP4499242B2 - 車両用自動変速機の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機を切り換え操作するための操作手段を備えた車両用自動変速機の操作装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
自動変速機を搭載した自動車において、その自動変速機を切り換え操作するための操作手段としては、従来では、運転席横のフロアや、ステアリングコラム部分に突出させた形態で設けられたレバ−タイプのものが一般的である。
【0003】
しかしながら、上記した従来構成では、自動変速機操作用の操作手段がいずれもレバータイプであるため、その突出量が大きく、邪魔になりやすいという欠点があった。
【0004】
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、自動変速機操作用の操作手段の突出量を小さくでき、これに伴い運転席周りの空間を広くすることを可能とする車両用自動変速機の操作装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、エンジンの始動及び停止の制御を行うための操作部材の外周部に、自動変速機を切り換え操作するためのシフトダイヤルを回動可能に設け、前記シフトダイヤルは、軸方向への移動が可能で、パーキング位置以外のシフト位置では前方へ突出する突出位置に位置され、前記操作部材の操作部部分を囲む構成であることを特徴としている。
【0006】
上記した手段によれば、自動変速機操作用の操作手段はシフトダイヤルであり、このシフトダイヤルを、操作部材の外周部に回動可能に設けた構成としているから、レバータイプのものとは違い、操作手段の突出量を小さくでき、邪魔になりにくくできる。
【0008】
また、上記した手段によれば、車両の走行時には、シフトダイヤルは、パーキング位置以外のシフト位置にあり、突出位置に位置される。シフトダイヤルが突出位置にある状態では、操作部材の操作部部分がそのシフトダイヤルの前部により囲まれるようになるので、操作部材が不用意に操作されることを、そのシフトダイヤルにより極力防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
まず、図1ないし図3において、ボデー1は、円筒状をなしていて、後端部 (図1において右側)がベース2にねじ3により固定され、そのベース2を介して自動車の図示しない運転席の近傍に取り付けられる。ボデー1内の前部(図1において左側)には、エンジンの始動及び停止の制御を行うための操作部材を構成するキーシリンダ4が配設されている。このキーシリンダ4は、ロータケース5内にキーロータ6を回動可能に収容した構成のもので、キーロータ6に形成された軸方向に延びるキー挿入孔7に挿入されたキー8の回動操作により、キーロータ6がロータケース5に対して回動される構成となっている。従ってこの場合、キー8の摘み部8aが、操作部材の操作部を構成している。
【0010】
ボデー1内において、上記キーシリンダ4の後方には、スイッチユニット9が配設されている。このスイッチユニット9のケース10は、外周部に設けられた2個の弾性係合爪11を、ボデー1の周壁部に形成された係合孔12に係合させることにより、ボデー1に固定されている。ケース10の内部には、軸方向の中間部に位置させて両面基板13が設けられ、また、ケース10の前部には、イグニッションスイッチ用の第1のコンタクトホルダ14がケース10に対して回動可能に設けられている。
【0011】
第1のコンタクトホルダ14の前面中央部には、キー挿入溝15が形成されていて、このキー挿入溝15に、上記キー挿入孔7に挿入されたキー8の先端部が挿入されるようになっている。第1のコンタクトホルダ14の裏面側(図1の右側の面)には、両面基板13の前面13aに対して摺動する可動コンタクト16が設けられ、さらに、裏面の中央部には、両面基板13を貫通する筒部17が後方に向けて突設されている。筒部17には、軸方向に延びる複数本のスリット17aが形成されている。両面基板13の前面13aには、図示はしないが固定接点が設けられていて、この固定接点と、これに対して接離する可動コンタクト16とにより、図示しないエンジンの始動及び停止を行うイグニッションスイッチ18を構成している。イグニッションスイッチ18は、アクセサリスイッチの機能も有している。
【0012】
上記ケース10の後部には、自動変速機のシフトスイッチ用の第2のコンタクトホルダ20がケース10に対して回動可能に設けられていて、この第2のコンタクトホルダ20は、上記筒部17に対して遊嵌状態に嵌合している。この第2のコンタクトホルダ20の所定部位には孔21が形成され、また、前面側には、両面基板13の後面13bに対して摺動する可動コンタクト22が設けられている。両面基板13の後面13bには、上記孔21と対応する部位に磁気抵抗素子23が設けられていると共に、図示はしないが固定接点が設けられている。この固定接点と、これに対して接離する可動コンタクト22と、磁気抵抗素子23と、これに対して近接及び離間する後述する永久磁石24とによりシフトスイッチ25を構成している。このシフトスイッチ25は、自動変速機のシフト位置検出手段を構成する。
【0013】
上記ボデー1の外周部には、自動変速機の操作手段を構成する円筒状のシフトダイヤル26が、ボデー1に対して軸回り方向に回動が可能で、かつ軸方向に移動可能に嵌合されている。シフトダイヤル26の外周部には、これの操作をしやすくするために多数の凹部27が形成されていると共に、シフトパターンを示す表示部28が設けられている。
【0014】
ボデー1内において、上記スイッチユニット9の後方には、プレート29が配設されている。このプレート29は、ボデー1に形成された2個のガイド孔30に移動可能に挿入された状態で、長手方向の両端部が、上記シフトダイヤル26の内周部に形成された溝31にそれぞれ挿入されていて、このシフトダイヤル26と一体に移動するようになっている。プレート29の一端部には、シフトダイヤル26への取付け時に、端部が弾性変形しやすいようにするために開口部29aが形成されている。
【0015】
プレート29の前面側の所定の部位には、前記第2のコンタクトホルダ20の孔21に挿入可能な凸部32が設けられていて、この凸部32の先端部に、上記永久磁石24が取着されている。また、プレート29の前面側において、2個のガイド孔30と対応する部位に位置させて節度用凸部33が設けられている。
【0016】
ボデー1に形成された2個のガイド孔30は、プレート29の移動、ひいてはシフトダイヤル26の移動をガイドするためのものである。このガイド孔30には、前部の一端部に規制用段部34が形成され、また、前縁部の一端側と、規制用段部34の縁部には、上記節度用凸部33と節度手段を構成する節度用凹部35が形成されている。
【0017】
前記ベース2の前面には、電磁ソレノイド36が取り付けられており、この電磁ソレノイド36もボデー1内に収容されている。この電磁ソレノイド36の可動ロッド37は、ばね38により外方へ付勢されていて、電磁ソレノイド36の断電状態でその先端部が、ボデー1に形成された孔39を貫通して外方へ突出するようになっている。図1の状態では、可動ロッド37の先端部が、シフトダイヤル26の内周部に形成された凹部40に挿入されていて、電磁ソレノイド36が通電されると、可動ロッド37がばね38の付勢力に抗して二点鎖線で示すように引き込まれ(図1の矢印A参照)、その凹部40から抜け出るようになっている。この電磁ソレノイド36と、上記プレート29の後面との間には、付勢手段を構成するばね41が配設されていて、このばね41により、プレート29ひいてはシフトダイヤル26を前方(図1の矢印B参照)へ付勢している。
【0018】
なお、電磁ソレノイド36のリード線41(図3参照)及び前記スイッチユニット9のリード線42は、ボデー1内から、ベース2に形成された開口部43を通してベース2の外側に導出されている。ベース2の裏側には、制御用のECU44が設けられている。このECU44には、上記イグニッションスイッチ18、シフトスイッチ25、図示しないブレーキスイッチなどの信号が入力される。そして、ECU44は、これらの入力信号及び予め有する制御プログラムに従って、エンジンの始動及び停止の制御や、自動変速機の切り換え制御、電磁ソレノイド36の制御などを行う機能を備えている。
【0019】
次に上記構成の作用を説明する。
まず、図1は、車両が駐車されていて、シフトダイヤル26が、パーキング (「P」)位置にある状態が示されている。この状態では、電磁ソレノイド36は断電状態で、これの可動ロッド37の先端部が、シフトダイヤル26の凹部40に挿入されていて(図1の実線参照)、シフトダイヤル26は、後方の押し込み位置に保持されている。このとき、シフトダイヤル26の先端部は、キーシリンダ4の前面より少し前方へ突出しているが、キー挿入孔7に挿入されたキー8の摘み部8aの後端部とほぼ同じ位置となっている。また、プレート29は、第2のコンタクトホルダ20から後方へ離間していて、凸部32の先端部は、第2のコンタクトホルダ20における孔21の後方に位置している。
【0020】
この図1の状態で、自動車の運転者がキー8により、キーシリンダ4におけるキーロータ6を回動操作すると、第1のコンタクトホルダ14が回動操作され、この第1のコンタクトホルダ14の回動に伴いイグニッションスイッチ18が操作され、これに基づきアクセサリスイッチがオンされると共に、エンジンが始動される。このとき、上記凸部32の先端部の永久磁石24は、磁気抵抗素子23から離間しており、ECU44は、シフトダイヤル26が「P」位置にあることを認識しており、自動変速機はパーキング状態となっている。
【0021】
そして、運転者が図示しないブレーキペダルを踏み込むことに伴い、ブレーキスッチがオンされると、ECU44は電磁ソレノイド36を通電する。すると、可動ロッド37がばね38の付勢力に抗して矢印A方向に引き込まれ(二点鎖線参照)、当該可動ロッド37の先端部がシフトダイヤル26の凹部40から抜けると、ばね41の付勢力により、プレート29及びシフトダイヤル26は前方 (矢印B)へ移動し、シフトダイヤル26としては、図4の突出位置に位置されると共に、ニュートラル(「N」)位置に位置されるようになる。
【0022】
この図4の状態では、シフトダイヤル26の先端部が、キーシリンダ4の前面より大きく突出し、シフトダイヤル26の前部が、キー8の摘み部8aを囲繞するような状態となる。また、プレート29の凸部32が、第2のコンタクトホルダ20の孔21に挿入され、凸部32の先端部の永久磁石24が磁気抵抗素子23に近接する状態となる。このような状態になると、磁気抵抗素子23がこれを検出し、これに伴い、シフトスイッチ25としては「N」状態となり、ECU44は、シフトダイヤル26が「N」位置に位置されたことを認識し、自動変速機をニュートラル状態に切り換える。
【0023】
そして、シフトダイヤル26を、「N」位置からドライブ(「D」)位置へ位置させる場合には、図2中矢印C1方向へ回動操作する。すると、その回動に伴い、プレート29の凸部32を介して第2のコンタクトホルダ20が同方向へ回動され、シフトスイッチ25は「D」状態となり、ECU44は、シフトダイヤル26が「D」位置に位置されたことを認識し、自動変速機をドライブ状態に切り換える。このとき、プレート29の節度用凸部33がガイド孔30の節度用凹部35に嵌合することにより、シフトダイヤル26は「D」位置に保持されるようになる。
【0024】
また、シフトダイヤル26を、「N」位置からリバース(「R」)位置へ位置させる場合には、シフトダイヤル26を、ばね41のばね力に抗して矢印Bとは反対方向に軽く押しながら矢印C2方向へ回動させる。すると、プレート29がガイド孔30における規制用段部34を乗り越えながら、「R」位置に位置されるようになる。シフトダイヤル26の矢印C2方向への回動に伴い、プレート29の凸部32を介して第2のコンタクトホルダ20が同方向へ回動され、シフトスイッチ25は「R」状態となり、ECU44は、シフトダイヤル26が「R」位置に位置されたことを認識し、自動変速機をリバース状態に切り換える。このとき、プレート29の節度用凸部33がガイド孔30の節度用凹部35に嵌合することにより、シフトダイヤル26は「R」位置に保持される。
【0025】
シフトダイヤル26を「P」位置へ戻す場合には、シフトダイヤル26を一旦「N」位置に位置させた状態で、ブレーキペダルを踏み込み、ブレーキススッチをオンさせた状態(電磁ソレノイド36を通電させた状態)で、シフトダイヤル26を矢印Bとは反対方向へ強く押し込んで「P」位置に位置させる。そして、ブレーキペダルの踏み込みを解除し、ブレーキスッチがオフになると、電磁ソレノイド36が断電される。すると、可動ロッド37がばね38の付勢力により突出方向(矢印Aとは反対方向)へ移動し、当該可動ロッド37の先端部が、シフトダイヤル26の凹部40に挿入され、シフトダイヤル26は図1に示す「P」位置に保持されるようになる。これに伴い、プレート29の凸部32は、第2のコンタクトホルダ20の孔21から抜け出し、永久磁石24は磁気抵抗素子23から後方へ大きく離間した状態となり、ECU44は、シフトダイヤル26が 「P」位置にあることを認識し、自動変速機をパーキング状態に切り換える。
【0026】
この状態で、キー8をオフ方向へ回動操作することに伴い、イグニッションスイッチ18がオフされてエンジンが停止されると共に、アクセサリスイッチもオフされるようになる。
【0027】
上記した第1実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
まず、自動変速機操作用の操作手段はシフトダイヤル26であり、このシフトダイヤル26を、キーシリンダ4の外周部に回動可能に設けた構成としているから、レバータイプのものとは違い、操作手段の突出量を小さくでき、邪魔になりにくくできる。そして、これに伴い、運転席周りの空間を広くすることが可能となる。
【0028】
また、シフトダイヤル26は、キーシリンダ4の軸方向への移動が可能で、 「P」位置以外のシフト位置(「N」、「D」、及び「R」位置)では前方へ突出する突出位置に位置され、キーシリンダ4に差し込まれたキー8の摘み部8a部分を囲繞する構成となっている。このため、車両の走行時には、シフトダイヤル26の前部により、キーシリンダ4に差し込まれたキー8の摘み部8a部分が隠された状態となるので、キー8が不用意に操作されることを、そのシフトダイヤル26により極力防止できる。
【0029】
また、車両を発進させる時の操作としては、最初にキーシリンダ4に差し込まれたキー8によりキーロータ6を回動操作してエンジンを始動させ、続いてセレクトダイヤル26を操作して自動変速機のシフト位置を選択するという順序を経るものであり、そのセレクトダイヤル26を、キーシリンダ4の外周部に設けたことで、一連の操作が一カ所でできることになる。これにより、車両発進時の操作を容易になすことができる。
【0030】
加えて、セレクトダイヤル26を、キーシリンダ4の外周部に設けたことで、小形化もでき、特に、それらはともに回動操作されるものであり、この回動操作されるもの同士を組み合わせたことで、スペース上の無駄が一層少なく、一層の小形化ができる。
【0031】
なお、上記した第1実施例においては、シフトダイヤル26の「P」位置と 「N」位置の検出は、磁気抵抗素子23と、これに対して近接及び離間する永久磁石24とを利用して行っているが、これらを用いる代わりに、ECU44において、種々の情報に基づき判定する構成とすることも可能である。
【0032】
図5ないし図7は本発明の第2実施例を示したものであり、この第2実施例は、上記した第1実施例とは次の点が異なっている。
まず、シフトダイヤル26のシフトパターンが異なっている。シフトダイヤル26のシフトパターンを示す表示部28a(図5参照)は、この場合、「D」と「N」と「R」とが、周方向に一列に並んでいる。そして、ボデー1に、先端部に係止凸部50aを有する弾性変形可能な係止片50(図6及び図7参照)を設け、シフトダイヤル26に、その係止片50を操作する押釦51を一体に設けている。
【0033】
シフトダイヤル26の内周部には、係止片50の係止凸部50aが相対的に摺動可能なガイド溝52が形成されている。このガイド溝52は、シフトダイヤル26が「P」と「N」と「D」との間で移動操作されることは許容するが、「N」から「R」への移動は規制するように、L字形状とされている。ガイド溝52の横には、「R」位置用凹部53(図6参照)が形成されている。
【0034】
上記構成において、図5〜図7は、シフトダイヤル26が「P」位置に位置された状態が示されている。この状態では、係止片50の係止凸部50aが、シフトダイヤル26のガイド溝52の前部に位置されている。この状態から、キー8の回動操作によりエンジンを始動させると共に、ブレーキスイッチがオンされることに伴い、シフトダイヤル26が前方の「N」位置へ移動されると、係止片50の係止凸部50aは、相対的にガイド溝52の後部に位置されるようになる (図6の二点鎖線参照)。
【0035】
ここで、シフトダイヤル26をこの「N」位置から矢印C1方向へ回動させ、「D」位置へ操作することはできるが、シフトダイヤル26を「N」位置から矢印C2方向へ回動させようとした場合には、係止片50の係止凸部50aがガイド溝52の側面52a(図6参照)に当たるために、それ以上矢印C2方向へは回動させることができず、シフトダイヤル26を「R」位置へは操作することはできない。
【0036】
シフトダイヤル26を「R」位置へ移動させる場合には、押釦51を、図7中矢印D方向へ押圧し、係止片50を撓ませて係止凸部50aをガイド溝52から抜け出させ(図7の二点鎖線参照)、この状態でシフトダイヤル26を矢印C2方向へ回動させて「R」位置へ移動させる。そして、押釦51の押圧を解除すると、係止片50の係止凸部50aは「R」位置用凹部53に係止する状態となる。
【0037】
また、シフトダイヤル26を「R」位置から「N」位置へ移動させる場合には、押釦51を、図7中矢印D方向へ押圧し、係止片50を撓ませて係止凸部50aを「R」位置用凹部53から抜け出させ、この状態でシフトダイヤル26を矢印C1方向へ回動させて「N」位置へ移動させる。
【0038】
上記した第2実施例においては、ボデー1におけるガイド孔30には、規制用段部34を設ける必要はない。
【0039】
図8及び図9は本発明の第3実施例を示したものであり、この第3実施例は上記した第1実施例とは次の点が異なっている。
まず、シフトダイヤル26のシフトパターンが、第1及び第2実施例とは異なっていて、シフトダイヤル26のシフトパターンを示す表示部28bは、この場合、「P」と「R」との間、及び「R」と「N」との間で、それぞれ軸方向に段差があり、「N」と「D」とは周方向に並んでいる。そして、ボデー1に形成されたガイド孔55は、図9に示す形状に形成されており、プレート29の移動をガイドすることにより、シフトダイヤル26を、表示部28bに表示されたシフトパターンでガイドする構成となっている。
【0040】
本発明は、上記した各実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
エンジンの始動及び停止の制御を行うための操作部材としては、キー8により操作されるキーシリンダ4に限らず、回動操作タイプ或いは押釦タイプの操作ノブを用いる構成とすることもできる。
シフト位置検出手段としては、摺動接点式のスイッチを用いることに代えて、磁気などを利用した非接触のもので構成することもできる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のような効果を得ることができる。
請求項1の発明によれば、自動変速機操作用の操作手段はシフトダイヤルであり、このシフトダイヤルを、エンジンの始動及び停止の制御を行うための操作部材の外周部に回動可能に設けた構成としているから、レバータイプのものとは違い、操作手段の突出量を小さくでき、邪魔になりにくくできる。そして、これに伴い、運転席周りの空間を広くすることが可能となる。
【0042】
また、シフトダイヤルは、軸方向への移動が可能で、パーキング位置以外のシフト位置では前方へ突出する突出位置に位置され、操作部材の操作部部分を囲む構成となっている。このため、車両の走行時には、シフトダイヤルの前部により、操作部材の操作部部分が隠された状態となるので、操作部材が不用意に操作されることを、そのシフトダイヤルにより極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、シフトダイヤルが「P」位置に位置された状態での縦断側面図
【図2】斜視図
【図3】分解斜視図
【図4】シフトダイヤルが「N」位置に位置された状態での縦断側面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図6】要部の平面図
【図7】図6中、X−X線に沿う断面図
【図8】本発明の第3実施例を示す要部の側面図
【図9】ガイド孔の正面図
【符号の説明】
図面中、1はボデー、4はキーシリンダ(操作部材)、8はキー(操作部材)、8aは摘み部(操作部)、9はスイッチユニット、14は第1のコンタクトホルダ、18はイグニッションスイッチ、20は第2のコンタクトホルダ、23は磁気抵抗素子、24は永久磁石、25はシフトスイッチ、26はシフトダイヤル、28,28a,28bは表示部、30はガイド孔、29はプレート、36は電磁ソレノイド、44はECU、50は係止片、51は押釦、52はガイド溝、55はガイド孔を示す。

Claims (1)

  1. エンジンの始動及び停止の制御を行うための操作部材の外周部に、自動変速機を切り換え操作するためのシフトダイヤルを回動可能に設け
    前記シフトダイヤルは、軸方向への移動が可能で、パーキング位置以外のシフト位置では前方へ突出する突出位置に位置され、前記操作部材の操作部部分を囲む構成であることを特徴とする車両用自動変速機の操作装置。
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