JP4497620B2 - クロック制御装置及び方法とそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

クロック制御装置及び方法とそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光源からの光変調されたレーザ光を感光体や、静電記録媒体等の像担持面上に導光して、その面上に例えば静電潜像から成る画像情報を形成するようにした画像形成装置に関する。特に複数のドラムを有し、複数色画像を重ね合わせて出力するカラー画像形成装置に好適な、クロック制御装置及び方法とそれを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より複数のドラムを有するカラー画像形成装置に於いては、複数のドラム間を記録紙が搬送されるために紙搬送方向と垂直方向である主走査方向の各色の位置ずれが発生してしまい、色ムラの原因になっていた。そこで、このような主走査方向の位置ずれを補正する(以下、位置補正という)ために、各色とも1画素の1/n(nは整数)を単位とした主走査方向の位置補正を行なう構成が採用されている。
【0003】
以下、図7〜図12を用いて、一般的な位置補正に関する主走査同期制御技術を述べる。
【0004】
図7に於いて、601は主走査同期検出回路、602は原発クロック発生回路である。603は主走査同期検出回路601から出力された主走査同期信号S601と原発クロック発生回路602が出力する原発クロックS602とを入力して主走査同期信号S601に同期した画素クロックS603を出力する主走査同期クロック生成ユニットである。604は主走査同期クロック生成ユニット603が出力した画素クロックS603を、不図示のCPUから指示される位置補正量指定信号S606に従った遅延量(n分の1画素単位の遅延)だけ遅延させる遅延ユニットである。605は遅延ユニット604から出力される遅延した画素クロックS604と不図示の画像処理部から入力される画像データS607と画素密度指示信号S608とから画素密度に応じたPWM信号を生成するPWM生成ユニットである。606はPWM生成ユニット605から出力されたPWM信号S605に従ってレーザ607を駆動するレーザ駆動ユニットである。
【0005】
また遅延ユニット604は、例えば図8に示す回路構成を有する。本例では、画素の遅延量は4分の1画素単位とする。同図において、610〜612は画素クロックS603の4分の1の遅延量を持つ遅延素子、613はセレクタであり、画素クロックS603と、S603を遅延素子610で4分の1だけ遅延させたクロックS610と、更にS610を遅延素子611で4分の1だけ遅延させたクロックS611と、更にS611を遅延素子612で4分の1だけ遅延させたクロックS612の、4分の1クロックずつ位相がずれた4つのクロックを入力し、これらクロックの中から不図示のCPUからの位置補正量指定信号S606に従って遅延画素クロックS604を選択出力するセレクタである。
【0006】
図9のタイムチャートにおいて、上の5段(S603〜S604の5段)は、遅延素子610〜612が理想的な遅延素子の場合で、不図示のCPUからの位置補正量指定信号S606によってセレクタのCが選択された場合を示している。
【0007】
次にこの遅延ユニット604が出力した位置補正量に応じたクロックS604を入力するPWM生成ユニット605の回路構成例を図10に示す。
【0008】
図10において、620は不図示の画像処理部から入力される画像データS607をD/A変換するD/A変換器である。621は三角波発生器であり、積分器等で構成され、画素クロックS604によって駆動されて画素クロックS604と同周期の三角波を発生する。624は比較器であり、D/A変換器620から出力された画像データに応じたアナログ信号S620と三角波発生器621から出力された三角波S621とを比較する。以上の三角波発生器621と比較器624により、高密度PWM生成部P1が形成される。
【0009】
622は分周器であり、画素クロックS604を2分の3分周する。分周器622は、例えば図11に示すような回路構成を有する。図11を参照して分周器622の動作を説明する。入力された画素クロックS604と、それを遅延素子610で4分の1だけ遅延させたクロックS630とを、論理素子630で排他的論理和演算することで画素クロックS604の2逓倍クロックS631を生成する。そして、この2逓倍クロックS631を3分周器631で3分周することで、2分の3分周クロックS622を生成する。
【0010】
再び図10において、623は三角波発生器であり、積分器等で構成され、2分の3分周器622から出力された2分の3分周クロックS622によって駆動されて2分の3分周クロックS622と同周期の三角波を発生する。625は比較器であり、D/A変換器620から出力された画像データに応じたアナログ信号S620と三角波発生器623から出力された三角波S623とを比較する。以上の分周器622、三角波発生器623と比較器625により、低密度PWM生成部P2が形成される。
【0011】
626はセレクタであり、高密度PWM生成部P1内の比較器624及び低密度PWM生成部P2内の比較器625から出力された周期の異なるPWM波形S624とS625とを入力し、不図示の画像処理部からの画素密度指示信号S608に応じていずれか一方を選択し、PWM信号S605として出力する。
【0012】
カラー複写機では今まで説明してきた回路を、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれに1回路ずつ、計4回路搭載する。そして、それぞれの色の主走査方向の相対的なずれ量を不図示のCPUが演算し、各色に応じた位置補正量を各色の遅延ユニット604に入力することで、各色の主走査方向のn分の1画素単位のずれを補正している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、位置補正に用いている遅延素子610〜612は理想的ではないため、遅延素子から出力される画素クロックの立ち上がりと立ち下がりで遅延量が若干違ってしまう。このため、次段のPWM生成ユニット605に入力されるクロックのデューティが50%ではなくなってしまう。これが原因で、従来では、記録画素密度によってはPWM信号が均一にならず、画像品位を著しく低下させていた。これを図9、図12及び図13を用いて説明する。なお、以下の説明では、記録画素密度が低密度(2分の3分周)の場合にPWM信号が不均一となる場合を説明する。
【0014】
まず図9において、遅延素子610〜612が理想的な場合は、前述したように、図9の上5段に示すように4分の1画素単位で立ち上がりも立ち下がりも同じ時間遅延される。ここで、図のTは画素クロックS603の1周期を示し、1/4Tは1画素の4分の1周期を示す。
【0015】
ところが実際には、立ち上がりは4分の1画素より更にαだけ遅延し、立ち下がりは4分の1画素より更にβ(一般にα>βとなる)だけ遅延するため、画素クロックS603は遅延素子610によってS610’のように遅延されることになる。同様に、遅延素子611によってS611’、遅延素子612によってS612’のように遅延される。
【0016】
従って、仮に不図示のCPUからの位置補正量指定信号S606によってセレクタ613のCが選択された場合、次段のPWM生成ユニット605へは、Hiの区間が2×(α−β)だけ短いクロックS604’が入力されることになる。これは位置補正量に応じて画素クロックのデューティが変わることを示しており、例えば、4分の3画素遅延に相当するセレクタ613のDを選択した場合は、Hiの区間が3×(α−β)だけ短いクロックになる。
【0017】
このデューティが若干小さくなったクロックS604’をPWM生成ユニット605に入力した場合、図10の高密度PWM生成部P1では図13の8段目に示すようにほぼ均一な幅のPWM信号S605が得られる。しかしながら、図10の低密度PWM生成部P2では、図12に示すように、デューティが若干小さくなったクロックS604’を更に遅延素子610で遅延させて2逓倍クロックを生成しているために、正確な2逓倍クロックS631が生成できない。このため、位置補正量によってもずれ方の違うS631’のようなクロックになってしまっていた。このS631’を3分周して、画素クロックの2分の3分周クロックを生成するとS622’のように周期が小・大・小・大…となり、図13の最下段に示すように出力されるPWM信号S605も小・大・小・大…となってしまう。このような、低密度PWMを用いた際のPWM信号の不均一さは、均一な画像データを再生した場合にピッチムラとなって画像に現れ、画像品位を悪くする原因となっていた。
【0018】
本発明は、上述した従来の問題に鑑みてなされたものであり、記録画素密度によらず均一なPWM信号を生成可能とし、高品位な画像形成を可能とすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明の一態様によるクロック制御装置は例えば以下の構成を備える。即ち、
画像形成装置における潜像形成のためのレーザ駆動用クロックの制御装置であって、
主走査同期信号と原発クロックとに基づいて該主走査同期信号に同期した第1同期クロックを生成する第1同期クロック生成手段と、
前記レーザ駆動による潜像描画時の機械的なずれを補正するべく前記第1同期クロックを遅延する遅延手段と、
前記遅延手段で遅延された第1同期クロックに基づいて擬似同期信号を生成する擬似同期信号生成手段と、
前記擬似同期信号と前記原発クロックとに基づいて該擬似同期信号に同期した第2同期クロックを生成する第2同期クロック生成手段とを備える。
【0020】
また、本発明の他の態様によれば、以下のクロック制御方法が提供される。すなわち、
画像形成装置における潜像形成のためのレーザ駆動用クロックの制御方法であって、
主走査同期信号と原発クロックとに基づいて該主走査同期信号に同期した第1同期クロックを生成し、
前記レーザ駆動による潜像描画時の機械的なずれを補正するべく前記第1同期クロックを遅延し、
前記遅延手段で遅延された第1同期クロックに基づいて擬似同期信号を生成し、
前記擬似同期信号と前記原発クロックとに基づいて該擬似同期信号に同期した第2同期クロックを生成するクロック制御方法である。
【0021】
また、本発明によれば、上記クロック制御装置を用いた画像形成装置が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0023】
図6は本実施形態によるカラー画像形成装置の概観図である。本装置は、カラー原稿を読み取り、更にデジタル編集処理等を行うカラーリーダー部351及び異なった像担持体を持ち、リーダーから送られる各色のデジタル画像信号に応じてカラー画像を再現するプリンター部352に分けられる。
【0024】
図6において、301はレーザ光を感光ドラム上に走査させるポリゴンスキャナであり、302は初段のイエロー(Y)の画像形成部であり、同様の構成でマゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色についての画像形成部を303,304,305で示す。ポリゴンスキャナ301は、図示しないレーザ制御部によりYMCK独立に駆動されるレーザ素子4個からのレーザビームを、各色の感光ドラム上に走査する。これらの走査されたレーザビームをそれぞれ検知する主走査同期検出回路4個で各色の主走査同期信号を生成する。本実施形態のように2枚のポリゴンミラーを同一軸上に配置し、1つのモータで回転させる場合は、例えば、Y,MとC,Kのレーザビームでは主走査の走査方向が互いに逆方向になるため、通常、一方のY,M画像に対して、他方のC,K画像データは主走査方向に対して鏡像になるようにする。
【0025】
画像形成部302において、318はレーザ光の露光により潜像形成する感光ドラムであり、313はドラム318上にトナー現像を行う現像器であり、現像器313内の314は現像バイアスを印加してトナー現像を行うスリーブであり、315は感光ドラム318を所望の電位に帯電させる1次帯電器であり、317は転写後のドラム318の表面を清掃するクリーナであり、316はクリーナ317で清掃されたドラム318の表面を除電し、1次帯電器315において良好な帯電を得られるようにする補助帯電器であり、330はドラム318上の残留電荷を消去する前露光ランプであり、319は転写ベルト306の背面から放電を行いドラム318上のトナー画像を、転写部材に転写する転写帯電器である。
【0026】
309,310は転写部材を収納するカセットであり、308はカセット309,310から転写部材を供給する給紙部であり、311は給紙部により給紙された転写部材を転写ベルト306に吸着させる吸着帯電器であり、312は転写ベルト306の回転に用いられると同時に吸着帯電器と対になって転写ベルト306に転写部材を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0027】
324は転写部材を転写ベルト306から分離し易くするための除電帯電器であり、325は転写部材が転写ベルトから分離する際の剥離放電による画像乱れを防止する剥離帯電器であり、326,327は分離後の転写部材上のトナーの吸着力を補い、画像乱れを防止する定着前帯電器であり、322,323は転写ベルト306を除電し、静電的に初期化するための転写ベルト除電帯電器であり、328は転写ベルト306の汚れを除去するベルトクリーナである。
【0028】
307は転写ベルト306から分離され、定着前帯電器326,327で再帯電された転写部材上のトナー画像を転写部材上に熱定着させる定着器である。340は定着器を通過する搬送路上の転写部材を検知する排紙センサである。329は給紙部308により転写ベルト上に給紙された転写部材の先端を検知する紙先端センサであり、紙先端センサからの検出信号はプリンタ部からリーダ部に送られ、リーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号を生成するために用いられる。
【0029】
本実施形態では、上記のようなカラー画像形成装置における、レーザの主走査同期制御回路について説明する。
【0030】
さて、「従来の技術」の欄で上述した低密度の記録画素密度における2分の3分周クロックの周期誤差は、例えば、2分の1画素遅延に相当するセレクタ613のCを選択した場合であれば、3/2T−2(α−β)、3/2T+2(α−β)、3/2T−2(α−β)、…となる。このことから、PWM生成ユニット605に入力する画素クロックを、遅延ユニットを通らない純粋なクロックにすればよいことがわかる。
【0031】
図1は、本実施形態による主走査同期制御回路の構成を示したブロック図である。同図に於いて、601は主走査同期検出回路、602は原発クロック発生回路である。603は主走査同期クロック生成ユニットであり、後述する論理素子101から出力される主走査同期信号S101と原発クロック発生回路602が出力する原発クロックS602とを入力して、主走査同期信号S101に同期した画素クロックS102を出力する。
【0032】
102はクロック切替ユニットであり、主走査同期検出回路601が主走査同期信号S601を出力してから後述する擬似主走査同期信号生成ユニット103が擬似主走査同期信号S105を出力するまでの間は主走査同期信号S601に同期した画素クロックS103を遅延ユニット604に出力し、擬似主走査同期信号生成ユニット103が擬似主走査同期信号S105を出力してから主走査同期検出回路601が次の走査ラインの主走査同期信号S601を出力するまでは擬似主走査同期信号S105に同期した画素クロックS106をPWM生成ユニット605に出力する。
【0033】
604は遅延ユニットであり、クロック切替ユニット102が出力した画素クロックS103を、不図示のCPUから指示される位置補正量指定信号S606に従った遅延量(n分の1画素単位の遅延)だけ遅延させる。103は擬似主走査同期信号生成ユニットであり、遅延ユニット604が出力した遅延クロックS104からワンショットの擬似的な主走査同期信号S105を形成し出力する。
【0034】
101は論理素子であり、主走査同期検出向路601が出力する主走査同期信号S601と擬似主走査同期信号生成ユニット103が出力する擬似主走査同期信号S105との論理和を出力する。また605はPWM生成ユニットであり、クロック切替ユニット102によって選択出力された、擬似主走査同期信号S105に同期した画素クロックS106を入力し、不図示の画像処理部から入力される画像データS607と画素密度指示信号S608とから画素密度に応じたPWM信号を生成する。606はPWM生成手段605から出力されたPWM信号S605に従ってレーザ607を駆動するレーザ駆動ユニットである。
【0035】
ここで、クロック切替ユニット102及び擬似主走査同期信号生成ユニット103の動作を図2、図3及びそれぞれのタイムチャートを示す図4を用いて説明する。
【0036】
図2はクロック切替ユニット102の構成例を示すブロック図である。同図において、105は主走査同期検出回路601からの主走査同期信号S601の立ち下がりでHiを出力し、後述する擬似主走査同期信号S105の立ち上がりでLowを出力するフリップフロップである。107は主走査同期検出回路601からの主走査同期信号S601の立ち上がりでLowを出力し、後述する擬似主走査同期信号S105の立ち上がりでHiを出力するフリップフロップである。
【0037】
106はフリップフロップ105の出力がHi区間の間、主走査同期クロック生成手段603が出力する画素クロックS102を遅延手段604に出力するAND素子、108はフリップフロップ107の出力がHi区間の間、主走査同期クロック生成ユニット603が出力する画素クロックS102をPWM生成ユニット605に出力するAND素子である。従って、主走査同期検出回路601からの主走査同期信号S601が入力され、主走査同期信号S601に同期した画素クロックS102がクロック切替ユニット102に入力されている間は、図1の遅延ユニット604に画素クロックS103が出力されることになる。
【0038】
遅延ユニット604は、この画素クロックS103を不図示のCPUから指示される位置補正量指定信号S606に従った遅延量(n分の1画素単位の遅延)だけ遅延し、画素クロックS104として擬似主走査同期信号出力ユニット103へ出力する。本例では、遅延ユニットは図8で説明した構成を有し、図4の下段のS103、S104に示されるように、2分の1画素遅延、すなわちセレクタ613(図8)のC選択とする。
【0039】
次に、図3を参照して凝似主走査同期信号生成ユニット103の構成を図3を参照して説明する。図3において、109は4bitカウンタであり、クロック切替ユニット102から入力されるゲート信号S108のLow区間でクリアされ、遅延した画素クロックS104をカウントする。111は遅延素子であり、4bitカウンタ109のbit3出力S110を所定時間遅延させる。112はインバータであり、遅延素子111が遅延出力した信号S111を反転出力する。113はAND素子であり、インバータ112が出力する信号S112とカウンタ109が出力する信号S110を入力し、両者の論理積を演算する。
【0040】
以上の構成により、擬似主走査同期信号生成ユニット103は、遅延した画素クロックS104を所定数カウントした後、所定時間幅のワンショットパルスである擬似主走査同期信号S105を生成する。
【0041】
次に、この擬似主走査同期信号S105が図1のOR素子101を通って主走査同期クロック生成ユニット603に提供されることにより、主走査同期クロック生成ユニット603にて擬似主走査同期信号S105に同期した画素クロックS102が出力される。
【0042】
このとき、クロック切替ユニット102では、ゲート信号S108はLow、S109はHiであるため、擬似主走査同期信号S105に同期した画素クロックS102がPWM生成ユニット605にのみ出力されることになる。従って、PWM生成ユニット605においては、遅延ユニット604を通らない純粋な画素クロックによりPWM波形が生成される。
【0043】
以上説明した動作のタイムチャートを示したのが図5である。同図上段に示すように、位置補正用の遅延ユニット604を用いるのは、擬似主走査同期信号生成ユニット103が擬似主走査同期信号S105を出力するまでであり、その後のPWM形成に用いる画素クロックはデューティ50%のクロックS106である。従って低密度PWMの生成においても、従来技術の欄で説明したような不具合(不均一なPWMの生成)は生じない。
【0044】
以下、低密度PWM生成について説明する。クロックS106は、PWM生成ユニット605内(図10参照)で2分の3分周器622に入力される。2分の3分周器622では、図11で説明した通り、遅延ユニット610で4分の1画素遅延された信号(ここではS630”とする)が出力される。
【0045】
このS630”と画素クロックS106の排他的論理和により2逓倍クロックS631”が生成される。このとき、2逓倍クロックS631”の1周期は正確に1/2Tになるため、2逓倍クロックS631”を3分周器631で3分周することによって、均一な周期の2分の3分周クロックS622”が生成されることとなる。
【0046】
以上のように、本実施形態によれば、PWM生成ユニット605に入力する画索クロックのデューティを50%にすることで、2分の3分周クロックS622”の周期が均一になり、これに従って、PWM波形S107も均一になる。このため、記録画素密度によらず高品位な画像形成が可能になる。すなわち、PWM生成ユニットに入力されるn分の1画素単位で位置補正された画素クロックは、遅延素子を通らない純粋なクロックになるため、記録画素密度によらず均一なPWM信号の生成が可能となり、高品位な画像形成が可能になるのである。
【0047】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0048】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録画素密度によらず均一なPWM信号を生成することが可能となるので、高品位な画像形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による画像形成装置のレーザ制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態によるレーザ制御回路におけるクロック切替ユニットの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態によるレーザ制御回路における擬似主走査同期信号生成ユニットの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態によるレーザ制御回路のクロック切替ユニット及び擬似主走査同期信号生成ユニットの動作を説明するタイミングチャートである。
【図5】本実施形態によるレーザ制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図6】本実施形態によるカラー画像形成装置の断面図である。
【図7】画像形成装置の一般的なレーザ制御回路構成を示すブロック図である。
【図8】レーザ制御回路の位置補正のための遅延ユニットの構成を示すブロック図である。
【図9】位置補正用の遅延ユニットの動作タイミングを表すタイミングチャートである。
【図10】レーザ制御回路におけるPWM生成ユニットの構成を示すブロック図である。
【図11】レーザ制御回路における2分の3分周ユニットの構成を示すブロック図である。
【図12】2分の3分周ユニットの動作を説明するタイミングチャートである。
【図13】一般的なレーザ制御回路による問題点を説明するタイミングチャートである。

Claims (11)

  1. 画像形成装置における潜像形成のためのレーザ駆動用クロックの制御装置であって、
    主走査同期信号と原発クロックとに基づいて該主走査同期信号に同期した第1同期クロックを生成する第1同期クロック生成手段と、
    前記レーザ駆動による潜像描画時の機械的なずれを補正するべく前記第1同期クロックを遅延する遅延手段と、
    前記遅延手段で遅延された第1同期クロックに基づいて擬似同期信号を生成する擬似同期信号生成手段と、
    前記擬似同期信号と前記原発クロックとに基づいて該擬似同期信号に同期した第2同期クロックを生成する第2同期クロック生成手段とを備えることを特徴とするクロック制御装置。
  2. 前記擬似同期信号生成手段は、前記第1同期クロックを計数することによりワンショットパルスを出力すること特徴とする請求項1に記載のクロック制御装置。
  3. 前記第1同期クロック生成手段と前記第2同期クロック生成手段は同一のクロック生成回路によって実現され、
    前記第1同期クロックが前記クロック生成回路より出力される間は前記遅延手段に該第1同期クロックを出力し、前記第2同期クロックが出力される間は該第2同期クロックをレーザ駆動に用いるべく出力する切替手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のクロック制御装置。
  4. 前記切替手段は、前記主走査同期信号を入力してから前記擬似同期信号を入力するまでは前記生成回路の出力を前記遅延手段に提供し、前記擬似同期信号を入力してから次の主走査同期信号を入力するまでは前記生成回路の出力を前記レーザ駆動のための手段に提供することを特徴とする請求項3に記載のクロック制御装置。
  5. 画像形成装置における潜像形成のためのレーザ駆動用クロックの制御方法であって、
    主走査同期信号と原発クロックとに基づいて該主走査同期信号に同期した第1同期クロックを生成し、
    前記レーザ駆動による潜像描画時の機械的なずれを補正するべく前記第1同期クロックを遅延し、
    前記遅延手段で遅延された第1同期クロックに基づいて擬似同期信号を生成し、
    前記擬似同期信号と前記原発クロックとに基づいて該擬似同期信号に同期した第2同期クロックを生成することを特徴とするクロック制御方法。
  6. 前記擬似同期信号が、前記第1同期クロックを計数することによって出力されるワンショットパルスであること特徴とする請求項5に記載のクロック制御方法。
  7. 前記第1同期クロックと前記第2同期クロックとが同一のクロック生成回路によって生成され、
    前記第1同期クロックが前記クロック生成回路より出力される間は該第1同期クロックを前記擬似同期信号を生成するために遅延するべく出力先を決定し、前記第2同期クロックが前記クロック生成回路より出力される間は該第2同期クロックをレーザ駆動に用いるべく出力先を切り替えることを特徴とする請求項5に記載のクロック制御方法。
  8. 前記第1及び第2同期クロックの出力先の切り替えは、前記主走査同期信号を入力してから前記擬似同期信号を入力するまでは前記生成回路の出力前記遅延に使用され、前記擬似同期信号を入力してから次の主走査同期信号を入力するまでは前記生成回路の出力前記レーザ駆動に使用されるように行われることを特徴とする請求項7に記載のクロック制御方法。
  9. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクロック制御装置と、
    前記クロック制御装置より出力される前記第2同期クロックと形成すべき画像データとに基づいて潜像形成のためのレーザ駆動を行い、記録紙上へ可視画像を形成する像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記像形成手段は、レーザ光源からの光変調されたレーザ光を像担持体上に導光して、画像情報を書き込み可視像化する手段を有し、その像を転写部材上に転写して画像を形成することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記像形成手段は、前記クロック制御装置から出力された前記第2同期クロックを用いてPWM変調を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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