JP4496505B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP4496505B2
JP4496505B2 JP2007238944A JP2007238944A JP4496505B2 JP 4496505 B2 JP4496505 B2 JP 4496505B2 JP 2007238944 A JP2007238944 A JP 2007238944A JP 2007238944 A JP2007238944 A JP 2007238944A JP 4496505 B2 JP4496505 B2 JP 4496505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
phase
slot
stator core
windings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007238944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009072008A (ja
Inventor
昭仁 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007238944A priority Critical patent/JP4496505B2/ja
Priority to US12/232,300 priority patent/US8008828B2/en
Publication of JP2009072008A publication Critical patent/JP2009072008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4496505B2 publication Critical patent/JP4496505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/16Synchronous generators
    • H02K19/34Generators with two or more outputs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される発電機等の回転電機に関する。
近年、車両の高品位化に伴い、エンジンに装着される車両用交流発電機においても、発電時に発生する磁気騒音の低減が要望されている。しかし、その一方で、安全制御機器等の電気負荷の増加が求められ、ますます発電能力の向上が求められている。このため、小型で低騒音、高出力の車両用交流発電機を安価に提供することが求められている。
このようなニーズに対応して、磁気騒音を低減する様々な手法が従来から提案されている。例えば、特許文献1には、固定子鉄心とこの固定子鉄心に装備された電機子巻線を備える固定子を有する回転電機において、電機子巻線が、複数の三相巻線を有し、三相巻線はΔ結線がなされており、このΔ結線がなされた三相巻線の各出力端に、他の三相巻線の各相を直列に結線したものが提案されている。この回転電機によれば、Δ結線がなされた一の三相巻線(Δ巻線)に他の三相巻線(Y巻線)の各相が直列に結線されているため、これら複数組の三相巻線の発生電圧が異なる場合であっても循環電流が流れることを防止することができる。このため、循環電流による出力損失がなく、小型高出力かつ高効率の回転電機を実現することが可能になる。さらに、特許文献1には、磁気音を低減するための手段として、Δ巻線とY巻線とからなる電機子巻線を電気角でπ/6ずらして2組配置するようにした回転電機が提案されている。図9は、従来技術における電機子巻線の結線図である。
特開2002−247787号公報
しかしながら、複数の三相巻線は、各相電流が互いに電気角でπ/6の位相差を有する状態で固定子鉄心に巻装することにより磁気騒音の主な発生原因である固定子の反作用起磁力の高調波成分を、複数の三相巻線によって互いに打ち消すことができ、磁気騒音の低減が可能となるが、固定子で発生した電流を交流から直流に変換する整流装置も2組必要となるので(図9参照)、その分コストが高くなってしまうという問題があった。また、固定子のスロット内での巻線配置は、Δ巻線のみのスロット、Y巻線のみのスロットのようにΔ巻線とY巻線とがそれぞれ異なるスロットに配置されるものであり、磁気加振力のアンバランスにより磁気音低減効果が減少してしまうという問題があった。図10は、従来技術における固定子鉄心のスロット内のΔ巻線とY巻線との配置状態を示す断面図である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、磁気音の低減効果が高く且つ低コストで実現可能な回転電機を提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.固定子鉄心とこの固定子鉄心に装備された電機子巻線を備える固定子を有する回転電機において、
前記電機子巻線は、複数の三相巻線を有し、一の前記三相巻線はΔ結線がなされてΔ巻線を構成し、他の前記三相巻線は、前記Δ巻線の各出力端に各相を直列に結線することによりY巻線を構成し、
前記一の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第1の巻線と第2の巻線とが直列に接続され且つ前記第1の巻線に対して前記第2の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記固定子鉄心のスロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成され、
前記他の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第3の巻線と第4の巻線とが直列に接続され且つ前記第3の巻線に対して前記第4の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記スロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成されたことにより
Δ結線された前記一の三相巻線に対して、Y結線された前記他の三相巻線が直列に結線され、
前記Δ巻線を構成する第1又は第2の巻線と前記Y巻線を構成する第3又は第4の巻線とは、前記スロットの同一スロット内に混在する状態で配置され、
直列に結線された前記Δ巻線と前記Y巻線とに対して一組の整流器が結線されていることを特徴とする回転電機。
手段1によれば、Δ巻線を構成する一の三相巻線に、Y巻線を構成する他の三相巻線の各相が直列に結線されているため、これら複数組の三相巻線の発生電圧が異なる場合であっても循環電流が流れることを防止することができ、循環電流による出力損失がなく、小型高出力かつ高効率の回転電機を実現することが可能になる。さらに、Δ巻線とY巻線とは、固定子鉄心のスロットがずらされて巻装され、その同一スロット内に混在する状態で配置されることによってΔ巻線とY巻線とのスロット毎の偏りが分散され、また、巻線毎に電気角が異なることになるので、磁気加振力のアンバランスが減少して磁気音が低減される。また、固定子で発生した電流を交流から直流に変換する整流装置を1組しか必要とされないため、低コストでの実現が可能である。
2.前記Δ巻線と前記Y巻線との混在する割合が、前記固定子鉄心における前記各スロットともに同一であることを特徴とする手段1に記載の回転電機。
手段2によれば、Δ巻線とY巻線との混在する割合が、固定子鉄心における各スロットともに同一であるので、磁気加振力のアンバランスが確実に減少して磁気音がさらに低減される。
3.前記固定子鉄心の前記各スロット内で前記Δ巻線と前記Y巻線とが径方向に交互に配置されたことを特徴とする手段2に記載の回転電機。
手段3によれば、固定子鉄心の各スロット内でΔ巻線とY巻線とが径方向に交互に配置されているので、磁気加振力のアンバランスがより確実に減少して磁気音がさらに低減される。
4.前記Δ巻線と前記Y巻線とは、前記固定子鉄心における周方向の一定スロット毎に同一の配置状態が繰り返されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の回転電機。
手段4によれば、Δ巻線とY巻線とは、固定子鉄心における周方向の一定スロット毎に同一の配置状態が繰り返されているので、磁気加振力のアンバランスがより確実に減少して磁気音がさらに低減される。
5.前記Δ巻線と前記Y巻線とは、前記固定子鉄心における周方向の2スロット毎に同一の配置状態が繰り返されていることを特徴とする手段4に記載の回転電機。
手段5によれば、Δ巻線とY巻線とは、固定子鉄心における周方向の2スロット毎に同一の配置状態が繰り返されているので、磁気加振力のアンバランスがより確実に減少して磁気音がさらに低減される。
6.円環状の固定子鉄心とこの固定子鉄心のスロットに装備された電機子巻線を備える固定子を有する回転電機において、
前記電機子巻線は、複数の三相巻線を有し、一の前記三相巻線はΔ結線がなされてΔ巻線を構成し、他の前記三相巻線は、前記Δ巻線の各出力端に各相を直列に結線することによりY巻線を構成し、
前記一の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第1の巻線と第2の巻線とが直列に接続され且つ前記第1の巻線に対して前記第2の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記固定子鉄心のスロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成され、
前記他の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第3の巻線と第4の巻線とが直列に接続され且つ前記第3の巻線に対して前記第4の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記スロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成されたことにより
Δ結線された前記一の三相巻線に対して、Y結線された前記他の三相巻線が直列に結線され、
前記Δ巻線を構成する第1又は第2の巻線と前記Y巻線を構成する第3又は第4の巻線とは、前記スロットの同一スロット内に混在する状態で配置され、
直列に結線された前記Δ巻線と前記Y巻線とに対して一組の整流器が結線され、
前記Δ巻線部と前記Y巻線部とが、前記スロット内において径方向に1列配置、かつ前記固定子鉄心の円環中心と同軸の多重環状に配列され、前記多重環の同一環において前記Δ巻線と前記Y巻線とが周方向に同数配置されると共に、一定ピッチで交互に配置していることを特徴とする回転電機。
手段6によれば、コアだけでなく、電機子巻線の剛性を高めることが出来ると共に、Δ巻線とY巻線の規則的な繰り返しとハ゛ランス配置により磁気加振力を低減し、磁気音を低減することが出来る。
7.前記電機子巻線は、複数の電気導体の端部同士を互いに接合することにより構成されることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載の回転電機。
手段7によれば、巻線を固定子に組付た後で端部同士を互いに接合することによる巻線の形状効果によって剛性が高まるので、磁気音を低減することができる。また、電機子巻線を形成する際の電気導体の折り曲げや接合の作業を単純化することができ、製造設備の簡素化による飛躍的な低コスト化が可能になる。
8.前記電気導体は、矩形断面形状を有することを特徴とする手段7に記載の回転電機。
手段8によれば、固定子鉄心のスロット内導体占積率を高めることにより固定子と巻線の隙間が小さくなるので、固定子や巻線の振動を抑えることが出来る。
以下、本発明の回転電機を具体化した一実施形態の車両用交流発電機について図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、第1の実施形態の車両用交流発電機の全体構成を示す図である。図1に示す車両用交流発電機1は、固定子2、回転子3、フレーム4、整流装置5等を含んで構成されている。
固定子2は、固定子鉄心22と、固定子鉄心22に装備された電機子巻線23と、固定子鉄心22と電機子巻線23との間を電気絶縁するインシュレータ24とを含んで構成されている。固定子鉄心22は、薄い鋼板を重ね合わせて構成されており、円環形状の内周側に複数個(本実施形態では例えば72個)のスロットが形成されている。電機子巻線23は、2組の三相巻線23A、23Bを組み合わせることによって構成されており、これら2組の三相巻線23A、23Bが固定子鉄心22に形成された72個のスロットに収納されている。電機子巻線23の詳細については後述する。
回転子3は、シャフト6と一体になって回転するものであり、ランデル型ポールコア7、界磁コイル8、スリップリング9、10、冷却用の斜流ファン11及び遠心ファン12等を含んで構成されている。シャフト6は、プーリ20に連結され、車両に搭載された走行用のエンジン(図示せず)によって回転駆動される。本実施形態では、回転子磁極数は12に設定されており、1磁極ピッチに固定子鉄心22の6個のスロットが対応している。
フレーム4は、固定子2及び回転子3を収容しており、回転子3がシャフト6を中心に回転可能な状態で支持されているとともに、回転子3のポールコア7の外周側に所定の隙間を介して配置された固定子2が固定されている。フレーム4は、フロントフレーム4Aとリヤフレーム4Bとからなり、これらが複数本の締結ボルト43によって締結されて上述した固定子2等の支持が行われる。整流装置5は、電機子巻線23から延びるリード線が接続されており、電機子巻線23から印加される三相交流電圧を三相全波整流して直流電圧に変換する。
上述した構造を有する車両用交流発電機1は、ベルト等を介してプーリ20にエンジン(図示せず)からの回転力が伝えられると回転子3が所定方向に回転する。この状態で回転子3の界磁コイル8に外部から励磁電圧を印加することにより、ポールコア7のそれぞれの爪状磁極部が励磁され、電機子巻線23に三相交流電圧を発生させることができ、整流装置5の出力端子からは所定の直流電力が取り出される。
次に、固定子2の詳細について説明する。図2は、電機子巻線23の結線図である。上述したように、電機子巻線23は、2組の三相巻線23A、23Bによって構成されている。一方の三相巻線23Aは、互いに4スロット分(電気角で2π/3)ずらして巻装されたX−U相巻線23A1、Y−V相巻線23A2、Z−W相巻線23A3をΔ結線することにより形成されている。また、X−U相巻線23A1は、X相巻線に対してU相巻線が直列に接続され且つ1スロット分(電気角でπ/6)ずらして巻装されている。同様に、Y−V相巻線23A2は、Y相巻線に対してV相巻線が直列に接続され且つ1スロット分(電気角でπ/6)ずらして、Z−W相巻線23A3は、Z相巻線に対してW相巻線が直列に接続され且つ1スロット分(電気角でπ/6)ずらしてそれぞれ巻装されている。
他方の三相巻線23Bは、互いに4スロット分ずらして巻装されたX−U相巻線23B1、Y−V相巻線23B2、Z−W相巻線23B3によって形成されている。また、X−U相巻線23B1は、X相巻線に対してU相巻線が直列に接続され且つ1スロット分(電気角でπ/6)ずらして巻装されている。同様に、Y−V相巻線23B2は、Y相巻線に対してV相巻線が直列に接続され且つ1スロット分(電気角でπ/6)ずらして、Z−W相巻線23B3は、Z相巻線に対してW相巻線が直列に接続され且つ1スロット分(電気角でπ/6)ずらしてそれぞれ巻装されている。
さらに、他方の三相巻線23Bに含まれるX−U相巻線23B1、Y−V相巻線23B2、Z−W相巻線23B3のそれぞれの一方端であるX相巻線、Y相巻線、Z相巻線が、Δ結線された一方の三相巻線23Aの3つの出力端である結線部26A、26B、26Cのそれぞれに直列に結線されており、X−U相巻線23B1、Y−V相巻線23B2、Z−W相巻線23B3のそれぞれの他方端であるU相巻線、V相巻線、W相巻線が整流装置5に接続されている。これにより、図2に示すように、Δ結線された一方の三相巻線23Aに対して、Y結線された他方の三相巻線23Bを直列に結線した状態が実現されている。
本実施形態においては、一方の三相巻線23Aに対して他方の三相巻線23Bが直列に接続されているため、従来の車両用交流発電機のように高電圧側の三相巻線から低電圧側の三相巻線へ流れていた循環電流が発生せず、発電電流の減少や循環電流による発熱の増加を抑制することが可能になり、小型高出力かつ高効率の車両用交流発電機1を実現することができる。
また、従来の車両用交流発電機のように2組の三相巻線の発生電圧を一致させるようにそれぞれのターン数を決定する必要がないことから、2組の三相巻線23A、23Bのそれぞれのターン数を任意の値に設定することが可能になり、設計の自由度が増すという効果もある。
また、一方の三相巻線23Aに対して他方の三相巻線23Bは、電気角でπ/6の位相差を有するように配置されており、三相巻線23A、23Bの各反作用起磁力が相互に打ち消し合うため、磁気騒音を低減することができる。また、2組の三相巻線23A、23Bは直列に結線されているため、一方の三相巻線23Bの出力端のみを整流装置5に接続することにより、出力電流を車両用交流発電機1の外部に取り出すことができる。このため、2組の三相巻線23A、23Bを用いる場合であっても1組の全波整流回路を有する整流装置5を用いるだけでよく、2組の三相巻線のそれぞれに全波整流回路を対応させる場合に比べて、整流素子の個数を半分に減らすことができ、部品コストや組み付けコストの低減が可能になる。
次に、車両用交流発電機1において電機子巻線23を形成している導体セグメントの構成及び固定子鉄心22のスロット25への配置について図面を参照しつつ説明する。図3は、電機子巻線23を構成する導体セグメントの斜視図である。また、図4は図3に示した導体セグメントの組み付け状態を示す斜視図である。図5は、固定子の部分的な断面図である。図6及び図7は、固定子2の部分的な斜視図である。
本実施形態では、ほぼU字状であって矩形断面を有する複数の導体セグメント同士を接合することにより固定子の電機子巻線23を形成している。すなわち、図3に示すように、固定子鉄心22のスロット25に装備された電機子巻線23は複数の電気導体により構成され、各スロット25には偶数本(本実施形態では4本)の電気導体が収容されている。また、一のスロット25内の4本の電気導体は、図4及び図5に示すように固定子鉄心22の径方向について内側から内端層、内中層、外中層、外端層の順で一列に配列されている。
一のスロット25内の内端層の電気導体231aは、固定子鉄心22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ(6スロット)離れた他のスロット25内の外端層の電気導体231bと対をなしている。同様に、一のスロット25内の内中層の電気導体232aは固定子鉄心22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット25内の外中層の電気導体232bと対をなしている。そして、これらの対をなす電気導体は、固定子鉄心22の軸方向の一方の端面側において連続線を用いることにより、ターン部231c、232cを経由することで接続される。
従って、固定子鉄心22の一方の端面側においては、図7に示すように、外中層の電気導体232bと内中層の電気導体232aとをターン部232cを経由して接続する連続線を、外端層の電気導体231bと内端層の電気導体231aとをターン部231cを経由して接続する連続線が内包することとなる。このように、固定子鉄心22の一方の端面側においては、対をなす電気導体の接続部としてのターン部232cが、同じスロット25内に収容された他の対をなす電気導体の接続部としてのターン部231cにより囲まれる。外中層の電気導体232bと内中層の電気導体232aとの接続により中層コイルエンドが形成され、外端層の電気導体231bと内端層の電気導体231aとの接続により端層コイルエンドが形成される。
一方、一のスロット25内の内中層の電気導体232aは、固定子鉄心22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット25内の内端層の電気導体231a’とも対をなしている。同様に、一のスロット25内の外端層の電気導体231b’は、固定子鉄心22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット25内の外中層の電気導体232bとも対をなしている。そして、これらの電気導体は固定子鉄心22の軸方向の他方の端面側において接続される。
従って、固定子鉄心22の他方の端面側においては、図6に示すように、外端層の電気導体231b’と外中層の電気導体232bとを接続する外側接合部233bと、内端層の電気導体231a’と内中層の電気導体232aとを接続する内側接合部233aとが、径方向及び周方向に互いにずれた状態で配置されている。外端層の電気導体231b’と外中層の電気導体232bとの接続、及び内端層の電気導体231a’と内中層の電気導体232aとの接続により、異なる同心円上に配置された2つの隣接層コイルエンドが形成される。
さらに、図3に示すように、内端層の電気導体231aと外端層の電気導体231bとが、一連の電気導体をほぼU字状に成形してなる大セグメント231により提供される。また、内中層の電気導体232aと外中層の電気導体232bとが一連の電気導体をほぼU字状に成形してなる小セグメント232により提供される。基本となるU字状の導体セグメント230は、大セグメント231と小セグメント232によって形成される。各セグメント231、232は、スロット25内に収容されて軸方向に沿って延びる部分を備えるとともに、軸方向に対して所定角度傾斜して延びる曲げ部としての斜行部231f、231g、232f、232gを備える。これら斜行部によって、固定子鉄心22から軸方向の両端面に突出するコイルエンド群が形成されており、回転子3の軸方向の両端面に取り付けられた斜流ファン11及び遠心ファン12を回転させたときに生じる冷却風の通風路は、主にこれら斜行部の間に形成されている。また、この冷却風の通風路には、電機子巻線23のリード線27も配置されている。
以上の構成を、全てのスロット25の導体セグメント230について繰り返す。そして、反ターン部側のコイルエンド群において、外端層の端部231e’と外中層の端部232e、並びに内中層の端部232dと内端層の端部231d’とがそれぞれ溶接、超音波溶着、アーク溶接、ろう付け等の手段によって接合されて外側接合部233b及び内側接合部233aが形成され、電気的に接続されている。
そして、上述した導体セグメント230を用いて構成される電機子巻線23に、図2に示した結線状態や巻線仕様の内容が適用される。すなわち、本実施形態では、固定子鉄心22の1磁極ピッチ分の6個のスロットのそれぞれには、互いに電気角がπ/6ずれた6相の巻線が形成されている。以下、スロット番号1〜6のスロット25における巻線の配置について説明する。尚、スロット番号7〜72についても同様の巻線配置が繰り返される。
図8に示すように、スロット番号1のスロット25には、Δ巻線を構成する三相巻線23A(X−U相巻線23A1)のX相巻線が外端層及び内中層に収容され、Y巻線を構成する他方の三相巻線23B(X−U相巻線23B1)のX相巻線が外中層及び内端層に収容されることにより、Δ巻線のX相巻線とY巻線のX相巻線とが同一スロット25内で交互に配置される。
スロット番号2のスロット25には、Δ巻線を構成する三相巻線23A(X−U相巻線23A1)のU相巻線が外端層及び内中層に収容され、Y巻線を構成する他方の三相巻線23B(X−U相巻線23B1)のU相巻線が外中層及び内端層に収容されることにより、Δ巻線のU相巻線とY巻線のU相巻線とが同一スロット25内で交互に配置される。
スロット番号3のスロット25には、Δ巻線を構成する三相巻線23A(Z−W相巻線23A3)のZ相巻線が外中層及び内端層に収容され、Y巻線を構成する他方の三相巻線23B(Z−W相巻線23B3)に含まれるZ相巻線が外端層及び内中層に収容されることにより、Δ巻線のZ相巻線とY巻線のZ相巻線とが同一スロット25内で交互に配置される。
スロット番号4のスロット25には、Δ巻線を構成する三相巻線23A(Z−W相巻線23A3)のW相巻線が外中層及び内端層に収容され、Y巻線を構成する他方の三相巻線23B(Z−W相巻線23B3)のW相巻線が外端層及び内中層に収容されることにより、Δ巻線の相巻線とY巻線の相巻線とが同一スロット25内で交互に配置される。
スロット番号5のスロット25には、Δ巻線を構成する三相巻線23A(Y−V相巻線23A2)のY相巻線が外端層及び内中層に収容され、Y巻線を構成する他方の三相巻線23B(Y−V相巻線23B2)のY相巻線が外中層及び内端層に収容されることにより、Δ巻線の相巻線とY巻線の相巻線とが同一スロット25内で交互に配置される。
スロット番号6のスロット25には、Δ巻線を構成する三相巻線23A(Y−V相巻線23A2)のV相巻線が外端層及び内中層に収容され、Y巻線を構成する他方の三相巻線23B(Y−V相巻線23B2)のV相巻線が外中層及び内端層に収容されることにより、Δ巻線の相巻線とY巻線の相巻線とが同一スロット25内で交互に配置される。
そして、隣り合うスロット25の外端層、内中層にそれぞれ収容されたX相巻線及びU相巻線と、同じくY相巻線及びV相巻線と、外中層、内端層にそれぞれ収容されたZ相巻線及びW相巻線とをそれぞれ直列に接続してX−U相巻線23A1、Y−V相巻線23A2、及びZ−W相巻線23A3を構成し、これらをΔ結線することにより、一方の三相巻線23Aを形成することができる。
また、隣り合うスロット25の外中層、内端層にそれぞれ収容されたX相巻線及びU相巻線と、同じくY相巻線及びV相巻線と、外端層、内中層にそれぞれ収容されたZ相巻線及びW相巻線とをそれぞれ直列に接続してX−U相巻線23B1、Y−V相巻線23B2、及びZ−W相巻線23B3を構成し、これらのX相巻線、Y相巻線、及びW相巻線を三相巻線23Aの3つの結線部26A,26B,26Cにそれぞれ直列に結線することにより、他方の三相巻線23Bを形成することができる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、Δ巻線を構成する一の三相巻線23Aに、Y巻線を構成する他の三相巻線23Bの各相が直列に結線されているため、これら複数組の三相巻線の発生電圧が異なる場合であっても循環電流が流れることを防止することができ、循環電流による出力損失がなく、小型高出力かつ高効率の回転電機を実現することが可能になる。さらに、Δ巻線とY巻線とは、固定子鉄心22の各スロット25内に混在する状態で配置されることによってΔ巻線とY巻線とのスロット毎の偏りが分散されるので、磁気加振力のアンバランスが減少して磁気音が低減される。また、図9に示す従来例では固定子で発生した電流を交流から直流に変換する整流装置が2組必要であったが、本実施形態では整流装置5が1組しか必要とされないため、低コストでの実現が可能である。
特に、本実施形態では、Δ巻線とY巻線との混在する割合が、固定子鉄心22における各スロット25ともに同一(Δ巻線とY巻線が2本ずつ)であるので、磁気加振力のアンバランスがより確実に減少して磁気音がさらに低減される。
また、固定子鉄心22の各スロット25内でΔ巻線とY巻線とが径方向に交互に配置されていることによっても、磁気加振力のアンバランスがより確実に減少して磁気音がさらに低減される。
また、Δ巻線とY巻線とは、固定子鉄心22における周方向の一定スロット毎(2スロット毎)に同一の配置状態が繰り返されていることによっても、磁気加振力のアンバランスがより確実に減少して磁気音がさらに低減される。
また、電機子巻線23は、複数の電気導体の端部同士を互いに接合することにより構成されている。よって、巻線を固定子に組付た後で端部同士を互いに接合することによる巻線の形状効果によって剛性が高まるので、磁気音を低減することができる。また、電機子巻線を形成する際の電気導体の折り曲げや接合の作業を単純化することができ、製造設備の簡素化による飛躍的な低コスト化が可能になる。
さらに、電気導体は、矩形断面形状を有している。よって、固定子鉄心のスロット内導体占積率を高めることにより固定子と巻線の隙間が小さくなるので、固定子や巻線の振動を抑えることが出来る。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能であることは云うまでもない。
例えば、上述した実施形態で示したΔ巻線とY巻線との固定子鉄心22の各スロット25内における配置態様は一例であり、Δ巻線とY巻線とが各スロット25内に混在する状態で配置されていれば変更を施して実施しても構わない。
本発明は、磁気音の低減効果が高い回転電機を低コストで実現することが必要とされる場合に利用可能である。
本発明の一実施形態である車両用交流発電機の全体構成を示す図である。 電機子巻線の結線図である。 電機子巻線を構成する導体セグメントの斜視図である。 図3に示した導体セグメントの組み付け状態を示す斜視図である。 固定子の部分的な断面図である。 固定子の部分的な斜視図である。 固定子の部分的な斜視図である。 本実施形態における固定子鉄心のスロット内のΔ巻線とY巻線との配置状態を示す断面図である。 従来技術における電機子巻線の結線図である。 従来技術における固定子鉄心のスロット内のΔ巻線とY巻線との配置状態を示す断面図である。
符号の説明
1 車両用交流発電機
2 固定子
3 回転子
4 フレーム
5 整流装置
22 固定子鉄心
23 電機子巻線
23A 三相巻線(Δ巻線)
23B 三相巻線(Y巻線)
25 スロット

Claims (8)

  1. 固定子鉄心とこの固定子鉄心に装備された電機子巻線を備える固定子を有する回転電機において、
    前記電機子巻線は、複数の三相巻線を有し、一の前記三相巻線はΔ結線がなされてΔ巻線を構成し、他の前記三相巻線は、前記Δ巻線の各出力端に各相を直列に結線することによりY巻線を構成し、
    前記一の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第1の巻線と第2の巻線とが直列に接続され且つ前記第1の巻線に対して前記第2の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記固定子鉄心のスロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成され、
    前記他の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第3の巻線と第4の巻線とが直列に接続され且つ前記第3の巻線に対して前記第4の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記スロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成されたことにより
    Δ結線された前記一の三相巻線に対して、Y結線された前記他の三相巻線が直列に結線され、
    前記Δ巻線を構成する第1又は第2の巻線と前記Y巻線を構成する第3又は第4の巻線とは、前記スロットの同一スロット内に混在する状態で配置され、
    直列に結線された前記Δ巻線と前記Y巻線とに対して一組の整流器が結線されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記Δ巻線と前記Y巻線との混在する割合が、前記固定子鉄心における前記各スロットともに同一であることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記固定子鉄心の前記各スロット内で前記Δ巻線と前記Y巻線とが径方向に交互に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記Δ巻線と前記Y巻線とは、前記固定子鉄心における周方向の一定スロット毎に同一の配置状態が繰り返されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転電機。
  5. 前記Δ巻線と前記Y巻線とは、前記固定子鉄心における周方向の2スロット毎に同一の配置状態が繰り返されていることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
  6. 円環状の固定子鉄心とこの固定子鉄心のスロットに装備された電機子巻線を備える固定を有する回転電機において、
    前記電機子巻線は、複数の三相巻線を有し、一の前記三相巻線はΔ結線がなされてΔ巻線を構成し、他の前記三相巻線は、前記Δ巻線の各出力端に各相を直列に結線することによりY巻線を構成し、
    前記一の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第1の巻線と第2の巻線とが直列に接続され且つ前記第1の巻線に対して前記第2の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記固定子鉄心のスロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成され、
    前記他の三相巻線を構成する各相巻線は、同じ長さで構成された第3の巻線と第4の巻線とが直列に接続され且つ前記第3の巻線に対して前記第4の巻線が1スロット分の位相差を有するように前記スロットがずらされて前記固定子鉄心に装されて形成されたことにより
    Δ結線された前記一の三相巻線に対して、Y結線された前記他の三相巻線が直列に結線され、
    前記Δ巻線を構成する第1又は第2の巻線と前記Y巻線を構成する第3又は第4の巻線とは、前記スロットの同一スロット内に混在する状態で配置され、
    直列に結線された前記Δ巻線と前記Y巻線とに対して一組の整流器が結線され、
    前記Δ巻線部と前記Y巻線部とが、前記スロット内において径方向に1列配置、かつ前記固定子鉄心の円環中心と同軸の多重環状に配列され、前記多重環の同一環において前記Δ巻線と前記Y巻線とが周方向に同数配置されると共に、一定ピッチで交互に配置していることを特徴とする回転電機。
  7. 前記電機子巻線は、複数の電気導体の端部同士を互いに接合することにより構成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の回転電機。
  8. 前記電気導体は、矩形断面形状を有することを特徴とする請求項7に記載の回転電機。
JP2007238944A 2007-09-14 2007-09-14 回転電機 Active JP4496505B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238944A JP4496505B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 回転電機
US12/232,300 US8008828B2 (en) 2007-09-14 2008-09-15 Electric rotating machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238944A JP4496505B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009072008A JP2009072008A (ja) 2009-04-02
JP4496505B2 true JP4496505B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=40453701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007238944A Active JP4496505B2 (ja) 2007-09-14 2007-09-14 回転電機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8008828B2 (ja)
JP (1) JP4496505B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007005742A1 (de) * 2007-01-29 2008-07-31 Robert Bosch Gmbh Mehrphasige elektrische Maschine
WO2010022389A1 (en) 2008-08-22 2010-02-25 Drs Power & Control Technologies, Inc. Multiple voltage generator and voltage regulation methodology for power dense integrated power systems
JP5510703B2 (ja) * 2009-08-21 2014-06-04 株式会社デンソー 回転電機及びその制御システム
US8310115B2 (en) * 2010-07-23 2012-11-13 General Electric Company High power-density, high efficiency, non-permanent magnet electric machine
JP5949597B2 (ja) * 2012-07-31 2016-07-06 株式会社デンソー 回転電機
EP2717432A1 (en) * 2012-10-05 2014-04-09 ABB Technology AG Rotor structure and electrical machine
JP6156268B2 (ja) * 2014-06-27 2017-07-05 株式会社デンソー 回転電機の固定子
JP6493164B2 (ja) 2015-11-06 2019-04-03 株式会社デンソー 回転電機駆動システム
JP2017093097A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 株式会社デンソー 回転電機
JP6478114B2 (ja) 2015-11-06 2019-03-06 株式会社デンソー 回転電機駆動システム
RU2652102C1 (ru) * 2017-06-06 2018-04-25 Российская Федерация, От Имени Которой Выступает Министерство Промышленности И Торговли Российской Федерации Вентильный электродвигатель

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09117085A (ja) * 1995-10-19 1997-05-02 Denso Corp 回転電機
JP2005045987A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Denso Corp 回転電機用電機子
WO2005107040A1 (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3746964A (en) * 1971-01-04 1973-07-17 Sol Tek Ind Inc Power supply system for heavy traction loads
JPS51113110A (en) * 1975-03-28 1976-10-06 Mitsubishi Electric Corp Drive system for inductor type synchronous motor
DE2629642C3 (de) * 1976-07-01 1979-08-30 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Polumschaltbare Dreiphasenwicklung
US4097754A (en) * 1976-10-20 1978-06-27 Tecumseh Products Company Short pitch alternator
PT84002A (pt) * 1986-12-22 1987-08-19 Rifat Gjota Sistema de enrolamentos do estator e/ou rotor de geradores ou de motores electricos trifasicos
USRE38464E1 (en) * 1990-04-24 2004-03-16 Nippondenso Co., Ltd. Alternating current generator having a plurality of independent three-phase windings
JP3104239B2 (ja) 1990-04-24 2000-10-30 株式会社デンソー 回転電機
DE69122801T2 (de) * 1990-04-24 1997-03-20 Nippon Denso Co Eine Mehrzahl unabhängiger Dreiphasenwicklungen aufweisender Wechselstromgenerator
JP2833159B2 (ja) * 1990-06-07 1998-12-09 株式会社デンソー 車両用交流発電機
JP3368598B2 (ja) * 1992-10-14 2003-01-20 株式会社デンソー 回転電機
US5559385A (en) * 1993-04-14 1996-09-24 Maloe Nauchno-Vnedrencheskoe Predpriyatie "Kopen" Stator of ac electric machine
JP2927288B2 (ja) 1997-05-26 1999-07-28 株式会社デンソー 車両用交流発電機
WO1998054822A1 (fr) * 1997-05-26 1998-12-03 Denso Corporation Alternateur pour vehicule
US6570289B1 (en) * 2000-10-02 2003-05-27 Visteon Global Technologies, Inc. Low noise automotive alternator
US6864667B2 (en) * 2001-01-18 2005-03-08 Delphi Technologies, Inc. Stator winding pattern for reduced magnetic noise
JP3633494B2 (ja) * 2001-02-20 2005-03-30 株式会社デンソー 回転電機
DE10342755B4 (de) * 2002-09-17 2018-06-14 Denso Corporation Rotierende Hochspannungselektromaschine
FR2861225B1 (fr) * 2003-09-05 2011-03-11 Valeo Equip Electr Moteur Machine electrique tournante polyphasee telle qu'un alternateur ou alterno-demarreur, notamment pour vehicule automobile
JP4497008B2 (ja) * 2005-03-30 2010-07-07 株式会社デンソー 車両用回転電機の固定子

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09117085A (ja) * 1995-10-19 1997-05-02 Denso Corp 回転電機
JP2005045987A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Denso Corp 回転電機用電機子
WO2005107040A1 (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009072008A (ja) 2009-04-02
US20090072652A1 (en) 2009-03-19
US8008828B2 (en) 2011-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4496505B2 (ja) 回転電機
JP3633494B2 (ja) 回転電機
JP2927288B2 (ja) 車両用交流発電機
JP5073005B2 (ja) 回転電機
US8134269B2 (en) Electric motor
US6979927B2 (en) Automotive alternating-current dynamoelectric machine
EP1742328B1 (en) Electric rotating machine
US8736131B2 (en) Dynamoelectric machine with noise reduction
JP2002171732A (ja) 車両用交流発電機
JP3484412B2 (ja) 車両用交流発電機およびその固定子の製造方法
KR100488408B1 (ko) 차량 교류발전기
JP3633498B2 (ja) 回転電機
JP2012095462A (ja) 回転電機
JP3476438B2 (ja) 車両用交流発電機
JPH1198786A (ja) 車両用交流発電機
JPH11285216A (ja) 車両用交流発電機
JP5026547B2 (ja) 回転電機
JP6146611B2 (ja) 回転電機の固定子
US20070057590A1 (en) Dynamoelectric stator
EP1109291A2 (en) Stator windings of an alternator with non-uniform slot openings
JP2022538304A (ja) 回転電気機械用の電気巻線

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100318

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100331

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4496505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250