JP2008016366A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本係止位置にあるフロントリテーナを仮係止位置へ移動させる際の作業性を向上させる。
【解決手段】本係止位置のフロントリテーナ30を仮係止位置へ移動させる際には、コネクタハウジング10の外面に露出している操作部37を指や治具などで操作すればよい。操作部37がコネクタハウジング10の外面に露出していて目視確認できるので、作業性がよい。また、フロントリテーナ30が仮係止位置にあるときには、操作部37がフード部12の内部に待避しているので、操作部37が不用意に操作されたり、操作部37に対して異物が干渉したりするおそれはない。
【選択図】図2

Description

本発明は、フロントリテーナを備えたコネクタに関するものである。
フロントリテーナを備えるコネクタとして、特許文献1や特許文献2に記載されているものがある。これらのコネクタは、端子金具が収容されるハウジングから前方へフード部を突出させ、ハウジングの前端部に対しフロントリテーナを仮係止位置と本係止位置とに選択的に組み付けるようにしたものである。仮係止位置では、ハウジングに対する端子金具の挿入動作が可能であり、フロントリテーナを本係止位置へ押し込むと、挿入された端子金具が抜止めされるようになっている。
特開2001−351717公報 特開2002−093507公報
この種のコネクタでは、メンテナンスなどの際に端子金具をハウジングから抜き取ることが行われる。この場合、フロントリテーナをいったん仮係止位置に戻すため、本係止用の係止状態を解除する必要がある。
上記した特許文献1および特許文献2では、フロントリテーナがハウジング内及びフード部内に収容されているため、フード部内に治具を差し込んでフロントリテーナに引っ掛け、治具を操作してフロントリテーナを前方へ引き戻すことになる。ところが、フード部の内部は目視確認し難いため、治具による操作は手探りで行うことになり、作業性が悪いという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、本係止位置にあるフロントリテーナを仮係止位置へ移動させる際の作業性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具が収容されるタワー部から前方へフード部を突出させたコネクタハウジングと、前記タワー部に対し、前方から前記フード部内に差し入れつつ仮係止位置と本係止位置とに選択的に組み付けられるフロントリテーナとを備え、前記フロントリテーナが仮係止位置にあるときには、前記タワー部に対する前記端子金具の挿入が許容され、前記フロントリテーナが本係止位置にあるときには、前記タワー部に挿入された前記端子金具が抜止めされるようになっているコネクタにおいて、前記フロントリテーナには、同フロントリテーナが本係止位置にあるときには前記コネクタハウジングの外面に露出して前記フロントリテーナを仮係止位置側へ移動させる操作を許容する状態となり、前記フロントリテーナが仮係止位置にある状態では前記フード部の内部に待避した位置に配される操作部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記フロントリテーナが本係止位置にある状態では、前記操作部が前記コネクタハウジングの外面から突出するように配置されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記フード部を構成する後面壁が、前記タワー部の外面から突出した形態となっており、前記フロントリテーナが本係止位置にある状態では、前記後面壁における前記タワー部からの突出部の外面に、前記操作部が露出しているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記フロントリテーナと前記コネクタハウジングには、互いに係止し合うことで前記フロントリテーナを本係止位置に保持可能とする係止部が形成され、前記フロントリテーナ側の係止部と前記コネクタハウジング側の係止部のうち少なくとも一方が、弾性撓み可能となっており、前記フロントリテーナ側の係止部と前記コネクタハウジング側の係止部のうち少なくとも一方には、前記フロントリテーナの本係止位置から仮係止位置への移動方向に対して傾斜したガイド斜面が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
本係止位置のフロントリテーナを仮係止位置へ移動させる際には、コネクタハウジングの外面に露出している操作部を指や治具などで操作すればよい。操作部がコネクタハウジングの外面に露出していて目視確認できるので、作業性がよい。また、フロントリテーナが仮係止位置にあるときには、操作部がフード部の内部に待避しているので、操作部が不用意に操作されたり、操作部に対して異物が干渉したりするおそれはない。
<請求項2の発明>
操作部がコネクタハウジングの外面から突出しているので、操作部を操作するときの作業性がよい。
<請求項3の発明>
操作部がフード部の後面壁に露出しているので、フロントリテーナを仮係止位置へ移動させるときには、操作部を後方から押すだけでよい。操作部に対する押し操作方向が、フロントリテーナを本係止位置から仮係止位置へ移動させる方向と同じ方向なので、作業性に優れる。
<請求項4の発明>
操作部の操作によりフロントリテーナに対して仮係止位置側へ移動させるための力を付与すると、ガイド斜面の傾斜により少なくとも一方の係止部が弾性撓みして係止部同士が解離し、フロントリテーナが仮係止位置側へ移動する。本発明では、係止部同士を解離させる作業を行わずに操作部を操作するだけで良いので、作業性に優れる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。本実施形態のコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に組み付けられる端子金具25と、合成樹脂製のフロントリテーナ30とを備えて構成される。
コネクタハウジング10は、横長のブロック状をなすタワー部11と、タワー部11から前方へ突出する角筒状のフード部12とからなる。タワー部11内には、後方から端子金具25を挿入させるための左右一対のキャビティ13が、タワー部11の前端面(フード部12の奥端面)から後端面まで貫通して形成されている。各キャビティ13内には、雄形の端子金具25が後方(図1〜図3におけ左方)から挿入されている。キャビティ13には、その内壁に沿ったランス14が形成され、キャビティ13に挿入された端子金具25は、ランス14に係止することによって抜止めされている。ランス14は、端子金具25が挿入する途中で端子金具25から離間するように下方へ弾性撓みするようになっており、このランス14の弾性撓みを許容するための撓み空間15が、タワー部11の前面に開口されている。また、タワー部11の前面には、フロントリテーナ30の前面壁31を収容するための凹部16が形成されている。凹部16は、ランス14の形成領域と撓み空間15の形成領域を含む範囲に亘って形成され、全体として横長の略方形をなしている。
タワー部11の左右両外側面には、前後方向(フロントリテーナ30の仮係止位置と本係止位置との間での移動方向と平行な方向)に延びる一対のガイド溝17が形成されている。ガイド溝17の前端部は、後述するフード部12の後面壁20の貫通孔21を介してフード部12の内部空間に連通している。左右両ガイド溝17の溝底面には、夫々、フード部12に近い位置から外側方へ突出する仮係止突起18と、仮係止突起18よりも後方の位置から外側方へ突出する共用突起19(コネクタハウジング10側の係止部に相当)とが形成されている。共用突起19の後面には、フロントリテーナ30の移動方向に対して傾斜したガイド斜面19Sが形成されている。
フード部12の幅寸法はタワー部11よりも大きく、フード部12を構成する左右一対の略方形をなす後面壁20がタワー部11の左右両外側面から突出している。後面壁20は、後述するフロントリテーナ30の仮係止位置と本係止位置との間の移動方向と直角な平板状をなす。尚、フード部12の高さ寸法はタワー部11の高さ寸法と同じであり、タワー部11の上下両面とフード部12の上面両面は面一状に連続している。
フード部12の左右両後面壁20には、その外面(後面)と内面(フード部12内に臨む前面)との間で貫通する貫通孔21が形成されている。貫通孔21は、タワー部11の外側面に沿うように縦長の略方形に開口しており、上記ガイド溝17の前端部は貫通孔21に連通している。
フロントリテーナ30は、タワー部11の前面に重なるように組み付けられる前面壁31と、前面壁31の左右両縁部から後方へ片持ち支持状に突出する左右対称な一対の係止アーム32と、前面壁31の下縁から後方へ張り出した下面壁33とを一体に形成したものである。フロントリテーナ30は、タワー部11に対して前方からフード部12内に差し込まれるようにして組み付けられ、仮係止位置と本係止位置とに選択的に保持されるようになっている。
下面壁33は、前面壁31に対して直角に連なっており、フロントリテーナ30が本係止位置にあるときに、タワー部11の撓み空間15内に進入するようになっている。下面壁33の内面には、フロントリテーナ30が本係止位置にあるときにランス14に当接することでそのランス14の撓み空間15側(端子金具25から解離する方向)への弾性撓みを規制するリブ状の抜止め機能部34が形成されている。この抜止め機能部34は、フロントリテーナ30が仮係止位置にあるときにはランス14と干渉しないため、ランス14の撓み空間15側への弾性撓み、即ちキャビティ13に対する端子金具25の挿入が許容される。また、下面壁33の左右両側縁は、左右両係止アーム32の側縁に対して直角に連なっている。
係止アーム32は、全体として前面壁31及び下面壁33に対して直角をなす板状をなしており、係止アーム32の後端部(自由端)は下面壁33の後端よりも更に後方へ突出している。この係止アーム32の突出した部分は、その前端部(下面壁33の後端に連なる部分)を支点として左右方向(係止アーム32の板厚方向)へ弾性撓み可能な撓み部35(フロントリテーナ30側の係止部に相当する)となっている。この左右両撓み部35の内面(相手側の撓み部35と対抗する面であって、タワー部11の外側面と対抗する面)には、係止突部36が形成されている。係止突部36の前面には、フロントリテーナ30の移動方向に対して斜めをなすガイド斜面36Sが形成されている。
また、前面壁31の左右両側縁には、左右方向外側へリブ状に突出する左右一対の操作部37が形成されている。この一対の操作部37はキャビティ13(端子金具25)の並び方向に間隔を空けて配置されている。操作部37は、係止アーム32の外側面よりも外側へ突出している。また、操作部37の上下方向における形成領域は、係止アーム32の上端から、係止アーム32の下端よりも更に下方の範囲に亘っている。つまり、操作部37の下端部は、係止アーム32及び前面壁31の下端面から下方へ突出している。また、操作部37の前面は前面壁31に対して面一状に連続している。さらに、操作部37の前後方向の厚さ寸法は、フード部12の後面壁20の厚さ寸法よりも大きい寸法となっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
タワー部11に端子金具25を挿入する際には、まず、フロントリテーナ30を前方からフード部12内に挿入し、フード部12内に差し入れた指で前面壁31を押すことにより、フロントリテーナ30をコネクタハウジング10に対して仮係止位置に組み付ける。組付けの際には、左右両係止アーム32の後端部を貫通孔21に差し込むとともに、コネクタハウジング10の外部においてガイド溝17に嵌合させる。このガイド溝17への嵌合により、フロントリテーナ30は上下方向及び左右方向において位置決めされる。フロントリテーナ30をガイド溝17に沿って押し込むと、途中で、係止突部36が仮係止突起18と干渉することにより、係止アーム32の撓み部35がタワー部11から離間するように弾性撓みする。係止アーム32が弾性撓みすることによって係止突部36が仮係止突起18に乗り上がる。そして、フロントリテーナ30が仮係止位置に到達すると、係止突部36が仮係止突起18を通過するので、撓み部35が弾性復帰し、係止突部36が仮係止突起18に対して後方から係止するとともに、係止突部36が共用突起19に対して前方から係止し、この係止作用によって、フロントリテーナ30がタワー部11に対して仮係止位置に保持される。そして、この状態で、キャビティ13内に端子金具25を挿入する。また、フロントリテーナ30が仮係止位置に保持された状態では、前面壁31と操作部37は、フード部12の奥端面(タワー部11の前面)に対して前方へ離間した位置にある。
端子金具25をキャビティ13に挿入し終えたら、フロントリテーナ30を本係止位置へ移動させる。この移動は、フード部12内に指を差し込んで前面壁31を押せばよい。フロントリテーナ30が移動する途中では、係止突部36が共用突起19と干渉することにより撓み部35が弾性撓みし、係止突部36が共用突起19ら乗り上がる。
そして、フロントリテーナ30が本係止位置に達すると、係止突部36が共用突起19を通過するので、撓み部35が弾性復帰し、係止突部36のガイド斜面36Sが共用突起19のガイド斜面19Sに対して後方から当接して係止状態となり、この係止作用によって、フロントリテーナ30は前方へ戻る方向の移動を規制される。尚、このガイド斜面19S,36Sは、フロントリテーナ30の移動方向に対して鈍角(フロントリテーナ30の移動方向と直角な方向に対して鋭角)をなすので、十分な係止作用を発揮かる。また、フロントリテーナ30が本係止位置に達すると、前面壁31が凹部16内に嵌合して凹部16の奥端面に突き当たるので、フロントリテーナ30のそれ以上の後方への移動が規制される。これにより、フロントリテーナ30が本係止位置に保持される。この状態では、ランス14の撓み空間15側への撓みが規制されるので、端子金具25は、ランス14とフロントリテーナ30とによる二重係止により、確実に挿入状態に保持される。
また、フロントリテーナ30が本係止位置にある状態では、操作部37が貫通孔21内に嵌入され、操作部37の後面部が、フード部12の後面壁20の後端面(外面)から後方へ突出した状態で露出する。つまり、操作部37がコネクタハウジング10の外面に露出した状態となる。
メンテナンスなどのために端子金具25を抜き取る際には、操作部37を後方から押し、本係止位置のフロントリテーナ30を仮係止位置側へ移動させる。このとき、操作部37に付与した押圧力は、ガイド斜面19S,36Sの傾斜により、撓み部35を弾性撓みさせる力として作用する。そして、この撓み部35の弾性撓みにより、係止突部36が共用突起19から解離し、フロントリテーナ30が仮係止位置側へ押し動かされる。そして、フロントリテーナ30が仮係止位置まで移動すると、係止突部36が仮係止突起18と共用突起19との間に係止して、フロントリテーナ30が仮係止位置に保持される。
本実施形態では、フロントリテーナ30に、フロントリテーナ30が本係止位置にあるときにはコネクタハウジング10の外面に露出してフロントリテーナ30を仮係止位置側へ移動させる操作を許容する状態となり、フロントリテーナ30が仮係止位置にある状態ではフード部12の内部に待避した位置に配される操作部37を形成した。したがって、本係止位置のフロントリテーナ30を仮係止位置へ移動させる際には、コネクタハウジング10の外面に露出している操作部37を目視確認しつつ、指や治具などで操作できるので、作業性がよい。
また、フロントリテーナ30が仮係止位置にあるときには、操作部37がフード部12の内部に待避しているので、操作部37が不用意に操作されたり、操作部37に対して異物が干渉したりするおそれはない。
また、フロントリテーナ30が本係止位置にある状態では、操作部37がコネクタハウジング10の外面から突出するように配置されているので、操作部37を操作するときの作業性がよい。
さらに、フード部12を構成する後面壁20がタワー部11の外面から突出した形態となっており、フロントリテーナ30が本係止位置にある状態では、後面壁20におけるタワー部11からの突出部の外面に操作部37が露出している。このように、操作部37をフード部12の後面壁20に露出させたので、フロントリテーナ30を仮係止位置へ移動させるときには、操作部37を後方から押すだけでよい。操作部37に対する押し操作方向が、フロントリテーナ30を本係止位置から仮係止位置へ移動させる方向と同じ方向なので、作業性に優れる。
さらにまた、操作部37を押してフロントリテーナ30に対して仮係止位置側へ移動させるための力を付与すると、ガイド斜面19S,36Sの傾斜によりフロントリテーナ30の撓み部35が弾性撓みして係止突部36が共用突起19から解離し、フロントリテーナ30が仮係止位置側へ移動する。本発明では、係止部同士を解離させる作業を行わずに操作部37を操作するだけで良いので、作業性に優れる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本発明によれば、操作部は、フード部の後面壁にではなく、フード部の側面壁に露出させてもよく、タワー部の外面に露出させてもよい。
(2)上記実施形態では、一対の操作部をキャビティ(端子金具)の並び方向に間隔を空けて配置したが、本発明によれば、一対の操作部は、ハウジングの並び方向と直角な方向に間隔を空けて配置してもよい。
(3)本発明によれば、操作部の数は、2つに限らず、1つまたは3つ以上でもよい。
(4)本発明によれば、フロントリテーナが本係止位置にあるときに、操作部が、フード部の後面壁の外面と面一、または後面壁の外面よりも奥まった位置にあってもよい。
(5)本発明によれば、フロントリテーナを仮係止位置と本係止位置に保持するための係止部は、コネクタハウジングの外部に露出させず、フード部の内部において互いに係止させてもよい。
(6)上記実施形態では、フロントリテーナ側の係止部のみを弾性撓み可能としたが、本発明によれば、コネクタハウジング側の係止部のみを弾性撓みしてもよく、コネクタハウジング側の係止部とフロントリテーナ側の係止部の双方を弾性撓み可能としてもよい。
(7)上記実施形態では、フロントリテーナ側の係止部とコネクタハウジング側の係止部の双方にガイド斜面を形成したが、本発明によれば、ガイド斜面は、コネクタハウジング側の係止部のみに形成してもよく、フロントリテーナ側の係止部のみに形成してもよい。
実施形態1においてフロントリテーナが仮係止位置に組み付けられる途中の状態をあらわす断面図 フロントリテーナが仮係止位置に保持されている状態をあらわす断面図 フロントリテーナが本係止位置に保持されている状態をあらわす断面図 コネクタハウジングの正面図 コネクタハウジングの側面図 フロントリテーナの正面図 フロントリテーナの平面図 フロントリテーナの側面図
符号の説明
10…コネクタハウジング
11…タワー部
12…フード部
19…共用突起(係止部)
19A…ガイド斜面
20…後面壁
25…端子金具
30…フロントリテーナ
35…撓み部(係止部)
36S…ガイド斜面
37…操作部

Claims (4)

  1. 端子金具が収容されるタワー部から前方へフード部を突出させたコネクタハウジングと、
    前記タワー部に対し、前方から前記フード部内に差し入れつつ仮係止位置と本係止位置とに選択的に組み付けられるフロントリテーナとを備え、
    前記フロントリテーナが仮係止位置にあるときには、前記タワー部に対する前記端子金具の挿入が許容され、
    前記フロントリテーナが本係止位置にあるときには、前記タワー部に挿入された前記端子金具が抜止めされるようになっているコネクタにおいて、
    前記フロントリテーナには、同フロントリテーナが本係止位置にあるときには前記コネクタハウジングの外面に露出して前記フロントリテーナを仮係止位置側へ移動させる操作を許容する状態となり、前記フロントリテーナが仮係止位置にある状態では前記フード部の内部に待避した位置に配される操作部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記フロントリテーナが本係止位置にある状態では、前記操作部が前記コネクタハウジングの外面から突出するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記フード部を構成する後面壁が、前記タワー部の外面から突出した形態となっており、
    前記フロントリテーナが本係止位置にある状態では、前記後面壁における前記タワー部からの突出部の外面に、前記操作部が露出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記フロントリテーナと前記コネクタハウジングには、互いに係止し合うことで前記フロントリテーナを本係止位置に保持可能とする係止部が形成され、
    前記フロントリテーナ側の係止部と前記コネクタハウジング側の係止部のうち少なくとも一方が、弾性撓み可能となっており、
    前記フロントリテーナ側の係止部と前記コネクタハウジング側の係止部のうち少なくとも一方には、前記フロントリテーナの本係止位置から仮係止位置への移動方向に対して傾斜したガイド斜面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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