JP4489394B2 - 渦流ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、渦流ポンプに関するものである。
渦流ポンプとは、円環状の流体通路内に配置された複数の羽根を流体通路に沿って駆動することにより、流体通路内の流体に運動エネルギーを与えるポンプである。渦流ポンプは、例えば内燃機関からの排気に空気を送り込んで、排気中のエミッションを低減するために用いられている。
従来の渦流ポンプ100には、図8や特許文献1に示すごとく、羽根通過断面が半円形であり、羽根非通過断面も半円形であるものがある。ここで、羽根通過断面とは、流体通路内の流体の主流方向に垂直な流体通路断面の一部であって、羽根101が通過する部分を指す。また、羽根非通過断面とは、流体通路内の流体の主流方向に垂直な流体通路断面の一部であって、羽根101が通過しない部分を指す。また、図9や特許文献1に示すごとく、羽根通過断面が、略四半円であり、羽根非通過断面が、半円形とその直径の一端側から所定幅を有して延びる線分とからなる形状であるものもある。
そして、渦流ポンプ100内の流体は、図10および図11に示すごとく、羽根101により運動エネルギーを与えられながら、羽根通過部分と羽根非通過部分との間を旋回しつつ、隣り合う羽根101間に構成される凹部を逐次移動する。ここで、羽根通過部分とは、流体通路の一部であって羽根101が通過する部分を指す。また、羽根非通過部とは、流体通路の一部であって羽根101が通過しない部分を指す。
ところで、羽根通過部分と羽根非通過部分との間を旋回する流体の流れは(以降、旋回流と呼ぶ)、羽根通過断面および羽根非通過断面の外周では速いが、内周に向かうほど遅くなり、中心部近傍ではほとんど旋回流が生じていない。このため、図10および図11に示す渦流ポンプ100の旋回流のように、中心が羽根101の回転軸方向外縁から離れて羽根非通過部分の方に偏在すると、流体が羽根通過部分に戻らない領域が発生する(以下、回転軸方向を軸方向と呼ぶ)。この領域の流体は羽根101から運動エネルギーを得ることができないので、主流方向の流速が低下する。これにより、ポンプの吐出量が減少しポンプ効率が低下する。
また、旋回流の中心を羽根101の軸方向外縁に近づけて、流体が羽根通過部分に戻らない領域を減少させたとしても、羽根非通過断面と羽根通過断面との断面積比によりポンプ効率が低下する場合がある。
例えば、羽根非通過断面の断面積が羽根通過断面の断面積に対して小さすぎると、流体が主流方向に向かって移動できる通過面積が小さくなるため、主流方向の流速が大きくなりすぎる。このため、流体通路の壁部から受ける摩擦損失が大きくなり、ポンプ効率が低下する。この傾向は、特に低圧吐出を行う場合に顕著である。
逆に、羽根非通過断面の断面積が羽根通過断面の断面積に対して大きすぎると、図7に示すごとく、径方向壁部で旋回流がない領域が生じる。この領域の流体は、羽根101から運動エネルギーを得ることができないので、主流方向の流速が低下する。これにより、ポンプの吐出量が減少しポンプ効率が低下する。この傾向は、特に高圧吐出を行う場合に顕著である。
特開平7−119686号公報(図2、図6)
本発明が解決しようとする課題は、渦流ポンプ内の旋回流の中心を羽根の軸方向外縁に近づけて、流体が羽根通過部分に戻らない領域を減少させることにより、ポンプ効率が低下するのを防止することにある。さらに、羽根非通過断面と羽根通過断面との断面積の比を適正に保つことにより、ポンプ効率が低下するのを防止することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明によれば、羽根車に周設された羽根によって、流体通路内の流体
に運動エネルギーが与えられる。そして、羽根の回転軸方向の幅をaとし、流体通路の軸方向内壁と羽根の回転軸方向外縁との距離をbとしたとき、0.60≦b/a≦0.76の関係を満たしている。
これにより、aとbとの比率を適正に保って、旋回流の中心を羽根の軸方向外縁に近づ
けることができる。
すなわち、従来の渦流ポンプでは、bがaに対して大きすぎるため、旋回流の中心が羽
根の軸方向外縁から離れて羽根非通過部分の方に偏在していた(図10および図11参照
)。しかし、b/a≦0.76の関係を満たせば、旋回流の中心を羽根の軸方向外縁に近
づけて、流体が羽根通過部分に戻らない領域を減少させ、ポンプ効率が低下するのを防止
することができる(図4参照)。
逆に、bがaに対して小さすぎると、羽根の径方向外縁が流体通路の径方向内壁との間
に隙間を有している場合、径方向内壁近傍で旋回流がない領域が生じる(図7参照)。こ
のため、主流方向の流速が低下しポンプ効率が低下する。しかし、0.60≦b/aの関
係を満たせば、この問題を解消することができ、ポンプ効率が低下するのを防止すること
ができる(図4参照)。
さらに、上記の関係式0.60≦b/a≦0.76を満たしているのに加え、羽根通過断面の面積値S1と、羽根非通過断面の面積値S2とは、1.0≦S2/S1≦1.2の関係を満たしている。
これにより、羽根通過断面の面積値S1と、羽根非通過断面の面積値S2との比率を適
正に保って、ポンプ効率の低下を防止することができる。
すなわち、羽根非通過断面の断面積が羽根通過断面の断面積に対して小さすぎると、流
体が主流方向に向かって移動できる通過面積が小さくなるため、主流方向の流速が大きく
なりすぎる。このため、流体通路の壁部から受ける摩擦損失が大きくなり、ポンプ効率が
低下する。しかし、1.0≦S2/S1の関係を満たせば、この問題を解消することがで
き、ポンプ効率が低下するのを防止することができる(図5参照)。
逆に、羽根非通過断面の断面積が羽根通過断面の断面積に対して大きすぎると、径方向
内壁近傍で旋回流がない領域が生じる(図7参照)。このため、主流方向の流速が低下し
ポンプ効率が低下する。しかし、S2/S1≦1.2の関係を満たせば、この問題を解消
することができ、ポンプ効率が低下するのを防止することができる(図5参照)。
渦流ポンプの流体通路内に生じる旋回流の中心を羽根の軸方向外縁に近づけるとともに、羽根非通過断面と羽根通過断面との断面積の比を適正に保つことにより、ポンプ効率が低下するのを防止することができた。
〔実施例1の構成〕
本実施例の渦流ポンプ1を図面に基づいて説明する。本実施例の渦流ポンプ1は、円環状の流体通路2内に配置された複数の羽根3を流体通路2に沿って駆動することにより、流体通路2内の流体に運動エネルギーを与えるポンプである。この渦流ポンプ1は、例えば、内燃機関(図示せず)からの排気に空気を送り込んで、排気中のエミッションを低減するために用いられる。
渦流ポンプ1は、図1および図2に示すごとく、流体通路2を形成するケーシング4と、このケーシング4内に収容されるとともに、流体通路2内の流体に運動エネルギーを与える羽根3が周設された円板状の羽根車5と、羽根車5を回転駆動する駆動軸6とからなる。
ケーシング4は、図1に示すごとく、前後2つに分割された前側部材7と後側部材8とからなる。そして、ケーシング4内には、図1および図2に示すごとく、羽根3を収容する円環状の流体通路2、羽根車本体9を収容する羽根車本体収容部10、吸入通路11、吐出通路12、および通路挟小部13が形成されている。なお、前後方向は図1に示すとおりとする。また、この前後方向は、羽根車5の回転軸方向と一致する(以下、羽根車5の回転軸方向を単に軸方向と呼ぶ)。
流体通路2の主流方向に垂直な断面は、図1に示すごとく、羽根通過断面14が、略四半長円を前後対称に重ねた略矩形形状である。また、羽根非通過断面15が、略半長円とその直径の一端側から所定幅を有して延びる線分とを前後対称に重ねた形状である。ここで、主流方向とは、流体通路2の中心線に沿った方向を指すものとする。また、羽根通過断面14とは、主流方向に垂直な流体通路2の断面の一部であって、羽根3が通過する部分を指す。また、羽根非通過断面15とは、主流方向に垂直な流体通路2の断面の一部であって、羽根3が通過しない部分を指す。そして、羽根通過断面14と羽根非通過断面15とで、流体通路2の断面をなしている。
通路挟小部13は、吸入通路11と吐出通路12との間で羽根3を収容する部分である。そして、図1に示すごとく、運動エネルギーを与えられ加圧された流体を効率よく吐出するため、通路挟小部13の内壁と羽根3の外縁とのクリアランスは所定の微小値に設定されている。このため、通路挟小部13の断面は羽根3の形状に合わせた略矩形状である。
羽根車5は、図1および図2に示すごとく駆動軸6により回転駆動される円板状の羽根車本体9、および羽根車本体9の外縁から外側に向かい周設されて流体通路2内に配置される複数の羽根3からなる。
羽根車本体9は、図1に示すごとく、軸方向に肉厚の外周部16を有する。外周部16は、羽根車本体収容部10の外周縁に設けられた段部17に、軸方向および径方向に所定のクリアランスを有して収容されている。外周部16の断面の径方向外縁は、外側から前後対称に四半円が凹状に切り取られ、軸方向中央部が外側に向かって膨出した形状をなしている。また、この外縁の前後端は滑らかに流体通路2の軸方向内壁に連なっている。これにより、図3に示すごとく羽根通過部分18において異常滞留部を生じさせることなく、旋回流を生じさせることができる。ここで、羽根通過部分18とは、流体通路2の一部であって羽根3が通過する部分を指す。これに対し、流体通路2の一部であって羽根3を含む羽根車5が通過しない部分を、羽根非通過部分19と呼ぶ。また、羽根通過部分18と羽根非通過部分19との間を旋回する流体の流れを、旋回流と呼ぶ。
なお、段部17は流体通路2の内周側に沿って設けられ、通路挟小部13の内周側に沿う部分は、通路挟小部13の一部となって略矩形状の断面の一部をなしている。そして、羽根3の外縁と同様に、外周部16の軸方向外縁および径方向内縁とこの部分の内壁との間に、微小のクリアランスが形成されている。
羽根3は、図1に示すごとく羽根通過断面14と同様の略矩形状をなし、図2に示すごとく外周部16の外縁から外側に向かって放射状かつ直線状に周設されている。そして、隣り合う羽根3同士がなす凹状空間は、羽根通過部分18をなす。また、図1に示すごとく、流体通路2の径方向内壁と羽根3の径方向外縁との間、および流体通路2の軸方向内壁と羽根3の軸方向外縁との間に形成される空間は、羽根非通過部分19をなす。
駆動軸6は、図1に示すごとく、後側部材8を挿通して羽根車本体9の中心に取り付けられている。そして、電動モータ等(図示せず)により回転トルクが伝達されて、羽根車9を回転駆動する。
〔実施例1の特徴〕
本実施例の渦流ポンプ1の特徴を、図面に基づいて説明する。まず、図1に示すごとく、羽根3の軸方向の幅をaとし、流体通路2の軸方向内壁と羽根3の軸方向外縁との距離(以降、軸方向距離と呼ぶ)をbとすると、0.60≦b/a≦0.76の関係を満たしている(本実施例では、b/aは0.68である)。本実施例では、流体通路2の軸方向内壁と羽根3の軸方向外縁との間に形成される空間が、前後対称となる位置に2箇所ある。このため、前側空間の軸方向距離(b/2)と、後側空間の軸方向距離(b/2)の合計が全体の軸方向距離(b)となっている。
また、羽根通過断面14の面積値をS1とし、羽根非通過断面15の面積値をS2とすると、1.0≦S2/S1≦1.2の関係を満たしている(本実施例では、S2/S1は1.1である)。
さらに、羽根3の形状が略矩形状である。
〔実施例1の作用〕
本実施例の渦流ポンプ1の作用を説明する。本実施例の渦流ポンプ1の羽根3は、駆動軸6により回転駆動されて、図2に示すごとく反時計方向に回転する。そして、本実施例の流体である空気は、まず吸入通路11を通って流体通路2へ吸入される。吸入された空気は、羽根通過部分18の一区画であって隣り合う羽根3同士がなす凹状空間(以後、この凹状空間を凹部と呼ぶ)に流入する。凹部に流入した空気は、羽根3により運動エネルギーを与えられながら、羽根通過部分18から羽根非通過部分19へと旋回する。羽根非通過部分19へ旋回した空気は、反時計方向に1つ隣の凹部へ旋回して流入し、再度、羽根3から運動エネルギーを与えられる。その後、空気は同様の旋回を繰り返しつつ、運動エネルギーを与えられながら隣り合う凹部を逐次移動し吐出通路12に到達する。そして、吐出通路12から渦流ポンプ1の外へ吐出される。このようにして、空気は所定の圧力に加圧されて供給される。
〔実施例1の効果〕
本実施例では、b/aは0.68であり、0.60≦b/a≦0.76の関係を満たしている。これにより、aとbとの比率を適正に保って、旋回流の中心を羽根3の軸方向外縁に近づけることができる。
すなわち、従来の渦流ポンプでは、図10および図11に示すごとく、bがaに対して大きすぎるため、旋回流の中心が羽根の軸方向縁部から離れて羽根非通過部分の方に偏在していた。しかし、図4に示すごとくb/a≦0.76の関係を満たせば、旋回流の中心を羽根3の軸方向外縁に近づけて、空気が羽根通過部分18に戻らない領域を減少させ、ポンプ効率が低下するのを防止することができる。なお、図6に示すごとく、吐出圧を変えたときの最高効率を、所定のb/a、所定のS2/S1に対するポンプ性能の尺度とした。
逆に、bがaに対して小さすぎると、図7に示すごとく、羽根の径方向外縁が流体通路の径方向内壁との間に隙間を有している場合、径方向内壁近傍で旋回流がない領域が生じる。このため、主流方向の流速が低下しポンプ効率が低下する。しかし、図4に示すごとく0.60≦b/aの関係を満たせば、これらの問題を解消することができ、ポンプ効率が低下するのを防止することができる。
本実施例では、S2/S1は1.1であり、1.0≦S2/S1≦1.2の関係を満たしている。これにより、羽根通過断面14の面積値S1と、羽根非通過断面15の面積値S2との比率を適正に保って、ポンプ効率の低下を防止することができる。
すなわち、S2がS1に対して小さすぎると、空気が主流方向に向かって移動できる通過面積が小さくなるため、主流方向の流速が大きくなりすぎる。このため、流体通路の壁部から受ける摩擦損失が大きくなり、ポンプ効率が低下する。しかし、図5に示すごとく1.0≦S2/S1の関係を満たせば、この問題を解消することができ、ポンプ効率が低下するのを防止することができる。
逆に、S2がS1に対して大きすぎると、図7に示すごとく、径方向内壁近傍で旋回流がない領域が生じる。このため、主流方向の流速が低下しポンプ効率が低下する。しかし、図5に示すごとくS2/S1≦1.2の関係を満たせば、この問題を解消することができ、ポンプ効率が低下するのを防止することができる。
本実施例では、羽根3は略矩形状である。
これにより、通路挟小部13の断面を、矩形状にすることができ、ケーシング4の加工および組立が容易になる。
〔変形例〕
本実施例の渦流ポンプ1では、羽根通過断面14が略四半長円を前後対称に重ねた形状であり、羽根非通過断面15が略半長円とその直径の一端側から所定幅を有して延びる線分とを前後対称に重ねた形状であったが、これに限定されるものではない。例えば、羽根通過断面14が半円形であり、羽根非通過断面15も半円形であり、これらを前後対称に配置したものであってもよい。また、本実施例や上記変形例のように前後対称になっていなくてもよい。
本実施例の渦流ポンプ1は、羽根3が外周部16の外縁から外側に向かって放射状かつ直線状に延設されたラジアル型遠心ポンプであったが、羽根3は、外側に向かって回転方向に傾いている前向き羽根や、回転方向と反対側に傾いている後向き羽根であってもよく、複数の羽根3を軸方向に並べた多翼であってもよい。また、遠心ポンプに限定されず、軸流ポンプ、斜流ポンプであってもよい。
本実施例では、空気が被加圧流体であったが、被加圧流体は気体に限定されず、水などの液体でもよく、気体と液体の気液2相流体でもよく、粉体と気体との固気2相流体でもよく、スラリ状の固液2相流体でもよい。
本実施例では、羽根3の形状が略矩形状であったが、他の形状であってもよい。例えば外縁の一部が、凹状に窪んでいたり、凸状に膨出していたりしてもよく、外縁全体が、滑らかな曲線で形成されていてもよい。
渦流ポンプの軸方向断面図である。 図1のA−A断面図である。 流体通路の旋回流を説明する説明図である。 ポンプの最高効率とb/aとの相関図である。 ポンプの最高効率とS2/S1との相関図である。 ポンプ効率と吐出圧との相関図である。 流体通路の径方向壁部で旋回流がない領域の説明図である。 従来の渦流ポンプの軸方向断面図である。 従来の渦流ポンプの軸方向断面図である。 従来の流体通路の旋回流を説明する説明図である。 従来の流体通路の旋回流を説明する説明図である。
符号の説明
1 渦流ポンプ
2 流体通路
3 羽根
4 ケーシング
5 羽根車
6 駆動軸
7 前側部材(ケーシング)
8 後側部材(ケーシング)
9 羽根車本体
10 羽根車本体収容部
14 羽根通過断面
15 羽根非通過断面
18 羽根通過部分
19 羽根非通過部分

Claims (1)

  1. 円環状の流体通路を形成するケーシングと、
    このケーシング内に収容されるとともに、前記流体通路内の流体に運動エネルギーを与
    える羽根が周設された羽根車と
    を備えた渦流ポンプにおいて、
    前記羽根の回転軸方向の幅をaとし、前記流体通路の回転軸方向内壁と前記羽根の回転
    軸方向外縁との距離をbとしたとき、
    0.60≦b/a≦0.76の関係を満たすとともに、
    前記流体通路内の流体の主流方向に垂直な流体通路断面の一部であって、前記羽根が通
    過する羽根通過断面の面積値をS1とし、
    前記流体通路内の流体の主流方向に垂直な流体通路断面の一部であって、前記羽根が通
    過しない羽根非通過断面の面積値をS2としたとき、
    1.0≦S2/S1≦1.2の関係を満たすことを特徴とする渦流ポンプ。
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