JP4488167B2 - フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、圧電薄膜共振器およびそれを用いたフィルタに関し、特に圧電薄膜共振器間の不要な音響結合の防止に適用して有効な技術に関する。
携帯電話の発展と共に、小型で低損失なRFフィルタへの需要が高まっている。また、高速大容量通信への要求から、通信システムの搬送波の高周波化が進んでいる。
このような要求に対し、近年では圧電薄膜共振器を用いたフィルタへの関心が高まっている。ここで、圧電薄膜共振器は、圧電薄膜を上下の電極膜で挟んだ構造を有しており、上下の電極膜間に高周波信号を印加することにより所定の共振特性を示す。そして、フィルタは、このような圧電薄膜共振器が電気的にラダー(梯子)型に接続された構造となっている。
ここで、従来におけるフィルタでは、圧電薄膜共振器の形状は長方形や正方形、つまり矩形となっている。なお、圧電薄膜共振器の形状については、たとえば1995 IEEE ULTRASONICS SYMPOSIUM P905〜908/SOLIDLY MOUNTED RESONATORS AND FILTERS、特にそのFig.4に記載がある。
ここで、本明細書において、圧電薄膜共振器の形状とは、圧電薄膜共振器を構成する圧電薄膜や電極膜の個々の形状を指すのではなく、圧電薄膜とこの圧電薄膜を挟む電極膜が相互に重なり合った領域の形状を指す。
そして、フィルタにおいては、隣り合う圧電薄膜共振器の間隔は、チップの小型化や配線長削減による低損失化を図るために、なるべく狭く設計することが重要である。
1995 IEEE ULTRASONICS SYMPOSIUM P905〜908/SOLIDLY MOUNTED RESONATORS AND FILTERS
しかしながら、隣り合う圧電薄膜共振器の間隔を狭くすると、振動部分が近接することにより音響結合が生じ、新たな共振モードが発生する可能性が懸念される。
一般に、新たな音響結合によるモードは不要なスプリアスとなり、フィルタ特性を劣化させるのみならず、製造上の問題点も顕著となってくる。
すなわち、電極膜、特に上部電極膜のレジストパターニングにおいては、パターンが密集する部分の解像度が劣化しやすく、エッチングにおいては、パターンの密集度が電極間部分とそれ以外の領域で大きく異なるので、エッチングレートが異なるなどの問題が生じ、特性ばらつきやエッチングダメージなどの問題がある。よって、従来では、相互に隣接する圧電薄膜共振器について十数μmの間隔を設けていた。
また、長方形の圧電薄膜共振器では、回転方向におけるレイアウトの自由度が少なく、フィルタの小型化に不利である。これに対し、正方形の圧電薄膜共振器は、長方形の圧電薄膜共振器に比べてレイアウトの自由度が高いが、スプリアス削減のために各々の辺が隣接する圧電薄膜共振器と平行にならないようにする必要があるため、すなわち圧電薄膜共振器は隣り合う圧電薄膜共振器に影響されるため、各々独自にレイアウトが決めにくい。
そこで、本発明は、圧電薄膜共振器のパターン不良を防止することのできる技術を提供することを目的とする。
また、本発明は、圧電薄膜共振器間の不要な音響結合を防止することのできる技術を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、圧電薄膜共振器のレイアウトの自由度を高めることのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るフィルタは、圧電薄膜を第1の電極膜と第2の電極膜とで挟んだ構造を有して前記第1の電極膜、前記圧電薄膜および前記第2の電極膜が相互に重なり合う領域で構成され、前記圧電薄膜の内部を伝搬するバルク波により所定の共振周波数の信号を得る圧電薄膜共振器が複数設けられたフィルタであって、複数の前記圧電薄膜共振器を構成する圧電薄膜はそれぞれ楕円形状を呈して相互に独立しており、何れか1つの前記圧電薄膜共振器の長軸またはその延長線が、当該圧電薄膜共振器に隣接する他の前記圧電薄膜共振器の長軸またはその延長線と交差することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るフィルタは、圧電薄膜を第1の電極膜と第2の電極膜とで挟んだ構造を有して前記第1の電極膜、前記圧電薄膜および前記第2の電極膜が相互に重なり合う領域で構成され、前記圧電薄膜の内部を伝搬するバルク波により所定の共振周波数の信号を得る圧電薄膜共振器が複数設けられたフィルタであって、何れか1つの圧電薄膜共振器と当該圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器との対向する外周部の少なくとも一部が、間隔が一定となる曲線または折れ線で形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい形態において、入力電極パッドと出力電極パッドとの間に形成された第1の配線部と、前記第1の配線部と接地電極パッドとの間に形成された少なくとも1つの第2の配線部とをさらに備え、何れか1つの前記圧電薄膜共振器が前記第1の配線部に配置され、前記第1の配線部に配置された前記圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器が前記第2の配線部に配置されて、前記第1の配線部に配置された前記圧電薄膜共振器の共振周波数とほぼ一致する***振周波数を有していることを特徴とする。
本発明のさらに好ましい形態において、前記接地電極パッドは、矩形形状を有する素子基板の相互に最も離間した2カ所の隅部近傍にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、圧電薄膜共振器のパターンが密集することがなくなるので、パターン形成時におけるレジスト残渣やエッチングレート低下によるパターン不良を防止することが可能になる。
また、本発明によれば、隣り合う圧電薄膜共振器の相互に対向する外周部の平行な箇所がなくなるので、2つの圧電薄膜共振器の位相が揃う条件がなくなり、不要な音響結合の発生を防止することが可能になる。
さらに、本発明によれば、このように2つの圧電薄膜共振器の位相が揃う条件がなくなることから、圧電薄膜共振器のレイアウトの自由度を高めることが可能になる。
さらに、本発明によれば、圧電薄膜共振器の間隔を狭くすることができ、面積効率の向上を図ることが可能になる。
そして、矩形形状を有する素子基板の相互に最も離間した2カ所の隅部近傍に2つの接地電極パッドをそれぞれ配置すれば、不要な誘導結合を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるフィルタを構成する圧電薄膜共振器を示す断面図、図2は本発明の実施の形態1におけるフィルタを示す説明図、図3は図2のフィルタの回路図、図4は比較例としてのフィルタを示す説明図である。
図1に示すように、本実施の形態のフィルタを構成する圧電薄膜共振器10は、SMR(Solidly Mounted Resonator)型圧電薄膜共振器と呼ばれるもので、たとえば単結晶シリコンからなる素子基板11の上に、音響インピーダンスが高い薄膜と低い薄膜、たとえばAlN膜12aとSiO膜12bとが交互に各2層ずつ形成されてなる音響反射膜12が形成されている。この音響反射膜12上にはPt膜が真空蒸着法により成膜され、リソグラフィーによりパターニングされて下部電極(第1の電極膜)13が形成されている。
さらに、下部電極13を覆うようにして、スパッタリング法によりZnOあるいはAlNからなる圧電薄膜14が成膜されている。そして、圧電薄膜14上にはスパッタリング法によりAlが成膜され、リソグラフィーによりパターニングされて上部電極(第2の電極膜)15が形成されている。
このような圧電薄膜共振器10において、下部電極13と上部電極15とに交流電圧を印加すると、圧電効果により圧電薄膜14の内部を伝搬するバルク波により所定の共振周波数の信号が得られる。
なお、音響反射膜12は形成されていなくてもよく、この場合には素子基板11上に直接下部電極13が形成される。また、本形態においては音響反射膜12は4層であるが、音響インピーダンスの異なる薄膜が積層されていれば、4層に限らない。さらに、各薄膜の膜質は上記のものに限定されるものではなく、一例に過ぎない。そして、たとえば音響反射膜12と下部電極13との間や、圧電薄膜14と上部電極15との間には、密着層としての薄膜を形成してもよい。
ここで、前述のように、圧電薄膜共振器10の形状とは、圧電薄膜14とこの圧電薄膜14を挟む下部電極13および上部電極15が相互に重なり合った領域の形状であることから、図1に示す場合には、上下に延びる左右2本の破線で挟まれた領域を平面上から見た形状となる。これが図2に示す形状であり、このような圧電薄膜共振器10a〜10fをレイアウトすることにより、フィルタ16が形成されている。
すなわち、本実施の形態のフィルタ16は、矩形形状を有する素子基板上に形成された楕円形状を有する圧電薄膜共振器10a〜10fにより構成されている。図2および図3に示すように、フィルタ16には、入力電極パッド17と出力電極パッド18との間に直列腕としての第1の配線部21が形成され、4つの圧電薄膜共振器10a,10b,10c,10dが直列に接続されている。また、圧電薄膜共振器10aと圧電薄膜共振器10bとの中点と接地電極パッド19との間、および圧電薄膜共振器10cと圧電薄膜共振器10dとの中点と接地電極パッド20との間に並列腕としての第2の配線部22a,22bがそれぞれ形成され、圧電薄膜共振器10a,10b,10c,10dの共振周波数とほぼ一致する***振周波数を有して圧電薄膜共振器10a,10b,10c,10dとで通過帯域を形成する圧電薄膜共振器10e,10fが配置されている。
図2において、圧電薄膜共振器10a〜10fの形状として楕円形状で示す部分は上部電極15(図1)の形状と一致しており、電極パッド17〜20、第1の配線部21および第2の配線部22a,22bはこのような上部電極15を形成する成膜プロセスと同一の成膜プロセスで形成されている。また、圧電薄膜共振器10a,10b,10eを取り囲む破線で示す領域、および圧電薄膜共振器10c,10d,10fを取り囲む破線で示す領域が下部電極13である。なお、圧電薄膜14(図1)は、本実施の形態においては素子基板の全面に形成されている。
したがって、図2に示す場合には、圧電薄膜共振器10a,10b,10eが下部電極で相互に電気的に接続され、圧電薄膜共振器10c,10d,10fが下部電極で相互に電気的に接続されている。
ここで、直列腕である第1の配線部21に配置される圧電薄膜共振器は少なくとも1つであればよい。また、第2の配線部は少なくとも1つ形成されていればよく、よって並列腕の圧電薄膜共振器も少なくとも1つであればよい。さらに、本発明のフィルタは、このようなラダー構造を有するものには限定されるものではなく、様々な構造を採用することができる。
そして、圧電薄膜共振器の形状とは圧電薄膜14とこれを挟む下部電極13および上部電極15が相互に重なり合った領域の形状であることから、本実施の形態のように、上部電極15を楕円形状とし、圧電薄膜14および下部電極13をこれより広くすることのみならず、圧電薄膜14のみあるいは下部電極13のみを楕円形状として他をこれより広くしたり、これらの何れか2種類の薄膜、あるいは全ての薄膜を楕円形状としたり、これら3種類の薄膜の何れもが楕円形状ではないが重複部分では楕円形状となるようにすることができる。
ここで、比較例として従来の圧電薄膜共振器で構成されたフィルタを図4に示す。
図4に示すフィルタ116は、入力電極パッド117と出力電極パッド118との間に直列腕としての第1の配線部121が形成され、4つの圧電薄膜共振器110a,110b,110c,110dが直列に接続されている。また、圧電薄膜共振器110aと圧電薄膜共振器110bとの中点と接地電極パッド119との間、および圧電薄膜共振器110cと圧電薄膜共振器110dとの中点と接地電極パッド120との間に並列腕としての第2の配線部122a,122bがそれぞれ形成され、圧電薄膜共振器110a,110b,110c,110dの共振周波数とほぼ一致する***振周波数を有して圧電薄膜共振器110a,110b,110c,110dとで通過帯域を形成する圧電薄膜共振器110e,110fが配置されている。この図4において、圧電薄膜共振器の面積および共振器間の最短距離は図2に示す場合と同様になっている。
なお、図4においても、圧電薄膜共振器110a〜110fの形状として示す部分は上部電極の形状と一致しており、圧電薄膜共振器110a,110b,110eを取り囲む破線で示す領域、および圧電薄膜共振器110c,110d,110fを取り囲む破線で示す領域が下部電極113である。また、圧電薄膜は素子基板の全面に形成されている。
図4に示すように、従来の圧電薄膜共振器110a〜110fは長方形(矩形)の形状となっており、隣り合う圧電薄膜共振器の間隔は一定となっている。
すると、たとえば圧電薄膜共振器110a、圧電薄膜共振器110bおよび圧電薄膜共振器110eに囲まれた領域(図4において網線で示す領域)はパターンが密集していることから、他の部分に比べてレジスト残渣やエッチングレートの低下によるパターン不良が生じやすい。
また、隣り合う圧電薄膜共振器の相互に対向する外周部が平行なために位相が揃う可能性が高く、音響的結合が懸念される。
さらに、圧電薄膜共振器の間隔が一定となる条件のもとでは、レイアウトに自由度がほとんどなく、設計上の制約が多くなる。
これに対して、本実施の形態のフィルタ16では、図2に示すように、圧電薄膜共振器10a〜10fを楕円形状としているので、隣り合う圧電薄膜共振器の中心間距離が同じでも両者の間の距離を拡大できることから、たとえば圧電薄膜共振器10a、圧電薄膜共振器10bおよび圧電薄膜共振器10eに囲まれた領域(図2において網線で示す領域)が広くなってパターンが密集することがなくなる。したがって、パターン形成時におけるレジスト残渣やエッチングレート低下によるパターン不良を防止することが可能になる。
また、このように圧電薄膜共振器10a〜10fを楕円形状としているので、隣り合う圧電薄膜共振器の相互に対向する外周部には平行な箇所がなくなる。これにより、隣り合う2つの圧電薄膜共振器の位相が揃う条件がなくなり、不要な音響結合の発生を防止することが可能になる。
さらに、圧電薄膜共振器10a〜10fを楕円形状として2つの圧電薄膜共振器の位相が揃う条件がなくなることから、圧電薄膜共振器のレイアウトの自由度を高めることが可能になる。
さらに、隣り合う圧電薄膜共振器間に面積が広い領域が形成されるため、矩形電極に比べて共振器間距離を狭くできる。
そして、隣り合う楕円形状の圧電薄膜共振器の近接点に接続配線(第1の配線部21、第2の配線部22a,22b)を設ければ、配線抵抗を削減することが可能になる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2におけるフィルタを示す説明図、図6は本発明の実施の形態2における変形例としてのフィルタを示す説明図、図7は本発明の実施の形態2における他の変形例としてのフィルタを示す説明図である。
図5に示すように、本実施の形態では、楕円形状をした圧電薄膜共振器10a〜10dを適宜回転させることにより、その長軸の延長線が隣接した他の圧電薄膜共振器の長軸の延長線と交差するようにレイアウトしたものである。つまり、図5において、圧電薄膜共振器10aの長軸Sの延長線と圧電薄膜共振器10bの長軸Sの延長線とが交差しており、圧電薄膜共振器10bの長軸Sの延長線と圧電薄膜共振器10cの長軸Sの延長線とが交差しており、圧電薄膜共振器10cの長軸Sの延長線と圧電薄膜共振器10dの長軸Sの延長線とが交差している。
なお、図示する場合には楕円形状をした2つの圧電薄膜共振器の延長線同士が交差しているが、一方の圧電薄膜共振器の長軸と他方の圧電薄膜共振器の長軸の延長線が交差する関係となっていてもよい。この場合には、交差位置が一方の圧電薄膜共振器の領域内となる。
つまり、交差位置が自らの領域内とはならない圧電薄膜共振器から見た場合には、その長軸の延長線が、楕円形状を有する隣接した他の圧電薄膜共振器の長軸またはその延長線と交差するようになる。また、交差位置が自らの領域内となる圧電薄膜共振器から見た場合には、その長軸が、楕円形状を有する隣接した他の圧電薄膜共振器の長軸の延長線と交差するようになる。
このようにすれば、圧電薄膜共振器10a,10b,10eの間隔、あるいは圧電薄膜共振器10c,10d,10fの間隔をより狭くすることができ、面積効率の向上を図ることが可能になる。
また、最短の共振器間距離を変えないという制約条件のもとにおける共振器配置の自由度が増すとともに、電極パッドの配置の自由度も増す。
なお、長軸の回転角度は任意であり、図5に示す場合に限定されるものではない。すなわち、所望のレイアウトに応じて、それぞれの回転角度や位置関係を適宜変化させることができる。
たとえば、図6および図7に示すように、圧電薄膜共振器10e,10fおよび電極パッド17〜20も含めて間隔をより狭くするようにレイアウトすれば、一層の面積効率の向上が図られるとともに、レイアウト密度がより均一になるので、エッチングのばらつきが減って安定した製造品質が得られる。
特に、図7に示すように、矩形形状を有する素子基板の相互に最も離間した2カ所の隅部近傍に2つの接地電極パッド19,20をそれぞれ配置すれば、不要な誘導結合を防ぐことができて望ましい。
なお、図4に示した従来のフィルタ116では、このような配置は困難である。これは、矩形の圧電薄膜共振器では、互いの位置関係が素子基板面に対して垂直か水平かの2方向しかないが、楕円形状の圧電薄膜共振器は、それ自体を回転させることができるので、他の楕円形状の圧電薄膜共振器に対して全方位に配置可能だからである。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3におけるフィルタを示す説明図、図9は本発明の実施の形態3における第1の変形例としてのフィルタを示す説明図、図10は本発明の実施の形態3における第2の変形例としてのフィルタを示す説明図、図11は本発明の実施の形態3における第3の変形例としてのフィルタを示す説明図、図12は本発明の実施の形態3における第4の変形例としてのフィルタを示す説明図、図13は本発明の実施の形態3における第5の変形例としてのフィルタを示す説明図、図14は本発明の実施の形態3における第6の変形例としてのフィルタを示す説明図、図15は本発明の実施の形態3における第7の変形例としてのフィルタを示す説明図、図16は本発明の実施の形態3における第8の変形例としてのフィルタを示す説明図である。
図8に示すフィルタでは、向かい合う辺が平行ではない角形を有する圧電薄膜共振器10a〜10fが用いられている。なお、図8において、圧電薄膜共振器の面積は図2に示す場合と同様になっている。
圧電薄膜共振器10a〜10fをこのような形状にすることにより、ある圧電薄膜共振器(たとえば圧電薄膜共振器10a)とこの圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器(たとえば圧電薄膜共振器10b)との対向する外周部間の間隔は一定ではなくなる。
したがって、本実施の形態においても、パターンが密集することがなくなるので、パターン形成時におけるレジスト残渣やエッチングレート低下によるパターン不良を防止することが可能になる。
また、隣り合う圧電薄膜共振器の相互に対向する外周部には平行な箇所がなくなるので、隣り合う2つの圧電薄膜共振器の位相が揃う条件がなくなり、不要な音響結合の発生を防止することが可能になる。
そして、このように2つの圧電薄膜共振器の位相が揃う条件がなくなることから、圧電薄膜共振器のレイアウトの自由度を高めることが可能になる。
このように、実施の形態1,2に示す場合のように圧電薄膜共振器を楕円形状にするのではなく、本実施の形態のように角形にしても、所期の作用効果が得られる。つまり、本発明では、ある圧電薄膜共振器と、この圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器との対向する外周部間の間隔が一定でなければよく、三角形や五角形以上の多角形、円、長円、あるいはこれらを組み合わせた形状など、様々な形状を採用することができる。また、間隔が一定でない箇所は、対向する外周部の全体にわたっている必要はなく、一部であってもよい。
一例を挙げると、図9の第1の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した角の一方を直線で切り欠いた形状、図10の第2の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した角の一方を曲線で切り欠いた形状、図11の第3の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した2つの角を曲線で切り欠いた形状、図12の第4の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した角の一方を直線で切り欠くとともに圧電薄膜共振器10eにおけるその切り欠き部分の近傍を切り欠いた形状、図13の第5の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した2つの角を曲線で切り欠くとともに圧電薄膜共振器10eにおける圧電薄膜共振器10a,10b側の2つの角を曲線で切り欠いた形状などを採用することができる。
さらに、以上説明したように相互に隣接する2つの圧電薄膜共振器の対向する外周部間の間隔が一定でない場合のみならず、一定であっても所期の作用効果が得られる形状が考えられる。
これは、ある圧電薄膜共振器とこの圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器との対向する外周部が、間隔が一定となる曲線または折れ線で形成されている場合である。なお、ここでも、曲線や折れ線で形成された箇所は、対向する外周部の全体にわたっている必要はなく、一部であってもよい。
このような一例を挙げると、図14の第6の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した外周部(辺)を等間隔を保った折れ線で形成した形状、図15の第7の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した外周部(辺)を等間隔を保った曲線で形成した形状、図16の第8の変形例に示すように、圧電薄膜共振器10a,10bの相互に対向した外周部(辺)を等間隔を保った曲線で形成するとともに、圧電薄膜共振器10a,10bと圧電薄膜共振器10eの相互に対向した外周部(辺)を等間隔を保った曲線で形成した形状などを採用することができる。
以上の説明においては、本発明をSMR型の圧電薄膜共振器で構成した場合について説明したが、上下電極に挟まれた圧電薄膜の上下方向を大気開放の状態にし、音響的に全反射させるダイヤフラム型の圧電薄膜共振器など、圧電薄膜を用いた積層型の圧電薄膜共振器全般に適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるフィルタを構成する圧電薄膜共振器を示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるフィルタを示す説明図である。 図2のフィルタの回路図である。 比較例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態2におけるフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態2における変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態2における他の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3におけるフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第1の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第2の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第3の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第4の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第5の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第6の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第7の変形例としてのフィルタを示す説明図である。 本発明の実施の形態3における第8の変形例としてのフィルタを示す説明図である。
符号の説明
10a〜10f,110a〜110e 圧電薄膜共振器
11 素子基板
12 音響反射膜
12a AlN膜
12b SiO
13,113 下部電極(第1の電極膜)
14 圧電薄膜
15 上部電極(第2の電極膜)
16,116 フィルタ
17,117 入力電極パッド
18,118 出力電極パッド
19,20,119,120 接地電極パッド
21,121 第1の配線部
22a,22b,122a,122b 第2の配線部

Claims (4)

  1. 圧電薄膜を第1の電極膜と第2の電極膜とで挟んだ構造を有して前記第1の電極膜、前記圧電薄膜および前記第2の電極膜が相互に重なり合う領域で構成され、前記圧電薄膜の内部を伝搬するバルク波により所定の共振周波数の信号を得る圧電薄膜共振器が複数設けられたフィルタであって、
    複数の前記圧電薄膜共振器を構成する圧電薄膜はそれぞれ楕円形状を呈して相互に独立しており、
    何れか1つの前記圧電薄膜共振器の長軸またはその延長線が、当該圧電薄膜共振器に隣接する他の前記圧電薄膜共振器の長軸またはその延長線と交差することを特徴とするフィルタ。
  2. 圧電薄膜を第1の電極膜と第2の電極膜とで挟んだ構造を有して前記第1の電極膜、前記圧電薄膜および前記第2の電極膜が相互に重なり合う領域で構成され、前記圧電薄膜の内部を伝搬するバルク波により所定の共振周波数の信号を得る圧電薄膜共振器が複数設けられたフィルタであって、
    何れか1つの圧電薄膜共振器と当該圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器との対向する外周部の少なくとも一部が、間隔が一定となる曲線または折れ線で形成されていることを特徴とするフィルタ。
  3. 入力電極パッドと出力電極パッドとの間に形成された第1の配線部と、
    前記第1の配線部と接地電極パッドとの間に形成された少なくとも1つの第2の配線部とをさらに備え、
    何れか1つの前記圧電薄膜共振器が前記第1の配線部に配置され、
    前記第1の配線部に配置された前記圧電薄膜共振器に隣接する他の圧電薄膜共振器が前記第2の配線部に配置されて、前記第1の配線部に配置された前記圧電薄膜共振器の共振周波数とほぼ一致する***振周波数を有していることを特徴とする請求項1または2記載のフィルタ。
  4. 前記接地電極パッドは、矩形形状を有する素子基板の相互に最も離間した2カ所の隅部近傍にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項3記載のフィルタ。
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