JP4486480B2 - シート搬送装置および画像形成システム。 - Google Patents

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本発明は、独立した排紙装置、積載装置、仕分装置などの複数のユニット間でシート搬送を同期して行わせるシート搬送装置、及びこのシート搬送装置を備え、画像形成装置から排紙されたシートを処理装置あるいはメイルボックスなどの所望のユニット同期して搬送する画像形成システムに関する。
この種の技術として例えば特許文献1あるは2に記載された発明が公知である。このうち、特許文献1には、スタック用紙の綴じ処理手段を備えた用紙処理ステーションと用紙積載手段とを備えた用紙後処理装置に装備される用紙処理装置であって、用紙後処理装置の上部に連設される用紙処理装置本体に、上下複数段のトレイと、この内の所定のトレイに選択的に用紙を搬送する用紙搬送手段と、用紙後処理装置に導入された用紙を前記用紙搬送手段に取り込むための用紙導入手段とを備えて成ることを特徴とする用紙処理装置が開示されている。
また、特許文献2には、給紙ユニット、フィニッシャユニット、両面ユニットなどの機能ごとに分割された複数のユニットを有しており、前記複数のユニットをユニットごとに交換することが可能な画像形成装置において、前記複数の各ユニットにおけるジャム発生を検知するジャム検知手段と、前記ジャム検知手段によってジャム発生が検知されたユニットのジャム発生履歴をジャム履歴情報として各ユニットごとに格納するジャム情報格納手段と、前記ジャム検知手段によってジャム発生が検知された場合、前記ジャム情報格納手段から当該ジャム発生が検知されたユニットのジャム履歴情報を抽出し、前記ジャム発生が検知されたユニットが存在する旨および前記ジャム履歴情報を表示する表示手段と、前記ジャム情報格納手段に格納されている各ユニットごとのジャム履歴情報を削除する削除手段と、を備え、前記削除手段は、前記表示手段による表示に基づき、前記ジャム発生が検知されたユニットの交換が行われた場合、前記ジャム情報格納手段から前記交換されたユニットに関するジャム履歴情報を削除することを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2000−169033号公報 特開2003−122198号公報
用紙後処理装置とこの用紙後処理装置の下流側に選択的に装着可能な独立した排紙装置、積載装置、仕分装置などの複数のユニットを装着させた場合、用紙のパンチ穿孔、綴じ、製本、仕分などの後処理を行なう過程で、用紙後処理装置と各ユニット間等のように用紙を受け渡す2つのユニット間の搬送速度が異なった場合に用紙後処理装置と各ユニット間の速度差によって用紙の弛み、引っ張りなどが生じ、用紙の弛みや引っ張りにより、用紙が破損したり、用紙ジャムが生じたりする。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、搬送速度の相違によるシートの弛みや引っ張り等によってシートの破損やジャムが生じることがないようにすることにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、複数のユニット間でシートを搬送するシート搬送装置において、シートを受け渡す2つのユニットの搬送速度が異なる場合に、それぞれの搬送速度の変更タイミングを同期させてシート状記録媒体を搬送する手段を備え、前記搬送する手段は、搬送速度を変更する場合に前記2つのユニット間で送受されるタイミング信号に基づいて前記搬送速度を変更し、同期させるタイミングを設定し、前記搬送速度変更タイミング信号の送信側は信号の伝達遅れ時間分をずらして前記タイミング信号を送信することを特徴とする
この場合、前記搬送速度の変更タイミングが、加減速タイミング及び起動停止タイミングの一方を含む。また、前記シートが前記2つのユニットの搬送駆動系に跨る場合に、前記搬送する手段はそれぞれの搬送速度の変更タイミングを同期させる。
なお、前記搬送する手段は、前記2つのユニット間の加減速、起動停止の際の加減速、加減速距離を同等として搬送する。
また、前記2つのユニットのシート搬送方向上流側のユニットがシートの搬送を検知する検知手段を備え、シート搬送下流側のユニットが前記検知手段からの検知信号に基づいて前記搬送速度変更タイミングを判断し、前記上流側のユニットに同期して搬送することもできる。
さらに、前記搬送する手段は、前記搬送速度をシート処理モードに応じて変更するようにする。
前記ユニットの1つはシート状記録媒体に所定の処理を施して排出するシート処理装置であり、他の1つは前記シート処理装置のシート搬送方向下流側に設けられたメイルボックスである。
第2の手段は、前記シートに画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置から排紙されたシートを搬送する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
を備えた画像形成システムを特徴とする。
なお、以下の実施形態において、シート処理装置は用紙後処理装置200に、メイルボックスは符号300に、搬送する手段はCPU291,350、搬送駆動モータ2942、370及び前記モータによって駆動される各コロにそれぞれ対応する。また、この発明でいうシートは用紙を含むシート状記録媒体の総称である。
本発明によれば、シートを受け渡す2つのユニットの搬送速度が異なる場合に、それぞれの搬送速度の変更タイミングを同期させてシート状記録媒体を搬送するので、搬送速度の相違によるシートの弛みや引っ張り等によってシートの破損やジャムの発生を防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る用紙後処理装置を備えた画像形成システムの概略構成を示す図である。同図において、この画像形成システムは、画像形成装置100と用紙後処理装置200と、メイルボックス300とから基本的に構成されている。用紙後処理装置200は、画形成装置100の下流側に設置され、画像形成装置100から搬送されてくる用紙の排紙積載、仕分、パンチ(穴明け)、綴じ、製本等の後処理を行なう。この用紙後処理装置200のさらに下流側に、メイルボックス300が設けられ、排紙、仕分けを行うようになっている。このメイルボックス300は用紙後処理装置200に任意に選択的に装着できる独立したユニットである。
画像形成装置100から排出された転写紙は用紙後処理装置200の入口ガイド板201を通り、入口コロ202によって前記用紙後処理置200に搬入される。用紙搬送駆動はステップモータで行っており、制御上1パルス当たりの用紙の搬送距離が分かるようになっている。これにより、用紙を的確にパンチ穿孔位置に停止させることができる。本実施形態では360mm/sの搬送速度で搬送し、1パルスあたり約0.09mmの分解能で搬送距離を制御できるようなギヤ比に設定してある。本実施形態における搬送の駆動は、入口コロ202を駆動する入口駆動部、コロ203,212,213を駆動する搬送駆動部、シフトコロ222を駆動するシフト搬送部、排紙コロ223を駆動し、排紙トレイ208に排紙する排紙駆動部、搬送コロ241,242,243、トレイ放出コロ244を駆動する下搬送駆動部に分かれており、各駆動部単独で駆動できるようにしてある。なお、符号231は、シフトコロ222によるシフト動作時に排紙コロ223が用紙のシフト動作を邪魔しないように開閉する開閉レバーであり、自由端側に前記排紙コロ223が回転自在に設けられ、基端側で支軸により回動自在に支持されている。
入口コロ202の下流側にはプレスパンチ穿孔装置502が配置されており、用紙1枚ごとにパンチ穿孔位置で用紙搬送を停止させてパンチ穿孔を行う。上搬送路210、搬送路220は用紙に綴じ処理を行わない場合の搬送路であり、綴じ処理を行う場合は下搬送路240を搬送して綴じ装置(端面綴じスティプラ)401方向に搬送される。
図2は画像形成装置(本体)100、用紙後処理装置200およびメイルボックス300のシステム構成を示すブロック図である。同図において、画像形成装置100のCPU110は用紙後処理装置200のインターフェース290を介して用紙後処理装置200のCPU291に接続されている。このCPU291にはプログラムを記憶したROM292が接続され、CPU291は、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら前記ROM292に格納されたプログラムに従って処理を実行する。CPU29には、用紙後処理装置200の図示しない複数のセンサ293からの検知情報が入力され、CPU291は前記検知入力に基づいてインターフェース351を介してメイルボックス300のCPU350に指示する。
メイルボックス300は前記CPU350によって制御される。このCPU350にはプログラムを記憶したROM353が接続され、CPU350は、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら前記ROM353に格納されたプログラムに従って処理を実行する。また、このCPU350には、メイルボックス300に設けられた複数のセンサ352からの検知情報と用紙後処理装置200の各センサ293からの検知情報が入力され、前記用紙後処理装置200からの指示と前記センサ293,352からの検知情報に基づいて搬送駆動モータ370とソレノイド371をドライバ360を介して制御する。
図3は画像形成装置(本体)100と用紙後処理装置200のシステム構成を示すブロック図である。同図から分かるように、用紙後処理装置200のCPU291はドライバ294を介して入口駆動モータ2941、搬送駆動モータ2942、排紙駆動モータ2943、パンチ駆動モータ2944、電磁クラッチ2945、前述していない他のモータ2945及び複数のソレノイド2947を駆動する。このうち入口駆動モータ2941は入口コロ202を駆動し、搬送駆動モータ2942は搬送駆動部及び下搬送駆動部(コロ203,212,213,241,242,243,244)を駆動し、排紙駆動モータ2943は排紙駆動部(排紙コロ223)を駆動し、パンチ駆動モータはプレスパンチ装置502を駆動する。また、図1には図示されていないが装置に設けられた電磁クラッチ2945、ソレノイド2947および他のモータ2946もドライバ294を介して前記CPU291によって駆動される。
このように各部が構成された本実施形態に係るシステムでは、画像形成装置100の操作部においてメイルボックス300へ排紙するモードが選択された場合、画像形成装置100より排出された用紙は用紙後処理装置200の入口ガイド板201を通り。入口コロ202によって前記用紙後処理装置200に搬入される。用紙は分岐爪211、搬送コロ212を通過し、分岐爪311によりメイルボックス300への搬送路310へ搬送され、分岐爪304〜307及び排紙コロ321〜325により排紙トレイ326〜330のいずれかのトレイにへ排紙され、積載される。
用紙にパンチ処理を行い、搬送を同期させてメイルボックス300の排紙トレイ326〜330に排紙する場合には、図4のフローチャートに示すように、画像形成装置100からの起動信号により用紙後処理装置200が起動し、用紙後処理装置200の各駆動部とメイルボックス300の駆動部は画像形成装置100(以下、本体と略す)の用紙搬送速度と同じ第1の搬送速度(本実施形態では360mm/sとしている)で駆動され、用紙の受入れ準備をする。画像形成装置本体100の用紙搬送速度は起動信号と一緒に速度情報が用紙後処理装置200へ送信される。
本体100の排紙コロ101から用紙先端が排出されると同時に本体100から用紙後処理装置200へ先端排紙信号(用紙先端が本体排紙コロを通過したという情報)が送信される。このとき同時に本体100から用紙サイズ、パンチ、綴じ等を行うか否か、排紙先(メイルボックス300の排紙トレイNo等)の情報も送信される(ステップS101)。
本体100から排出された用紙は用紙後処理装置200の入ガイド板201を通り、入口駆動部で駆動される入口コロ202によって用紙後処理装置200に搬入されて行く。用紙後端が本体100の排紙コロ101を通過すると(ステップS102)同時に本体100から用紙後処理装置200へ後端排紙信号(用紙後端が本体排紙コロ101を通過したという情報)が送信される。この情報を用紙後処理装置200が受信すると用紙後処理装置200は、前記入口駆動部、搬送駆動部、シフト搬送駆動部、排紙駆動部をパンチ処理時間を稼ぐために第2の搬送速度まで増速する等の制御に使用する。用紙の先端は前記した搬送路310方向へ導かれていく。
用紙の後端が入口コロ202の搬送方向上流側に設けられている入口センサ501で検知されると、用紙後処理装置200は搬送駆動モータに送るパルス数をカウントし、用紙後端が入口コロ202を通過すると任意のタイミングであらかじめ設定してある任意のパルス数または時間経過後(ステップS103)、用紙後処理装置200はメイルボックス300に同期減速開始タイミング信号を送信し、減速用紙穿孔位置に減速停止させるために減速動作を開始する。メイルボックス300は減速開始タイミング信号を受信すると同時に減速停止させるための減速動作を開始する(ステップS104)。用紙後処理装置200とメイルボックス300の減速停止までの加速度、減速停止までの搬送距離は同じになるように設定し、制御することにより、用紙後処理装置200とメイルボックス300のの速度差による用紙の弛み、引っ張りによる破損、ジャム等を防いでいる。
各駆動部の減速パルス数、または減速時間はあらかじめ定してあるので正確に用紙をパンチ穿孔位置に停止させることができる。減速して用紙を停止させるので停止位置のずれ、停止位置のばらつきを小さくすることができる。
用紙が停止すると(ステップS105)、前記プレスパンチ処理装置502の回転軸に駆動モータの駆動力を伝達するクラッチをONし、プレスパンチによる穿孔が行われる(ステップS106)。この間、搬送駆動部は停止しているが、入口駆動部は後続用紙の受入れのため、排紙駆動部は先行用紙を完全に排紙するために第1の搬送速度で駆動されている。パンチ穿孔が終了すると(ステップS107)、用紙後処理装置200はメイルボックス300に同期加速開始タイミング信号を送信し、画像形成装置100の搬送速度まで加速動作を開始する(ステップS108)。
メイルボックス300も加速開始タイミング信号を受信すると同時に画像形成装置100の搬送速度と同じ第1の搬送速度まで後処理装置200と同期して加速動作を開始する。そして、加速が終了し(ステップS109)、前記設定されたパルス数分の搬送が完了すると(ステップS110)、用紙は設定されたメイルボックス(326〜330の1つ)に排紙される(ステップS111)。
このように用紙後処理装置200とメイルボックス300の加速完了までの加速度、加速搬送距離が同じになるように設定し、制御して用紙後処理装置200とメイルボックス300の間の速度差による用紙の弛み、引っ張りによる破損、ジャムなどを防いでいる。
図5はメイルボックス300の用紙後処理装置200からの搬送同期信号に基づく制御手順を示すフローチャートである。
メイルボックス300は用紙後処理装置200のステップS104あるいはステップS108から入力される加速あるいは減速の同期信号に基づいて前述のように搬送動作を行う。この制御手順では、用紙搬送中であれば(ステップS201)、減速タイミング信号を受信したかどうかをチェックし(ステップS202)、減速タイミング信号を受信すると、搬送駆動モータ370を減速させる。この減速タイミング信号は用紙後処理装置200から図4のステップS104で送信された減速タイミング信号である。そして、停止または指示された速度まで減速すると(ステップS204)、加速タイミング信号の入力を待つ。そして、用紙後処理装置200からステップS108で送信された加速タイミング信号を受信すると(ステップS205)、搬送駆動モータ370を加速し(ステップS206)、加速が終了すると(ステップS207)、ステップS201に戻って用紙が搬送中であるか否かをチェックするというサイクルを繰り返す。これにより用紙後処理装置200の加減速とメイルボックス300の加減速を同期させて用紙の搬送を行うことができる。
このように加減速開始タイミング信号を送受信して加減速を同期させる場合でも、送信側が信号を送信してから受信側が加減速動作を開始するまでには一般的に各制御部の処理時間により数ms程度の遅れが発生してしまう。そこで、あらかじめ遅れ時間がわかっている場合には、加減開始タイミング信号の送信側がこの遅れ時間分だけ送信タイミングを早めることにより、加減速の同期制御のタイミング一致精度を上げることができる。
また、他の実施形態として用紙後処理装置200の入口センサ501の検知信号をメイルボックス300側でも検知できる回路を設けることにより、後処理装置200で搬送されている用紙の位置をメイルボックス300で検知させ、前記用紙後処理装置200で行なうのと同様の方法で駆動部の搬送パルス数により用紙後処理装置200の加減速開始位置にタイミングを同期させることもできる。この方法では、前記の送受信の応答時間による加滅速開始タイミングのずれをなくすことができ、同期制御のタイミングー致精度を上げることができる。
パンチ穿孔位置を変更する場合は、画像形成置100からのモード情報によりメイルックス300は加滅速、停止位置の制御パルスを用紙後処理装置200と合わせて同期させるようにしてある。
図6はメイルボックス300の用紙後処理装置200の入口センサ501の検知信号に基づいて搬送同期制御を行う場合の制御手順を示すフローチャートである。
この制御手順では、パンチ処理が行われ(ステップS301)、同期させる必要がある用紙サイズであれば(ステップS302)、用紙後処理装置200の入口センサ501で用紙後端を検出し(ステップS303)、用紙を停止させるために予め設定されたパルス数搬送すると(ステップS304)、搬送駆動モータ370の減速を停止し(ステップS305)、用紙を穿孔位置で停止させる(ステップS306)。穿孔位置で停止させた状態で穿孔動作時間待ち(ステップS307)、パンチが終了すると(ステップS308)、搬送駆動モータ370の駆動を開始して加速し(ステップS309)、所定の速度になると加速を止め定速で搬送する(ステップS310)。そして、パンチ穿孔された用紙は本体100の用紙搬送速度と同じ第一の搬送速度でメイルボックス300の搬送コロ301,302,303に搬送され、本体100の排紙先情報により排紙コロ321〜325のいずれかより排紙トレイ326〜330の1つへ排紙される。一方、ステップS302で同期をとる必要のない搬送方向に短いサイズの用紙であれば、同期制御は行われない。
このように用紙を一旦停止させてパンチ穿孔を行う機構の場合、パンチ穿孔後の用紙と画像形成装100から連続して搬送されてくる後続用紙との間の紙間が詰まるため生産性が低下してしまうという間遠がある。用紙の搬送方向のサイズが短く、後処理装置200のパンチ穿孔後の第一の搬送速度までの加速完了時に用紙先端がメイルボックス300の入口搬送コロ301に達しないサイズの場合はメイルックス300を用紙後処理装置200と同期させる必要はないのでこのような場合には、メイルボックス300は用紙後処理装置200のパンチ穿孔時同期停止を行なわないように制御し、生産性低下を防ぐことができる。
以上のように本実施形態によれば、以下に述べるような効果を奏する。
(1)用紙後処理装置200とメイルボックス300間の搬送速度が異なった場合、両者間の加減速、起動停止の搬送速度の変更タイミングを同期させて搬送するので、前記両者間の速度差による用紙の弛み、引っ張りに用紙の破損、ジャム等を発生させることなくスムーズに搬送することができる。
(2)用紙が用紙後処理装置200とメイルボックス300の両方の側の搬送駆動機構に跨るような搬送方向に長い用紙サイズの場合のみ同期させて搬送するので、前記両方の側に跨ることのない小サイズ用紙の生産性の低下を防止することができる。
(3)用紙後処理装置200とメイルボックス300間の加減速、起動停止の際の加減速、加減速距離を同等として用紙を搬送するので、両者間の速度差による用紙の弛み、引っ張りに用紙の破損、ジャム等を発生させることなくスムーズに搬送することができる。
(4)搬送速度を変更する場合に前記2つのユニット間で送受されるタイミング信号に基づいて前記搬送速度を変更し、同期させるタイミングを設定するので、両者間の速度差による用紙の弛み、引っ張りに用紙の破損、ジャム等を発生させることなくスムーズに搬送することができる。
(5)搬送速度変更タイミング信号の送信側は信号の伝達遅れ時間分をずらして前記タイミング信号を送信するので、両者間の速度差による用紙の弛み、引っ張りに用紙の破損、ジャム等を発生させることなくスムーズに搬送することができる。
(6)シート搬送方向上流側の用紙後処理装置200がシートの搬送を検知する入口センサ501を備え、シート搬送下流側のメイルボックス300が前記入口センサ501からの検知信号に基づいて前記搬送速度変更タイミングを判断し、前記用紙後処理装置200に同期して搬送するので、両者間の速度差による用紙の弛み、引っ張りに用紙の破損、ジャム等を発生させることなくスムーズに搬送することができる。
(7)前記搬送速度をシート処理モードに応じて変更するので、処理モードに対応して制御することが可能となり、モード変更があっても両者間の速度差による用紙の弛み、引っ張りに用紙の破損、ジャム等を発生させることなくスムーズに搬送することができる。
本発明の施形態に係る画像形成装置、用紙後処理装置及びメイルボックスからなるシステムの概略構成を示す図である。 図1のシステムの電気的構成を示すブロック図である。 画像形成装置と用紙後処理装置のシステム構成を示すブロック図である。 用紙後処理装置の搬送同期制御の制御手順を示すフローチャートである。 メイルボックスの搬送同期信号による制御手順を示すフローチャートである。 メイルボックスの後処理センサ検知信号による制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置本体
110 CPU
200 用紙後処理装置
291 CPU
294 ドライバ
2942 搬送駆動モータ
300 メイルボックス
304〜307 分岐爪
310 搬送路
311 分岐爪
321〜325 排紙コロ
326〜330 排紙トレイ
350 CPU
360 ドライバ
370 搬送駆動モータ
501 入口センサ

Claims (8)

  1. 複数のユニット間でシートを搬送するシート搬送装置において、
    シートを受け渡す2つのユニットの搬送速度が異なる場合に、それぞれの搬送速度の変更タイミングを同期させてシート状記録媒体を搬送する手段を備え、
    前記搬送する手段は、搬送速度を変更する場合に前記2つのユニット間で送受されるタイミング信号に基づいて前記搬送速度を変更し、同期させるタイミングを設定し、
    前記搬送速度変更タイミング信号の送信側は信号の伝達遅れ時間分をずらして前記タイミング信号を送信すること
    を特徴とするシート搬送装置
  2. 前記搬送速度の変更タイミングが、加減速タイミング及び起動停止タイミングの一方を含むことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置
  3. 前記シートが前記2つのユニットの搬送駆動系に跨る場合に、前記搬送する手段はそれぞれの搬送速度の変更タイミングを同期させることを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置
  4. 前記搬送する手段は、前記2つのユニット間の加減速、起動停止の際の加減速、加減速距離を同等として搬送することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記2つのユニットのシート搬送方向上流側のユニットがシートの搬送を検知する検知手段を備え、
    シート搬送下流側のユニットが前記検知手段からの検知信号に基づいて前記搬送速度変更タイミングを判断し、前記上流側のユニットに同期して搬送すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記搬送する手段は、前記搬送速度をシート処理モードに応じて変更することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記ユニットの1つがシート状記録媒体に所定の処理を施して排出するシート処理装置であり、他の1つが前記シート処理装置のシート搬送方向下流側に設けられたメイルボックスであることを特徴とする請求項ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記シートに画像を形成する画像形成装置と、
    この画像形成装置から排紙されたシートを搬送する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    を備えていることを特徴とする画像形成システム
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