JP4481097B2 - 射出成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、金型を用いて成形物を成形する射出成形機に関し、特に、射出成形機の作動時、この射出成形機に複数設けられている各種プーリとこれらプーリに連結されているベルトとの接触部位から発生される騒音を軽減させる射出成形機に関する。
従来から用いられている一般的な射出成形機においては、加熱シリンダ内に原料である粒状の熱可塑性樹脂を送り、加熱シリンダ内に設けられた進退可能なスクリューにより樹脂を溶融しながらスクリュー先端のノズル側に送り出し、スクリューの先端側に設けられたノズルから金型装置のキャビティに溶融樹脂を射出させ、キャビティ内で溶融樹脂を冷却させ固化させた後、金型装置を開き、突出しピンなどにより金型に張り付いている成形物を金型から外すことにより、成形物が成形されている。
このようなプラスチックなどの成形物を成形する射出成形機においては、その構成を大別すると概ね、型締めユニットと及び射出ユニットから構成されており、型締めユニットにおいては、一般的に固定金型と可動金型を有すると共に、可動金型をトグル機構若しくは直圧方式などの型締めを可能とする可動手段によって、固定金型に対し可動金型を進退させ、型締めの際の型閉じ、及び型開きを行っている。
また、前述した型締めユニットの金型の型締め時に形成されるキャビティに、粒状の樹脂であるペレットを溶融樹脂として供給する際には射出ユニットが用いられ、この射出ユニットには、駆動源たるモータなどの駆動手段が備えられ、モータの回転力をプーリやベルトなどを介して順次伝達させ、回転運動を直線運動に変換するボールネジ機構などにより、加熱シリンダ内のスクリューを回転させることにより溶融樹脂を搬送させ、次に溶融樹脂をノズルから型締めユニットに設けられた金型間のキャビティに射出するようになっている。
また、特許文献1などには、射出成形機の外部にモータやプーリなどの駆動伝達機構が外部に露出して配置されている射出成形機において、この射出成形機に構成されるスクリューの回転時の騒音を低減させる作動の静かな射出成形機が開示されている。
特開2000−190361号公報
しかし、上記背景技術における射出成形機おいては、単に射出成形機の作動によって成形物を短時間で成形することは従来から可能ではあるものの、射出成形機は、一連の射出成形の工程(サイクル)を駆動伝達機構などにより繰り返し行うことによって、それらを構成するプーリやベルト等の回転時に発生する、いわゆるメカニカルノイズによりモータとプーリの接触部位などから必然的に騒音が発せられ、射出成形機の作業者にとっては、耳障りな不快な思いをすると共に騒音問題などから、射出成形機の稼動を所定の限られた時間のみでないと稼動することができないといった問題もあると共に、射出成形機の各種
操作或いは射出成形機に構成されている各種装置の微調整などを行う作業者にとっては騒音が耳障りとなり、各種装置の調整を行う際には好ましいとは言えるものではなかった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、射出成形機が作動している際に発する騒音を可及的軽減させ、各種装置や部品の摩擦などに伴う騒音を軽減することで、メカニカルノイズに伴う騒音を軽減させた静音性を向上させた射出成形機に関する。
請求項1に係る射出成形機は、金型間に形成されるキャビティに供給される溶融樹脂の可塑化および計量を行う計量駆動装置と、該計量駆動装置により計量された前記溶融樹脂を前記キャビティに押し出して射出させる射出駆動装置と、前記金型の型締め及び型開きを行う型締め駆動装置と、前記型締め駆動装置により前記金型の型締め時に前記キャビティ内により溶融樹脂の固化された成形物を前記金型の型開き時に突き出して取り外すエジェクト駆動装置とを備えた射出成形機において、
該射出成形機の駆動源たる各駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを、各々の騒音防止カバーによって覆うように構成し、
各々の騒音防止カバーとして、前記計量駆動装置の駆動源たる計量駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第1の計量駆動源用騒音防止カバーと、前記射出駆動装置の駆動源たる射出駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第2の射出駆動源用騒音防止カバーと、前記型締め駆動装置の駆動源たる型締め駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第3の型締め駆動源用騒音防止カバーの各騒音防止カバーを設けたことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、射出成形機により成形物を成形する際に駆動される計量駆動用モータ、射出駆動用モータ、型締め駆動用モータの夫々の駆動時に作動する各プーリとこれらと連結される各タイミングベルトとを外部に露出しないように第1〜第3の騒音防止カバーにより覆うことで、各プーリと各タイミングベルトとの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができる。
請求項2に係る射出成形機は、請求項1記載の射出成形機において、前記各々の騒音防止カバーとして、前記第1の計量駆動源用,第2の射出駆動源用,第3の型締め駆動源用の各騒音防止カバーに加えて、前記型締め駆動装置を備えた前記型締めユニットに、前記型締め駆動装置により型締めされた前記金型の型開き途中又は型開き後に、前記金型に貼着している前記成形物を突き出して取り外すエジェクト駆動装置の駆動源たるエジェクト駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとの接触部位を、外部に露出しないように覆って騒音を防止するためのエジェクト駆動源用騒音防止カバーを設けたことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、エジェクト駆動用モータの駆動に伴い作動されるプーリとこれらに連結されているタイミングベルトとの接触部位をエジェクト駆動源用騒音防止カバーが覆っているので、これらの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができる。
請求項3に係る射出成形機は、請求項2記載の射出成形機において、前記エジェクト駆動源用騒音防止カバーが第4の騒音防止カバーと第5の騒音防止カバーからの複数の騒音防止カバーから成ることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、第4の騒音防止カバーと第5の騒音防止カバーによりエジェクト駆動用モータの駆動に伴い作動されるプーリとこれらに連結されているタイミングベルトとの接触部位を覆うことで、これらの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができる。
請求項1に係る射出成形機の発明によれば、金型間に形成されるキャビティに供給される溶融樹脂の可塑化および計量を行う計量駆動装置と、該計量駆動装置により計量された前記溶融樹脂を前記キャビティに押し出して射出させる射出駆動装置と、前記金型の型締め及び型開きを行う型締め駆動装置と、前記型締め駆動装置により前記金型の型締め時に前記キャビティ内により溶融樹脂の固化された成形物を前記金型の型開き時に突き出して取り外すエジェクト駆動装置とを備えた射出成形機において、該射出成形機の駆動源たる各駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを、各々の騒音防止カバ
ーによって覆うように構成し、該各々の騒音防止カバーとして、前記計量駆動装置の駆動源たる計量駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第1の計量駆動源用騒音防止カバーと、前記射出駆動装置の駆動源たる射出駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第2の射出駆動源用騒音防止カバーと、前記型締め駆動装置の駆動源たる型締め駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第3の型締め駆動源用騒音防止カバーの各騒音防止カバーを設けたから、各プーリとこれらと連結される各タイミングベルトとを外部に露出しないように第1〜第3の騒音防止カバーにより覆うことで、各プーリと各タイミングベルトとの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができるので静音性に優れた射出成形機を提供することができる。
請求項2に係る射出成形機の発明によれば、請求項1において、前記各々の騒音防止カバーとして、前記第1の計量駆動源用,第2の射出駆動源用,第3の型締め駆動源用の各騒音防止カバーに加えて、前記型締め駆動装置を備えた前記型締めユニットに、前記型締め駆動装置により型締めされた前記金型の型開き途中又は型開き後に、前記金型に貼着している前記成形物を突き出して取り外すエジェクト駆動装置の駆動源たるエジェクト駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとの接触部位を、外部に露出しないように覆って騒音を防止するためのエジェクト駆動源用騒音防止カバーを設けたから、金型に貼着されている成形物を取り外す際に作動されノイズ音を発生するプーリとこれらに連結されているタイミングベルトとの接触部位をエジェクト駆動源用騒音防止カバーが覆っているので、これらの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができ、射出成形機の作動に伴うノイズ音をより一層軽減することができる。
請求項3に係る射出成形機の発明によれば、請求項2において、前記エジェクト駆動源用騒音防止カバーが第4の騒音防止カバーと第5の騒音防止カバーからの複数の騒音防止カバーから成るから、第4の騒音防止カバーと第5の騒音防止カバーによりエジェクト駆動用モータの駆動に伴い作動されるプーリとこれらに連結されているタイミングベルトとの接触部位を覆うことで、これらの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができ、射出成形機の作動に伴うノイズ音をより一層軽減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図38により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は本発明の一例を示す射出成形機の金型を型閉じした状態を示す側面図であり、図2は射出成形機の金型を型閉じした状態を示す平面図である。これらの図に示すように、射出成形機1は機台2を有し、この機台2上に射出ユニット10及び型締めユニット80が配置されている。
前者である射出ユニット10の構成について以下に詳述すると、図5に示すように、射出ユニット10には、この射出ユニット10のスクリュー51を回転させ溶融樹脂を送り出す計量駆動装置11と後述する金型のキャビティに溶融樹脂を射出する射出駆動装置12が設けられており、射出ユニット10の上方側には粒状の原料である樹脂(ペレット)が投入されるホッパ13を有し、このホッパ13からその下方に設けられた筒型の加熱シリンダ14内に粒状の樹脂が自重により落下して投入されるようになっている。
また、計量駆動装置11は、スクリュー51を回転させると共に加熱シリンダ14内に供給され加熱された溶融樹脂の計量などを行うものであり、駆動源たる計量駆動用モータ15を備え、この計量駆動用モータ15の回転軸部16に固定されている第1のプーリ17が、計量駆動用タイミングベルト18を介して第2のプーリ19を回転するようになっている。なお、第2のプーリ19が回転するとこの回転に従って、スクリュー51の後側は、第2のプーリ19の中心部に固定されているので、同方向に回転されるようになっている。
一方、射出駆動装置12には、図8に示すように、駆動源たる一対の射出駆動用モータ20,21が、機台2上に載置されている後側支持フレーム22にネジなどにより固定されており、各射出駆動用モータ20,21の回転軸部23,24にはそれぞれに第3のプーリ25と第4のプーリ26が固定され、射出駆動用タイミングベルト27,28を介して第5のプーリ29を回転するようになっている。また、第5のプーリ29には、取付孔30が複数形成されており、後側支持フレーム22内に回動自在に枢支されている回動部材31に、第5のプーリ29がその取付孔30にネジ32が挿通され取り付けられている。また、回動部材31には、後述するボールネジユニットに構成されているボールネジ部の一方の端部が固定され、回動部材31の回動と共に同方向に回動する。
ここで、ボールネジユニットについて説明すると、図5に示すように、機台2上に固定ネジ3などにより固定されている前側支持フレーム33と後側支持フレーム22との間を連結する円柱状の4本のタイバー40に、ボールネジユニットに構成されるナット部41が進退可能(図5に示す左右方向)に取り付けられている。また、ナット部41を前後方向に進退させる際に誘導するボールネジ部42は、その一方の端部側が回動部材31にネジなどにより取り付けられている。
また、ボールネジ部42は、後側支持フレーム22に回動自在に軸支されており、ボールネジ部42に対し、その軸線方向(図5に示す左右方向)に進退するナット部41の可動時には、このナット部41とボールネジ部42との間の各々に形成された図示しない溝部の間を鋼球が転がりながら繰り返し通過することで、ボールネジ部42に対してナット部41がスムーズに進退するものである。また、ナット部41には、支持プレート43が一体的にネジ止めされて取り付けられており、この支持プレート43には、4本のタイバー40の位置に対応してその四隅に孔部44が形成されていて、前述した前側支持フレーム33と後側支持フレーム22とを連結して固定されている4本の円柱型のタイバー40に支持プレート43の孔部44が遊嵌され、タイバー40と孔部44との間は摩擦による損失が小さくなるように滑るように接触されている。
また、軸受部材34には4本のタイバー40の位置に対応して嵌合孔45が形成されており、この嵌合孔45がタイバー40に遊嵌されタイバー40の軸線方向に沿って、軸受部材34が進退可能になっている。
前述した射出ユニット10の加熱シリンダ14の後端部は、前側支持フレーム33にネジにより固定されている。また、加熱シリンダ14内には、この加熱シリンダ14内を回動可能なインライン式のスクリュー51が設けられており、このスクリュー51の後端部は、前述した計量駆動装置11に構成される第2のプーリ19の中心に固定されており、計量駆動装置11の計量駆動用モータ15を駆動源として、スクリュー51を回転させるように構成されている。なお、スクリュー51は、加熱シリンダ14との間に有する溶融樹脂をスクリュー51先端のノズル52側に移動させる機能を有する一方で、前進され溶融樹脂を注入するプランジャとしての機能もあり、加熱シリンダ14内であると共にスクリュー51の先端に配置されている射出ユニット10のノズル52は、加熱シリンダ14内の先端の内側に螺合され、後述する型締めユニット80に設けられている可動金型84と固定金型83より形成されるキャビティ81へ溶融樹脂をここから供給する。
次に上記射出成形機に構成される型締めユニット80の構成について以下に説明する。図9などに示す80は、固定金型83に対し可動金型84を前進後退させ型締め型開きを行う型締め駆動装置82を備えた型締めユニットであり、この型締めユニット80には、前記型締め駆動装置82と金型の型開き時に可動金型84内に貼着している成形物Pをエジェクトピン120を突き出して取り出すエジェクト駆動装置110とが備えられている。
また、型締めユニット80の前側支持枠85は機台2上に載置されており、型締めユニット80の固定ダイプレート86は機台2上にネジ止めされ固定されている。そして、前側支持枠85と固定ダイプレート86との間には、4本の円柱型のタイロッド87が連結されている。
次に、型締め駆動装置82について説明する。90は、前側支持枠85に固定されると共に、固定金型83に対し可動金型84の型締めを行う駆動源たる型締め駆動用モータである。型締め駆動装置82においては、型締め駆動用モータ90に第6のプーリ91が回動自在に取り付けられており、型締め用タイミングベルト92を介して前側支持枠85に軸支されている第7のプーリ93を回転するもので、第7のプーリ93に固定されていると共に前側支持枠85に回動自在に枢支されている円柱状の軸部94を回転させ、駆動伝達機構95により回転運動を直線運動に変換させ、トグル装置100に駆動力を伝達させる。そして、図3に示すように、トグル装置100に構成されている複数のアームが連結されたリンクアーム101が縮められた状態である可動金型84を型開きした状態から、固定金型83に対し可動金型84の型閉じを行った図1に示す作動状態にあっては、同図に示すようにトグル装置100を構成するリンクアーム101が直線状に伸びることで、固定金型83に対し可動金型84の型閉じが行われて型締めが行われる。一方、型閉じされた前記可動金型84を型開きする際には、回転運動を直線運動に変換させる駆動伝達機構95の駆動を、前述した型閉じ時の作動を型締め駆動用モータ90により逆回転にて行うことで、固定金型83に対して可動金型84を型開きすることができる。なお、本実施例においては、リンクアーム101の一端に形成されている連結部102が、可動ダイプレート103に回動自在に取り付けられ、トグル機構100の直線運動を可動ダイプレート103を介して、この可動ダイプレート103にネジ止めされた可動金型84を進退させる。一方、可動金型84に臨んで配置されている固定金型83は、固定ダイプレート86にネジ止めされ固定されている。
次に、型締めユニット80のエジェクト駆動装置110について説明する。型締めユニット80に構成されているエジェクト駆動装置110には、図12に示すように駆動源たるエジェクト駆動用モータ111が可動ダイプレート103に固定され、可動ダイプレート103と共に進退(図10に示す左右方向)する。また、エジェクト駆動用モータ111には、第8のプーリ112が回動自在に取り付けられており、エジェクト駆動用タイミングベルト113を介して、図12に示す第9のプーリ114及び第10のプーリ115が回転されるようになっている。なお、第8のプーリ112の外部には、この第8のプーリ112を外部に露出しないように覆う後述する第4の騒音防止カバー170が取り付けられている。また、第9,第10のプーリ114,115は、図13に示すように、可動ダイプレート103の前面側の筒状部116内に配置され、可動ダイプレート103内に回動自在に軸支されているエジェクト駆動用軸117に軸支されている。そして、第9,第10のプーリ114,115の回転時には、これらの回転運動が駆動伝達手段118により直線運動に変換され、エジェクトピン120が進退されるようになっている。
また、第9,第10のプーリ114,115の前面側(図13に示す下側)には、これらを外部に露出しないように覆う第5の騒音防止カバー180が可動ダイプレート103にネジ止めされると共に、可動ダイプレート103には前記筒状部116が一体に形成されており、第9,第10のプーリ114,115とエジェクト駆動用タイミングベルト113とから発生されるノイズを、筒状部116、第5の騒音防止カバー180、及び後述する第6,第7の騒音防止カバー190,200、で覆うことでノイズ音を軽減する。なお、前記筒状部116には、グリスなどの注入及び点検を行うために設けられた開口部121が形成されており、この筒状部116の開口部121に、それぞれの開口部121,121を覆う前記第6,第7の騒音防止カバー190,200が、筒状部116の側部に位置する開口部121を塞ぐようにしてネジ止めされている。
ここで、本実施例の一例における射出成形機1に備えられ、少なくとも各プーリを覆い、メカニカルノイズなどのノイズを防止するた各種騒音防止カバーについて以下に詳述する。射出ユニット10の第1の計量駆動源用騒音防止カバーとしての第1の騒音防止カバー140は、図7の2点鎖線で示すように、計量駆動装置11の第1,第2のプーリ17,19及び計量駆動用タイミングベルト18を外部に露出しないように軸受部材34にネジ止めされ、この軸受部材34の正面側(図7に示す手前側)に突設されている第1のプーリ17、軸受部材34の内部前面側に配置されている第2のプーリ19、及び第1のプーリ17と第2のプーリ19とを連結する計量駆動用タイミングベルト18とを覆っている。なお、第1の騒音防止カバー140についてさらに説明すると、この第1の騒音防止カバー140は、第1のプーリ17を覆う第1のカバー141と、第1のカバー141の下部に設けられ第2のプーリ19の上方半分を覆う第2のカバー142と、第2のプーリ19の下方半分を覆う第3のカバー143とからなる。そして、このように上下方向に複数のカバー、すなわち図14に示すように、第1〜第3のカバー141,142,143を一体的に配置することで、一体に設けられた単独の重量の重いカバーに比べ、これら第1〜第3のカバー141,142,143の取り付け作業を容易に行うことができる。また、第1のカバー141には、ネジを挿通する長孔144が形成されているので、その取り付け部位が高所であっても図示しないネジ孔に対し長孔144の位置決めが容易となるので、ネジ止めなどの取り付け作業性に優れるものである。
また、射出ユニット10の第2の射出駆動源用騒音防止カバーとしての第2の騒音防止カバー150は、図6に示すように、射出駆動装置12の第3〜第5のプーリ25,26,29及び射出駆動用タイミングベルト27,28を外部に露出しないように、後側支持フレーム22の後面を塞ぐようにして取りつけられている平板状のプレートを折り曲げて形成した第1の固定プレート151に、第2の騒音防止カバー150の周縁に形成された縁部152が当接されネジ止めされ、第1の固定プレート151から射出ユニット10の後方に突設された第3〜第5のプーリ25,26,29及び射出駆動用タイミングベルト27,28を覆って設けられている。
また、型締めユニット80の第3の型締め駆動源用騒音防止カバーとしての第3の騒音防止カバー160は、図3及び図27などに示すように、型締めユニット80の第6、第7のプーリ91,93及び型締め用タイミングベルト92を外部に露出しないように、前側支持枠85の前面側を塞ぐようにして取りつけられている第2の固定プレート161に、第3の騒音防止カバー160の周縁に形成された縁部162が当接された状態でネジ止めされ、第2の固定プレート161から型締めユニット80の前側に突出された第6,第7のプーリ91,93及び型締め用タイミングベルト92を覆って設けられている。
図12は、エジェクト駆動装置110を正面側から視た状態を示す説明図である。エジェクト駆動装置110の第4の騒音防止カバー170は、図12及び図30などに示すように、エジェクト駆動装置110の第8のプーリ112が外部に露出しないように覆うようにしてエジェクト駆動用モータ111にネジ止めされていると共に、第9,第10のプーリ114,115は、可動ダイプレート103の前側の壁部163、筒状部116、及び第5の騒音防止カバー180により、外部に露出しないように覆われている。このように、ノイズ音の発生する第8,第9,第10のプーリ112,114,115とエジェク
ト駆動用タイミングベルト113との接触する部位を、少なくとも外部に露出しないように覆うことにより、エジェクト駆動用モータ111の回転駆動に伴う第8〜第10のプーリ112,114,115とエジェクト駆動用タイミングベルト113との接触部位から発生されるノイズ音を軽減できるようになっている。
次に、上記射出成形機に係るその作動について説明する。図1に示すように、射出成形機1の型締めユニット80に構成される固定金型83に可動金型84が型閉じされている状態において、射出ユニット10のホッパ13に粒状の熱可塑性樹脂たるペレットを投入し、射出成形機1の各種作動を可能とする図示しない操作パネルにて所定の操作を行うと、それとほぼ同時にホッパ13に供給されているペレットはその自重によって順次加熱シリンダ14内に落下される。そして、計量駆動装置11の計量駆動用モータ15の回転駆動に伴い、第1のプーリ17からその駆動力が計量駆動用タイミングベルト18を介して第2のプーリ19に伝達され、第2のプーリ19に固定されているスクリュー51の回転に伴い、ペレットは加熱シリンダ14内で溶融されながら攪拌及び混練され、加熱シリンダ14の前側であるノズル52側に溶融樹脂が送られる。この時、第1の騒音防止カバー140により第1,第2のプーリ17,19及び計量駆動用タイミングベルト18が外部に露出しないように覆われているから、第1,第2のプーリ17,19と計量駆動用タイミングベルト18との間から発生される計量駆動用モータ15の回転駆動に伴う回転ノイズ音を軽減することができる。
そして、加熱シリンダ14内のノズル側に溶融樹脂が溜まるに従い、貯えられた溶融樹脂の圧力によって、加熱シリンダ14内をスクリュー51は押し戻されて僅かに後退する。そして、図示しない計量制御手段により計量駆動装置11の計量駆動用モータ15が停止されスクリュー51の回転が停止され溶融樹脂のキャビティ81への射出量が計量される。
次に、射出駆動装置12の一対の射出駆動用モータ20,21の回転駆動に伴い、第3,第4のプーリ25,26からその駆動力が射出駆動用タイミングベルト27,28を介して第5のプーリ29に伝達され、その回転力が回動部材31を介してボールネジ部42が回転されると、このボールネジ部42の回転に伴ってナット部41は、軸受部材34と共に前進(図1に示す左方向)し、第2のプーリ19に固定されているスクリュー51を前進させて、加熱シリンダ14の先端側の加圧され溜まっている溶融樹脂が、キャビティ81内に押し出されることで、固定ダイプレート86の注入口から可動金型84と固定金型83との間に形成されているキャビティ81に射出され隙間無く注入される。この時、第2の騒音防止カバー150により、第3,第4,第5のプーリ25,26,29とこれらを連結する射出駆動用タイミングベルト27,28が外部露出しないように覆われているから、第3,第4,第5のプーリ25,26,29と射出駆動用タイミングベルト27,28との間から射出駆動用モータ20,21の回転駆動に伴う回転ノイズ音を軽減する
ことができる。
そして、キャビティ81内に溶融樹脂が隙間無く充填されると、キャビティ81内に充填された溶融樹脂は、次第に固定金型83及び可動金型84の内面より放熱され冷却されて固体化され成形物Pとなる。
次に、型締めユニット80の型締め駆動用モータ90の回転駆動に伴い、第6のプーリ91からその駆動力が型締め用タイミングベルト92を介して第7のプーリ93に伝達され、第7のプーリ93の回転に従って、これと一体的に固定されている軸部94が回転され、駆動伝達機構95などにより回転運動を直線に変換させた後、トグル装置100に駆動力が伝達される。このように、固定金型83に対し可動金型84が型締めしている状態においては、固定金型83に対しリンクアーム101の連結部102は可動ダイプレート103に取り付けられているから、型締め駆動用モータ90の回転駆動力が順次伝達されて可動金型84が型開きされる。すなわち、リンクアーム101が直線状に伸びきって固定金型83に対し可動金型84が型締めしている状態から、リンクアーム101が折り畳まれて可動金型84の型開き時には、固定金型83に対し、リンクアーム101の連結部102は可動ダイプレート103に取り付けられていることで、型締め駆動用モータ90の回転駆動力が順次伝達されて固定金型83に対し可動金型84が型開きされる。この時、第3の騒音防止カバー160により第6,第7のプーリ91,93及び型締め用タイミングベルト92が外部露出しないように覆われているから、第6,第7のプーリ91,93と型締め用タイミングベルト92との間から発生される型締め駆動用モータ90の回転駆動に伴う回転ノイズ音を軽減することができる。
そして、前述した型開き工程の終了時若しくは終了途中にて、エジェクト駆動装置110のエジェクト駆動用モータ111が回転駆動され、第8のプーリ112からその駆動力がエジェクト駆動用タイミングベルト113を介し第9,第10のプーリ114,115に伝達され、これら第9,第10のプーリ114,115の回転に従ってエジェクト駆動用軸117が回転され、駆動伝達手段118により可動金型84内の成形物Pをエジェクトピン120を突き出して可動金型84に張り付いている成形物Pの取り出しが行われる。この時、エジェクト駆動源用騒音防止カバーとしての第4の騒音防止カバー170及び第5の騒音防止カバー180により第8〜第10のプーリ112,114,115及びエジェクト用タイミングベルト113が外部露出しないように略全体を覆っており、特に、第8のプーリ112とエジェクト用タイミングベルト113との接触部位を第4の騒音防止カバー170にて覆うと共に第9,10のプーリ114,115とエジェクト用タイミングベルト113との接触部位を第5の騒音防止カバー180にて覆い、さらに第6,第7の騒音防止カバー190,200により筒状部116の開口部121,121が外部に露出しないように覆われていることにより、エジェクト用タイミングベルト113と第8〜10のプーリ112,114,115との接触部位から発生されるエジェクト駆動用モータ111の回転駆動に伴う回転ノイズ音を軽減することができる。
そして、成形物Pが取り出されると、型締めユニット80の型締め駆動用モータ90の回転駆動を金型の型開き時に行った回転方向と逆回転に回転させ、固定金型83に対し可動金型84が型開き状態から型閉じされ1サイクルの工程が終了し、射出成形機1のこの作動が繰り返し行われることで成形物Pが次々に生産される。
以上のように本実施例に係る射出成形機1よれば、射出成形機1は、固定金型83と可動金型84からなる金型間に形成されるキャビティ81に供給される溶融樹脂の可塑化および計量を行う計量駆動装置11と、計量駆動装置11により計量された溶融樹脂をキャビティ81に押し出して射出させる射出駆動装置12を備えた射出ユニット10と、固定金型83に対し可動金型84の型締め及び型開きを行う型締め駆動装置82を備えた型締めユニット80と、型締め駆動装置82により固定金型83に対して可動金型84の型締め時にキャビティ81内にて溶融樹脂の固化された成形物Pを可動金型84の型開き時にエジェクトピン120を突き出して取り外す型締めユニット80に構成されるエジェクト駆動装置110とを備え、この射出成形機1に、計量駆動装置11の駆動源たる計量駆動用モータ15の駆動力を伝達する第1,第2のプーリ17,19と計量駆動用タイミングベルト18とを外部に露出しないように覆う第1の騒音防止カバー140と、射出駆動装置12の駆動源たる射出駆動用モータ20,21の駆動力を伝達する第3〜第5のプーリ25,26,29と射出駆動用タイミングベルト27,28とを外部に露出しないように覆う第2の騒音防止カバー150と、型締めユニット80の型締め駆動装置82の駆動源
たる型締め駆動用モータ90の駆動力を伝達する第6,第7のプーリ91,93と型締め用タイミングベルト92とを外部に露出しないように覆う第3の騒音防止カバー160とを設けたから、射出成形機1により成形物Pを成形する際に駆動される計量駆動用モータ15、射出駆動用モータ20,21、型締め駆動用モータ90の夫々の駆動時に作動する第1〜第7のプーリ17,19,25,26,29,91,93の各プーリとこれらと連結される計量駆動用タイミングベルト18、射出駆動用タイミングベルト27,28、型締め駆動用タイミングベルト92の各タイミングベルトとを外部に露出しないように第1〜第3の騒音防止カバー140,150,160により覆うことで、各プーリと各タイミングベルトとの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができるので、静音性に優れた射出成形機1を提供することができる。
さらに、型締め駆動装置82を備えた型締めユニット80に、型締め駆動装置82により型締めされた金型、すなわち固定金型83に対し可動金型84の型開き途中又は型開き後に、可動金型84の内面に貼着している成形物Pを、最終的に突き出して取り外すエジェクトピン120を作動させるエジェクト駆動装置110の駆動源たるエジェクト駆動用モータ111の駆動力を伝達する第8〜第10のプーリ112,114,115とエジェクト駆動用タイミングベルト113との接触部位を、外部に露出しないように覆う第4,第5の騒音防止カバー170,180を設けたから、エジェクト駆動用モータ111の駆動に伴い作動される第8〜第10のプーリ112,114,115のこれらプーリとこれらに連結されているエジェクト駆動用タイミングベルト113との接触部位を少なくとも第4,第5の騒音防止カバー170,180が覆っているので、これらの接触部位から発生するノイズ音を軽減することができ、より一層射出成形機の作動に伴うノイズ音を軽減することができる。
しかも、第1〜第3の騒音防止カバー140,150,160はもちろんのこと、第4,第5の騒音防止カバー170,180も同様に、射出成形機1の所定の位置にネジ止め固定されているから、これら第1〜第5の騒音防止カバーはネジの締め付け或いは緩めることで簡単に着脱することができるので、射出成形機1の内部の各種装置を容易にメインテナンスすることができるので作業性及び保守性に優れる。
以上、本実施例の一実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。本実施例においては、固定金型に対して可動金型を行う機構にトグル装置を用いている例を示しているが、これに特に限定するものではなく、これに代えて電動モータによる直圧式の型締め/型開き装置、或いは油圧式の装置であっても適用可能である。また、本実施例におけるトグル装置などは、本発明の要旨となるものではないのでその詳細は省略している。
本実施例における射出成形機の金型の型閉じ状態を示す側面図である。 同上、射出成形機の金型の型閉じ状態を示す平面図である。 同上、射出成形機の金型の型開き状態を示す側面図である。 同上、射出成形機の金型の型開き状態を示す平面図である。 同上、射出ユニットの断面図である。 同上、射出ユニットの平面図である。 同上、射出ユニットの正面図である。 同上、射出ユニットの背面図である。 同上、型締めユニットの型閉じ状態を示す側面図である。 同上、型締めユニットの型閉じ状態を示す平面図である。 同上、型締めユニットの正面図である。 同上、型締めユニットのエジェクト駆動装置を示す正面図である。 同上、エジェクト駆動装置の平面断面図である。 同上、第1の騒音防止カバーを示す正面図である。 同上、第1のカバーを示す正面図である。 同上、第1のカバーを示す平面図である。 同上、第1のカバーを示す左側面図である。 同上、第2のカバーを示す正面図である。 同上、第2のカバーを示す平面図である。 同上、第2のカバーを示す左側面図である。 同上、第3のカバーを示す正面図である。 同上、第3のカバーを示す左側面図である。 同上、第2の騒音防止カバーを示す正面図である。 同上、第2の騒音防止カバーを示す平面図である。 同上、第2の騒音防止カバーを示す左側面図である。 同上、第2の騒音防止カバーを示す右側面図である。 同上、第3の騒音防止カバーを示す正面図である。 同上、第3の騒音防止カバーを示す底面図である。 同上、第3の騒音防止カバーを示す右側面図である。 同上、第4の騒音防止カバーを示す正面図である。 同上、第4の騒音防止カバーを示す底面図である。 同上、第4の騒音防止カバーを示す左側面図である。 同上、第6の騒音防止カバーを示す正面図である。 同上、第6の騒音防止カバーを示す右側面図である。 同上、第6の騒音防止カバーを示す底面図である。 同上、第7の騒音防止カバーを示す正面図である。 同上、第7の騒音防止カバーを示す右側面図である。 同上、第7の騒音防止カバーを示す底面図である。
1 射出成形機
11 計量駆動装置
12 射出駆動装置
15 計量駆動用モータ
17,19 第1,第2のプーリ(プーリ)
18 計量駆動用タイミングベルト(タイミングベルト)
20,21 射出駆動用モータ
25,26,29 第3,第4,第5のプーリ(プーリ)
27,28 射出駆動用タイミングベルト(タイミングベルト)
80 型締めユニット
81 キャビティ
82 型締め駆動装置
83 固定金型(金型)
84 可動金型(金型)
90 型締め駆動用モータ
91,93 第6,第7のプーリ(プーリ)
92 型締め用タイミングベルト(タイミングベルト)
110 エジェクト駆動装置
111 エジェクト駆動用モータ
112,114,115 第8,第9,第10のプーリ(プーリ)
113 エジェクト駆動用タイミングベルト(タイミングベルト)
140 第1の騒音防止カバー(第1の計量駆動源用騒音防止カバー)
150 第2の騒音防止カバー(第2の射出駆動源用騒音防止カバー)
160 第3の騒音防止カバー(第3の型締め駆動源用騒音防止カバー)
170,180 第4,第5の騒音防止カバー(エジェクト駆動源用騒音防止カバー)
P 成形物

Claims (3)

  1. 金型間に形成されるキャビティに供給される溶融樹脂の可塑化および計量を行う計量駆動装置と、該計量駆動装置により計量された前記溶融樹脂を前記キャビティに押し出して射出させる射出駆動装置と、前記金型の型締め及び型開きを行う型締め駆動装置と、前記型締め駆動装置により前記金型の型締め時に前記キャビティ内により溶融樹脂の固化された成形物を前記金型の型開き時に突き出して取り外すエジェクト駆動装置とを備えた射出成形機において、
    該射出成形機の駆動源たる各駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを、各々の騒音防止カバーによって覆うように構成し、
    各々の騒音防止カバーとして、前記計量駆動装置の駆動源たる計量駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第1の計量駆動源用騒音防止カバーと、前記射出駆動装置の駆動源たる射出駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第2の射出駆動源用騒音防止カバーと、前記型締め駆動装置の駆動源たる型締め駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとを外部に露出しないように覆って騒音を防止するための第3の型締め駆動源用騒音防止カバーの各騒音防止カバーを設けたことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記各々の騒音防止カバーとして、前記第1の計量駆動源用,第2の射出駆動源用,第3の型締め駆動源用の各騒音防止カバーに加えて、前記型締め駆動装置を備えた前記型締めユニットに、前記型締め駆動装置により型締めされた前記金型の型開き途中又は型開き後に、前記金型に貼着している前記成形物を突き出して取り外すエジェクト駆動装置の駆動源たるエジェクト駆動用モータの駆動力を伝達するプーリとタイミングベルトとの接触部位を、外部に露出しないように覆って騒音を防止するためのエジェクト駆動源用騒音防止カバーを設けたことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 前記エジェクト駆動源用騒音防止カバーが第4の騒音防止カバーと第5の騒音防止カバーからの複数の騒音防止カバーから成ることを特徴とする請求項2に記載の射出成形機。
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