JP4472814B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器等を包装して衝撃を吸収する包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、精密機器等の被梱包物を外部衝撃から守り、トラック等で安全に輸送するために、段ボール等の包装箱が用いられている。
【0003】
この包装箱は、箱体に緩衝材を別部品として取り付ける構成が存在する。緩衝材を別部品として取り付ける構成では、製品に対して緩衝材を取り付けた後、規定箱(JIS−Z−1507:0201形式)に収納する方法と、規定箱のうちフラップ部へ緩衝材を貼付し、一体化した箱に収納する方法とが存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、緩衝材を別部品として被梱包物に取り付けた後に、規定箱に収納する構成では、資材管理や包装作業が煩雑になるという問題を有している。このため、包装資材費が高額になってしまう、といった問題を有している。
【0005】
また、箱と緩衝材とを一体化した構成では、包装資材製作工程が複雑となり、資材費が高額となるといった問題を有している。
【0006】
そこで本発明は、外部からの衝撃を緩和する緩衝機能を有するとともに、容易に、かつ、低コストで製作できる包装箱を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の包装箱は次のように構成されている。
【0008】
(1)箱体と、この箱体内に配置され、かつ、その両端側が前記箱体の底面側に支持されるとともに、前記底面側に対向するように第1の保持部が形成された第1の緩衝体と、前記箱体内に配置され、かつ、その両端側が前記箱体の天井面側に支持されるとともに、前記天井面側に対向し、前記第1の保持部の前記底面寄りに配置された第2の保持部が形成された第2の緩衝体とを備え、前記第1,第2の保持部との間に被梱包物を収容するための収容空間が形成され、前記第1の緩衝体は、前記被梱包物の前記天井面側から前記底面側への下方向と、この下方向に直交する第1方向への移動を弾性的に規制し、前記第2の緩衝体は、前記被梱包物の前記底面側から天井面側への上方向と、この上方向及び前記第1方向に対して直交する第2方向への移動を弾性的に規制するものであることを特徴とする。
【0010】
)上記(1)に記載された包装箱であって、前記緩衝体は、長方形状の板状体を折曲して形成されていることを特徴とする。
【0011】
)上記()に記載された包装箱であって、前記緩衝体は、その表面側が山折りされた第1,第2の山折部と、これら第1,第2山折部の間に配置され表面側を谷折りされた第1,第2の谷折部とを備え、前記保持部は、前記第1,第2の谷折部間に形成されていることを特徴とする。
【0012】
)上記()に記載された包装箱であって、前記第1の緩衝体の基準線と前記第2の緩衝体の基準線とは互いに直交して配置されていることを特徴とする。
【0013】
)上記()に記載された包装箱であって、前記緩衝体は、前記板状体の一端部と前記第1山折部との間に設けられた第1外側脚部と、前記第1山折部と前記第1谷折部との間に設けられた第1内側脚部と、前記板状体の他端部と前記第2山折部との間に設けられた第2外側脚部と、前記第2山折部と前記第2谷折部との間に設けられた第2内側脚部とを備え、前記第1内側脚部の一部が折り曲げられて形成された第1フラップが前記第1外側脚部に形成された第1切込部に係合し、前記第2内側脚部の一部が折り曲げられて形成された第2フラップが前記第2外側脚部に形成された第2切込部に係合していることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る包装箱10を示す組立斜視図、図2は図1中A−A線で切断して矢印方向に見た断面図、図3は包装箱10に組み込まれた第1及び第2の緩衝体20,40を示す斜視図、図4は第1及び第2の緩衝体20,40の組立前の状態を示す展開図である。
【0016】
包装箱10は、例えば5kg程度の精密機器等の被梱包物Wを収納するものである。包装箱10は、直方体状の箱体11と、この箱体11内部に収容された第1の緩衝体20と第2の緩衝体40とから構成されている。なお、箱体11、第1の緩衝体20、第2の緩衝体40は例えば段ボールから形成されている。
【0017】
箱体11は、床面12と、側面13〜16と、天井面17とから構成されており、天井面17は開閉自在な天井片17a〜17dから構成されている。
【0018】
第1及び第2の緩衝体20,40は、図4に示すような長方形の板状の段ボールを図3に示すように組み立てて形成されている。なお、図4中L,Mはそれぞれ第1及び第2の緩衝体20,40の基準線を示している。第1及び第2の緩衝体20,40は、長方形状の本体21を備えている。本体21には、図4に示すように谷折線22a〜22fと、山折線23a〜23dと、切込24a〜24dが形成されている。なお、これらの各線により支持部30a,30b、外側脚部31a,31b、スリット32a,32b、内側脚部33a,33b、フラップ34a,34b、保持部35が定められる。
【0019】
ここで、箱体11の各部の寸法について説明する。床面12から天井面17までの距離は、第1及び第2の緩衝体20,40を組み立てた状態における外側脚部31a,31bの高さとほぼ同一に形成され、側面13から側面15までの距離及び側面14から側面16までの距離は、第1及び第2の緩衝体20,40を組み立てた状態における支持部30a,30bの端部間と同一に形成されている。
【0020】
このように構成された包装箱10は、次のようにして組み立てられる。すなわち、本体21の各谷折線22a〜22f及び山折線23a〜23dを折り曲げ、フラップ34aをスリット32aに、フラップ34bをスリット32bに挿入して固定することで、第1及び第2の緩衝体20,40が形成される。
【0021】
次に、包装箱10内に第1の緩衝体20をその支持部30a,30bが包装箱10の床面に当接するように置き、第1の緩衝体20の保持部35上に被梱包物Wを載せる。
【0022】
続いて、第2の緩衝体40をその基準線Mの向きと第1の緩衝体20の基準線Lの向きとが直交するように積み重ねるとともに、その支持部30a,30bが包装箱10の天井面17となるように置く。このとき、被梱包物Wの上面には第2の緩衝体40の保持部35が当接する。
【0023】
最後に天井片17a〜17dを閉じる。これにより、第2の緩衝体40の支持部30a,30bが天井面17に当接する。
【0024】
包装箱10では、次のようにして被梱包物Wが保持される。すなわち、被梱包物Wに図1中Z1方向の力が加わった場合は、第1の緩衝体の保持部35、外側脚部31a,31b及び内側脚部33a,33bが撓むことにより、弾性的に支持される。
【0025】
一方、図1中Z2方向の力が加わった場合は、第2の緩衝体の保持部35、外側脚部31a,31b及び内側脚部33a,33bが撓むことにより、弾性的に支持される。
【0026】
また、図1中X方向の力が加わった場合は、第1の緩衝体の外側脚部31a,31b及び内側脚部33a,33bが撓むことにより、弾性的に支持される。
【0027】
一方、図1中Y方向の力が加わった場合は、第2の緩衝体の外側脚部31a,31b及び内側脚部33a,33bが撓むことにより、弾性的に支持される。
【0028】
上述したように本実施の形態に係る包装箱10によれば、被梱包物Wを運搬等している際に外部から衝撃を受けても、第1の緩衝体20及び第2の緩衝体40の弾性力により衝撃を吸収することができる。このため、被梱包物Wの破損等を防止することができる。
【0029】
また、第1の緩衝体20及び第2の緩衝体40は、板状の段ボールを折り曲げたり、切り込みを入れることにより製作することができる。このため、箱と緩衝材とを一体化した構成に比べ、包装資材製作工程が単純化される。また、緩衝材を別部品として被梱包物Wに取り付ける必要がなく、資材管理や包装作業を容易にすることができるとともに、包装箱の製作コストを低減することができる。
【0030】
図5は本実施の形態に係る包装箱10の変形例に係る緩衝体50の組立前の状態を示す展開図である。なお、図5において図4と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0031】
本緩衝体50は、フラップ51a,51bの形成されている位置が上述した第1,第2の緩衝体20,40のフラップ34a,34bとは異なっている。この場合であっても同様に組み立てることができる。
【0032】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。すなわち、上述した実施の形態においては、箱体、第1の緩衝体、第2の緩衝体の材料として段ボールを用いたが弾性を有する材料であれば段ボールに限られない。例えば、重量のある被梱包物を収容する際には、プラスチック等の素材を用いるようにしてもよい。また、第1の緩衝体と第2の緩衝体とを同一構造としたが、被梱包物Wの大きさ・形状に合わせて適宜変更可能である。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、外部からの衝撃を緩和する緩衝機能を有するとともに、容易に、かつ、低コストで製作できる包装箱を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る包装箱を示す組立斜視図。
【図2】同包装箱を図1中A−A線で切断して矢印方向に見た断面図。
【図3】同包装箱に組み込まれた第1及び第2の緩衝体を示す斜視図。
【図4】第1及び第2の緩衝体20,40を示す展開図。
【図5】同緩衝体の変形例を示す展開図。
【符号の説明】
10…包装箱
11…箱体
12…床面
17…天井面
20…第1の緩衝体
21…本体
30a,30b…支持部
31a,31b…外側脚部
32a,32b…スリット
33a,33b…内側脚部
34a,34b…フラップ
35…保持部
40…第2の緩衝体
W…被梱包物

Claims (5)

  1. 箱体と、
    この箱体内に配置され、かつ、その両端側が前記箱体の底面側に支持されるとともに、前記底面側に対向するように第1の保持部が形成された第1の緩衝体と、
    前記箱体内に配置され、かつ、その両端側が前記箱体の天井面側に支持されるとともに、前記天井面側に対向し、前記第1の保持部の前記底面寄りに配置された第2の保持部が形成された第2の緩衝体とを備え、
    前記第1,第2の保持部との間に被梱包物を収容するための収容空間が形成され、
    前記第1の緩衝体は、前記被梱包物の前記天井面側から前記底面側への下方向と、この下方向に直交する第1方向への移動を弾性的に規制し、
    前記第2の緩衝体は、前記被梱包物の前記底面側から天井面側への上方向と、この上方向及び前記第1方向に対して直交する第2方向への移動を弾性的に規制するものであることを特徴とする包装箱。
  2. 前記緩衝体は、長方形状の板状体を折曲して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記緩衝体は、その表面側が山折りされた第1,第2の山折部と、これら第1,第2山折部の間に配置され表面側を谷折りされた第1,第2の谷折部とを備え、
    前記保持部は、前記第1,第2の谷折部間に形成されていることを特徴とする請求項に記載の包装箱。
  4. 前記第1の緩衝体の基準線と前記第2の緩衝体の基準線とは互いに直交して配置されていることを特徴とする請求項に記載の包装箱。
  5. 前記緩衝体は、前記板状体の一端部と前記第1山折部との間に設けられた第1外側脚部と、
    前記第1山折部と前記第1谷折部との間に設けられた第1内側脚部と、
    前記板状体の他端部と前記第2山折部との間に設けられた第2外側脚部と、
    前記第2山折部と前記第2谷折部との間に設けられた第2内側脚部とを備え、
    前記第1内側脚部の一部が折り曲げられて形成された第1フラップが前記第1外側脚部に形成された第1切込部に係合し、
    前記第2内側脚部の一部が折り曲げられて形成された第2フラップが前記第2外側脚部に形成された第2切込部に係合していることを特徴とする請求項に記載の包装箱。
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