JP4472326B2 - 実装構造および携帯端末 - Google Patents
実装構造および携帯端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4472326B2 JP4472326B2 JP2003435329A JP2003435329A JP4472326B2 JP 4472326 B2 JP4472326 B2 JP 4472326B2 JP 2003435329 A JP2003435329 A JP 2003435329A JP 2003435329 A JP2003435329 A JP 2003435329A JP 4472326 B2 JP4472326 B2 JP 4472326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- flexible circuit
- contact
- end side
- electronic component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
符号51はFPCであって、このFPCは、図8の例では、中央に両面テープ52を挟んでU字状に重ね合わせられている。前記FPC51の表面には、該FPC51上の回路パターンの一部をなすランドパターン53が形成されている。このFPC51は、図9に示すように、電子部品54とともに、電子機器の筐体等の製品外装55内に収容されている。また前記電子部品54の表面には、該電子部品54内部の回路に電気的に接続され、かつ、前記ランドパターン53に接続される部品電極56が設けられている。
なお、FPCを用いた実装構造として、下記の特許文献1に開示されたものが知られている。
本発明に係る実装構造は、段差を乗り越えて配されるフレキシブル回路基板と、前記段差の前記フレキシブル回路基板に接する部分である支持部と、該フレキシブル回路基板の前記支持部に接する面と反対の面側に設けられた電子部品とを含んで構成され、前記電子部品は、前記フレキシブル回路基板が前記支持部に接し、かつ当該支持部に接する面側の方向に弾性変形した状態で配設され、前記電子部品は、前記フレキシブル回路基板の前記支持部を境とした一端側と他端側とのそれぞれに対向して複数配置され、前記フレキシブル回路基板の前記反対の面の前記一端側と前記他端側とにそれぞれ接触することを特徴とする。
また、前記電子部品の一方が、前記フレキシブル回路基板に対して付勢力をもって接触し、前記電子部品の他方は、前記電子部品の一方の前記フレキシブル回路基板との接触により前記支持部を支点として生じる前記フレキシブル回路基板の復元力が伝達されることを特徴とする。
また、筐体を構成する複数の筐体片をさらに含んで構成され、前記筐体片の一つは、前記付勢力および前記復元力に抗して前記複数の電子部品を前記フレキシブル回路基板に接触させるよう他の筐体片と結合し、筐体を構成することを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、筐体と、前記筐体の内部に設けられた段差部と、前記筐体内で前記段差部を乗り越えて配されるフレキシブル回路基板と、前記段差の前記フレキシブル回路基板に接する部分である支持部と、前記フレキシブル回路基板の前記支持部に接する面と反対の面側に配される電子部品とを有し、前記電子部品は、前記フレキシブル回路基板の前記支持部を境とした一端側と他端側とのそれぞれに対向して複数配置され、前記フレキシブル回路基板の前記反対の面の前記一端側と前記他端側とにそれぞれ接触することを特徴とする。
また、無線により無線通信網に接続可能な無線通信部を有し、前記電子部品は、前記無線通信部により呼び出しがなされた際、振動により呼び出しの報知を行うバイブレータであり、当該バイブレータの給電端子が前記フレキシブル回路基板の導体パターンに対し付勢力をもって接触されることを特徴とする。
また、表示手段を有し、前記電子部品は、前記表示手段に指示を与えるためのキー操作部材であり、前記キー操作部材は前記フレキシブル基板に設けられるスイッチ部材と当該スイッチ部材に当接するとともに前記筐体片の表面に露出する押下部を備えることを特徴とする。
図1は本実施形態に係る携帯端末の外観を示すものである。
符号1A、1Bは筐体であって、ヒンジ部2によって互いに回動自在に連結されている。前記筐体1Aには、テンキーなどの操作キーからなる操作部3が設けられ、前記筐体1Bには、内側に向けられた第1表示部4Aと、外側に向けられた第2表示部4Bとが設けられている。本実施形態では、前記第1表示部4Aは液晶表示装置から構成され、第2表示部4Bは有機エレクトロルミネッセンス装置(以下OELと称す)から構成されている 。 さらに、内部には、特に図示しないマイクロコンピュータを主体にした制御部および無線通信部が内包されている。制御部は、例えば筐体1Aと筐体1Bが開状態になった際には第1表示部4Aのみを、閉状態になった際には第2表示部4Bのみを表示させるといった、第1表示部4A、第2表示部4Bについての表示制御や、無線通信部による通信網との無線通信接続や発着信の制御、音声の入出力の制御、カメラはフラッシュ装置の制御などを行う。
前記第2表示部4BはOELで構成されているため、液晶表示器の場合と異なりバックライトのみをOFFとすることができない。よって省電力のための処理として、通常は表示がOFFされており、筐体を閉状態にして所定時間以内と、押下部6を押下してからの所定時間のみ表示を行うよう制御部が制御している。
前記カメラ7は、図5に示すような本体部7aを有し、この本体部7aによって、画像を取り込んで電気信号に変換するようになっている。またフラッシュ装置8は、本体部8aを発光させることにより、撮影に必用な量の光線を発生する。
前記上部筐体片10Aの内面には、図4に示すように、電子部品
を収納する枠状の支持部11が形成されている。
なお、図示例では電子部品として偏心ウェイト15を回転させることにより振動してバイブレータとなるモータ14が、その給電用のばね端子14a(図4には図示せず)が筐体内側を向くように支持部11に嵌合し設けられている。このバイブレータは、無線通信部により通信網から着信が発生したときに、制御部の制御により振動し、着信を報知する報知手段である。
また前記押下部6は、孔部6aを介して上部筐体片10Aの外部に露出しており、弾性変形可能なゴム性のキー操作部材12と、このキー操作部材12の一部(図3に示す上部筐体片10Aの表側)に貼付されて当該部分に剛性を持たせる板部13とから構成されている。前記キー操作部材12は、その両端部にて、前記上部筐体片10Aの内面に貼付または嵌合されて固定されている。
このFPC20の上面における前記モータ14に対応する(平面視において重なる)位置には、前記モータ14に設けられたばね端子14aに接続されるランドパターン21が設けられている。そして、上部筐体片10Aと下部筐体片10Bとが結合された際に、ばね端子14aの付勢力で、ランドパターン21を押圧する状態で電子部品としてのモータ14がランドパターン21上に固定される。またFPC20の上面における前記プッシュスイッチ6に対応する位置には、上下方向への押下操作によってオン/オフに切り換えられるスイッチ部材22が設けられている。
また、上部筐体片10Aの裏面における前記フラッシュ装置8の本体部8aに対応する位置には、本体部8aの外形の一部と一致する平面形状をなす枠部10bが形成されており、上下の筐体片10A、10Bを組み合わせることにより、この枠部10bに前記本体部8aが挿入されるようになっている。なお、符号8bは前記本体部8aを覆う透明板である。
符号23は、前記下部筐体片10B内に形成された突出部などからなる支持領域である。この支持領域23は、図6に示すように、高段部23aと、段差23bと、低段部23cとから構成されていて、この支持部23に沿って厚さ方向に曲げられた状態でFPC20が配置されている。前記高段部23aと段差23bの間の角部は、前記FPC20の一方の面(図6の下面)に接して支持する支持部(支点)23dとなっている。
なお、段差23bは、第1表示部4Aと、そのLCDホルダ4Cとを下部筐体片10Bに固定するための枠体24を構成する一部でもある。
さらに、スイッチ部材22を、急激に押し下げる力が働いたとしても、ばね端子14aが可撓性を有することから、FPC20が支持部23dを支点として他端側を押し上げるような力が働いても若干なら瞬間的に吸収できるため、FPC20を折り曲げる力が急激に働いて亀裂が入ってしまうといったことを防止することもできる。
前記モータ14は、本発明の実装構造の適用対象である携帯通信端末等がその通信機能に基づいて呼び出しの報知を行うものである。この実施形態のように、FPC20から作用する弾性力を利用して支持することにより、モータ14が報知動作に伴う振動を繰り返しても、このモータ20を支持して位置ずれを防止することができる。
10B 下部筐体片 12 キー操作部材
14 モータ 14a ばね端子 20 FPC
21 ランドパターン 22 スイッチ部材 23 支持領域
23a 高段部 23b 段差 23c 低段部
23d 支持部(支点)
Claims (6)
- 段差を乗り越えて配されるフレキシブル回路基板と、
前記段差の前記フレキシブル回路基板に接する部分である支持部と、
該フレキシブル回路基板の前記支持部に接する面と反対の面側に設けられた電子部品とを含んで構成され、
前記電子部品は、前記フレキシブル回路基板が前記支持部に接し、かつ当該支持部に接する面側の方向に弾性変形した状態で配設され、
前記電子部品は、前記フレキシブル回路基板の前記支持部を境とした一端側と他端側とのそれぞれに対向して複数配置され、前記フレキシブル回路基板の前記反対の面の前記一端側と前記他端側とにそれぞれ接触することを特徴とする実装構造。 - 前記電子部品の一方が、前記フレキシブル回路基板に対して付勢力をもって接触し、
前記電子部品の他方は、前記電子部品の一方の前記フレキシブル回路基板との接触により前記支持部を支点として生じる前記フレキシブル回路基板の復元力が伝達されることを特徴とする請求項1に記載の実装構造。 - 筐体を構成する複数の筐体片をさらに含んで構成され、
前記筐体片の一つは、前記付勢力および前記復元力に抗して前記複数の電子部品を前記フレキシブル回路基板に接触させるよう他の筐体片と結合し、筐体を構成することを特徴とする請求項2に記載の実装構造。 - 筐体と、
前記筐体の内部に設けられた段差部と、
前記筐体内で前記段差部を乗り越えて配されるフレキシブル回路基板と、
前記段差の前記フレキシブル回路基板に接する部分である支持部と、
前記フレキシブル回路基板の前記支持部に接する面と反対の面側に配される電子部品とを有し、
前記電子部品は、前記フレキシブル回路基板の前記支持部を境とした一端側と他端側とのそれぞれに対向して複数配置され、前記フレキシブル回路基板の前記反対の面の前記一端側と前記他端側とにそれぞれ接触することを特徴とする携帯端末。 - 無線により無線通信網に接続可能な無線通信部を有し、
前記電子部品は、前記無線通信部により呼び出しがなされた際、振動により呼び出しの報知を行うバイブレータであり、
当該バイブレータの給電端子が前記フレキシブル回路基板の導体パターンに対し付勢力をもって接触されることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。 - 表示手段を有し、
前記電子部品は、前記表示手段に指示を与えるためのキー操作部材であり、
前記キー操作部材は前記フレキシブル基板に設けられるスイッチ部材と当該スイッチ部材に当接するとともに前記筐体片の表面に露出する押下部を備えることを特徴とする請求項4記載の携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003435329A JP4472326B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 実装構造および携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003435329A JP4472326B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 実装構造および携帯端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005197290A JP2005197290A (ja) | 2005-07-21 |
JP4472326B2 true JP4472326B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=34815466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003435329A Expired - Fee Related JP4472326B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 実装構造および携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4472326B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022114565A1 (ko) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 삼성전자 주식회사 | 디스플레이를 포함하는 전자 장치 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4699275B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2011-06-08 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
JP4699405B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2011-06-08 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器 |
JP5359578B2 (ja) * | 2009-06-11 | 2013-12-04 | 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯端末 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003435329A patent/JP4472326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022114565A1 (ko) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 삼성전자 주식회사 | 디스플레이를 포함하는 전자 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005197290A (ja) | 2005-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100313144B1 (ko) | 와치 타입 휴대용 무선단말기 | |
JP4174471B2 (ja) | フラットパネルスピーカ及びその実装構造 | |
JP5036103B2 (ja) | 携帯用通信機 | |
US20060258325A1 (en) | Mounting structure for an electroacoustic transducer | |
KR101739135B1 (ko) | 휴대용 단말기의 키패드 조립체 | |
KR20080040915A (ko) | 휴대 단말기의 키패드 결합 구조 | |
EP1850211A2 (en) | Keypad assembly for portable terminal | |
US8098494B2 (en) | Electronic device | |
JP4472326B2 (ja) | 実装構造および携帯端末 | |
US8013266B2 (en) | Key button and key assembly using the key button and portable electronic device using the keypad assembly | |
JP4652168B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5085223B2 (ja) | 電子機器 | |
JP3976722B2 (ja) | フレキシブル配線板を介した機能パネルと回路基板との接続構造及び電子機器 | |
KR100464979B1 (ko) | 디스플레이부 조립장치 | |
JP2008160534A (ja) | 携帯無線機 | |
JP2001167672A (ja) | 複合キー装置 | |
JP2008131634A (ja) | バッファを備える携帯端末機 | |
JP2006186639A (ja) | 電子機器 | |
JP4436292B2 (ja) | 電子機器 | |
US20080012834A1 (en) | Key button using lcd window | |
KR100542364B1 (ko) | 유선 통신 단말기 | |
JP4545693B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2009212977A (ja) | 回路基板のグランド接触構造、電子機器 | |
KR101126380B1 (ko) | 휴대 단말기의 키패드 장치 | |
JP5068420B2 (ja) | 携帯電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100303 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4472326 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |