JP4436292B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、電気音響変換器の小型化や薄型化に頼ることなく、電子機器の小型化を図ることができる電子機器を提供することを目的としている。
本発明に係る電子機器は、筐体の内部に、回路基板と、略板状のキー操作部と、前記回路基板と前記キー操作部との間に配して、前記回路基板の表面を覆うと共に前記キー操作部を支持する支持部材と、電気音響変換器と、前記回路基板と前記支持部材との間で、前記回路基板上に実装された電気音響変換器と、が設けられ、前記筐体は、その内外を連通するように形成された開口部を備え、前記電気音響変換器には、前記支持部材に対向する一端面に音孔が設けられ、該音孔の少なくとも一部と前記筐体の前記開口部とが連通しているとともに、前記支持部材は、前記開口部及び前記音孔を含む空間を前記筐体内部の他の空間と区画する略筒状の連通部材を備えることを特徴とする。
なお、電気音響変換器とは、外方から到達した音響を電気信号に変更するマイクロフォン部や、電気信号を音響に変換して、該音響を外方に放出するスピーカ部を示している。
さらに、前記連通部材が、前記キー操作部と一体的に形成されていることを特徴とする。
また、電気音響変換器を回路基板上に実装する構成とした場合には、電子機器の各種機能を制御する他の電子部品と同時に回路基板上に実装することができるため、筐体内部への電気音響変換器の組み込み工数を削減して、電子機器の製造効率向上を図ることができる。
図1に示すように、この実施の形態に係る携帯電話機(電子機器)1は、第1の筐体2と、この第1の筐体2の厚さ方向に重ね合わせ可能な第2の筐体3と、これら2つの筐体2,3を相互に折り畳み自在に連結するヒンジ部5とを備えている。なお、ヒンジ部5は、2つの筐体2,3の各端部2a,3a(以下、基端部2a,3aと呼ぶ。)同士を連結するように配されている。
内蔵アンテナ部15は、基地局と無線通信を行うためのであり、マイクロフォン部13よりもさらに第1の筐体2の先端部2b側に配されている。
この第1の筐体2の内部には、図2,3に示すように、外面2eの反対側に位置するリアケース19の内面19a側から、回路基板21、略板状のシールドケース(支持部材)23及び前述したキー操作部11が重ねて配されている。前述したマイクロフォン部13は、携帯電話機の各種機能を制御する他の電子部品と共に、シールドケース23に対向する回路基板21の表面21aに実装されている。
このマイクロフォン部13は、第1の筐体2の外方から音孔13bに到達した音響を電気信号に変換するものであり、その音孔13bは、略円形に形成されている。また、音孔13bの面積は、マイクロフォン部13の一端面13aの面積よりも小さく形成されている。
また、第1の筐体2の先端部2b側に位置するシールドケース23の端部には、その表面23a方向(シールドケース23と回路基板21とが重なり合う方向(厚さ方向)と略垂直な方向)に窪む略凹状の切欠部25が形成されている。シールドケース23に対向するマイクロフォン部13の一端面13aに形成された音孔13bは、この切欠部25と厚さ方向に重ねて配されている、すなわち、マイクロフォン部13は、音孔13bが切欠部25とシールドケース23の厚さ方向に重ねて配されるように、シールドケース23と回路基板21との間に配されており、音孔13bの少なくとも一部は、切欠部25から露出される。なお、音孔13bの形成部分を除くマイクロフォン部13の他の部分は、回路基板21とシールドケース23とが重なり合う方向でシールドケース23と重なり合うように回路基板21とシールドケース23との間に配置され、結果として、シールドケース23によって覆われることになる。
複数の操作キー10は、このゴムシート27の表面27aに配され、フロントケース17の厚さ方向に貫通する複数の貫通孔17bから各々外方に露出するようになっている。
また、キー操作部11は、ゴムシート27の裏面27b側に配される薄膜状のスイッチシート(不図示)を備えており、操作キー10をシールドケース23の表面23aに向けて押下した際に、ゴムシート27が弾性変形してスイッチシートの表面に形成されたスイッチパターンに当接することになる。このスイッチパターンは、前述した回路基板21と電気的に接続されている。
これにより、第1の筐体2の開口部2d及びマイクロフォン部13の音孔13bを含む空間と第1の筐体2内部の他の空間とが相互に区画されることになる。そして、マイクロフォン部13の音孔13bが、リブ29の貫通孔29a及び第1の筐体2の開口部2dを介して第1の筐体2の外方まで連通することになる。
次いで、リアケース19の内面19a側から、回路基板21、シールドケース23及びキー操作部11を順次重ねて配置する。最後に、キー操作部11をシールドケース23側に押さえつけるように、リアケース19にフロントケース17を結合することで、マイクロフォン部13の組み込み作業が終了する。この状態においては、リブ29が第1の筐体2の内面17aとマイクロフォン部13の一端面13aとの間に挟み込まれるため、リブ29が弾性変形する。
また、シールドケース23を介してマイクロフォン部13の一部とキー操作部11とを厚さ方向に重ねて配置することができるため、第1の筐体2のサイズを大きくすることなく、第1の筐体2の先端部2bに配された内蔵アンテナ部15とマイクロフォン部13とを相互に離間して配することができる。したがって、マイクロフォン部13が内蔵アンテナ部15のアンテナ特性に悪影響を及ぼすことを確実に防止できる。
また、貫通孔29aを有する略円筒状のリブ29により、マイクロフォン部13の音孔13bと第1の筐体2の開口部2dとの間の空間と、第1の筐体2内部の他の空間とが相互に区画されるため、第1の筐体2の外方から開口部2dを介して第1の筐体2内部に入り込む音響を効率よく音孔13bに到達させることができる。すなわち、音響が第1の筐体2内部の他の空間に逃げることがないため、マイクロフォン部13の集音性能を向上させることができる。
さらに、上述のように、音孔13bと開口部2dとの間の空間と第1の筐体2内部の他の空間とを区画することで、開口部2dを介して前記他の空間に塵埃が侵入することも容易に防止できる。
また、リブ29はゴムシート27に一体的に形成されているため、第1の筐体2や回路基板21、シールドケース23に対するキー操作部11の位置決めを行うだけで、リブ29の位置決めも同時になされるため、第1の筐体2に対するリブ29の組み込みを容易に行うことができる。
この構成の場合には、上記実施形態のように、リブ41の他端をマイクロフォン部13に当接させることなく、開口部2d及び音孔13bを含む空間を第1の筐体2内部の他の空間と区画することができるため、マイクロフォン部13に応力が発生することを防止できる、すなわち、マイクロフォン部13の保護を図ることができる。
さらに、略筒状のリブ29,41は、ゴムシート27に一体的に形成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、別途部材により構成されるとしてもよいし、第1の筐体2に一体的に形成されるとしても構わない。
なお、マイクロフォン部13は、音孔13bがシールドケース23に形成された切欠部25から露出されるように配置される構成としたが、シールドケース23に切欠部25を形成することなく、マイクロフォン部13の音孔13bの少なくとも一部を筐体2の開口部2dに連通させるように露出させ、マイクロフォン部13の少なくとも一部を回路基板21とシールドケース23とが重なり合う方向でシールドケース23と重なるように回路基板21とシールドケース23との間に配置されるとしてもよい。
また、ヒンジ部5によって互いに連結された2つの筐体2,3を備える携帯電話機1,51について述べたが、これに限ることはなく、例えば、1つの筐体から構成される携帯電話機であっても構わない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
2 第1の筐体
2d 開口部
11 キー操作部
13 マイクロフォン部(電気音響変換器)
13a 一端面
13b 音孔
17a 内面
21 回路基板
21a 表面
23 シールドケース(支持部材)
23a 表面
25 切欠部
29,41 リブ(連通部材)
Claims (4)
- 筐体の内部に、回路基板と、略板状のキー操作部と、前記回路基板と前記キー操作部との間に配して、前記回路基板の表面を覆うと共に前記キー操作部を支持する支持部材と、電気音響変換器と、前記回路基板と前記支持部材との間で、前記回路基板上に実装された電気音響変換器と、が設けられ、
前記筐体は、その内外を連通するように形成された開口部を備え、
前記電気音響変換器には、前記支持部材に対向する一端面に音孔が設けられ、
該音孔の少なくとも一部と前記筐体の前記開口部とが連通しているとともに、
前記支持部材は、前記開口部及び前記音孔を含む空間を前記筐体内部の他の空間と区画する略筒状の連通部材を備える
ことを特徴とする電子機器。 - 前記連通部材は、その長手方向の一端が、前記開口部の周囲に位置する前記筐体内面に当接すると共に、同長手方向の他端が、前記音孔の周囲に位置する前記電気音響変換器の一端面又は前記回路基板の表面又は前記支持部材の表面の何れかに当接することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記連通部材が、前記キー操作部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記支持部材には、前記回路基板と重なり合う方向と略垂直な方向に窪む切欠部が形成され、
前記電気音響変換器は、前記音孔の少なくとも一部が前記切欠部から露出されるように配置されることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の電子機器。
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