JP4467833B2 - 信号検出装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、被試験装置をプロービングする信号検出装置及び方法に関し、特に、ボール・グリッド・アレイ(BGA)素子の接続ポイント又は近接した間隔の導体(例えば、信号線)アレイの導体をプロービングする信号検出装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボール・グリッド・アレイ(BGA)素子は、集積回路である。この集積回路本体の下に、典型的には、50ミル(50/1000インチ、即ち、1.27mm)の間隔のボールがグリッド状に構成された多数の接触ポイント(端子)を有する。従来、BGA素子の特定の接触ポイントの信号をモニタするためには、この素子の周辺の下で、接触ポイントからの信号を、プリント回路基板の信号路を介して、BGA素子にできるだけ近くに配置された特定の分離抵抗器に導く必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
残念なことに、プリント回路基板の信号路は、BGA素子の接続ポイントからBGAパッケージの周辺の分離抵抗器までが、しばしば比較的長い遠回りの経路であった。これら最適ではない信号経路により、許容できないリンギング、オーバーシュート、及び基準電圧に近い平坦域が生じ、信号のモニタに悪影響を及ぼす。近接間隔(近接した間隔)の導体アレイ(配列)の導体をプロービングする際、即ち、かかる導体から信号を検出する際にも、同じ問題が生じる。
【0004】
BGA素子又は近接間隔の導体をプロービングする際の上述の問題点を良好に解決できる装置及び方法が望まれている。
【0005】
したがって、本発明は、BGA素子又は近接間隔の導体から被モニタ信号を検出する際に、この被モニタ信号に悪影響を及ぼさないで信号を検出できる装置及び方法の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電子素子(200)の端子(210)における信号を検出する装置(500)であって;上記端子に結合され、上記信号を受ける入力端(225)と;許容度が1%より大きい範囲であり、一端が上記入力端に結合されて上記信号を受け、上記電子素子の上記端子の実質的な近傍に物理的に配置されたチップ抵抗器(220、RTIP)と;一端が上記チップ抵抗器の他端に結合されて、上記信号を受ける伝送線(510)と;第1入力端が上記伝送線の他端に結合されて上記信号を受け、上記信号を増幅する増幅器(520)とを具え;該増幅器がバイアス回路により基準値にバイアスされ;上記基準値が上記入力端における上記信号の揺れの中心の電位に実質的に同じであり;上記バイアス回路は、予測する上記信号の揺れの中心のレベルの基準レベル電圧源(VREF)と;一端が上記基準レベル電圧源に結合され、他端が上記伝送線の上記他端に結合された第2抵抗器(RTERM)とを有し;該第2抵抗器の値が上記伝送線の特性インピーダンスに実質的に等しく;上記基準レベル電圧源及び上記第2抵抗器の共通接続点が上記増幅器の第2入力端に結合されていることを特徴とする。
また、本発明は、回路基板上に設けられたボール・グリッド・アレイ素子200の端子(210)に発生する信号を検出する装置であって;上記回路基板上に形成され、上記ボール・グリッド・アレイ素子の上記端子に接続され、上記信号を受ける電気接続パッドと;該電気接続パッドに結合され、上記信号を受ける入力端(225)と;上記回路基板内に配置され、上記電気接続パッドの実質的な近傍に物理的に配置され、一端が上記入力端に結合された分離抵抗器(220、RTIP)と;一端が上記分離抵抗器の他端に結合された伝送線(510)と;該伝送線の他端に結合され、上記信号を増幅する増幅器(520)とを具え;上記入力端の上記信号の揺れの中心の電位に実施的に同じ基準レベルに上記増幅器がバイアス回路によりバイアスされ;上記バイアス回路は、予測する上記信号の揺れの中心のレベルの基準レベル電圧源(VREF)と;一端が上記基準レベル電圧源に結合され、他端が上記伝送線の上記他端に結合された第2抵抗器(RTERM)とを有し;該第2抵抗器の値が上記伝送線の特性インピーダンスに実質的に等しく;上記基準レベル電圧源及び上記第2抵抗器の共通接続点が上記増幅器の第2入力端に結合されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、回路基板上に形成された近接間隔の導体アレイの導体に発生した信号を検出する方法であって;入力スタブを上記導体に結合して、上記信号を受け;一端が上記導体に結合されたチップ抵抗器(220、RTIP)を上記回路基板内にて、上記導体の実質的な近傍にて物理的に配置し;伝送線(510)の一端を上記チップ抵抗器の他端に結合し;上記伝送線の他端に増幅器(520)を結合して、上記信号を増幅し;上記導体の上記信号の揺れの中心の電位に実質的に等しい基準レベルに上記増幅器をバイアスし;このバイアスを行うステップは、予測する上記信号の揺れの中心のレベルの基準レベル電圧源(VREF)を設け、上記伝送線の特性インピーダンスに実質的に値が等しい第2抵抗器(RTERM)を設け、該第2抵抗器の一端を上記基準レベル電圧源に結合し、上記第2抵抗器の他端を上記伝送線の上記他端に結合し、上記基準レベル電圧源及び上記第2抵抗器の共通接続点を上記増幅器の第2入力端に結合することを特徴とする。
【0007】
本発明の第1の観点においては、ボール・グリッド・アレイ素子の端子や、近接間隔の導体アレイの導体をプロービングする方法及び装置は、好ましくは、被モニタ・ポイントに非常に近い位置に配置された埋め込みチップ抵抗器(即ち、分離抵抗器)を用いている。この方法により、接続ポイントからチップ抵抗器までに比較的短いスタブが設けられる。
【0008】
本発明の第2の観点において、受信増幅器構成は、従来の増幅器構成で生じるオフセット・エラーを実質的に除去する。なお、このオフセット・エラーは、チップ抵抗器の抵抗値の変動により、被測定信号に導入されるものである。
【0009】
本発明の第3の観点において、埋め込み抵抗器は、本発明の本質的な要素ではないが、許容度が1%よりも大きいチップ抵抗器を用いた状態でのプロービング状態でも本発明を適用できることが認められる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、マイクロプロセッサ・バスなどからの高速且つ許容度の厳しいデジタル信号をサンプリングすること(即ち、取り込むこと)ができる。これにより、埋め込み抵抗器にとって典型的に劣悪な許容度にも関わらず、埋め込み抵抗器技術を用いることにより、プロービング端部をできるだけ小さく保てる。
【0011】
本発明との比較のために、先ず、従来技術について更に説明する。図2は、従来技術によるボール・グリッド・アレイ素子及び埋め込みチップ抵抗器を示す図である。ボール・ゲート・アレイ(BGA)素子100は、グリッド構成(即ち、他のボール・グリッド間隔を用いてもよいが、典型的には中央で50ミル、即ち、1.27mm)で素子の下に配置された接続ポイント110のアレイを有する。接続ポイントを点線の円で表して、こらら接続ポイントがBGA素子100の下側に配置されていることを示す。ボール・グリッド・アレイ素子100の接続ポイント110の1つと、抵抗器アレイ120の特定のチップ抵抗器の入力端との間の接続は、導電プリント回路基板の信号路(トレース)130により行われる。抵抗器アレイ120におけるチップ抵抗器の許容度は、典型的には、5%以下である。これらトレース130は、接続ポイント110に結合されたプロービングのチップとみなせる。上述の如く、これらトレース130又は信号経路(スタブとして知られている)は、比較的に長く、回り道をして、これら接続を行っている。例えば、BGA素子が矩形で、側部が2インチ(約5cm)ならば、中央の接続ポイント110にとって、最も近いチップ抵抗器(即ち、分離抵抗器)の入力端部への最短経路は、1インチ(2.54cm)の長さである。このように長く、しばしば回り道をする経路(即ち、長いスタブ長)により、これら経路に沿って伝送される信号は、望ましくないリンギング、オーバーシュートを示したり、試験基準電圧に近い平坦域を示す。本明細書で用いる用語「チップ抵抗器」は、プリント導電路、抵抗器、伝送線及び増幅器を具えたプローブの如き構成における入力抵抗器を意味する。
【0012】
チップ抵抗器を被モニタBGA素子の接続ポイントにできるだけ近づけて配置することにより、これら望ましくない影響を実質的に除去できる。また、埋め込み抵抗器技術を用いて、望ましいチップ抵抗器配置を実現できる。すなわち、これら抵抗器を、BGAパッド(電気接続パッド)のアレイ内に適合するのに充分な程度に小さく作り、FR4の如く、回路基板材料の層内に埋め込む。
【0013】
図1は、本発明によるボール・グリッド・アレイ(BGA)素子200及び埋め込みチップ抵抗器220を示す図である。BGA素子200は、グリッド構造(典型的には、中央で50ミル、即ち、1.27mm)にて素子の下側に配置された接続ポイント(端子)210のアレイを有する。チップ(分離)抵抗器220を、ボール・グリッド・アレイ素子の所望の接続ポイントにできるだけ近く配置する。比較的短い(例えば、0.01インチ(254μm))導電プリント回路トレース225により、ボール・グリッド・アレイ200の接続ポイント210の1つと、抵抗器220の入力端との間の接続を行う。BGA素子の下からの経路230の残りの部分は、チップ抵抗器220により分離され、上述の望ましくない影響に実質的に関与しない。
【0014】
チップ抵抗器として埋め込み抵抗器を用いることにより、関連したリンギング及びオーバーシュート問題による経路問題を解決できたが、それ自体の別の問題が生じる。50ミル(27mm)又は更に小さいボール・グリッド・アレイ素子に適合するにように、又は、近接間隔の導体の他のアレイに適合するように、埋め込み抵抗器を充分に小さく作った場合、これら抵抗許容度が+/−20%以上も劣化する。よって、公称値が200オームの抵抗器の実際の抵抗値は、現実に、160オームから240オームの間で変化する。埋め込み抵抗器を従来の受動プロービング構成で「チップ」抵抗器として用いた際に、この抵抗値の変動により、問題が生じる。近接間隔(近接した間隔)の導体アレイの導体をプロービングしようとする際にも、同じ問題が生じることも判る。例えば、0.1インチ(2.54mm)間隔の端子のピン・グリッド・アレイには、内部接続ポイントからアレイの周辺に信号を伝送するために、スタブを用いることが依然必要である。実際にも、0.2インチ(5.08mm)の間隔のアレイでは、表面実装抵抗器を内部ピン近くに設けるための空間が得られない。よって、本明細書で用いる用語「近接間隔の導体」は、中心から中心の間隔の下限が、埋め込み抵抗器の幅よりも大きいが、0.2インチ(5.08mm)よりは大きくない導体又は接続ポイントのアレイを意味する。0.2インチ(5.08mm)以上では、表面実装の許容度が小さくなる。
【0015】
図3は、従来から知られている典型的な受信増幅器構成300、即ち、信号検出装置の簡略化した図である。この図3において、抵抗器RTIPは、本発明の図1におけるチップ(即ち、分離)抵抗器220を表す。(なお、ここでは、図1の構成を、図3の従来回路と一緒に用いていると仮定する。)プローブ・チップに供給される信号は、チップ抵抗器RTIP及び伝送線310を介して増幅器320の+(非反転)入力端に伝送される。伝送線310の特性インピーダンスは、Zoである。増幅器320の+入力端は、電圧源VTERMによりバイアスされている。この電圧源VTERMは、特性インピーダンスZoとほぼ等しい抵抗値の終端抵抗器RTERMを介して、ノードVxにバイアス電圧を供給する。増幅器320の−(反転)入力端は、電圧源VTHRESHOLDによりしきい値電圧にバイアスされる。動作において、増幅器320は、比較器として動作し、入力電圧がその入力しきい値レベルを横切るときに出力信号を発生する。すなわち、ノードVxに発生した信号が、−入力端に供給された信号よりも大きな値を示すと、増幅器320は、高レベルの出力信号を発生する。よって、ノードVxに生じた信号が、−入力端に供給された信号以下の値である場合、増幅器320は、低レベルの出力信号を発生する。
【0016】
チップ抵抗器RTIPは、プロービングしたポイントで見ると、プロービング・ネットワーク負荷を制限する。抵抗器RTERMは、伝送線310の特性インピーダンスに一致する終端回路を表し、受信回路から被試験回路に戻る反射を実質的に除去する。電圧源VTERMは、伝送線の信号に対して低インピーダンスの戻り経路であり、電位は非ゼロのオフセットが可能である。電圧源VTHRESHOLDは、しきい値を設定するが、その値は、ノードVxにおける予測信号変動幅の中心に設定される。この設定ポイントは、プロービングしたポイントにおけるオリジナルの信号基準電圧(即ち、GTL+に対して1.0ボルト)に一般的には対応する。なお、GTL(gunning transceiver logic)は、LSI間の高速データ伝送インタフェースの一種である。
【0017】
残念なことに、図3のトポロジは、抵抗器RTIPの上述の抵抗変動のために、図1の埋め込み抵抗器構成を用いるには適切ではない。この点に関して、抵抗器RTIP及び抵抗器RTERMが分圧器を形成し、抵抗器RTIPの値の変動が分圧器の分圧比に悪影響を与えることに留意されたい。これは、次の理由から重要である。すなわち、RTIPの抵抗許容度が劣悪であると(即ち、抵抗値変動が、チャネル対チャネルで公称値から1%より大きいと)、エッジ測定(エッジ配置、即ち、波形としきい値とが交差する位置)の精度が低くなる。この状態は、加算ノードVxにて発生した直流オフセットにより生じる。これは、電圧源VTERMを0ボルト(又は、オリジナルの信号基準電圧と異なる任意の電圧レベル)に設定した結果である。すなわち、RTIPの抵抗変動により、ノードVxにて信号変動が生じる。また、ノードVxにおける信号の変動を補償するために、しきい値レベルVTHRESHOLDを変動させなければならない。各チャネルに対するVTHRESHOLDの値の変動は、多くのアプリケーションにおいて実際的な解決方法ではない。これは、各個別のRTIPに対する特定の値に基づいて、各チャネルを構成しなければならないためである。許容できる抵抗器RTIPの最大変動量が特定のアプリケーションにより決まる点に留意しなければならない。この判断に影響する要素は、信号の揺れ(変動)の量、受信増幅器の感度、エッジ配置の要求、環境ノイズである。例えば、GTL+信号をモニタするとき、差動感度が100mVの比較器は、抵抗器RTIPの許容度が+/−30%であっても、許容できる状態で動作する。
【0018】
図4は、電圧源VTERMがゼロ・ボルトに設定され維持されたときに、RTIPの抵抗値の変動の悪影響を示す波形図である。図4において、波形400は、プローブ・ポイントで観察された波形であり、波形410及び420は、ノードVxに発生した波形である。波形420は、抵抗器RTIPが公称値のときの期待波形である。波形410は、波形420よりも振幅及びオフセットが大きいが、これは、抵抗器RTIPの抵抗値が公称値よりも小さいことによる結果である。波形410としきい値430との交差点は、望ましくないオフセットのために、波形420に対してΔtだけ時間的に遅延している点に留意されたい。すなわち、増幅器320は、異なる時点(即ち、波形の異なる点で)でしきい値(領域)430を通過する、ノードVxに発生した入力電圧を(波形410及び420で示したように)見ている。
【0019】
図5は、本発明による受信増幅器構成500を示す図である。この図5の増幅器構成500は、チップ抵抗器RTIPの変動に実質的に影響されず、上述のオフセット・エラー及び対応するタイミング・エラーを大幅に減らす。図3の構成と図5の構成では、3つの大きな違いがある。第1の相違点は、電圧源VTERMが基準レベル電圧源VREFに置き換わっている点である。第2の相違点は、増幅器520の負(−又は反転)入力端が電圧源VREFに結合されている点である。最も重要な相違点である第3の相違点としては、電圧源VREFが、プローブ・ポイントでの揺れの中心と同じ電位(即ち、GTL+に対して1.0ボルト)に設定されなければならない点である。チップ抵抗器RTIPの出力端が伝送線510を介して増幅器520に接続されている点は、図3と同様である。特定のアプリケーションにて必要ならば、増幅器520の反転及び非反転入力端を反対にする(即ち、交換する)ことができる点が、当業者には理解できよう。
【0020】
図5の回路は、チップ抵抗器RTIPの抵抗値の変動に対して独立して機能する点に留意することが重要である。これは、電圧源VREF(予測する信号の揺れの中心のレベル値)を用いて、ノードVxから見た信号を終端するためである。その結果、チップ抵抗器RTIPの抵抗値が変動すると、ノードVxでの信号の振幅が変化するが、直流成分が除去されているため、信号の揺れの中心は、電圧源VREF付近に残る。
【0021】
図6は、図1の分離抵抗器の抵抗値変動にもかかわらずオフセット・エラーが実質的にない波形を示す図である。なお、630は、信号の揺れの中心、即ち、電圧源VREFの値であり、波形600がプローブ・ポイントで観察された波形であり、波形610及び620は、ノードVxに発生した波形である。この図6から判る如く、抵抗器RTIPの抵抗の変動によりノードVxには直流電圧オフセットが生じない。よって、受信増幅器520から見ると、エッジの配置(波形としきい値とが交差する位置)は、RTIPの抵抗値の変動範囲に関わらず、一定に留まる(即ち、Δtは、実質的にゼロとなり、図6には現れない)。
【0022】
受動プロービング・アプリケーションの他に、本発明は、ロジック・アナライザの分野にも適用できる。ロジック・アナライザのアプリケーションに対しては、本発明を取り込みASIC(用途限定集積回路)にて実施できることが理解できよう。かかるロジック・アナライザのアプリケーションにおいては、図5と同様なトポロジを用い、プログラム可能な電圧源VTERMが必要となる。
【0023】
図7は、本発明を理解するのに有用な簡略化した回路モデルを示す図である。以下の数式は、図7の簡略化した回路モデル700の伝達関数から導出したものである。信号源710は、基準電圧源VREFと直列に配置されるようにモデル化されている。最も重要な注目点は、式(2)及び式(4)の間に差のないことである。式(2)は、図3の典型的な従来の受動プロービング技術を示し、電圧源VTERMの値が電圧源VREFの値と等しくない。式(2)の第1項は、ゼロ・ボルト付近で揺れる減衰された信号の項である。残りの2つの項は、振幅が変動する直流オフセット成分であり、図4に示す如く、チップ抵抗器RTIPの抵抗値が変動する。
【0024】
しかし、式(2)において電圧源VTERMの値を電圧源VREFの値に等しく設定すると、これらの項が非常に簡略化され、式(3)のようになる。式(4)は、2つの要素、即ち、電圧源VREFの固定されたオフセット値と、減衰された交流信号とで示される。図4に明瞭に示すように、直流オフセットには、チップ抵抗器RTIPの抵抗値変動の影響がない。なお、以下の式では、VxはノードVxの電圧、VSIGは入力信号電圧、VREFは電圧源VREFの電圧、VTERMは電圧源VTERMの電圧、RTIPはチップ抵抗器RTIPの抵抗値、RTERMは抵抗器RTERMの値を夫々表す。
【0025】
Vxを求めると、
式(1)
Vx=[(VSIG+VREF)×RTERM]/(RTIP+RTERM)
+ [(VTERM)×RTIP]/(RTIP+RTERM)
この式を展開して、
式(2)
Vx=(VSIG×RTERM)/(RTIP+RTERM)
+ (VREF×RTERM)/(RTIP+RTERM)
+ (VTERM×RTIP)/(RTIP+RTERM)
VTERM = VREF とし、同じ項をまとめると、
式(3)
Vx=(VSIG×RTERM)/(RTIP+RTERM)
+ [VREF×(RTIP+RTERM)]/(RTIP+RTERM)
これを簡略化すると、
式(4)
Vx=(VSIG×RTERM)/(RTIP+RTERM)
+ VREF
となる。
【0026】
埋め込み抵抗器に関連して本発明を上述したが、任意の形式の許容度の緩い抵抗器(即ち、許容度がほぼ1%よりも大きい抵抗器)でも本発明は有効である点に留意されたい。上述の回路は、被試験装置からの信号をモニタするオシロスコープ、ロジック・アナライザ、又は他の測定機器と共に使用できる。上述では、BGA素子に関連して本発明を説明したが、(バスの如き)複数の近接導体や、近接間隔の導体アレイの導体をプロービングするのに有用である点に留意されたい。
【0027】
本発明は、試験及び測定機器に限定されず、プリント回路基板上のBGA素子と他の回路との間の信号を結合するのにも使用できる点に留意されたい。本発明は、抵抗性弾性(エラストマ)接続を使用するアプリケーションにも有用である。かかるアプリケーションにおいて、エラストマ・コネクタを回路ポイントに押しつけて、電気的接続を行う。エラストマの抵抗値は、接続を行うのに加えて圧力により変動する。かかる場合、エラストマ自体は、本発明のチップ抵抗器としてみなせるし、圧力の変動により抵抗値の許容度が劣悪となる。上述の変形の各々は、本発明の要旨の範囲内であり、これらは、許容度の低いチップ抵抗器を用いて回路ポイントをモニタする際の共通の問題点を改善するものであり、夫々の解決手段は、本発明に基づくものである。
【0028】
【発明の効果】
上述の如く本発明の信号検出装置及び方法によれば、BGA素子又は近接間隔の導体をプロービングする際に、チップ抵抗器の変動による直流成分の変化を防げるので、入力信号としきい値との交差する時点の変動がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボール・グリッド・アレイ素子及び埋め込みチップ抵抗器を示す図である。
【図2】従来技術によるボール・グリッド・アレイ素子及び埋め込みチップ抵抗器を示す図である。
【図3】従来技術による受信増幅器構成を示す図である。
【図4】図1のチップ抵抗器(RTIP)の抵抗値変動によるオフセット・エラーを示す波形図である。
【図5】本発明による受信増幅器構成を示す図である。
【図6】図1の分離抵抗器の抵抗値変動にもかかわらずオフセット・エラーが実質的にない波形図である。
【図7】本発明を理解するのに有用な簡略化した回路モデルを示す図である。
【符号の説明】
100、200 ボール・グリッド・アレイ素子(電子素子)
110、210 接続ポイント(端子、導体)
120 抵抗器アレイ
130 信号路(トレース)
220 チップ(分離)抵抗器
225 導電プリント回路トレース
230 経路
300、500 受信増幅器(信号検出装置)
310、510 伝送線
320、520 増幅器
400、410、420 波形
430 しきい値領域
600、610、620 波形
630 基準値
700 回路モデル
710 信号源

Claims (3)

  1. 電子素子の端子における信号を検出する装置であって、
    上記端子に結合され、上記信号を受ける入力端と、
    許容度が1%より大きい範囲であり、一端が上記入力端に結合されて上記信号を受け、上記電子素子の上記端子の実質的な近傍に物理的に配置されたチップ抵抗器と、
    一端が上記チップ抵抗器の他端に結合されて、上記信号を受ける伝送線と、
    第1入力端が上記伝送線の他端に結合されて上記信号を受け、上記信号を増幅する増幅器とを具え、
    該増幅器がバイアス回路により基準値にバイアスされ、
    上記基準値が上記入力端における上記信号の揺れの中心の電位に実質的に同じであり、
    上記バイアス回路は、
    予測する上記信号の揺れの中心のレベルの基準レベル電圧源と、
    一端が上記基準レベル電圧源に結合され、他端が上記伝送線の上記他端に結合された第2抵抗器とを有し、
    該第2抵抗器の値が上記伝送線の特性インピーダンスに実質的に等しく、
    上記基準レベル電圧源及び上記第2抵抗器の共通接続点が上記増幅器の第2入力端に結合されていることを特徴とする信号検出装置。
  2. 回路基板上に設けられたボール・グリッド・アレイ素子の端子に発生する信号を検出する装置であって、
    上記回路基板上に形成され、上記ボール・グリッド・アレイ素子の上記端子に接続され、上記信号を受ける電気接続パッドと、
    該電気接続パッドに結合され、上記信号を受ける入力端と、
    上記回路基板内に配置され、上記電気接続パッドの実質的な近傍に物理的に配置され、一端が上記入力端に結合された分離抵抗器と、
    一端が上記分離抵抗器の他端に結合された伝送線と、
    該伝送線の他端に結合され、上記信号を増幅する増幅器とを具え、
    上記入力端の上記信号の揺れの中心の電位に実施的に同じ基準レベルに上記増幅器がバイアス回路によりバイアスされ、
    上記バイアス回路は、
    予測する上記信号の揺れの中心のレベルの基準レベル電圧源と、
    一端が上記基準レベル電圧源に結合され、他端が上記伝送線の上記他端に結合された第2抵抗器とを有し、
    該第2抵抗器の値が上記伝送線の特性インピーダンスに実質的に等しく、
    上記基準レベル電圧源及び上記第2抵抗器の共通接続点が上記増幅器の第2入力端に結合されていることを特徴とする信号検出装置。
  3. 回路基板上に形成された近接間隔の導体アレイの導体に発生した信号を検出する方法であって、
    入力スタブを上記導体に結合して、上記信号を受け、
    一端が上記導体に結合されたチップ抵抗器を上記回路基板内にて、上記導体の実質的な近傍にて物理的に配置し、
    伝送線の一端を上記チップ抵抗器の他端に結合し、
    上記伝送線の他端に増幅器を結合して、上記信号を増幅し、
    上記導体の上記信号の揺れの中心の電位に実質的に等しい基準レベルに上記増幅器をバイアスし、
    このバイアスを行うステップは、予測する上記信号の揺れの中心のレベルの基準レベル電圧源を設け、上記伝送線の特性インピーダンスに実質的に値が等しい第2抵抗器を設け、該第2抵抗器の一端を上記基準レベル電圧源に結合し、上記第2抵抗器の他端を上記伝送線の上記他端に結合し、上記基準レベル電圧源及び上記第2抵抗器の共通接続点を上記増幅器の第2入力端に結合することを特徴とする信号検出方法。
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