JP4459133B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機関弁の開閉時期または最大リフト量を含む弁作動特性を変更可能な内燃機関の可変動弁装置に関する。
この種の動弁装置として、本出願人が先に出願した特願2004−40246号で開示した動弁装置は、吸気弁を開閉作動すべく吸気カムの弁駆動力を吸気弁に伝達する伝達機構と、該伝達機構に備えられる移動可能なホルダを駆動する電動モータとを備える。機関運転状態に応じて制御される電動モータは、ホルダにギヤ部に噛合する駆動ギヤが設けられた駆動軸を回転駆動し、駆動軸がホルダの位置を変更することにより、吸気弁の弁作動特性が変更される。
ところで、アクチュエータとしての電動モータにより回転駆動されてホルダを駆動する駆動軸には、吸気弁のリフト時に吸気カムの弁駆動力および機関弁からの反力に基づく外部トルクが作用して、駆動軸の回転位置が変動する。この外部トルクは、吸気カムの回転位置およびホルダの位置に応じて変動し、ときには方向が反転するため、電動モータからホルダまでの駆動力の伝達系(この伝達系に駆動軸も含まれる。)が、減速機構を構成するギヤ機構や、駆動力を伝達すべく係合する係合機構を有する場合には、該ギヤ機構や該係合機構を構成する部材同士の衝突による打音が発生する。また、弁作動特性を変更するために電動モータによりホルダを駆動する時点で、外部トルクが変動して駆動軸が変動すると、所望の位置までホルダを移動させるために、より多くの時間を要することになって、制御精度が低下することがある。そこで、駆動軸の変動の影響を低減して制御精度を向上させるためには、電動モータの容量を大きくすればよいが、そうすると電動モータが大型化する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、駆動軸を回転駆動するアクチュエータを大型化することなく、打音の低減および弁作動特性の制御精度の向上を図と共に、質量体および伝達機構の形状および配置の自由度の増加を図ることを目的とする。さらに、部品点数の増加や重量増を抑制したうえで、駆動軸の過度の回転を防止することを目的とする。
請求項1記載の発明は、伝動機構により内燃機関の回転に同期して回転駆動されるカム軸と、機関弁を開閉作動すべく前記カム軸に設けられる動弁カムの弁駆動力を前記機関弁に伝達する伝達機構と、前記機関弁の弁作動特性を変更すべく機関本体に変位可能に支持される前記伝達機構を変位させる駆動軸を回転駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の可変動弁装置において、前記駆動軸には、前記駆動軸の回転慣性質量を増加させる質量体が、前記伝達機構に接触しない位置に設けられ、前記質量体は前記駆動軸の過度の回転を阻止するストッパに当接し、前記ストッパは、前記伝動機構を覆うカバーの、前記機関本体への取付部により構成される内燃機関の可変動弁装置である。
これによれば、機関弁の弁作動特性を変更するための伝達機構を駆動する駆動軸の回転慣性質量が、質量体の分だけ増加するので、動弁カムの弁駆動力および機関弁からの反力に基づいて駆動軸に作用する外部トルクによる駆動軸の回転位置の変動が抑制される。また、質量体は伝達機構に接触しないため、質量体を伝達機構から独立して設けることができるので、伝達機構の構成部材と質量体とにおいて、その形状や配置に関する相互の制約が少なくなる。
さらに、これによれば、駆動軸の過度の回転を阻止するためのストッパを、伝動機構を覆うカバーの取付部でもって利用されるので、ストッパを構成する専用の部材が不要になる。
請求項1記載の発明によれば、次の効果が奏される。すなわち、外部トルクによる駆動軸の回転位置の変動が抑制されるので、アクチュエータから伝達機構までの駆動力の伝達系における打音が低減され、しかも弁作動特性の制御精度が向上する。また、伝達機構の構成部材と質量体とにおいて相互の制約が少なくなるので、質量体および伝達機構の形状および配置の自由度が増加して、それらの機能を十分に発揮させる形状および配置が可能になる。
また、請求項1記載の発明により、駆動軸の過度の回転を防止するために質量体が利用されるので、部品点数の増加および重量増が抑制されたうえで、駆動軸の過度の回転を防止される。
さらに、請求項1記載の発明により、駆動軸の過度の回転を防止するために、伝動機構を覆うカバーの取付部が利用されるので、部品点数の増加および重量増が抑制される。
以下、本発明の実施形態を図1〜図7を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明が適用された可変動弁装置Vを備える内燃機関Eは、水冷式多気筒4ストローク内燃機関であり、そのクランク軸(図示されず)が車幅方向に延びる横置き配置で車両に搭載される。内燃機関Eは、直列に配列される4つのシリンダ1が一体成形されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの上端部に結合されるシリンダヘッド2と、シリンダヘッド2の上端部に結合されるヘッドカバー3とから構成される機関本体を備える。
なお、実施形態において、上下方向は、シリンダ1のシリンダ軸線L1が延びる方向(シリンダ軸線方向)であり、軸方向は、カム軸20の回転中心線L2が延びる方向であるとする。
各シリンダ1には、コンロッドを介して前記クランク軸に連結されるピストン4が往復動可能に嵌合する。シリンダヘッド2には、各シリンダ1に対応して、シリンダ軸線方向でピストン4に対向する燃焼室5と、燃焼室5に開口する1対の吸気口を有する吸気ポート6および燃焼室5に開口する1対の排気口を有する排気ポート7とが形成される。各燃焼室5に臨む点火栓8は、点火コイル9と共にシリンダヘッド2に設けられた挿入孔10に挿入されてシリンダヘッド2に装着される。
シリンダヘッド2には、シリンダ1毎に、弁バネ12により常時閉弁方向に付勢される1対の機関弁としての吸気弁13および1対の機関弁としての排気弁14が設けられる。各シリンダ1の吸気弁13および排気弁14は、可変動弁装置Vにより開閉作動させられて、それぞれ、吸気ポート6および排気ポート7を開閉する。
後述する電動モータ60を除いて、シリンダヘッド2とヘッドカバー3とで形成される動弁室15に収容される頭上カム軸型の可変動弁装置Vは、シリンダヘッド2に回転可能に支持される1つのカム軸20を備え、さらに、シリンダ1毎に、カム軸20に設けられたいずれも動弁カムである1つの吸気カム21および1対の排気カム22(図2参照)と、吸気カム21の回転に応じて吸気弁13を開閉作動させる第1弁作動機構と、排気カム22の回転に応じて排気弁14を開閉作動させる第2弁作動機構とを備える。そして、この実施形態において、前記第1弁作動機構は、吸気弁13の開閉時期および最大リフト量を含む弁作動特性を内燃機関Eの運転状態に応じて変更することが可能な弁特性可変機構から構成される。
併せて図2〜図4を参照すると、カム軸20は、回転中心線L2が前記クランク軸の回転中心線に平行となるように、シリンダヘッド2に一体的に設けられるカム軸ホルダに、ジャーナル部20cにおいて回転可能に支持される。前記カム軸ホルダは、シリンダヘッド2に軸方向に間隔をおいて配列された複数、ここでは5つの軸受部23を有する。各軸受部23は、シリンダヘッド2にボルトにより結合される下軸受部23aと、下軸受部23aにボルトにより結合される上軸受部23bとから構成される。そして、各ジャーナル部20cには、内燃機関Eの潤滑系統からカム軸20の内部に形成された油孔20bを通って潤滑油が供給される。
図3,図4を参照すると、カム軸20は、内燃機関Eの回転である前記クランク軸の回転に同期して回転するように、伝動機構70を介して伝達される前記クランク軸の動力により、該クランク軸に連動してその1/2の回転速度で回転駆動される。伝動機構70は、前記クランク軸の軸端部に設けられる駆動スプロケットと、前記カム軸ホルダにおいて軸方向での一方の端に位置する軸受部23である端部軸受部23Cから突出するカム軸20の軸端部20aにボルト76により結合されて設けられるカムスプロケット72と、前記駆動スプロケットおよびカムスプロケット72に掛け渡されるタイミングチェーン71とを備える。
伝動機構70は、軸方向で伝動機構70を覆ってシリンダヘッド2の軸方向での端壁2aに結合されるヘッド側のチェーンカバー73と、シリンダブロックの軸方向での端壁に結合されるブロック側のチェーンカバーと、端壁2aとにより形成される伝動室としてのチェーン室74内に収納される。軸方向で端壁2aと対向するチェーンカバー73は、シリンダヘッド2などと同様に前記機関本体を構成する。
図1,図2,図5を参照すると、前記第1弁作動機構は、吸気弁13を開閉作動すべく吸気カム21の弁駆動力(以下、単に「弁駆動力」という。)を吸気弁13に伝達する伝達機構Miと、吸気弁13の弁作動特性を変更すべくシリンダヘッド2に変位可能に支持される伝達機構Miを変位させる駆動軸61を回転駆動するアクチュエータとしての電動モータ60を備える駆動機構Mdと、を備える。
伝達機構Miは、回転中心線L2に平行な中心線L3を中心に電動モータ60により揺動させられるホルダ30と、中心線L4を中心に揺動可能にホルダ30に支持されると共に吸気カム21により駆動されて揺動する主カムフォロアとしての第1ロッカアーム40と、中心線L5を中心に揺動可能にホルダ30に支持されると共に第1ロッカアーム40により駆動されて揺動する従カムフォロアとしての第2ロッカアーム50と、第1ロッカアーム40を吸気カム21に押し付ける付勢力としての弾発力を発生するバネ37を保持する保持体36とを備える。ここで、両中心線L4,L5および駆動軸61の回転中心線L6は、回転中心線L2とは異なる位置にある中心線L3に平行である。
伝達機構Miは、第1,第2ロッカアーム40,50および保持体36がホルダ30に組み付けられて一体化された1つのモジュールである。第2ロッカアーム50は、第1ロッカアーム40を介して伝達された弁駆動力を吸気弁13に伝達し、両ロッカアーム40,50は、吸気カム21により駆動されて吸気弁13を開閉作動させる第1カムフォロアとしての吸気ロッカアームを構成する。
シリンダ1毎に、軸方向で隣接する1対の軸受部23の間に配置されるホルダ30は、下軸受部23aと、該下軸受部23aにボルトにより結合される保持キャップ24(図3参照)に挟まれて枢支される支点部31と、第1ロッカアーム40を枢支する第1支持軸32と、第2ロッカアーム50を枢支する第2支持軸33と、駆動軸61が係合する被動側係合部としてのセグメントギヤである被動ギヤ34とを備える。
支点部41で軸受46を介して支持軸32に揺動可能に支持される第1ロッカアーム40は、カム当接部42と駆動当接部43と作用部44とを有する。カム当接部42は、吸気カム21にころがり接触するローラ42aを有し、ローラ42aにおいて吸気カム21に当接する。一方、支点部51で軸受56を介して支持軸33に揺動可能に支持される第2ロッカアーム50は、駆動当接部43に当接する従動当接部53と、1対の吸気弁13にそれぞれ当接する1対の弁当接部52とを有する。従動当接部53は、駆動当接部43にころがり接触するローラ53aを有し、ローラ53aにおいて駆動当接部43に当接する。
互いに当接する駆動当接部43および従動当接部53の一方の当接部としての駆動当接部43には、他方の当接部としての従動当接部53のローラ53aとの当接により、吸気弁13を閉弁状態に保つ空走面45aと吸気弁13を開弁状態にする駆動面45bとを有するカム面45が形成される。
空走面45aは、中心線L4に直交する平面での断面形状が中心線L4を中心とする円弧になるように形成され、クリアランスが空走面45aとローラ53aとの間に形成される状態およびローラ53aが空走面45aに当接している状態で、第1ロッカアーム40を介して伝達された弁駆動力を第2ロッカアーム50に伝達しない。このため、第2ロッカアーム50は、第1ロッカアーム40を介して吸気カム21により揺動させられない非作動状態にある。そして、第1ロッカアーム40のローラ42aが吸気カム21のベース円部21aに当接する状態で、第1ロッカアーム40と第2ロッカアーム50とが当接するとき、ローラ53aは常に空走面57aに当接する。したがって、駆動当接部43と従動当接部53との当接位置が空走面45aの任意の位置にあるとき、吸気弁13は弁バネ12の弾発力により閉弁状態に維持される。
駆動面45bは、第1ロッカアーム40を介して伝達された弁駆動力を第2ロッカアーム50に伝達して第2ロッカアーム50を揺動させ、弁当接部52の調整ネジ52aが吸気弁13に当接しているとき、揺動する第2ロッカアーム50が弁駆動力を吸気弁13に伝達して、吸気弁13を開弁状態にする。
保持体36に保持される付勢部材は、弾性部材としての圧縮コイルバネからなるバネ37と、バネ37の弾発力を作用させるべく作用部44に当接する当接部材38とを有する。第1ロッカアーム40の作用部44には、第1ロッカアーム40を吸気カム21に押し付けるバネ37の弾発力が直接作用する。
図1,図2を参照すると、駆動機構Mdは、動弁室15の外部でシリンダヘッド2に取り付けられる電動モータ60と、シリンダヘッド2に対して回転可能に支持される駆動軸61とを備える。逆回転可能な電動モータ60により、ギヤ機構から構成される減速機構(図示されず)を介して回転駆動される駆動軸61は、ホルダ30を駆動して、シリンダヘッド2に対して揺動させる。それゆえ、駆動軸61は、ホルダ30を揺動させて変位させることで、ホルダ30を備える伝達機構Miをシリンダヘッド2に対して変位させる。
電動モータ60は、機関回転速度や機関負荷などの内燃機関Eの運転状態を検出する運転状態検出手段からの検出信号が入力される電子制御ユニット(以下、「ECU」という。)により制御される。ECUが前記運転状態に応じて電動モータ60の回転方向および回転数を制御することにより、駆動軸61の回転方向および回転量が制御されて、ホルダ30が吸気カム21またはカム軸20の回転位置とは無関係に駆動される。
併せて図3,図4を参照すると、カム軸20に平行に延びる1つの駆動軸61は、シリンダヘッド2および各下軸受部23aにより構成される軸受部62に回転可能に支持される。駆動軸61には、シリンダ1毎に、軸方向に間隔をおいて駆動側係合部としての駆動ギヤ61aが設けられ、該駆動ギヤ61aは被動ギヤ34に係合する。そして、電動モータ60の駆動力が、前記減速機構および駆動軸61から構成される伝達系を介してホルダ30を揺動させる。
図1,図2を参照すると、前記第2弁作動機構は、各排気弁14を開閉作動すべく排気カム22の弁駆動力を各排気弁14に伝達する伝達機構Meを備える。伝達機構Meは、シリンダ1毎に、1対のピボットにより構成される支持部26と、1対の支持部26に揺動可能に支持される1対の第2カムフォロアとしての排気ロッカアーム27とから構成される。支点部27aにおいて支持部26に支持され、弁当接部27bにおいて排気弁14に当接する各排気ロッカアーム27は、カム当接部27cのローラ27c1に当接する排気カム22により駆動されて揺動し、排気弁14を開閉する。
前記第1弁作動機構についてさらに説明する。
前記第1弁作動機構では、前記運転状態に応じて電動モータ60が回転駆動する駆動軸61により変位させられるホルダ30の位置に応じて、ホルダ30と共に第1,第2ロッカアーム40,50が移動して、吸気弁13の開閉時期、最大リフト量および該最大リフト量が得られる時期である最大リフト時期が無段階に変更される。
このことを、図6,図7を参照して、より具体的に説明する。なお、図6,図7においては、吸気弁13が閉弁状態にあるときの伝達機構Miおよび吸気弁13が実線で示され、吸気弁13が最大リフト量で開弁したときの伝達機構Miおよび吸気弁13が二点鎖線で示されている。
ホルダ30がその揺動範囲であるホルダ揺動範囲における一方の限界位置である第1限界位置を占めるとき状態を示す図6を参照すると、第1ロッカアーム40のローラ42aが吸気カム21のベース円部21aに当接する状態で、第2ロッカアーム50のローラ53aは、カム面45の空走面45aに当接する状態にある。第1ロッカアーム40が、カム山部21bに当接して、弁駆動力により吸気カム21の回転方向(図6において時計方向)に揺動させられると、駆動面45bがローラ53aに当接して、第2ロッカアーム50を揺動させ、第2ロッカアーム50が弁バネ12の弾発力に抗して吸気弁13を開弁させる。ホルダ30が前記第1限界位置を占めるとき、吸気弁13の開弁期間および最大リフト量が最も大きくなり、閉時期は最も遅角した時期になる弁作動特性が得られる。
電動モータ60(図2参照)により第2回転方向R2に回転駆動される駆動軸61により駆動されて、ホルダ30が前記第1限界位置からカム軸20に近づくように揺動して変位すると、ローラ42aがカム山21bに当接する時期が早められる一方、駆動当接部43は、ローラ42aがベース円部21aに当接する状態で、空走面45a上での移動範囲が大きくなる方向に移動する。この移動範囲の拡大により、カム山部21bに当接して第1ロッカアーム40が揺動し始めたとしても、ローラ53aは空走面45a上に位置するために第2ロッカアーム50は揺動しない非作動状態にあり、吸気カム21がさらに回転することにより第1ロッカアーム40がさらに大きく揺動して、ローラ53aが駆動面45bに当接したときに、第2ロッカアーム50が揺動して、吸気弁13が開弁される。このため、ローラ42aがカム山部21bの頂点に当接した状態でも、駆動面45bにより揺動される第2ロッカアーム50の揺動量は、前記第1限界位置のときに比べて小さくなり、吸気弁13の最大リフト量が小さくなる。そして、ホルダ30がホルダ移動範囲の他方の限界位置である第2限界位置に近づくにつれて、吸気弁13の開時期が連続的に遅角すると共に、閉時期が連続的に進角して開弁期間が連続的に短くなり、さらに最大リフト時期が連続的に進角すると共に最大リフト量が連続的に小さくなる。
図7に示されるように、ホルダ30が前記第2限界位置を占めるとき、吸気カム21の弁駆動力により第1ロッカアーム40が揺動させられるにも拘わらず、ローラ53aは空走面45aに当接する状態にあり、第2ロッカアーム50が揺動しない非作動状態になって、吸気弁13が休止状態となる弁作動特性が得られる。
また、ホルダ30が前記第2限界位置を占める状態から、駆動軸61が第2回転方向R2とは反対方向の第1回転方向R1に回転することにより、ホルダ30が前記第1限界位置に近づくにつれて、吸気弁13の開時期が連続的に進角すると共に、閉時期が連続的に遅角して開弁期間が連続的に長くなり、さらに最大リフト時期が連続的に遅角すると共に最大リフト量が連続的に大きくなる。
そして、可変動弁装置Vにより得られる吸気弁13の弁作動特性と内燃機関Eの運転領域との関連は次のとおりである。ホルダ揺動範囲をほぼ等しい範囲に二分割して、高リフト側領域と低リフト側領域とに分けたとき、前記第1限界位置が含まれる高リフト側領域では、吸気弁13の最大リフト量が、前記第2限界位置が含まれる低リフト側領域での最大リフト量に比べて大きい。このため、内燃機関Eの運転領域においては、高リフト側領域は高出力運転領域に対応し、低リフト側領域は低出力運転領域に対応する。
図3,図4を参照すると、駆動軸61の部分であってチェーン室74内に位置する軸端部61aには、駆動軸61の回転慣性質量を増加させる質量体としてのフライホイール80が、ホルダ30をはじめとして伝達機構Miに接触しない位置に設けられる。そして、チェーン室74内に配置されるフライホイール80は、タイミングチェーン71により囲まれた空間であるタイミングチェーン71の内側でカム軸20よりも下方に配置される軸端部61aに、駆動軸61と一体に回転するようにボルト84により結合されて、軸方向でカムスプロケット72を挟んでカム軸20の端部ジャーナル部20c1とは反対側に隣接して配置される。このとき、カムスプロケット72およびタイミングチェーン71との軸方向での間隔d1は、タイミングチェーン71の幅d2よりも小さい。ここで、端部ジャーナル20c1は、複数のジャーナル部20cのうち軸方向でカムスプロケット72に最も近いジャーナル部20cであり、端部軸受部23Cに支持される。
また、フライホイール80は、タイミングチェーン71においてカムスプロケット72に巻掛けられている部分である巻掛け部71aの両端部を構成する巻入れ部71a1および巻出し部71a2の一方の端部としての巻入れ部71a1に軸方向で隣接して配置され、しかも軸方向から見て、巻入れ部71a1と重なる位置に配置される。
このフライホイール80は、全体に渡って一様な厚みを有する板状の部材により構成され、軸方向から見て回転中心線L6を中心とするほぼ円形状の基部81と、基部81から径方向外方に突出すると共に周方向での所定の形成範囲に渡って設けられる第1,第2突出部82,83とを有する。そして、フライホイール80は、カム軸20の軸端部20aを含む軸端部構造(以下、単に「軸端部構造」という。)、チェーンカバー73、チェーン室74の室壁を構成する端壁2aおよびヘッドカバー3のいずれとも干渉しない範囲で極力大きくされると共に、第1,第2突出部82,83を有することにより、フライホイール80の重量増を抑制しながら、回転慣性質量を大きくすることができる。
ここで、軸端部構造とは、カム軸20の軸端部20aと、カムスプロケット72を除いて軸端部20aに設けられる部材(この実施形態では、カムスプロケット72を固定するために軸端部20aに取り付けられる固定用部材75およびボルト76である。)とから構成される。また、後述するボス部73aおよび軸端部構造は、軸方向から見て、駆動軸61を挟んで、かつ基部81の直径方向で対向した位置にある。なお、以下の説明において、径方向および周方向とは、回転中心線L6を中心とする径方向および周方向である。
基部81は、軸端部構造およびボス部73aと干渉しない範囲で極力大きく設定され、この実施形態では、軸端部構造と回転中心線L6との間の距離d3およびボス部73aと回転中心線L6との間の距離d4のうちの小さい距離d4よりも僅かに小さい半径を有する。ここで、ボス部73aは、シリンダヘッド2に取り付けられるチェーンカバー73の、シリンダヘッド2への取付部であり、端壁2aにねじ込まれるボルト77が挿通される。そして、このボス部73aは、機関本体としてのチェーンカバー73の部分であり、タイミングチェーン71の内側に位置する。
第1突出部82は、回転中心線L6からの距離d5が両距離d3,d4よりも大きくなる位置に外周面82cを有し、軸方向での位置でフライホール80と重なる位置でのボス部73aの最内方部P1および軸端部構造の最内方部P2(この実施形態では固定用部材75の最内方部である。)よりも径方向外方に突出する。そして、第1突出部82の前記形成範囲は、1回転することがないフライホイール80の回転範囲である揺動範囲S(この実施形態においては、駆動軸61の揺動範囲でもある。)において、第1突出部82がボス部73aおよび軸端部構造と干渉しないように、しかも周方向での第1突出部82の両端部82a,82bが、それぞれボス部73aおよび軸端部構造に対して揺動方向(または回転方向R1,R2)で近傍に位置するように設定される。
そして、ホルダ30が前記第1限界位置を占めるとき、フライホイール80においてボス部73aに揺動方向で最も近接した位置を占める第1突出部82は、電動モータ60の動作の異常時などに、駆動軸61が予め設定された許容範囲を越えて第1回転方向R1に回転するとき、端部82aがストッパを構成するボス部73aに当接して、駆動軸61の過度の回転を阻止する。
ここで、前記許容範囲は、駆動軸61が第1回転方向R1に回転するとき、ホルダ30が前記第1限界位置を僅かに越える位置に対応して設定された位置と、駆動軸61が第2回転方向R2に回転するとき、ホルダ30が前記第2限界位置を僅かに越える位置に対応して設定された位置とにより規定される範囲である。
第1突出部82よりも大きな突出量で基部81から突出する第2突出部83は、回転中心線L6からの距離d6が両距離d3,d4よりも大きくなる位置に外周面83cを有し、ボス部73aおよび軸端部構造の最内方部P1,P2はもちろん、軸方向での位置でフライホール80と重なる位置でのボス部73aの全体および軸端部構造の全体よりも径方向外方に突出する。そして、第2突出部83の前記形成範囲は、フライホイール80の揺動範囲Sにおいて、第2突出部83がボス部73aおよび軸端部構造と干渉しないように、しかも周方向での第2突出部83の両端部83a,83bが、それぞれボス部73aおよび軸端部構造に対して揺動方向で近傍に位置するように設定される。
そして、ホルダ30が前記第2限界位置を占めるとき、フライホイール80においてボス部73aに揺動方向で最も近接した位置(図3に、二点鎖線で示される。)を占める第2突出部83は、電動モータ60の動作の異常時などに、駆動軸61が予め設定された許容範囲を越えて第2回転方向R2に回転するとき、端部83aがボス部73aに当接して、駆動軸61の過度の回転を阻止する。
また、第2突出部83は、内燃機関Eの前記高出力領域において、軸方向で巻入れ部71a1に近接して位置すると共に、軸方向から見て巻入れ部71a1と重なる位置にある。このため、端部ジャーナル部20c1と端部軸受部23Cとの間から流出した潤滑油がチェーン室74内で飛散して形成された油滴、さらには動弁室15内の油滴が、端部ジャーナル部20c1の外周からタイミングチェーン71およびカムスプロケット72に向かって軸方向に移動するとき、第2突出部83により軸方向での移動が阻止されて、第2突出部83と巻入れ部71a1およびカムスプロケット72との間に滞留する時間が長くなる。
次に、前述のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
伝動機構70により内燃機関Eの回転に同期して回転駆動されるカム軸20と、吸気弁13を開閉作動すべくカム軸20に設けられる吸気カム21の弁駆動力を吸気弁13に伝達する伝達機構Miと、伝達機構Miに備えられて吸気弁13の弁作動特性を変更すべくシリンダヘッド2に変位可能に支持されるホルダ30を変位させる駆動軸61には、駆動軸61の回転慣性質量を増加させるフライホイール80が、ホルダ30をはじめとする伝達機構Miに接触しない位置に設けられることにより、駆動軸61の回転慣性質量が、フライホイール80の分だけ増加するので、弁駆動力および吸気弁13からの弁バネ12の反力に基づいて駆動軸61に作用する外部トルクによる駆動軸61の回転位置の変動が抑制されるので、電動モータ60からホルダ30までの駆動力の前記伝達系における打音が低減され、しかも弁作動特性の制御精度が向上する。また、フライホイール80はホルダ30を含めて伝達機構Miに接触しないため、フライホイール80を伝達機構Miから独立して設けることができることから、伝達機構Miの構成部材とフライホイール80とにおいて、その形状や配置に関する相互の制約が少なくなるので、フライホイール80および伝達機構Miのホルダ30や第1,第2ロッカアーム40,50の形状および配置の自由度が増加して、それらの機能を十分に発揮させる形状および配置が可能になる。
フライホイール80が第1,第2突出部82,83を有することにより、フライホイール80の重量増を抑制しながら、回転慣性質量を大きくすることができる。そして、第1,第2突出部82,83の周方向での前記形成範囲は、フライホイール80の揺動範囲Sにおいて、第1,第2突出部82,83の両端部82a,82b,83a,83bが、それぞれボス部73aおよび軸端部構造に対して揺動方向で近傍に位置するように設定されることにより、該形成範囲を大きくすることができると共に、第1,第2突出部82,83の径方向外方への突出量は、カム軸20およびボス部73aの位置により制約されることなく、大きくすることができるので、フライホイール80の回転慣性質量を大きくすることができて、駆動軸61の回転位置の変動が一層抑制される。
第1,第2突出部82,83は駆動軸61の過度の回転を阻止するストッパとしてのボス部73aに当接することにより、電動モータ60の異常時などにおいて駆動軸61が過度に回転することが、フライホイール80を利用して阻止されるので、駆動軸61の過度の回転を防止するために、ボス部73aと当接する専用の部材を設ける必要がない。この結果、駆動軸61の過度の回転を防止するためにフライホイール80が利用されるので、部品点数の増加および重量増が抑制されたうえで、駆動軸61の過度の回転を防止される。また、第1突出部82がボス部73aに当接して、最大リフト量が増加する方向である、駆動軸61の第1回転方向R1への過度の回転が防止されるので、最大リフト量が過大になって、吸気弁13がピストン4と干渉することが防止される。
駆動軸61の過度の回転を阻止するためにフライホイール80が当接するストッパが、伝動機構70を覆うカバーとしてのチェーンカバー73のボス部73aから構成されることにより、駆動軸61の過度の回転を阻止するために、チェーンカバー73の部分であるボス部73aが利用されることから、ストッパを構成する専用の部材が不要になるので、部品点数の増加および重量増が抑制される。
第2突出部83は、タイミングチェーン71の巻掛け部71aの巻入れ部71a1に、軸方向でカムスプロケット72を挟んで端部ジャーナル部20c1とは反対側に隣接して配置されると共に、軸方向から見て端部と重なる位置に配置されることにより、端部ジャーナル部20c1と端部該ジャーナル部20c1を支持する端部軸受部23Cとの間から流出する潤滑油が油滴となってフライホイール80に向かって移動するとき、その軸方向での移動がカムスプロケット72を挟んで位置するフライホイール80により妨げられて、油滴が巻入れ部71a1付近に留まる時間が長くなるので、巻入れ部71a1およびカムスプロケット72に付着しやすくなって、該油滴により巻入れ部71a1およびカムスプロケット72が潤滑されるので、タイミングチェーン71およびカムスプロケット72の潤滑が向上する。また、フライホイール80を、カムスプロケット72からタイミングチェーン71が離脱するのを防止するための案内部材として機能させることができるので、フライホイール80によりタイミングチェーン71の離脱防止が可能になる。
以下、前述した実施形態の一部の構成を変更した実施形態について、変更した構成に関して説明する。
前記吸気作動機構の代わりに前記排気作動機構が前記特性可変機構により構成されてもよく、また前記吸気作動機構および前記排気作動機構が前記弁特性可変機構により構成されてもよい。
可変動弁装置は、吸気カムが設けられる吸気カム軸および排気カムが設けられる排気カム軸からなる1対のカム軸を備えるものであってもよい。吸気弁および排気弁の少なくとも一方の機関弁は、1つのシリンダ1について1つの機関弁から構成されてもよい。
ホルダに駆動軸の駆動力を作用させる連動機構として、ギヤ機構の代わりに、駆動軸とホルダとのギヤ機構以外の係合機構、さらにはリンク機構が採用されてもよい。
質量体の形状は、いかなる形状であってもよく、したがって基部の形状も円形状である必要はない。
ストッパは、タイミングカバーを取り付けるためのシリンダヘッドの部分である取付部としてのボス部であってもよい。
内燃機関は、前記実施形態では車両に使用されるものであったが、鉛直方向を指向するクランク軸を備える船外機等の船舶推進装置に使用されるものであってもよい。内燃機関は、4気筒以外の多気筒内燃機関、または単気筒内燃機関であってもよい。
本発明が適用された可変動弁装置を備える内燃機関の要部断面図であり、シリンダヘッドについては図2の概略Ia−Ia矢視での断面図であり、可変動弁装置の伝達機構については図2の概略Ib−Ib矢視での断面図である。 図1の内燃機関のヘッドカバーを外した状態での要部平面図であり、可変動弁装置の伝達機構については図1のII−II矢視での断面図である。 図1の内燃機関のシリンダヘッドの端壁付近の要部の構造を示し、チェーンカバーが外された状態での図4の概略III−III矢視での断面図である。 チェーンカバーが取り付けられた状態での図3の概略IV−IV矢視での要部断面図である。 図2のV−V矢視での可変動弁装置の伝達機構の断面図である。 図1の動弁装置において、最大弁作動特性が得られるときの作動機構の動作を説明する図である。 図1の動弁装置において、最小弁作動特性が得られるときの作動機構の動作を説明する図である。
符号の説明
1…シリンダ、2…シリンダヘッド、3…ヘッドカバー、4…ピストン、5…燃焼室、6…吸気ポート、7…排気ポート、8…点火栓、9…点火コイル、10…挿入孔、12…弁バネ、13…吸気弁、14…排気弁、15…動弁室、20…カム軸、21…吸気カム、22…排気カム、23…軸受部、24…保持キャップ、26…支持部、27…排気ロッカアーム、30…ホルダ、31…支点部、32,33…支持軸、34…被動ギヤ、36…保持体、37…バネ、38…当接部材、40,50…ロッカアーム、41,51…支点部、42…カム当接部、43…駆動当接部、44…作用部、45…カム面、46,56…軸受、52…弁当接部、53…従動当接部、60…電動モータ、61…駆動軸、62…軸受部、70…伝動機構、71…タイミングチェーン、72…カムスプロケット、73…チェーンカバー、73a…ボス部、74…チェーン室、75…固定用部材、76,77…ボルト、80…フライホイール、81…基部、82,83…突出部、
E…内燃機関、V…可変動弁装置、L1…シリンダ軸線、L2,L6…回転中心線、L3〜L5…中心線、Mi,Me…伝達機構、Md…駆動機構、R1,R2…回転方向、d1…間隔、d2…幅、d3〜d6…距離、P1,P2…最内方部、S…揺動範囲。

Claims (1)

  1. 伝動機構により内燃機関の回転に同期して回転駆動されるカム軸と、機関弁を開閉作動すべく前記カム軸に設けられる動弁カムの弁駆動力を前記機関弁に伝達する伝達機構と、前記機関弁の弁作動特性を変更すべく機関本体に変位可能に支持される前記伝達機構を変位させる駆動軸を回転駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の可変動弁装置において、
    前記駆動軸には、前記駆動軸の回転慣性質量を増加させる質量体が、前記伝達機構に接触しない位置に設けられ、
    前記質量体は前記駆動軸の過度の回転を阻止するストッパに当接し、
    前記ストッパは、前記伝動機構を覆うカバーの、前記機関本体への取付部により構成されることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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