JP4459034B2 - 通信機、通信システム、及び通信フレームの生成方法 - Google Patents

通信機、通信システム、及び通信フレームの生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信機、通信システム、及び通信フレームの生成方法に関する。
無線通信システムには、複数の中継局を介して、通信機間で通信を行うようにされたものがある。例えば、本願出願人の未公開の先行出願である特願2004−289413号に記載されたシステムがある。この無線通信システムでは、送信側の通信機と受信側の通信機の各々についての中継局を介して通信が行われる。
前記無線通信システムでは、通信機を使用するユーザは、自機(自局)を特定する識別情報及び相手機(相手局)を特定する識別情報に加え、中継局を特定する識別情報も入力しなければならない。
即ち、通信機は、相手機との通信を確立するにあたり、自機と相手機と経由する中継局とを特定する識別情報が挿入された通信フレームを送信しなければならず、これらの識別情報が通信機に設定されなければならない。
従って、通信機を使用するユーザは、相手機との通信を開始するにあたって、これらの識別情報を含む多数の項目からなる入力を行わなければならず、煩雑な操作を行わなければならない。
そして、前記識別情報の入力に誤りがあると、相手機との通信を行うことができない。例えば、自局が属する中継局を特定する識別情報の入力に誤りがある状態で通信を開始しようとすると、この自局側中継局より中継不可を表す信号が送信される。これにより、ユーザは、中継局による中継が行えず相手機との通信の確立に失敗したこと、先の識別情報の入力に誤りがあったことを知ることができる。
そして、相手機との通信を確立するためには、ユーザは、正確な識別情報を入力するため、識別情報の入力を再度行わなければならない。この識別情報の入力を再度行うことは、手間のかかる作業であり、煩雑な作業となる。
そこで、本発明は、通信を開始する際に入力するべき識別情報の入力を誤った場合に、煩雑な操作を伴うことなく識別情報を設定することができる通信機、該通信機を含む通信システム、及び該通信機において生成される通信フレームの生成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る通信機は、中継局を介して通信を行う通信機であって、
自局である当該通信機を特定するための自局識別情報と当該通信機が属する自局側中継局を特定するための第一の中継局識別情報とを含む識別情報を入力するための識別情報入力手段と、
前記第一の中継局識別情報を含む識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含む信号を挿入して通信フレームを生成する通信フレーム生成処理手段と、
前記自局側中継局より、該自局側中継局を特定するための第二の中継局識別情報及び当該通信機より送信された信号の中継が可能か否かを表す中継ステータス情報を含む信号が送信されると、該送信された信号を受信して処理し、前記第一の中継局識別情報に代えて、前記第二の中継局識別情報を前記識別情報記憶手段に設定する識別情報再設定手段とを備え、
前記第一の中継局識別情報が挿入された通信フレームを前記自局側中継局に送信した後に、前記自局側中継局より第二の中継局識別情報を含む信号が送信されると、該送信された信号を受信して処理し、前記第二の中継局識別情報が挿入された通信フレームを生成して送信することを特徴としている。
本発明の通信機によると、前記識別情報入力手段により識別情報を入力するにあたり、前記自局側中継局識別情報が誤って入力されたり、あるいは入力されない等の、前記自局側中継局識別情報の適正な入力が行われなかった場合でも、以下のように、その正確な識別情報が自動的に設定され、通信フレームが生成される。
例えば、前記識別情報入力手段により入力された前記第一の中継局識別情報に誤りがある場合、誤りのある識別情報を含む通信フレームが生成され、この誤った情報を含む通信フレームを前記通信機が前記自局側中継局へ送信する。この誤った情報を含む通信フレームを受信した前記自局側中継局は、自身で保有する正確な識別情報である第二の中継局識別情報を含む信号を前記通信機に送信する。
そして、前記第二の中継局識別情報を含む信号が前記自局側中継機より前記通信機に送信されると、前記識別情報再設定手段は、送信された信号を受信して処理し、送信された信号より正確な識別情報である第二の中継局識別情報を得る。そして、前記識別情報再設定手段は、この第二の中継局識別情報を前記識別情報記憶手段に設定する。これにより、自局側中継局の正確な識別情報が自動的に設定される。
これにより、自局側中継局の識別情報の適正な入力を行い直すことなく、正確な識別情報を含む通信フレームを生成することができる。これにより、前記通信機により通信を開始するにあたって入力するべき識別情報の入力項目数を低減させることができ、識別情報の入力を簡易にすることができる。
また、前記識別情報再設定手段は、前記第一の中継局識別情報が前記第二の中継局識別情報と一致しない場合に前記自局側中継局より送信される前記中継ステータス情報としての中継不可情報を受信して処理するとともに、前記中継不可情報を検出することにより、前記第二の中継局識別情報を前記識別情報記憶手段に設定することができる。
この発明の通信機によると、前記自局側中継局より送信された前記中継不可情報を検出することにより、前記識別情報記憶手段の記憶に基づき送信した前記第一の中継局識別情報は適正でないことを検出する。
そして、前記中継不可情報により前記第一の中継局識別情報が適正でないことを検出すると、前記第一の中継局識別情報に代えて、前記第二の中継局識別情報を前記識別情報記憶手段に設定する。
これにより、正確な識別情報である第二の中継局識別情報が設定された通信フレームが生成される。そして、この発明の通信機によると、中継不可情報の検出により前記第一の中継局識別情報が適正でないことを検出した場合に、前記第二の中継局識別情報を含む通信フレームを生成する。
また、本発明の第2の観点に係る通信システムは、前記通信機と、前記自局側中継局とを備えて構成され、
前記自局側中継局は、自身を特定するための前記第二の中継局識別情報を保有するとともに、前記通信機より送信された第一の中継局識別情報が第二の中継局識別情報と一致するか否か判断し、前記第一の中継局識別情報が前記第二の中継局識別情報と一致しない場合に、前記第二の中継局識別情報とともに中継不可情報を含む信号を前記通信機に送信することを特徴としている。
本発明の通信システムによると、前記通信機が前記自局側中継局の誤った識別情報を含む通信フレームを前記自局側中継局に送信したとしても、前記自局側中継局は自身を特定する正確な識別情報を含む信号を前記通信機に送信する。また、前記自局側中継機は、前記通信機が自局側中継局の誤った識別情報を送信すると、前記中継不可情報を前記通信機に送信する。
そして、前記通信機は、前記中継不可情報に基づき、送信した自局側中継局の識別情報は誤っていたことを検出するとともに、前記自局側中継機より送信された前記信号により自局側中継局の正確な識別情報を得る。これにより、前記通信機では自局側中継局の正確な識別情報が自動的に設定され、この正確な識別情報を含む通信フレームが生成される。そして、この生成された通信フレームは前記通信機より前記自局側中継局に送信される。
また、本発明の第3の観点に係る通信フレームの生成方法は、中継局を介して通信を行う通信機における通信フレームの生成方法であって、
自局である前記通信機が属する自局側中継局を特定するための第一の中継局識別情報の前記通信機への入力を受け付ける識別情報入力受付工程と、
前記第一の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成する第一の通信フレーム生成工程と、
前記通信フレーム生成工程において生成された前記第一の中継局識別情報が挿入された通信フレームを前記自局側中継局に送信する通信フレーム送信工程と、
前記通信フレーム送信工程で送信された通信フレームを受信して処理した前記自局側中継局により送信された、前記自局側中継局が自らを特定するため保有する第二の中継局識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した信号を処理し、該受信した信号に含まれる第二の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成する第二の通信フレーム生成工程と、を備えることを特徴としている。
本発明によると、前記通信機が受け付けた前記第一の中継局識別情報が適正でなく、この適正でない識別情報を含む通信フレームを生成して送信した後に、正確な識別情報を含む通信フレームを生成することができる。
即ち、前記通信機において適正に入力されなかった識別情報である第一の中継局識別情報を含む通信フレームを生成して送信すると、これを受信した前記自局側中継局が正確な識別情報である第二の中継局識別情報を含む信号を前記通信機に送信する。前記通信機において前記自局側中継局より送信された前記信号を処理することにより、正確な識別情報である第二の中継局識別情報が得られる。
そして、得られた第二の中継局識別情報を含む通信フレームが通信機において生成される。これにより、前記自局側中継局の識別情報の再度の入力を受け付けることなく、その正確な識別情報が挿入された通信フレームを生成することができる。
また、前記受信工程において、前記第一の中継局識別情報が前記第二の中継局識別情報に一致しない場合に、前記自局側中継局より送信される、前記第二の中継局識別情報とともに中継不可情報を含む信号を受信し、
前記第二の通信フレーム生成工程において、前記中継不可情報を検出すると、前記第二の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成することができる。
この発明によると、前記自局側中継局より送信された前記中継不可情報を検出すると、この中継不可情報とともに受信した前記第二の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成する。これにより、前記第一の中継局識別情報が適正でない場合に、前記第二の中継局識別情報を挿入した通信フレームが生成される。
本発明によると、通信を開始する場合に通信機に入力するべき識別情報のうち、前記通信機が属する中継局を特定するための識別情報が適正に入力されなかった場合に、この中継局の正確な識別情報を自動的に通信機に設定することができる。そして、前記中継局の正確な識別情報が挿入された通信フレームを生成して通信機より送信することができる。
これにより、前記通信機が属する中継局の識別情報が適正に入力されなかった場合に、その識別情報の適正な入力を行い直す必要がない。これにより、通信を開始する場合に入力するべき識別情報の入力項目数を低減し、この入力作業を簡易にすることができる。
本発明の実施の形態について、図1乃至図8により説明する。図1は、本発明の一実施形態である通信機30のブロック図である。通信機30は、信号の送信機能と受信機能を備えて構成される。
通信機30は、送信機として機能する場合、通信機30を使用するユーザの通話音に基づく音声信号、及びデータ通信用のデータ信号を相手方の受信機に向かって送信する。一方、通信機30は、受信機として機能する場合、通信機30に送信された通話音に基づく音声信号を受信し、また相手機である他の通信機より送信されたデータ通信用のデータ信号を受信する。
通信機30は、図1に示すように、アンテナ1と送受信切替部2と送信部3と受信部4と音声A/D・D/A変換部5とインターフェース部6とコントローラ7と操作部17とモニタ18と増幅器8とマイク9とスピーカ10とを備えている。
操作部17は、通信機30の動作についての条件情報を入力するための入力手段にあたる。操作部17には各種の操作キーが設けられている。即ち、ユーザが、通信機30の操作部17の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作を通信機30に行わせることができる。
操作部17に対する操作の内容は、コントローラ7により検出される。即ち、コントローラ7は、操作された操作キーの種類や、操作キーに対する操作の内容を検出する。そして、操作キーによって入力された内容を判別する。そして、コントローラ7は、操作部17により入力された内容に応じた動作を行うように、通信機30を制御する。
なお、操作キーの操作の内容によっては、その操作によって入力された内容がモニタ18のモニタ画面18aに表示される。例えば、操作部17により、自局である通信機30を特定するための自局側識別情報や相手機を特定するための相手局側識別情報を入力する場合、操作部17により入力した各種の識別情報がモニタ画面18aに表示される。
また、モニタ画面18aには、ユーザに対する通信機30の動作状態の報知や、ユーザに対する操作部17による入力を促すメッセージ等が表示される。
まず、通信機30が、送信機として機能する場合のブロックについて説明する。通信機30のユーザによる通話音はマイク9により音声信号に変換され、この音声信号は増幅器8に入力される。増幅器8に入力された音声信号は、増幅器8により増幅された後、音声A/D・D/A変換部5に出力される。
音声A/D・D/A変換部(音声アナログ/ディジタル・ディジタル/アナログ変換部)5は、音声信号をアナログ信号とディジタル信号間で信号変換を行うアナログ−ディジタル変換機能を備えている。
通信機30が送信機として機能する場合、音声A/D・D/A変換部5は、アナログの音声信号をディジタルの音声信号に変換するディジタル変換機能を有する。
音声A/D・D/A変換部5は、増幅器8より入力されたアナログの音声信号をディジタルの音声信号に変換し、ディジタル変換された音声信号を送信部3に出力する。
インターフェース部6に接続される外部入出力端子12にはデータ通信用のパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)15が接続されており、インターフェース部6には、外部入出力端子12を介してパソコン15よりデータ通信用のデータ信号が入力される。インターフェース部6は、入力されたデータ信号を送信部3に出力する。
送信部3は、入力された信号を変調する変調機能を備える。この通信機30の例では、送信部3が信号を変調する方式として、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)変調方式が採用される。GMSK変調方式は、ディジタル変調方式の一つであり、2値の入力信号をいったんガウスフィルタと呼ばれるフィルタを通し、その後周波数変調を行うことにより、狭帯域化を図った変調方式である。送信部3は、入力された音声信号及びデータ信号を、このGMSK変調方式により変調する処理を行う。
送信部3は、前記変調する処理を行った信号を、送受信切替部2に出力する。送受信切替部2は、通信機30が送信機として機能する場合、送信部3より入力された信号をアンテナ1に導く回路が形成される。そして、送受信切替部2に入力された信号は、アンテナ1に出力され、アンテナ1より通信機30の相手方となる受信機へ送信される。
コントローラ7は、通信機30の動作の制御を行う。コントローラ7は、CPU(中央処理装置)7a、ROM(読み出し専用メモリ)7b、RAM(読み書き可能メモリ)7cを備えて構成される。
コントローラ7が通信機30の動作を制御するための制御プログラムは、ROM7bに格納されている。そして、通信機30が送信機として用いられる場合、コントローラ7は、通信機30が送信機として機能するよう制御する。また、インターフェース部6がデータ通信用のデータを送信部3に出力する動作は、コントローラ7の制御の下に行われる。
また、コントローラ7のRAM7cには、通信機30が送信する通信フレームFを生成するためのデータが記憶される。例えば、RAM7cは、通信フレームFのヘッダ部Hを構成するためのデータである、自局側識別情報及び相手局側識別情報を記憶する。
自局側識別情報は、自局としての通信機30を特定するための自局識別情報と、通信機30が属する中継局を特定するための自局側中継局識別情報を含んでいる。相手局側識別情報は、通信機30の相手方となる他の通信機を特定するための相手局識別情報と、この相手局が属する中継局を特定するための相手局側中継局識別情報を含んでいる。
ユーザが操作部17を操作し自局側識別情報及び相手局側識別情報を入力すると、入力された自局側識別情報及び相手局側識別情報は、コントローラ17に入力され、RAM7cに記憶される。
これらの識別情報は、RAM7cに展開される識別情報記憶テーブルに記憶される。この識別情報記憶テーブルに記憶される自局側識別情報及び相手局側識別情報は、後に説明するように、通信機30が送信する通信フレームに挿入される。なお、この識別情報記憶テーブルに記憶される識別情報のうち、自局側中継局識別情報については、誤って入力される等適正な入力が行われなかった場合には、後に説明するように正確な識別情報が再設定される。
また、コントローラ7には、例えばUSB(Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス))インターフェースが接続されており、USBインターフェースに接続される外部機器のデータがコントローラ7に入力される。USBインターフェースに外部機器としてパソコンを接続し、このパソコンにより通信機30を制御することもできる。
ここで、通信機30が送信する信号の通信フレームFについて、図2も参酌しつつ説明する。図2は、通信機30が送信する信号の通信フレームFの構成の概略を示している。
図2に示すように、通信フレームFは、先頭のヘッダ部Hとこれに続くデータ部Dから構成される。ヘッダ部Hは、通信の相手方である他の通信機と接続するために使用される部分であり、他の通信機との通信を確立するための情報信号を含んでいる。
ヘッダ部Hに含まれるビット同期は、入力信号の同期を取るためのビット同期信号である。ヘッダ部Hに含まれるフレーム同期は、これより信号であることを表すフレーム同期信号である。
ヘッダ部Hに含まれる識別情報(ID)部は自局側である通信機30側を特定するための自局側識別情報のデータ、相手局側である他の通信機側を特定するための相手局側識別情報のデータが挿入される。
図2に示される送り先中継局IDは、相手局側の中継局を特定するための相手局側中継局識別情報である。図2に示される送り元中継局IDは、自局側の中継局を特定するための自局側中継局識別情報である。
また、相手局IDは相手方となる他の通信機を特定するための識別情報であり、自局IDは自局(通信機30)を特定するための識別情報である。P_FCSは、ヘッダ部Hが有効かどうかのフレームチェックシーケンスを表す。
データ部Dは、音声フレームとデータフレームとが交互に繰り返されて構成されている。音声フレームは、音声通信用の音声信号が挿入されるフレームであり、音声A/D・D/A変換部5より入力された音声データが挿入される。データフレームは、データ通信用のデータ信号が挿入されるフレームであり、インターフェース部6より入力されたデータが挿入される。
以上に説明した通信フレームFのうち、ヘッダ部Hを構成するデータ又は信号は、コントローラ7より送信部3に出力される。また、データ部Dを構成するデータ又は信号は、コントローラ7の制御の下、音声A/D・D/A変換部5又はインターフェース部6より送信部3に出力される。
次に、通信機30が受信機として機能する場合のブロックについて説明する。受信機としての通信機30には、相手方の送信機より通話音の音声信号とデータ通信用のデータ信号とが送信される。通信機30に送信される信号は、図2により説明した通信フレームFを構成している。
アンテナ1は、通信機30に送信された無線信号を受信する。アンテナ1が受信した無線信号は、送受信切替部2に入力される。送受信切替部2は、通信機30が受信機として機能する場合、アンテナ1が受信した信号を受信部4に導く回路が形成される。
受信部4は、特定の通信チャンネルの信号を選択して受信するチューニング機能を備えている。受信部4には、受信する無線信号の周波数帯域が設定される。そして、受信部4に設定された周波数のチャンネルの受信信号がアンテナ1より送受信切替部2を通って受信部4に入力される。
また、受信部4は、入力された受信信号を復調する復調機能を備えている。この通信機30の例では、受信部4は、GMSK復調を行う。受信部4が復調した受信信号の通信フレームFに含まれるヘッダ部Hのデータはコントローラ7に入力される。
コントローラ7は、ヘッダ部Hの情報により受信信号が通信機30宛てに送信されたか否か判断する。コントローラ7は、受信信号が通信機30宛てに送信されたと判断しなかった場合、ヘッダ部Hのデータを廃棄する。一方、コントローラ7は、受信信号が通信機30宛てに送信されたと判断した場合、受信した通信フレームFを順次処理するように制御を行う。
そして、受信信号のデータ部Dに含まれるデータのうち、音声フレームに含まれる音声データは音声A/D・D/A変換部5に入力され、データフレームに含まれるデータ通信用のデータは、インターフェース部6に入力される。
インターフェース部6に入力されたデータ通信用のデータは、コントローラ7の制御の下、インターフェース部6により処理され、外部入出力端子12に出力される。この外部入出力端子12に入力されたデータ通信用のデータは、外部入出力端子12よりパソコン15に出力される。
音声A/D・D/A変換部(音声アナログ/ディジタル・ディジタル/アナログ変換部)5は、音声信号をアナログ信号とディジタル信号間で信号変換を行うアナログ−ディジタル変換機能を備えている。通信機30が受信機として機能する場合、音声A/D・D/A変換部5は、ディジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換するアナログ変換機能を有する。
そして、音声A/D・D/A変換部5は、ディジタルの音声信号が受信部4より入力されると、コントローラ7の制御の下、入力されたディジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換する。
音声A/D・D/A変換部5によりアナログ信号とされた音声信号は、増幅器8に入力される。増幅器8は、入力された音声信号を増幅し、スピーカ10に出力する。スピーカ10は、入力された音声信号に基づき、相手方の送信機のユーザの通話音を出力する。
コントローラ7は、前述のごとくCPU7a、ROM7b、及びRAM7cを備えている。そして、コントローラ7が通信機30を受信機として機能させる制御を行うための制御プログラムは、ROM7bに格納されている。
なお、通信機30を送信機として機能させる場合で、相手方の受信機との通信を確立するための初期動作において中継局より送信された信号を処理する必要がある場合、又は受信機との通信を行う過程で中継局より送信された信号を処理する必要がある場合、通信機30の受信機としての機能を用いて行う。
次に、以上に説明した通信機30が他の通信機と通信を行う無線通信システムについて、図3により説明する。図3は、通信機30を含む通信システムCSを示している。図3に示す通信システムCSは、通信機30を含む複数の通信機と、複数の中継局とを含んでいる。図3に示される通信機31は、通信機30と同様に構成され、通信機30と同様の機能を有し、送信機及び受信機として機能する。
図3に示すように、以上に説明した通信機30は、第一中継局RS1に属し、第一中継局RS1を介して他の通信機31と通信を行う。通信機31は、第二中継局RS2に属し、第二中継局RS2を介して通信機30と通信を行う。第一中継局RS1及び第二中継局RS2は、中継局ネットワークRSNを構成しており、第一中継局RS1及び第二中継局RS2間で信号の送受信が行われる。
例えば、通信機30が他の通信機31宛てに送信した信号は、図3のT1に示すように、第一中継局RS1に送信される。そして、通信機30が送信した信号は、第一中継局RS1より第二中継局RS2へ送信され、第二中継局RS2より通信機31へ送信される。
また、他の通信機31が通信機30宛てに送信した信号は、第二中継局RS2に送信される。そして、他の通信機31が送信した信号は、第二中継局RS2より第一中継局RS1へ送信され、図3のT2に示すように、第一中継局RS1より通信機30に送信される。
また、図3に示すように、通信機30には、ID(識別情報)としてABCが割り当てられている。通信機31には、IDとしてDEFが割り当てられている。また、第一中継局RS1には、IDとしてXYZが割り当てられている。第二中継局RS2には、IDとしてVWXが割り当てられている。
図3に示す通信機30と、この通信機30が属する第一中継局RS1とにより、本発明の一実施形態である通信システムが構成される。
次に、第一中継局RS1、第二中継局RS2について、図4により説明する。図4では、第一中継局RS1、第二中継局RS2の二つをまとめて中継局RSとして表している。図4は、中継局RSの構成の概略を示すブロック図である。
中継局RSは、送信アンテナ51、受信アンテナ52、送信部53、受信部54及びコントローラ57を備えている。送信アンテナ51は、中継局RSに属する通信機や他の中継局に信号を送信する。送信アンテナ51は、送信部53より入力された信号を送信する。
送信部53は、コントローラ57より入力された信号について、中継局RSに属する通信機に送信する信号として形成すべく、又は他の中継局に送信する信号として形成すべく、変調等の処理を行う。
受信アンテナ52は、中継局RSに属する通信機や他の中継局より送信された信号を受信する。受信アンテナ52が受信した信号は受信部54に入力される。受信部54は、入力された信号をコントローラ57により処理できる信号に形成するべく、復調等の処理を行う。
コントローラ57は、中継局RSの動作を制御する。即ち、コントローラ57は、中継局RSに送信された信号の受信処理、及び中継局RSより信号を送信する送信処理のための制御を行う。コントローラ57は、CPU57a、ROM57b、RAM57cを備えており、中継局RSの動作の制御が可能に構成されている。
そして、コントローラ57は、自身を特定するための中継局RSの識別情報を保有している。図3に示される第一中継局RS1については、そのコントローラ57は自身を特定するためのIDとして、「XYZ」を保有している。また、第二中継局RS2については、そのコントローラ57は自身を特定するためのIDとして、「VWX」を保有している。
次に、中継局RSの動作について、図3も参酌しつつ説明する。ここでは、中継局の動作について、第一中継局RS1と通信機30との例により説明する。通信機30が例えば他の通信機31との通信を開始しようとする場合、通信機30は、初期動作において、前記自局側識別情報及び相手局側識別情報がヘッダ部Hに挿入された通信フレームFを第一中継局RS1に送信する。
第一中継局RS1は送信された通信フレームFを受信し、そのヘッダ部Hに含まれる識別情報のデータをコントローラ57により処理する。コントローラ57は、ヘッダ部Hのデータより通信機30の相手局が通信機31であることや、通信機31の属する中継局が第二中継局RS2であること等を判別する。
第一中継局RS1は、通信機30より送信された通信フレームFのヘッダ部Hを受信して処理すると、通信機30に対して所定の通信フレームからなる信号を送信する。
第一中継局RS1が通信機30に送信する信号は、自身を特定する識別情報「XYZ」と、通信機30より送信された信号の中継が可能であるか否かを表す中継ステータス情報を含んでいる。中継ステータス情報は、第一中継局RS1による中継が可能であることを表す中継可能フラグと、第一中継局RS1による中継が不可能であることを表す中継不可フラグを含む。
コントローラ57が通信機30が送信したヘッダ部Hに正しく信号が挿入されており中継に問題ないと判断すると、第一中継局RS1は、自身の識別情報「XYZ」とともに中継可能フラグを含む信号を通信機30に送信する。
一方、コントローラ57が、通信機30が送信したヘッダ部Hに正しくデータが挿入されていないこと等により中継不可能と判断すると、第一中継局RS1は、自身の識別情報「XYZ」とともに中継不可フラグを含む信号を通信機30に送信する。
例えば、コントローラ57が自身で保有している識別情報「XYZ」と通信機30が送信したヘッダ部Hの自局側中継局識別情報とが一致しないと判断すると、第一中継局RS1は中継不可フラグを通信機30に送信する。
次に、以上に説明した通信システムCSの動作の例について、図3、及び図5乃至図8を参酌しつつ説明する。図5は、通信機30への識別情報の入力を説明する図である。図6は、通信機30が初期動作において第一中継局RS1に送信する通信フレームF1を示す。
図7は、初期動作において第一中継局RS1が通信機30に送信する通信フレームFRを示す。図8は、通信機30により送信される、識別情報が正確に挿入された通信フレームF2を示す。以下の説明では、通信機30が他の通信機31と通信を開始しようとする場合の初期動作を中心に説明する。
通信機30のユーザが操作部17を操作し、通信機31と通信を開始するための操作を行う。まず、ユーザは、操作部17を操作し、自局側である通信機30側を特定するための自局側識別情報、及び相手局側である通信機31側を特定するための相手局側識別情報の入力を行う。
ユーザが操作部17により前記識別情報を入力するための所要の操作を行うと、ユーザに対して前記識別情報の入力を促すメッセージがモニタ画面18aに表示される。
モニタ画面18aには、図5(a)に示すように、通信機30を特定する識別情報である自局IDの問い合わせが表示される(図5(a)、「自局ID」)。ユーザがこの表示に対応して、通信機30のIDとして、「ABC」を入力する。この入力に応じて、図5(a)に示すように、入力されたIDがモニタ画面18aに表示される(図5(a)、「ABC」)。
次に、図5(b)に示すように、通信機30の中継局を特定するための自局側中継局IDの問い合わせがモニタ画面18aに表示される(図5(b)、「自局側中継局ID」)。ユーザがこの表示に対応して、通信機30の中継局である第一中継局RS1のIDとして、「XYA」を入力する。この入力に応じて、図5(b)に示すように、入力されたIDがモニタ画面18aに表示される(図5(b)、「XYA」)。第一中継局RS1のIDとして、この通信機30に入力されたIDは、第一の中継局識別情報にあたる。
次に、図5(c)に示すように、通信しようとする相手局を特定するための相手局IDの問い合わせが表示される(図5(c)、「相手局ID」)。ユーザがこの表示に対応して、通信しようとする相手方の通信機31のIDとして「DEF」を入力する。この入力に応じて、図5(c)に示すように、入力されたIDがモニタ画面18aに表示される(図5(c)、「DEF」)。
次に、図5(d)に示すように、通信機31の中継局を特定するための相手局側中継局IDの問い合わせが表示される(図5(d)、「相手局側中継局ID」)。ユーザは、この表示に対応して、通信機31の中継局である第二中継局RS2のIDとして「VWX」を入力する。この入力に応じて、図5(d)に示すように、入力されたIDがモニタ画面18aに表示される(図5(d)、「VWX」)。
以上のように入力された識別情報は、通信機30のコントローラ7のRAM7cの識別情報記憶テーブルに記憶される。以上の識別情報の入力を終了すると、通信機30のコントローラ7は、通信機30が送信する通信フレームF1を生成する処理を行う。この通信フレームF1は、図6に示すように、ヘッダ部H1を備えている。このヘッダ部H1には、図6に示すように、自局側及び相手局側を特定するための識別情報が挿入されている。
コントローラ7は、ヘッダ部H1を生成するにあたり、RAM7cの識別情報記憶テーブルに記憶される識別情報のデータ、即ち図5により説明した手順によって入力された識別情報のデータを参照する。なお、図6には、ヘッダ部H1について、識別情報が挿入されるフレームのみ示されており、他の信号が挿入されるフレームは省略されている。
このコントローラ7が生成したヘッダ部H1の識別情報のうち、第一中継局RS1(送り元中継局)を特定する識別情報「XYA」は、その入力の誤りにより、正確な識別情報「XYZ」と一致しない。そして、通信機30は、この誤った識別情報を含むヘッダ部H1を備える通信フレームF1を第一中継局RS1に送信する。
第一中継局RS1は、通信機30より送信された通信フレームF1を受信し、ヘッダ部H1に含まれる信号又はデータを処理する。第一中継局RS1は、受信したヘッダ部Hのデータのうち、第一中継局RS1を特定する識別情報が「XYA」であり、自身で保有する識別情報「XYZ」と一致しないことを判別する。
そして、第一中継局RS1は、通信フレームFRからなる信号を、図3のT2に示すように通信機30に送信する。この通信フレームFRは、図7に示すように、ヘッダ部HRとデータ部DRを備える。なお、図7には、ヘッダ部HRについて、識別情報が挿入されるフレームのみ示されており、他の信号が挿入されるフレームは省略されている。
第一中継局RS1が送信するヘッダ部HRには、図7に示すように、識別情報として、送り先中継局ID、送り元中継局ID、相手局(通信機30)ID、自局(第一中継局RS1)IDが挿入される。
第一中継局RS1が通信機30に信号を送信する場合、送り先中継局及び送り元中継局は存在せず、これらを特定するためのIDは、図7に示すように挿入されない。
そして、ヘッダ部HRには、図7に示すように、相手局IDとして通信機30のID「ABC」が挿入され、自局IDとして「XYZ」が挿入される。この第一中継局RS1が通信機30に送信する、自身を特定する識別情報「XYZ」は、第二の中継局識別情報にあたる。
また、第一中継局RS1が通信機30に送信するデータ部DRは、図7に示すように、中継ステータス情報としての中継不可フラグを含んでいる。この中継不可フラグにより、第一中継局RS1は中継できない状況にあることを通信機30に通知できる。
通信機30は、第一中継局RS1より送信された通信フレームFRを受信して処理する。そして、通信フレームFRのヘッダ部HR及びデータ部DRのデータは、通信機30のコントローラ7により処理される。
コントローラ7は、ヘッダ部HRのデータにより、第一中継局RS1が送信した識別情報「XYZ」を検出する。また、コントローラ7は、データ部DRに含まれた中継不可フラグを検出し、第一中継局RS1による中継ができないこと、通信機31との通信の確立に失敗したことを検出する。
また、コントローラ7は、第一中継局RS1より送信された識別情報「XYZ」と中継不可フラグにより、先に送信した第一中継局RS1の識別情報「XYA」は誤りであり、RAM7cの識別情報記憶テーブルに記憶される第一中継局の識別情報「XYA」が誤っていることを検出する。
そして、コントローラ7は、第一中継局RS1の誤った識別情報「XYA」に代えて、第一中継局RS1の正確な識別情報「XYZ」をRAM7cの識別情報記憶テーブルに設定し直す。
そして、コントローラ7は、第一中継局RS1の識別情報が正確に設定された前記識別情報記憶テーブルを参照し、図8に示すヘッダ部H2を備える通信フレームF2を生成する。図8に示すように、通信フレームF2のヘッダ部H2には、第一中継局RS1の正確な識別情報「XYZ」が挿入されている。なお、図8には、ヘッダ部H2について、識別情報が挿入されるフレームのみ示されており、他の信号が挿入されるフレームについては図示されていない。
通信機30は、図8に示すヘッダ部H2を備える通信フレームF2を第一中継局RS1に送信する。第一中継局RS1は、通信機30より送信されたヘッダ部H2を含む信号を受信して処理し、第二中継局RS2に送信する。
第二中継局RS2は、第一中継局RS1より送信されたヘッダ部H2を含む信号を他の通信機31に送信する。そして、他の通信機31が送信されたヘッダ部H2を受信して処理すると、通信機30と他の通信機31間で通信が確立される。この状態で、通信機30のユーザは、マイク9を介して入力した通話音の音声、及びパソコン15より出力されたデータを他の通信機31に送信することができる。
以上に説明した通信システムCSによると、他の通信機31と通信を開始するにあたって通信機30に入力するべき識別情報のうち、通信機30が属する第一中継局RS1を特定する識別情報について、誤った入力がされ、あるいは入力されなかったといった適正な入力が行われなかった場合でも、この第一中継局RS1を特定する正確な識別情報が自動的に通信機30に設定される。
即ち、通信機30が第一中継局RS1の識別情報が適正に設定されていない通信フレームF1を送信すると、第一中継局RS1は通信フレームF1を受信して処理し、第一中継局RS1の正確な識別情報と中継不可フラグを含む通信フレームFRを通信機30に送信する。
そして、通信機30は、第一中継局RS1より送信された通信フレームFRを受信して処理し、先に送信した通信フレームF1に第一中継局RS1の識別情報が適正に設定されなかったこと、第一中継局RS1を特定する正確な識別情報を検出する。そして、この第一中継局RS1の正確な識別情報は通信機30に自動的に設定され、この正確な識別情報を含む通信フレームF2が通信機30で生成される。
このように、以上に説明した通信システムCSによると、通信機30に入力するべき、通信機30が属する第一中継局RS1の識別情報が適正に入力されなくとも、正確な識別情報が自動的に再設定される。
従って、第一中継局RS1の識別情報をユーザが再度入力し直す必要がない。これにより、通信を開始するにあたって入力するべき識別情報の入力項目数を低減し、ユーザが行う入力作業を簡易にすることができる。
なお、以上の説明では、通信機が信号を送受信するための信号の変調方式としてGMSK変調方式を採用する例により説明した。本発明を実施するにあたり、他の変調方式を採用することもできる。本発明を実施するにあたり、信号の変調方式として、QPSK変調方式やその他の変調方式を採用することもできる。
また、以上の説明では、パソコン15より通信機30に取り込んだデータをデータフレームにより送信する例を挙げた。本発明を実施するにあたり、パソコン以外の他の装置より出力されたディジタルデータを通信機に取り込み、このデータをデータフレームに挿入して送信することもできる。例えば、本発明に係る通信機により、GPS(Global Positioning System)のデータを取り込み、このデータをデータフレームに挿入して送信することもできる。
本発明の一実施形態の送信機として機能する通信機のブロック図である。 通信機が送信する信号の通信フレームを示す図である。 通信機が通信を行う通信システムの概略構成を示す図である。 中継局のブロック図である。 自局を特定するための識別情報、相手局を特定するための識別情報の入力を説明する図である。 通信機が初期動作において中継局に送信する通信フレームを示す図である。 中継局が初期動作において通信機に送信する通信フレームを示す図である。 通信機により送信される、識別情報が正しく設定された通信フレームを示す図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 送受信切替部
3 送信部
4 受信部
5 音声A/D・D/A変換部
6 インターフェース部
7 コントローラ
7a CPU
7b ROM
7c RAM
8 増幅器
9 マイク
10 スピーカ
12 外部入出力端子
15 データ通信用パソコン
17 操作部
18 モニタ
18a モニタ画面
30、31 通信機
51 送信アンテナ
52 受信アンテナ
53 送信部
54 受信部
57 コントローラ
57a CPU
57b ROM
57c RAM

Claims (5)

  1. 中継局を介して通信を行う通信機であって、
    自局である当該通信機を特定するための自局識別情報と当該通信機が属する自局側中継局を特定するための第一の中継局識別情報とを含む識別情報を入力するための識別情報入力手段と、
    前記第一の中継局識別情報を含む識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報を含む信号を挿入して通信フレームを生成する通信フレーム生成処理手段と、
    前記自局側中継局より、該自局側中継局を特定するための第二の中継局識別情報及び当該通信機より送信された信号の中継が可能か否かを表す中継ステータス情報を含む信号が送信されると、該送信された信号を受信して処理し、前記第一の中継局識別情報に代えて、前記第二の中継局識別情報を前記識別情報記憶手段に設定する識別情報再設定手段とを備え、
    前記第一の中継局識別情報が挿入された通信フレームを前記自局側中継局に送信した後に、前記自局側中継局より第二の中継局識別情報を含む信号が送信されると、該送信された信号を受信して処理し、前記第二の中継局識別情報が挿入された通信フレームを生成して送信することを特徴とする通信機。
  2. 前記識別情報再設定手段は、前記第一の中継局識別情報が前記第二の中継局識別情報と一致しない場合に前記自局側中継局より送信される前記中継ステータス情報としての中継不可情報を受信して処理するとともに、前記中継不可情報を検出することにより、前記第二の中継局識別情報を前記識別情報記憶手段に設定することを特徴とする、請求項1に記載の通信機。
  3. 請求項1又は2に記載の通信機と、前記自局側中継局と、を備える通信システムであって、
    前記自局側中継局は、自身を特定するための前記第二の中継局識別情報を保有するとともに、前記通信機より送信された第一の中継局識別情報が第二の中継局識別情報と一致するか否か判断し、前記第一の中継局識別情報が前記第二の中継局識別情報と一致しない場合に、前記第二の中継局識別情報とともに中継不可情報を含む信号を前記通信機に送信することを特徴とする通信システム。
  4. 中継局を介して通信を行う通信機における通信フレームの生成方法であって、
    自局である前記通信機が属する自局側中継局を特定するための第一の中継局識別情報の前記通信機への入力を受け付ける識別情報入力受付工程と、
    前記第一の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成する第一の通信フレーム生成工程と、
    前記通信フレーム生成工程において生成された前記第一の中継局識別情報が挿入された通信フレームを前記自局側中継局に送信する通信フレーム送信工程と、
    前記通信フレーム送信工程で送信された通信フレームを受信して処理した前記自局側中継局により送信された、前記自局側中継局が自らを特定するため保有する第二の中継局識別情報を含む信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した信号を処理し、該受信した信号に含まれる第二の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成する第二の通信フレーム生成工程と、を備えることを特徴とする通信フレームの生成方法。
  5. 前記受信工程において、前記第一の中継局識別情報が前記第二の中継局識別情報に一致しない場合に、前記自局側中継局より送信される、前記第二の中継局識別情報とともに中継不可情報を含む信号を受信し、
    前記第二の通信フレーム生成工程において、前記中継不可情報を検出すると、前記第二の中継局識別情報を挿入して通信フレームを生成することを特徴とする、請求項4に記載の通信フレームの生成方法。
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