JP4456380B2 - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、大型自動二輪車の前輪として好適であり、優れた操縦安定性を確保しつつ乗り心地性を向上した自動二輪車用タイヤに関する。
近年、高速道路網の整備化にともない、自動二輪車にあっても大型化、高速化が進みつつある。このような高速、大型の自動二輪車に用いるタイヤでは、従来図5に示すように、ラジアル配列の2枚のカーカスプライからなるカーカスaの外側に、バンドコードをタイヤ周方向と略平行に螺旋巻きしたバンド層bを設けた構造が多用されている。
この構造は、カーカスaが2枚プライからなるため、サイド剛性が充分に確保されかつトレッド剛性とサイド剛性との剛性バランスにも優れるため、高速走行での旋回中にタイヤがよれる等の不具合がないなど満足しうる操縦安定性が発揮できるという利点を有する。しかしその反面、乗り心地性においては、1枚プライからなるカーカスaに比して劣るという問題がある。
なお乗り心地性と操縦安定性とを両立させた自動二輪車用タイヤとしては、特許文献1、2のものがある。
特開平6−24207号公報 特開2003−39916号公報
そこで本発明は、サイド剛性とトレッド剛性とをバランス良くかつ充分に確保でき、カーカスを2枚プライ構造としたタイヤと同程度もしくはそれ以上の優れた操縦安定性を確保しながら、乗り心地性をカーカスの1枚プライ構造のタイヤ並みに向上した自動二輪車用タイヤを提供することを目的としている。
本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部に、前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部を一連に設けたカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されかつバンドコードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で螺旋状に巻回したバンドプライからなるバンド層とを有する自動二輪車用タイヤであって、
前記カーカスは、カーカスコードをタイヤ周方向に対して65〜87°の角度で配列した1枚のカーカスプライからなり、かつ前記折返し部は、前記バンド層とはその半径方向内側で重なる重なり部を有して途切れるとともに、
前記バンドプライと前記カーカスの本体部との間に、ベルトコードをタイヤ周方向に対して45〜87°の角度で配列したベルトプライからなるベルト層を設け、
しかも前記バンド層の該バンド層に沿うバンド巾W1が、トレッド面の該トレッド面に沿うトレッド巾TWの80〜98%、かつ前記ベルト層の該ベルト層に沿うベルト巾W2が前記トレッド巾TWの80〜98%であり、
前記カーカスの折返し部は、タイヤ赤道面を横切ることなくそのタイヤ軸方向外側で途切れるとともに、前記重なり部のカーカスに沿う重なり巾Waが、前記バンド巾W1の15〜35%であることを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記ベルト層は、1枚のベルトプライから形成され、前記ベルトコードの傾斜の向きは、前記本体部におけるカーカスコードの傾斜の向きと相違することを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記ベルト層は、2枚のベルトプライからなり、この2枚のベルトプライ間でベルトコードの傾斜の向きが相違することを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記ベルト層は、前記カーカスの本体部と折返し部との間に配されることを特徴としている。
本発明は叙上の如く構成しているため、サイド剛性とトレッド剛性とをバランス良くかつ充分に確保でき、優れた操縦安定性を確保しながら、乗り心地性を大巾に向上しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は、本発明の自動二輪車用タイヤの子午断面図、図2は、それに配されるカーカスコード、バンドコード、ベルトコードの配列状態を平面に展開して略示する線図である。
図1において、自動二輪車用タイヤ1(以下タイヤ1という)は、トレッド面2Sが、タイヤ赤道Cからトレッド端Teまで凸円弧状に湾曲してのびるトレッド部2を有し、前記トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向距離がタイヤ最大巾をなすことにより、大きなバンク角での旋回走行を可能としている。又タイヤ1には、前記トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるバンド層7とが配される。
前記バンド層7は、バンドコードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度βで螺旋状に巻回した1枚以上のバンドプライ7Aからなり、バンドコードとして、ナイロン、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コード、及びスチールコードが採用しうる。本例では、バンド層7として、スチールコードの1枚のバンドプライ7Aからなるものを示している。
このバンド層7は、該バンド層7に沿うタイヤ軸方向のバンド巾W1を、トレッド面2Sの該トレッド面2Sに沿うタイヤ軸方向のトレッド巾TWの80〜98%の範囲としている。これによって、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して補強し、走行中のタイヤ断面形状の変化を抑えることにより、優れた高速耐久性及び高速走行性能を発揮させる。
又前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して、65〜87°の角度αで配列した1枚のカーカスプライ6Aからなり、カーカスコードとしてナイロン、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードが使用される。又前記カーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に架け渡される本体部6aの両端に、ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部6bを一連に具え、かつ該本体部6aと折返し部6bとの間には、前記ビードコア5から半径方向外方に先細状にのびるビード補強用のエーペックスゴムゴム8を配設している。なお前記エーペックスゴムゴム8のビードベースラインBLからの半径方向高さh1は、前記トレッド端Teの半径方向高さheより小であり、好ましくは、その下限値を前記高さheの35%以上さらには40%以上、又上限値を70%以下さらには60%以下としている。
又カーカス6は、前記折返し部6bがサイドウォール部3を通った後、前記本体部6aとバンド層7との間に挟まれてトレッド部2内で終端するハイターンアップ構造をなす。これによって前記折返し部6bは、バンド層7とはその半径方向内側で重なる重なり部20を形成している。なお本例では、前記折返し部6bが、タイヤ赤道面Coを横切ることなくタイヤ軸方向外側で途切れる、即ち、折返し部6b、6b同士が互いに重なり合うことなく中抜き状に間隔を隔てた第1実施形態のものを例示している。
このように本発明では、前記カーカス6を、重なり部20を有するハイターンアップ構造とすること、及びコード角度αを65〜87°とし前記本体部6aと折返し部6bとの間でカーカスコードが少なくとも6°以上の角度で交差配列するトライアングル構造とすることにより、1枚のカーカスプライ6Aでありながら、2枚のカーカスプライ並の高いサイド剛性を得ることができ、乗り心地性と操縦安定性とを高いレベルで両立させることが可能となる。
なお前記コード角度αが87°より大では、サイド剛性が不十分となり、満足しうる操縦安定性が確保できず、逆に65°未満では、高速耐久性や乗り心地性に不利となる。従って、前記コード角度αの上限値は85°以下、さらには80゜以下が好ましく、又下限値は67°以上が好ましい。
又前述のサイド剛性の向上効果を有効に発揮させるためには、前記重なり部20を設けて、折返し部6bの先端側をバンド層7と本体部6aとの間で挟んで強固に固定することが重要であり、又これによってトレッド剛性の増加も図られる。そのために、前記重なり部20のカーカス6に沿う重なり巾Waは、前記バンド巾W1の15%以上であるのが好ましい。しかし、第1実施形態の如く、前記折返し部6b、6b同士が重なり合わない中抜き状をなす場合には、前記重なり巾Waが広すぎると、トレッド面内での剛性バランスが損なわれる傾向となり、直進走行から旋回走行に移行する際の車体の倒し込みに円滑さが欠けるなど、過渡特性を低下させる。従って、前記折返し部6b、6bが中抜き状をなす場合には、前記重なり巾Waを、バンド巾W1の15%〜35%の範囲とするのが好ましい。
又操縦安定性を高いレベルで向上させるためには、前述のサイド剛性に応じた大きさのトレッド剛性をバランス良く確保することも必要である。しかし前記タイヤ1では、重なり部20によりトレッド剛性をある程度高めうるとはいえ不十分であり、満足しうる操縦安定性を確保することは難しい。
そこで本発明では、前記バンドプライ7Aと前記カーカス6の本体部6aとの間にベルト層9を設け、前述のサイド剛性に見合ったトレッド剛性の確保を図っている。
具体的には、前記ベルト層9は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して45〜87°の角度γで配列した1枚以上、本例では1枚のベルトプライ9Aから形成される。なおベルトプライ9Aが1枚の場合には、ベルトコードの傾斜の向きは、前記本体部6aにおけるカーカスコードの傾斜の向きと相違する。そして、このベルトコードとカーカスコードとの交差配列により、トレッド剛性が効果的にかつバランス良く高められ、前記過渡特性を含めて操縦安定性が向上される。なおベルト層9が2枚のベルトプライからなる場合には、この2枚のベルトプライ間でベルトコードの傾斜の向きを相違させる。
ここで前記ベルトコード角度γが87°をこえると、トレッド剛性が充分に確保されず、満足しうる操縦安定性を得ることができなくなる。又45°未満では、トレッド剛性が過大となってコーナリングパワーが上がりすぎ、車体に振動、振れ等を招くなど高速安定性を悪化させる。従って、ベルトコード角度γの上限値を85°以下、さらには80゜以下とするの好ましく、又下限値を55°以上、さらには67°以上とするのが好ましい。又コード角度α、γの差が大き過ぎると、生タイヤ形成工程における1stカバー作成時、カーカス6とベルト層9とを一度にトロイド状にシェーピングすることができなくなるなど、生産性を損ねる恐れを招く。従って、前記コード角度α、γの差|α−γ|を20°以下、さらに10°以下に規制するのが好ましい。
又ベルト層9では、該ベルト層9に沿うタイヤ軸方向のベルト巾W2を、前記トレッド巾TWの80〜98%とすることも必要であり、80%未満では、トレッドショルダ域でのトレッド剛性が不足し旋回性能が低下する。又ベルト巾W2が広すぎると、サイドウォール部3のフレキシブル領域が減じ、乗り心地性の低下を招くとともに、ベルト層外端に作用する応力が増すため耐久性に不利となる。そのため前記ベルト巾W2はトレッド巾TWの98%以下であり、好ましくは前記バンド巾W1よりも小に設定する。なおバンド層7、ベルト層9がそれぞれ複数枚のプライで形成される場合には、最も巾広のプライ巾を前記バンド巾W1、ベルト巾W2と定義する。
次に、自動二輪車用タイヤ1の他の実施形態(参考例)を、図3、4に例示する。参考例のタイヤ1では、カーカス6の折返し部6bは、タイヤ赤道面Coを横切ってそのタイヤ軸方向外側で途切れることにより、折返し部6b、6b同士が半径方向内外で互いに重複する重複部21を形成している。
しかしこのとき、前記重複部21のカーカス6に沿う重複巾Wbを、前記トレッド巾TWの0%より大かつ25%以下の範囲、或いは60〜90%の範囲とするのが好ましい。これは、もし前記重複巾Wbが、前記トレッド巾TWの25%より大かつ60%より小の場合には、直進走行から旋回走行に移行する際にトレッド面が接地する領域に、前記重複部21の外端が剛性段差となって表れるなど、トレッド面内での剛性バランスが損なわれ、直進走行から旋回走行への移行に際して、車体倒し込みの円滑さを損ねるなど過渡特性を低下させるからである。 又重複巾Wbをトレッド巾TWの90%以下とするのは、90%をこえると、重複部外端に作用する応力が増し耐久性に不利となるからであり、そのために、重複巾Wbは、前記バンド巾W1よりも小、さらにはベルト巾W2よりも小に設定するのが好ましい。
なお参考例のタイヤでは、前記カーカスプライが重複部21を有する以外は前記第1実施形態のタイヤと実質的に同じ構成を採用することができる。又、本例の如く、ベルト層9をカーカス6の本体部6aと折返し部6bとの間に形成するのが、生産性の観点から好ましいが、要求により前記ベルト層9をバンド層7と折返し部6bとの間に形成することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1の構造をなしかつ表1の仕様の第1実施形態の自動二輪車用タイヤ(タイヤサイズ120/70R17)、及び図3の構造をなしかつ表2の仕様の参考例の自動二輪車用タイヤ(タイヤサイズ120/70R17)をそれぞれ試作するとともに、試供タイヤの操縦安定性(高速安定性、旋回性、過渡特性)、乗り心地性、及びグリップ性を実車走行テストにより評価した。表1、2に記載以外の仕様は、表3に記載の如く実質的に同仕様である。
(1)実車走行テスト:
タイヤを、リム(MT3.50×17)、内圧(250kPa)の条件で、大型自動二輪車(1000CC)の前輪に装着して、ドライアスファルトのタイヤテストコースを実車走行し、その時の操縦安定性(高速安定性、旋回性、過渡特性)、乗り心地性、及びグリップ性をドライバーの官能評価により5点法で評価した。指数の大きい方が良好である。
なお後輪には、
・ タイヤサイズ:190/50R17、
・ カーカス:プライ数(2枚)、コード角α(+72°/−72°)、コード(ナイロン、940dtex/2)、
・ バンド層:コード角(0°、螺旋巻き)、バンド巾W1(198mm)、
の仕様の市販のタイヤを、リム(MT6.00×17)、内圧(290kPa)の条件で使用した。
Figure 0004456380
Figure 0004456380
Figure 0004456380
表1、2の如く実施例のタイヤは、比較例2と同程度もしくはそれ以上の優れた操縦安定性を確保しながら、比較例1並の優れた乗り心地性を発揮しうるのが確認できる。
本発明の自動二輪車用タイヤの第1実施形態を示す断面図である。 図1のタイヤのカーカスコード、バンドコード、ベルトコードの配列状態を平面に展開して略示する線図である。 参考例の自動二輪車用タイヤの断面図である。 図3のタイヤのカーカスコード、バンドコード、ベルトコードの配列状態を平面に展開して略示する線図である。 従来タイヤを説明する断面図である。
符号の説明
2 トレッド部
2S トレッド面
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
6a 本体部
6b 折返し部
7 バンド層
7A バンドプライ
9 ベルト層
9A ベルトプライ
20 重なり部
21 重複部

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部に、前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部を一連に設けたカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されかつバンドコードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で螺旋状に巻回したバンドプライからなるバンド層とを有する自動二輪車用タイヤであって、
    前記カーカスは、カーカスコードをタイヤ周方向に対して65〜87°の角度で配列した1枚のカーカスプライからなり、かつ前記折返し部は、前記バンド層とはその半径方向内側で重なる重なり部を有して途切れるとともに、
    前記バンドプライと前記カーカスの本体部との間に、ベルトコードをタイヤ周方向に対して45〜87°の角度で配列したベルトプライからなるベルト層を設け、
    しかも前記バンド層の該バンド層に沿うバンド巾W1が、トレッド面の該トレッド面に沿うトレッド巾TWの80〜98%、かつ前記ベルト層の該ベルト層に沿うベルト巾W2が前記トレッド巾TWの80〜98%であり、
    前記カーカスの折返し部は、タイヤ赤道面を横切ることなくそのタイヤ軸方向外側で途切れるとともに、前記重なり部のカーカスに沿う重なり巾Waが、前記バンド巾W1の15〜35%であることを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
  2. 前記ベルト層は、1枚のベルトプライから形成され、前記ベルトコードの傾斜の向きは、前記本体部におけるカーカスコードの傾斜の向きと相違する請求項1記載の自動二輪車用タイヤ。
  3. 前記ベルト層は、2枚のベルトプライからなり、この2枚のベルトプライ間でベルトコードの傾斜の向きが相違する請求項1記載の自動二輪車用タイヤ。
  4. 前記ベルト層は、前記カーカスの本体部と折返し部との間に配されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用タイヤ。
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