JP4455399B2 - スライドファスナーの連続製造方法と同製造装置 - Google Patents

スライドファスナーの連続製造方法と同製造装置 Download PDF

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Description

本発明はスライドファスナーの製造方法及び装置に関し、具体的には長手方向にファスナーエレメント列と同エレメント列が欠落した間隙部とを交互に配した長尺のファスナーチェーンを各間隙部の中央で連続的に切断して同一長さのスライドファスナーを順次製造する方法と装置に関し、特に予めジーンズ用の前立が取り付けられたファスナーチェーンからスライドファスナーを連続して製造するに好適なスライドファスナーの連続製造方法及びその装置に関する。
従来も、長尺なファスナーチェーンを、ファスナーエレメント列の欠落した間隙部ごとに切断してスライドファスナーを連続的に製造することが行われている。この具体的な製造技術の一例が、例えば特公平1−19890号公報(特許文献1)にも開示されている。この公報によれば、移送手段により移送されるファスナーチェーンが切断手段による切断位置に前記間隙部が到達すると移送が停止される。前記移送手段は上下一対の移送ローラを含み、ファスナーチェーンの水平移送経路の途中に配されている。前記切断手段は前記移送経路の排出端に配された上下の協働する切断刃を有しており、ファスナーチェーンの移送が停止されたとき、上の切断刃が下降してファスナーチェーンの前記間隙部を横断方向に順次切断して、一定の長さを有するスライドファスナーをファスナーチェーンから連続的に切り離す。切り離されたスライドファスナーは、そのまま下方へと落下して下方に配した収容部に集められる。
特公平1−19890号公報
ところで、従来のこの種のスライドファスナーの製造装置にあっては、前記特許文献1にも記載されているとおり、ファスナーチェーンの移送経路は水平であることが一般的である。また、移送手段を切断手段の上流側及び下流側に配するものも多い。前記特許文献1のように、水平な移送経路の切断手段以降に切断後のスライドファスナーを移送する移送経路が排除されている場合には、前記切断手段よりも前方に送り出された次に切断されるスライドファスナー部分が切断手段を過ぎたところで下方に折れ曲がり、切断時にはその切断端がスライス状に切断される可能性が高い。
一方、水平移送経路が切断手段を挟んで前後に配されるとともに、移送手段も切断手段を挟んで前後に配される場合には、切断時にファスナーチェーンにどうしても緊張力が作用して、切断長さに差異が発生しやすい。
更に、上記切断手段は水平移送経路上の設置位置に不動の状態で設置されている。例えば、ジーンズの短冊状の生地片である前立ての上端が斜めに切断されていることが多い。そのため、この斜めに切断するジーンズ用のファスナーチェーン専用の切断装置は移送経路上を斜めに横断するように固設されることになる。このとき、切断後の次回に切断されるスライドファスナー部分の先端部は先行する前記スライドファスナーとは逆方向に傾斜する切断端が形成されていることになる。この逆方向に斜めに切断されたスライドファスナーでは製品とならないため、別の切断装置により改めてその斜めの切断端部分を切除しなければならなくなる。
本発明は、こうした課題を解消すべくなされたものであり、その目的はファスナーチェーンの切断時に、そのチェーン切断部分に不要な張力をかけず、しかもファスナーチェーンが緩んだ状態とはならずに切断でき、更には通常のファスナーチェーンであっても、複数の短冊状の前立てが取着されたジーンズ用のファスナーチェーンであっても、その要求される切断形状に切断可能な切断手段を備えたスライドファスナーの連続製造方法と装置とを提供することにある。
本発明によると、かかる従来技術の欠点をなくし、連続長尺ファスナーチェーンのエレメント欠落間隙部のいずれの位置においても(たとえば一対の噛合エレメントの先端近傍であっても)切断することができ、最先の噛合エレメントを損傷したり拡開したり、あるいは先端部の下止具を損傷したりすることがなく、確実に均一かつ適正品質のスライドファスナーが製造できる。
上記目的は、本発明の一対の噛合するエレメント列と同エレメント列が欠落した間隙部とを長手方向に交互に有する長尺なファスナーチェーンを前記間隙部の所定位置にて切断してスライドファスナーを製造する方法であって、前記ファスナーチェーンの前記間隙部上で、隣接する端部間が一定の間隔をおいて配された短尺の生地片がファスナーチェーンの長手方向にわたり順次取着されている、いわゆるフライ付きファスナーチェーンを切断するとき、切断手段の上流側に前記ファスナーチェーンの移送手段を配すること、同移送手段により前記ファスナーチェーンを連続して下傾斜する傾斜移送経路に沿って前記切断手段に向けて積極的に移送すること、前記切断手段を、同切断手段の回動手段により前記傾斜移送経路に垂直な軸線回りを所要の角度回動させたのちに、移送の停止を待って前記切断手段を作動し、前記間隙部の所定位置にて前記ファスナーチェーンを傾めに横断して切断すること、及び切断手段により切り離されたスライドファスナーを前記傾斜移送経路に沿って自重で滑落させることを含んでいることを特徴とするスライドファスナーの連続製造方法によって、効果的に達成される。
また、移送される前記ファスナーチェーンの前記間隙部の前端又は後端を検出手段により検出すること、前記検出手段により前記間隙部の前端又は後端を検出されると、測長手段が前記ファスナーチェーンの移送長の測定を開始すること、同測長手段による測長が一定値に達すると前記移送手段による移送を停止することを含んでいることが望ましい。
更に、切断の終了後、前記移送手段を作動してファスナーチェーンを所定の長さ前進させて停止させたのち、前記切断手段を移送経路と直交して横断する方向に回動させて、同切断手段を作動し、ファスナーチェーンの先端傾斜部分を切り落とすことを含んでいることが望ましい。
前記移送経路上を自重で滑落して移送経路端にて落下するスライドファスナーを、一時的に前記移送経路の下傾斜より傾斜角度が小さい下傾斜角度をもつスライドファスナー受部に載置したのち、同受部の下方に配された収容部に落下収容させるとよい。
かかる製造方法は、本発明の長手方向に一対の噛合エレメント列と同エレメント列が欠落した間隙部とを交互に配された長尺なファスナーチェーンを前記間隙部の所定位置にて切断してスライドファスナーを連続的に製造する装置にあって、前記ファスナーチェーンを移送する連続して下傾斜する移送経路と、同移送経路の途中に配される切断手段と、同移送経路の前記切断装置の上流側に配されたファスナーチェーンの移送手段と前記移送手段の移送が停止するとともに前記切断手段を作動する制御部とを備えており、前記切断手段が前記ファスナーチェーンの移送経路上にて同移送経路に垂直な軸線回りに所要の角度を回動させる回動手段を有していることを特徴とするスライドファスナーの連続製造装置によって効果的に実現される。
好適には、前記ファスナーチェーンの前記移送経路に配された前記間隙部の前端又は後端を検出する検出手段と、同検出手段の検出信号を受けて測長を開始するファスナーチェーンの移送長の測長手段とを備えており、また前記移送経路のスライドファスナー排出端の下方に配され、前記移送経路の傾斜角より傾斜角度が小さい底部を有するスライドファスナー受部を有している。このスライドファスナー受部の底部が同底部を開閉する開閉手段により開閉可能とされていることが好ましく、その底部の下方に同底部の開口時に自重で落下するスライドファスナーを収容する収容部を有するようにしてもよい。このとき、前記収容部は回転テーブルの外周縁部に沿って区画された複数の収容室を有していることが好ましい。前記測長手段、前記切断手段、前記回動手段、前記スライドファスナー受部の底部開閉手段、前記収容部の回転手段などの各作動部材を、予め決められた手順に従って順次自動的に作動させる制御部を有している。
作用効果
切断手段の上流側に前記ファスナーチェーンの移送手段を配し、同ファスナーチェーンの前端部を所要の長さだけ切断装置を越えて移送して、そこで移送を停止させる。このとき、ファスナーチェーンは下傾斜する移送経路に沿って自重も手伝って円滑に移送される。前記移送手段による移送を停止するため、移送経路の途中に配された検出手段によりファスナーチェーンの次回に切断する間隙部の前端又は後端を検出し、その検出信号を測長手段に送る。測長手段では、この検出信号を受けて測長を開始し、その測長の値が予め設定されている値に達すると前記移送手段の作動を停止し、ファスナーチェーンの移送を停止する。
このとき切断手段の切断位置にはファスナーチェーンの切断対象とされる間隙部が位置している。前記移送手段の作動が停止すると、前記切断手段が作動して前記間隙部を横断方向に切断してファスナーチェーンとスライドファスナーとを切り離す。この切断時には、ファスナーチェーンの移送手段により握持されている位置と先端自由端位置との間は、傾斜移送経路に沿う自重が働き、極端な緊張はないが弛みもない状態とされているため、常に一定長での切断を可能にする。ここで、切り離されたスライドファスナーは下傾斜する傾斜移送経路に沿って自重により滑落する。このとき、スライドファスナーを移送するための格別の動力は不要である。
本発明では、前記切断手段を前記ファスナーチェーンの移送経路上にて同移送経路に垂直な軸線回りを所要の角度で任意に回動させる回動手段を有するようにするとよい。一般のファスナーチェーンであれば、単に2本のファスナーストリンガーの相対するファスナーエレメント列が噛合状態とされてファスナーチェーンを構成している。このような通常の構造をもつファスナーチェーンであれば、その間隙部の中央を横断方向にファスナーチェーンに直角に切断するが、例えばジーンズの前立てのように一端が斜めに切断されるようなフライ付きのファスナーチェーンの場合には、斜めに切断するためのジーンズ専用の切断装置が必要となる。
本発明のごとく、切断手段を前記ファスナーチェーンの移送経路上にて同移送経路に垂直な軸線回りを所要の角度で任意に回動させる回動手段を有するようにすれば、通常のファスナーチェーンの切断時には、移送経路を直角に横断させて切断するように切断手段をセットすることもでき、或いはジーンズの前立てが取着されたフライ付きファスナーチェーンを斜めに切断するときは、前記切断手段を回動させてその切断刃を移送経路を斜めに横断する方向にセットした上で、ファスナーチェーンを斜めに切断することも可能となる。
また本発明によれば、こうして自重で傾斜移送経路を滑落するスライドファスナーを、一旦、スライドファスナー受部にて受けるようにするとよい。このスライドファスナー受部の底部にて受けることにより、スライドファスナーの落下形態を崩さなくて済む。特に、この受部の底部を前記傾斜移送経路の傾斜角度より小さな傾斜角度とすることにより、より落下形態を保持した状態で受けることができる。更に、前記スライドファスナー受部の底部を開閉可能として、底部で受けたスライドファスナーを底部を開くことにより、自重で下方の収容部に収容する。このとき、前記底部の傾斜角度が水平に近い傾斜角度に設定されているため、この受部を開いて収容部へと落下させても、収容部に収容されたときのスライドファスナーの方向性が変わらず、整頓された状態で収容される。
収容部が回転テーブルの外周縁部に沿って複数に区画された収容室を有する場合には、一収容室に収容されたスライドファスナーの枚数が所定の枚数となったとき、自動的に回転テーブルが回転して、次位の収容室に収容するようにする。
以下、本発明を図面に示す代表的な実施形態に基づいて具体的に説明する。
本発明によれば連続する長尺のファスナーチェーンFCを連続して同一長さのスライドファスナーSFに切断する。長尺のファスナーチェーンFCは1対の連続ストリンガーからなり、一対のストリンガーのファスナーテープTの対向側縁に沿ってファスナーエレメント列ERが取着されている。一方のファスナーエレメント列ERと相対するファスナーエレメント列ERの対応するファスナーエレメントEが噛合してファスナーチェーンFCを構成する。また連続するファスナーエレメント列ERには所定の間隔をおいて同エレメント列ERが欠落した間隙部Sが形成されている。すなわち、ファスナーチェーンFCは一定の長さを有するファスナーエレメント列ERとファスナーエレメント列ERの欠落した間隙部Sとが長さ方向に交互に形成されている。各間隙部Sの前後端には前工程にて図示せぬ上止具と下止具とが取着されており、同上止具と下止具との間のファスナーエレメント列ERには図示せぬスライダーが挿通されている。
図1は、本発明のスライドファスナーの連続製造装置100の代表的な実施形態の一部を破断して示す全体の側面図である。床面に座部101aを介して支柱101が立設されている。この支柱101の上面は所定の傾斜角αをもって一方向に下傾斜しており、その傾斜面101bには、同傾斜面101bの一端から同じ傾斜角αをもって下傾斜し下端部を延設させた基板102が固設されている。前記傾斜面101bの略中央部には前記傾斜面101bと直交してファスナーチェーンFCのチェーン切断部110が設置されている。また、このチェーン切断部110を挟んで、ファスナーチェーンFCを前記チェーン切断部110に向けて搬送するためのチェーン搬送部120と、前記チェーン切断部110にて切断されてファスナーチェーンFCから切り離されたスライドファスナーSFが滑落するファスナー滑落部130及びスライドファスナーSFを排出する排出部140とが配設されている。
前記チェーン切断部110の下端部中央には、前記基板102の傾斜面と直交する軸線回りを回動可能な回転軸部111を有している。この回転軸部111は下端にフランジ111aを有しており、同フランジ111aは前記基板102の下面側に形成された大形孔部102aに回転可能に嵌着させて、回転軸部111を同基板102の上面側に形成された小形孔部102bに挿通させている。この回転軸部111は前記小形孔部102bの上部開口端までの長さを有しており、同軸部111の上端には上方に向けて延びるチェーン切断部本体112を有している。このチェーン切断部本体112は全体が矩形板材からなり、図3に示すように、その下端部中央には前記軸部111を介してチェーン切断部本体112を前記基板102の上面に沿って回動させるための操作杆112aが、前記基板102の上面と平行にファスナー排出端側に延設されている。この操作杆112aの先端には本発明の回動手段である切断角度変更用シリンダー113のロッド端113aに枢着されている。
前記切断角度変更用シリンダー113の本体113bは、前記基板102の横断方向の一側面から延設された載置台114に載置されている。切断角度変更用シリンダー本体113bの後端部には枢着部113cを有しており、同枢着部113cが前記載置台114に突設されたピン114aによって回動自在に支持されている。矩形板材からなる前記チェーン切断部本体112の中央部には、横長矩形状のファスナーチェーン挿通孔112bが、前記基板102の傾斜方向に沿って貫通して形成されている。また、同チェーン切断部本体112の上端には、図1に示すように切断用シリンダー115が設置される設置台112cが固設されており、切断用シリンダー115の下方に延びるピストンロッド115aは前記設置台112cに形成されたロッド挿通孔を通して同設置台112cの下面から下方へと露呈している。このピストンロッド115aのロッド端には前記チェーン切断部本体112の前面(図1の右側)と摺接するようにして切断刃116が固設一体化されている。
更に、前記チェーン切断部本体112の前面(図1の右側)にあって、前記ファスナーチェーン挿通孔112bの直下にはベランダ状の切断屑排出部112dが突設されている。この切断屑排出部112dは、図3及び図4に示すように、排出路112d−1の一端が閉塞され、他端が開放されて切断屑排出口を構成する。その閉塞端には、図3に示すように切断屑の排出路112d−1に向けて圧搾空気を吹き出す空気吹出し口112d−2が形成されている。同空気吹出し口112d−2は、図示せぬ圧搾空気の供給源と配管を介して接続されている。
前記チェーン切断部110の背面側(図1の左側)の上記基板102の上面に配される上記チェーン搬送部120はユニット化されており、前記チェーン切断部110に向けて直線状に延びるチェーン搬送路121と、同チェーン搬送路121の上方に配されチェーン搬送路121の後端から更に後方へと延出するブラケット122に回転自在に支持される複数のチェーンガイドローラ123と、前記チェーン搬送路121の前記チェーン切断部110の背面側に隣接する部位に配設される上下のフィードローラ対124と、同フィードローラ対124よりも更にガイドローラ側のチェーン搬送路121に配されるチェーン間隙端部検出手段126とを備えている。
前記チェーン搬送路121も上記傾斜角αをもって下傾斜しており、その前端(図1の右端)の搬送面は、上記チェーン切断部本体112の中央部に横長に形成された上記ファスナーチェーン挿通孔112bの案内面と同一平面上に配されている。前記ブラケット122は、前記チェーン搬送路121に平行に斜め上方へと延出している。前記チェーンガイドローラ123は、前記ブラケット122のファスナーチェーン挿通孔112bの後端よりも後方であって斜め上方の位置に片持ち式に支持され、下方から垂直に送られるファスナーチェーンFCを斜め下方に送られるようにガイドする。チェーンガイドローラ123によりガイドされるファスナーチェーンFCは、チェーン搬送路121上をフィードローラ124によって上記チェーン切断部110に向けて前方へと積極的に供給される。
前記フィードローラ対124のうち、上部ローラ124aは、図2に示すようにファスナーチェーンFCのファスナーエレメント列ERの左右に配されたテープ部分をそれぞれ押圧するため、左右一対が一組とされている。この上部ローラ124aの回転軸は、押圧シリンダー124aのロッド端にスプリングなどの弾性手段を介して回転可能に支持されている。スライドファスナー製造時には、通常、前記押圧シリンダー125を伸長させて、弾性手段の弾力をもって、下部ローラ124bの周面を押圧している。ファスナーチェーンFCを連続製造装置100に装着するとき、又は取り外すときには、前記押圧シリンダー125を縮長方向に作動して、上部ローラ124aを下部ローラ124bの周面から離間させる。前記上部ローラ124aは自由回転ローラであり、前記下部ローラ124bはサーボモータなどからなる駆動源により積極的に駆動される駆動ローラである。
前記チェーン間隙端部検出手段126は、チェーン搬送路121の搬送面に露呈するように配設された近接スイッチであり、ファスナーチェーンの裏面側から間隙部Sの有無を検出する。なお、前記検出手段126はチェーン搬送路121の上方に配設してもよいし、また、チェーン搬送路121を挟んで上下に配設した光電スイッチであってもよい。
本実施形態では、スライドファスナーSFの上記ファスナー滑落部130及び排出部140はユニット化されている。しかし、上記チェーン搬送部121にあっても同様であるが、それぞれを独立する構成部材にて別個に構成することも可能である。前記ファスナー滑落部130は、図1に示すようにチェーン切断部110にて切断されファスナーチェーンFCから切り離されたスライドファスナーSFの幅方向の幅を有する断面凹型の樋形状に形成され、図5に示すように、下端部を上記基板102の幅方向の側面に固設した門型のフレーム131に前端部を固設して、その後端部の底面を上記チェーン切断部110の本体112に形成された上記ファスナーチェーン挿通孔112bのチェーン案内面以下の高さとなるように固定する。このファスナー滑落部130も、前記チェーン切断部110及びチェーン搬送部120と同様に、その後端から前端にかけて傾斜角αをもって下傾斜している。
前記門型のフレーム131の左右の柱部131a,131bの上部内壁面には、図5に示すように、一対の支軸固定部131c,131dが設けられており、各支軸固定部131c,131dに後端部が固定され、前方に突出する左右一対の支軸132に本発明のファスナー受部兼排出部140の構成部材である左右一対の揺動体141,142が回動可能に支承されている。この左右の揺動体141,142は、図5及び図6に示すように左右対称な構造を有している。各揺動体141,142は、方形板材からなる各底部141a,142aと、この底部141a,142aの前後方向に延びる外側縁と前端縁とにかけてL字型に形成された左右一対の側壁部141b,142bと、前記左右側壁部141b,142bの後端開放部の上端から互いに接近する方向に直角に延びる作動杆141c,142cが設けられている。この左右の作動杆141c,142cの接近側端部には、上記門型フレーム131から突出する支軸132と平行な軸部141d,142dが作動杆141c,142cの前後方向に突設されている。
一方、上記門型フレーム131の上端梁部131eの中央部には、左右の揺動体141a,142aを揺動させるための揺動体作動用シリンダー143を載置固定する棚部131fが前方に向けて突設されている。この揺動体作動用シリンダー143のピストンロッド143aは、前記棚部131fに形成されたロッド挿通孔を通して下方に突出しており、そのロッド端には前記揺動体141,142を揺動可能に支持する連結体144が固設されている。この連結体144は、図5に示すように左右に連通する逆凹型部材からなり、左右一対の前記揺動体141,142の各作動杆141c,142cの先端部が左右から嵌挿される。また前記連結体144には、左右作動杆141c,142cの先端に設けられ前後に突出する各軸部141d,142dを回動可能に且つ水平方向に摺動可能に支持する左右一対の軸部支持長孔144aが前後に貫通して形成されている。
前記左右の揺動体141,142が閉じた状態にあるとき、その底部141a,142aのファスナー受け面は、上記チェーン切断部110、チェーン搬送部120及びファスナー滑落部130の傾斜角αよりも水平に近い傾斜角βで傾斜している。これは、チェーン切断部110、チェーン搬送部120及びファスナー滑落部130の傾斜角αと同じ傾斜角とすると、左右の揺動体141,142が開かれてスライドファスナーSFが自然落下するとき、下方のファスナー収容部150への落下姿勢が定まらないが、上述のように揺動体141,142の底部141a,142aのファスナー受け面を傾斜角βとして傾斜させた場合には、スライドファスナーSFは同一姿勢で落下し、ファスナー収容部150の所定の位置に整頓されて収容される。
本発明にあっては、同左右揺動体141,142の底部141a,142aに一旦受け取られたスライドファスナーSFは、前記底部141a,142aを開くことにより自重で自然落下する。この落下するスライドファスナーSFを収容するため、前記左右揺動体141,142の直下にスライドファスナー収容部150が配設されている。本実施形態では、図1及び図7に示すように、上記支柱101の中間部に径方向に拡がる収容部載置フランジ101cが設けられており、この収容部載置フランジ101cの上面に環状のスライドファスナー収容部150が、図示せぬ公知のラチェット機構等の間欠回転機構をもって、前記支柱101を中心に間欠回転可能に支持されている。この環状のスライドファスナー収容部150は、周方向に複数の隔壁152をもって複数の前記収容室151に区画されている。この各収容室151の配設位置は、上記左右揺動体141,142の底部141a,142aの直下にあたる。
さて、以上の構成にあって、本実施形態によるファスナーチェーンFCをスライドファスナー単位に切断して収容部に収容する一連の操作を図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以降に述べる操作手順の説明は、スライドファスナーSFとして、ジーンズの前開き部に適用される前立てを長手方向に所定の間隔をもって複数取着したシーンズ用の前立て付きファスナーチェーンを処理対象としている。本実施形態にて採用するジーンズ用前立て付きファスナーチェーンSFは、図8に示すように、通常のファスナーチェーン本体のファスナーエレメント列ERが欠落した各間隙部Sの中央において、隣接する前立てFの端部同士の間に所要の間隔OPを開けて、ファスナーエレメント列ERを跨いでファスナーエレメント列ERの一側に隣接するファスナーテープTの部分に縫製などにより取着される。
前記前立てFは、前記通常のファスナーチェーン本体の幅方向の一方に偏位して取着され、その取着以前に搬送方向の前端一隅部が円弧状に切除されていてもよい。また、特にこの種のジーンズでは、前開き部の上端腰部が前面視で偏平なV字状に傾斜して形成されている場合が多い。そのため、ファスナーチェーンFCを前立てFの湾曲端とは逆の端部側で切断するとき、チェーン搬送路121を斜めに横切るように切断する必要がある。本実施形態による上記スライドファスナーの連続製造装置100によれば、このように傾斜した端部を形成するすることができる。勿論、前立てFが取着されているか否かに関わらず、ファスナーチェーンFCをチェーン搬送路121に直角に横切るように切断することも可能である。
いま、前述のように前立て付きファスナーチェーンFCを斜めに切断しようとするときには、図4に示すように、切断角度変更用シリンダー113を伸長方向に作動すると、ロッド端113aに枢着された作動杆112aを介してチェーン切断部本体112の全体を切断刃116とともに、その回転軸部111を中心に基板102上で回動させる。このときの回動角度は10°に設定されているが、この回動角度は0°〜15°の範囲で任意に調整できる。こうして切断部110の切断角度を調整したのち、フィードローラ対124を駆動して前立て付きファスナーチェーンFCをチェーン切断部110に向けて搬送する。
この搬送の途中にて、図8に示すように、チェーン間隙端部検出手段126による検出位置を切断される間隙部Sが通過する。この間隙部Sの前端には上止具2が止着されており、その後端には下止具1が止着ている。本実施形態にあっては、前記上止具2は一方のファスナーストリンガーSTにのみ止着されているが、左右のファスナーストリンガーSTに対向して止着させてもよい。また、前記間隙部Sが非接触式や光電式のチェーン間隙端部検出手段126による検出位置を通過して、チェーン間隙端部検出手段126が下止具1あるいはエレメントEを検出すると、その検出信号が図示せぬ例えばタイマーやフィードローラ対124の駆動ローラである下部ローラ124bの回転数をカウントする測長手段に送られ、同測長手段により予め設定されている搬送距離が測定され、その設定された搬送距離に達すると、同測定信号が図示せぬ制御部に送られて、同制御部から前記下部ローラ124bの駆動源である図示せぬサーボモータに駆動停止信号が発せられ、直ちに下部ローラ124bの回転を停止し、図9に示す状態で前立て付きファスナーチェーンFCの搬送を停止する。
なお、ファスナーチェーンFCに前立てFが取着されていない場合においても、間隙部Sの後端に止着された下止具あるいはエレメントEを検出し、その後、測長を開始して、設定した搬送距離に達した時点で、ファスナーチェーンFCの搬送を停止する。
前立て付きファスナーチェーンFCの停止と同時にチェーン切断用シリンダー115が作動され、図10に示すように、チェーン切断刃116が下降して切断部本体112との間で、チェーン挿通孔112bを通過している前立て付きファスナーチェーンFCを前立てFとともに斜めに切断し、前立て付きスライドファスナーSFを切り離す。この切り離された前立て付きスライドファスナーSFは、上記ファスナー滑落部130の傾斜面を自重でファスナー受け部140に向けて滑り落ちる。この滑り落ちる間に、チェーン切断用シリンダー115は元の待機位置に戻り、切断角度変更用シリンダー113が縮長方向に作動されて、上記チェーン切断部本体112の回動角度を0°とする。
ここで、今回の切断により発生する前記スライドファスナーSFの後端部の未切断部分SF−1を切除するため、フィードローラ対124を駆動し、図11に示すように前立て付きファスナーチェーンFCを前記未切断部分SF−1の長さだけ前進させる。この前進が終了すると、フィードローラ対124の駆動を停止して、チェーン切断用シリンダー115を作動して、チェーン切断刃116により図12に示すように前立て付きファスナーチェーンFCの間隙部S1を直角に横切るように同間隙部S1を切断して、前記未切断部分SF−1を切り離してできた切断屑をチェーン挿通孔112bの下部に設けられた切断屑排出部112dに落下させ、空気吹出し口112d−2から吹き出される圧搾空気により切断屑排出路112d−1を通して開口側から外部へと排出する。
一方、上述のようにファスナー滑落部130を自重で滑落する前立て付きスライドファスナーSFは、図5に示すファスナー受け部140における左右揺動体141,142の閉じた箱状の底部141a,142aへと自動的に導入される。ここで、揺動体作動用シリンダー143が伸長方向に作動され、ロッド端に固設された連結体144が下降すると、同連結体144に形成された左右一対の軸部支持長孔144aに挿入された左右の作動杆141c,142cから突出する軸部141d,142dが下降するとともに、前記軸部支持長孔144aを左右へと摺動して、左右の揺動体141,142を門型のフレーム131から前方に突出する左右の支軸132を中心に回動して、図6に仮想線で示す左右の揺動体141,142を、同図に実線で示す位置へと開く。
こうして、左右の揺動体141,142が開くと、底部141a,142aに載置されていた前立て付きスライドファスナーSFは、その開口から自重で落下して、下方に待機するファスナー収容部150のファスナー収容室151に収納される。このとき、前記揺動体141,142の底部141a,142aのファスナー受け面の傾斜角βを、上記ファスナー滑落部130の傾斜角αより緩やかにしたことで、前記ファスナー収容室151の水平な底面に近づくため、揺動体141,142から落下する前立て付きスライドファスナーの落下姿勢が安定化して、同ファスナー収容室151に整頓して落下するようになる。
図示は省略したが、前記揺動体141,142から落下する前記前立て付きスライドファスナーの枚数はカウンターによりカウントされ、1つのファスナー収容室151に収容された前立て付きスライドファスナーSFの収容枚数が所定の数に達すると、ファスナー収容部150が支柱101を中心に間欠的に回転し、次位の空のファスナー収容室151を前記揺動体141,142の直下へと移動させる。
図13及び図14は本発明の第2実施形態を示している。上記第1実施形態では、上記支柱101の中間に一体に形成されたフランジ101c上でファスナー収容部151が間欠的に回転して、前立て付きスライドファスナーSFを各ファスナー収容室151に収容しているが、本実施形態ではファスナー収容部150を前記支柱101に支持させずに、支柱101から前立て付きスライドファスナーSFの落下部側に延在する円筒状の架台161を設けている。その架台161の空洞部中央に前記ファスナー収容室151を回転支持する回転軸162が回転可能に立設されている。この回転軸162にはフランジ162aが一体に形成されており、同フランジ162a上にファスナー収容部150が載置固定される。ここで、前記支柱101は前記ファスナー収容部150の外周側に位置し、ファスナー収容室101は上記左右揺動体141,142の直下に位置する。
この第2実施形態にあっても上記基板102を傾斜支持する点では上記第1実施形態と変わるところがなく、他の構成は上記第1実施形態と実質的に同一である。ただし、本実施形態におけるファスナー収容室151は、図14に示すとおり、仕切り152により60°ごとに仕切られた6室からなり、ファスナー収容部150を30°回転させたのち停止させて、1つのファスナー収容室151の回転方向側の仕切り152に隣接する領域に所定枚数の前立て付きスライドファスナーを収容したのち、ファスナー収容部150を30°回転させたのち停止させて、前記ファスナー収容室151の回転方向とは反対側の仕切り152に隣接する領域に所要枚数の前立て付きスライドファスナーを収容する。つまり、ファスナー収容室151の1室に所要枚数の前立て付きスライドファスナーを2列にして収容する。これを繰り返して、全てのファスナー収容室151に順次前立て付きスライドファスナーを主要する。前記ファスナー収容部150を間欠回転させるため、上記架台161の空洞部に回転軸162を駆動するための図示せぬ回転駆動部が設置されている。
以上の説明から理解できるとおり、本発明に係るスライドファスナーの連続製造装置は、上述のように前立て付きのファスナーチェーンから前立てが取着されていない通常のファスナーチェーンまで、全てのファスナーチェーンに対して適用することができ、同時に間隙部にて切断する切断角度も任意に0°から15°まで任意に調整できる。勿論、必要ならば、この切断角度の調整範囲を更に変更することもできる。
本発明の代表的な第1の実施形態であるスライドファスナーの連続製造装置の全体構成を一部切開して示す側面図である。 同連続製造装置のチェーン搬送部と切断部の要部を示す拡大斜視図である。 同装置の切断部における角度調整機構例を示す要部斜視図である。 同角度調整機構により切断部の切断角度を変えたときの切断部を示す要部斜視図である。 前記装置のファスナー滑落部と排出部の構造例を示す斜視図である。 同ファスナー排出部の排出機構例を示す横断面図である。 前記ファスナー排出部の下方に配されるファスナー収容部の上面図である。 ファスナーチェーンの搬送状態を示す上面図である。 同ファスナーチェーンの搬送停止時の状態を示す上面図である。 上記切断部の切断手段により斜めに切断されたファスナーチェーンと切り離されたスライドファスナーとの上面図である。 ファスナーチェーンの未切断端の切除位置を示す上面図である。 同じ切断刃による未切断端の切除時の状態を示す上面図である。 本発明の代表的な第2の実施形態であるスライドファスナーの連続製造装置の全体構成を一部切開して示す側面図である。 スライドファスナーの連続製造装置のファスナー収容部の上面図である。
符号の説明
1 下止具
2 上止具
3 スライダー
100 スライドファスナー連続製造装置
101 支柱
101a 座部
101b (上端)傾斜面
101c フランジ
102 基板
102a 大径孔部
102b 小径孔部
110 チェーン切断部
111 回転軸部
111a フランジ部
112 チェーン切断部本体
112a 操作杆
112b ファスナーチェーン挿通孔
112c (シリンダー)設置台
112d 切断屑排出部
112d−1 切断屑排出路
112d−2 空気吹出口
113 切断角度変更用シリンダー
113a ロッド端
113b シリンダー本体
113c 枢着部
114 シリンダー載置部
114a ピン
115 切断用シリンダー
115a ピストンロッド
116 切断刃
120 チェーン搬送部
121 チェーン搬送路
122 ブラケット
123 ガイドローラ
124 フィードローラ対
124a 上部ローラ
124b 下部ローラ(駆動ローラ)
125 押圧用シリンダー
126 間隙端部検出手段
130 ファスナー滑落部
131 門型フレーム
131a,131b 左右柱部
131c,131d 左右支軸部
131e 梁部
131f 棚部
140 ファスナー受け部兼排出部
141,142 左右の揺動体
141a,142a 底部
141b,142b 左右側壁部
141c,142c 作動杆
141d,142d 軸部
143 揺動体作動用シリンダー
144 連結体
144a 軸部支持長孔
150 ファスナー収容部
151 ファスナー収容室
152 仕切り
161 架台
162 回転軸
162a フランジ
FC (前立て付き)ファスナーチェーン
ER ファスナーエレメント列
S 間隙部
SF スライドファスナー
ST ファスナーストリンガー
T ファスナーテープ
F 前立て(生地片)

Claims (8)

  1. 一対の噛合するエレメント列(ER)と同エレメント列(ER)が欠落した間隙部(S)を長手方向に交互に有する長尺なファスナーチェーン(FC)を前記間隙部(S)の所定位置にて切断してスライドファスナー(SF)を製造する方法であって、
    前記ファスナーチェーン(FC)の前記間隙部(S)上に、隣接する端部間が一定の間隔をおいて配された短尺の生地片(F)がファスナーチェーン(FC)の長手方向にわたり順次取着されてなり、
    チェーン切断部(110)の上流側に前記ファスナーチェーン(FC)のフィード部(124)を配すること、
    同フィード部(124)により前記ファスナーチェーン(FC)を連続して下傾斜するチェーン搬送路(121)に沿って前記チェーン切断部(110)に向けて積極的に搬送すること、
    前記チェーン切断部(110)を、回動手段(113)により前記チェーン搬送路(121)に垂直な軸線回りを所要の角度回動させたのちに、搬送の停止を待って前記チェーン切断部(110)を作動し、前記間隙部(S)の所定位置にて前記ファスナーチェーン(FC)を傾めに横切って切断すること、及び
    チェーン切断部(110)により切り離されたスライドファスナーをファスナー滑落部(130)に沿って自重で滑落させること、
    を含んでなることを特徴とするスライドファスナーの連続製造方法。
  2. 搬送される前記ファスナーチェーン(FC)の前記間隙部(S)の端部を検出手段(126)により検出すること、
    前記検出手段(126)により前記間隙部(S)の端部が検出されると、測長手段が前記ファスナーチェーン(FC)の搬送長の測定を開始すること、
    同測長手段による測長が一定値に達すると前記フィード部(124)よる搬送を停止することを含んでなる請求項1記載の連続製造方法。
  3. 切断の終了後、前記フィード部(124)を作動してファスナーチェーン(FC)を所定の長さ前進させて停止させたのち、前記チェーン切断部(110)を搬送路に直角に横切る方向に回動させて、同チェーン切断部(110)を作動し、ファスナーチェーン(FC)の未切断端部(SF-1)を切り落とすことを含んでなる請求項1又は2記載の連続製造方法。
  4. 前記チェーン切断部(110)の下流側に配され、同一傾斜角度を有するファスナー滑落面を有するファスナー滑落部(130)上を自重で滑落して滑落路端にて自然落下するスライドファスナー(SF)を、前記ファスナー滑落面よりも緩い傾斜角度をもつファスナー受け部兼排出部(140)に一時的に載置したのち、同受け部兼排出部(140)の下方に配されたファスナー収容部(150)に自重落下させて収容することを含んでなる請求項1又は2記載の連続製造方法。
  5. 長手方向に一対の噛合エレメント列(ER)と同エレメント列(ER)が欠落した間隙部(S)とが交互に配された長尺なファスナーチェーン(FC)を前記間隙部(S)の所定位置にて切断してスライドファスナー(SF)を連続的に製造する装置(100)であって、
    前記ファスナーチェーン(FC)を搬送する連続して下傾斜するチェーン搬送路(121)と、
    同搬送路の途中に配されるチェーン切断部(110)と、
    同チェーン搬送路(121)の前記チェーン切断部(110)の上流側に配されたファスナーチェーンのフィード部(124)と、
    前記フィード部(124)による搬送を停止するとともに前記チェーン切断部(110)を作動する制御部と、
    を備え
    前記チェーン切断部(110)が前記チェーン搬送路(121)上にて同搬送路(121)に垂直な軸線回りに所要の角度を回動させる回動手段(113)を有してなる
    ことを特徴とするスライドファスナーの連続製造装置。
  6. 前記ファスナーチェーン(FC)の前記チェーン搬送路(121)に配された前記間隙部(S)の端部を検出する検出手段(126)と、
    同検出手段(126)の検出信号を受けて測長を開始するファスナーチェーン(FC)の搬送長の測長手段と、
    を備えてなる請求項記載の連続製造装置。
  7. 前記チェーン搬送路(121)のスライドファスナー排出端の下方に配され、前記チェーン搬送路(121)よりも緩い傾斜角度をもち左右一対の底部(141a,142a)を有するファスナー受部兼排出部(140)を有し、前記底部(141a,142a)を開閉する開閉手段(132)を有してなる請求項5又は6記載の連続製造装置。
  8. 前記底部(141a,142a)の下方に同底部(141a,142a)の開口時に自重で落下するスライドファスナー(SF)を収容するファスナー収容部(150)を有し、前記ファスナー収容部(150)は、環状部材の周方向に複数に区画されたファスナー収容室(151)を有してなる請求項記載の連続製造装置。
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