JP2897006B1 - 横臥棒状食品切断方法とその装置 - Google Patents

横臥棒状食品切断方法とその装置

Info

Publication number
JP2897006B1
JP2897006B1 JP10070982A JP7098298A JP2897006B1 JP 2897006 B1 JP2897006 B1 JP 2897006B1 JP 10070982 A JP10070982 A JP 10070982A JP 7098298 A JP7098298 A JP 7098298A JP 2897006 B1 JP2897006 B1 JP 2897006B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
bar
carry
shaped food
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10070982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11266770A (ja
Inventor
将男 小林
博紀 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobird Co Ltd
Original Assignee
Kobird Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP10070982A priority Critical patent/JP2897006B1/ja
Application filed by Kobird Co Ltd filed Critical Kobird Co Ltd
Priority to KR1019997010743A priority patent/KR100339989B1/ko
Priority to EP99907915A priority patent/EP0980208B1/en
Priority to CN99800007A priority patent/CN1092928C/zh
Priority to PCT/JP1999/001206 priority patent/WO1999046996A1/en
Priority to DE69900015T priority patent/DE69900015T2/de
Priority to US09/341,521 priority patent/US6103288A/en
Priority to TW088104048A priority patent/TW385233B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP2897006B1 publication Critical patent/JP2897006B1/ja
Publication of JPH11266770A publication Critical patent/JPH11266770A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C11/00Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking
    • A21C11/10Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking combined with cutting apparatus
    • A21C11/103Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking combined with cutting apparatus having multiple cutting elements slidably or rotably mounted in a diaphragm-like arrangement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C11/00Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking
    • A21C11/10Other machines for forming the dough into its final shape before cooking or baking combined with cutting apparatus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S83/00Cutting
    • Y10S83/929Particular nature of work or product
    • Y10S83/932Edible

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 コンベヤ上に横たわって搬送される棒状食品
の所要部位を横臥姿勢を保ったまま切断処理することの
できる横臥棒状食品の切断方法と、この切断方法に使用
する切断装置を提供すること。 【解決手段】 棒状食品Fを搬入コンベヤ2上に載置し
てシャッター機構1まで搬送し、この棒状食品Fを搬入
コンベヤ2と搬出コンベヤ3とで支えながらシャッター
機構1で切断処理するようにした。 【効果】 従来のように棒状食品が垂下途中で自重によ
り大きく伸びたり千切れたりすることもなく棒状食品の
所要部位を切断障害を起こすことなく確実に切断するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横臥棒状食品切断
方法とその装置、さらに詳しくは、コンベヤ上に横たわ
って搬送される棒状食品の所要部位を横臥姿勢を保った
まま切断処理することのできる横臥棒状食品の切断方法
と、この切断方法に使用する切断装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は以前に、大福餅、あんパ
ン、チーズ入りハンバーガのごとき所要の内包材を他の
外皮材で包被した団塊状包被食品を自動機械的に連続生
産し得る方法と装置を開発し出願している(例えば、特
開平6-217675号公報等)。これは二種以上の食品材料を
同心円状に重ねた状態で押し出した多層棒状食品を、複
数のカッター体で囲んで開閉可能に構成したシャッター
機構の切断領域内へ導き、各カッター体を一斉に開閉動
作させてこの切断領域を閉鎖させることにより多層棒状
食品の所要部位を周面から押切って団塊状食品を製する
というものであり、これによって包被食品の生産能率を
飛躍的に向上させることが可能となった。
【0003】ところが、従来の団塊状食品の製造方法及
び装置にあっては、ノズルから押し出した棒状食品を鉛
直下方へ垂下させ、その下方に配したシャッター機構に
より切断処理していたため、柔らかい食品材料を使用し
た場合には、押し出した棒状食品が垂下途中で自重によ
り伸びたり千切れたりして正常な切断作業が出来なくな
る難点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の棒状
食品の切断方法に上記の如き難点があったことに鑑みて
為されたもので、如何なる食品材料であっても、伸びや
千切れによる切断障害を起すことなく棒状食品の所要部
位を切断することのできる横臥棒状食品切断方法とこの
切断方法に使用する切断装置を提供することを技術的課
題とする。
【0005】また、本発明の他の技術的課題は、上記課
題に加え、棒状食品を間断なく連続搬送しながら切断処
理することのできる横臥棒状食品切断方法とこの方法に
使用する切断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数のカッター体Cで囲んで開閉可能に
形成したシャッター機構1の切断領域10内へ棒状食品F
を導入し、当該切断領域10を閉塞させることによって棒
状食品Fの所要部位を切断する棒状食品の切断方法であ
って、この棒状食品Fを搬入コンベヤ2上に載置して前
記シャッター機構1の切断領域10内へ向けて搬送すると
共に、この搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dを開口状
態の切断領域10内へ差し入れ搬出コンベヤ3のコンベヤ
上流端Uに接近させることにより、棒状食品Fの少なく
とも先端部を搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dから搬
出コンベヤ3のコンベヤ上流端Uへ載せ替え、そして、
この棒状食品Fの先端部を搬出コンベヤ3に載せたまま
搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dを後退させることに
より当該コンベヤ下流端Dを切断領域10内から退避さ
せ、然る後、カッター体Cを作動させシャッター機構1
の切断領域10を閉塞させることにより棒状食品Fの所要
部位を切断し、この切断食品Gを搬出コンベヤ3で搬出
するという技術的課題を採用した。
【0007】また、本発明は、上記課題を解決するため
に必要に応じて上記手段に加え、シャッター機構1、搬
入コンベヤ2のコンベヤ下流端D及び搬出コンベヤ3の
コンベヤ上流端Uが、当該搬入コンベヤ2による棒状食
品Fの搬送動作と同調して同一方向へ往復移動するとい
う技術的課題を採用した。
【0008】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに複数のカッター体Cで囲んで開閉可能に形成したシ
ャッター機構1の切断領域10内へ棒状食品Fを導入し、
当該切断領域10を閉塞させることによって棒状食品Fの
所要部位を切断する棒状食品切断装置であって、前記シ
ャッター機構1の切断領域10の近傍に配置され、棒状食
品Fを載置して切断領域10内へ向けて搬送すると共に、
コンベヤ下流端Dが開口状態の切断領域10内へ差し入れ
られた前進位置とこの切断領域10内から退避した後退位
置との間を往復進退動する搬入コンベヤ2と;前記シャ
ッター機構1の切断領域10の近傍の前記搬入コンベヤ2
とは反対側に配置され、前記切断領域10内へ差し入れら
れた前進状態の搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dから
棒状食品Fの先端部を載せ替えられ、そして切断領域10
の閉塞動作により切断された切断食品Gを搬出する搬出
コンベヤ3と;から構成されているという技術的課題を
採用した。
【0009】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、シャッター機構1、
搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端D及び搬出コンベヤ3
のコンベヤ上流端Uが、当該搬入コンベヤ2による棒状
食品Fの搬送動作と同調して同一方向へ往復移動可能に
構成されているという技術的課題を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基いて詳しく説明する。なお、図1は本実施形
態の横臥棒状食品切断装置の部分省略正面図、図2は同
装置のシャッター機構の構成を示す拡大側面図、図3は
同装置の搬入コンベヤの構成を示す拡大正面図、図4〜
図9は同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図であ
る。
【0011】本実施形態の横臥棒状食品切断装置は、図
1に示すように、ノズルNから押し出された棒状食品F
を搬入コンベヤ2によって横臥状態でシャッター機構1
まで搬送し、このシャッター機構1によって棒状食品F
を搬入コンベヤ2と搬出コンベヤ3とで支えながら横臥
状態のまま切断処理し、そして得られた団塊状の切断食
品Gを搬出コンベヤ3で搬出するものである。まず、図
1〜図3を参照しながら本装置の各構成部について順に
詳しく説明し、次に、図4〜図9を参照しながら本装置
の切断工程について説明する。
【0012】本実施形態のシャッター機構1は、図2に
示すように、ハウジングHに4枚のカッター体C・C…
が各々往復揺動可能にスラスト軸受されて構成されてお
り、その中央には後述の搬入コンベヤ2により導入され
る棒状食品Fの周囲を前記カッター体C・C…が囲って
拡縮開閉する横向きの切断領域10が形成されている。こ
の切断領域10は、リンク機構Lにより連結されたカッタ
ー体C・C…がモータMで駆動され一斉に往復揺動する
ことによって開閉動作を行ない、図1に示すように、切
断領域10が完全に閉塞することによって横臥状態の棒状
食品Fが切断される。
【0013】本実施形態のシャッター機構1は、また、
装置本体に軸支されたカム4と従動ロッド5によって棒
状食品Fの搬送動作と同調して搬送方向へ往復移動可能
に構成されている。つまり、シャッター機構1の切断領
域10で棒状食品Fを切断する際に、棒状食品Fの搬送速
度に合わせてシャッター機構1全体を搬送方向へ移動さ
せることによって、棒状食品Fの搬送動作(ノズルNか
らの押出動作)を停止させることなく連続的に切断処理
できるように構成されている。
【0014】一方、本実施形態の搬入コンベヤ2は、図
1及び図3に示すように、駆動プーリ21および上流端プ
ーリ22を軸支して装置本体に固定された固定台23と、下
流端プーリ24および中間プーリ25を軸支して当該固定台
23に対し接近・離反動作する可動台26と、これら駆動プ
ーリ21、上流端プーリ22、下流端プーリ24、及び中間プ
ーリ25に掛けられたコンベヤベルト27とから構成されて
おり、前記シャッター機構1の近傍に配置されている。
そして、駆動プーリ21によりコンベヤベルト27をその上
面側において上流端プーリ22から下流端プーリ24方向へ
移動させることによって、棒状食品Fを横臥状態のまま
ノズル押出速度と同速に搬送し、前記シャッター機構1
の切断領域10内へ移送するのである。
【0015】また、本実施形態では、下流端プーリ24と
駆動プーリ21との間において中間プーリ25をコンベヤベ
ルト27の外面に接触させてテンションローラの如く凹状
態に押さえるようにしているので、図3に示すように、
可動台26を動かして中間プーリ25と下流端プーリ24とを
同時に移動させることによって、コンベヤベルト27のベ
ルト長を変化させることなくコンベヤ下流端Dのみを往
復進退動させることができる。したがって、棒状食品F
を搬送中であっても、この搬送動作とは独立的にコンベ
ヤ下流端Dを自由に進退動させることが可能であり、ま
た、このコンベヤ下流端Dの進退速度も棒状食品Fの搬
送速度(ノズル押出速度)とは独立的に設定・変更する
ことができるのである。
【0016】本実施形態では、これら下流端プーリ24お
よび中間プーリ25を軸支する可動台26の往復移動を、図
1に示すように、ステー8を介してエアシリンダ7の進
退縮動作を利用して行なうようにしている。即ち、この
エアシリンダ7は、前記シャッター機構1の上部に固定
された支持アーム6の一方の腕61に固定されており、こ
のエアシリンダ7が伸長すれば、可動台26がシャッター
機構1へ向かって前進して下流端プーリ24のコンベヤ下
流端Dが開口状態の切断領域10内へ差し入れられ(図4
→図5参照)、逆にエアシリンダ7が退縮すれば、可動
台26がシャッター機構1から後退してコンベヤ下流端D
が切断領域10内から退避されるのである(図6→図7参
照)。
【0017】他方、本実施形態の搬出コンベヤ3は、図
1に示すように、駆動プーリ31および下流端プーリ32を
軸支して装置本体に固定された固定台33と、上流端プー
リ34および中間プーリ35を軸支して当該固定台33に対し
接近・離反動作する可動台36と、これら駆動プーリ31、
下流端プーリ32、上流端プーリ34、及び中間プーリ35に
掛けられたコンベヤベルト37とから構成されており、前
記シャッター機構1の近傍の前記搬入コンベヤ2とは反
対側に配置されている。そして、駆動プーリ31によって
コンベヤベルト37をその上面側において上流端プーリ34
から下流端プーリ32方向へ移動させることによって、切
断処理された切断食品Gを所定の位置へ搬出するのであ
る。
【0018】本実施形態の搬出コンベヤ3では、駆動プ
ーリ31と上流端プーリ34との間において中間プーリ35を
コンベヤベルト37の外面に接触させてテンションローラ
の如く凹状態に押さえているので、可動台36を動かして
中間プーリ35と上流端プーリ34とを同時に移動させるこ
とによって、コンベヤベルト37のベルト長を変化させる
ことなくコンベヤ上流端Uのみを往復進退動させること
ができる。したがって棒状食品Fを搬出中であっても、
この搬送動作とは独立的にコンベヤ上流端Uを自由に進
退動させることが可能であり、また、このコンベヤ上流
端Uの進退速度も棒状食品Fの搬出速度とは独立的に設
定・変更することができるのである。
【0019】本実施形態では、これら上流端プーリ34お
よび中間プーリ35を軸支する可動台36の往復移動を、図
1に示すように、前記シャッター機構1の上部に固定さ
れた支持アーム6の他方の腕62を介して前記カム4によ
る従動ロッド5の往復移動を利用して行なうようにして
いる。したがって、本実施形態の搬出コンベヤ3のコン
ベヤ上流端Uは、前述したカム4によるシャッター機構
1の往復動作と完全に同調して往復移動することにな
り、切断作業の全工程に亙ってコンベヤ上流端Uとシャ
ッター機構1との位置関係は相対的に変化しない。
【0020】次に、本実施形態装置の食品切断工程につ
いて図4〜図9を参照しながら説明する。
【0021】まず、ノズルNから連続的に押し出された
棒状食品Fは、搬入コンベヤ2上に載置され横臥姿勢で
シャッター機構1の切断領域10内へ向けて搬送される
(図4参照)。このように、本実施形態では棒状食品F
を搬入コンベヤ2上に横たえたままシャッター機構1へ
移送するので、従来のように棒状食品が垂下途中で自重
によって大きく伸びたり千切れたりすることもない。
【0022】そして、搬入コンベヤ2によって棒状食品
Fを切断領域10内へ搬送しながら、そのコンベヤ下流端
Dを開口状態の切断領域10内へ差し入れ、反対側の搬出
コンベヤ3のコンベヤ上流端Uに接近させることにより
(図5参照)、棒状食品Fの先端部を搬入コンベヤ2の
コンベヤ下流端Dから搬出コンベヤ3のコンベヤ上流端
Uへ載せ替える(図6参照)。
【0023】次いで、棒状食品Fの先端部を搬出コンベ
ヤ3に載せた状態のまま、搬入コンベヤ2のコンベヤ下
流端Dを後退させることによって、当該コンベヤ下流端
Dを切断領域10内から退避させる(図7参照)。本実施
形態では、前述したように、コンベヤ搬送動作とは独立
的にコンベヤ下流端Dを進退動できるので、このコンベ
ヤ下流端Dの退避に伴って棒状食品Fが引き戻されその
先端部が搬出コンベヤ3から落ちることはない。
【0024】そして、コンベヤ下流端Dを切断領域10内
から退避させた直後に、シャッター機構1のカッター体
Cを一斉に回動させて切断領域10を閉塞させることによ
って棒状食品Fを切断処理するのである(図8及び図9
参照)。そして、切断した団塊状の切断食品Gは搬出コ
ンベヤ3によって搬出される(図4参照)。
【0025】なお、本実施形態では、シャッター機構1
の切断領域10で棒状食品Fを切断する際、連続搬送され
る棒状食品Fの切断部位がズレるのを防ぐため、カム4
及び従動ロッド5によってシャッター機構1全体を棒状
食品Fの搬送方向へ移動させるようにしているが、かか
るシャッター機構1の同調移動は図6→図9間で行なわ
れ、その復帰移動は図4→図6間で行なわれる。また、
シャッター機構1の切断領域10の開閉動作は、図7→図
9→図4間で行なわれ、図4→図7間は切断領域10は開
口状態で停止している。
【0026】本発明の実施形態は概ね上記のとおりであ
るが、本発明はこの実施形態に限定されるものでは決し
てなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変
更が可能である。
【0027】例えば、上記実施形態では、連続搬送中の
棒状食品Fの切断部位がズレるのを防ぐために、カム4
及び従動ロッド5によってシャッター機構1全体を棒状
食品Fの搬送方向へ移動させ、さらにこのシャッター機
構1の移動に応じて搬出コンベヤ3のコンベヤ上流端U
を同調移動させるようにしているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、棒状食品Fの切断時に、この棒
状食品Fの搬送動作(ノズル押出動作)を一時的に停止
させるようにしても良い。この場合、シャッター機構1
及び搬出コンベヤ3のコンベヤ上流端Uを棒状食品Fに
同調させて進退移動させなくても済み、しかも、エアシ
リンダ7だけで搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dを進
退動させれば足りるので、カム4および従動ロッド5を
省略することができ、装置構成の簡素化を図り得る。
【0028】また、上記実施形態では、水平配置した搬
入コンベヤ2によって水平搬送した棒状食品Fを、複数
のカッター体Cを垂直平面内に並べて形成した垂直状態
の横向きの切断領域10で切断処理するようにしている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、棒状食品
Fを自重で横たえた状態で搬送可能であれば、この搬入
コンベヤ2を斜め配置することも可能である。また、こ
の搬入コンベヤ2とシャッター機構1の切断領域10とが
成す角度も直角に限定されるものではなく、斜め配置し
た搬入コンベヤによって斜め搬送した棒状食品を、複数
のカッター体を水平面内に並べて形成した水平状態の切
断領域で切断処理するようにしても良い。
【0029】更にまた、上記実施形態では、複数の往復
揺動式のカッター体Cで囲んで開閉可能に構成した切断
領域10を備えたシャッター機構1を採用しているが、勿
論、これに限定されるものではなく、例えば、複数の直
線スライド式の角片型カッター体で開閉可能に構成した
切断領域を備えたシャッター機構を採択することも可能
である。また、上記実施形態では、搬入コンベヤ2のコ
ンベヤベルト27として横断面形状が平らなものを使用し
ているが、横臥状態の棒状食品Fの載置安定性を向上さ
せるために、搬送面が樋状になったコンベヤベルトを採
用することも可能である。
【0030】更にまた、上記実施形態では、ノズルNか
ら連続的に押し出して成形した棒状食品Fを切断する例
を説明しているが、これに限定されるものではなく、他
の方法で成形された棒状食品を切断することも勿論可能
であり、また、二種以上の食品材料を同心円状に重ねた
状態で押し出した多層棒状食品を切断処理することも可
能である。
【0031】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る横臥棒状食品切断方法とその装置にあ
っては、棒状食品を搬入コンベヤ上に載置してシャッタ
ー機構まで搬送し、この棒状食品を搬入コンベヤと搬出
コンベヤとで支えながらシャッター機構により切断処理
することができるので、従来装置のように棒状食品が垂
下途中で自重により大きく伸びたり千切れたりすること
もなく、棒状食品の所要部位を切断障害を起すことなく
確実に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の横臥棒状食品切断装置の部分省略
正面図である。
【図2】同装置のシャッター機構の構成を示す拡大側面
図である。
【図3】同装置の搬入コンベヤ2の構成を示す拡大正面
図である。
【図4】同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図で
ある。
【図5】同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図で
ある。
【図6】同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図で
ある。
【図7】同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図で
ある。
【図8】同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図で
ある。
【図9】同装置の食品切断工程を示す部分省略正面図で
ある。
【符号の説明】
1 シャッター機構 10 切断領域 2 搬入コンベヤ 3 搬出コンベヤ C カッター体 D コンベヤ下流端 U コンベヤ上流端 F 食品材料 G 切断食品

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカッター体Cで囲んで開閉可能に
    形成したシャッター機構1の切断領域10内へ棒状食品F
    を導入し、当該切断領域10を閉塞させることによって棒
    状食品Fの所要部位を切断する棒状食品の切断方法であ
    って、 この棒状食品Fを搬入コンベヤ2上に載置して前記シャ
    ッター機構1の切断領域10内へ向けて搬送すると共に、
    この搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dを開口状態の切
    断領域10内へ差し入れ搬出コンベヤ3のコンベヤ上流端
    Uに接近させることにより、棒状食品Fの少なくとも先
    端部を搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dから搬出コン
    ベヤ3のコンベヤ上流端Uへ載せ替え、 そして、この棒状食品Fの先端部を搬出コンベヤ3に載
    せたまま搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端Dを後退させ
    ることにより当該コンベヤ下流端Dを切断領域10内から
    退避させ、 然る後、カッター体Cを作動させシャッター機構1の切
    断領域10を閉塞させることにより棒状食品Fの所要部位
    を切断し、この切断食品Gを搬出コンベヤ3で搬出する
    ことを特徴とした横臥棒状食品切断方法。
  2. 【請求項2】 シャッター機構1、搬入コンベヤ2のコ
    ンベヤ下流端D及び搬出コンベヤ3のコンベヤ上流端U
    が、当該搬入コンベヤ2による棒状食品Fの搬送動作と
    同調して同一方向へ往復移動することを特徴とした請求
    項1記載の横臥棒状食品切断方法。
  3. 【請求項3】 複数のカッター体Cで囲んで開閉可能に
    形成したシャッター機構1の切断領域10内へ棒状食品F
    を導入し、当該切断領域10を閉塞させることによって棒
    状食品Fの所要部位を切断する棒状食品切断装置であっ
    て、 前記シャッター機構1の切断領域10の近傍に配置され、
    棒状食品Fを載置して切断領域10内へ向けて搬送すると
    共に、コンベヤ下流端Dが開口状態の切断領域10内へ差
    し入れられた前進位置とこの切断領域10内から退避した
    後退位置との間を往復進退動する搬入コンベヤ2と;前
    記シャッター機構1の切断領域10の近傍の前記搬入コン
    ベヤ2とは反対側に配置され、前記切断領域10内へ差し
    入れられた前進状態の搬入コンベヤ2のコンベヤ下流端
    Dから棒状食品Fの先端部を載せ替えられ、そして切断
    領域10の閉塞動作により切断された切断食品Gを搬出す
    る搬出コンベヤ3と;から構成されていることを特徴と
    する横臥棒状食品切断装置。
  4. 【請求項4】 シャッター機構1、搬入コンベヤ2のコ
    ンベヤ下流端D及び搬出コンベヤ3のコンベヤ上流端U
    が、当該搬入コンベヤ2による棒状食品Fの搬送動作と
    同調して同一方向へ往復移動可能に構成されていること
    を特徴とした請求項3記載の横臥棒状食品切断装置。
JP10070982A 1998-03-19 1998-03-19 横臥棒状食品切断方法とその装置 Expired - Fee Related JP2897006B1 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10070982A JP2897006B1 (ja) 1998-03-19 1998-03-19 横臥棒状食品切断方法とその装置
EP99907915A EP0980208B1 (en) 1998-03-19 1999-03-12 A method for cutting a lying bar-shaped food and the same apparatus
CN99800007A CN1092928C (zh) 1998-03-19 1999-03-12 切割卧姿杆形食物的方法和装置
PCT/JP1999/001206 WO1999046996A1 (en) 1998-03-19 1999-03-12 A method for cutting a lying bar-shaped food and the same apparatus
KR1019997010743A KR100339989B1 (ko) 1998-03-19 1999-03-12 횡와 막대형상의 음식절단방법과 그 장치
DE69900015T DE69900015T2 (de) 1998-03-19 1999-03-12 Verfahren zum schneiden eines liegenden stiftförmigen nahrungsmittels, und eine solchen vorrichtung
US09/341,521 US6103288A (en) 1998-03-19 1999-03-12 Method and apparatus for cutting a lying bar-shaped food
TW088104048A TW385233B (en) 1998-03-19 1999-03-16 Cutting method for horizontal bar-shaped food and the apparatus thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10070982A JP2897006B1 (ja) 1998-03-19 1998-03-19 横臥棒状食品切断方法とその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2897006B1 true JP2897006B1 (ja) 1999-05-31
JPH11266770A JPH11266770A (ja) 1999-10-05

Family

ID=13447255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10070982A Expired - Fee Related JP2897006B1 (ja) 1998-03-19 1998-03-19 横臥棒状食品切断方法とその装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6103288A (ja)
EP (1) EP0980208B1 (ja)
JP (1) JP2897006B1 (ja)
KR (1) KR100339989B1 (ja)
CN (1) CN1092928C (ja)
DE (1) DE69900015T2 (ja)
TW (1) TW385233B (ja)
WO (1) WO1999046996A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1299688B1 (it) * 1998-07-23 2000-03-24 Pfm Spa Procedimento per la suddivisione di un nastro o filone di prodotto gommoso in singole porzioni e dispositivo per la messa in opera di
JP2002087403A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 E-Shin Pack Ind Co Ltd 包装容器の自動密封方法及びその装置
US7137625B2 (en) * 2002-02-12 2006-11-21 Ricoh Company, Ltd. Sheet finisher including means for setting cutting position image forming system including the sheet finisher
US20090220656A1 (en) * 2006-05-01 2009-09-03 Wm. Wrigley Jr. Company Apparatus and method for producing center-filled confectionery products
DE102008013806B4 (de) * 2008-03-12 2013-05-29 Vemag Maschinenbau Gmbh Portioniervorrichtung (Aufwärts Schneiden)
US8809392B2 (en) 2008-03-28 2014-08-19 Ecolab Usa Inc. Sulfoperoxycarboxylic acids, their preparation and methods of use as bleaching and antimicrobial agents
US20110160326A1 (en) * 2009-12-30 2011-06-30 Steven Ray Merrigan High internal phase emulsion foam having low levels of unpolymerized monomers
US9661860B2 (en) * 2011-03-10 2017-05-30 Richard A. Payne Meatball rolling machine
JP5940750B1 (ja) * 2016-01-13 2016-06-29 株式会社コバード 包被食品成形装置及び方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4647468A (en) * 1984-05-18 1987-03-03 Nabisco Brands, Inc. Apparatus for forming filled edible products without waste
JPS6192521A (ja) * 1984-10-13 1986-05-10 レオン自動機株式会社 内包材を有する連続棒状体生地の密封切断装置。
TW215897B (ja) * 1992-02-06 1993-11-11 Reon Zidoki Kk
TW213852B (ja) * 1992-03-30 1993-10-01 Reon Zidoki Kk
JPH0777539B2 (ja) * 1993-01-25 1995-08-23 株式会社コバード 成形食品製造方法、及びその方法に用いる装置
US5643617A (en) * 1996-01-24 1997-07-01 Burtscher; Gunther Apparatus for scaling and molding pieces of dough
WO1997027979A1 (de) * 1996-02-02 1997-08-07 Merritt, Brigitte Vorrichtung zum bearbeiten eines stranges aus plastischem material

Also Published As

Publication number Publication date
DE69900015D1 (de) 2000-11-30
WO1999046996A1 (en) 1999-09-23
KR20010012781A (ko) 2001-02-26
CN1092928C (zh) 2002-10-23
EP0980208A1 (en) 2000-02-23
TW385233B (en) 2000-03-21
KR100339989B1 (ko) 2002-06-10
JPH11266770A (ja) 1999-10-05
US6103288A (en) 2000-08-15
EP0980208B1 (en) 2000-10-25
DE69900015T2 (de) 2001-06-07
CN1255831A (zh) 2000-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3513629A (en) Overwrap packing machines
JP4086386B2 (ja) 乾電池等の円筒状物品群の包装方法並びに装置
JP2897006B1 (ja) 横臥棒状食品切断方法とその装置
JP2009173342A (ja) 人間工学的な成形プラグの交換を行なうことができるウエブ包装システム
GB2139175A (en) A machine for packing continuously moving articles with a strip of heat-shrinkable material
JP2006510554A (ja) 複数の製品を有する製品パッケージのための真空包装機
JP6745527B2 (ja) 落とし入れ装置
CA2037991C (en) Apparatus and method for conveying sausages
JPS62208306A (ja) 包装機械
JP2003052299A (ja) 食品の包み込み成形方法とその装置
JP2008113593A (ja) 焼き食品の製造装置
US6435079B2 (en) Machine for preparing food products
JP5432949B2 (ja) 連包袋体の折畳み供給装置
JP2021122889A (ja) 食品切断搬送装置
JP2021122889A5 (ja)
JP2021123468A (ja) 移送装置
JP5271862B2 (ja) 四面体状包装体の製造方法およびその装置
JP3746697B2 (ja) 棒状食品生地の切断方法及び装置
JP2002066982A (ja) 棒状食品の切断方法とその装置
JP6189654B2 (ja) 麺の受け渡し装置と麺の受け渡し方法
JP3807758B2 (ja) 食肉スライス片の折畳処理方法とその装置
JPH11193126A (ja) スティック状シール袋の自動整列装置
JP5916206B2 (ja) 搬送装置および前記搬送装置を備えた食品成形装置
JP2002306054A (ja) 棒状食品の切断方法及び装置
JP2897881B2 (ja) 殺菌装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150312

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees