JP4453949B2 - 用紙斜行補正機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタやファクシミリや複写機等の画像形成装置において、搬送される用紙の斜行を補正する用紙斜行補正機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ等の画像形成装置においては、用紙が搬送途中で斜めに搬送される斜行(スキュー)が生じることがよくある。
従来、用紙を搬送方向に真っ直ぐにするために、予め斜めに搬送して基準部材に突き当てて補正する方法や、特開2000−16640号公報に開示されているような幅寄せ機構で補正する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、斜め搬送の場合には長い搬送路が必要である。また、幅寄せ機構の場合には、図1に示すように、用紙50の搬送中に幅寄せ、つまり左右のサイドフェンス51・52を摺動させてその間隔を狭くして行くと、用紙50の側縁が、例えばサイドフェンス52の下流側の角部で押されてダメージ53が発生することがあるので、用紙50の搬送を一旦停止してから、幅寄せする必要がある。そうすると、プリント時間が長くなってしまう。
【0004】
この発明の目的は、画像形成装置の用紙搬送の線速を落とさずに、しかも用紙にダメージを与えることなく、単純な機構で用紙の斜行を補正することができる用紙斜行補正機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、この発明は、幅寄せを行う左右のサイドフェンスの一方に、用紙の一側縁の後端部を弾性をもって押圧する押圧部材を設けたことを特徴とする。
【0006】
押圧部材は、左右のサイドフェンスのうちの、基準側とは反対の押さえ側のサイドフェンスに設けるのが良い。その場合、押さえ側のサイドフェンスから上流側に向かって斜めに突設すると、用紙の側縁を押圧しやすい。
【0007】
押圧部材は、それ自体の弾性により可撓性を有するものとしても、また別の弾性部材で付勢しても良い。
【0008】
押圧部材の形状としては、用紙の一側縁に折れなどを生じさせないように、用紙の一側縁の後端部と接する部分において円形にすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
【0010】
図2は、この発明による用紙斜行補正機構の一例の平面図、図3は側面図である。この用紙斜行補正機構は、画像形成装置において図示しない給紙機構と印字機構の間に設置され、給紙機構から給紙されてきた用紙の斜行を補正して、印字機構へ案内する。
【0011】
この用紙斜行補正機構は、基準側と押さえ側の両サイドフェンス1・2と、基準側サイドフェンス1の基準位置を検知するサイドフェンス検知センサ3と、駆動軸4と一体回転する搬送ローラ5およびこれに従動する従動ローラ6と、搬送ローラ5よりも上流において用紙を検知する用紙検知センサ7と、サイドフェンス駆動用モータ8と、該モータ8により駆動される駆動プーリ9と、案内プーリ10と、これら駆動プーリ9と案内プーリ10との間に掛け回されて両サイドフェンス1・2を連動させるベルト11と、用紙ガイド板12と、押さえ側サイドフェンス2に取り付けられた押圧部材13とからなる。
【0012】
両サイドフェンス1・2は、図示しないレールに沿って平行のまま左右に摺動可能で、モータ8の駆動によりベルト11にて同時に左右逆方向に摺動される。
【0013】
押圧部材13は、その基端を押さえ側サイドフェンス2の内側面に固定され、該サイドフェンス2の内側面から上流側に向かって斜めに突出していて、それ自体の弾性により撓むことができる。押圧部材13の先端部13aは円形になっている。
【0014】
なお、押圧部材13自体に弾性(可撓性)を持たせないで、押圧部材13の基端を押さえ側サイドフェンス2に揺動自在に枢支し、別に用意した弾性部材で押圧部材13を付勢することで、押圧部材13に間接的に弾性を与えてもよい。
【0015】
次に、動作について説明する。
先ず、モータ8を時計方向に回転させて両サイドフェンス1・2を摺動させ、サイドフェンス検知センサ3が基準側サイドフェンス1を検知したところでモータ8を停止させ、基準側サイドフェンス1を基準位置に設定する。
【0016】
次に、図4に示すように、図示しない給紙機構にて搬送されてきた用紙Pが、用紙検知センサ7にて検知されたら、搬送ローラ5を駆動軸4を介して図示しない駆動手段にて回転させる。そして、用紙検知センサ7による用紙検知時点より一定時間T0経過後、つまり用紙Pが搬送ローラ5と従動ローラ6とに挟まれるところまで搬送されたら、モータ8を時計方向に回転させて両サイドフェンス1・2を接近させる。
【0017】
基準側サイドフェンス1が左方へ摺動すると同時に、押さえ側サイドフェンス2が右方へ摺動するが、押さえ側サイドフェンス2には押圧部材13が突設されているので、この押圧部材13が、図5に示すように搬送中の用紙Pの左側縁の後端部(上流側)を右方に押圧する。これにより用紙Pは、搬送ローラ5と従動ローラ6とのニップ部を中心として傾く。また、用紙Pの左側縁に当接する押圧部材13の先端部13aは円形になっているので、用紙Pの左側縁にダメージを与えることなく、用紙Pを右方に押圧する。
【0018】
両サイドフェンス1・2がさらに接近すると、基準側サイドフェンス1が搬送中の用紙Pの右側縁の後端部を押すので、図6に示すように、これと反対側の押圧部材13はその弾性により撓み、用紙Pの傾きが補正される。
【0019】
モータ8が回転を開始してからT1経過後、モータ8が停止すると、用紙Pは中央に合わせられる。
【0020】
用紙Pが傾いてからその傾きが補正されるまでの間において、押圧部材13は用紙Pの左側縁の後端部を弾性をもって押し、また基準側サイドフェンス1は、これより遅れて用紙Pの右側縁の後端部を押すため、用紙Pの前端部が傷ついたり曲がったりするようなことはない。
ようにして傾きを補正された用紙Pは、基準側サイドフェンス1に沿ってそのまま図示しない印字機構へと搬送される。
【0021】
なお、時間T0は、用紙Pの搬送速度に合わせて、押圧部材13が用紙Pの側縁の後端部を押圧するタイミングになるように設定する。また、時間T1は、用紙Pの幅サイズに合わせて用紙Pが中央になるように、サイズ毎に設定する。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、画像形成装置の用紙搬送の線速を落とさずに、しかも用紙にダメージを与えることなく、単純な機構で用紙の斜行を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の問題点を示す図である。
【図2】この発明による用紙斜行補正機構の一例の平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】この用紙斜行補正機構の動作を示し、用紙が搬送ローラと従動ローラとに挟まれるところまで搬送された状態である。
【図5】押さえ側サイドフェンスの押圧部材で用紙の左側縁の後端部が押されて用紙が斜めになった状態である。
【図6】基準側サイドフェンスで用紙の右側縁の後端部が押されて用紙が真っ直ぐになった状態である。
【符号の説明】
1 基準側サイドフェンス
2 押さえ側サイドフェンス
3 サイドフェンス検知センサ
4 駆動軸
5 搬送ローラ
6 従動ローラ
7 用紙検知センサ
8 サイドフェンス駆動用モータ
9 駆動プーリ
10 案内プーリ
11 ベルト
13 押圧部材
13a 先端部

Claims (6)

  1. 用紙を搬送する搬送ローラと、用紙を左右から押さえる左右に摺動可能な左右のサイドフェンスとを有する用紙斜行補正機構において、前記左右のサイドフェンスの一方に、用紙の一側縁の後端部を弾性をもって押圧する押圧部材を設けたことを特徴とする用紙斜行補正機構。
  2. 前記押圧部材を、前記左右のサイドフェンスのうちの、基準側とは反対の押さえ側のサイドフェンスに設けたことを特徴とする、請求項1に記載の用紙斜行補正機構。
  3. 前記押圧部材が、押さえ側のサイドフェンスから上流側に向かって斜めに突設されていることを特徴とする、請求項2に記載の用紙斜行補正機構。
  4. 前記押圧部材が、それ自体の弾性で可撓性を有していることを特徴とする、請求項1、2または3に記載の用紙斜行補正機構。
  5. 前記押圧部材が、弾性部材にて付勢されていることを特徴とする、請求項1、2または3に記載の用紙斜行補正機構。
  6. 前記押圧部材が、用紙の一側縁の後端部と接する部分において円形になっていることを特徴とする、請求項1、2、3、4または5に記載の用紙斜行補正機構。
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