JP4451310B2 - 高密度光ディスク及びその記録または再生方法 - Google Patents

Description

本発明は書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ：Ｂｌｕ−ｒａｙ ＲＥｗｒｉｔａｂｌｅ）または再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）のような高密度光ディスクとその記録または再生方法に関する。

近年、長時間の高画質ビデオデータ及び高音質オーディオデータを保存することができるＤＶＤ（ＤＶＤ：Ｄｉｇｉｔａｌ Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ Ｄｉｓｃ）のような高密度光ディスクが開発されている。現在、このような高密度光ディスクは広く商用化されている。

上記ＤＶＤに記録されるメインＡ／Ｖデータは、図１に示すように、２０４８バイトのセクタ（Ｓｅｃｔｏｒ）単位で記録される。上記２０４８バイトのセクタにはＩＤ（Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｄａｔａ）、ＩＥＤ（ＩＤ Ｅｒｒｏｒ Ｄｅｔｅｃｔｉｏｎ Ｃｏｄｅ）、ＣＰＲ_ＭＡＩ（Ｃｏｐｙｒｉｇｈｔ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）及びＥＤＣ（Ｅｒｒｏｒ Ｄｅｔｅｃｔｉｏｎ Ｃｏｄｅ）を含むことができる１６バイトの付加情報が記録される。

また、上記付加情報に含まれた４バイトのセクタＩＤ情報は、図２に示すように、１バイトのセクタ情報（Ｓｅｃｔｏｒ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）と３バイトのセクタ番号情報（Ｓｅｃｔｏｒ Ｎｕｍｂｅｒ）で構成される。

上記１バイトのセクタ情報は、それぞれ１ビットのセクタフォーマットタイプ（Ｓｅｃｔｏｒ ｆｏｒｍａｔ ｔｙｐｅ）情報、トラッキング方法（Ｔｒａｃｋｉｎｇ ｍｅｔｈｏｄ）情報、ディスク反射率（Ｒｅｆｌｅｃｔｉｖｉｔｙ）情報、未使用（Ｒｅｓｅｒｖｅｄ）情報、データタイプ（Ｄａｔａ ｔｙｐｅ）情報、レイヤ番号（Ｌａｙｅｒ ｎｕｍｂｅｒ）情報を含む。また、セクタ情報は２ビットの領域タイプ（Ａｒｅａ ｔｙｐｅ）情報を含む。

例えば、上記セクタフォーマットタイプ情報が‘０ｂ’である場合、該当セクタ上に記録されたメインＡ／Ｖデータが線速度（ＣＬＶ：Ｃｏｎｓｔａｎｔ Ｌｉｎｅａｒ Ｖｅｌｏｃｉｔｙ）方式のフォーマットで再生または記録できることを示す。一方、上記セクタフォーマットタイプ情報が‘１ｂ’である場合には領域別に相異なる方式で再生または記録できることを示す。

また、上記トラッキング方法情報が‘０ｂ’である場合、ピット（Ｐｉｔ）基準のトラッキング動作を実行することを示す。一方、トラッキング方法情報が‘１ｂ’である場合、グルーブ（Ｇｒｏｏｖｅ）基準のトラッキング動作を実行することを示す。上記ディスク反射率情報が‘０ｂ’である場合、ディスク反射率が４０％より大きいことを示し、ディスク反射率情報が‘１ｂ’である場合ディスク反射率が４０％以下であることを示す。

一方で、上記領域タイプ情報が‘００ｂ’である場合現在の記録位置がデータ領域であることを示す。また、領域タイプ情報が‘０１ｂ’である場合、リードイン（ｌｅａｄ−ｉｎ）領域であることを示す。領域タイプ情報が‘１０ｂ’の場合、リードアウト（ｌｅａｄ−ｏｕｔ）を示し、領域タイプ情報が‘１１ｂ’の場合にはデュアルレイヤ（Ｄｕａｌ Ｌａｙｅｒ）光ディスク上の中間（Ｍｉｄｄｌｅ）領域であることを示す。上記データタイプ情報が‘０ｂ’である場合、該当セクタのメインＡ／Ｖデータが再生専用データであることを示す。一方、データタイプ情報が‘１ｂ’の場合、再生専用以外の他のデータであることを示す。

また、上記レイヤ番号情報が‘０ｂ’である場合、現在のディスクがシングルレイヤを有すること、または現在の記録層がデュアルレイヤ光ディスクの第１記録層（Ｌａｙｅｒ ０）であることを示す。一方、上記レイヤ番号情報が‘１ｂ’である場合、現在の記録層がデュアルレイヤ光ディスクの第２記録層（Ｌａｙｅｒ １）であることを示す。

これに相応して、上記のようなＤＶＤが装着された光ディスク装置では、上記セクタ情報に記録されたセクタフォーマットタイプ情報、トラッキング方法情報、ディスク反射率情報、データタイプ情報、レイヤ番号情報及び領域タイプ情報をそれぞれ読み出して、その読み出した情報に対応するデータ記録動作または再生動作を正常に実行する。

例えば、セクタフォーマットタイプ情報が線速度一定（ＣＬＶ：Ｃｏｎｓｔａｎｔ Ｌｉｎｅａｒ Ｖｅｌｏｃｉｔｙ）方式を示す情報であるか、または線速度がゾーン別に他の方式を示す情報であるかによって、データ記録または再生のためのサーボ制御が変わらなければならない。また、ディスク反射率情報によって読み出す信号のゲイン（Ｇａｉｎ）が変わらなければならない。さらに、レイヤ情報によってフォーカスサーボ制御が変わらなければならない。このように、上記付加情報によって記録または再生システムが変更されなければならない。

一方、書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ）または再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）等のような新しい高密度光ディスクに対する規格化作業が関連企業間で論議されている。しかし、上記ＤＶＤと現在論議されているブルーレイディスクのデータフォーマットは根本的に相異なっている。また、上記ＤＶＤに記録されたセクタ情報に対応する多様な情報を効率的かつ適合的に上記高密度光ディスクに記録することができるようにするための方法がない。したがって、そのような方法が強く要求されている。

本発明は上記のような問題を勘案してなされたものであって、本発明の目的は、書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ）または再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）等のような高密度光ディスクおよびその記録または再生方法であって、高密度光ディスクのバーストカッティング領域（Ｂｕｒｓｔ Ｃｕｔｔｉｎｇ Ａｒｅａ）に記録されるデータユニット（Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ）の特定情報フィールド内または高密度光ディスクに記録されるアドレスユニット（Ａｄｄｒｅｓｓ Ｕｎｉｔ）の１つのバイトの特定アドレスフィールド内に、上記ＤＶＤのセクタ情報に対応する多様な付加情報を效率的に記録して、上記高密度光ディスクが装着されるときまたはデータ記録動作または再生動作を実行するとき、その情報を読み出すことができるようにするものを提供することにある。

本発明の一態様において、本発明は、記録媒体にデータを記録し、または記録媒体から再生するために必要とされる制御情報を含むリードイン領域と、記録媒体の最内周領域であり、複数のデータユニットを含むバーストカッティング領域とを含み、少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報、およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含む付加情報が少なくとも１つのデータユニットに含まれ、データユニットは、４ローデータ（４ｒｏｗｓ ｄａｔａ）と４ローパリティー（４ｒｏｗｓ ｐａｒｉｔｙ）で構成され、１ローデータは、１バイト（ｂｙｔｅ）の同期（Ｓｙｎｃ）バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、１ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、前記リードイン領域内の前記制御情報は、前記バーストカッティング領域内の付加情報を含む高密度記録媒体を提供する。

また、本発明は、データを高密度記録媒体に記録し、または高密度記録媒体から再生する方法であって、少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報、およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含む、記録媒体のバーストカッティング領域の少なくとも１つのデータユニットに含まれた情報を識別するステップと、識別された情報に基づきデータ記録または再生動作を制御するステップとを含み、データユニットは、４ローデータと４ローパリティーで構成され、１ローデータは、１バイト（ｂｙｔｅ）の同期バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、１ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、記録媒体の最内周領域であるバーストカッティング領域の情報と等しい情報を含むリードイン領域をさらに含み、光ピックアップを移動してバーストカッティング領域に記録された情報を読出し、次いでバーストカッティング領域の情報を識別するステップをさらに含む方法を提供する。

本発明のさらなる理解を提供するために含まれる添付の図面は、本発明の好ましい実施形態を例示し、本記述と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。

異なる図において同じ符号により参照される本発明の特徴、要素、および態様は、１または複数の実施形態にかかる同じ、等価の、または類似の特徴、要素または態様を示す。

以下、本発明による高密度光ディスクおよびその記録または再生方法の好ましい実施形態を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。

本発明による高密度光ディスクは書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ）または再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）のうちいずれかとすることができる。

本発明による第１実施形態において、データ記録動作または再生動作を正常に実行するのに必要な多様な付加情報が上記高密度光ディスクのバーストカッティング領域（ＢＣＡ）に記録されることができる。

上記高密度光ディスクには、図３に示すようにＢＣＡが割り当てられる。上記ＢＣＡは高密度光ディスクが装着される場合光ディスク装置が最も先にアクセス（Ａｃｃｅｓｓ）する最内周領域である。ＢＣＡ上にはディスク複写防止のための暗号化情報等のような多様な情報がＢＣＡコード（ＢＣＡ−ｃｏｄｅ）の形式で記録される。

上記ＢＣＡに記録されるＢＣＡコードは、図４に示すように、複数のデータユニットが連続的に記録された構造を有する。データユニットは、１バイトの同期（Ｓｙｎｃ）フィールド及び４バイトの情報（Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）フィールドを含む４行データ（４ ｒｏｗｓ ｄａｔａ）と、１バイトの同期（Ｓｙｎｃ）フィールド及び４バイトのキャリア（Ｃａｒｒｉｅｒ）フィールドを含む４行パリティー（４ ｒｏｗｓ ｐａｒｉｔｙ）とで構成される。

上記データユニットのうち任意の１つの特定情報フィールド、例えば各データユニットの第１情報フィールド（Ｉ_０，０，Ｉ_０，１，Ｉ_０，２，Ｉ_０，３）には、図２を参照して前述したＤＶＤのセクタ情報に対応する多様な付加情報が記録されることができる。例えば、図５に示すように、再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）のＢＣＡに書き込まれたデータユニットのうち第１情報フィールド（Ｉ_０，０）には、２ビットのレイヤ数情報（ｂ７ｂ６＝Ｎｕｍｂｅｒ ｏｆ Ｌａｙｅｒｓ）、２ビットのディスク反射率情報（ｂ５ｂ４＝Ｒｅｆｌｅｃｔｉｖｉｔｙ）、１ビットの未使用領域（ｂ３＝ｒｅｓｅｒｖｅｄ）、１ビットのアプリケーションインジケータ情報（ｂ２＝Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｉｎｄｉｃａｔｏｒ）、２ビットのデータユニットシーケンス番号情報（ｂ１ｂ０＝Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ Ｓｅｑｕｅｎｃｅ Ｎｕｍｂｅｒ）が記録されることができる。

この場合、上記２ビットのレイヤ数情報（Ｎｕｍｂｅｒ−ｏｆ−Ｌａｙｅｒｓ）‘ｂ７ｂ６’が‘００ｂ’である場合、該当する光ディスクが１つのレイヤ、すなわちシングル（Ｓｉｎｇｌｅ）レイヤ構造であることを示す。また、レイヤ数情報‘ｂ７ｂ６’が‘０１ｂ’である場合、該当する光ディスクがデュアル（Ｄｕａｌ）レイヤ構造であることを示す。一方、レイヤ数情報‘ｂ７ｂ６’が‘１０ｂ’または‘１１ｂ’である場合、それぞれ該当する光ディスクが第３記録層（Ｌａｙｅｒ ２）を有する三層構造、または第４記録層（Ｌａｙｅｒ ３）を有する四層構造であることを示す。

上記２ビットのディスク反射率情報‘ｂ５ｂ４’が‘００ｂ’である場合、ディスク反射率が第１の所定基準値より低いロー（Ｌｏｗ）状態であることを示す。一方、ディスク反射率情報‘ｂ５ｂ４’が‘０１ｂ’である場合、ディスク反射率が第１の所定基準値より第２の所定基準値より低い中間（Ｍｉｄｄｌｅ）状態であることを示し、ディスク反射率情報‘ｂ５ｂ４’が‘１０ｂ’である場合、ディスク反射率が第２の所定基準値より高いハイ（Ｈｉｇｈ）状態であることを示す。

参考までに、書換可能ブルーレイディスクまたは再生専用ブルーレイディスクの記録密度は一般のＤＶＤに比べて約５倍程度さらに高い。このような高記録密度のため、書換可能ブルーレイディスクまたは再生専用ブルーレイディスクの場合は上記のようにディスク反射率情報を２ビットに割り当てて細分化することができる。したがって、データ記録及び再生動作の間、より適合した光パワー調節（ＯＰＣ）及び自動利得調節（ＡＧＣ）動作が可能になる。

上記１ビットのアプリケーションインジケータ情報（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｉｎｄｉｃａｔｏｒ）‘ｂ２’が‘０ｂ’である場合、複写防止システムの不使用を示す。一方、アプリケーションインジケータ情報‘ｂ２’が‘１ｂ’である場合、複写防止システムの使用を示す。

また、上記２ビットのデータユニットシーケンス番号情報（Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ Ｓｅｑｕｅｎｃｅ Ｎｕｍｂｅｒ）‘ｂ１ｂ０’が‘００ｂ’である場合、該当データユニットの番号が‘Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ ０’であることを示す。データユニットシーケンス番号情報‘ｂ１ｂ０’が‘０１ｂ’である場合、該当データユニットの番号が‘Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ １’であることを示す。データユニットシーケンス番号情報‘ｂ１ｂ０’が‘１０ｂ’である場合、該当データユニットの番号が‘Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ２’であることを示す。データユニットシーケンス番号情報‘ｂ１ｂ０’が‘１１ｂ’である場合、該当データユニットの番号が‘Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ３’であることを示す。

さらに、上記情報以外に上記光ディスクの再生制限情報（Ｒｅｇｉｏｎａｌ Ｐｌａｙ ｂａｃｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）が記録されることができる（図示せず）。上記再生制限情報が記録された光ディスクは特定光記録／再生装置で再生することができない。

上記２ビットのレイヤ情報（Ｌａｙｅｒ）は、図６に示すように、ディスクタイプ情報（Ｄｉｓｃ Ｔｙｐｅ）で代替することができる。例えば上記ディスクタイプ情報‘ｂ７ｂ６’が‘００ｂ’である場合、ディスクのタイプが再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）であることを示す。また、ディスクタイプ情報‘ｂ７ｂ６’が ‘０１ｂ’である場合、記録可能ブルーレイディスク（ＢＤ−Ｒ）であることを示し、ディスクタイプ情報‘ｂ７ｂ６’が‘１０ｂ’である場合、書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ）であることを示す。

また、上記付加情報が安定的に読み出すために、各データユニットの残りの情報フィールド（Ｉ_ｎ，１〜Ｉ_ｎ，１５，ｎ＝０，１２，３）にＤＶＤのセクタ情報に対応する多様な付加情報を反復記録することができる。

本発明による第２の実施形態で、データ記録動作または再生動作を正常に実行するのに必要な多様な付加情報が上記高密度光ディスクに記録されるアドレスユニット内に記録されることもできる。

上記高密度光ディスクには、図７に示すように、１６アドレスＸ９行（Ｒｏｗ）バイトのサイズを有するアドレスユニットが記録される。上記アドレスユニットのうち任意の一つの特定バイト、例えば１バイトのサイズを有する行バイト番号４のアドレスフィールド番号Ｓ（ＡＦ_４，Ｓ，Ｓ＝０，１，・・・，１５）には図２に関して前述したＤＶＤのセクタ情報に対応する多様な付加情報が記録される。

図８に示すように、上記行バイト番号４のアドレスフィールド番号Ｓ（ＡＦ_４，Ｓ，Ｓ＝０，１，・・・，１５）には、それぞれ２ビットのディスク反射率情報、ゾーンタイプ情報（Ｚｏｎｅ ｔｙｐｅ）、データタイプ情報（Ｄａｔａ ｔｙｐｅ）及びディスクタイプ情報が記録されることができる。ここで、ディスク反射率情報とディスクタイプ情報は前述した内容と同一である。

上記ゾーンタイプ情報が‘００ｂ’である場合、現在の位置がデータゾーン（Ｄａｔａ Ｚｏｎｅ）であることを示す。ゾーンタイプ情報が‘０１ｂ’である場合、インナーゾーン（Ｉｎｎｅｒ ｚｏｎｅ）であることを示し、ゾーンタイプ情報が‘１０ｂ’である場合、アウターゾーン（Ｏｕｔｅｒ ｚｏｎｅ）であることを示す。上記ゾーンタイプ情報は、物理的ＡＤＩＰ（Ａｄｄｒｅｓｓ Ｉｎ Ｐｒｅ−ｇｒｏｏｖｅ）アドレスに含まれて記録されるレイヤ番号情報（Ｌａｙｅｒ ｎｕｍｂｅｒ）とリンクされる。

例えば、上記レイヤ番号情報に基づいて、現在の記録層がデュアルレイヤのうち第１記録層であると判別された状態で、上記ゾーンタイプ情報がインナーゾーンであることを示す‘０１ｂ’の場合、現在の記録位置は第１記録層のリードインゾーンに対応する。一方、現在の記録層がデュアルレイヤのうち第２記録層であると判別された状態で上記ゾーンタイプ情報がインナー領域であることを示す‘０１ｂ’の場合には、現在の記録位置が第２記録層のリードアウトゾーンに該当する。

上記データタイプ情報が‘００ｂ’である場合、該当メインＡ／Ｖデータが再生専用データであることを示す。また、データタイプ情報が‘０１ｂ’である場合、記録可能なデータであることを示す。データタイプ情報が ‘１０ｂ’である場合、書換可能なデータであることを示す。

また、上記ディスクタイプ情報が‘００ｂ’の場合、該当光ディスクが再生専用光ディスクであることを示す。ディスクタイプ情報が‘０１ｂ’の場合、記録可能光ディスクであることを示し、ディスクタイプ情報が‘１０ｂ’の場合、書換可能光ディスクであることを示す。

上記データタイプ情報の代わりに、物理的ＡＤＩＰアドレスに含まれて記録されるレイヤ番号情報とは別に、現在の記録層を示すための２ビットのレイヤ情報が記録されることもできる。レイヤ情報が‘００ｂ’である場合、現在の記録層が第１記録層（Ｌａｙｅｒ ０）であることを示す。また、レイヤ情報が‘０１ｂ’である場合、第２記録層（Ｌａｙｅｒ １）であることを示す。レイヤ情報が‘１０ｂ’である場合、第３記録層であることを示す。一方、レイヤ情報が‘１１ｂ’である場合、第４記録層（Ｌａｙｅｒ ３）を示す。あるいはまた、上記レイヤ情報は現在ディスクに含まれた記録層の数を示すこともできる。

本発明で例示した付加情報を上記レイヤ番号情報とリンクした状態で、記録または再生動作を実行するとき所望の制御を実行することもできる。例えば各記録層毎にトラッキング制御方法、反射率、データタイプなどが違う場合があるので、各記録層毎に上記付加情報に基づく制御を実行することによって安定した記録または再生動作を実現できる。

図１０に示すように、光ピックアップ１１、ＶＤＲ（Ｖｉｄｅｏ Ｄｉｓｃ Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ）システム１２及びエンコーダ１３を含む光ディスク装置内に本発明の第１実施形態による書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ）または再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）などが装着される場合、上記光ディスク装置では、ＢＣＡを優先的にアクセスして各データユニットの第１情報フィールド内に記録されたディスク反射率情報を読み出して、光パワー調節（ＯＰＣ）及び自動利得調節（ＡＧＣ）動作を実行する。また、光ディスク装置は、上記データユニットの第１情報フィールド内に記録されたディスクレイヤ情報（Ｌａｙｅｒ）またはディスクタイプ情報などを読み出して、その読み出した情報に基づくデータ記録動作または再生動作を正常に実行する。

一方、本発明の他の実施形態による書換可能ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＥ）または再生専用ブルーレイディスク（ＢＤ−ＲＯＭ）が光ディスク装置に装着される場合、この光ディスク装置では、データの記録または再生動作実行途中に上記アドレスユニット内に記録されたディスク反射率情報、ゾーンタイプ情報、データタイプ情報及びディスクタイプ情報を読み出して、その読み出した情報に基づくデータ記録動作または再生動作を正常に実行する。

また、上記の実施形態による方法以外にも、本発明における付加情報をディスク上のデータ領域の前の位置（ｌｅａｄｉｎｇ ｐｏｓｉｔｉｏｎ）に記録されるファイルシステムデータまたはナビゲーションデータに含まれて記録されることができる。この方法は、本発明の第１または第２の実施形態と組み合わせ、それにより付加情報をデータ領域の前の位置（ｌｅａｄｉｎｇ ｐｏｓｉｔｉｏｎ）及びＢＣＡまたはアドレスユニット内の両方に記録する場合、データ記録または再生の前及び／または間に上記情報を利用して所望の制御を実行することができる。

上記の説明から明らかなように、本発明は、最適の光パワー調節及び自動利得調節または現在位置確認が可能になり、またディスクタイプに対応する正常的なデータ記録動作または再生動作が可能になる高密度光ディスクおよびその記録または再生方法を提供する。

本発明の上記好ましい実施形態は例示の目的のために開示されたものであって、当業者ならば添付された特許請求範囲に開示された本発明の技術的範囲及び技術的思想から外れることなく、多様な改良、変更、付加および代替が可能であることを理解するであろう。

一般的なＤＶＤのデータフレーム（Ｄａｔａ Ｆｒａｍｅ）の構成を概略的に示す図である。 一般的なＤＶＤのセクタ情報（Ｓｅｃｔｏｒ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）の構成を概略的に示す図である。 本発明による高密度光ディスクのバーストカッティング領域（ＢＣＡ）を概略的に示す図である。 本発明の実施形態による高密度光ディスクのデータユニットの構成を概略的に示す図である。 本発明の第１の実施形態による高密度光ディスクの特定情報フィールド（Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｆｉｅｌｄ）の構成を概略的に示す図である。 本発明の第１の実施形態による高密度光ディスクの特定情報フィールドの構成を概略的に示す図である。 本発明の第２の実施形態による高密度光ディスクのアドレスユニットの構成を概略的に示す図である。 本発明の第２の実施形態による高密度光ディスクの特定アドレスフィールド（Ａｄｄｒｅｓｓ Ｆｉｅｌｄ）の構成を示す図である。 本発明の第１または第２の実施形態による高密度光ディスクの物理的ＡＤＩＰアドレスの構成を概略的に示す図である。 本発明の第１または第２の実施形態による高密度光ディスクにデータを記録しまたは高密度光ディスクに記録されたデータを再生するための光ディスク装置の構成を概略的に示す図である。

Claims (22)

1. 記録媒体にデータを記録し、または前記記録媒体から再生するために必要とされる制御情報を含むリードイン領域と、
   前記記録媒体の最内周領域であり、複数のデータユニットを含むバーストカッティング領域とを含み、
   少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報、およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含む付加情報が少なくとも１つのデータユニットに含まれ、
   前記データユニットは、
   ４ローデータ（４ｒｏｗｓ ｄａｔａ）と４ローパリティー（４ｒｏｗｓ ｐａｒｉｔｙ）で構成され、
   １ローデータは、１バイト（ｂｙｔｅ）の同期（Ｓｙｎｃ）バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、
   １ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、
   前記リードイン領域内の前記制御情報は、前記バーストカッティング領域内の付加情報を含むことを特徴とする高密度記録媒体。
2. 各データユニットに同期情報が先行することを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
3. 前記付加情報は、第１のデータユニットに記録されることを特徴とする請求項２に記載の高密度記録媒体。
4. 前記付加情報は、各データユニットに反復記録されていることを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
5. 前記制御情報を有するリードアウト領域をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
6. 前記レイヤ情報は、前記記録媒体に含まれたレイヤの数を示す情報であることを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
7. 前記付加情報は、コピー保護システムのための使用を示すアプリケーションインジケータをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
8. 前記付加情報は反射率情報をさらに含み、前記反射率情報は前記記録媒体の反射率を示すことを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
9. 前記反射率情報は、データ記録または再生動作が実行されるときに光パワー調節または自動利得調節のために必要な情報であることを特徴とする請求項８に記載の高密度記録媒体。
10. 前記データユニットは複数の情報バイトを含み、前記媒体タイプ情報は少なくとも１つの情報バイトに含まれることを特徴とする請求項１に記載の高密度記録媒体。
11. 前記媒体タイプ情報は、各データユニットの第１の情報バイトに含まれることを特徴とする請求項１０に記載の高密度記録媒体。
12. データを高密度記録媒体に記録し、または前記高密度記録媒体から再生する方法であって、
    少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報、およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含む、前記記録媒体のバーストカッティング領域の少なくとも１つのデータユニットに含まれた情報を識別するステップと、
    前記識別された情報に基づきデータ記録または再生動作を制御するステップとを含み、
    前記データユニットは、
    ４ローデータと４ローパリティーで構成され、
    １ローデータは、１バイト（ｂｙｔｅ）の同期バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、
    １ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、
    前記記録媒体は、該記録媒体の最内周領域である前記バーストカッティング領域の前記情報と等しい情報を含むリードイン領域をさらに含み、
    光ピックアップを移動して前記バーストカッティング領域に記録された前記情報を読出し、次いで前記バーストカッティング領域の情報を識別するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
13. 高密度記録媒体にデータを記録し、または前記高密度記録媒体から再生する方法であって、
    前記記録媒体のバーストカッティング領域に含まれた情報を読出すステップであって、前記バーストカッティング領域は前記記録媒体の最内周領域であり、複数のデータユニットを含み、前記情報は少なくとも１つのデータユニットに含まれかつ少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含むステップと、
    前記読み出された情報に基づきデータ記録または再生動作を制御するステップとを含み、
    前記データユニットは、
    ４ローデータと４ローパリティーで構成され、
    １ローデータは、１バイト（ｂｙｔｅ）の同期バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、
    １ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、
    前記記録媒体は前記バーストカッティング領域の前記情報と等しい情報を含むリードイン領域を含み、
    光ピックアップを移動して前記バーストカッティング領域に記録された情報を最初に読み出すことを特徴とする方法。
14. 各データユニットは複数の情報バイトを含み、前記情報は前記データユニットの少なくとも１つの情報バイトに含まれることを特徴とする請求項１３に記載の方法。
15. 前記レイヤ情報は前記記録媒体に含まれたレイヤの数を示すことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
16. 前記情報を識別するための少なくとも１つのデータユニットに含まれた読出し情報を処理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
17. 前記情報は各データユニットに繰返し含まれ、前記処理するステップで、各データユニットに含まれた前記読出し情報を処理して前記情報を識別することを特徴とする請求項１６に記載の方法。
18. 前記情報は前記記録媒体の反射率情報を含み、それにより記録または再生動作のための光パワーまたは自動利得を調節することを特徴とする請求項１３に記載の方法。
19. 前記読み出すステップで、好ましくは、前記記録媒体が記録または再生装置に装着された場合に前記情報を読み出すことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
20. 前記読み出すステップで、データを前記記録媒体に記録し、または前記記録媒体から再生するための初期段階で前記情報を読み出すことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
21. 付加情報が記録された高密度記録媒体に記録されたデータを再生するための装置において、
    前記付加情報は、前記高密度記録媒体のバーストカッティング領域（ＢＣＡ)の少なくとも１つのデータユニットに含まれて、少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報、およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含み、
    前記データユニットは、
    ４ローデータと４ローパリティーで構成され、
    １ローデータは、１バイトの同期バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、
    １ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、
    前記装置は、前記高密度記録媒体の最内周領域であるバーストカッティング領域（ＢＣＡ)をアクセスして、前記データユニットに記録された付加情報を読み、読み出された付加情報に相応するデータ再生動作を遂行し、
    前記高密度記録媒体は、
    前記データの再生のために要する制御情報が記録されたリードイン領域を含み、前記リードイン領域内の前記制御情報は、前記バーストカッティング領域内の付加情報を含むことを特徴とする装置。
22. 付加情報が記録された高密度記録媒体にデータを記録するための装置において、
    前記付加情報は、前記高密度記録媒体のＢＣＡの少なくとも１つのデータユニットに含まれて、少なくとも媒体タイプ情報、レイヤ情報、およびデータユニットを識別するためのシーケンス番号を含み、
    前記データユニットは、
    ４ローデータと４ローパリティーで構成され、
    １ローデータは、１バイトの同期バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、
    １ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトの情報バイトで構成され、
    １ローパリティーは、１バイトの同期バイト及び４バイトのパリティーバイトで構成され、
    前記装置は、前記高密度記録媒体の最内周領域であるバーストカッティング領域（ＢＣＡ)をアクセスして、前記データユニットに記録された付加情報を読み、読み出された付加情報に相応するデータ記録動作を遂行し、
    前記高密度記録媒体は、
    前記データの再生のために要する制御情報が記録されたリードイン領域を含み、前記リードイン領域内の前記制御情報は、前記バーストカッティング領域内の付加情報を含むことを特徴とする装置。

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