JP3456781B2 - 磁気記録再生装置の復調回路 - Google Patents

磁気記録再生装置の復調回路

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JP3456781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置の復調
回路に関し、特に、磁気ディスク装置の復調回路のハー
ドウエアの構成を簡単にしてヘッドから再生される再生
信号を復調する磁気記録再生装置の復調回路に関する。
近年、磁気ディスク装置において、ヘッドからの再生信
号の復調に、パーシャルレスポンス (PR) と最尤検出
方式 (ML:Maximum Likelihood Detection)を用いた復
調回路が実用化されつつある。
【0002】
【従来の技術】図25(a) は従来の磁気ディスク装置の
全体構成を示すものである。磁気ディスク1の上には環
状に複数本のトラックが形成されており、このトラック
にデータが書き込まれる。ヘッド2はこのトラックへの
データの書き込み、およびトラックからのデータの読み
出しを行うものであり、サーボ回路90によって磁気デ
ィスク1上の位置決めが行われると共に、データを書き
込む際の書き込み回路と読み出したデータ信号を増幅す
る増幅器を備えたヘッドIC91に接続されている。こ
のヘッドIC91にはトラック情報、ゾーン情報、ヘッ
ド情報を扱う読み書き回路92が接続されている。そし
て、サーボ回路90と読み書き回路92は制御回路93
によってその動作が制御されるようになっている。
【0003】図25(b) は以上のように構成される従来
の磁気ディスク装置に用いられている復調回路の構成例
を示すものである。磁気ディスク1上に記録された信号
はヘッド2により再生され、その再生信号は増幅器3と
低域通過フィルタ4を通り、等化器5で等化された後に
検出器6に送られる。磁気ディスク装置において、実用
化されつつあるパーシャルレスポンスと最尤検出法を用
いたPRML方式も同様の構成である。
【0004】その中で、最も一般的なものはPR4ML
(パーシャル・レスポンス・クラス4を用いた最尤検出
法)である。磁気記録系は、データのビット周期分の遅
延をDとして表した時に、一般に1−D(ステップ応答
は1)と見なされる。また、等化器としては1+Dが用
いられるため、その等化出力は1−D2 となりクラス4
のパーシャルレスポンスと見なされる。さらに、検出器
では最尤検出法(一般にはビタビ検出器を基本とする)
が用いられ、1−D2 の等化信号を用いてデータを検出
する。
【0005】ただし、厳密には磁気記録におけるステッ
プ応答(ただ1つの磁化反転をヘッドにより再生した波
形である孤立波形)は、余分な符号間干渉を持つため、
1ではない。そこで、等化器では余分な符号間干渉の除
去も行なわれる。PRMLはパーシャルレスポンスのク
ラス(等化波形)によって性能が異なることが知られて
いる。そこで本発明者らは「ビタビ復調制御方式」(特
願平2−411925号)及び、「次数可変等化器を含
むビタビ復調システム」( "Viterbi Decoding System
Including Variable-Order Equalizer" 米国特許番号5
287385号)において、1個の等化器でパーシャル
レスポンスのクラス〔(1−D)(1+D)n における
次数n〕を切り替え、それに応じてビタビ検出器のリフ
ァレンス(仮定値)を切り替える事によって、最適な等
化検出を行う方式を既に示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーシ
ャルレスポンスに併用する最尤検出法におけるビタビ検
出器の回路規模は、前述のパーシャルレスポンスの次数
nに対して指数関数的に増加し、本発明者らの提案の方
式では、その次数nの最大値で復調回路を設計する必要
があるため、回路規模や消費電力が増大するという問題
があった。
【0007】そこで、本発明はパーシャルレスポンスと
最尤検出法を用いた磁気記録再生装置の復調回路におい
て、パーシャルレスポンスの次数nが増えても復調回路
の回路規模や消費電力を増大させることのない磁気記録
再生装置の復調回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態を図1(a) に、第2の形態を図1(b)
に、第3の形態を図2に示す。本発明の第1の形態の磁
気記録再生装置の復調回路は、図1(a) に示すように、
磁気記録媒体1上に記録されたデータをヘッド2により
再生し、その再生信号から元のデータを復調する磁気記
録再生装置の復調回路であって、再生信号の増幅回路
3、低域通過フィルタ4、等化器5、および最尤検出器
6を備えるものにおいて、異なる等化目標波形に合わせ
て用意された等化器5と、この等化器5から出力される
等化波形に応じて等化器5に直列に接続された最尤検出
器6の組8を、低域通過フィルタ4の出力段に複数組並
列に接続すると共に、これら複数組の等化器5と最尤
出器6の組8の出力の何れかを選択するための切り替え
制御手段7を設け、等化器5と最尤検出器6の組8から
の検出データを検出器出力としてただ1つ選択するよう
に構成したことを特徴としている。
【0009】本発明の第2の形態の磁気記録再生装置の
復調回路は、図1(b) に示すように、磁気記録媒体1上
に記録されたデータをヘッド2により再生し、その再生
信号から元のデータを復調する磁気記録再生装置の復調
回路であって、再生信号の増幅回路3、低域通過フィル
タ4、等化器5、および最尤検出器6を備えるものにお
いて、特性の異なる2種類以上の等化波形を生成できる
等化器5′と、この等化器5′から出力される等化波形
に応じて等化器5′の後段に複数個の最尤検出器6を並
列に接続すると共に、これら複数個の最尤検出器6の出
力の何れかを選択するための切り替え制御手段7を設
け、各最尤検出器6からの検出データを検出器出力とし
てただ1つ選択するように構成したことを特徴としてい
る。
【0010】本発明の第3の形態の磁気記録再生装置の
復調回路は、図2に示すように、磁気記録媒体1上に記
録されたデータをヘッド2により再生し、その再生信号
から元のデータを復調する磁気記録再生装置の復調回路
であって、再生信号の増幅回路3、低域通過フィルタ
4、等化器5、および最尤検出器6を備え、再生信号の
周波数特性がR(f) として表せ、複数n個の等化目標波
形の周波数特性がG(f)*Hi (f) (i=1, 2, 3,……n)
として表せる磁気記録再生装置の復調回路において、等
化器5を1個の前段等化器5Aと複数n個の後段等化器
5Bに分割し、前段等化器5AはG(f)/R(f) となる特
性を持つように構成し、後段等化器5Bは、Hi(f)(i=
1, 2, 3,……n)となる特性を持つように構成すると共
に、各後段等化器5Bには最尤検出器6を接続して後段
等化器5Bと最尤検出器6の組8′を作り、これらの組
8′を前記前段等化器5Aの出力段に並列に接続し、各
最尤検出器6の出力は切り替え制御手段7に接続して、
最尤検出器6からの検出データを検出器出力としてた
だ1つ選択するように構成したことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明の磁気記録再生装置の復調回路によれ
ば、等化器または最尤検出器を異なる等化目標波形に合
わせて複数個並列に用意して、等化目標波形に合わせて
切り換えるようにしたので、各等化器や最尤検出器の回
路規模が等化目標波形に応じた必要最小限の個数にする
ことができ、パーシャルレスポンスの次数nが増えても
復調回路の回路規模を増大させることがないという効果
がある。
【0012】そして、それぞれの等化最尤検出器は
独立であるため、選択されない不要な回路の動作を停止
させることにより、消費電力の増加を抑えることが可能
である。また、磁気ディスク装置に見られる規格化線密
度の変化に対して、最適な等化・検出法が行えるため、
所要S/Nを低くすることが可能である。あるいは、同
じS/Nで規格化線密度を上げることが可能である。
【0013】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明するが、説明を判りやすくするために、図1,図
2における構成部材と同じ構成部材には同じ符号を付し
て説明する。図3は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック構成図である。図3において、1は磁気記録媒
体である磁気ディスク、2はヘッド、3は増幅回路、4
は低域通過フィルタ、5a,5bは等化器、6a,6b
最尤検出器(なお、実施例中では特に断らなければ、
検出器は最尤検出器を示すものとする)、7は切り替え
制御回路、70は切り替えスイッチである。ヘッド2に
より磁気ディスク1から再生された信号は増幅器3で増
幅され、低域通過フィルタ4でノイズ成分を除かれ、分
岐されて等化器5a,5bに入力される。等化器5a,
5bの等化出力はそれぞれ検出器6a,6bに入力さ
れ、それぞれの検出器出力がスイッチ70に入力され
る。スイッチ70の切り替え動作および等化器5a,5
bと検出器6a,6bの動作は切り替え制御回路7から
の切り替え制御信号によって行われる。
【0014】このように、第1の実施例では、2組の等
化器5a,5bと検出器6a,6bとが設けられてお
り、切り替え制御回路7からの切り替え制御信号により
スイッチ70が切り替えられ、最適な等化検出法の検出
データが選択される。例えば、等化器5aと検出器6a
はn=1(クラス4:PR4ML)の等化・検出を行う
回路とし、等化器5bと検出器6bはn=2(拡張クラ
ス4:EPR4ML)の等化・検出を行う回路とすれば
良い。この時、切り替え制御信号によって選択されない
等化・検出器は、同じく切り替え制御信号によってその
動作を停止させるようにすれば、平均的な消費電力を低
減することが可能となる。
【0015】PR4ML(n=1)とEPR4ML(n
=2)の切り替え方式についての具体的な実施例とし
て、本発明者らは既に1993年11月発行のIEEE
の磁気学協会の会報誌第29巻No.6「PRMLとE
PRMLを含むビタビ検出器」( "Viterbi Detector I
ncluding PRML and EPRML", IEEE Transactions on Ma
gnetics, Vol.29, No.6, Nov. 1993)において発表し
た。
【0016】図4はこの会報誌に記載されたPR4ML
とEPR4MLの波形の比較を示すものである。また、
この会報誌に記載された回路構成を図5に示す。ビタビ
検出器90は、等化器89からの検出器入力信号(等化
信号)yと、仮定値演算器91からの仮定値aとの二乗
計算を二乗誤差演算器92で行い、ACS回路93で、
現時点での二乗誤差とその前の時刻までの累積二乗誤差
(メトリック値)との加算を行い、続いて、それらメト
リックの大小比較を行い、最後に小さい(正しい)メト
リックを選択する。また、パスメモリ95では、正しい
メトリックに対応した仮定データ(コード)を記憶し、
選別して出力する。一方、正規化回路94ではメトリッ
クのオーバフローを避けるための正規化を行うためのも
のである。
【0017】以下に示す表は、この図5に用いたビタビ
検出器と、本発明の第1の実施例である図3の検出器6
a,6b(検出器6aをPR4ML、検出器6bをEP
R4MLの等化・検出を行う独立回路とした場合)の回
路規模(ゲートは 2入力NAND相当) と消費電力を示した
ものである。但し、消費電力は回路規模から見積もった
計算値である。
【0018】
【表1】
【0019】なお、PR4MLにおいては、1972年
2月発行のベルシステム技術ジャーナル第51巻No.
2にM.J.ファーグソンが投稿した「2進パーシャル
レスポンス系の最適受信」〔"Optimal Reception for B
inary Partial Response Channels",M.J.Ferguson, The
Bell System Technical Journal, vol. 51, No.2, Fe
b. , 1972〕に示されているような、ビタビ検出器の簡
略方法を適用した場合である。さらに、この簡略法では
信号を1つ置きに2系列に分け、検出可能であるため、
内部回路の処理速度は50Mb/sとして計算した値である。
【0020】また、EPR4MLにおいては、1991
年にK.J.クヌードソンが発表した「EPR4系の最
尤検出器の動的スレショルドの遂行」〔"Dynamic Thres
holdImplementation of The Maximum-Likelihood Detec
tor for The EPR4 Channel", Kelly J. Knundson, GLOB
ECOM'91,60B.1.1, pp.2135-2139, 1991〕に示されてい
る簡略法を適用した場合である。
【0021】そして、図3の回路の消費電力はそれぞれ
の検出器6a,6bが選択される割合が1/2として平
均を求めている。この表から分かるように、個々の検出
器6a,6bにおいて、それぞれの方式に合った簡略設
計を行う事により、回路規模の低減を図ることが可能で
ある。また、回路規模の簡略化と選択されない検出器の
動作を停止させることにより、第1の実施例の磁気記録
再生装置の復調回路では消費電力を大幅に低減すること
が可能となる。
【0022】図6(a) は規格化線密度の定義を説明する
ものであり、図6(b) はPR4MLとEPR4MLそれ
ぞれの等化・検出法の特性を示したものであり、横軸は
規格化線密度、縦軸は所要S/Nを示している。規格化
線密度は、図6(a) に示すように、孤立波形(ただ1つ
の磁化反転をヘッドにより再生し、他から干渉の無い波
形)の半値幅T50とデータのビット周期Tb との比T50
/Tbで表される。縦軸の所要S/Nは、ある誤り率
(例えば10-9) を得るために、等化・検出器が必要とす
るSN比である。
【0023】従って、図6(b) の場合、規格化線密度の
値kP を境に、それ以下の規格化線密度では、図3に示
した等化器5aと検出器6aの組の特性が良く、それ以
上では図3に示した等化器5bと検出器6bの組の特性
が優れていることが分かる。よって、この規格化線密度
P を境に図3に示した等化器5aと検出器6aの組
と、等化器5bと検出器6bの組を切り替えれば、所要
S/Nの値を小さくすることができる。なお、図6(b)
に示す破線は等化器と検出器の組を更に1組設けた場合
の規格化線密度と所要S/Nの特性を示すものである。
【0024】一方、磁気ディスク装置の転送速度を一定
とした場合、図7(a) に示すように、ディスク1の内周
と外周では、線速度が異なるため、一定のデータを記録
する長さが異なる。従って、図7(b) に示すように規格
化線密度はディスク1の内周では大きく、外周では小さ
い。そこで、半径位置rp (トラック位置)を境に、そ
れよりも内側では図3に示した等化器5bと検出器6b
の組を選択し、それよりも外側の場合には図3に示した
等化器5aと検出器6aの組を選択する。半径位置(ト
ラック位置)の認識はディスク制御回路からのトラック
情報を用いることにより容易に可能である。
【0025】また、最近では記憶容量を増加する目的か
らゾーン・ビット・レコーディング(ZBR)が採用さ
れている。このZBRでは、図8(a) に示すように、デ
ィスク1がいくつかのゾーンに分けられ、ゾーン毎に転
送速度が異なる。図8(b) に示す点線のように、データ
の記録密度を一定とした場合、ディスク1の外周になる
に従ってS/Nは低くなる。これは転送速度が上がり、
帯域が拡がるためである。そのため、S/Nの低下をあ
る程度抑え、転送速度をゾーン毎に切り替えた場合、S
/Nは図8(b) の実線のようになる。また、このときの
規格化線密度は図8(c) に示すようになる。
【0026】そこで、図8(c) に示す規格化線密度kP
に相当する付近のゾーンの切り替え点zP を境に、それ
よりも内側では図3に示した等化器5bと検出器6bの
組を選択し、それよりも外側の場合には図3に示した等
化器5aと検出器6aの組を選択する。この場合のゾー
ンの認識もディスク制御回路からのトラック情報を用い
ることにより容易に可能である。
【0027】更に、規格化線密度は半径位置(トラッ
ク)や転送速度だけでなく、ヘッドの特性によっても変
化する。図9はヘッドのばらつきによる規格化線密度の
様子を示したものである。従って、同じ規格化線密度k
P で切り替える場合でも、実際の切り替えを行う半径位
置は異なる。そこで、予めヘッドの半値幅を測定し、図
9に示す切り替え位置rp (トラック位置)とrp ' を
図10に示すように切り替え制御回路7に記憶させてお
き、トラック情報とヘッド情報から切り替え信号を生成
する方法を採用すれば、この問題は解決できる。
【0028】なお、ここでは、切り替えの条件として規
格化線密度のみを例に挙げたが、他の環境により切り替
えの条件は変わる。例えば、クラス4(PR4ML)の
検出器は拡張クラス4(EPR4ML)に比べ、高速化
が可能である。そこで、高速のデータ転送を行う場合に
はクラス4を用い、低速のデータ転送を行う場合には拡
張クラス4を用いる方式も可能である。
【0029】また、本発明はPRMLのみに限定される
ものでは無く、従来のピーク検出器やトレリス符号を用
いたビタビ検出器などへの適用も可能である。図11は
本発明の第2の実施例の構成を示すものである。この第
2の実施例が45に示した第1の実施例の磁気記録再生
装置の復調回路と異なる点は、等化器に所望の波形が切
り替えられる目標可変等化器5′を用いた点である。こ
のため、図3に示した複数個の等化器5a,5bが1個
に共通化することができる。そして、検出器6a,6b
はこの目標可変等化器5′の出力側に並列に設けられ、
その出力が切り替え制御回路7によって切り換わる切り
替えスイッチ70に接続されている。
【0030】図12はこの目標可変等化器5′をトラン
スバーサル・フィルタで構成した実施例を示すものであ
る。この実施例のトランスバーサル・フィルタは、一般
のトランスバーサル・フィルタと同様に、ビット周期
(サンプル周期)と同じ時間分の遅延回路21、遅延信
号をタップ係数倍するための乗算器22、及びそれぞれ
の乗算出力を足し合わせるための加算器23を備えてい
る。そして、この実施例では更に、それぞれの目標の波
形に等化するためのタップ係数がテーブルとして記憶さ
れているタップ係数テーブル24が設けられている。こ
のタップ係数テーブル24からのタップ係数は各乗算器
22に入力され、図11に示した切り替え制御回路7か
らの切り替え制御信号により、一連のタップ係数が選択
されて乗算器22に与えられる。
【0031】このタップ係数は目標波形だけでなく、規
格化線密度(厳密には孤立波形)により異なる。従っ
て、予め孤立波形を測定し、これに適応させたタップ係
数を求める必要がある。図13は図12の目標可変等化
器を適応型等化器とした場合の実施例を示すものであ
る。この実施例では、タップ係数テーブル24の代わり
に、それぞれの目標の波形を記憶する目標波形テーブル
25と、二乗誤差計算回路26と、タップ係数計算回路
27とが設けられている。二乗誤差計算回路26は加算
器23の等化出力と目標波形テーブル25からの目標波
形との二乗誤差を計算してタップ係数計算回路27に送
る。タップ係数計算回路27はこの目標波形との二乗誤
差によりタップ係数を計算、変更し、乗算器22に出力
する。このように、この実施例では乗算器22、加算器
23、二乗誤差計算回路26、及びタップ係数計算回路
27が閉ループを構成している。従って、図11に示し
た切り替え制御回路7からの切り替え制御信号により、
目標波形テーブル25から出力される目標波形を切り替
えることにより、所望の波形に等化することが可能とな
る。
【0032】ところで、本発明者らは1ビット周期の遅
延時間をDとして、パーシャルレスポンス方式の(1+
D)n の等化を行う波形等化器において、等化制御構成
を簡素化し、且つクロック信号の抽出を容易にするため
に、等化器を前段等化器と後段等化器に分割し、前段等
化器で(1+D)の等化を行い、それに続く後段等化器
で(1+D)n-1 の等化を行う方式を示した(特開平6
−29785号公報参照)。
【0033】図14はこの公報に記載の等化器を前段等
化器と後段等化器に分割する手法を本発明に適用した本
発明の第3の実施例の構成を示すものである。この実施
例では、1個の前段等化器5Aの出力段に、等化目標波
形の異なる後段等化器5Bと検出器6の組8′が、並列
に複数組接続されている。そして、各組8′の検出器6
からの出力は、切り替え制御回路7からの切り替え制御
信号によって切り替わる切り替えスイッチ70によって
ただ1つ選択されるようになっている。また、図示はし
ていないが、選択されない組8′の後段等化器5Bと検
出器6の動作は停止させられるようになっている。
【0034】磁気記録再生装置の復調回路の等化器をこ
のように構成できるのは、再生信号の周波数特性がR
(f) として表せ、複数個の等化目標波形の周波数特性が
G(f)*Hi (f) (i=1, 2, 3,……n)として表せる場合
である。そして、この時は、前記前段等化器5AはG
(f)/R(f) となる特性を持つように構成し、後段等化器
5Bは、Hi(f)(i=1, 2, 3,……n)となる特性を持つ
ように構成する。
【0035】この実施例では、再生信号に於ける余分な
干渉分を除去する機能を前段等化器5Aに持たせるた
め、後段等化器5Bは遅延回路と加算器のみで構成する
ことができる。そして、この実施例のように回路規模が
大きくなる前段等化器5Aを共通化する事によって、等
化器全体としての簡単化が可能となる。図15は図14
に示した第3の実施例の磁気記録再生装置の復調回路の
変形実施例の構成を示すものであり、前段等化器5Aを
適応型等化器とした場合の実施例である。この実施例で
は、前段等化器5Aからの信号が入力されるタップ係数
計算回路27が設けられており、タップ係数計算回路2
7で計算されたタップ係数が前段等化器5Aと切り替え
回路7に入力されるようになっている。この構成から分
かるように、この実施例は、収束したタップ係数の値か
ら規格化線密度の値を推測し、切り替え制御回路7によ
って後段等化器5Bと検出器6の組8′の何れかを選択
する方式である。この図15の方式の簡単な原理を図1
6を用いて説明する。図16に示す破線は等化前の孤立
波形を示し、実線は等化後の孤立波形を示すものであ
る。等化器が3タップであると仮定すると、中心のタッ
プで全体のゲインを調整し、両側のタップで余分な干渉
分を除去する。干渉分が大きければ削る量も大きくな
り、従って、両側のタップ係数の値は負の方向へ大きく
なる。このときの規格化線密度とタップ係数の関係を示
したものが図17である。規格化線密度がKpの時、両
側のタップ係数がCpであった場合、規格化線密度Kp
とタップ係数Cpとは対応するので、タップ係数Cpを
見れば、規格化線密度Kpの値が分かる。従って、タッ
プ係数Cpを境にして等化器と検出器の組を切り替えれ
ば良い。実際の等化器のタップ数は3以上となり、全体
のタップ係数を考慮することは難しくなるが、その中で
影響度の高い(規格化線密度に対し感度の高い)タップ
に着目すれば、等化器と検出器の組の切り替えは容易に
可能である。
【0036】図18は図15に示した実施例の他の変形
例の磁気記録再生装置の復調回路の構成を示すものであ
る。この実施例では、低域通過フィルタ4にブースト機
能(強調機能)を持たせた前置フィルタ4′を採用した
場合の実施例である。従って、この実施例では前記フィ
ルタ4′と切り替え制御回路7にブースト量が加えられ
ている点のみが図15の実施例の構成と異なる。また、
この実施例における前置フィルタ4′、前段等化器5
A、後段等化器5B、検出器6、切り替え制御回路7、
タップ係数計算回路、及び切り替えスイッチ70は、1
つの集積回路として構成することが可能である。
【0037】図19は周波数特性上で見たブースト機能
であり、横軸が周波数、縦軸が信号スペクトルの大きさ
を示している。これは入力信号の高域スペクトルを強調
し、等価的に図16に示した時間軸上に於ける干渉分の
除去を行っている。従って、ブーストが有る場合には、
図17に示した規格化線密度とタップ係数との関係は図
20のように変化する。そこで、図18の切り替え制御
回路7では、ブースト量の有無、或いは大きさに応じて
等化器5Bと検出器6の組の切り替えを行うタップ係数
の値Cp,Cp′をテーブルとして持ち、判断する事に
よって等化器5Bと検出器6の組の切り替えが可能とな
る。
【0038】図21は実際にPR4MLとEPR4ML
の切り替えを行って記録・再生を行う場合の具体的な実
施例の回路構成を示すものである。この図には図25に
おけるヘッドIC91と読み書き回路92の部分の具体
的な回路構成が示されている。書込信号は8/9RLL
符号器31、プリコーダ32、NRZI回路33、ヘッ
ドIC91にある書込回路34を経てヘッド2から磁気
ディスク1に書き込まれる。
【0039】一方、磁気ディスク1からヘッド2によっ
て読み出された再生信号は、ヘッドIC91にある増幅
器3と、可変増幅器35を経て前置フィルタ4′に入力
される。前置フィルタ4′の出力はA/D変換器36を
経て適応等化器(前段等化器)5Aに入力され、その出
力は後段等化器5B′,5B″、および位相誤差検出回
路44と振幅誤差検出回路45に入力される。位相誤差
検出回路44の出力はVFO(可変周波数発振器)46
に入力され、振幅誤差検出回路45の出力は可変増幅器
35に入力される。
【0040】なお、この実施例では、後段等化器5B″
は加算器37と1シンボルの遅延素子によって(1+
D)の等化が行なわれてEPR4ML検出器6″に入力
されるが、後段等化器5B′は適応等化器5Aの出力を
直接PR4ML検出器6′に入力する構成となってい
る。PR4ML検出器6′の出力は直接OR回路39に
入力されるが、EPR4ML検出器6″の出力はポスト
コーダ38を経た後にOR回路39に入力され、8/9
復号器40を経て再生信号として読み書き回路92から
出力される。
【0041】図示しない制御回路からのブースト量は、
前記フィルタ4′と切り替え制御回路7に入力される。
切り替え制御回路7には適応等化器5Aからのタップ係
数が入力され、適応等化器5Aはタップ係数がCpより
大きい時には"1" を出力し、Cp以下の時には"0" を出
力する。切り替え制御回路7の出力はAND回路41に
ゲート信号として入力入力されると共に、インバータ4
で反転されてゲート信号としてAND回路4に入力
される。AND回路41,43の他方の入力にはVFO
(可変周波数発振器)46からのクロックが入力され
る。従って、切り替え制御回路7からの出力が"1" の時
にはAND回路41を通じてクロックがPR4ML検出
器6′に入力され、切り替え制御回路7からの出力が"
0" の時にはAND回路43を通じてクロックがEPR
4ML検出器6″に入力され、クロックが入力されない
側の検出器はその動作が停止する。
【0042】基本的には、切り替え制御回路7によって
検出器出力が選択されるが、図21のように構成された
実施例の磁気記録再生装置の復調回路では、切り替え制
御回路7からの切り替え制御信号により、AND回路4
1,43においてPR4ML検出器6′とEPR4ML
検出器6″それぞれへのクロックをゲートし、選択され
ない検出器の機能を停止させ、且つその出力を0レベル
に固定させ、OR回路39を用いて同様の機能を行って
いる。なお、これらの検出器6′、6″をCMOSプロ
セスで実現した場合には、前述の方法により選択されな
い回路は電力を消費しない。
【0043】この実施例での切り替え制御回路7は適応
等化器5Aのタップ係数とタップ係数のリファレンスC
P とを比較して切り替え制御信号を出力する。但し、切
り替え制御信号は適応等化器5Aのトレーニング領域が
終了あるいはタップ係数が安定した時点で変化し、一連
のデータ領域ではホールドされている。又、リファレン
スCP は前置フィルタ4′のブースト量に応じて変化さ
せている。
【0044】また、前置フィルタ4′と適応等化器5A
とによって1+Dの等化が行われる。すなわち、適応等
化器5Aからの出力はPR4の波形となる。そこでEP
R4のための後段等化器5″として遅延回路Dと加算器
37を用いている。PR4は3値信号であるのに対しE
PR4は5値信号となる。そこで、このような2段構え
の構成にする事により、PR4の信号で適応等化、位相
誤差検出、振幅誤差検出が行えるため、回路が簡単で済
む。
【0045】なお、等化器および切り替えを行う方法は
この実施例の方法に限らず、前述した全ての方法が適応
可能である。ところで、8/9(0、K/L)RLL(R
un Length Limited) 符号として、従来の様な0連続数
Kを制限するだけでなく、PR4MLの検出器のパスメ
モリ長を短くする目的から符号を1つ置きに奇数列と偶
数列とした場合の0連続数Lの制限を考慮した符号が以
下の2つの文献に示されている。
【0046】(1) "Method and apparatus for Impleme
nting optimum PRML codes",J.S.Eggenberger and A.M.
Patel, U.S.Patent 4,707,681, Nov. 1987 (2) "Method and apparatus for Implementing a PRML
code", B.H.Marcusand A.M.Patel and P.H.Siegel, U.
S.Patent 4,786,890, Nov. 1988 そして、図21におけるプリコーダ32は8/9RLL
符号器31の出力とPR4ML検出器6′の入力との0
連続制限を等しくする(Dで表された伝達関数を1にす
る)ために設けている。
【0047】図22はEPR4MLにおけるトレリス線
図である。ここで、0の連続が生じた場合、状態000
から状態000への遷移が連続する。一方1の連続が生
じた場合も同様であり、状態111から状態111への
遷移が連続する。この様な状況においてはパスメモリに
おけるパスの入替えが行われないため、パスメモリを長
くする必要がある。そのため、1の連続制限も考慮した
符号が必要である。しかし図23に示すように、PR4
MLに用いたと同様のプリコーダ(1/(1+D))
mod2を用いることにより、8/9符号における0の連続
数でプリコーダ後の0および1の連続数が制限でき、更
に、奇数列と偶数列との0および1の連続数が制限でき
るため、PR4ML用に設計された8/9符号を用いる
ことが可能となる。
【0048】図24(a) ,(b) はPR4MLで用いられ
る8/9(0、4/4)符号で、EPR4MLの検出器
のパスメモリの長さとビット・エラー・レートBERの
関係を示したものである。プリコーダが無い場合、BE
Rが10-6程度を達成させるためにはパスメモリを30
段以上にする必要があるが、プリコーダ(1/(1+
D))mod2を挿入した場合、約半分の15段で済むこと
がわかる。
【0049】以上述べた方式を実際の回路で実現する場
合、複数の等化器と検出器を1つの集積回路にまとめる
事により、外部から見た場合に1つの等化器と検出器と
して見なせるため、他の回路系との配線が簡単で済み、
又他のシステムとの繋がりを考えた場合、都合が良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気ディスク装置に見られるような規格化線密度の変化
に対して、最適な等化、検出が行えるため、所要S/N
を低くすることが可能である。また、少なくとも最尤
出器が目標波形に対して独立に設けられているので、等
化器と最尤検出器を兼用させる場合に比べて回路規模が
小さくなる。更に、独立した等化器と最尤検出器のう
ち、不要な回路を停止させることにより、消費電力の増
加を抑えることが可能である。
【0051】従って、装置から読みだした再生データの
信頼性を著しく向上することができ、それによって記録
密度を向上させることが可能となり記録装置の高性能化
に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の第1の形態の磁気記録再生装置
の復調回路の構成を示す原理構成図、(b) は本発明の第
2の形態の磁気記録再生装置の復調回路の構成を示す原
理構成図である。
【図2】本発明の第3の形態の磁気記録再生装置の復調
回路の構成を示す原理構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック構
成図である。
【図4】文献に記載されたPR4MLとEPR4MLの
波形の比較を示す波形図である。
【図5】文献に記載されたPR4MLとEPR4MLの
切り替え回路の構成を示す回路図である。
【図6】(a) は規格化線密度の定義を説明する説明図、
(b) はPR4MLとEPR4MLそれぞれの規格化線密
度に対する所要S/Nを示す特性図である。
【図7】(a) は磁気ディスクの内周と外周の半径位置を
示す説明図、(b) は(a) の半径位置に対する規格化線密
度の値を示す特性図である。
【図8】(a) はゾーン・ビット・レコーディングを採用
した磁気ディスクの半径位置と領域分割を説明する図、
(b) は(a) の半径位置に対するS/Nの変化を示す特性
図、(c) は(a) の半径位置に対する規格化線密度の値を
示す特性図である。
【図9】複数毎のディスクを備えた磁気記録再生装置に
おけるヘッドのばらつきによる規格化線密度の変化を示
す説明図である。
【図10】図9のヘッドの特性のばらつきに対応する切
り替え回路の構成を説明する回路図である。
【図11】本発明の第2の実施例の磁気記録再生装置の
復調回路の構成を示すブロック構成図である。
【図12】図11の目標可変等化器をトランスバーサル
・フィルタで構成した実施例を示すブロック回路図であ
る。
【図13】図12の目標可変等化器を適応型等化器とし
た場合の構成を示すブロック回路図である。
【図14】本発明の第3の実施例の磁気記録再生装置の
復調回路の構成を示すブロック構成図である。
【図15】図14の第3の実施例の変形実施例の磁気記
録再生装置の復調回路の構成を示すブロック構成図であ
る。
【図16】図15の方式の簡単な原理を説明する孤立波
形図である。
【図17】図15の実施例における規格化線密度とタッ
プ係数の関係を示す特性図である。
【図18】図14の第3の実施例の他の変形実施例の磁
気記録再生装置の復調回路の構成を示すブロック構成図
である。
【図19】図18の実施例においてブースト量を与えた
場合の、前記フィルタの入出力特性を示す特性図であ
る。
【図20】ブーストがある場合の規格化線密度とタップ
係数の関係を示す特性図である。
【図21】図18の回路の一実施例の具体的な回路構成
図である。
【図22】EPR4MLにおけるトレリス線図である。
【図23】図21の回路におけるプリコーダの効果を説
明する図である。
【図24】(a) は図21の回路においてプリコーダのな
い場合のビットエラーレート特性を示す特性図、(b) は
図21の回路においてプリコーダがある場合のビットエ
ラーレートを示す特性図である。
【図25】(a) は従来の磁気ディスク装置の全体構成を
示す構成図、(b) は(a) のように構成される従来の磁気
ディスク装置に用いられている復調回路の構成例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1…磁気記録媒体(磁気ディスク) 2…ヘッド 3…増幅回路 4…低域通過フィルタ 5,5′,5a,5b…等化器 5A…前段等化器 5B…後段等化器 6…検出器 7…切り替え制御手段(切り替え制御回路) 8,8′…等化器と検出器の組 21…遅延回路 22…乗算器 23…加算器 24…タップ係数テーブル 25…目標波形テーブル 26…二乗誤差計算回路 27…タップ係数計算回路 70…切り替えスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 溝下 義文 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 有賀 敬治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−221464(JP,A) 特開 平6−29785(JP,A) 特開 昭64−43801(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体(1) 上に記録されたデータ
    をヘッド(2) により再生し、その再生信号から元のデー
    タをパーシャルレスポンスと最尤検出法を用いて復調す
    る磁気記録再生装置の復調回路であって、前記磁気記録媒体(1) から再生された 再生信号の増幅回
    路(3) 、増幅された再生信号からノイズ成分を除去する 低域通過
    フィルタ(4) 、前記低域通過フィルタ(4) の出力段に複数組並列に接続
    され、 異なる等化目標波形に合わせて用意された等化器
    (5) と、この等化器(5) から出力される等化波形に応じ
    て等化器(5) に直列に接続された最尤検出器(6) の組
    (8) 、及び これら複数組の等化器(5) と最尤検出器(6) の組(8) の
    出力の何れかを選択するための切り替え制御手段(7) を
    備え前記 等化器(5) と最尤検出器(6) の組(8) からの検出デ
    ータを検出器出力としてただ1つ選択することを特徴と
    する磁気記録再生装置の復調回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 検出データが選択されない前記等化器(5) と最尤検出器
    (6) の組(8) の動作を、前記切り替え制御手段(7) によ
    り停止させることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記切り替え制御手段(7) が前記ヘッド(2) からの再生
    信号の規格化線密度に応じて前記等化器(5) と最尤検出
    器(6) の組を切り替えることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記切り替え制御手段(7) が、前記ヘッド(2) の前記記
    録媒体(1) 上の半径位置、あるいはトラック位置に基づ
    いて前記等化器(5) と最尤検出器(6) の組を切り替える
    ことを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 データが前記磁気記録媒体(1) 上にゾーン・ビット・レ
    ーコーディングによって記録されており、前記切り替え
    制御手段(7) が、前記ヘッド(2) から得られる再生信号
    に含まれる記録周波数とビット密度のゾーン情報、ある
    いはトラック情報に基づいて前記等化器(5) と最尤検出
    器(6) の組を切り替えることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体(1) 上に記録されたデータ
    をヘッド(2) により再生し、その再生信号から元のデー
    タをパーシャルレスポンスと最尤検出法を用いて復調す
    る磁気記録再生装置の復調回路であって、 再生信号の増幅回路(3) 、増幅された再生信号からノイズ成分を除去する 低域通過
    フィルタ(4) 、前記低域通過フィルタ(4) の出力段に接続され、 特性の
    異なる2種類以上の等化波形を生成できる等化器(5′)
    、 この等化器(5′) から出力される等化波形に応じて等化
    器(5′) の後段に複数個並列に接続された最尤検出器
    (6) 、及び これら複数個の最尤検出器(6) の出力の何れかを選択す
    るための切り替え制御手段(7) を備え、 各最尤検出器(6) からの検出データを検出器出力として
    ただ1つ選択することを特徴とする磁気記録再生装置の
    復調回路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記等化器(5) における前記特性の異なる2種類以上の
    等化波形を生成する等化設定値の記憶手段を設け、前記
    切り替え制御手段(7) により前記記憶手段の等化設定値
    を選択することを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の磁気記録再生装置の復
    調回路であって、 前記等化器(5) の出力と等化目標波形との誤差、あるい
    は2乗誤差を計算する誤差演算手段(26)と、計算された
    誤差から前記等化器(5) の前記設定値を計算する設定値
    演算手段(27)とを更に設けて閉ループ型の適応等化器を
    構成すると共に、前記等化目標波形を記憶する等化目標
    波形記憶手段(25)を設け、 前記切り替え制御手段(7) により前記等化目標波形記憶
    手段(25)に記憶された等化目標波形を選択することを特
    徴とするもの。
  9. 【請求項9】 磁気記録媒体(1) 上に記録されたデータ
    をヘッド(2) により再生し、再生信号の周波数特性がR
    (f) として表せると共に、複数(n)個の等化目標波形
    の周波数特性がG(f)*Hi (f) (i=1, 2, 3,……n)と
    して表せ、その再生信号からパーシャルレスポンスと最
    尤検出法を用いて元のデータを復調する磁気記録再生装
    置の復調回路であって、 再生信号の増幅回路(3) 、増幅された再生信号からノイズ成分を除去する 低域通過
    フィルタ(4) 、前記低域通過フィルタ(4) の出力段に接続され、G(f)/
    R(f) となる特性を持つように構成された 1個の前段等
    化器(5A)、前記前段等化器(5A)の出力段に複数組並列に接続され、
    Hi(f)(i=1, 2, 3,……n)となる特性を持つように構
    成された後段等化器(5B)と、この後段等化器(5B)から出
    力される等化波形に応じて後段等化器(5B)に直列に接続
    された最尤検出器(6) とからなる組(8′) 、及び これら複数組の後段等化器(5B)と最尤検出器(6) の組
    (8′) の出力の何れかを選択するための切り替え制御手
    段(7) を備え、 各最尤検出器(6) からの検出データを検出器出力として
    ただ1つ選択することを特徴とする磁気記録再生装置の
    復調回路。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の磁気記録再生装置の
    復調回路であって、 G(f)/R(f) となる特性を持つ前記前段等化器(5A)の出
    力と等化目標波形との誤差、あるいは2乗誤差を計算す
    る誤差演算手段(26)と、計算された誤差から前記等化器
    (5) が特性の異なる2種類以上の等化波形を生成するた
    めの設定値を計算する設定値演算手段(27)とを更に設け
    て閉ループ型の適応等化器を構成すると共に、この設定
    値から規格化線密度を判定する規格化線密度演算手段を
    設け、この規格化線密度演算手段の出力により、前記切
    り替え制御手段(7) を切り換えることを特徴とするも
    の。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の磁気記録再生装置
    の復調回路であって、 前記低域通過フィルタ(4) にブースト機能を設け、この
    低域通過フィルタ(4)の出力G' (f) を入力する前記前
    段等化器(5A)の特性をG' (f)/R(f) とすると共に、前
    記低域通過フィルタ(4) のブースト量と前記前段等化器
    (5A)の設定値から規格化線密度を判定する規格化線密度
    演算手段を設け、この規格化線密度演算手段の出力によ
    り、前記切り替え制御手段(7) を切り換えることを特徴
    とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項に記載の磁気記録再生装置の
    復調回路であって、 前記等化器(5) と最尤検出器(6) の組の1つがPR4M
    L復号法を用いた等化、検出手段であり、前記等化器
    (5) と最尤検出器(6) の組の他の1つがEPR4ML復
    号法を用いた等化、検出手段であることを特徴とするも
    の。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の磁気記録再生装置
    の復調回路であって、 前記切り替え制御手段(7) に、前記最尤検出器(6) へ送
    るクロック信号をゲートするゲート手段と、前記各検出
    回路(7) の出力側に設けられたOR回路とを設けると共
    に、前記各検出回路(7) を、クロック信号が入力されな
    い時には機能を停止してその検出出力が0レベルに固定
    されるように構成したことを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の磁気記録再生装置
    の復調回路であって、 前記低域通過フィルタ(4) と適応等化器(5A)とで1+D
    の等化を行い、適応等化器(5A)からの出力をPR4の波
    形とし、PR4の信号で適応等化、位相誤差検出、振幅
    誤差検出を行い、更に、EPR4の為の後段等化器(5B)
    として遅延回路と加算器を用いて1+Dの演算を行うこ
    とを特徴とするもの。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の磁気記録再生装置
    の復調回路であって、 前記適応等化器(5A)のタップ係数と、タップ係数の基準
    値とを比較し、PR4MLとEPR4MLとの切り替え
    制御信号を生成することを特徴とするもの。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の磁気記録再生装置
    の復調回路であって、 記録系にプリコーダ(1/(1+D))mod2を用いるこ
    とにより、PR4MLとEPR4MLの両者においてR
    LL符号器および復号器を共通にしたことを特徴とする
    もの。
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