JP4450527B2 - ポンプユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料ポンプとフィルタエレメントを一体的に収納するユニットケースをユニットケース支持フランジでタンクの上壁に懸下するポンプユニットに関し、特に高さの異なる燃料タンクに取り付けるための高さ調節部材を備えたポンプユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンに燃料を供給する燃料ポンプは、近年は燃料タンク内にこれを取り付けるインタンク型の燃料ポンプが広く用いられており、更に車両コスト低減などの目的から燃料タンク周りの部品の集積化が進めれられており、ポンプから吐出した燃料を濾過するフィルタエレメントを燃料ポンプと組み合わせてユニット化してポンプユニットとし、燃料タンクの上壁の開口に懸下したものが用いられている。
【0003】
図3にはこのようなポンプユニットを燃料タンクに取り付けた例を示している。同図において、ポンプユニット30はユニットケース本体35に後述するようにポンプ32と、フィルタエレメント33を備え、ユニットケース本体35はユニットケース支持フランジ34とユニットケース本体35とを溶着等により接合して一体化したユニットケース31としている。ユニットケース本体35の下方に延びる係止部材36の係止爪37には、ポンプ32の下端を受けるポンプホルダ40の係止孔41が係合し、それによりポンプホルダ40はユニットケース本体35に支持されている。また、ユニットケース支持フランジ34のフランジ部38が燃料タンクの上壁39に懸けられて固定され、ポンプユニット全体をここで支持し燃料タンクに懸下している。
【0004】
ユニットケース本体35の側部にはフィルタ収納部42を形成しており、このフィルタ収納部42内にフィルタエレメント33を収納し固定している。またこのフィルタ収納部42に隣接してポンプ接続部43を備え、ポンプ接続部43にはグロメット44を介してポンプ32の吐出口45が嵌合している。ポンプ接続部43の開口46とフィルタ収納部42に収納されるフィルタエレメント33の上端部開口47との間は、ユニットケース支持フランジ34の下面に形成した連通空間48を介して連通している。
【0005】
ポンプ32の下端は前記のようにしてユニットケース本体31に支持されているポンプホルダ40に下端が載置され、その上端部の吐出口45が前記のようにポンプ接続部43にグロメット44を介して接続し、ポンプユニット30の中に組み込まれている。ポンプ32の吸入口50にはサクションフィルタ51が取り付けられ、このサクションフィルタ51は燃料タンクの最も下端部の燃料も吸入することができるように燃料タンクの底壁52に沿って延びている。
【0006】
ユニットケース支持フランジ34には燃料送出部55が設けられ、前記のようにタンク内の燃料がサクションフィルタ51、ポンプ32、開口46、連通空間48、フィルエレメント33を各々介して送られ、また図示されないポンプ32を囲むようにして設けられた通路を通って燃料送出部35からエンジンに供給している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなポンプユニット30においては、ポンプユニット30が燃料タンクの上壁39に懸下されており、またその吸入口50は燃料タンク内の燃料をできる限り全て吸入することができるように、燃料タンクの底壁52に近接して配置する必要があることから、ポンプユニット30の全体の高さは燃料タンクの底壁52から上壁39迄の高さに対応する必要がある。しかしながら、燃料タンクのこの部分の高さは車の車種等によって異なるため、できる限り同じポンプユニットを用いて多くの燃料タンクに対応するためには、高さを調節する手段が必要となる。
【0008】
このような燃料タンクの高さに対応するには、例えば図4に示されるような方式が採用されることもある。即ち図4に示す方式においては、前記図3に示すものと同じ構造のものとして示している同図(a)に示すような従来のポンプユニットを、このポンプユニットが取り付け対象とする各種燃料タンクの大きさのうち、最も高さの低い、高さH1のサイズの燃料タンクに合わせて製造しておき、この燃料タンクより大きい、例えば同図(b)に示すような高さH2のサイズの燃料タンクにこれを適用する際には、ポンプ接続部43とポンプ32の吐出口45間に、高さH2とH1の差に相当する長さL1のジョイントパイプ55を介在させて対応することがある。
【0009】
ジョイントパイプ55は、上端部のユニット連結部56においてグロメット44を介してポンプ接続部43に連結し、下端部のポンプ連結部57においてグロメット58を介してポンプ32の吐出口45に連結し、それによりポンプ32の吐出口45からの燃料は、このジョイントパイプ55を介してポンプユニット本体35のポンプ接続部43の開口46に吐出することができるようにしている。
【0010】
このようにジョイントパイプ55を用いる方式においては、ポンプ32とユニットケース本体35との位置関係が相対的に上下にずれ、ポンプ32が相対的に下方に移動するため、このポンプ32の下端を支持するポンプホルダ40の位置が下方に移動する。そのためポンプホルダ40とユニットケース本体下部の係止部材36間にハウジング59を介在させる必要がある。このハウジング59は、上端部のユニット連結部60に設けた係止孔61が係止部材36の係止爪37と係合し、下端部のホルダ連結部62に設けた係止爪63がポンプホルダ40の係止孔41に係合することにより、ポンプホルダ40を、ハウジング59を介してポンプユニット本体35に固定し、ポンプ32の下端を受けている。したがって、前記ジョイントパイプ55の長さと、このハウジング56の長さは等しくL1に設定されることとなる。
【0011】
上記のようなジョイントパイプ55を用いて高さ調節を行う方式においては、ジョイントパイプ55とグロメット57、更にはハウジング59の各部品を必要とし、部品自体の製造価格のほか組み付け工数も増加し、全体として高価なものとならざるを得ない。
【0012】
一方、燃料タンクの高さ変更に対応するため、例えば図5に示されるような各部材の長さ調節によることも考えられる。即ち、図5(a)は前記図3及び図4(a)と同じく、最も高さの低いタンクに適合するように作られているポンプユニット30を示しており、それに対して例えば同図(b)に示すように、タンクの高さがH1からH2に変更した差の分であるL1だけユニットケース支持フランジ34の長さを長くして、これに対応することも考えられる。また、更に、例えば同図(c)に示すように、タンクの高さがH1からH3に変更した差の分を調節するため、同図(b)に示すものと同様にユニットケース支持フランジ34をL1だけ長くしたほか、更にポンプユニット本体35もL2だけその上部を延ばすことも考えられる。なお、図(c)に示す例においては更に前記図4(b)に示す例と同様にジョイントパイプ55を用い、これにより長さL3を延ばすことによって全体として高さH3のタンクに対応するようにし、前記各種高さ調節手段を全て含んだ例を示している。
【0013】
このように、ユニットケース支持フランジ34或いはユニットケース本体35を延ばして高さ調節に対応するときには、例えば図5(b)においては長さL1だけ、また同図(c)においては更に長さL2を加えた分だけ、ポンプ吐出口45が連通する開口46と、フィルタエレメント33の上端部開口47との間の連通空間48の容積が増大する。この連通空間48は吐出口45からの燃料がこの中に入ると流速が遅くなり、淀むため、燃料中の気体成分が次第に集合し、気泡となリ、更には連通空間48の上部に大きな気体空間が形成されて、いわゆるエア溜まりが生じることとなる。
【0014】
このようなエア溜まりが生じると、燃料流出抵抗となり、ポンプの吐出性能に悪影響を与え、エンジンがノッキングを発生する等エンジン不調を生じる原因となる。また、ユニットケース支持フランジ、及びユニットケース本体の長さを変更する際には、特にユニットケース本体のように複雑な形状をなす部材を成形する金型は高価なものであるため、上記のように長さの異なる部材毎に金型を用意することは極めて大きなコストアップの要因となり、好ましくない。
【0015】
したがって本発明は、異なった高さの燃料タンクに対して、できる限り部品点数の増加を少なくし、且つユニットケース内の燃料流路中ににエア溜まりを生じることがないようにして高さ調節を行うことができるようにした、ポンプユニットを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る発明は上記課題を解決するため、ユニットケース本体の側部にフィルタ収納部を形成し、前記フィルタ収納部内にフィルタエレメントを収納し、前記フィルタ収納部に隣接したポンプ接続部の開口を介してポンプを接続し、前記ポンプ接続部の開口と前記フィルタエレメントの上端部開口との間を上方が解放した連通空間を介して連通するユニットケース本体と、ユニットケース本体を支持し燃料タンクにポンプユニットを懸下するユニットケース支持フランジとからなるポンプユニットにおいて、前記ユニットケース本体とユニットケース支持フランジ間にポンプユニットをタンクの高さに適合させる中間部材を固定し、前記中間部材には少なくともユニットケース本体における上方が解放された、ポンプ吐出口とフィルタエレメント開口を連通する燃料通路を覆う底壁を、中間部材の下端に近接して設けたことを特徴とするポンプユニットとしたものである。
【0017】
また、請求項2に係る発明は、前記中間部材は、ユニットケース本体とユニットケース支持フランジ間に熱板溶着により固定したことを特徴とする請求項1記載のポンプユニットとしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明による燃料ポンプとフィルタエレメントを一体的に収納しタンクに懸下されるポンプユニット1を示し、特に図中高さHtの燃料タンクにポンプユニット1を取り付けるため、前記図3に示す従来と同様の構成をなすユニットケース2を適用する例を示しており、図1において特に後述するような高さHaの中間部材25を設けた以外は、図3に示すものとその構成を同一とした例を示している。
【0020】
即ち、図1に示すポンプユニット1は、図2にその分解図を示しているように、従来と同様の構成をなすポンプ3とフィルタエレメント4を収納しているユニットケース本体6に対して、その上部に高さHaを調節するための中間部材25を熱板溶着等により固定し、更にその上に従来と同様の構成をなすユニットケース支持フランジ5を同様に固定している。なお、上記各部材相互の連結結合に際しては、上記のような熱板溶着に限らず、接着等種々の手段によって固定することができるが、特に熱板溶着を用いると、部材のシール性が良好であり、且つ容易に各部材を接合することができる。
【0021】
図1に示すようにユニットケース本体6については、その下方に延びる係止部材7の係止爪8に対して、ポンプ3の下端を受けるポンプホルダ11の係止孔12が係合し、それによりポンプホルダ11はユニットケース本体6に支持されている。また、ユニットケース支持フランジ5については、そのフランジ部9が燃料タンクの上壁10に懸けられて、この部分で固定され、ポンプユニット1全体を燃料タンクに支持し固定している。
【0022】
ユニットケース本体6の側部には、前記従来のものと同様にフィルタ収納部13を形成しており、このフィルタ収納部13内にフィルタエレメント4を収納し固定している。またこのフィルタ収納部13に隣接してポンプ接続部14を備え、ポンプ接続部14にはグロメット15を介してポンプ3の吐出口16が嵌合している。ポンプ接続部14の開口17とフィルタエレメント4の上端部開口18との間は後述する中間部材25の底壁26の下方部分に形成される連通空間19を介して連通している。
【0023】
ポンプ3の下端は前記のようにしてユニットケース本体6に支持されているポンプホルダ11に下端が載置され、その上端部の吐出口16が前記のようにポンプ接続部14にグロメット15を介して接続し、ポンプユニット1の中に組み込まれている。ポンプ3の吸入口21にはサクションフィルタ22が取り付けられ、このサクションフィルタ22は燃料タンクの最も下端部の燃料も吸入することができるように燃料タンクのタンク底壁23に沿って延びている点も前記従来例と同様である。
【0024】
ユニットケース支持フランジ5には燃料送出部6が設けられ、タンク内の燃料は前記のようにサクションフィルタ22、ポンプ3、開口17、連通空間19、フィルエレメント4を各々介して送られ、また図示されないポンプ3を囲むようにしてユニットケース本体2設けられた通路を通って、この燃料送出部6からエンジンに供給している。
【0025】
上記のように、主としてユニットケース本体6、中間部材25、ユニットケース支持フランジ5からなるユニットケース2のうち、高さHbのユニットケース6と、高さHcのユニットケース支持フランジ5は、このポンプユニット1が対象とする、例えばほぼ同一程度の燃料供給特性を有するエンジンを備えた車両における一連の燃料タンクのうち、最も高さの低い燃料タンクに適合するようにその高さを設定して製造しており、したがってそのような最も高さの低い、高さ(Hb+Hc)の燃料タンクに対しては前記中間部材25を用いることなく、前記図3に示す従来のものと同様に、ユニットケース本体6に対してユニットケース支持フランジ5を直接固定することにより用いられる。
【0026】
それに対して、図1に示すように高さ(Hb+Hc)よりも更に高さHaだけ高い、高さHtの燃料タンクにこのポンプユニット1を適用する際には、図示するように高さHaの中間部材25をユニットケース本体6とユニットケース支持フランジ5との間に設ける。
【0027】
この中間部材25には底壁26を備え、この底壁26は可能な限り中間部材25の下方に配置し、ユニットケース本体6の上端部に近接して設けている。それによりこの底壁26は、ユニットケース本体6におけるポンプ吐出口16と連通する開口の上端部に近接し、またフィルタ収納部13に収納されるフィルタエレメント4の上端部開口18にも可能な限り近接して配置される。このときの底壁26の位置は単に中間部材25の下端に設ければよいのではなく、底壁26の下面に形成される連通空間19が狭すぎず流体に抵抗を与えない程度の大きさに確保する必要がある。
【0028】
上記のように中間部材25の底壁26を、中間部材25の下端に近接して配置しているため、燃料ポンプの吐出口16からフィルタエレメント4の上端部開口18部分を連通する連通空間19の容積を十分小さくすることができるので、この部分にエア溜まりを生じることが無くなる。
【0029】
中間部材25の高さHaはタンクの高さHtに合わせて設定され、したがってタンクの高さの種類に応じて製作される。しかしながら、中間部材25の底壁26は可能な限り下方に位置させる点については同様である。また、この底壁26の位置は、少なくとも前記のように燃料ポンプの吐出口16とフィルタエレメント4の上端開口18を連通する連通空間19のように、ユニットケース本体6の上端部が解放した燃料通路となっている部分であって、この底壁26によってその燃料通路の上側の壁面が構成される部分には全て同様にして設けることが好ましい。
【0030】
なお、本発明は上記実施例の他、例えば前記中間部材に各種補強リブを設け、或いは燃料通路を形成する等、種々の態様で実施することができる。また、上記実施例のような構造の燃料ポンプ以外にも、タンクに懸下される種々の形式の燃料ポンプのポンプユニットに適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
本願の請求項1に係る発明は 上記のように、ポンプとフィルタエレメントを取り付けるユニットケース本体と、ユニットケース本体を支持し燃料タンクにポンプユニットを懸下するユニットケース支持フランジとからなるポンプユニットにおいて、前記ユニットケース本体とユニットケース支持フランジ間にポンプユニットをタンクの高さに適合させる中間部材を固定し、前記中間部材には少なくともユニットケース本体における上方が解放された燃料通路を覆う底壁を、中間部材の下端に近接して設けたことを特徴とするポンプユニットとしたので、ユニットケース本体及びユニットケース支持フランジ等の高さ調整を行う必要がないため安価な手段によって且つ容易に高さ調節を行うことができる。また、従来のようにジョイントパイプやハウジング等の多くの部品を使用することがないので、部品点数を少なくすることができ、組立工数の減少、部品管理の減少等により、これらを用いるものよりも安価なものとすることができる。
【0032】
更に、この中間部材に設けた底壁によって覆われる燃料通路を充分小さなものとすることができるので、この燃料通路部分にエア溜まりを生じることが無くなり、エア溜まりによる燃料流出抵抗の増大、ポンプの吐出性能の悪化、更にはこれらの原因によるノッキングの発生等を防止することができる。
【0033】
また、請求項2に係る発明は、前記中間部材は、ユニットケース本体とユニットケース支持フランジ間に熱板溶着により固定したことを特徴とする請求項1記載のポンプユニットとしたので、各部材をシール性良く且つ容易に接合することができる。
【0034】
また、請求項3に係る発明は、前記底壁は、ポンプ吐出口とフィルタエレメント開口を連通する燃料通路を覆うものであることを特徴とする請求項1記載のポンプユニットとしたので、特にエア溜まりが生じやすい燃料ポンプからフィルタエレメント開口への燃料通路部分において、中間部材の底壁により充分流路を狭めることができるので、この部分にエア溜まりを生じることを確実に防止することができ、エア溜まりによる上記のような種々の悪影響をなくすことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例において中間部材を設けた状態の断面図である。
【図2】 同実施例の各主要部を分解状態を示す断面図である。
【図3】従来から用いられているポンプユニットの構成を示す断面図である。
【図4】 前記従来から用いられているポンプユニットにおいて、タンクの高さの変化に対応する例を示す断面図であり、(a)は高さH1のタンクに適用した図であり、(b)は高さH2のタンクに適用するためジョイントパイプ等を用いた例を示す断面図である。
【図5】前記従来から用いられているポンプユニットにおいて、タンクの高さの変化に対応する他の例を示す断面図であり、(a)は高さH1のタンクに適用した図であり、(b)は高さH2のタンクに適用するためユニットケース支持フランジを長くした例を示し、(c)は更にユニットケース本体を長くし、またジョイントパイプ等を用いた例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプユニット
2 ユニットケース
3 ポンプ
4 フィルタエレメント
5 ユニットケース支持フランジ
6 ニットケース本体
7 係止部材
8 係止爪
9 フランジ
11 ポンプホルダ
12 係止孔
13 フィルタ収納部
14 ポンプ接続部
15 グロメット
16 吐出口
17 開口
18 上端部開口
19 連通空間
21 吸入口
22 サクションフィルタ
23 タンク底壁
25 中間部材
26 底壁

Claims (2)

  1. ユニットケース本体の側部にフィルタ収納部を形成し、前記フィルタ収納部内にフィルタエレメントを収納し、前記フィルタ収納部に隣接したポンプ接続部の開口を介してポンプを接続し、前記ポンプ接続部の開口と前記フィルタエレメントの上端部開口との間を上方が解放した連通空間を介して連通するユニットケース本体と、
    ユニットケース本体を支持し燃料タンクにポンプユニットを懸下するユニットケース支持フランジとからなるポンプユニットにおいて、
    前記ユニットケース本体とユニットケース支持フランジ間にポンプユニットをタンクの高さに適合させる中間部材を固定し、
    前記中間部材には少なくともユニットケース本体における上方が解放された、ポンプ吐出口とフィルタエレメント開口を連通する燃料通路を覆う底壁を、中間部材の下端に近接して設けたことを特徴とするポンプユニット。
  2. 前記中間部材は、ユニットケース本体とユニットケース支持フランジ間に熱板溶着により固定したことを特徴とする請求項1記載のポンプユニット。
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