JP4449555B2 - 無線通信装置および通話チャネル入れ替え方法 - Google Patents

無線通信装置および通話チャネル入れ替え方法 Download PDF

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Description

本発明は、子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散(FHSS:Frequency Hopping SpreadSpectrum)方式の無線通信装置および通話チャネル入れ替え方法に関するものである。
近年、無線通信分野では、さまざまな規格が標準化され、さまざまな用途を持つ装置が同じ周波数帯を用いて使用されるようになってきている。
例えば、2.4GHz帯のISM(Industry Science Medical)バンドと呼ばれる2.402GHzから2.480MHzまでの周波数帯域は、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers、米国電気電子学会)で制定された802.11aや802.11b(無線LAN)、また、ブルートゥース、コードレス電話等さまざまな通信装置で使用されている。さらに、この周波数帯域は、電子レンジなどに使用されるマグネトロンが発生する電磁波の周波数と重複する帯域でもある。
そこで、従来から、他の機器からの妨害電波を検知し、使用周波数を切り替えることにより干渉を回避することが行われている。例えば特許文献1には、他の機器からの干渉を検知し、周波数を切り替えることにより良好に通信を行うことができる無線通信装置が記載されている。
特許文献1の周波数ホッピング無線通信装置によれば、子機がある選択したチャネルの受信電界強度を測定し、その値が不良チャネル判定の閾値を超えていれば不良チャネルとみなし、その情報を親機に知らせ、親機からの交換要求に基づいて不良チャネルを予備チャネルと交換するようにしたものである。
特開2001−339760号公報
(特許文献1)に記載の周波数ホッピング無線通信装置では、不良チャネルと予備チャネルを入れ替える(交換する)場合に、どの予備チャネルから使用するという優先順位は特に指定していないため、不良チャネルを予備チャネルと入れ替えた場合に周波数的に近接したチャネルを選択してしまう可能性があるという問題点を有していた。自機器と他機器がお互いに近接した周波数で通信を行っていた場合に、自機器が他機器からの干渉を検出して不良チャネルと予備チャネルとの入れ替えを行うが、自機器が通信電波の強い状況での通信を行っており、他機器が通信電波の弱い状況での通信を行っていた場合に、自機器が他機器からの干渉を受けない予備チャネルとして不良チャネルの周波数に近いチャネルを選択した場合、自機器としては干渉を回避しているつもりでも、他機器に対しては妨害を与えている可能性という問題点を有していた。
この無線通信装置では、他機器からの干渉電波を検出した不良チャネルと予備チャネルとを交換した場合に、不良チャネルを良好な予備チャネルに交換することができると共に、交換した予備チャネルが他機器に対して妨害を与えることがないことが要求されている。
本発明は、この要求を満たすため、他機器からの干渉電波を検出した不良チャネルと予
備チャネルとを交換した場合に、不良チャネルを良好な予備チャネルに交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができる無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、全体を制御する主制御部をそれぞれ有する子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式の無線通信装置であって、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、複数のチャネルの中から通話に使用する一部のチャネルを使用チャネルとして保持し、複数のチャネルの残りのチャネルを予備チャネルとして保持し、すべてのチャネルを周波数の高低によって複数のチャネル群に分割し、複数のチャネル群は、少なくとも、第1のチャネル群および第2のチャネル群を有し、第1のチャネル群および第2のチャネル群はそれぞれ、複数のチャネルを有し、第1のチャネル群内で不良チャネルが発生した場合は、この不良チャネルのみを、第2のチャネル群の予備チャネル交換する構成を備えている。
これにより、他機器からの干渉電波を検出した不良チャネルと予備チャネルとを交換した場合に、不良チャネルを良好な予備チャネルに交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができる無線通信装置が得られる。
本発明の無線通信装置は、全体を制御する主制御部をそれぞれ有する子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式の無線通信装置であって、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、複数のチャネルの中から通話に使用する一部のチャネルを使用チャネルとして保持し、複数のチャネルの残りのチャネルを予備チャネルとして保持し、すべてのチャネルを周波数の高低によって複数のチャネル群に分割し、複数のチャネル群は、少なくとも、第1のチャネル群および第2のチャネル群を有し、第1のチャネル群および第2のチャネル群はそれぞれ、複数のチャネルを有し、第1のチャネル群内で不良チャネルが発生した場合は、この不良チャネルのみを、第2のチャネル群の予備チャネル交換することにより、発生した不良チャネルの属していないチャネル群のうち他機器に対する妨害のより少ないチャネル群の予備チャネルすなわち周波数的に干渉が少ないチャネル群の予備チャネルを選択することができるので、不良チャネルを良好な予備チャネルと交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができるという有利な効果が得られる。
さらに、複数のチャネル群は、さらに第3のチャネル群を有し、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、予備チャネルを有するチャネル群を、複数のチャネル群の中から、予め決められた優先順位に従って選択することにより、他機器に対する妨害のより少ないチャネル群の予備チャネルすなわち周波数的に干渉が少ないチャネル群の予備チャネルを選択するように優先順位を定めることができるので、不良チャネルを良好な予備チャネルと交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができるという有利な効果が得られる。
さらに、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、第1のチャネル群から周波数的に離れれば離れるほど優先順位を高く設定することにより、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるという有利な効果が得られる。
さらに、親機は、複数の予備チャネルを保持する親機記憶部を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段と、干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたチャネル番号と干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段と、エラーカウンタ値に基いてチャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段と、不良チャネル判定手段で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離
れたチャネル群中の予備チャネル群を優先順位に従って選択するチャネル選択手段と、選択した予備チャネル群中に存在する良好な予備チャネルと不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段とを有することにより、干渉している他機器の使用している周波数チャネルからできる限り離れた予備チャネルを使用するようになるので、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるホッピングパターンを使用することになるという有利な効果が得られる。
さらに、子機は、複数の予備チャネルを保持する子機記憶部を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段と、干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたチャネル番号と干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段と、エラーカウンタ値に基いてチャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段と、不良チャネル判定手段で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中に存在する良好な予備チャネルと不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段とを有することにより、干渉している他機器の使用している周波数チャネルからできる限り離れた予備チャネルを使用するようになるので、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるホッピングパターンを使用することになるという有利な効果が得られる。
さらに、妨害電波検出手段は、音声データ通信に使用しているスロット以外のスロットを用いて定期的にすべてのチャネルの受信電界強度を測定し、測定した受信電界強度の値が妨害とみなす閾値以上であれば干渉電波が検出されたとすると共に測定した受信電界強度の値が閾値未満であれば干渉電波が検出されなかったとすることにより、通信で使用されていないスロットを有効に活用してすべてのチャネルを定期的に測定するようにしたので、常に新鮮なチャネル情報を確保することができ、信頼性の高い通信を行うことができるという有利な効果が得られる。
さらに、データ誤り検出手段は、通話に使用しているデータが誤っているか否かを検出することにより、すべての通話データを検査することができ、誤りを検出した場合はエラーカウンタのカウント値を増やし、エラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合は不良チャネルと予備チャネルを入れ替えることができるので、常に良好なチャネルで通信を行うことができ、品質の良い通信が可能となるという有利な効果が得られる。
さらに、チャネル情報記憶手段は、或る時間内の或るチャネルにおける妨害電波検出手段およびデータ誤り検出手段によって検出された回数をエラーカウンタのカウント値として記憶することにより、妨害の情報が常に更新されているので、信頼性の高い通信をすることができるという有利な効果が得られる。
さらに、不良チャネル判定手段は、使用チャネルもしくは予備チャネルにおいて、チャネル情報記憶手段により記憶したエラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合に、使用チャネルもしくは予備チャネルを不良チャネルと判定することにより、使用チャネルのみでなく予備のチャネルも不良チャネルと判定することができるので、不良チャネルと予備チャネルを入れ替える場合に、とりあえずどこかの予備チャネルと入れ替えるというような余分な動作をすることがなく、効率の高いチャネル交換を行うことができ、信頼性の高い通信が可能となるという有利な効果が得られる。
さらに、チャネル交換手段は、不良チャネル判定手段により不良チャネルと判定されたチャネルとチャネル選択手段によって選択された予備チャネルとを交換し、子機において
は親機からの交換要求に基づいて交換を行うことにより、親機および子機の双方において、常に良好なチャネルで通信を行うことができ、品質の良い通信が可能となるという有利な効果が得られる。
本発明は、他機器からの干渉電波を検出した不良チャネルと予備チャネルとを交換した場合に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害を防止するという目的を、不良チャネルと予備チャネルを入れ替える場合に、周波数的にできる限り干渉が少なくなる予備チャネル群の優先順位を高くして、優先順位の高い方を優先的に選択するようにしたことで実現した。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、全体を制御する主制御部をそれぞれ有する子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式の無線通信装置であって、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、使用が許可されている複数のチャネルを周波数の高低によって複数のチャネル群に分割し、前記複数のチャネルの中から通話に使用する一部のチャネルを使用チャネルとして保持し、使用チャネル以外のチャネルを予備チャネルとして保持し、不良チャネルが発生した場合は、前記複数のチャネル群のうち、発生した前記不良チャネルの属していないチャネル群の予備チャネルと前記不良チャネルとを交換することとしたものであり、発生した不良チャネルの属していないチャネル群のうち他機器に対する妨害のより少ないチャネル群の予備チャネルすなわち周波数的に干渉が少ないチャネル群の予備チャネルを選択することができるので、不良チャネルを良好な予備チャネルと交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、予備チャネルを有するチャネル群を、複数のチャネル群の中から、予め決められた優先順位に従って選択することとしたものであり、他機器に対する妨害のより少ないチャネル群の予備チャネルすなわち周波数的に干渉が少ないチャネル群の予備チャネルを選択するように優先順位を定めることができるので、不良チャネルを良好な予備チャネルと交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、子機の主制御部もしくは親機の主制御部は、不良チャネルのチャネル群から周波数的に離れれば離れるほど優先順位を高く設定することとしたものであり、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第4の発明は、親機は、複数の予備チャネルを保持する親機記憶部を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段と、干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたチャネル番号と干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段と、エラーカウンタ値に基いてチャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段と、不良チャネル判定手段で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中の予備チャネル群を優先順位に従って選択するチャネル選択手段と、選択した予備チャネル群中に存在する良好な予備チャネルと不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段とを有することとしたものであり、干渉している他機器の使用している周波数チャネルからできる限り離れた予備チャネルを使用するようになるので、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるホッピングパターンを使用することになるという作用・効果を有
する。
上記課題を解決するためになされた第5の発明は、子機は、複数の予備チャネルを保持する子機記憶部を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段と、干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたチャネル番号と干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段と、エラーカウンタ値に基いてチャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段と、不良チャネル判定手段で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中に存在する良好な予備チャネルと不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段とを有することとしたものであり、干渉している他機器の使用している周波数チャネルからできる限り離れた予備チャネルを使用するようになるので、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるホッピングパターンを使用することになるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第6の発明は、妨害電波検出手段は、音声データ通信に使用しているスロット以外のスロットを用いて定期的にすべてのチャネルの受信電界強度を測定し、測定した受信電界強度の値が妨害とみなす閾値以上であれば干渉電波が検出されたとすると共に測定した受信電界強度の値が閾値未満であれば干渉電波が検出されなかったとすることとしたものであり、通信で使用されていないスロットを有効に活用してすべてのチャネルを定期的に測定するようにしたので、常に新鮮なチャネル情報を確保することができ、信頼性の高い通信を行うことができるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第7の発明は、データ誤り検出手段は、通話に使用しているデータが誤っているか否かを検出することとしたものであり、すべての通話データを検査することができ、誤りを検出した場合はエラーカウンタのカウント値を増やし、エラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合は不良チャネルと予備チャネルを入れ替えることができるので、常に良好なチャネルで通信を行うことができ、品質の良い通信が可能となるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第8の発明は、チャネル情報記憶手段は、或る時間内の或るチャネルにおける妨害電波検出手段およびデータ誤り検出手段によって検出された回数をエラーカウンタのカウント値として記憶することとしたものであり、妨害の情報が常に更新されているので、信頼性の高い通信をすることができるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第9の発明は、不良チャネル判定手段は、使用チャネルもしくは予備チャネルにおいて、チャネル情報記憶手段により記憶したエラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合に、使用チャネルもしくは予備チャネルを不良チャネルと判定することとしたものであり、使用チャネルのみでなく予備のチャネルも不良チャネルと判定することができるので、不良チャネルと予備チャネルを入れ替える場合に、とりあえずどこかの予備チャネルと入れ替えるというような余分な動作をすることがなく、効率の高いチャネル交換を行うことができ、信頼性の高い通信が可能となるという作用・効果を有する。
上記課題を解決するためになされた第10の発明は、チャネル交換手段は、不良チャネル判定手段により不良チャネルと判定されたチャネルとチャネル選択手段によって選択された予備チャネルとを交換し、子機においては親機からの交換要求に基づいて交換を行うこととしたものであり、親機および子機の双方において、常に良好なチャネルで通信を行うことができ、品質の良い通信が可能となるという作用・効果を有する。
(実施の形態1)
周波数ホッピングスペクトラム拡散方式の無線通信装置の例としてコードレス電話装置の構成について、図1、図2を用いて説明する。
図1は、コードレス電話装置を構成する子機を示すブロック図であり、図2は、コードレス電話装置を構成する親機を示すブロック図である。
図1において、100は全体を制御する子機制御部としての主制御部、101はアンテナ、102は無線信号を送受信する無線回路、103は通話時に使用するスピーカとマイクロフォン、104は公衆回線上の相手電話機との通話を行うための通話回路、105はリンガ音を発生するリンガ回路、106はリンガ音を鳴らすスピーカ、107はデータを表示するLCD表示回路、108はボタンの押下等により指示を行う入力装置、109は子機記憶部としてのRAM、110はプログラム等を記憶するROMである。
また図2において、200は全体を制御する親機制御部としての主制御部、201はアンテナ、202は無線信号を送受信する無線回路、203は通話時に使用するスピーカとマイクロフォン、204は公衆回線上の相手電話機との通話を行うための通話回路、205はリンガ音を発生するリンガ回路、206はリンガ音を鳴らすスピーカ、207はデータを表示するLCD表示回路、208はボタンの押下等により指示を行う入力装置、209は親機記憶部としてのRAM、210はプログラム等を記憶するROM、211は公衆回線と動作タイミングを取ることなどを行う回線インタフェース部(回線I/F部)である。
図3は、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式のチャネル配置を示すチャネル配置図である。
ここで、周波数の割当てについて説明する。周波数の異なるA個の複数個チャネルの中から通話に使用する一部のチャネルとしてB個の使用チャネルを保持し、他の無線機器等との電波干渉を回避するために残りの(A−B)個の予備チャネルを保持し、また、A個のチャネルをチャネルの周波数値を基にC個のチャネル群に割り当て、それぞれのチャネル群に使用チャネルと予備チャネルを割り当てるシステムであるが、例えばA=90個のチャネルを持つシステムを考えた場合、そのなかで実際に使用するチャネル数をB=45個とすると予備のチャネル数は45個となる。さらにその90チャネルを3つに分割し(C=3)、チャネル番号1〜30の周波数の低いチャネル群、チャネル番号31〜60の周波数が中央のチャネル群、チャネル番号61〜90の周波数の高いチャネル群とし、図3に示すように、それぞれチャネル群1(300)、チャネル群2(310)、チャネル群3(320)とする。さらに各チャネル群の中には使用チャネル群と予備のチャネル群を持つように配置する。チャネル群1(300)の奇数チャネルを使用チャネル群1(301)、偶数チャネルを予備チャネル群1(302)とする。同じように、チャネル群2(310)の奇数チャネルを使用チャネル群2(311)、偶数チャネルを予備チャネル群2(312)とする。また、チャネル群3(320)の奇数チャネルを使用チャネル群3(321)、偶数チャネルを予備チャネル群3(322)とする。
次に、使用チャネルが後述の不良チャネル判定手段14、34(図5、図6参照)により不良チャネルと判定された場合にどの予備チャネル群の予備チャネルと入れ替えるかという優先順位について説明する。チャネル群1の使用チャネルが不良チャネルと判定された場合、はじめにチャネル群1(300)から周波数的に最も離れたチャネル群3(320)の予備チャネル群3(322)中にチャネル状態が良好なチャネルが存在するかを確認する。良好なチャネルが存在すれば予備チャネル群3(322)の予備チャネルを選択
し、不良チャネルと入れ替える。予備チャネル群3(322)の予備チャネルがすべて不良チャネルであり、良好なチャネルが存在しない場合はチャネル群3(320)の次に遠いチャネル群2(310)の予備チャネル群2(312)中にチャネル状態が良好なチャネルが存在するかを確認する。良好なチャネルが存在すれば予備チャネル群2(312)の予備チャネルを選択し、不良チャネルと入れ替える。チャネル群2(310)にも良好なチャネルが存在しない場合はチャネル群1(300)の予備チャネル群1(302)の中から予備チャネルを選択し、不良チャネルと入れ替える。
このように、チャネル群1(300)で不良チャネルが発生した場合にどの予備チャネルと入れ替えるかといった場合の選択する予備チャネル群の優先順位は、優先順位の高いほうから予備チャネル群3(322)、予備チャネル群2(312)、予備チャネル群1(302)となる。つまり、周波数的にできる限り離れた予備チャネル群の中から選択するようにする。同じようにチャネル群2(310)で不良チャネルが発生した場合の予備チャネル群の優先順位は予備チャネル群1(302)、予備チャネル群3(322)、予備チャネル群2(312)とする。この場合は2.4GHz帯の周波数を用いている電子レンジの中心周波数である2.45GHz(2.4GHz帯の中心より少し高めの周波数)を考慮し、予備チャネル群3よりも予備チャネル群1の優先度(優先順位)を高くしている。また、チャネル群3(320)で不良チャネルが発生した場合の予備チャネル群の優先順位は予備チャネル群1(302)、予備チャネル群2(312)、予備チャネル群3(322)となる。(表1)に、優先順位の例を示す。
Figure 0004449555
図4は、各チャネルの記憶情報を示すデータ図である。
各チャネルはチャネルエラーカウンタ値、そのチャネルが不良チャネルか良好チャネルかといったチャネルの状態、および、図3で示したどのチャネル群に属するかといった情報を持つ。ここで、エラーカウンタ値は後述の妨害電波検出手段11、31(図5、図6参照)によって検出された時にカウントアップされる値と、後述のデータ誤り検出手段12、32(図5、図6参照)によってデータ誤りが検出された時にカウントアップされる値とを足し合わせた値である。またチャネルの状態は、例えば不良チャネルと判定するエラーカウンタの閾値を12とした場合、チャネル番号“42”と“43”のエラーカウンタのカウント値は閾値を超えているので不良チャネルとなる。予備チャネルであっても不良チャネルとして状態を保持する。この場合の予備チャネルは使用不可な予備チャネルとなる。
図5は、子機の主制御部100における機能実現手段としてのチャネル選定手段を示す機能ブロック図であり、図6は、親機の主制御部200における機能実現手段としてのチャネル選定手段を示す機能ブロック図である。
図5において、1は通話において使用するチャネルを選定するチャネル選定手段、2は通話における制御を行う通話手段、11は各チャネルの受信電界強度を測定することによってその値が妨害とみなす閾値の値を超えていた場合は妨害電波が存在すると検出する妨害電波検出手段、12は通話に使用しているデータが誤っているか否かを検出するデータ誤り検出手段、13は各チャネルのチャネル番号、チャネルエラーカウンタ、チャネルが良好か不良かといったチャネルの状態および図3のどのチャネル群に属するかをRAM109に記憶するチャネル情報記憶手段、14はチャネル情報記憶手段13によりRAM109に記憶されたエラーカウンタのカウント値が不良チャネルとみなす閾値を超えているか否かを判定する不良チャネル判定手段、15は親機からのチャネル入れ替え要求すなわち、どの不良チャネルとどの予備チャネルとを入れ替えるかの情報に基づいてチャネルを交換するチャネル交換手段である。
また図6において、3は通話において使用するチャネルを選定するチャネル選定手段、4は通話における制御を行う通話手段、31は各チャネルの受信電界強度を測定することによってその値が妨害とみなす閾値の値を超えていた場合は妨害電波が存在すると検出する妨害電波検出手段、32は通話に使用しているデータが誤っているか否かを検出するデータ誤り検出手段、33は各チャネルのチャネル番号、チャネルエラーカウンタ、チャネルが良好か不良かといったチャネルの状態および図3のどのチャネル群に属するかをRAM209に記憶するチャネル情報記憶手段、34はチャネル情報記憶手段33によりRAM209に記憶されたエラーカウンタのカウント値が不良チャネルとみなす閾値を超えているか否かを判定する不良チャネル判定手段、35は図3のブロックの配置を基に決められた優先順位を基にどの予備チャネルを使用するかを選択するチャネル選択手段、36はチャネル選択手段35のチャネル選択の情報、すなわちどの不良チャネルとどの予備チャネルとを入れ替えるかの情報に基づいてチャネルを交換するチャネル交換手段である。
図7は、親機と子機のデータやり取りのフレーム構成を示すフレーム構成図である。
図7において、400は親機のフレーム構成であり、410は子機のフレーム構成である。1フレーム中に送信側で4スロット、受信側で4スロットのスロットを持つ。そのうちのいずれかのスロットを使用して通話を行う。スロット1を通話スロットとして使用した場合スロット2〜4は空きのスロットとなる。周波数ホッピングスペクトラム拡散方式では、毎フレーム使用するチャネル(周波数)を変えながら通信を行っている。したがってフレームNとフレームN+1で使用しているチャネルは異なる。
図8は、親機制御部200と子機制御部100に共通な妨害検出手順(妨害電波検出手段11、31の動作)を示すフローチャートである。妨害を検出する動作は、親機の場合はスタンバイ状態時および通話時に行う。スタンバイ状態時には通話に使用しているスロットは存在せず、すべての受信スロットを用いて受信電界強度の測定を行う。測定を行うチャネルは1から90まで順番にフレーム単位で切替える。例えばフレームNではチャネル1、フレームN+1ではチャネル2、フレームN+2ではチャネル3という順番で電界強度の測定を行っていく。通話時には通話として使用していないスロットを用いてスタンバイ状態時と同じように電界強度の測定を行う。例えばスロット1を通話スロットとして使用した場合には、残りのスロット2〜4を用いて受信電界強度の測定を行う。また子機の場合は、通話中に通話に使用していない送信側のスロットを用いて、10フレームに1回といったように周期的にチャネルを1〜90へと順番に変えながら受信電界強度の測定を行う。毎フレーム行うと消費電力が増えて連続通話可能時間が短くなるので周期的に行っている。また、子機において受信のスロットで行わないのは、親機が他の子機と通話をしている場合にタイミング的にぶつかる可能性があるからである。
図8において、まず、図7に示した1フレーム中に通話に使用している以外の空きのスロットがあるかどうかを判定する(S500)。親機の場合は受信側で通話に使用していないスロットが存在するか、子機の場合は送信側で通話に使用していないスロットが存在するかを判定する。次に、妨害電波があるかどうかを検出するためのチャネルを選択する(S510)。ここでは前回検出に用いたチャネル番号の次のチャネル番号を選択する。前回がチャネル1であれば今回はチャネル2となる。ステップS500で選択したスロットにおいて、またステップS510で選択したチャネルにて受信電界強度を測定する(S520)。次に、測定した値が妨害とみなす閾値を超えているかどうかを判定する(S530)。超えていたら妨害が検出されたと判定して、そのチャネルのエラーカウンタをカウントアップする(S540)。そしてカウントアップした後のエラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値を超えていれば、そのチャネルは不良チャネルであると判定し(S550)、不良チャネル処理を行う(S560)。受信電界強度を測定するタイミングとしては1つのスロット中に一定間隔で複数回の電界強度の測定を行い、その中で1回でも妨害とみなす閾値を超えていたらそのスロットは妨害が検出されたとみなしてそのチャネルのエラーカウンタのカウント値を1つ増やす。例えば、ひとつの受信スロットの中で受信電界強度が測定可能な時間を780マイクロ秒とし、受信電界強度を測定する間隔を56マイクロ秒間隔とすると、1スロットあたり14回の測定を行っていることになる。その14回中に1回でも妨害とみなす閾値を超えていたらそのチャネルのエラーカウンタのカウント値を1つ増やす。
図9は、親機制御部200と子機制御部100に共通なデータ誤り検出手順(データ誤り検出手段12、32の動作)を示すフローチャートである。
図9において、まず、通話を行っているスロットにおいては毎フレーム、通信データを受信する(S600)。その通信データが誤っていないかどうかをチェックする(S610)。データが誤っていた場合、そのチャネルのエラーカウンタをカウントアップする(S620)。そしてカウントアップした後のエラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値を超えていれば、そのチャネルは不良チャネルであると判定し(S630)、不良チャネル処理を行う(S640)。
ここで、各チャネルのエラーカウンタのカウント値は、妨害電波検出手段11、31によってカウントアップされた値とデータ誤り検出手段12、32によってカウントアップされた値との和になる。
図10は、図8の妨害電波検出手段31または図9のデータ誤り検出手段32によってエラーカウンタのカウント値を増やした場合に、エラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値を超えていた場合に行う不良チャネル処理を示すフローチャートである。
図10は親機の不良チャネル処理手順である。親機は自分自身もしくは子機によって通知された不良チャネルを確認する。まず、図4に示したチャネル情報のチャネル群の情報を基に不良チャネルの属するチャネル群を確認する(S700)。次に、図3に基づき予備チャネル群の優先順位を設定する。優先順位は、図3で説明したように、不良チャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群を選択するものである。もし、不良チャネルのチャネル群が1ならば(S710)、予備チャネルを選択する予備チャネル群の優先順位(順番)を予備チャネル群3、予備チャネル群2、予備チャネル群1と設定する(S720)。もし不良チャネルのチャネル群が2ならば(S711)、予備チャネルを選択する予備チャネル群の優先順位(順番)を予備チャネル群1、予備チャネル群3、予備チャネル群2と設定する(S721)。もし不良チャネルのチャネル群が3ならば(S712)、予備チャネルを選択する予備チャネル群の優先順位(順番)を予
備チャネル群1、予備チャネル群2、予備チャネル群3と設定する(S722)。図10では不良チャネルのチャネル群は3であるとしている。
次に、設定した優先順位の最も高い予備チャネル群Aに良好な予備チャネルが存在するか否かを確認する(S730)。もし良好な予備チャネルが存在すれば、その予備チャネル群Aから不良チャネルと入れ替える予備のチャネルを選択する(S740)。すべての予備チャネルが使用されているか、もしくは予備チャネルが不良チャネルとして判定され、良好な予備チャネルが存在しない場合は、次に優先順位の高い予備チャネル群Bに良好な予備チャネルが存在するかを確認する(S731)。もし良好な予備チャネルが存在すれば、そのチャネル群Bから不良チャネルと入れ替える予備のチャネルを選択する(S741)。良好な予備チャネルが存在しない場合は次に優先順位の高い予備チャネル群Cに良好なチャネルが存在するかどうかを確認する(S732)。もし存在すれば、その予備チャネル群Cから不良チャネルと入れ替える予備のチャネルを選択する(S742)。良好な予備チャネルが存在しない場合は予備チャネルに空きがないと判定し(S734)、不良チャネルをそのまま使用する(S760)。入れ替えるチャネルを選択できた場合は、選択したチャネルと不良チャネルを入れ替える(S750)。次に、子機に対して無線を通じて、選択したチャネルを通知する(S751)。
図11は親機制御部200と子機制御部100に共通な不良チャネルの復帰手順を示すフローチャートである。
このシステムでは、一定周期で全てのチャネルのエラーカウンタをカウントダウンする(S800)。例えば5秒毎にエラーカウンタをカウントダウンするとした場合、5秒の間に個々のチャネルのエラーカウンタが妨害電波検出手段11、31もしくはデータ誤り検出手段12、32によって加算されなければ、エラーカウンタのカウント値は減らされることになる。親機の場合は1〜90チャネルを1フレームごとに切り替えて妨害電波検出を行っており、1フレームの周期を10ミリ秒とすると1つのチャネルは900ミリ秒毎に妨害検出を行うことになる。したがって5秒(5000ミリ秒)の間に5回妨害電波検出動作を行うことになり、5回とも妨害が検出されなかった時のみエラーカウンタのカウント値をカウントダウンすることになる。次に、各チャネルのエラーカウンタのカウント値をチェックする(S810)。次に、そのエラーカウンタのカウント値が不良チャネルの閾値未満であるかどうかをチェックする(S820)。閾値未満ならば、図4のチャネル記憶情報を基に、そのチャネルが現在不良チャネルかどうかをチェックする(S830)。不良チャネルとして記憶されていれば、そのチャネルを良好チャネルへと切り替える(S840)。そして、不良チャネルの代わりに使用されていた予備チャネルの状態は、使用中から予備として使用可能な状態へと切り替る。
図12は子機の不良チャネル処理手順を示すフローチャートである。これは、図8の妨害電波検出手段11または図9のデータ誤り検出手段12によってエラーカウンタのカウント値を増やした場合に、エラーカウント値が不良チャネルと判定する閾値を越えていた場合に行う不良チャネル処理を示すフローチャートである。
図12において、まず、不良チャネル情報を無線を通じて親機に通知する(S900)。次に、親機の不良チャネル処理(S910)によって選択された予備チャネルの情報を無線を通じて受け取り(S920)、選択されたチャネルと不良チャネルを入れ替える(S930)。
以上のように本実施の形態によれば、全体を制御する主制御部100、200をそれぞれ有する子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式のコードレス電話装置であって、子機の主制御部100もしくは親機の主制御部200は、複数のチャネルの
中から通話に使用する一部のチャネルを使用チャネルとして保持し、複数のチャネルの残りのチャネルを予備チャネルとして保持し、すべてのチャネルを周波数の高低によって複数のチャネル群に分割し、不良チャネルが発生した場合は、複数のチャネル群のうち、発生した不良チャネルの属していないチャネル群の予備チャネルと不良チャネルとを交換することにより、発生した不良チャネルの属していないチャネル群のうち他機器に対する妨害のより少ないチャネル群の予備チャネルすなわち周波数的に干渉が少ないチャネル群の予備チャネルを選択することができるので、不良チャネルを良好な予備チャネルと交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができる。
さらに、子機の主制御部100もしくは親機の主制御部200は、予備チャネルを有するチャネル群を、複数のチャネル群の中から、予め決められた優先順位に従って選択することにより、他機器に対する妨害のより少ないチャネル群の予備チャネルすなわち周波数的に干渉が少ないチャネル群の予備チャネルを選択するように優先順位を定めることができるので、不良チャネルを良好な予備チャネルと交換することができると共に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができる。
さらに、子機の主制御部100もしくは親機の主制御部200は、不良チャネルのチャネル群から周波数的に離れれば離れるほど優先順位を高く設定することにより、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができる。
さらに、親機は、複数の予備チャネルを保持する親機記憶部209を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段31と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段32と、干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたチャネル番号と干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段33と、エラーカウンタ値に基いてチャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段34と、不良チャネル判定手段34で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中の予備チャネル群を優先順位に従って選択するチャネル選択手段35と、選択した予備チャネル群中に存在する良好な予備チャネルと不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段36とを有することにより、干渉している他機器の使用している周波数チャネルからできる限り離れた予備チャネルを使用するようになるので、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるホッピングパターンを使用することになる。
さらに、子機は、複数の予備チャネルを保持する子機記憶部109を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段11と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段12と、干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたチャネル番号と干渉電波もしくはデータ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段13と、エラーカウンタ値に基いてチャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段14と、不良チャネル判定手段14で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中に存在する良好な予備チャネルと不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段15とを有することにより、干渉している他機器の使用している周波数チャネルからできる限り離れた予備チャネルを使用するようになるので、干渉している他機器への影響を可能な限り抑えることができるホッピングパターンを使用することになる。
さらに、妨害電波検出手段11、31は、音声データ通信に使用しているスロット以外のスロットを用いて定期的にすべてのチャネルの受信電界強度を測定し、測定した受信電
界強度の値が妨害とみなす閾値以上であれば干渉電波が検出されたとすると共に測定した受信電界強度の値が閾値未満であれば干渉電波が検出されなかったとすることにより、通信で使用されていないスロットを有効に活用してすべてのチャネルを定期的に測定するようにしたので、常に新鮮なチャネル情報を確保することができ、信頼性の高い通信を行うことができる。
さらに、データ誤り検出手段12、32は、通話に使用しているデータが誤っているか否かを検出することにより、すべての通話データを検査することができ、誤りを検出した場合はエラーカウンタのカウント値を増やし、エラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合は不良チャネルと予備チャネルを入れ替えることができるので、常に良好なチャネルで通信を行うことができ、品質の良い通信が可能となる。
さらに、チャネル情報記憶手段13、33は、或る時間内の或るチャネルにおける妨害電波検出手段11、31およびデータ誤り検出手段12、32によって検出された回数をエラーカウンタのカウント値として記憶することにより、妨害の情報が常に更新されているので、信頼性の高い通信をすることができる。
さらに、不良チャネル判定手段14、34は、使用チャネルもしくは予備チャネルにおいて、チャネル情報記憶手段13、33により記憶したエラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合に、使用チャネルもしくは予備チャネルを不良チャネルと判定することにより、使用チャネルのみでなく予備のチャネルも不良チャネルと判定することができるので、不良チャネルと予備チャネルを入れ替える場合に、とりあえずどこかの予備チャネルと入れ替えるというような余分な動作をすることがなく、効率の高いチャネル交換を行うことができ、信頼性の高い通信が可能となる。
さらに、チャネル交換手段15、36は、不良チャネル判定手段14、34により不良チャネルと判定されたチャネルとチャネル選択手段35によって選択された予備チャネルとを交換し、子機においては親機からの交換要求に基づいて交換を行うことにより、親機および子機の双方において、常に良好なチャネルで通信を行うことができ、品質の良い通信が可能となる。
本発明は、子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式のコードレス電話装置に関し、他機器からの干渉電波を検出した不良チャネルと予備チャネルとを交換した場合に、交換した予備チャネルによる他機器への妨害をできる限り防止することができる。
コードレス電話装置を構成する子機を示すブロック図 コードレス電話装置を構成する親機を示すブロック図 周波数ホッピングスペクトラム拡散方式のチャネル配置を示すチャネル配置図 各チャネルの記憶情報を示すデータ図 子機の主制御部における機能実現手段としてのチャネル選定手段を示す機能ブロック図 親機の主制御部における機能実現手段としてのチャネル選定手段を示す機能ブロック図 親機と子機のデータやり取りのフレーム構成を示すフレーム構成図 親機制御部と子機制御部に共通な妨害検出手順を示すフローチャート 親機制御部と子機制御部に共通なデータ誤り検出手順を示すフローチャート 図8の妨害電波検出手段または図9のデータ誤り検出手段によってエラーカウンタのカウント値を増やした場合に、エラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値を超えていた場合に行う不良チャネル処理を示すフローチャート 親機制御部と子機制御部に共通な不良チャネルの復帰手順を示すフローチャート 子機の不良チャネル処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1、3 チャネル選定手段
2、4 通話手段
11、31 妨害電波検出手段
12、32 データ誤り検出手段
13、33 チャネル情報記憶手段
14、34 不良チャネル判定手段
15、36 チャネル交換手段
35 チャネル選択手段
100 主制御部(子機制御部)
101、201 アンテナ
102、202 無線回路
103、203 スピーカとマイクロフォン
104、204 通話回路
105、205 リンガ回路
106、206 スピーカ
107、207 LCD表示回路
108、208 入力装置
109、209 RAM
110、210 ROM
200 主制御部(親機制御部)
211 回線インタフェース部(回線I/F部)

Claims (13)

  1. 全体を制御する主制御部をそれぞれ有する子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式の無線通信装置であって、
    前記子機の主制御部もしくは前記親機の主制御部は、使用が許可されている複数のチャネルを周波数の高低によって複数のチャネル群に分割し、前記複数のチャネルの中から通話に使用する一部のチャネルを使用チャネルとして保持し、前記使用チャネル以外のチャネルを予備チャネルとして保持し、
    前記複数のチャネル群は、少なくとも、第1のチャネル群および第2のチャネル群を有し、前記第1のチャネル群および前記第2のチャネル群はそれぞれ、複数のチャネルを有し、前記第1のチャネル群内で不良チャネルが発生した場合は、当該不良チャネルのみを、前記第2のチャネル群の予備チャネル交換することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記複数のチャネル群は、さらに第3のチャネル群を有し、前記子機の主制御部もしくは前記親機の主制御部は、前記予備チャネルを有するチャネル群を、前記複数のチャネル群の中から、予め決められた優先順位に従って選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記子機の主制御部もしくは前記親機の主制御部は、前記第1のチャネル群から周波数的に離れれば離れるほど前記優先順位を高く設定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記親機は、複数の前記予備チャネルを保持する親機記憶部を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段と、前記干渉電波もしくは前記データ誤りが検出されたチャネル番号と前記干渉電波もしくは前記データ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段と、前記エラーカウンタ値に基いて前記チャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段と、前記不良チャネル判定手段で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中の予備チャネル群を前記優先順位に従って選択するチャネル選択手段と、選択した前記予備チャネル群中に存在する良好な予備チャネルと前記不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の無線通信装置。
  5. 前記子機は、複数の前記予備チャネルを保持する子機記憶部を備え、すべてのチャネルにおいて干渉電波を検出する妨害電波検出手段と、通話データのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段と、前記干渉電波もしくは前記データ誤りが検出されたチャネル番号と前記干渉電波もしくは前記データ誤りが検出されたときにカウントアップするエラーカウンタのカウント値とを記憶するチャネル情報記憶手段と、前記エラーカウンタ値に基いて前記チャネル番号のチャネルを不良チャネルとするか否かを判定する不良チャネル判定手段と、前記不良チャネル判定手段で不良チャネルと判定されたチャネルの属するチャネル群から周波数的にできる限り離れたチャネル群中に存在する良好な予備チャネルと前記不良チャネルと判定されたチャネルとを交換するチャネル交換手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の無線通信装置。
  6. 前記妨害電波検出手段は、音声データ通信に使用しているスロット以外のスロットを用いて定期的にすべてのチャネルの受信電界強度を測定し、測定した前記受信電界強度の値が妨害とみなす閾値以上であれば干渉電波が検出されたとすると共に前記測定した受信電界強度の値が前記閾値未満であれば干渉電波が検出されなかったとすることを特徴とする請求項4または5に記載の無線通信装置。
  7. 前記データ誤り検出手段は、通話に使用しているデータが誤っているか否かを検出することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1に記載の無線通信装置。
  8. 前記チャネル情報記憶手段は、或る時間内の或るチャネルにおいて前記妨害電波検出手段および前記データ誤り検出手段によって検出された回数を前記エラーカウンタのカウント値として記憶することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1に記載の無線通信装置。
  9. 前記不良チャネル判定手段は、前記使用チャネルもしくは前記予備チャネルにおいて、前記チャネル情報記憶手段により記憶したエラーカウンタのカウント値が不良チャネルと判定する閾値以上となった場合に、前記使用チャネルもしくは前記予備チャネルを不良チャネルと判定することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1に記載の無線通信装置。
  10. 前記チャネル交換手段は、前記不良チャネル判定手段により不良チャネルと判定されたチャネルと前記チャネル選択手段によって選択された予備チャネルとを交換し、前記子機においては前記親機からの交換要求に基づいて前記交換を行うことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1に記載の無線通信装置。
  11. 子機と親機から成る周波数ホッピングスペクトラム拡散方式における通話チャネル入れ替え方法であって、
    複数のチャネルの中から通話に使用する一部のチャネルを使用チャネルとして保持し、
    前記複数のチャネルの残りのチャネルを予備チャネルとして保持し、
    すべてのチャネルを周波数の高低によって複数のチャネル群に分割し、
    前記複数のチャネル群は、少なくとも、第1のチャネル群および第2のチャネル群を有し、前記第1のチャネル群および前記第2のチャネル群はそれぞれ、複数のチャネルを有し、前記第1のチャネル群内で不良チャネルが発生した場合は、当該不良チャネルのみを、前記第2のチャネル群の予備チャネル交換することを特徴とする通話チャネル入れ替え方法。
  12. 前記複数のチャネル群は、さらに第3のチャネル群を有し、子機もしくは親機は、前記予備チャネルを有するチャネル群を、前記複数のチャネル群の中から、予め決められた優先順位に従って選択することを特徴とする請求項11記載の通話チャネル入れ替え方法。
  13. 子機もしくは親機は、前記第1のチャネル群から周波数的に離れれば離れるほど前記優先順位を高く設定することを特徴とする請求項12に記載の通話チャネル入れ替え方法。
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