JP4447698B2 - 物品パック機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パックすべき物品(すなわち、パック対象物品)をシート状包材によりパックして物品パックを順次作り出しつつこれらの物品パックを移送方向に沿って一列の状態で移送するように構成され、上記物品パックのパック状態が正常であるか不良であるかを検出してパック状態検査信号を出力するパック状態検査手段と、上記移送方向に沿って一列の状態で移送されてくる物品パックを複数列に振り分けて移送するパック振り分け機構とを備えている物品パック機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、シート状包材として板紙を用いて多数(例えば、縦2列および横3列の6本)の缶ビールなどの物品を1パックにパックするようにしたマルチパック機が知られている。このような従来のマルチパック機は、多数の缶ビールなどの物品を縦2列および横3列で計6本のグループにグループ分けしてから板紙合流位置へ送り込む物品グループ分け機構と、多数の板紙が全体としてブロック状になるように重ね合わせられて収容された板紙ストッカから板紙を1枚ずつ所定の位置に供給する給紙装置とをそれぞれ備えている。そして、この給紙装置により所定の位置に供給された板紙は、コンベア装置などにより板紙合流位置へと送り込まれて、グループ分けされた缶ビールなどの物品の上面にその中間部を重ね合せられる。
【0003】
この板紙は、上記板紙合流位置に到着する直前から、板紙押え機構によりその中間部を下方に向って押えられ始める。そして、この板紙は、板紙押え機構によってその中間部を下方に向って押さえられつつ、上記物品の上面にその中間部を重ね合わせられるので、板紙押え機構により上記物品の上面にその中間部を押え付けられる。また、板紙押え機構により上記物品の上面にその中間部を押え付けられている板紙は、板紙成形機構の板紙成形機能によって、その断面がほぼU字状(方向性を考慮すればほぼ逆U字状であるが、本文においては方向性を考慮しないでこのような場合でも単にほぼU字状という)になるようにその左右両側部を中間部に対して折り曲げ成形されるとともに、その左右両側部の基端部の前後両端部を内側に折り曲げられる。そして、この断面がほぼU字状の板紙は、板紙両端連結機構によって、その左右両側部の先端部を折り曲げられて、これらの左右両先端部を互いに係合される。
【0004】
上述の工程により例えば6本の缶ビールなどの物品が板紙をシート状包材として1パックにパックされて缶ビールパックなどの物品パックが作られる。なお、この物品パックは、板紙によりパックし易いように縦長の状態でパックされて縦長の状態でかつ前方へと移送される。そして、上述の工程が繰り返されることによって、同様の物品パックが順次作り出される。したがって、上記物品パックは、縦長の状態でかつ一列で順次送られるが、これらの物品パックをダンポール箱などの収納用容器に収納するときには、横長の状態でかつ複数列(例えば二列)で物品収納場所まで順次送られてくるのが好ましい。
【0005】
このために、上記マルチパック機は、上記物品パックをほぼ90°姿勢転換させて横長の状態にするとともに一列から二列へと振り分けるパック振り分け機構をさらに備えている。そして、このパック振り分け機構によって横長の状態になるとともに二列になった多数の物品パックは、ダンボール箱などの収納用容器に例えば4パックずつ収納される。
【0006】
一方、多数の物品を板紙により1パックにパックすることによって得られる物品パックの板紙によるパック状態が常に優良(すなわち、正常)であるとは限らず、まれに不良になる場合が生じる。そして、このような不良パックを他の正常パックと一緒に収納用容器に収納すれば、その収納用容器に収納された複数の物品パック全体が不良品になってしまう。また、不良パックを正常パックと間違えて出荷してしまうおそれもある。このために、上記マルチパック機は、カメラによる不良パック検出や光センサによる不良パック検出を行って不良パック検出信号を出力する不良パック検出機構を板紙両端連結機構とパック振り分け機構との間に備えている。そして、不良パック検出機構から不良パック検出信号が出力されたときには、マルチパック機全体の動作を停止させるとともにブザー、点滅ランプなどの報知手段によって作業員に不良パックの発生を報知するようにしている。したがって、作業員は、不良パックを手で取り除いてから、マルチパック機を再び動作させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のマルチパック機においては、不良パック検出機構によって不良パックが検出されたときに、マルチパック機全体の動作を停止させて不良パックを作業員が手で取り除くようにしている。したがって、従来のマルチパック機は稼働率が低く、また、不良パックをその都度取り除く手間が繁雑である。
【0008】
したがって、本発明の目的は、従来のマルチパック機の上述のような欠点を簡単な構成によって効果的に除去することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、パックすべき物品をシート状包材によりパックして物品パックを順次作り出しつつこれらの物品パックを移送方向に沿って一列の状態で移送するように構成され、上記物品パックのパック状態が正常であるか不良であるかを検出してパック状態検査信号を出力するパック状態検査手段と、上記移送方向に沿って一列の状態で移送されてくる物品パックを複数列に振り分けて移送するパック振り分け機構とを備えている物品パック機において、上記パック振り分け機構は、正常なパック状態の物品パックのための複数の正常パック用移送レーンと、不良なパック状態の物品パックのための少なくとも一つの不良パック用移送レーンとを有し、上記パック状態検査手段により不良なパック状態であることが検出された物品パックは、上記パック状態検査信号に基づいて、上記パック振り分け機構により上記不良パック用移送レーンに送り込まれるように構成され、上記パック振り分け機構は、上記物品パックを移送方向に沿って一列の状態で移送する上流側レール部と、この上流側レール部との間に切れ目を有している複数の正常パック用下流側レール部と、上記上流側レール部との間に切れ目を有している少なくとも1つの不良パック用下流側レール部と、上記上流側レール部を上記複数の正常パック用下流側レール部および上記少なくとも1つの不良パック用下流側レール部のうちのいずれか1つに選択的に接続するレーン切り換え用可動レール部と、上記レーン切り換え用可動レール部を駆動するレール駆動手段とを備え、上記レール駆動手段は、通常は、上記物品パックが上記複数の正常パック用下流側レール部のうちのいずれか1つに順次選択的に送り込まれるように上記レーン切り換え用可動レール部を上記複数の正常パック用下流側レール部のうちのいずれか1つに順次選択的に接続させるとともに、上記パック状態検査手段によって不良なパック状態の物品パックであることが検出されたときには、この物品パックが上記少なくとも1つの不良パック用下流側レール部に送り込まれるように上記レーン切り換え用可動レール部を上記少なくとも1つの不良パック用下流側レール部に接続させるように構成され、上記パック振り分け機構は、上記物品パックを上記移送方向に沿って移送するエンドレス・コンベアと、上記物品パックの移送方向とはほぼ直交して延びるように上記エンドレス・コンベアに取り付けられた多数の支持板とを備え、上記多数の支持板は、所定の複数ごとに支持板グループを構成して上記支持板グループごとに1つの物品パックが載置されるように構成され、上記支持板グループは、前端の支持板、後端の支持板および中間の支持板を備え、上記上流側レール部、上記複数の正常パック用下流側レール部、上記不良パック用下流側レール部および上記レーン切り換え用可動レール部にそれぞれ係合し得る第1の被ガイド手段が上記中間の支持板に設けられ、上記パック振り分け機構は、一対の姿勢転換用レール部をさらに備え、姿勢転換用押圧手段が上記前端の支持板および上記後端の支持板にそれぞれ設けられ、上記一対の姿勢転換用レール部にそれぞれ係合するように構成された第2の被ガイド手段が上記前端の支持板および上記後端の支持板にそれぞれ設けられ、上記支持板グループの上記移送方向への移動にともなって上記姿勢転換用押圧手段が上記物品パックを押圧することによって、この物品パックの姿勢を平面的に見て縦長の状態からほぼ90°回動させて横長の状態に転換させるように構成されている。
【0010】
本発明においては、上記パック状態検査手段は、カメラによる不良パック検出と、光センサによる不良パック検出とをそれぞれ行って、これら2種類の不良パック検出のうちの少なくとも一方により不良なパック状態の物品パックであることを検出したときには不良パック検出信号を出力するように構成されているのが好ましい。
【0013】
また、本発明においては、上記レーン切り換え用可動レール部の一端部が基台に回動可能に軸支され、上記レール駆動手段は、上記レーン切り換え用可動レール部の他端部がその作動ロッドに連結されている第1の作動シリンダと、この第1の作動シリンダのシリンダ本体にその作動ロッドが連結されている第2の作動シリンダとを備え、上記第1の作動シリンダの作動状態と非作動状態との切り換えと、上記第2の作動シリンダの作動状態と非作動状態との切り換えとに応じて、上記レーン切り換え用可動レール部が少なくとも3種類のレーン接続状態になるように構成されているのが好ましい。
【0014】
また、本発明においては、上記エンドレス・コンベアは、物品パックの移送方向とはほぼ直交して延びる多数の保持ロッドが全体としてすのこ形状にかつほぼエンドレスに取り付けられ、上記多数の支持板は、上記保持ロッドの長手方向にほぼ沿って摺動可能にかつ上記エンドレス・コンベアの表面に沿って全体としてほぼエンドレスになるように上記保持ロッドに取り付けられているのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明をマルチパック機に適用した一実施例を図面を参照して説明する。なお、このマルチパック機は、図9に示すように、通常の厚紙を例えばほぼ長方形状である所定の形状に切断するとともに所定の開口、切込み、折曲げ補助線および変色部分をそれぞれ形成することによって構成した板紙1をスリーブ用シート状部材(すなわち、シート状包材)としている。そして、このマルチパック機は、この板紙1をほぼ直方体形状の筒形(すなわち、ほぼ四角筒形)に成形して例えば6本(縦2列および横3列)の容量350ml、500mlなどの缶ビール101(図3参照)を1パックに自動的にパックするように構成されている。さらに、図9において、点線は山折り用の折り曲げ補助線を、また、一点鎖線は谷折り用の折り曲げ補助線をそれぞれ示している。
【0017】
マルチパック機全体の説明
(1) マルチパック機全体の構成
マルチパック機の主基台2には、図1および図2に示すように、パック対象物品である多数の缶ビール101(図3参照)を図2の左端から右端に向って順次移送するための多数のコンベア装置が設けられている。そして、これら多数のコンベア装置は、左右一対(すなわち、図2における上側および下側の一対)の第1のコンベア装置3、左右一対の第2のコンベア装置4、左右一対の第3のコンベア装置5、左右一対の第4のコンベア装置6a、6b、第5のコンベア装置7、左右一対の第6のコンベア装置8a、8bおよび第7のコンベア装置9を含んでいる。なお、主基台2の下流側(すなわち、図1および図2における右側)には、補助基台35が連結されている。そして、左右一対の第8のコンベア装置10a、10bが主基台2と補助基台35とにまたがってこれらの両基台2、35に取付けられている。また、主基台2には、第1のコンベア装置3の上方において、互いに重ね合わせられて全体としてブロック状になっている多数の板紙1を図1の左端から右方の板紙ストッカ38に向って移送する第9のコンベア装置11が設けられている。
【0018】
主基台2には、図1に示すように、第9のコンベア装置11を支持するためのほぼ直角三角形状の支持枠12も設けられている。さらに、主基台2には、第9のコンベア装置11の上方において、支持腕13を介して制御ボックス14が支持されている。そして、この制御ボックス14には、操作スイッチなどが設けられている。
【0019】
主基台2には、第9のコンベア装置11の下流側の端部(すなわち、図2における右側の端部)附近において、給紙装置21が配設されている。また、主基台2には、給紙装置21によって所定の位置まで供給された板紙1を第5のコンベア装置7まで移送するために、第10のコンベア装置22、第11のコンベア装置23および第12のコンベア装置27がそれぞれ設けられている。
【0020】
補助基台35には、図1および図2に示すように、第8のコンベア装置10a、10bにつらなって第13のコンベア装置31が設けられている。また、補助基台35には、この第13のコンベア装置31の下流側において、第14のコンベア装置32、第15のコンベア装置33および第16のコンベア装置34が3列になってそれぞれ前後方向(すなわち、移送方向)に延びるように設けられている。なお、これら第14〜第16のコンベア装置32〜34は、いずれも駆動源を有していなくてよい。
【0021】
主基台2には、左右一対の第3のコンベア装置5の上方において、左右一対の送りねじ24a、24bがそれぞれ設けられている。また、主基台2には、これらの送りねじ24a、24bの後端附近および前端附近において、左右一対の受入れ用星形歯車25a、25bおよび左右一対の受渡し用星形歯車26a、26bがそれぞれ設けられている。そして、左右一対の第2のコンベア装置4によってその進行方向においてほぼ等間隔で移送されて来た左右一列ずつの多数の缶ビール101は、左右一対の受入れ用星形歯車25a、25bによってその進行方向において正確に等間隔に調整される。また、これら左右一列ずつの缶ビール101は、左右一対の送りねじ24a、24bと左右一対の受渡し用星形歯車26a、26bとによる分離機能によって、それぞれの列が3本ずつのグループになるようにグループ別に順次分離される。
【0022】
主基台2には、第5のコンベア装置7および第6のコンベア装置8a、8bの上方において、板紙押え機構41が配設されている。なお、この板紙押え機構41は、左右一対の駆動用スプロケット42aおよび左右一対ずつの複数対のガイド用スプロケット42bにエンドレスにそれぞれ巻き掛けられた左右一対のエンドレス・チェーン43と、これら左右一対のエンドレス・チェーン43にまたがってほぼ等間隔で間欠的に取り付けられた多数の面状板紙押え手段(図示せず)と、これらの面状板紙押え手段に取付けられたシート押し曲げ手段としてのピン状板紙押え手段(図示せず)とを備えている。そして、それぞれの面状板紙押え手段は、左右一対のエンドレス・チェーン43にまたがって互いにほぼ隣接するように取付けられていて全体としてほぼ長方形状に構成された複数枚(例えば、6枚)の長手状板紙押え板と、これらの板紙押え板のうちの前後両端に位置する前方板紙押え板および後方板紙押え板にそれぞれ設けられた板紙前端位置規制片および板紙後端位置規制片とを備えている。また、ピン状板紙押え手段は、ほぼ長方形状の面状板紙押え手段の四隅にそれぞれ前後・左右計二対(すなわち、4本)取付けられた板紙押えピンを備えている。
【0023】
主基台2には、板紙押え機構41の左右両側において、第1の板紙成形手段44が設けられている。さらに、主基台2には、これら第1の板紙成形手段44の下方において、この第1の板紙成形手段44の左右一対のエンドレス・チェーンと同期して回転駆動される左右一対のパドルホイール45がそれぞれ設けられている。そして、主基体2には、左右一対のパドルホイール45の少し下流側からエンドレス・チェーン43の後端の少し上流側にかけて、第2の板紙成形手段49が設けられている。なお、第1の板紙成形手段44は、左右一対のエンドレス・チェーンと、これらのエンドレス・チェーンにそれぞれほぼ等間隔で取り付けられた多数の前方端用作動腕および多数の後方端用作動腕とからなっていてよい。また、第2の板紙成形手段49は、図9に示す板紙1の左右両側部(すなわち、中間部19に直接連なる部分)17a、17bを次第に下方へ折れ曲がるようにガイドする左右一対のガイド板からなっていてよい。そして、このようなガイド板は、主基台2に取り付け固定されていてよい。したがって、板紙押え機構41によってグループ分けされた缶ビール101の上面にその中間部19を押え付けられている板紙1は、第1および第2の板紙成形手段44、49と左右一対のパドルホイール45とからなる板紙成形機構の板紙成形機能によって、その断面がほぼU字状になるように成形されるとともに、その左右両側部17a、17bの基端部18a、18bの前後左右両端部16a、16b、16c、16dの4ヶ所を内側に十分に折り曲げられる。
【0024】
主基台2には、パドルホイール45と第7のコンベア装置9との間において、比較的薄い缶ビール支持板46が配設されている。また、主基台2には、この缶ビール支持板46のやや下方の左右両側において、板紙両端連結機構50が配設されている。なお、この板紙両端連結機構50は、左右一対のエンドレス・チェーン47a、47bと、これらのエンドレス・チェーン47a、47bにそれぞれほぼ等間隔で取付けられた少なくとも一種の多数の作動腕(図示せず)とからなっていてよい。そして、この板紙両端連結機構50は、その断面がほぼU字状の板紙1の左右両側部17a、17bの先端部15a、15bを缶ビール支持板46の下面に向ってそれぞれ折り曲げて、これらの左右両先端部15a、15bを互いに係止させる。
【0025】
第7のコンベア装置9附近には、図1および図2に示すように、パック状態検査手段としての不良パック検出機構51が設けられている。また、この不良パック検出機構51は、図3に示すように、光センサによる不良パック検出を行うための発光素子52a、52b、52c、52dと受光素子53a、53b、53c、53dとからなる4つの光センサを備えている。そして、これらの発光素子52a〜52dおよび受光素子53a〜53dは主基台2に配置されている。また、不良パック検出機構51は、図1、図2および図4に示すように、カメラによる不良パック検出を行うためのCCDカメラ54を備えている。なお、第7のコンベア装置9は、図2においては、便宜上、長方形状に描かれているが、実際には左右一対のエンドレス・チェーンを備えたものである。そして、CCDカメラ54は、その上方を通過する缶ビールパック55(図3および図4参照)をこれら一対のエンドレス・チェーンの間を通して撮像することができるように主基台2に配置されている。
【0026】
第13のコンベア装置31附近には、パック振り分け機構61が設けられている。このパック振り分け機構61は、第13のコンベア装置31の保持ロッド62に左右方向に摺動自在に取付けられた支持板63を備えている。なお、保持ロッド62は、第13のコンベア装置31の左右一対のエンドレス・チェーン64a、64b(図5参照)に左右両端部をそれぞれ取付けられている。そして、保持ロッド62は、エンドレス・チェーン64a、64bの進行方向(すなわち、前後方向)において互いに多少の間隔をもって連続的に多数配列されて全体としてすのこ形状にかつエンドレスになっている。また、支持板63は、保持ロッド62に較べて左右方向の長さがかなり小さく構成されている。そして、多数の支持板63は、保持ロッド62の進行方向(すなわち、前後方向)において互いにほぼ接触するかあるいは多少の間隙をもって連続的に多数配列されている。
【0027】
(2) マルチパック機全体の動作
つぎに、上述のように構成された図1〜図4に示すマルチパック機を用いて図9に示す板紙1により例えば6本の缶ビール101を1パックに自動的にパックして缶ビールパック(図3参照)55を作る工程について説明する。
【0028】
まず、左右一列ずつの多数の缶ビール101がその進行方向においてほぼ等間隔の状態で第1のコンベア装置3および第2のコンベア装置4に順次送り込まれる。そして、これら左右一列ずつの多数の缶ビール101のそれぞれの列は、左右一対の受入れ用星形歯車25a、25b、左右一対の送りねじ24a、24bおよび左右一対の受渡し用星形歯車26a、26bによって、3本ずつのグループになるように順次分離される。そして、この3本ずつのグループに分離された左右一列ずつの缶ビール101のグループ(すなわち、縦2列および横3列で計6本のグループ)は、第5のコンベア装置7によって前方に移送され、この移送中に板紙合流位置を通過する。
【0029】
一方、互いに重ね合せられて全体としてブロック状になっている多数の板紙1は、それぞれの板紙1がほぼ垂直の状態で、第9のコンベア装置11によって給紙装置21の板紙ストッカ38まで予め移送されている。そして、給紙装置21は、この板紙ストッカ38に収容されている板紙1を板紙ストッカ38から1枚ずつ取り出して所定の位置まで順次供給する。また、この所定の位置まで供給された1枚の板紙1は、第10のコンベア装置22、第11のコンベア装置23および第12のコンベア装置27によって、第5のコンベア装置7上の板紙合流位置へと送り込まれて、6本の缶ビール101のグループ(以下、「1パック用缶ビールグループ」という)の上面にその中間部19を重ね合わせられる。なお、板紙1は、板紙押え機構41の面状板紙押え手段によって下方へ押えられ始めてからすぐに、上記板紙合流位置に到着する。
【0030】
ついで、1パック用缶ビールグループ上の板紙1は、板紙押え機構41のピン状板紙押え手段によってこの1パック用缶ビールグループの外周の少し外側にほぼ対応した位置(すなわち、中間部19の四隅に設けられているほぼ直角二等辺三角形状の隅部20a、20b、20c、20d)をそれぞれ上方から押えられて押え曲げされるので、その断面がほぼ浅皿形状(方向性を考慮すればほぼ逆浅皿形状であるが、本文においては方向性を考慮しないでこのような場合でもほぼ浅皿形状という)になる。そして、この図9に示す板紙1は、第5のコンベア装置7によってさらに前方に移送される過程において、第1の板紙成形手段44と左右一対のパドルホイール45とによる板紙成形機能によって、その断面がほぼ深皿形状(方向性を考慮すればほぼ逆深皿形状であるが、本文においては方向性を考慮しないでこのような場合でもほぼ深皿形状という)になるようにその左右両側部17a、17bを中間部19に対して多少折り曲げ成形されるとともに、その左右両側部17a、17bの基端部18a、18bの前後両端部16a、16b、16c、16dを途中まで内側に折り曲げられる。
【0031】
この場合、第1の板紙成形手段44の左右一対の前方端用作動腕は、パドルホイール45附近において、図9に示す板紙1の左右両側部17a、17bの基端部18a、18bの前方左右両端部16a、16bをこれらの基端部18a、18bの残りの部分に対して斜め上方から深く押し曲げるために往回動する。ついで、第1の板紙成形手段44の左右一対の後方端用作動腕(上記前方端用作動腕よりも多少遅れてパドルホイール45附近に到着する)は、このパドルホイール45附近において、上記基端部18a、18bの後方左右両端部16c、16dをこれらの基端部18a、18bの残りの部分に対して斜め上方から深く押し曲げるために往回動する。また、左右一対のパドルホイール45は、これら左右一対ずつの前方端用および後方端用の作動腕が前後左右両端部16a〜16dを押し曲げるときに、その羽根の両側端がこれらの前後左右両端部16a〜16dの折り曲げ補助線にほぼ位置することによって、折り芯として機能する。
【0032】
ついで、板紙2は、第2の板紙成形手段49による板紙成形機能によって、その断面がほぼU字状になるようにその左右両側部17a、17bを中間部19に対してさらに折り曲げ成形されるとともに、その左右両側部17a、17bの基端部18a、18bの前後両端部16a、16b、16c、16dを最後まで内側に折り曲げられる。
【0033】
ついで、その断面がほぼU字状の板紙1の中間部19をその上面に重ね合せられた1パック用缶ビールグループは、第6のコンベア装置8a、8bによって缶ビール支持板46上を摺動しながら前方へと移送される。そして、板紙1は、この移送中に、板紙両端連結機構50により、その左右両側部17a、17bの先端部15a、15bを折り曲げられて、左側部17aの先端部15aにそれぞれ形成された3つの係合孔28に、右側部17bの先端部15bにそれぞれ形成された3つの補助係合突起部30および3つの主係合突起部29を順次係合されることによって、これらの左右両先端部15a、15bを互いに係合される。
【0034】
上述の工程によって6本の缶ビール101が板紙1をシート状包材として1パックにパックされて缶ビールパック55が作られる。そして、この缶ビールパック55は、縦長の状態で第7のコンベア装置9によって前方へと移送される。そして、上述の工程が繰り返されることによって、同様の缶ビールパック55が順次作り出される。
【0035】
缶ビールパック55のそれぞれは、第7のコンベア装置9によって下流側(すなわち、移送方向)へ移送されているときに、不良パック検出機構51により不良パック55a(図2参照)であるか否かが検出される。この不良パック検出に際しては、まず、缶ビールパック55の底面がCCDカメラ54により撮像される。このカメラによる不良パック検出のために、板紙1は、図9に示すように、2種類の変色部分または異色部分(例えば、黒色部分)を有している。第1の変色部分は、3つの主係合突起部29の外側面56a、56b、56cである。また、第2の変色部分は3つの係合孔28と左側部17aの左先端部15aの左端との間の外側面57a、57b、57cである。
【0036】
CCDカメラ54により撮像された画像は画像処理装置により電気的に処理される。そして、この画像中に、第1の変色部分56a〜56cのうちの少なくとも1つ(図4に示す場合には、第1の変色部分56c)が存在するか、あるいは、第2の変色部分57a〜57cのうちの少なくとも1つ(図4に示す場合には、第2の変色部分57b)が存在しなければ、この画像の缶ビールパック55が不良パック55aであることが検出されるので、第1の不良パック検出信号が出力される。なお、上述のように上記画像中に第1の変色部分56cが存在していれば、この第1の変色部56cを有する主係合突起部29がこれと対応する係合孔28に正常に係合していないことが判る。また、上述のように上記画像中に第2の変色部分57bが存在していなければ、この第2の変色部分57bに隣接する係合孔28にこれと対応する補助係合突起部30が正常に係合していないことが判る。
【0037】
缶ビールパック55のそれぞれは、第7のコンベア装置9によってさらに下流側へ移送されているときに、カメラによる不良パック検出についで光センサによって不良パックであるか否かが検出される。この光センサによる不良パック検出に際しては、缶ビールパック55の前方への移送に応じた適当なタイミングでもって、4つの発光素子52a、52b、52c、52dからのそれぞれの発光がこれらに対応する4つの受光素子53a、53b、53c、53dによって同時に受光されているか否かが検出される。
【0038】
なお、1パック用缶ビールグループが板紙1により1パックにパックされるときに、板紙1の左右両側部17a、17bの基端部18a、18bの前後左右両端部16a〜16dの4ヶ所は、正常にパックされている状態では、既述のように内側に十分に折り曲げられている。このために、これら4ヶ所の前後左右両端部16a〜16dの左右両側のほぼ三角形状の部分(計8ヶ所)は、正常にパックされている状態では、缶ビール101が板紙1によるパックから抜け出るのを防止するために、1パック用缶ビールグループに向って押し曲げられてこの1パック用缶ビールグループの8ヶ所の隅部にそれぞれ当接している。しかし、1パック用缶ビールグループが板紙1により正常にパックされていない場合には、上記4ヶ所の前後左右両端部16a〜16dのうちの少なくとも1つが内側に十分に折り曲げられていないことがある。
【0039】
上記4つの光センサの発光素子52a〜52dの発光は、これら4ヶ所の前後左右両端部16a〜16dが内側に十分に折り曲げられていない場合にはそれぞれ存在する4ヶ所を通過して受光素子53a〜53dに受光される。したがって、4ヶ所の前後左右両端部16a〜16dの少なくとも1つ(図3の場合には、右前側の端16bおよび左後側の端部16c)が内側に十分に折り曲げられていなれば、前記適当なタイミングにおいて、受光素子53a〜53dのうちの少なくとも1つ(図3の場合には、受光素子53b、53c)に受光されない状態が生じる。そして、この状態は、受光素子53a〜53dの4つの出力信号を信号処理装置により電気的に処理することによって検出されるので、この場合にも第2の不良パック検出信号が出力される。
【0040】
ついで、缶ビールパック55は、縦長の状態(すなわち、進行方向に沿って長い状態)でもって、第8のコンベア装置10a、10bによって第13のコンベア装置31まで前方へと移送される。そして、缶ビールパック55は、この第13のコンベア装置31による移送中に、後に詳述するようにパック振り分け機構61によってほぼ90°姿勢転換されて横長の状態となるとともに一列から複数列へと振り分けられる。そして、この複数列に振り分けられた缶ビールパック55は、第14のコンベア装置32、第15のコンベア装置33および第16のコンベア装置34によってさらに下流側へと移送されてから、ダンボール箱などの収納用容器に収納される。
【0041】
以上述べたマルチパック機の各機構は、給紙装置21、第10のコンベア装置22、第11のコンベア装置23、板紙押え機構41およびパック振り分け機構61を除いて、従来から周知のものであってよいから、これらを除く各機構の詳細な説明を省略する。また、本発明の要旨は、パック振り分け機構61に存在していて、給紙装置21、第10のコンベア装置22、第11のコンベア装置23および板紙押え機構41は従来から周知のものであってもよいから、給紙装置21、第10のコンベア装置22、第11のコンベア装置23および板紙押え機構41の詳細な説明も省略する。したがって、以下、パック振り分け機構61について、図5〜図9を参照しながら詳細に説明する。なお、図1〜図4を参照してすでに説明した部分については、以下、重複を避けるためにその説明を省略する。
【0042】
パック振り分け機構の説明
(1) パック振り分け機構の構成
保持ロッド62は、図2および図5に示すように、補助基台35に取り付けられている第13のコンベア装置31の左右一対のエンドレス・チェーン64a、64bにまたがってかつこれらのエンドレス・チェーン64a、64bの全長にわたって多数取り付けられているので、全体としてすのこ形状にかつほぼエンドレスになっている。また、これら多数の保持ロッド62の表面には、多数の支持板(すなわち、支持部材)63がエンドレス・チェーン64a、64bの全長にわたって取り付けられているので、これらの支持板63は全体としてほぼエンドレスになっている。そして、これら多数の支持板63のうちの順次隣接する4つの支持板63a、63b、63c、63dによって1つの支持板グループ(すなわち、支持体グループ)65がそれぞれ構成されている。なお、図示の実施例においては、それぞれの支持板グループ65のうちの前端および後端の支持板63a、63dは、中間の支持板63b、63cに較べて短くなっている。また、それぞれの支持板63a〜63dは、図示の実施例においては、2本の保持ロッド62にほぼ左右方向(すなわち、保持ロッド62の長手方向)に摺動自在に取り付けられている。このために、それぞれの支持板63a〜63dの裏面には、ほぼ左右方向に延びる断面が例えばほぼ半円形状の2本の条溝が形成されている。そして、これら2本の条溝には、保持ロッド62がそれぞれ嵌合されて抜け止めを施されている。
【0043】
補助基台35には、左右一対のエンドレス・チェーン64a、64bの間において、ガイドレール機構71が取り付けられている。そして、このガイドレール機構71は、このガイドレール機構71の中間部分をほぼ前後方向に延びている進路決定用ガイドレール72と、この進路決定用ガイドレール72の左右両側においてほぼ前後方向にそれぞれ延びている左側の姿勢転換用ガイドレール73および右側の姿勢転換用ガイドレール74とを備えている。また、進路決定用ガイドレール72は、ガイドレール機構71(ひいては左右一対のエンドレス・チェーン64a、64bの間)のほぼ中央をほぼ前後方向にほぼ直線的に延びている中央進路用ガイドレール75と、この中央進路用ガイドレール75の途中から左右両側にそれぞれ分岐している左側進路用ガイドレール76および右側進路用ガイドレール77とを備えている。そして、左側進路用および右側進路用ガイドレール76、77は、上流側から下流側に向って、中央進路用ガイドレール75から遠ざかる方向に傾斜して延びる傾斜レール部76a、77aと、中央進路用ガイドレール75とほぼ平行にそれぞれ延びる平行レール部76b、77bとを備えている。また、中央進路用ガイドレール75は、上流側から下流側に向って、上流側のレール部75aと、この上流側レール部75aとの間に切れ目78を有する下流側のレール部75bとを備えている。そして、この切れ目78には、進路切り換え用可動レール79が配置されている。
【0044】
左側および右側の姿勢転換用ガイドレール73、74は、上流側から下流側に向って、中央進路用ガイドレール75とほぼ平行にそれぞれ延びる第1の平行レール部73a、74aと、中央進路用ガイドレール75から遠ざかる方向に傾斜してそれぞれ延びる傾斜レール部73b、74bと、中央進路用ガイドレール75とほぼ平行にそれぞれ延びる第2の平行レール部73c、74cとを備えている。なお、左側の姿勢転換用ガイドレール73の第1の平行レール部73aは、右側の姿勢転換用ガイドレール74の第1の平行レール部74aよりも長くなっている。また、左側の姿勢転換用ガイドレール73の第2の平行レール部73cは、右側の姿勢転換用ガイドレール74の第2の平行レール部74cよりも短くなっている。なお、これらの長さの差は、後述のようにそれぞれの支持板グループ65に設けられている一対の方向転換用押圧ピン92、93の前後方向の長さにほぼ相当している。
【0045】
ガイドレール72〜77、79は、それらのほぼ中央に沿ってガイド溝をそれぞれ有している。また、左側進路用ガイドレール76の平行レール部76b、中央進路用ガイドレール75の下流側のレール部75bおよび右側進路用ガイドレール77の平行レール部77bの下流端は、第14〜第16のコンベア装置32〜34の上流側の端部附近にそれぞれ位置している。
【0046】
進路切り換え用可動レール79は、図6〜図8に示すように、中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aの下流側の端部附近において、補助基台35に支軸81によってその上流側の端部を回動可能に取り付けられている。そして、この進路切り換え用可動レール79の下流側の端部には、第1の油圧シリンダ82のピストンロッド(すなわち、作動ロッド)83の先端部が支軸84によって連結されている。また、第1の油圧シリンダ82のシリンダ本体85は、第2の油圧シリンダ86のピストンロッド(すなわち、作動ロッド)87の先端部に支軸88によって連結されている。そして、第2の油圧シリンダ86のシリンダ本体89の基端部は、補助基台35に支軸90によって固定されている。
【0047】
したがって、図6に示すように、第1の油圧シリンダ82が作動状態(この場合および以下においては、ピストンロッド83、87がシリンダ本体85、89から外部に突出する長さが大きい状態を作動状態といい、その逆の状態を非作動状態という)になると、進路切り換え用可動レール79が中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aを中央進路用ガイドレール75の下流側レール部75bに繋げる第1の切り換え状態になる。そして、この第1の切り換え状態において、図7に示すように第1の油圧シリンダ82が非動作状態になると、進路切り換え用可動レール79が上流側レール部75aを右側進路用ガイドレール77の傾斜レール部77aにつなげる第2の切り換え状態になる。また、図8に示すように、この第2の切り換え状態において第1および第2の油圧シリンダ82、86がそれぞれ作動状態になるか、あるいは、上記第1の切り換え状態において第2の油圧シリンダ86が作動状態になれば、進路切り換え用可動レール79が上流側レール部75aを左側進路用ガイドレール76の傾斜レール部76aに繋げる第3の切り換え状態(すなわち、不良パック除去状態)になる。
【0048】
それぞれの支持板グループ65のうちの前端および後端の支持板63a、63dの裏面の左側および右側には、左側の姿勢転換用ガイドレール73および右側の姿勢転換用ガイドレール74のガイド溝にそれぞれ係合する第2の被ガイドピン91が設けられている。また、それぞれの支持板グループ65のうちの中間の支持板63b、63cの裏面のほぼ中央には、中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aおよび進路切り換え用可動レール79にそれぞれ係合する第1の被ガイドピン91が設けられている。そして、これらの支持板63b、63cの第1の被ガイドピン91は、進路切り換え用可動レール79に係合した後に、中央進路用ガイドレール75の下流側レール部75bならびに左側進路用および右側進路用ガイドレール76、77のうちのいずれか1つに選択的に係合する。
【0049】
それぞれの支持板グループ65のうちの前端および後端の支持板63a、63dの表面の右側および左側には、姿勢転換用押圧手段としての姿勢転換用押圧ピン92、93がそれぞれ設けられている。そして、第8のコンベア装置10a、10bによって縦長の状態で送られてきた缶ビールパック55がこれらの姿勢転換用押圧ピン92、93の間に挿入されるようになっている。
【0050】
それぞれの支持板グループ65の4つの支持板63a〜63dは、第13のコンベア装置31の上流側の端部に常に一定の位置関係で送り込まれてくる必要がある。このために、ガイドレール73〜77がそれぞれ取り付けられている支持枠103、104、105、106、107は、支持板63a〜63dにそれぞれ設けられた被ガイド手段としての第1および第2の被ガイドピン91をそれぞれガイドし得るようになっている。
【0051】
支持枠103、104、105のそれぞれは、それらの上流側の端部および下流側の端部にほぼ半円形状のガイド板95、96を有し、さらに、これらのガイド板95、96の下端同士を連結するためにほぼ直線状に延びている下側レール部材97を有している。また、支持枠106、107は、それらの下流側の端部にほぼ半円形状のガイド板98を有し、さらに、これらのガイド板98を支持枠105の下側レール部材99に連結するためにほぼ直線状に延びている下側レール部材99を有している。そして、これらのガイド板95、96、98および下側レール部材97、99は、第1および第2の被ガイドピン91をガイドするために、それらのほぼ中央に沿って延びるガイド溝を有している。
【0052】
(2) パック振り分け機構の動作
第8のコンベア装置10a、10bによって縦長の状態で第13のコンベア装置31に送り込まれてきた缶ビールパック55は、以下に述べるようにして、パック振り分け機構61によってほぼ90°水平方向に姿勢転換されて横長の状態となるとともに一列から複数列へと振り分けられる。なお、1パック用缶ビールグループは、板紙1によりパックし易いように移送方向に対して縦長の状態でパックされるので、缶ビールパック55は縦長の状態でかつ一列で第13のコンベア装置31に送り込まれてくる。しかし、缶ビールパック55をダンボール箱などの収納用容器(図示せず)に収納するときには、収納し易いように横長の状態でかつ複数列(例えば二列)で収納用容器に収納される。
【0053】
このために、第13のコンベア装置31に縦長の状態で送り込まれてきた缶ビールパック55は、図2および図5に示すように、第13のコンベア装置31の上流側の端部附近の上面側まで移動してきた支持板グループ65上に送り込まれて姿勢転換用押圧ピン92、93の間に挿入されるとともに支持板グループ65(特に、中間の支持板63b、63c)上に載置される。そして、それぞれの支持板グループ65が上流側から下流側へと移動するのにともなって、前端の支持板63aが左方に移動するとともに後端の支持板63dがこれとは反対の方向である右方に移動する。これらの移動は、前端および後端の支持板63a、63dの第2の被ガイドピン91が左側および右側の姿勢転換用ガイドレール73、74の傾斜レール部73b、74bにガイドされるのにともなって行われる。そして、缶ビールパック55は、図2に示すように、縦長の状態からほぼ90°回動して横長の状態になる。
【0054】
第1の油圧シリンダ82は、通常は、缶ビールパック55が中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aの下流側の端部附近に送り込まれてくるのに同期して、作動状態と非作動状態とを交互に繰り返すようになっている。また、第2の油圧シリンダ86は、通常は、非作動状態に保持されている。したがって、通常は、進路切り換え用可動レール79は、図6および図7に示すように、中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aを中央進路用ガイドレール75の下流側レール部75bと右側進路用ガイドレール77の傾斜レール部77aとに交互に繋げる。そして、順次送り込まれる多数の缶ビールパック55がそれぞれ載置されている支持板グループ65は、中央進路(すなわち、第1の移送レーン)と右側進路(すなわち、第2の移送レーン)とを交互に進行するので、これらの支持板グループ65上の缶ビールパック55は第15および第16のコンベア装置33、34に交互に送り込まれる。したがって、これらの缶ビールパック55は、後続の缶ビールパック55に押されて、これら第15および第16のコンベア装置33、34上を下流側に向って移動する。そして、これらの缶ビールパック55は、従来から周知の容器詰め装置(図示せず)によってダンボール箱などの収納用容器に例えば4パック(縦2列および横2列)ずつ収納される。
【0055】
不良パック検出機構51(図2〜図4参照)が既述のような第1および第2の不良パック検出信号のうちの少なくとも一方が出力したときには、不良パック55aが中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aの下流側の端部附近に送り込まれてくるのに同期して、第1および第2の油圧シリンダ82および86がいずれも作動状態になる。したがって、この場合には、進路切り換え用可動レール79は、図8に示すように、中央進路用ガイドレール75の上流側レール部75aを左側進路用ガイドレール76の傾斜レール部76aに繋げる。そして、不良パック55aが載置されている支持板グループ65は、左側進路(すなわち、第3の移送レーン)である不良パック用進路(すなわち、不良パック用移送レーン)を進行するので、この支持板グループ65上の不良パック55aは、第14のコンベア装置32に送り込まれてこの第14のコンベア装置32上に貯められる。そして、別のコンベア装置(図示せず)によって別の場所に運び込まれるか、あるいは、人手によって取り除かれる。
【0056】
なお、上述の実施例においては、通常の厚紙を所定の形状に切断などして構成した板紙1からなるシート状包材を用いて多数の缶ビール101を1パックに自動的にパックするマルチパック機に本発明を適用した。しかし、本発明は、缶ビール101以外の缶ジュース、缶詰め、ビンビール、ビンジュース、ビン詰めなどの複数個(多数個または少数個)または1個の物品を自動的にパックするパック機にも適用することができる。また、シート状包材として、通常の厚紙により構成した板紙1に代えて、ダンボール、プラスチック・シートなどの各種のシート状材料を用いることができる。
【0057】
また、上述の実施例においては、進路切り換え用可動レール79の駆動手段として2本の油圧シリンダを用いたが、任意の数の油圧シリンダを用いることができる。また、上記駆動手段として、油圧シリンダに代えて、空気シリンダ、プランジャ・ソレノイド、モータなどの別の駆動源を用いることもできる。
【0058】
また、上述の実施例においては、正常パック55のための2つのレーンまたはレール部75b、77aと不良パック55aのための1つのレーンまたはレール部76aとを設けたが、正常パック55のためのレーンまたはレール部は3つまたはそれ以上であってもよく、また、不良パック55aのためのレーンまたはレール部は2つまたはそれ以上であってもよい。そして、後者の場合には、不良パック55aの不良の種類および/または程度に応じてどの不良パック用移送レーンに送り込むかを決定してもよい。
【0059】
また、上述の実施例においては、不良パック検出機構51は、カメラによる不良検出と光センサによる不良検出とを行うようにしたが、これら2種類の不良検出のうちのいずれか一方のみの不良検出を行うだけでもよく、また、これら2種類の不良検出のうちの少なくとも一方に代えるかあるいはこれら2種類の不良検出に加えて、別の種類の不良検出を行うようにしてもよい。
【0060】
また、上述の実施例においては、不良パック検出機構51は、缶ビールパック55のパック状態が不良であることを検出して不良パック検出信号を出力するように構成したが、缶ビールパック55のパック状態が正常であることを検出して正常パック検出信号を出力するように構成し、正常パック検出信号が出力されない場合には缶ビールパック55のパック状態が不良であると判定するようにしてもよい。
【0062】
また、上述の実施例においては、通常は、中央進路用ガイドレール75の下流側レール部75bと右側進路用ガイドレール77の傾斜レール部77aとに缶ビールパック55を1つずつ順次振り分けるようにしたが、2つまたはそれ以上ずつ順次振り分けるようにしてもよい。
【0063】
さらに、上述の実施例においては、缶ビールパック55の移送方向とほぼ直交して延びる保持ロッド62がすのこ状にほぼエンドレスに取り付けられたエンドレス・チェーン64a、64bと、保持ロッド62の長手方向にほぼ沿って摺動可能にかつエンドレス・チェーン64a、64bの表面に沿って全体としてほぼエンドレスになるように保持ロッド62に取り付けられた多数の支持板63とを設け、4つの支持板63a〜63dからなる支持板グループ65に1つの缶ビールパック55を載置して移送するようにした。しかし、缶ビールパック55を移送するコンベア装置および支持体として、種々の構成のコンベア装置および種々の構成の支持体を用いることができる。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、パック状態検査手段により正常なパック状態の物品パックが検出されたときには、この正常なパック状態の物品パックを複数の正常なパック用移送レーンのうちのいずれか1つに送り込むことができるとともに、パック状態検査手段により不良なパック状態の物品パックが検出されても、物品パック機の動作を停止させることなく、不良なパック状態の物品パックを不良パック用移送レーンに自動的に送り込むことができるので、物品パック機の稼働率を向上させることができ、また、不良なパック状態の物品パックを取り除く作業がきわめて簡単である。
【0065】
また、正常なパック状態の物品パックを振り分けるための複数の正常パック用移送レーンとは別に、不良なパック状態の物品パックのための少なくとも1つの不良パック用移送レーンを設け、パック状態検査手段からのパック状態検査信号に基づいて、不良なパック状態の物品パックをパック振り分け機構により不良パック用移送レーンに送り込むようにしたから、構成が簡単で動作が確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をマルチパック機に適用した一実施例におけるマルチパック機全体の概略側面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のパルチパック機の不良パック検出機構の光センサによる不良パック検出状態を示す缶ビールパックおよび光センサの斜視図である。
【図4】図1のマルチパック機の不良パック検出機構のカメラによる不良パック検出状態を示す缶ビールパックの底面図である。
【図5】図1のマルチパック機のパック振り分け機構全体の斜視図である。
【図6】図5のパック振り分け機構のパック進路切り換え機構の第1の切り換え状態を示す平面図である。
【図7】図5のパック振り分け機構のパック進路切り換え機構の第2の切り換え状態を示す平面図である。
【図8】図5のパック振り分け機構のパック進路切り換え機構の第3の切り換え状態(不良パック除去状態)を示す平面図である。
【図9】図1のマルチパック機においてシート状包材として用いられる板紙の平面図である。
【符号の説明】
1 板紙(シート状包材)
35 補助基台
51 不良パック検出機構(パック状態検査手段)
52a 発光素子
52b 発光素子
52c 発光素子
52d 発光素子
53a 受光素子
53b 受光素子
53c 受光素子
53d 受光素子
54 CCDカメラ
55 缶ビールパック(物品パック)
61 パック振り分け機構
62 保持ロッド
63 支持板
64a エンドレス・チェーン
64b エンドレス・チェーン
65 支持板グループ
73 左側の姿勢転換用ガイドレール
74 右側の姿勢転換用ガイドレール
75 中央進路用ガイドレール
75a 下流側固定レール部(正常パック用移送レーン)
76 左側進路用ガイドレール
76a 傾斜レー部(不良パック用移送レーン)
77 右側進路用ガイドレール
77a 平行レール部(正常パック用移送レーン)
78 切れ目
79 進路切り換え用可動レール
82 第1の油圧シリンダ
86 第2の油圧シリンダ
91 被ガイドピン
92 姿勢転換用押圧ピン
101 缶ビール(物品)

Claims (4)

  1. パックすべき物品をシート状包材によりパックして物品パックを順次作り出しつつこれらの物品パックを移送方向に沿って一列の状態で移送するように構成され、
    上記物品パックのパック状態が正常であるか不良であるかを検出してパック状態検査信号を出力するパック状態検査手段と、上記移送方向に沿って一列の状態で移送されてくる物品パックを複数列に振り分けて移送するパック振り分け機構とを備えている物品パック機において、
    上記パック振り分け機構は、正常なパック状態の物品パックのための複数の正常パック用移送レーンと、不良なパック状態の物品パックのための少なくとも一つの不良パック用移送レーンとを有し、
    上記パック状態検査手段により不良なパック状態であることが検出された物品パックは、上記パック状態検査信号に基づいて、上記パック振り分け機構により上記不良パック用移送レーンに送り込まれるように構成され、
    上記パック振り分け機構は、上記物品パックを移送方向に沿って一列の状態で移送する上流側レール部と、この上流側レール部との間に切れ目を有している複数の正常パック用下流側レール部と、上記上流側レール部との間に切れ目を有している少なくとも1つの不良パック用下流側レール部と、上記上流側レール部を上記複数の正常パック用下流側レール部および上記少なくとも1つの不良パック用下流側レール部のうちのいずれか1つに選択的に接続するレーン切り換え用可動レール部と、上記レーン切り換え用可動レール部を駆動するレール駆動手段とを備え、
    上記レール駆動手段は、通常は、上記物品パックが上記複数の正常パック用下流側レール部のうちのいずれか1つに順次選択的に送り込まれるように上記レーン切り換え用可動レール部を上記複数の正常パック用下流側レール部のうちのいずれか1つに順次選択的に接続させるとともに、上記パック状態検査手段によって不良なパック状態の物品パックであることが検出されたときには、この物品パックが上記少なくとも1つの不良パック用下流側レール部に送り込まれるように上記レーン切り換え用可動レール部を上記少なくとも1つの不良パック用下流側レール部に接続させるように構成され、
    上記パック振り分け機構は、上記物品パックを上記移送方向に沿って移送するエンドレス・コンベアと、上記物品パックの移送方向とはほぼ直交して延びるように上記エンドレス・コンベアに取り付けられた多数の支持板とを備え、
    上記多数の支持板は、所定の複数ごとに支持板グループを構成して上記支持板グループごとに1つの物品パックが載置されるように構成され、
    上記支持板グループは、前端の支持板、後端の支持板および中間の支持板を備え、
    上記上流側レール部、上記複数の正常パック用下流側レール部、上記不良パック用下流側レール部および上記レーン切り換え用可動レール部にそれぞれ係合し得る第1の被ガイド手段が上記中間の支持板に設けられ、
    上記パック振り分け機構は、一対の姿勢転換用レール部をさらに備え、
    姿勢転換用押圧手段が上記前端の支持板および上記後端の支持板にそれぞれ設けられ、上記一対の姿勢転換用レール部にそれぞれ係合するように構成された第2の被ガイド手段が上記前端の支持板および上記後端の支持板にそれぞれ設けられ、
    上記支持板グループの上記移送方向への移動にともなって上記姿勢転換用押圧手段が上記物品パックを押圧することによって、この物品パックの姿勢を平面的に見て縦長の状態からほぼ90°回動させて横長の状態に転換させるように構成された物品パック機。
  2. 上記パック状態検査手段は、カメラによる不良パック検出と、光センサによる不良パック検出とをそれぞれ行って、これら2種類の不良パック検出のうちの少なくとも一方により不良なパック状態の物品パックであることを検出したときには不良パック検出信号を出力するように構成された請求項1に記載の物品パック機。
  3. 上記レーン切り換え用可動レール部の一端部が基台に回動可能に軸支され、
    上記レール駆動手段は、上記レーン切り換え用可動レール部の他端部がその作動ロッドに連結されている第1の作動シリンダと、この第1の作動シリンダのシリンダ本体にその作動ロッドが連結されている第2の作動シリンダとを備え、
    上記第1の作動シリンダの作動状態と非作動状態との切り換えと、上記第2の作動シリンダの作動状態と非作動状態との切り換えとに応じて、上記レーン切り換え用可動レール部が少なくとも3種類のレーン接続状態になるように構成された請求項1または2に記載の物品パック機。
  4. 上記エンドレス・コンベアは、物品パックの移送方向とはほぼ直交して延びる多数の保持ロッドが全体としてすのこ形状にかつほぼエンドレスに取り付けられ、
    上記多数の支持板は、上記保持ロッドの長手方向にほぼ沿って摺動可能にかつ上記エンドレス・コンベアの表面に沿って全体としてほぼエンドレスになるように上記保持ロッドに取り付けられている請求項1、2または3に記載の物品パック機。
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