JP2822175B2 - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JP2822175B2
JP2822175B2 JP8097384A JP9738496A JP2822175B2 JP 2822175 B2 JP2822175 B2 JP 2822175B2 JP 8097384 A JP8097384 A JP 8097384A JP 9738496 A JP9738496 A JP 9738496A JP 2822175 B2 JP2822175 B2 JP 2822175B2
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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベヤ、
ローラーコンベヤ等に用いて好適な物品搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベヤにより搬送されている物
品をコンベヤ上で例えば90度回転させて方向転換させる
物品搬送装置として、特開平7-187376号公報に記載のも
のがある。
【0003】この従来技術は、物品を載置して搬送する
コンベヤと、上記物品に設けた移動磁石と、フレームに
設けられて上記移動磁石を吸引する固定磁石とを備え、
上記物品に設けた移動磁石を、所定の間隔をあけて配設
した一対の移動磁石とするとともに、上記固定磁石を、
上記コンベヤの搬送方向に配置されて、上記コンベヤの
搬送方向に平行に向けられた上記一対の移動磁石を共に
吸引する第1固定磁石と、この第1固定磁石の下流側に
設けられ、上記一対の移動磁石の間隔とほぼ同一の間隔
で上記コンベヤの搬送方向に平行に配置されて、上記コ
ンベヤの搬送方向と直交する方向に向けられた上記一対
の移動磁石のそれぞれを吸引する第2固定磁石とから構
成し、上記第1固定磁石と第2固定磁石との間に、第1
固定磁石の先端部に連続して第1固定磁石から受渡され
る上記一対の移動磁石を順次吸引する振分け磁石を設け
るとともに、該振分け磁石の少なくとも搬送方向前端部
を上記搬送方向と直交する方向に変位可能とし、更に制
御部に駆動制御され、上記物品が振分けタイミングに達
したことを条件に該振分け磁石の少なくとも上記前端部
を上記一対の第2固定磁石のいずれか一方側に向けて変
位させて、上記振分け磁石に順次吸引された一対の移動
磁石のうち搬送方向前方に位置する移動磁石を第2固定
磁石の一方側に、後方に位置する移動磁石を第2固定磁
石の他方側にそれぞれ受渡させる駆動装置を設けること
にて構成される。
【0004】この従来技術によれば、例えば振分け磁石
が正転位置と逆転位置との2つの位置間を揺動変位でき
るとき、物品の前面(前方の移動磁石)が正転位置にあ
る振分け磁石から第2固定磁石の一方側に載った振分け
タイミングで振分け磁石を正転位置から逆転位置に揺動
させ、物品の後方の移動磁石を第2固定磁石の他方側に
受渡すことにより、物品を90度回転させるものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、上述の駆動装置が駆動する振分け磁石の振分けタ
イミングとして、コンベヤ上の物品の振分け磁石側から
第2固定磁石側への物品受渡し領域の側傍に設けたセン
サによる物品検出タイミングを用いることとしている。
【0006】このため、コンベヤの急発進時の如くに物
品がコンベヤ上を滑って標準移動速度より遅い場合に
は、センサが物品の前面を検出したタイミングで振分け
磁石を揺動させても、物品の前方の移動磁石が未だ第2
固定磁石の一方側に載らない状態で該前方の移動磁石を
第2固定磁石の他方側に受渡してしまい、物品を90度回
転させるに至らない。
【0007】反対に、コンベヤの急停止時の如くに物品
がコンベヤ上を滑って標準移動速度より速い場合には、
センサが物品の前面を検出したタイミングで振分け磁石
を揺動させても、その揺動前に、物品の前方の移動磁石
だけでなく、後方の移動磁石までもが第2固定磁石の一
方側に渡ってしまい、物品を90度回転させるに至らな
い。
【0008】本発明の課題は、コンベヤにより搬送され
る物品の移動速度が変動する場合にも、物品を確実に方
向転換可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、物品を載置して搬送するコンベヤと、上記物品に設
けた移動磁石と、フレームに設けられて上記移動磁石を
吸引する固定磁石とを備え、上記物品に設けた移動磁石
を、所定の間隔をあけて配設した一対の移動磁石とする
とともに、上記固定磁石を、上記コンベヤの搬送方向に
配置されて、上記コンベヤの搬送方向に平行に向けられ
た上記一対の移動磁石を共に吸引する第1固定磁石と、
この第1固定磁石の下流側に設けられ、上記一対の移動
磁石の間隔とほぼ同一の間隔で上記コンベヤの搬送方向
に平行に配置されて、上記コンベヤの搬送方向と直交す
る方向に向けられた上記一対の移動磁石のそれぞれを吸
引する第2固定磁石とから構成し、上記第1固定磁石と
第2固定磁石との間に、第1固定磁石の先端部に連続し
て第1固定磁石から受渡される上記一対の移動磁石を順
次吸引する振分け磁石を設けるとともに、該振分け磁石
の少なくとも搬送方向前端部を上記搬送方向と直交する
方向に変位可能とし、更に制御部に駆動制御され、上記
物品が振分けタイミングに達したことを条件に該振分け
磁石の少なくとも上記前端部を上記一対の第2固定磁石
のいずれか一方側に向けて変位させて、上記振分け磁石
に順次吸引された一対の移動磁石のうち搬送方向前方に
位置する移動磁石を第2固定磁石の一方側に、後方に位
置する移動磁石を第2固定磁石の他方側にそれぞれ受渡
させる駆動装置を設けた物品搬送装置において、前記コ
ンベヤ上の物品の振分け磁石側から第2固定磁石側への
物品受渡し領域の側傍に、コンベヤの搬送方向の上流側
から下流側に向けて順次、高速用センサ、標準センサ、
低速用センサを配置し、それらの各センサにより物品の
通過を検出可能とし、前記制御部は、物品の標準移動時
には標準センサの物品検出タイミングを前記駆動装置に
よる振分けタイミングとし、物品の高速移動時には高速
用センサの物品検出タイミングを前記駆動装置による振
分けタイミングとし、物品の低速移動時には低速用セン
サの物品検出タイミングを前記駆動装置による振分けタ
イミングとして前記駆動装置を駆動制御するようにした
ものである。
【0010】
【0011】請求項1に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 物品の移動状態に応じて選択使用するセンサを異なら
せて駆動装置による振り分けタイミングを変更すること
により、物品のどんな移動状態においても、物品の前方
の移動磁石を第2固定磁石の一方側に載せた後、物品の
後方の移動磁石を第2固定磁石の他方側に渡すものとな
り、物品を方向転換できる。
【0012】コンベヤの定常運転時の如くに、物品の
移動速度が標準状態にあるときには、標準センサが物品
の前面を検出したタイミングで振分け磁石を変位させる
ことにより、物品の前方の移動磁石を第2固定磁石の一
方側に載せた後、物品の後方の移動磁石を第2固定磁石
の他方側に渡すものとなり、物品を方向転換できる。
【0013】コンベヤの急加速時の如くに、物品がコ
ンベヤ上を滑ってその移動速度が標準速度より遅い場合
には、その移動速度の遅れに応じてコンベヤの搬送方向
の下流側に設けた低速用センサが用いられる。即ち、低
速用センサが物品の前面を検出したタイミングで振分け
磁石を変位させることにより、物品の前方の移動磁石を
第2固定磁石の一方側に載せた後、物品の後方の移動磁
石を第2固定磁石の他方側に渡すものとなり、物品を方
向転換できる。
【0014】コンベヤの急停止時の如くに、物品がコ
ンベヤ上を滑ってその移動速度が標準速度より速い場合
には、その移動速度の進みに応じてコンベヤの搬送方向
の上流側に設けた高速用センサが用いられる。即ち、高
速用センサが物品の前面を検出したタイミングで振分け
磁石を変位させることにより、物品の前方の移動磁石を
第2固定磁石の一方側に載せた後、物品の後方の移動磁
石を第2固定磁石の他方側に渡すものとなり、物品を方
向転換できる。
【0015】尚、制御部による物品の移動速度状態の判
別は、(1) コンベヤの駆動状態の情報(コンベヤ駆動部
による運転モードの情報)、或いは(2) コンベヤ上での
物品移動速度の情報(物品移動速度検出器の出力)等を
得て成される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は物品搬送装置を示す模式
図、図2は物品搬送装置の要部を示す模式図、図3は図
2のIII-III 線に沿う矢視図、図4は図2のIV-IV 線に
沿う矢視図、図5は物品方向転換状態を示す模式図であ
る。
【0017】図1において、コンベヤ1は所定距離だけ
離して回転自在に軸支した一対の回転軸2と、両回転軸
2に水平に掛渡した非磁性体製の無端状平ベルト3とを
備えており、この平ベルト3における上方水平部の下部
に平板状の非磁性体製の支持フレーム4を設け、該支持
フレーム4で平ベルト3の下面を支持した状態で、平ベ
ルト3上に物品5を載置して該物品を搬送できるように
している。6はコンベヤ駆動モータである。上記物品5
の底部には、図2に示すように、所定の間隔をあけて一
対の移動磁石11a、11bを取付けてあり、また支持
フレーム4の下面には1本の第1固定磁石12aをコン
ベヤ1の搬送方向と平行に取付けている。従って、物品
5に設けた一対の移動磁石11a、11bは、上記第1
固定磁石12aに共に吸引された状態でコンベヤ1の搬
送方向と平行な状態で搬送されるようになる。他方、上
記第1固定磁石12aの下流側には、該第1固定磁石1
2aと所定の間隔をあけて2列の第2固定磁石12b、
12cをコンベヤ1の搬送方向と平行に設けてあり、一
対の移動磁石11a、11bが搬送方向と直交する方向
となった状態で、一方の移動磁石11aを一方の第2固
定磁石12bで、他方の移動磁石11bを他方の第2固
定磁石12cでそれぞれ吸引しながら、その状態で安定
して搬送できるようにしている。
【0018】次に、上流側の第1固定磁石12aと下流
側の第2固定磁石12b、12cとの間に、物品5を正
転又は逆転させるために移動磁石11a、11bを吸引
する振分け磁石13aを設けている。この振分け磁石1
3aは、図2、図3に示すように、揺動プレート14上
の中央部に固定してあり、この振分け磁石13aの両側
に上記移動磁石11a、11bと同極の磁石13bを配
置している。従って移動磁石11a、11bは、両側の
磁石13bによる排斥力を受けながら、中央の振分け磁
石13aのみに吸引されるようになる。上記揺動プレー
ト14は、その第1固定磁石12a側の下面に取付けた
軸15をフレーム16に回転自在に軸支することによ
り、その軸15を中心として揺動できるようにしてあ
る。そして上記揺動プレート14の第2固定磁石12
b、12c側の下面にリンク17の一端を連結し、図4
に示すように、該リンク17の他端を回転板19に設け
た偏心ピン20に連結している。上記回転板19はサー
ボモータ18によって正逆に回転されるようになってお
り、該サーボモータ18により上記回転板19を回転さ
せて偏心ピン20を図2に示す2か所の位置に位置決め
することにより、上記揺動プレート14を中立位置から
図2の時計方向に揺動回転した正転位置と、半時計方向
に揺動回転した逆転位置とに位置決めできるようにして
いる。上記振分け磁石13aは、揺動プレート14が正
転位置又は逆転位置のいずれに位置されても、常に振分
け磁石13aの右端部が第1固定磁石12aに連続する
ようになっている。他方、上記一対の第2固定磁石12
b、12cの右端部は、両者の間隔が狭まる傾斜部12
b' 、12c' となっており、一方の第2固定磁石12
bの傾斜部12b' は、振分け磁石13aが正転位置に
位置された際に該振分け磁石13aと一直線になるよう
に配置し、また他方の第2固定磁石12cの傾斜部12
c' は、振分け磁石13aが逆転位置に位置された際に
該振分け磁石13aと一直線になるように配置してあ
る。
【0019】即ち、振分け磁石13aのサーボモータ1
8は制御部20により、物品5が振分けタイミングに達
したことを条件に駆動制御され、振分け磁石13aを上
述の正転位置又は逆転位置のいずれかに切換えて位置付
ける。即ち、振分け磁石13aが正転位置に位置付けら
れると、振分け磁石13aに吸引された物品5の一対の
移動磁石11a、11bのうち前方の移動磁石11aが
左側の第2固定磁石12cに受渡され、後方の移動磁石
11bが右側の第2固定磁石12bに受渡される。反対
に、振分け磁石13aが逆転位置に位置付けられると、
振分け磁石13aに吸引された物品5の一対の移動磁石
11a、11bのうち前方の移動磁石11aが右側の第
2固定磁石12bに受渡され、後方の移動磁石11bが
左側の第2固定磁石12cに受渡される。
【0020】更に、コンベヤ1上の物品5の振分け磁石
13a側から第2固定磁石12b、12c側への物品受
渡し領域の側傍には、コンベヤ1の搬送方向の上流側か
ら下流側に向けて順次、高速用センサ21H、標準セン
サ21S、低速用センサ21Lが配置され、各センサ2
1H、21S、21Lにより物品5の通過を検出可能と
している。
【0021】制御部20は、上述の各センサ21H、2
1S、21Lの検出結果を転送されるとともに、コンベ
ヤ1の駆動モータ6の稼動状態から得るコンベヤ1の運
転モードの情報(定常運転状態、急発進状態、急停止状
態等)を転送される。そして、制御部20は、振分け磁
石13cのサーボモータ18を下記(1) 〜(3) の如くに
制御する。
【0022】(1) コンベヤ1の定常運転中で、物品5の
移動速度が標準状態にあるときには、標準センサ21S
の物品検出タイミングをサーボモータ18による振分け
磁石13aの振分けタイミングとする。
【0023】(2) コンベヤ1の急発進時で、物品5の移
動速度が低速状態にあるときには、低速用センサ21L
の物品検出タイミングをサーボモータ18による振分け
磁石13aの振分けタイミングとする。
【0024】(3) コンベヤ1の急停止時で、物品5の移
動速度が高速状態にあるときには、高速用センサ21H
の物品検出タイミングをサーボモータ18による振分け
磁石13aの振分けタイミングとする。
【0025】従って、コンベヤ1において物品5は下記
(1) 〜(3) の如くに方向転換せしめられる。 (1) 物品5の一対の移動磁石11a、11bが第1固定
磁石12aに共に吸引された状態で、搬送方向に平行な
状態で搬送されてくる。そして、物品5の前方の移動磁
石11aから順次振分け磁石13aに受渡されて吸引さ
れるようになる(図5(A))。
【0026】(2) 物品5が振分け磁石13a側から第2
固定磁石12b、12c側への物品受渡し領域に達する
と(図5(B))、制御部20は前述した如くのコンベ
ヤ1の運転モード(物品5の移動速度状態)に応じて選
択されるセンサ21H、21S、21Lのいずれかの物
品検出タイミングを振分けタイミングとし、振分け磁石
13aのサーボモータ18を駆動させる(図5
(C))。
【0027】(3) サーボモータ18は振分け磁石13a
を例えば図2、図5の時計方向の正転位置に位置付ける
と、物品5の前方の移動磁石11aは第2固定磁石12
cに吸引され続け、物品5の後方の移動磁石11bが第
2固定磁石12b側に揺動されて該第2固定磁石12b
に受渡され、結果として物品5を90度回転させ、物品5
の一対の移動磁石11a、11bを搬送方向と直交する
方向へ回転させることができる。
【0028】従って、本実施形態によれば、下記〜
作用効果がある。 コンベヤ1の定常運転時の如くに、物品5の移動速度
が標準状態にあるときには、標準センサ21Sが物品5
の前面を検出したタイミングで振分け磁石13aを変位
させることにより、物品5の前方の移動磁石11aを第
2固定磁石12b、12cの一方側に載せた後、物品5
の後方の移動磁石11bを第2固定磁石12b、12c
の他方側に渡すものとなり、物品5を方向転換できる。
【0029】コンベヤ1の急加速時の如くに、物品5
がコンベヤ1上を滑ってその移動速度が標準速度より遅
い場合には、その移動速度の遅れに応じてコンベヤ1の
搬送方向の下流側に設けた低速用センサ21Lが用いら
れる。即ち、低速用センサ21Lが物品5の前面を検出
したタイミングで振分け磁石13aを変位させることに
より、物品5の前方の移動磁石11aを第2固定磁石1
2b、12cの一方側にのせた後、物品5の後方の移動
磁石11bを第2固定磁石12b、12cの他方側に渡
すものとなり、物品5を方向転換できる。
【0030】コンベヤ1の急停止時の如くに、物品5
がコンベヤ1上を滑ってその移動速度が標準速度より速
い場合には、その移動速度の進みに応じてコンベヤ1の
搬送方向の上流側に設けた高速用センサ21Hが用いら
れる。即ち、高速用センサ21Hが物品5の前面を検出
したタイミングで振分け磁石13aを変位させることに
より、物品5の前方の移動磁石11aを第2固定磁石1
2b、12cの一方側に載せた後、物品5の後方の移動
磁石11bを第2固定磁石12b、12cの他方側に渡
すものとなり、物品5を方向転換できる。
【0031】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、駆
動装置は振分け磁石を中立位置と、この中立位置を挟む
正転位置と逆転位置の3つの位置に変位せしめるもので
あっても良い。
【0032】また、コンベヤの側傍に物品移動速度検出
器を設け、制御部はこの検出器の検出結果を得て物品の
移動速度状態を判定し、この判定結果から高速用セン
サ、標準センサ、低速用センサのいずれの検出結果を振
分けタイミングとして採用するかを決定するものとして
も良い。
【0033】また、コンベヤの側傍に設ける物品検出セ
ンサは、高速用センサ、標準センサ、低速用センサの3
個に限らず、物品の移動速度の変動幅の大きさに応じて
2以上のいくつであっても良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンベヤ
により搬送される物品の移動速度が変動する場合にも、
物品を確実に方向転換可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は物品搬送装置を示す模式図である。
【図2】図2は物品搬送装置の要部を示す模式図であ
る。
【図3】図3は図2のIII-III 線に沿う矢視図である。
【図4】図4は図2のIV-IV 線に沿う矢視図である。
【図5】図5は物品方向転換状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 コンベヤ 4 フレーム 5 物品 11a、11b 移動磁石 12a 第1固定磁石 12b、12c 第2固定磁石 13a 振分け磁石 18 サーボモータ(駆動装置) 20 制御部 21H 高速用センサ 21S 標準センサ 21L 低速用センサ
フロントページの続き (72)発明者 大森 利幸 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式 会社 研究所内 (72)発明者 岩下 伊久雄 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−187376(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/24 B65G 47/28 B65G 43/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を載置して搬送するコンベヤと、上
    記物品に設けた移動磁石と、フレームに設けられて上記
    移動磁石を吸引する固定磁石とを備え、 上記物品に設けた移動磁石を、所定の間隔をあけて配設
    した一対の移動磁石とするとともに、上記固定磁石を、
    上記コンベヤの搬送方向に配置されて、上記コンベヤの
    搬送方向に平行に向けられた上記一対の移動磁石を共に
    吸引する第1固定磁石と、この第1固定磁石の下流側に
    設けられ、上記一対の移動磁石の間隔とほぼ同一の間隔
    で上記コンベヤの搬送方向に平行に配置されて、上記コ
    ンベヤの搬送方向と直交する方向に向けられた上記一対
    の移動磁石のそれぞれを吸引する第2固定磁石とから構
    成し、 上記第1固定磁石と第2固定磁石との間に、第1固定磁
    石の先端部に連続して第1固定磁石から受渡される上記
    一対の移動磁石を順次吸引する振分け磁石を設けるとと
    もに、該振分け磁石の少なくとも搬送方向前端部を上記
    搬送方向と直交する方向に変位可能とし、更に制御部に
    駆動制御され、上記物品が振分けタイミングに達したこ
    とを条件に該振分け磁石の少なくとも上記前端部を上記
    一対の第2固定磁石のいずれか一方側に向けて変位させ
    て、上記振分け磁石に順次吸引された一対の移動磁石の
    うち搬送方向前方に位置する移動磁石を第2固定磁石の
    一方側に、後方に位置する移動磁石を第2固定磁石の他
    方側にそれぞれ受渡させる駆動装置を設けた物品搬送装
    置において、前記コンベヤ上の物品の振分け磁石側から第2固定磁石
    側への物品受渡し領域の側傍に、コンベヤの搬送方向の
    上流側から下流側に向けて順次、高速用センサ、標準セ
    ンサ、低速用センサを配置し、それらの各センサにより
    物品の通過を検出可能とし、 前記制御部は、物品の標準移動時には標準センサの物品
    検出タイミングを前記駆動装置による振分けタイミング
    とし、物品の高速移動時には高速用センサの物品検出タ
    イミングを前記駆動装置による振分けタイミングとし、
    物品の低速移動時には低速用センサの物品検出タイミン
    グを前記駆動装置による振分けタイミングとして前記駆
    動装置を駆動制御する ことを特徴とする物品搬送装置。
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