JP3974409B2 - 搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上流側の受入位置で受け入れた一群の物品を所定の姿勢を保持しながら下流側の排出位置まで搬送する搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置に関し、物品処理の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ポテトチップスなどの食品は袋詰めされたのち、搬送装置によって搬送されて、箱詰めステーションで段ボール箱などに箱詰めされる。
【0003】
ところで、近年、このような物品搬送技術の分野においては、高速処理化により生産性を向上させようとする傾向にある。このような搬送装置としては、例えば特開平5−278840号公報に開示されているものがある。図14に示すように、この搬送装置Aは、矢印で示す物品X…Xの搬送方向と平行に無端状の第1及び第2チェーンB1,B2を並列に配設し、両チェーンB1,B2をそれぞれ図示しない駆動手段によって独立して駆動する構成とされている。そして、各チェーンB1,B2には多数の仕切り部材C…Cが所定の間隔を置いて立設されており、これらの仕切り部材C…Cによって、一群の所定個数(図例では10個)の物品X…Xを保持する一対の第1物品集合保持部群D11,D12が第1チェーンB1に、また、一対の第2物品集合保持部群D21,D22が第2チェーンB2に形成されている。その場合、第1物品集合保持部群D11,D12と第2物品集合保持部群D21,D22とは、搬送方向に交互に配設されている。
【0004】
こうすることにより、例えば、第1チェーンB1によって間欠搬送される一方の第1物品集合保持部群D11は、受入位置アで上流側の搬入コンベアEから10個の物品X…Xを受け入れる。この受け入れ中、他方の第1物品集合保持部群D12は物品X…Xの排出を終了して受入位置アに向かう途上にあって、図示した位置を間欠搬送されている。
【0005】
また、先に10個の物品X…Xを受け入れた一方の第2物品集合保持部群D21は、第2チェーンB2により搬送されたのち排出位置イで停止しており、櫛歯状のプッシャ部材Fの作動により該保持部群D21から物品X…Xが一斉に排出される。この排出中、他方の第2物品集合保持部群D22は受入位置アに向かう途上にあって、図示した位置に停止している。
【0006】
そして、排出が終了した一方の第2物品集合保持部群D21は受入位置アに向かって移動を開始する。また、受け入れが終了した一方の第1物品集合保持部群D11は排出位置イに向かって移動したのち、物品X…Xが排出される。この第1物品集合保持部群D11が退去した受入位置アには他方の第2物品集合保持部群D22が臨み、搬入コンベアEから物品X…Xを受け入れる。
【0007】
各物品集合保持部群D11,D12,D21,D22にこのような動作を繰り返して実行させることにより、物品X…Xの受け入れ、搬送、及び排出が効率的に行われ、その結果、物品X…Xの高速処理化が図れるようになっている。
【0008】
一方、複数の仕切り部材を設けることなく、複数の袋詰め物品を受け入れたのちこれらの物品を一群状態で搬送し、排出位置で排出可能に構成された搬送装置として、特開平9−104526号公報に開示されているものがある。図15に示すように、この搬送装置Gでは、上流側の搬入コンベアHから横姿勢で搬入された物品X…Xは、受入位置アにおいて立ち上げ装置Iに設けられた爪J…Jの鎖線で示すような起立動作によって縦姿勢とされると共に、該物品X…Xはその耳部と矢印で示す搬送方向に沿って左右に水平配置された丸棒状のガイドレールK1,K2との係合を介して一列に並べられ、物品X…X同士は密着させられる。
【0009】
そして、物品X…Xは、鎖線で示すように動作する板状の縦送りプッシャLによって、前記右側ガイドレールK2と、前記左側ガイドレールK1に後続して配置された後部ガイドレールK3との係合を介して排出位置イまで搬送され、先頭の物品XがストッパMに当接すると、一群の物品X…Xは、板状の横送りプッシャNによって図示しない段ボール箱に向けて排出される。
【0010】
この搬送装置Gは仕切り部材を用いない方式のものであるので、こうすることにより多様な寸法及び個数の物品X…Xの搬送に柔軟に対応可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記搬送装置A,Gにおいても、以下のような問題が生じることがある。
【0012】
すなわち、特開平5−278840号公報に記載の搬送装置Aでは、仕切り部材C…Cが第1及び第2チェーンB1,B2に固定されているので、物品換えに際して物品X…Xの厚みや一群あたりの物品X…Xの個数などに応じて仕切り部材C…Cの個数や配設間隔などを変更する必要がある場合、即座には対応することができず、また、この変更作業は面倒である。
【0013】
そして、複数の仕切り部材C…C間に物品X…Xを保持するので、物品X…Xの厚みのばらつきも考慮して、通常各物品保持空間の寸法は物品X…Xの厚みより大きい寸法とされる。したがって、排出位置イにおいて物品X…Xを排出する際、段ボール箱に一群の物品X…Xをコンパクトに収納するためには幅寄せ操作が必要になる。その場合、物品X…Xの転倒、配列の乱れ、破袋などのトラブルが生じるおそれがある。
【0014】
一方、特開平9−104526号公報に記載の搬送装置Gでは、物品X…Xの耳部とガイドレールK1〜K3との係合を介して該物品X…Xを搬送するので、これらのガイドレールK1〜K3に係合可能な耳部を有する物品X…Xでないと搬送することができない。
【0015】
また、先頭の物品Xを前方から保持する部材がないことから、搬送中の物品X…Xの姿勢が安定しなく、特に高速搬送が要求される場合には問題である。しかも、搬送中、物品X…Xの下端はテーブルO上を移動するので、スムーズな搬送は期待できない。
【0016】
そして、横送りプッシャNで一群の物品X…Xを段ボール箱に向けて排出する際、該プッシャNと後部ガイドレールK3との交錯を避けるため、該ガイドレールK3を上方に移動させる機構が設けられており、コストの上昇につながる。
【0017】
そこで、本発明は、以上の現状に鑑み、高速処理化を果たしつつ、多様な厚み及び個数の物品を一群状態且つ所定の姿勢で安定的に搬送することができる汎用性のある搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0019】
まず、請求項1に記載の発明は、搬送装置において、物品の搬送経路に沿って走行する無端搬送部材を有する搬送手段と、前記無端搬送部材に連結されて一群の物品を保持しながら搬送させる保持手段と、前記搬送経路外から前記保持手段へ物品を受け入れる受入手段とを備え、前記保持手段は、前記一群の物品の前後に配置されてこれらの物品を保持する第1、第2の保持部材を有し、前記受入手段は、前記搬送経路出退して前記一群の物品の最後端を保持する後端保持部材を有すると共に、前記第1、第2の保持部材は、先端部が上向きの櫛歯状とされ、前記後端保持部材は、先端部が下向きの櫛歯状とされ、該第1、第2の保持部材のうちの少なくとも後側の保持部材と前記後端保持部材とは、前記櫛歯状部位を介して互いに交差可能に構成されていることを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、仕切り部材が備えられていないため、搬送する物品の厚みや一群あたりの物品の個数に柔軟に対応可能となる。さらに、排出位置で物品をコンパクトに箱詰めする場合、幅寄せ操作が不要であるというメリットがある。
【0021】
また、受入手段は、受け入れた一群の物品の最後端を保持する後端保持部材を有しているので、自立しにくい物品であっても安定的に保持手段に保持される。一方、自立可能な物品においても、例えば搬送部材が間欠走行する場合、走行起動時に物品に作用する加速度によって該物品が後方へ転倒するおそれがあるが、前記後部保持部材はこのような懸念を払拭する。このようにして、汎用性のある搬送装置が実現することになる。
【0022】
さらに、保持手段に所定個数の物品が受け入れられると、これらの一群の物品は、該保持手段の前後に配置された第1、第2の保持部材に保持されて安定的に搬送される。したがって、排出に際し、物品の配列乱れを防止する部材や幅寄せのための部材などを付加して設ける必要がない。そして、第1、第2の保持部材のうちの少なくとも後側の保持部材と後端保持部材とを、櫛歯状部位を介して互いに交差可能に構成したので、受け入れの高速化を図ることができる。
【0023】
そして、請求項2に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の搬送装置において、物品の受け入れに同期して前記後端保持部材の駆動を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とし、これによれば、受入手段は、物品を確実に受け入れることができる。
【0024】
次に、請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の搬送装置において、前記後端保持部材は、前記一群の物品の最後端を交互に保持する第1、第2の後端保持部材で構成されていることを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、後端保持部材は第1、第2の後端保持部材を有しているので、例えば、第1の後端保持部材で今回受け入れた物品の後端を保持する一方、第2の後端保持部材を次回物品の受け入れに待機させると、物品を一層確実に受け入れることができる。したがって、物品受け入れ時の配列乱れや転倒などのトラブルが回避される。
【0026】
そして、物品受け入れの高速化を図る場合、保持手段との間における後端保持部材の出退機会を増やすことが考えられる。この発明によれば、後端保持部材は第1、第2の後端保持部材を有しているので前記出退機会を増やすことが可能となり、物品受け入れの高速化が実現する。
【0029】
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の搬送装置において、少なくとも前記搬送経路に設けられ、前記搬送経路に沿って物品を案内するガイド部材がさらに備えられていることを特徴とする。
【0030】
この発明によれば、保持手段に保持された一群の物品は、搬送経路に沿って設けられたガイド部材に案内されながら搬送されることになり、搬送中の物品の配列乱れなどが防止される。
【0031】
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれかに記載の搬送装置において、前記第1、第2の保持部材間の間隔が調整可能であることを特徴とする。
【0032】
この発明によれば、搬送対象の物品の厚みや一群あたりの物品の個数に応じて第1、第2の保持部材間の間隔を調整することができるので、さらに汎用性のある搬送装置が実現する。
【0033】
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項2に記載の搬送装置において、前記保持手段と前記搬送手段とは、それぞれ、複数が備えられており、前記制御部は、複数の前記保持手段と前記搬送手段との駆動を、それぞれ独立して制御することを特徴とする。
【0034】
この発明によれば、物品の受け入れと搬送と排出とを効率的に実行することが可能となる。したがって、物品の高速処理化を図ることができる。
【0040】
また、請求項7に記載の発明は、前記請求項2又は請求項6に記載の搬送装置において、搬送される一群の物品の種類ごとに、前記後端保持部材の駆動パターンを記憶する記憶部が備えられ、前記制御部は、該記憶部に記憶された駆動パターンに基づき駆動を制御することを特徴とする。
【0041】
この発明によれば、物品替えに際して後端保持部材の駆動パターンの自動変更が可能となり、より迅速且つ効率的な物品処理を実現する搬送装置が提供される。
【0042】
そして、請求項8に記載の発明は、箱詰め装置において、前記請求項1から請求項7のいずれかに記載の搬送装置と、前記搬送装置の下流端部近傍で前記搬送装置から排出された一群の物品を箱詰めする装置とを備えたことを特徴とする。
【0043】
この発明によれば、搬送する物品の厚みや一群あたりの物品の個数に柔軟に対応可能、且つ、自立可能、不可能に拘わらず物品を受け入れて保持可能な搬送装置が備えられているので、汎用性のある箱詰め装置が実現する。
【0044】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態に係る箱詰め装置について説明する。なお、以下の記載で、「前、後」とあるのは、それぞれ搬送方向の下流側、上流側を、また、「左、右」とあるのは、それぞれ搬送方向の左側、右側を意味する。
【0045】
<箱詰め装置の全体構成>
図1及び図2に示すように、この箱詰め装置1は、例えばポテトチップスなどの食品を包装袋に収容した袋詰め物品X…Xをコンパクトに箱詰めするもので、一群の物品X…Xを矢印aで示す方向に搬送する搬送装置2と、搬送装置2の上流側に設けられて、さらに上流側の例えば包装機などから供給される物品X…Xを矢印bで示す方向に搬送して受入位置アで搬送装置2に受け渡す搬入装置3と、受入位置ア近傍に設けられて搬入装置3から搬送装置2へ物品X…Xを受け入れる受入装置4と、搬送装置2の下流側の左側方に設けられて、搬送装置2によって搬送される物品X…Xを排出位置イで矢印cで示す方向に排出する排出装置5と、右側方に設けられて、排出される物品X…Xを段ボール箱Yに収容すると共に、該段ボール箱Yを矢印dで示すようにさらに下流側に搬送する搬出装置6とが備えられている。
【0046】
<搬送装置>
搬送装置2は、架台11上方の本体フレーム12内に回転自在に軸支された前後一対のシャフト13,14を備えている。前方のシャフト13の所定位置に4個のスプロケット15a〜15dが、後方のシャフト14の所定位置にも4個のスプロケット16a〜16dが組み付けられている。前記スプロケット15a〜15dのうち、スプロケット15a,15dはシャフト13に固定される一方、スプロケット15b,15cはシャフト13に回転自在に支持されている。また、前記スプロケット16a〜16dのうち、スプロケット16a,16dはシャフト14に回転自在に支持される一方、スプロケット16b,16cはシャフト14に固定されている。
【0047】
そして、対向配置された前後のスプロケット15a〜15d,16a〜16d間にそれぞれ1条の無端状チェーン17a〜17dが巻き掛けられている。また、各チェーン17a〜17dの直下方には、これらのチェーン17a〜17dを支持する受け部材18…18(図1には一つのみ図示)が配置されている。
【0048】
本体フレーム12内の前方寄りに配置されたモータ19の出力軸に組み付けられたプーリ20と、前方のシャフト13の左側端部近傍に組み付けられたプーリ21との間にタイミングベルト22が巻き掛けられている。一方、本体フレーム12内の後方寄りに配置されたモータ23の出力軸に組み付けられたプーリ24と、後方のシャフト14の左側端部近傍に組み付けられたプーリ25との間にタイミングベルト26が巻き掛けられている。
【0049】
こうすることにより、モータ19の駆動力がスプロケット15a,15dに伝達されてチェーン17a,17dが一斉に走行可能となると共に、モータ23の駆動力がスプロケット16b,16cに伝達されてチェーン17b,17cが一斉に走行可能となる。
【0050】
そして、この搬送装置2には、一対のチェーン17a,17dに跨って連結されて、一群の物品X…Xを保持する図例上前方の第1物品集合保持機構27と、一対のチェーン17b,17cに跨って連結されて、同じく一群の物品X…Xを保持する後方の第2物品集合保持機構28とが備えられている。つまり、各物品集合保持機構27,28は、モータ19,23の駆動により、それぞれ独立して移動可能となる。
【0051】
次に、第1及び第2物品集合保持機構27,28の構成につき、第2物品集合保持機構28を例にとって説明すると、図3〜図6に示すように、前記チェーン17b,17c間に跨って、前後一対の側面視L字状の第1及び第2保持部材29,30が所定の間隔を置いて立設されると共に、両保持部材29,30間に図例では12個の搬送幅方向に長い底板部材31…31が立設されている。その場合、第2保持部材30と底板部材31…31とは、それぞれスペーサ32…32を介して両チェーン17b,17c上に設けられている。さらに、第1及び第2保持部材29,30と底板部材31…31とは、両チェーン17b,17c上に着脱可能に支持されている。
【0052】
また、第1及び第2保持部材29,30の上方に延びる先端部は、それぞれ5つの切り欠き29a…29a,30a…30aが設けられることにより、櫛歯状とされている。
【0053】
そして、矢印aで示す搬送方向に沿って、受入位置ア近傍から排出位置イ近傍まで延びるガイド部材33が立設されている(図1及び図2参照)。該ガイド部材33の受入位置ア側の端部には、搬入装置3から受け入れた物品Xの側縁部が当接可能に大面積の当接部33aが設けられている。
【0054】
<搬入装置>
図2に示すように、搬入装置3は、搬送装置2の上流側つまり受入位置アにおいて、搬送方向aに直交する向きで配置され、上流側から横姿勢で供給される物品X…Xを受入装置4ないし搬送装置2に縦姿勢で搬入するものである。
【0055】
この搬入装置3には、走行面を垂直にした第1ベルト41と、受入装置4側では走行面が該第1ベルト41と対向する一方、上流側では走行面が水平になるようにねじられた第2ベルト42と、第1及び第2ベルト41,42の下方に配置されて搬送装置2近傍まで延びると共に走行面を水平にした第3ベルト43と、第1及び第2ベルト41,42の下流側に配置されて走行面を垂直にすると共に走行面が互いに対向する第4及び第5ベルト44,45とが備えられている。そして、各ベルト41〜45は、図示しない駆動源によって駆動される。
【0056】
また、この搬入装置3は、第1、第2ベルト41,42間と第4、第5ベルト44,45間との間隔が調整可能に構成されている。すなわち、図2及び図7に示すように、架台11から左方へ連設されたフレーム46上から立設する図例上左方のサイドフレーム47aと、該サイドフレーム47aと対向するように配置された右方のサイドフレーム47bとが備えられている。そして、搬送方向bに沿った中央寄りの両サイドフレーム47a,47b間には、サイドフレーム47bに固設されたメネジを有するスリーブ48に螺合するネジ軸49が架設されており、サイドフレーム47aの外方に突出するネジ軸49の端部には、このネジ軸49を操作するためのハンドル50が取り付けられている。
【0057】
そして、前記ネジ軸49の搬送方向bに沿った前後下方の両サイドフレーム47a,47b間には、適宜間隔を置いて、右方の端部がサイドフレーム47bに固設されると共に、左方の端部がサイドフレーム47aに固設されたスリーブ51,51(図7には後方のみ図示)を挿通するガイドロッド52,52が架設されている。
【0058】
そして、前記第1ベルト41は、サイドフレーム47aに固設されたブラケット53を介して該サイドフレーム47aに回転自在に軸支されて、走行面を垂直にするための前後一対のローラ54,54間に巻き掛けられる一方、前記第2ベルト42は、上流側のサイドフレーム47bに回転自在に軸支されて、この近傍における走行面を水平にするためのローラ55と、下流側のサイドフレーム47bに固設されたブラケット56を介して該サイドフレーム47bに回転自在に軸支されて、この近傍における走行面を垂直にするためのローラ57との間に巻き掛けられている。
【0059】
また、前記第3ベルト43は、両サイドフレーム47a,47b間に回転自在に軸支された前後一対のローラ58,58(図7には後方のみ図示)間に巻き掛けられている。なお、前記第4、第5ベルト44,45は、ブラケット53,56を介して両サイドフレーム47a,47bにそれぞれ回転自在に軸支された前後一対のローラに巻き掛けられている。
【0060】
こうすることにより、ハンドル50を操作すれば、ネジ軸49とスリーブ48との螺合を介し、サイドフレーム47bがガイドロッド52,52に案内されながらサイドフレーム47aに対して矢印e,fで示すように相対移動するので、第1、第2ベルト41,42間、及び第4、第5ベルト44,45間の間隔が調整可能となる。
【0061】
そして、搬入装置3の下流端部には、搬入装置3から受入装置4に受け渡される物品X…Xを検出するための光電センサ59が設置されている。
【0062】
<受入装置>
図1、図3、及び図4に示すように、本発明の特徴部分である受入装置4は、受入位置ア近傍の架台11から立設するフレーム61に支持されたテーブル62上に配置されている。
【0063】
この受入装置4は、搬入装置3から搬入される物品X…Xを搬送装置2の第1及び第2物品集合保持機構27,28へ確実に受け入れると共にこれらの物品集合保持機構27,28に保持された一群の物品X…Xの最後端を保持するため、第1及び第2後端保持部材63,64を備え、これらの後端保持部材63,64にそれぞれ側面視で矢印gで示すボックスモーションを実行させるためのものである。
【0064】
まず、後方端部が下方に延びる側面視L字状の第1後端保持部材63は、該第1後端保持部材63を垂直移動させるためのシリンダ65のロッド65a下端に取り付けられており、2本のガイドロッド66,66に案内されて垂直移動可能に支持されている。
【0065】
また、テーブル62上に配置されたモータ67の出力軸にはピニオン68が組み付けられる一方、テーブル62上に配置された搬送方向aに長いガイドレール69に摺動自在に嵌合されたリニアベアリング70には、搬送方向aに直交する方向に長いアーム部材71が固設されている。該アーム部材71の一方の端部には、ピニオン68に噛合可能にラック72が固設されると共に、他方の端部には、前記シリンダ65が固設されており、この結果、第1後端保持部材63は、搬送方向aに水平移動可能となる。
【0066】
こうすることにより、該第1後端保持部材63は前記ボックスモーションが可能となる。なお、前方端部が下方に延びる側面視L字状の第2後端保持部材64の垂直及び水平移動方式は、前記第1後端保持部材63の場合と同様であるので、説明は省略する。
【0067】
また、図4〜図6に示すように、第1及び第2後端保持部材63,64は、下方に延びるそれぞれの先端部が互いに交差可能に櫛歯状に形成され、且つ平面視でも互いに交差可能な形状とされている。さらに、第1及び第2後端保持部材63,64の先端部は、前記第1及び第2保持部材29,30の上方に延びる先端部と交差可能な形状とされている。
【0068】
<排出装置>
図1及び図2に示すように、排出装置5は、本体フレーム12上面に搬送方向aに直交する向きで連設されたテーブル81上に配置されており、両物品集合保持機構27,28に保持された一群の物品X…Xを一斉に押し出す平板状のプッシャ部材82と、該プッシャ部材82がロッド83a先端に取り付けられて該プッシャ部材82を矢印cで示す方向に進出させるシリンダ83とが備えられている。なお、シリンダ83は一例であって、ソレノイドやモータなどを用いてプッシャ部材82を駆動してもよい。
【0069】
<搬出装置>
図1及び図2に示すように、搬出装置6は、本体フレーム12上面に連設された前後方向に延びるテーブル91を有しており、該テーブル91上に載置された段ボール箱Yに、前記排出装置5によって排出された一群の物品X…Xを収容したのち、該段ボール箱Yを適宜手段によって矢印dで示すようにさらに下流側へ搬送するものである。
【0070】
<制御システム>
この箱詰め装置1の制御システムを図8に示す。該制御システムには、箱詰め装置1を総括的に制御するコントロールユニット92が備えられている。また、このコントロールユニット92は、物品Xの種類ごとの初期設定や各種の制御パラメータなどを記憶するメモリ92aを有している。
【0071】
コントロールユニット92は、搬送装置2、搬入装置3、受入装置4、排出装置5、及び搬出装置6に制御信号を出力して、これらの駆動を制御すると共に、光電センサ59からの検出信号を入力する。
【0072】
また、前記メモリ92aは、物品Xごとに、第1及び第2後端保持部材63,64の動作パターン、各チェーン17a〜17dの間欠駆動のタイミング、一群あたり受け入れる物品X…Xの個数、受入位置アから排出位置イまでの各チェーン17a〜17dの走行速度と走行時間、排出装置5のプッシャ部材82の進退ストロークなどの制御パラメータを記憶している。
【0073】
<箱詰め装置の動作>
次に、この箱詰め装置1の動作について説明する。
【0074】
まず、例えば上流側装置である包装機から搬入装置3に横姿勢で物品Xが供給されると、該物品Xは、第1及び第2ベルト41,42によって順次縦姿勢とされ、さらに第4及び第5ベルト44,45によって確実に縦姿勢とされた上で、受入装置4へ搬入される。
【0075】
その場合、第1及び第2ベルト41,42の下方に走行面が水平とされた第3ベルト43が配置されているので、物品Xの下端部が良好に支持され、姿勢の乱れや転倒などの不具合が抑制される。ひいては、第1、第2ベルト41,42間の物品挟持力をいたずらに大きくすることなく、物品Xを確実に受入装置4に搬入することができるので、過大な挟持力に起因する破袋や内容物の損傷などの不具合が回避される。
【0076】
また、物品X…Xを第1及び第2ベルト41,42によって順次つまり連続的に横姿勢から縦姿勢とする方式であるので、一挙に横姿勢から縦姿勢とする方式に比較して、物品搬入の高速化が可能となる。
【0077】
さらに、第1、第2ベルト41,42間、及び第4、第5ベルト44,45間の間隔は調整可能とされているので、供給される物品X…Xの厚みに応じて該間隔を適正化することができ、物品X…Xの搬送が一層安定する。
【0078】
そして、コントロールユニット92は、光電センサ59からの物品検出信号を入力すると、メモリ92aが記憶している当該物品Xに対応する制御パターンに基づき、受入装置4つまり第1及び第2後端保持部材63,64、搬送装置2つまり各チェーン17a〜17d、排出装置5つまりシリンダ83、及び搬出装置6などの駆動をそれぞれ制御することができる。
【0079】
受入装置4における第1及び第2後端保持部材63,64の動作について詳しく説明すると、図3に示すように、第2物品集合保持機構28においては、すでに受け入れた6個の物品X…Xの最後端が第1後端保持部材63によって縦姿勢で保持されると共に、6個の物品X…Xは前方の第1保持部材29と後方の第1後端保持部材63とによって密着して保持される。そして、鎖線で示す位置に、搬入装置3から新たな物品X1が搬入されるようになる。
【0080】
次に、図9に示すように、新たな物品X1の搬入に先立ち、第2後端保持部材64は図3に示す位置から後退すると共に下動して、搬入されるであろう該物品X1の後端側へ回り込むように移動する。そして、前記鎖線位置つまり前方の第1後端保持部材63と後方の第2後端保持部材64との間に新たな物品X1が縦姿勢で搬入されると、該物品X1の一方の側縁部がガイド部材33の当接部33aに当接し、該物品X1は確実に第2物品集合保持機構28上に位置するようになる。その間、第1後端保持部材63は、6個の物品X…Xの最後端を保持する。
【0081】
そして、図10に示すように、チェーン17b,17c(左側チェーンのみ図示)が所定のピッチだけ間欠駆動されて矢印aで示す方向へ走行すると、第1後端保持部材63が上動すると共に、第2後端保持部材64が前進することによって物品X1を含む7個の物品X…Xの最後端を保持し、且つ、7個の物品X…Xは、前方の第1保持部材29と後方の第2後端保持部材64とによって密着して保持される。そして、鎖線で示す位置に、新たな物品X2が搬入装置3から搬入されるようになる。
【0082】
次いで、図11に示すように、新たな物品X2の搬入に先立ち、第1後端保持部材63は図10に示す位置から後退すると共に下動して、搬入されるであろう該物品X2の後端側へ回り込むように移動する。そして、前記鎖線位置つまり前方の第2後端保持部材64と後方の第1後端保持部材63との間に、新たな物品X2が搬入される。
【0083】
つまり、第1及び第2後端保持部材63,64は互いに交差可能に形成されているので、前記のような第1後端保持部材63の移動が可能となる。したがって、第1後端保持部材63は、新たな物品X2の受け入れに待機することができるので、該物品X2をより確実に受け入れることができ、物品受け入れ時の配列乱れや転倒などのトラブルが回避される。その間、第2後端保持部材64は、前記物品X1を含む7個の物品X…Xの最後端を保持する。
【0084】
前記受入装置4が備えられたことにより、搬入装置3からの物品Xの受け入れに際し、第1及び第2後端保持部材63,64によって一群の物品X…Xの最後端が保持されるので、自立しにくい物品X…Xであっても安定的に第2物品集合保持機構28に縦姿勢で保持される。しかも、二つの後端保持部材63,64が、交互に一群の物品X…Xの最後端を保持するように駆動することができるので、物品X…Xの受け入れを高速化することが可能となる。
【0085】
また、自立可能な物品Xにおいても、例えばチェーン17b,17cが間欠駆動される場合、走行起動時に物品Xに作用する加速度によって該物品Xが後方へ転倒するおそれがあるが、前記後端保持部材63,64はこのような懸念を払拭する。
【0086】
なお、第1及び第2後端保持部材63,64は、前記第1及び第2保持部材29,30とも交差可能に形成されている。したがって、例えば、第2物品集合保持機構28に最初の物品Xを受け入れるとき、あるいは、最後の物品Xを受け入れるときなどにも、第1あるいは第2後端保持部材63,64と第1あるいは第2保持部材29,30とが交差するように、第1あるいは第2後端保持部材63,64を駆動することにより、受け入れの高速化を図ることができる。
【0087】
そして、第2物品集合保持機構28に所定個数(この場合14個、図1の第1物品集合保持機構27参照)の物品X…Xが受け入れられると、これらの一群の物品X…Xは、第2物品集合保持機構28の前後に配置された第1及び第2保持部材29,30に保持されて安定的に搬送される。
【0088】
もちろん、第2物品集合保持機構28は第1及び第2保持部材29,30間に仕切り部材を備えていないので、搬送する物品X…Xの厚みや一群あたりの物品X…Xの個数の変更に柔軟に対応可能となる。さらに、第2物品集合保持部材28の第1及び第2保持部材29,30、及び底板部材31…31はチェーン17b,17cに対して着脱可能とされているので、物品換えに一層柔軟に対応可能となる。そして、従来の仕切り部材を備えた搬送装置で必要とされた箱詰め時の幅寄せ操作が不要であるというメリットがある。
【0089】
このようにして、第2物品集合保持機構28に14個の物品X…Xが縦姿勢で収容、保持されると、この第2物品集合保持機構28は排出位置イまで一挙に移動する。
【0090】
チェーン17b,17cが走行する際、搬送方向aに沿ってガイド部材33が設けられているので、第2物品集合保持機構28に保持された物品X…Xはこのガイド部材33に案内されながら搬送されることになり、搬送中の物品X…Xの配列乱れなどが防止される。
【0091】
一方、これに先立って14個の物品X…Xを収容した第1物品集合保持機構27は、図1及び図2に示すように、チェーン17a,17dの走行によって排出位置イに到着して停止する。そして、排出装置5のプッシャ部材82が搬送経路上に進出すると、第1物品集合保持機構27に収容された物品X…Xは一斉に押し出され、搬送装置2を挟んで排出装置5と対向してテーブル91上に載置された段ボール箱Yに、図2に鎖線で示すように縦姿勢でコンパクトに収容される。物品X…Xが収容された段ボール箱Yは、適宜手段によってさらに下流側に搬送される。
【0092】
その場合、一群の物品X…Xは、前後の第1、第2保持部材29,30によって安定的に保持されているので、プッシャ部材82による排出に際し、物品X…Xの配列乱れを防止するための部材や幅寄せのための部材などを付加して設ける必要がない。
【0093】
また、従来の複数の仕切り部材を備えた形式の物品集合保持機構の場合、櫛歯状のプッシャ部材(図14参照)を用いる必要がある。該プッシャ部材で袋詰めされた物品X…Xを押し出すと、櫛歯部位間、あるいは櫛歯部位と仕切り部材との間の隙間などに物品X…Xの耳部が入り込む結果、該物品X…Xの姿勢が乱れることがある。それに対して本実施の形態では、平板状のプッシャ部材82が用いられるので、前記不具合を防止することができる。
【0094】
全ての物品X…Xが排出された第1物品集合保持機構27は、チェーン17a,17dの走行によって受入位置アに向かって移動を開始する。
【0095】
一方、第1物品集合保持機構27が退去した排出位置イには14個の物品X…Xを収容した第2物品集合保持機構28が到着し、前記第1物品集合保持機構27の項で説明したと同様の行程で物品X…Xが排出される。その間、第1物品集合保持機構27は、受入位置アで前記第2物品集合保持機構28の項で説明したと同様の行程で物品X…Xを受け入れる。
【0096】
このように、チェーン17a,17dとチェーン17b,17cとがそれぞれ独立して駆動され、排出位置イで第1物品集合保持機構27もしくは第2物品集合保持機構28から物品X…Xが排出される一方で、受入位置アで第2物品集合保持機構28もしくは第1物品集合保持機構27が搬入装置3から受入装置4を介して物品X…Xを受け入れることが可能となり、このような動作を間断なく行うことにより物品X…Xの高速処理化が実現する。
【0097】
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態に係る搬送装置について説明する。
【0098】
図12及び図13に示すように、この搬送装置101は一群の物品X…X(図13に1個のみ図示)を縦姿勢で保持したまま矢印aで示す方向に搬送するもので、図示しないフレーム内の前後に回転自在に軸支された都合6個のシャフト102〜107が備えられている。前方左側のシャフト102にはローラ108が、前方中央寄りのシャフト103にはローラ109が、前方右側のシャフト104には2つのローラ110,111が、それぞれ組み付けられている。また、後方左側のシャフト105には2つのローラ112,113が、後方中央寄りのシャフト106にはローラ114が、そして、後方右側のシャフト107にはローラ115が、それぞれ組み付けられている。その場合、ローラ108,110,113,115は、対応するシャフト102,104,105,107にそれぞれ固定される一方、ローラ109,111,112,114は、対応するシャフト103〜106にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0099】
そして、対向配置された前後のローラ108〜115間にそれぞれ1条の無端状搬送ベルト116〜119が巻き掛けられている。また、搬送ベルト116〜119の下方の前後左右に配置された4つのモータ120〜123の出力軸に組み付けられたプーリ124〜127と、これらのプーリ124〜127に対応する前後左右のシャフト102,104,105,107の一方の端部に組み付けられたプーリ128〜131との間に、それぞれタイミングベルト132〜135が巻き掛けられている。
【0100】
こうすることにより、各モータ120〜123の駆動力が対応するシャフト102,104,105,107にそれぞれ伝達され、モータ120は搬送ベルト116を、モータ121は搬送ベルト118を、モータ122は搬送ベルト117を、そして、モータ123は搬送ベルト119を、それぞれ独立して走行させることが可能となる。
【0101】
そして、各搬送ベルト116〜119上面には、上方に延びる先端部に5つの切り欠き136a…136aが設けられることによって櫛歯状に形成された側面視L字状の第1保持部材136,137と第2保持部材138,139とが、搬送方向aにそれぞれ交互に、且つ、着脱機構140…140を介して着脱自在に取り付けられている。そして、前方の第1保持部材136と第2保持部材138とにより第1物品集合保持機構141が、後方の第1保持部材137と第2保持部材139とにより第2物品集合保持機構142が構成されている。
【0102】
また、第1及び第2保持部材136〜139は、櫛歯状部位を介して、例えば、前記第1の実施の形態で説明した第1及び第2後端保持部材63,64の櫛歯状とされた下方に延びる先端部と交差可能である。
【0103】
図13に一例を示すように、前記着脱機構140は第1保持部材136と搬送ベルト116との間に設けられており、第1保持部材136下面に固定された板バネでなるフック部材143と、搬送ベルト116上面に固定された受け部材144とからなる。そして、フック部材143は、それぞれ異なる形状に曲成された左右両側辺と、該両側辺に対応して受け部材144の左右両側部にそれぞれ異なる形状に設けられた両凹部とを介して、受け部材144に係合自在とされている。この場合、比較的深く係合する左側側辺と左側凹部とを係合させたのち、第1保持部材136を上方から押圧して比較的浅く係合する右側側辺と右側凹部とを係合させることにより、第1保持部材136を搬送ベルト116に確実に取り付けることができる。
【0104】
このように、着脱機構140…140を設けたことにより、各搬送ベルト116〜119に対する各保持部材136〜139の着脱は容易となる。したがって、搬送対象の物品Xの寸法などに応じて各保持部材136〜139を容易に交換することができるので、さらに安定的に物品X…Xを搬送することができる。
【0105】
そして、各搬送ベルト116〜119の両側には、搬送方向aに延びて各保持部材136〜139の底面部及び物品X…Xの下端部を支持する支持部材145…145が配設されている。こうすることにより、第1及び第2物品集合保持機構141,142に保持された物品X…Xは一層安定的に搬送されるようになる。
【0106】
しかも、搬送ベルト116に連結された前方の第1保持部材136と搬送ベルト117に連結された後方の第2保持部材138との間の間隔y1つまり第1物品集合保持機構141における物品保持空間は、いずれか一方の搬送ベルト116,117を走行させることにより、適宜間隔に調整自在となる。調整完了後、両搬送ベルト116,117の走行速度が等しくなるように制御すれば、前記間隔y1を維持した状態で前記両保持部材136,138が移動する。同様に、後方の第1保持部材137と第2保持部材139との間の間隔y2つまり第2物品集合保持機構142における物品保持空間も調整自在となる。なお、前記両間隔y1,y2は通常同じに設定されるが、これらの間隔y1,y2を異なるように設定してもよい。
【0107】
したがって、本実施の形態によれば、第1保持部材136,137と第2保持部材138,139との間の間隔が調整自在とされているので、多様な厚みや個数の物品の搬送に一層容易に対応可能な汎用性のある搬送装置101が実現する。なお、前記第1の実施の形態における搬送装置2の代わりに該搬送装置101を備えることにより、さらに汎用性のある箱詰め装置が提供されるようになることはいうまでもない。
【0109】
なお、前記第1の実施の形態では、第1及び第2後端保持部材63,64は、垂直方向及び水平方向(この場合、搬送方向)に移動して側面視でボックスモーションを実行するように構成されたが、平面視つまり水平面内でボックスモーションを実行するようにしてもよい。この場合、後端保持部材は、搬送方向a及び搬送幅方向に移動するので、受け入れる物品X…Xの垂直方向の寸法に制約されることなく後端保持部材を配置することができ、さらに汎用性のある搬送装置及び箱詰め装置が実現する。
【0110】
また、前記第1の実施の形態では、第1及び第2後端保持部材63,64を用いたが、自立性に優れた物品を受け入れる場合、あるいは所定以上の高速化が要求されない場合などには、一方の後端保持部材63,64のみを用いるようにしてもよい。
【0111】
また、前記第1の実施の形態における搬送装置2と搬出装置6との間に、排出装置5によって排出される物品X…Xを案内するガイド部材を設けてもよい。
【0112】
そして、前記第1の実施の形態における搬送装置2と搬出装置6との間に、搬送方向aに沿って延びる丸棒状の支持部材を設けてもよい。この支持部材は、移動中あるいは停止中の各物品集合保持機構27,28に収容された物品X…Xを右側方からより安定的に支持するもので、排出時には上方へ退避して、プッシャ部材82と干渉しないように構成される。
【0113】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高速処理化を果たしつつ、多様な厚み及び個数の物品を一群かつ所定の姿勢で安定的に搬送することができる汎用性のある搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置が提供される。本発明は、箱詰めラインなどの物品処理の技術分野に広く好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る箱詰め装置の全体構成を示す概略側面図である。
【図2】 同じく概略平面図である。
【図3】 受入装置及び物品集合保持機構の拡大側面図である。
【図4】 同じく拡大平面図である。
【図5】 図3のカ−カ線による要部拡大矢視図である。
【図6】 図3のキ−キ線による要部拡大矢視図である。
【図7】 図2のク−ク線による要部拡大矢視図である。
【図8】 箱詰め装置の制御システム図である。
【図9】 受入装置の動作を説明するための、図3に相当する図である。
【図10】 同じく受入装置の動作を説明するための、図3に相当する図である。
【図11】 同じく受入装置の動作を説明するための、図3に相当する図である。
【図12】 第2の実施の形態に係る搬送装置の要部平面図である。
【図13】 図12のケ−ケ線による断面図である。
【図14】 従来の搬送装置の概略側面図である。
【図15】 同じく別なる搬送装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 箱詰め装置
2,101 搬送装置
3 搬入装置
4 受入装置
17a〜17d チェーン(搬送部材)
27,28 物品集合搬送機構(保持手段)
29,30 保持部材
33 ガイド部材
41 第1ベルト
42 第2ベルト
43 第3ベルト
63,64 後端保持部材
92 コントロールユニット(制御部)
92a メモリ(記憶部)
X 物品

Claims (8)

  1. 物品の搬送経路に沿って走行する無端搬送部材を有する搬送手段と、
    前記無端搬送部材に連結されて一群の物品を保持しながら搬送させる保持手段と、
    前記搬送経路外から前記保持手段へ物品を受け入れる受入手段とを備え、
    前記保持手段は、前記一群の物品の前後に配置されてこれらの物品を保持する第1、第2の保持部材を有し、
    前記受入手段は、前記搬送経路出退して前記一群の物品の最後端を保持する後端保持部材を有すると共に、
    前記第1、第2の保持部材は、先端部が上向きの櫛歯状とされ、
    前記後端保持部材は、先端部が下向きの櫛歯状とされ、
    該第1、第2の保持部材のうちの少なくとも後側の保持部材と前記後端保持部材とは、前記櫛歯状部位を介して互いに交差可能に構成されている搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置であって、
    物品の受け入れに同期して前記後端保持部材の駆動を制御する制御部をさらに備える搬送装置。
  3. 請求項1又は2に記載の搬送装置であって、
    前記後端保持部材は、前記一群の物品の最後端を交互に保持する第1、第2の後端保持部材で構成されている搬送装置。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の搬送装置であって、
    少なくとも前記搬送経路に設けられ、前記搬送経路に沿って物品を案内するガイド部材をさらに備える搬送装置。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の搬送装置であって、
    前記第1、第2の保持部材間の間隔が調整可能である搬送装置。
  6. 請求項2に記載の搬送装置であって、
    前記保持手段と前記搬送手段とは、それぞれ、複数が備えられており、
    前記制御部は、複数の前記保持手段と前記搬送手段との駆動を、それぞれ独立して制御する搬送装置。
  7. 請求項2又はに記載の搬送装置であって、
    搬送される一群の物品の種類ごとに、前記後端保持部材の駆動パターンを記憶する記憶部が備えられ、
    前記制御部は、該記憶部に記憶された駆動パターンに基づき駆動を制御する搬送装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の搬送装置と、
    前記搬送装置の下流端部近傍で前記搬送装置から排出された一群の物品を箱詰めする装置とを備えた箱詰め装置
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