JP4444422B2 - 鉄道車両の内妻仕切等の取付構造 - Google Patents

鉄道車両の内妻仕切等の取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道車両の特急型車両等において、客室と出入台(デッキ)の間に設けられる内妻仕切などの仕切に関し、特にその仕切の取付・施工の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両、特に特急型車両においては、腰掛けが配置された客室と、車両への乗降口となる出入台とが内妻仕切にて仕切られている。
従来の内妻仕切は、その骨組を車両構体に溶接等で固定して取り付けていた。
例えば、図8は、従来の内妻仕切Aの取付構造を示す概略縦断面図であり、車両の長手方向に沿った線で切断した状態を示している。また、図9は、その内妻仕切Aの下部取付構造を示す斜視図である。
【0003】
図示の従来例では、車両構体Bが略L字形状等のリブCを備えた形材から構成されている。そして、内妻仕切Aは、構体BのリブCを所定の幅で車両の幅方向に沿って切除し、その切除部に略コ字形状の受け台Dの開放両端部を溶接して、その受け台Dに内妻仕切A側の取付金Eを溶接していた。その後、下側の構体(台枠)のリブの上面には、敷物が敷かれて床が構成される一方、上側の構体の下方には中天井等が配置されていた。内妻仕切は、車両構体側に直接的に溶接しないと取付強度が保てないので、敷物の上部等に取り付けることはできなかったのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成のように内妻仕切が溶接等で車両構体に固定されていると、内妻仕切の移動や取り外しができなかった。つまり、従来の内妻仕切は、仕切骨組を構体に溶接等で完全に固定されており、永久的な固定とされていたので、取り外しや移動等が行える構成ではなかった。
ところで、鉄道会社では、路線によっては、シーズンに応じて乗客数に変動が出ることが知られている。よって、もし内妻仕切の移動等が可能になれば、腰掛けの位置を少しずつ動かすことにより、客室内の腰掛けの設置個数を変えることができて好適である。
【0005】
また、従来の構成では、内妻仕切と構体とが完全に固定されてつながっていたため、台枠の上面に施工される床構造が、内妻仕切の部分で不連続になるのを避けられなかった。つまり、内妻仕切を溶接にて構体に強固に固定しなければならない関係上、敷物の上部に内妻仕切を立てることは不可能であり、客室側と出入台側とで床構造が不連続になるものであった。よって、敷物端部の巻き上げ等、床構造における端部処理が増えることになり、作業コストが高くなるものであった。
【0006】
さらに、従来のように、内妻仕切骨組を構体に溶接にて取り付ける構成では、溶接作業のための準備時間がかかるばかりでなく、溶接による歪みで寸法誤差を生じるおそれもあった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、溶接によらずに内妻仕切等を移動及び着脱可能に取り付けることができ、且つ敷物の端部処理を少なくして、床の施工コストの低減を図ることのできる鉄道車両の内妻仕切等の取付構造を提供することにある。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、腰掛けが配置された客室と車両への乗降口となる出入台とを仕切る仕切であって、左右のパネルと開閉可能なドアを備える内妻仕切を鉄道車両の構体に取り付ける構造であって、車両構体に、車両の長手方向に沿って屋根構体下部及び台枠上部にカーテンレールが設けられており、カーテンレールは、車両の内側に向けて開口したレール溝を備え、このレール溝は、車両内側への開口部の幅寸法がやや幅狭とされた略T字形状に形成されており、カーテンレールには、ボルトが、その頭部をレール溝に保持されると共に、レール溝に沿って移動可能に設けられ、レール溝の前記開口部から車両内側に向けて前記ボルトの軸部が延出されており、屋根構体下部のカーテンレールと内妻仕切との間には中天井が、台枠上部のカーテンレールの上には敷物がそれぞれ設けられ、内妻仕切の可動範囲に合わせてカーテンレールのレール溝の開口部と対応した部分の中天井及び敷物に切欠きが開けられ、当該部分からボルトの軸部を介して内妻仕切が車両構体に取り付けられており、内妻仕切が必要に応じてカーテンレールに沿って車両の長手方向に移動できるようにされていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の鉄道車両の内妻仕切等の取付構造について、更に詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の取付構造が適用された鉄道車両1の一例を示す図である。この実施例では、内妻仕切の取り付けに適用した例について説明する。
この図に示すように、内妻仕切2は、鉄道車両1の前後両妻壁11,11間に設けられて、車両1を適宜に仕切るものである。一般的には、鉄道車両1の主として特急型車両等において、客室12と出入台(デッキ)13との間に設けられる。なお、客室12には、多数の腰掛け12a,12a…が配置される一方、出入台13は、車両への乗降口13aと前記客室12とをつなぐものである。
【0012】
図2から図5は、本発明の内妻仕切等の取付構造が適用された鉄道車両1の第1実施例を示す図であり、図2は、車両1を幅方向(枕木方向)に沿った線で切断した状態の縦断面図であり、客室12側から見た状態を示しており、図3は内妻仕切2と屋根構体14との取り付け部分を示す拡大縦断面図、図4はそのX−X断面図であり、図5は内妻仕切2と台枠15との取り付け部分を示す拡大縦断面図である。
【0013】
図2に示すように、車両構体14,15,16には、それぞれ、鉄道車両製造業において「カーテンレール」と呼ばれるレール部材3が設けられている。このカーテンレール3は、車両1の長手方向に沿って配置されている。カーテンレール3の長手寸法は、内妻仕切2の可動したい範囲に合わせて適宜に設定される。つまり、少なくとも内妻仕切2を取り付ける付近に、車両1の長手方向に沿って配置されており、場合により、車両1の長手寸法程度まで延ばすことも可能である。
【0014】
カーテンレール3には、内妻仕切2等を取り付けるためのスライド保持部材4が、カーテンレール3の長手方向に沿ってスライド可能に保持されている。スライド保持部材4のカーテンレール3への取り付け方法は、特に問わないが、この実施例では、カーテンレール3に形成したレール溝31に、ボルトからなるスライド保持部材4の頭部を保持している。
【0015】
カーテンレール3の断面形状は、この実施例では、ボルト4をスライド可能に保持できれば特に問わない。図示例では、略T字形状のレール溝31を備えた略コ字形状断面のカーテンレール3が使用されている。すなわち、図示例のカーテンレール3は、中央部に略矩形状の穴を備え、その穴が車両内側へ開口して形成されることでレール溝31が形成されている。そして、そのレール溝31は、車両内側への開口部の幅寸法が、中央部の穴よりもやや幅狭とされることで、全体として略T字形状断面に形成されている。
【0016】
このような断面形状のカーテンレール3は、レール溝31を車両1の内側へ向けた状態で、車両1の屋根構体14の下部や、台枠の上部、また場合により側構体16の内側に、溶接等にて固定されて設けられる。
【0017】
カーテンレール3に保持されるボルト4は、その頭部をレール溝31の中央部の穴に保持され、その軸部をレール溝31の前記開口部から車両内側に向けて延出して配置される。これにより、カーテンレール3に、ボルト4が脱落しないで保持される。しかも、ボルト4は、カーテンレール3に沿ってスライド可能に保持される。そして、このボルト4に、内妻仕切2が着脱可能に取り付けられる。
【0018】
この実施例の内妻仕切2は、左右のパネル21,21間に引き戸式の仕切ドア22が設けられて構成されている。この仕切ドア22は、自動ないし手動にて開閉可能とされている。また、パネル21等の上部には、左右のパネル21,21間を架け渡すように内妻鴨居23が設けられている。この内妻鴨居23には、内部に前記仕切ドア22を開閉する手段が設けられている。また、図示例では、内妻鴨居23の左右方向中央部の客室側の面に、電光式の案内表示器(情報案内板)24が設けられている。
【0019】
内妻仕切2は、その内妻鴨居23の上端部が、車両1の屋根構体14下部に設けられたカーテンレール3に取り付けられる。図示例では、内妻鴨居23の上部を、略等間隔の4か所において、カーテンレール3に取り付けている。
【0020】
内妻仕切2の上部の屋根構体14への取り付けは、図3に示すように、略Z字形状の取付金5を介して、カーテンレール3に保持されたボルト4に固定することで行われる。取付金5は、下側の端片51を内妻仕切2の上部に固定されており、上側の端片52をカーテンレール3のボルト4に着脱可能に取り付けられる。ボルト4への取付金5の固定は、取付金5の上端片52に形成したボルト挿通穴にボルト4を通した後、座金等を介してナット41で締めることで行われる。ナット41をカーテンレール3側に強固にねじ込むことで、取付金5がカーテンレール3に対して位置決めされて固定されることになる。
【0021】
内妻仕切2の下部の台枠15への取り付けは、図5に示すように、台枠15の上面に設けられたカーテンレール3のボルト4に固定することで行われる。なお、台枠15側のカテーンレール3には、屋根構体14側のカーテンレール3と同様に、上方に開口したレール溝31が形成されている。このレール溝31は、上方開口部の幅寸法がやや狭く形成されており、上下逆向きの略T字形状に形成されている。そして、このレール溝31には、ボルト4の頭部が保持され、このボルト4の軸部がレール溝31の開口部から上方に向けて延出されている。これにより、ボルト4がカーテンレール3に沿って移動可能に、カーテンレール3に保持されることになる。そして、この台枠15のカーテンレール3から上方に延出されたボルトの軸部に、内妻仕切2の下枠やそれに固定された取付金を通してナット締めすることで、内妻仕切2は台枠15に固定される。
【0022】
内妻仕切2の車両構体15への固定は、屋根構体14への上部、台枠15への下部、又は側構体16への側部の内、いずれか一以上の箇所で行うことができる。この実施例では、上下部の他、側構体下部16へも保持している。すなわち、側構体16の下部には、車両1の内側に向けて開口する略T字形状のレール溝31を備えるカーテンレール3が設けられており、そのカーテンレール3のレール溝31に保持されたボルト4に、内妻仕切2の側枠を取付金5を介して固定している。この取付金5も略Z字形状に形成された板材からなり、一端片51を内妻仕切2の側端部に固定される一方、他端片52を側構体16のカーテンレール3に保持されたボルト4に取り付けられてナット締めされる。
【0023】
ところで、本発明の内妻仕切等の取付構造によれば、予め台枠15のカーテンレール3上に敷物6を敷いておき、その上に内妻仕切2を立てて設けることができる。例えば、内妻仕切2の可動範囲に合わせて、カーテンレールのレール溝31の開口部と対応した部分の敷物6に、穴や切欠き等を開けておき、その部分からボルト4の軸部を介して、内妻仕切2を車両構体15に取り付けることができる。中天井7や側壁8も同様に施工することができる。よって、床構造が仕切部で不連続となることはなく、床構造の施工が簡易に行え、作業コストも低減される。なお、内妻仕切2の可動のために、レール溝31に沿って敷物6に形成する切欠き等は、適宜の手段で塞いで使用することができる。
【0024】
以上のようにして、内妻仕切2は、車両構体14,15,16側に着脱可能に取り付けられる。そして、必要に応じて、ナット41を緩めることで、カーテンレール3に沿って車両1の長手方向に移動でき、客室12の腰掛け12aの配置数等を調整することができる。また、必要に応じて、内妻仕切2をカーテンレール3から取り外すこともできる。なお、腰掛け12aもカーテンレール3に沿って移動可能としておけば、腰掛け12a間の間隔の変更が容易に行える。この際、腰掛け12aが保持されるカーテンレール3は、内妻仕切2が取り付けられるカーテンレール3と同一にしたり、別物であってもよい。本発明によれば、内妻仕切2の上下部等を取付金5を介する等して、締結部品(ボルト)4によって取り付けたので、溶接時のような準備時間や歪みの発生を防止することができ、作業コストの低減と、品質の向上を図ることができる。
【0025】
なお、本発明の内妻仕切等の取付構造は、上記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、カーテンレール3を車両構体14,15,16とは別体に構成した例について説明したが、カーテンレール3を車両構体14,15,16と一体的に形成してもよい。図6及び図7には、この場合の例を示しており、図6は内妻仕切2と屋根構体14との取り付け部分を示す拡大縦断面図であり、図7は内妻仕切2と台枠15との取り付け部分を示す拡大縦断面図である。
【0026】
この第2実施例では、車両構体14,15,16が、いわゆるホロー(hollow)材、あるいはダブルスキンと呼ばれるアルミの中空押し出し形材により形成されている。そして、このアルミ形材には、適宜の箇所に、カーテンレール3が一体形成されている。よって、そのカーテンレール3に、前記第1実施例の場合と同様に、ボルト4の頭部を保持して、その軸部に直接的に、或いは取付金5等を介して間接的に、内妻仕切2を取り付けることができる。
【0027】
また、前記第1実施例における内妻仕切2の仕切ドア22の有無や配置箇所等は、適宜に変更される。さらに、前記第1実施例では、内妻仕切2は、車両1の幅方向全体に渡って設けられるものであったが、内妻仕切2の幅方向の長さは適宜に設定できる。例えば、車両1の左右方向一端部から中央の通路までを仕切るものであってもよい。
【0028】
また、車両一両中の内妻仕切2の取り付け枚数も、特に問わない。例えば、図1の車両では、車両1の前後にそれぞれ内妻仕切2を設けているが、前後いずれか一方にだけ取り付けてよいし、車両1の前後に加えて車両1の長手方向中央部等にも適宜内妻仕切2を取り付けることもできる。
【0029】
さらに、上記実施例では、本発明を内妻仕切の取り付けに適用した例について説明したが、本発明は、内妻仕切に限らず、出入台部のトイレ、車掌室等の小部屋仕切などの取り付けにも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の内妻仕切等の取付構造によれば、溶接によらずに内妻仕切等を車両構体に着脱可能に取り付けることができる。しかも、内妻仕切等が車両の長手方向に移動可能であるから、客室と出入台との仕切位置を柔軟に変えることができる。さらに、本発明によれば、敷物の上に内妻仕切等が設けられるので、内妻仕切等の部分での敷物の端部処理が不要であり、床の施工コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内妻仕切等の取付構造が適用された鉄道車両の一例を示し、車両内部を示す概略平面図である。
【図2】本発明の内妻仕切等の取付構造が適用された鉄道車両の第1実施例を示す図であり、車両を幅方向(枕木方向)に沿った線で切断した状態の縦断面図であり、客室側から見た状態を示している。
【図3】図2の内妻仕切等の取付構造において、内妻仕切と屋根構体との取り付け部分を示す拡大縦断面図である。
【図4】図3におけるX−X断面図である。
【図5】図2の内妻仕切等の取付構造において、内妻仕切と台枠との取り付け部分を示す拡大縦断面図である。
【図6】本発明の内妻仕切等の取付構造が適用された鉄道車両の第2実施例であり、内妻仕切と屋根構体との取り付け部分を示す拡大縦断面図である。
【図7】本発明の内妻仕切等の取付構造が適用された鉄道車両の第2実施例であり、内妻仕切と台枠との取り付け部分を示す拡大縦断面図である。
【図8】従来の内妻仕切の取付構造を示す概略縦断面図であり、車両の長手方向に沿った線で切断した状態を示している。
【図9】図8の内妻仕切の下部取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄道車両
2 内妻仕切
3 カーテンレール
4 スライド保持部材(ボルト)
5 取付金
6 敷物
12 客室
12a 腰掛け
13 出入台(デッキ)
14 車両構体(屋根構体)
15 車両構体(台枠)
31 レール溝

Claims (1)

  1. 腰掛けが配置された客室と車両への乗降口となる出入台とを仕切る仕切であって、左右のパネルと開閉可能なドアを備える内妻仕切を鉄道車両の構体に取り付ける構造であって、
    車両構体に、車両の長手方向に沿って屋根構体下部及び台枠上部にカーテンレールが設けられており、
    カーテンレールは、車両の内側に向けて開口したレール溝を備え、
    このレール溝は、車両内側への開口部の幅寸法がやや幅狭とされた略T字形状に形成されており、
    カーテンレールには、ボルトが、その頭部をレール溝に保持されると共に、レール溝に沿って移動可能に設けられ、
    レール溝の前記開口部から車両内側に向けて前記ボルトの軸部が延出されており、
    屋根構体下部のカーテンレールと内妻仕切との間には中天井が、台枠上部のカーテンレールの上には敷物がそれぞれ設けられ、
    内妻仕切の可動範囲に合わせてカーテンレールのレール溝の開口部と対応した部分の中天井及び敷物に切欠きが開けられ、当該部分からボルトの軸部を介して内妻仕切が車両構体に取り付けられており、
    内妻仕切が必要に応じてカーテンレールに沿って車両の長手方向に移動できるようにされていること
    を特徴とする鉄道車両の内妻仕切の取付構造。
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