JP4440315B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に、列毎にAD変換器を有し、得られた複数のデジタル信号に演算処理を施すことを特徴とした固体撮像装置に関する。
従来の固体撮像装置においては、動画などの高速動作を必要とする用途では、行列状に配列された画素のうち、例えば各画素で入射光を変換したアナログ電気信号を1列おきに読み出す、いわゆる水平間引き読み出し(以下、水平間引き動作と同義)が知られている。
また、AD変換回路を画素の列毎に設け、デジタル化した信号を演算処理することが特許文献1に開示されている。具体的には、1画素列あたり2つのレジスタ回路を設け、同一画素の2つの異なる信号レベルを記憶した後、デジタル領域で両者の差分を演算するイメージセンサについての記載がある。
特開2006−025189号公報
上述の特許文献1に開示されるような回路構成で水平間引き動作を行い、複数のレジスタ回路にそれぞれ保持される信号で演算を行うと、間引かれる、すなわち読み出されない列のAD変換器及びレジスタ回路は動作に関与しない状態になる。これは、回路の利用効率の面で検討の余地がある。
本発明の目的は、回路の利用効率を向上し、AD変換器のオフセットを低減することができる固体撮像装置を提供することである。
本発明の固体撮像装置は、各々が入射光をアナログ電気信号に変換して出力する、行列状に配列された複数の画素と、前記複数の画素の各列に設けられ、前記画素からのアナログ電気信号をデジタル信号に変換し、該デジタル信号を出力端子から出力する複数のAD変換器と、前記複数の画素の各列に設けられ、前記AD変換器の前記出力端子から出力された前記デジタル信号を入力端子に受けて、該デジタル信号を保持する複数のレジスタ回路と、前記AD変換器の出力端子と、該AD変換器とは異なる前記複数の画素の列に設けられた前記レジスタ回路の入力端子とを接続する、または、前記レジスタ回路の出力端子と、該レジスタ回路とは異なる前記複数の画素の列に設けられた前記レジスタ回路の入力端子とを接続する接続手段と、前記複数のレジスタ回路の出力端子の各々から出力された前記デジタル信号に差分処理を施して出力しうる演算手段とを有することを特徴とする。
水平間引き動作を行い、複数のレジスタ回路に保持されるデジタル信号を用いて差分処理を行う場合でも、動作に関与しないレジスタ回路の数を低減でき、回路の利用効率を向上させることができる。また、差分処理を施すことにより、AD変換器のオフセットを低減することができる。
(第1の実施形態)
最初に本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の回路構成を説明する。次に、水平間引き動作において、読み出す列のレジスタ回路に保持されたデジタル信号を、読み出さない列のレジスタ回路に転送して、同列の異なる行の画素に基づく複数のデジタル信号に演算処理を施す動作を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置を表すブロック図である。画素部100には、その各々が入射光を電荷に変換する光電変換素子(例えばフォトダイオード)を含み、アナログ電気信号として出力する画素103が行列状に水平6画素、垂直4画素で配列されている。一行を構成する画素103は行選択線104で共通に垂直走査回路101と接続されており、選択された行選択線104に接続された6画素が同時に選択される。行選択信号をPv1からPv4まで順次ハイレベルにすることで1行目から4行目までの画素を順次選択する。
行選択線104によって選択された行の画素103から出力されるアナログ電気信号は、一列の画素103が共通に接続される垂直出力線105を介して、1列ごとに設けられたCDS回路114に入力される。CDS回路114は、Correlated Double Sampling回路である。CDS回路114は、アナログ電気信号に含まれるノイズレベルと、信号レベルとの差分処理を行うことでノイズキャンセルを行う。図1では垂直出力線105が直接CDS回路114に接続されているが、画素部100と、CDS回路114との間に、画素103からのアナログ電気信号を増幅するための増幅器を接続し、アナログ電気信号に重畳されるノイズ成分の影響を低減してもよい。ノイズキャンセルされた各列のアナログ電気信号は、1列毎に設けられているAD変換器(ADC)106に入力される。ADC106に入力されたアナログ電気信号は、デジタル信号へと変換される。デジタル信号は、AD変換器106の出力端子から出力され、画素103の1列毎に設けられたレジスタ回路107はこれを入力端子に受けて保持する。
レジスタ回路107に保持されたデジタル信号は、水平走査回路102でレジスタ回路107を適宜選択することでレジスタ回路107の出力端子から水平出力線112又は113に出力される。例えば、水平走査回路102が列選択信号をPh14、Ph24、・・・の順番でハイレベルに遷移させると、各レジスタ回路107に保持されているデジタル信号は、レジスタ回路1乃至レジスタ回路6から水平出力線112に順次出力される。水平出力線112に出力されたデジタル信号は、セレクタ110を介して出力される。
また、水平走査回路102は、列選択信号Ph15、Ph25、・・・の順番でハイレベルにすることで、レジスタ回路1乃至6の各々に保持されたデジタル信号を順次水平出力線113に出力させる。水平出力線112及び113にデジタル信号を同時に出力すると、水平出力線112及び113が並列に接続されている演算回路109において、両デジタル信号で減算(差分)、平均化、加算等の演算処理を施し、その演算結果を、セレクタ110を介して出力する。ここでは2本の水平出力線112及び113が演算回路109に接続されているが、3本以上の水平出力線を接続する、すなわち3以上のデジタル信号に対して演算を施す構成であっても良い。
本実施形態では、水平出力線112と水平出力線113とに読み出された2つのデジタル信号に演算処理を施して得られた信号と、水平出力線112に読み出された演算処理を施されていないデジタル信号と、をセレクタ110によって選択して出力している。
本実施形態では、水平6画素列を、3画素列毎に2つのブロックとしているが、ブロックあたりの画素列を増やしたり、3以上のブロックに分割したりしても、本実施形態の効果は変わらない。
図2を用いて、本実施形態の固体撮像装置の駆動方法を説明する。本実施形態では、水平間引き動作において、読み出さない画素列のレジスタ回路に、読みだす画素列の非有効画素に基づくデジタル信号を保持させて、読み出す画素列のレジスタ回路に保持された有効画素に基づくデジタル信号との差分信号を出力する。具体的には、行選択信号Pv1によって選択される1行目の画素が、光量に依存しないアナログ電気信号を出力する非有効画素であり、奇数列目の画素列のみが読み出されるものとして1列目の画素列に着目して説明する。初期状態として、レジスタ回路1乃至レジスタ回路6に書き込まれているデータは0とする。
図6に示すように、画素部100は、非有効画素領域601及び有効画素領域602を有する。非有効画素領域601は、行選択信号Pv1によって選択される1行目の非有効画素である。有効画素領域602は、行選択信号Pv2〜Pv4等によって選択される2行目以降の有効画素である。有効画素は入射光に依存した画素信号を出力し、非有効画素は入射光に依存しない画素信号を出力する。非有効画素は、有効画素と同じ回路構成の画素表面をアルミニウム等の遮光膜で覆った遮光画素、電荷を蓄積するための不純物領域を形成しない画素、又は出力の画素信号をある基準電位(例えば垂直出力線105の固定基準電位)に固定した画素である。遮光画素は、オプティカルブラック(OB)画素である。
本実施形態の効果として、画素を遮光する場合であれば暗電流補正と列毎にばらつく読み出し回路のオフセット低減効果やADC106のオフセット低減効果を得ることができる。また、画素の不純物領域を形成しない画素及び基準信号に固定した画素の場合であれば、暗電流補正はできないが、列毎にばらつく読み出し回路のオフセット低減効果やADC106のオフセット低減効果を得ることができる。
ここでは、図2を参照しながら、画素11から画素41が含まれる画素列に着目して説明する。まず、行選択信号Pv1がハイレベルとなり、1行目の読み出し期間の動作が開始する。ステータスの水平ブランキング中には、画素11からアナログ電気信号が垂直出力線105に出力され、CDS1にてノイズキャンセルされる。ノイズキャンセルされた信号は、AD変換ステータスでADC1によってAD(アナログデジタル)変換され、デジタル信号として出力される。ライトステータスでは、列選択信号Ph11及びPh12がハイレベルに遷移することでADC1がレジスタ回路1及びレジスタ回路2と接続され、デジタル信号はレジスタ回路1及びレジスタ回路2に書き込まれる。
続いて、行選択信号Pv1のローレベルへの遷移と入れ替わりに行選択信号Pv2がハイレベルとなり、2行目の画素の読み出し動作が開始する。行選択信号Pv2がハイレベルとなる2行目の選択期間では、水平ブランキング及びAD変換ステータスで画素21に基づくアナログ電気信号がノイズキャンセルされた上でデジタル信号に変換される。ライトステータスで列選択信号Ph11がハイレベルになり、有効画素である画素21に基づくデジタル信号がレジスタ回路1に保持される。
水平転送ステータスでは列選択信号Ph14及びPh25が同時にハイレベルになり、水平出力線112には画素21に基づくデジタル信号が、水平出力線113には非有効画素である画素11に基づくデジタル信号が出力される。これらのデジタル信号は演算回路109に入力され、画素21に基づくデジタル信号から非有効画素に基づくデジタル信号を減算する処理を含む演算処理を施した信号がセレクタ110を介して出力される。
3行目以降においても、ライト期間で有効画素に基づくデジタル信号がレジスタ回路1に保持され、水平転送ステータスで、非有効画素に基づくデジタル信号との差分演算を行う動作が繰り返される。
次に、図1に示す固体撮像装置の駆動方法において、間引きも減算も行わずに出力する場合の動作を、図3を用いて説明する。この駆動方法は、静止画撮影等で、高い解像度が求められる場合に行う駆動方法である。
全ての画素から信号を読み出す本駆動方法においては、各行の画素を選択している期間中に水平転送動作が行われる。つまり、図2に示した駆動方法では、行選択信号Pv1がハイレベルとなる、1行目の画素を選択している期間では水平転送動作が行われていないのに対して、本駆動方法では各行の画素を選択している期間中に水平転送動作が行われる。まず、1行目の水平ブランキング及びAD変換ステータスでは、1行目の画素からのアナログ電気信号が、CDS回路114でノイズキャンセルされ、ADC106からノイズキャンセルされたデジタル信号として出力される。
次のライトステータスでは列選択信号Ph11、Ph21、・・・が同時にハイレベルになり、各列のADC106から出力されるデジタル信号が各列のレジスタ回路107に保持される。
続く水平転送ステータスにおいて、列選択信号Ph14、Ph24、・・・が順番にハイレベルとなり、各レジスタ回路107に保持されたデジタル信号が水平出力線112へ順次出力される。水平出力線112に出力されたデジタル信号は、セレクタ110を介して固体撮像装置の外部へと出力される。
2行目以降についても同様に動作を行うことで、図1に示す固体撮像装置において全画素の信号を順次出力することができる。
以上で説明した本実施形態によれば、AD変換器の出力端子と、このAD変換器とは異なる画素の列に設けられたレジスタ回路の入力端子とを接続する接続手段を有するので、水平間引き動作を行う。さらに非有効画素を用いた補正処理を行う場合に、従来と比較して動作に関与しないレジスタ回路の数を低減でき、回路の利用効率を向上させることができる。本実施形態において接続手段とは、列選択信号Ph12、Ph22、・・・がハイレベルになったときに導通する経路を指す。また、図3に示した駆動を行うことで、図1に示した固体撮像装置において、全画素の信号を読み出すことが可能となる。
なお、上述の各実施形態ではセレクタ110を含む構成を示したが、例えば水平出力線112及び113のいずれか一方にのみ信号が出力された場合には、演算処理を施さずに出力するように演算回路109を構成することでセレクタ110を省略しても良い。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、1行目を非有効画素領域601にする場合を説明したが、本発明の第2の実施形態では上部の複数行を非有効画素領域601、非有効画素領域601の下の画素領域を有効画素領域602とする。
例えば、非有効画素領域601が2行の画素からなる場合を説明する。行選択信号Pv1がハイレベルとなる1行目の選択期間では、図2に示した駆動方法と同様に、1行目の非有効画素11の信号は、CDS1にてノイズキャンセルされ、ADC1にてアナログからデジタルに変換される。次に、列選択信号Ph11及びPh12がハイレベルになり、ADC1の出力信号はレジスタ回路1及びレジスタ回路2に保持される。
行選択信号Pv2がハイレベルとなる2行目の選択期間では、水平ブランキングステータスで2行目の非有効画素21からアナログ電気信号が読み出され、CDS1にてノイズキャンセルされる。続くAD変換ステータスにおいて、CDS1の出力信号はADC1にてアナログからデジタルに変換される。次に、ライトステータスで列選択信号Ph11がハイレベルになり、非有効画素21に基づくデジタル信号がレジスタ回路1に保持される。
水平転送ステータスでは列選択信号Ph14及びPh25が同時にハイレベルになり、水平出力線112には非有効画素21に基づくデジタル信号が、水平出力線113には非有効画素11に基づくデジタル信号が出力される。これらのデジタル信号は演算回路109に入力され、非有効画素21に基づくデジタル信号とを平均化し、保持する。
その後の行選択信号Pv3がハイレベルとなる3行目の期間において、有効画素領域602の画素に基づくデジタル信号を演算回路109に入力する。すると、演算回路109は、行選択信号Pv2がハイレベルの期間に保持した2画素分の非有効画素に基づく信号の平均値を有効画素に基づく信号から減算する。
本実施形態によれば、複数行の非有効画素をレジスタ回路に読み出し、演算回路109で複数行の非有効画素の信号を平均化し、保持する。なお、3行以上の非有効画素を平均化してもよい。その後、有効画素領域602の画素に基づくデジタル信号を演算回路109に入力すると、演算回路109は、保持した複数行分の非有効画素に基づく信号の平均値を有効画素に基づく信号から減算する。
(第3の実施形態)
図10(A)に、画素およびCDS回路のより具体的な構成を示す。画素は、光電変換素子PDのほかに、転送スイッチTX、リセットスイッチRES、増幅部SF、選択スイッチSELを含む。ここでは、転送スイッチTX、リセットスイッチRES、増幅部SF、選択スイッチSELのそれぞれはMOSトランジスタで構成されている場合を例にとっている。
光電変換素子PDは例えばフォトダイオードであり、入射光に応じた電荷を蓄積することができる。転送スイッチTXは、信号Ptxがハイレベルになると導通し、光電変換素子に蓄積された電荷が増幅部SFのゲート端子を含むノードであるフローティングディフュージョンに転送される。増幅部SFは、信号Pselにより選択スイッチSELが導通すると定電流源Iとソースフォロワ回路を形成する。この状態では、増幅部のゲート端子の電位に応じた電位が垂直出力線VLに現れる。信号PresによりリセットスイッチRESが導通するとフローティングディフュージョンが電源電圧Vccに応じてリセットされる。
図10(B)を参照しながら図10(A)に示す回路の動作を説明する。図10(B)は、図2や3における水平ブランキング期間およびAD変換期間に対応する。
まず、信号Presがハイレベルである期間においてはフローティングディフュージョンがリセット状態にある。その後、信号Presがローレベとなり、信号Pc0rがハイレベルとなると、クランプ容量C0の演算増幅器の反転入力端子と接続された端子が、演算増幅器の仮想接地によりVc0rになる。次に、信号Pselがハイレベルとなると、垂直出力線VLには、フローティングディフュージョンをリセットしたことに応じた電位が現れ、さらに信号Pc0rがローレベルとなることでクランプされる。
次に、信号Ptxがハイレベルとなると、光電変換素子PDに蓄積された電荷がフローティングディフュージョンに転送され、垂直出力線VLに現れる電位が変化する。ここで、信号Pc0rはローレベルなので、演算増幅器の反転入力端子には、フローティングディフュージョンをリセットしたことに応じた電位からの変動分のみが入力されることになる。そのため、増幅部SFやリセットスイッチによるノイズ成分を除去することができる。さらに、図10(A)に示した構成では、上述の電位変動分に対してクランプ容量C0と帰還容量Cfの容量値の比で決まるゲインをかけることができるという利点もある。
信号PtxがローレベルになってからADCによるAD変換動作、すなわちAD変換期間が開始する。
その後、信号PresおよびPtxがハイレベルとなり、光電変換素子PDが電源電圧Vccに応じてリセットされる。そして、信号Pselがローレベルとなって画素11に関する動作が終了する。レジスタ回路の動作は図2や図3に示したものに従ってもよい。
(第4の実施形態)
図7(A)は本発明の第4の実施形態による構成例を示す回路図、図7(B)は図7(A)に示した回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。本実施形態では、画素に起因するノイズを除去する。また、以下、MOS電界効果トランジスタを単にトランジスタという。ここでは、奇数列の画素に基づく信号をAD変換し、偶数列の画素に基づく信号はAD変換しないものとする。図7(A)に示す画素103は図1における画素11に対応するものとして説明する。
画素103は、光電変換素子701及びnチャネルトランジスタ702〜705を有する。光電変換素子701は、例えばフォトダイオードである。信号保持部115は、nチャネルトランジスタ711〜714及び容量Cts,Ctnを有する。電流源706は、垂直出力線105に接続される。光電変換素子701は、入射光を電荷に変換して電気信号を生成し、不純物領域に蓄積する。図7(B)の信号は、例えば垂直走査回路101により生成される。
まず、水平ブランキング期間とAD変換期間とに対応する期間の動作を説明する。信号Presがハイレベルになると、nチャネルトランジスタ703がオンし、トランジスタ704のゲートであるフローティングディフュージョンが電源電圧Vccにリセットされる。
次に、信号Pselがハイレベルになると、トランジスタ705がオンする。これによりトランジスタ704と定電流源706とでソースフォロワ回路を構成し、トランジスタ704は、ゲート電圧に応じた電圧を増幅して垂直出力線105に出力する。図7(B)に示すように、信号Pselは、トランジスタ704のゲートがリセットされた直後なので、垂直出力線105にはこのときのトランジスタ704のゲート電位に応じたノイズ信号が出力される。
次に、信号Pctnがハイレベルになり、その後にローレベルになると、トランジスタ713が一時的にオンし、垂直出力線105上に出力されたノイズ信号が容量Ctnに保持される。信号Pctnがローレベルになった後、信号Pcts及びPnreadがハイレベルになる。信号Pctsがハイレベルになると、トランジスタ711がオンし、容量Ctsが垂直出力線105と導通する。信号Pnreadがハイレベルになると、トランジスタ714がオンし、容量Ctnに保持されているノイズ信号がADC106に出力される。信号Pnreadがハイレベルの期間に、ノイズ信号(N信号)のAD変換動作が行われ、ノイズ信号に基づくデジタル信号がレジスタ回路2に保持される。
次に、信号Ptxがハイレベルになると、トランジスタ702がオンし、光電変換素子701により生成された電荷がトランジスタ704のゲート(フローティングディフュージョン)に転送される。トランジスタ704のゲート電位に応じた電位が垂直出力線105に現れ、ノイズ信号を含む画素信号として容量Ctsに保持される。
信号Pctsがローレベルになった後、信号Presがハイレベルになる。その後、信号Ptxがハイレベルになる。このとき、信号Presもハイレベルであるため、光電変換素子701に蓄積された電荷が電源電圧Vccにリセットされる。信号Ptxが再びローレベルになると、光電変換素子は入射光に応じた電荷蓄積できる状態となる。また、信号Pnreadがローレベルになった後に、信号Psreadがハイレベルになるとトランジスタ712がオンし、容量Ctsに保持されている画素信号がADC106に出力される。信号Psreadがハイレベルの期間に画素信号(S信号)のAD変換動作が行われ、画素信号に基づくデジタル信号がレジスタ回路1に保持される。
その後、レジスタ回路1および2で保持されたデジタル信号を出力し、演算回路で差分処理を行う。
上記のように、ノイズ信号と画素信号とを異なるタイミングで読み出し、画素信号からノイズ信号を減算することで、画素信号中のノイズをキャンセルすることができる。ここでは、水平間引き動作において、ノイズ信号を、読み出されない列のレジスタ回路に転送することで、同一の画素から得られたノイズ信号及び画素信号の間で減算処理する駆動方法について説明する。
図4に示したタイミングチャートは、本実施形態による駆動方法を示すもので、水平6画素、垂直4画素のうち、2、3、5、及び6列目の画素を読み出さない水平間引き動作を示している。読み出される1及び4列目の画素については、同一画素のノイズ信号及び画素信号の読み出し動作を行って得られた2つの信号を減算処理して固体撮像装置の外部に出力している。
図4において、行選択信号Pv1がハイレベルの期間、1行目の画素が選択される。1行目の1度目の水平ブランキングステータスでは、上記のように、1行目の画素のノイズ信号をADC106に読み出し、読み出されたアナログ電気信号を、続く1度目のAD変換ステータスでデジタル信号に変換する。デジタル信号は、1度目のライトステータスでレジスタ回路1に保持される。
次に、2度目の水平ブランキングステータスでは、上記のように、1行目の画素信号がADC106に読み出される。これと並行して列選択信号Ph13がハイレベルになり、1度目のライトステータスでレジスタ回路1に保持されたノイズ信号が、レジスタ回路2に転送される。2度目の水平ブランキングステータスで読み出された画素信号は、続く2度目のAD変換ステータスでデジタル信号に変換され、2度目のライトステータスでレジスタ回路1に保持される。
レジスタ回路1及び2に保持された画素信号及びノイズ信号は、水平転送ステータスにおいてそれぞれ水平信号線112及び113に出力され、演算回路109で減算処理を施されて、ノイズをキャンセルした画素信号を生成している。図4中、出力信号において、例えば11´−11とあるのは、11´が画素11の画素信号、11が画素11のノイズ信号を意味している。
2行目以降についても、上と同様の動作を行うことによって、ノイズをキャンセルした画像を得ることができる。
以上で説明した本実施形態によれば、レジスタ回路の出力端子と、このレジスタ回路とは異なる画素の列に設けられたレジスタ回路の入力端子とを接続する接続手段を有する。これにより、水平間引き動作を行いつつノイズキャンセルした画像を得る場合に、従来と比較して動作に関与しないレジスタ回路の数を低減でき、回路の利用効率を向上させることができる。なお、本実施形態において接続手段とは、図1において、n列目の画素について、列選択信号Phn3がハイレベルに遷移した時に、異なるレジスタ回路同士を接続する経路を指す。
1水平ブランキング期間に、ノイズ信号のAD変換と画素信号のAD変換を行う。どちらから先にAD変換してもよい。ノイズ信号をAD変換した後にレジスタ回路1にノイズ信号を書き込み、画素信号をAD変換する前に、ノイズ信号を隣のレジスタ回路2に転送する。レジスタ回路1及び2に画素信号及びノイズ信号を保持して、水平信号線112及び113に水平転送する。演算回路109は、画素信号からノイズ信号を減算する。未使用のADC106をオフすれば省電力化に有利である。本実施形態は、画素信号からノイズ信号を減算することにより、ADC106のオフセットを低減することができる。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態による固体撮像装置の構成例を示す図である。以下、本実施形態が第4の実施形態と異なる点を説明する。図1の水平転送回路102は、第1の水平転送回路102a及び第2の水平転送回路102bに分割される。第1の水平転送回路102aは、奇数番目のレジスタ回路1、3、5及び7の前段及び後段の接続手段(スイッチ)108を制御する。第2の水平転送回路102bは、偶数番目のレジスタ回路2、4、6及び8の前段及び後段の接続手段(スイッチ)108を制御する。画素103には、赤(R)、緑(G)及び青(B)のカラーフィルタが設けられ、赤信号、緑信号及び青信号を生成することができる。水平信号線OUT1は図1の水平信号線112に対応し、水平信号線OUT2は図1の水平信号線113に対応する。また、動作としては第4の実施形態と同様に、CDS回路を持たない構成になっており、画素に基づくノイズ信号と画素信号とをそれぞれAD変換する。
ノイズ信号のAD変換と画素信号のAD変換を行うにあたっては、どちらから先にAD変換してもよい。一例としてノイズ信号をAD変換した後に、信号Ph11をハイレベルにし、レジスタ回路1にノイズ信号を書き込む。次に、画素信号をAD変換する前に、信号Ph12をハイレベルにして、ノイズ信号をレジスタ回路1から隣のレジスタ回路3に転送する。隣接するレジスタ回路1及び3に画素信号とノイズ信号を保持して、水平信号線OUT1に順次、水平転送する。信号が出力される順番は画素R11の画素信号→画素R11のノイズ信号→画素R15の画素信号→画素R15のノイズ信号・・・というようになる。後段の演算回路109は、遅延回路及び減算回路を有し、画素信号を遅延させ、画素信号からノイズを減算する。未使用のADC3、ADC7、ADC4及びADC8をオフすれば省電力化に有利になる。本実施形態は、画素信号からノイズ信号を減算することにより、ADC106のオフセットを低減することができる。
図10に、より具体的な回路の構成例を示す。例えば、図10(A)に示す構成を有する場合に、図10(B)に示す動作を行えば、ノイズ信号と画素信号とを順にAD変換することができる。
まず信号Presがハイレベルの期間にフローティングディフュージョンがリセットされる。その後、信号Pselがハイレベルになると、ノイズ信号に相当するレベルがADCに入力され、ノイズ信号のAD変換が行われる。次に、信号Ptxをハイレベルにすると光電変換素子に蓄積された電荷がフローティングディフュージョンに転送され、ノイズ信号を含む画素信号に相当するレベルがADCに入力される。そして、信号Presによりフローティングディフュージョンがリセットされるまでの期間に画素信号のAD変換を行うことができる。
(第6の実施形態)
図9は、本発明の第6の実施形態による固体撮像装置の構成例を示す図である。以下、本実施形態が第5の実施形態と異なる点を説明する。ノイズ信号のAD変換と画素信号のAD変換を行う。どちらから先にAD変換してもよい。ノイズ信号をAD変換した後に、信号Ph12とPh31をハイレベルにし、ADC1により出力されるノイズ信号をレジスタ回路3に書き込む。次に、画素信号をAD変換して、信号Ph11をハイレベルにし、ADC1により出力される画素信号をレジスタ回路1に書き込む。隣接するレジスタ回路1及び3に画素信号及びノイズ信号を保持して、水平信号線OUT1に順次、水平転送する。信号が出力される順番は、画素R11の画素信号→画素R11のノイズ信号→画素R15の画素信号→画素R15のノイズ信号・・・というようになる。後段の演算回路109は、遅延回路及び減算回路を有し、画素信号を遅延させ、画素信号からノイズ信号を減算する。未使用のADC3、ADC7、ADC4及びADC8をオフすれば省電力化に有利である。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態に係る撮像システム200の概略構成及び概略動作を、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る撮像システム200の構成図である。
撮像システム200は、光学系110、固体撮像装置120、及び、信号処理部180を備える。信号処理部180は、信号処理回路部130、記録/通信部140、タイミング制御回路部150、システムコントロール回路部160、及び、再生/表示部170を含む。
光学系110は、固体撮像装置120の撮像面である画素配列へ被写体の像を形成する。
固体撮像装置120は、第1〜6の実施形態に係る固体撮像装置のうちのいずれかである。固体撮像装置120は、画素配列に形成された被写体の像を画像信号に変換する。固体撮像装置120は、その画像信号を画素配列から読み出して信号処理回路部130へ出力する。
信号処理回路部130は、予め決められた方法にしたがって、固体撮像装置120から供給された画像信号に対して、例えば、画像データの圧縮処理のような信号処理を行う。信号処理回路部130は、信号処理された画像データを記録/通信部140及び再生/表示部170へ供給する。
記録/通信部140は、信号処理回路部130から供給された画像データを、不図示の記録媒体に記録したり、同じく不図示の外部装置へ送信したりする。あるいは、記録/通信部140は、記録媒体から画像データを読み出して再生/表示部170へ供給したり、不図示の入力部から所定の指示を受け取ってシステムコントロール回路部160へ供給したりする。
再生/表示部170は、信号処理回路部130又は記録/通信部140から供給された画像データを、表示デバイスに表示する。
タイミング制御回路部150は、固体撮像装置120を駆動するタイミングを制御するための信号を供給するもので、モード切り換え手段としての役割を有する。例えば、水平間引き動作を行うモードで駆動させるための信号を供給したり、全画素の信号を読み出すモードで駆動させるための信号を供給したりする。
システムコントロール回路部160は、所定の指示の情報を記録/通信部140から受け取る。システムコントロール回路部160は、所定の指示に応じて、光学系110、記録/通信部140、再生/表示部170、及びタイミング制御回路部150を制御する。例えば、全画素読み出しモードや間引き読み出しモードで、光学系110、記録/通信部140、再生/表示部170、及びタイミング制御回路部150をそれぞれのモードに応じて制御する。
本実施形態によれば、第1〜第6の実施形態と同様に、間引き動作時において、信号を読み出されない画素の列に設けられたレジスタ回路にデジタル信号を保持させることができる。これにより、水平間引き動作を行う場合に、動作に関与しないレジスタ回路の数を低減でき、回路の利用効率を向上させながら、減算(差分)、平均といった演算処理を実現できる。
上述の実施形態ではいずれも、固体撮像装置の内部に演算回路109及びセレクタ110とが含まれる構成を挙げてきたが、これらは必ずしも固体撮像装置120の内部に設ける必要はない。例えば、図5において、信号処理回路部130の中に設けられてもよい。この場合には、固体撮像装置120の半導体基板上の面積を低減でき、なおかつ、上述した効果が得られる。上述の実施形態において重要なのは、水平間引き動作を行う場合に、信号を読み出されない画素の列に設けられたレジスタ回路にデジタル信号を保持させることができる構成を有していることである。
第1〜第6の実施形態の固体撮像装置において、複数の画素103は、各々が入射光をアナログ電気信号に変換して出力し、行列状に配列される。複数のAD変換器(ADC)106は、前記複数の画素103の各列に設けられ、前記画素103からのアナログ電気信号をデジタル信号に変換し、該デジタル信号を出力端子から出力する。複数のレジスタ回路107は、前記複数の画素103の各列に設けられ、前記AD変換器106の前記出力端子から出力された前記デジタル信号を入力端子に受けて、該デジタル信号を保持する。接続手段108は、前記AD変換器106の出力端子と、該AD変換器106とは異なる前記複数の画素103の列に設けられた前記レジスタ回路107の入力端子とを接続する。または、接続手段108は、前記レジスタ回路107の出力端子と、該レジスタ回路107とは異なる前記複数の画素103の列に設けられた前記レジスタ回路107の入力端子とを接続する。演算手段(演算回路)109は、前記複数のレジスタ回路107の出力端子の各々から出力された前記デジタル信号に差分処理を施して出力しうる。
第1〜第3の実施形態では、前記複数の画素103は、入射光に依存したアナログ電気信号を出力する有効画素及び入射光に依存しないアナログ電気信号を出力する非有効画素を有する。前記複数のレジスタ回路107は、それぞれ前記有効画素のデジタル信号及び前記非有効画素のデジタル信号を保持する。前記演算手段109は、前記複数のレジスタ回路107に保持された前記有効画素のデジタル信号と前記非有効画素のデジタル信号に差分処理を施す。
前記非有効画素は、前記有効画素と同じ回路構成を有し、表面が遮光膜で覆われていること。また、前記有効画素は、前記変換されたアナログ電気信号の電荷を蓄積するための不純物領域を有し、前記非有効画素は、前記変換されたアナログ電気信号の電荷を蓄積するための不純物領域を有さない。また、前記非有効画素は、基準電位に固定されたアナログ電気信号を出力する。
第4〜第6の実施形態では、前記画素103は、リセットした時のリセットアナログ電気信号(リセット信号)及び入射光に依存した画素アナログ電気信号(画素信号)を順次出力する。前記複数のレジスタ回路107は、それぞれ前記リセットアナログ電気信号及び前記画素アナログ電気信号が変換されたデジタル信号を保持する。前記演算手段109は、前記複数のレジスタ回路107に保持された前記リセットアナログ電気信号及び前記画素アナログ電気信号が変換されたデジタル信号に差分処理を施す。
以上のように、第1〜第7の実施形態によれば、水平間引き動作を行い、複数のレジスタ回路に保持されるデジタル信号を用いて差分処理を行う場合でも、動作に関与しないレジスタ回路の数を低減でき、回路の利用効率を向上させることができる。また、差分処理を施すことにより、AD変換器のオフセットを低減することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第7の実施形態に係る撮像システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画素部の構成例を示す図である。 図7(A)及び(B)は本発明の第4の実施形態に係る画素及び信号保持部の構成例を示す図及びその動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る固体撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 図10(A)及び(B)は本発明の実施形態に係る回路の構成例を示す図及びその動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
100 画素部
101 垂直走査回路
102 水平走査回路
103 画素
104 行選択線
105 垂直出力線
106 AD変換器
107 レジスタ回路
108 接続手段
109 演算回路
110 セレクタ
111 列選択信号
112、113 水平出力線
114 CDS回路
110 光学系
120 固体撮像装置
130 信号処理回路部
140 記録/通信部
150 タイミング制御回路部
160 システムコントロール回路部
170 再生/表示部
180 信号処理部
200 撮像システム

Claims (6)

  1. 各々が入射光をアナログ電気信号に変換して出力する、行列状に配列された複数の画素と、
    前記複数の画素の各列に設けられ、前記画素からのアナログ電気信号をデジタル信号に変換し、該デジタル信号を出力端子から出力する複数のAD変換器と、
    前記複数の画素の各列に設けられ、前記AD変換器の前記出力端子から出力された前記デジタル信号を入力端子に受けて、該デジタル信号を保持する複数のレジスタ回路と、
    前記AD変換器の出力端子と、該AD変換器とは異なる前記複数の画素の列に設けられた前記レジスタ回路の入力端子とを接続する、または、前記レジスタ回路の出力端子と、該レジスタ回路とは異なる前記複数の画素の列に設けられた前記レジスタ回路の入力端子とを接続する接続手段と、
    前記複数のレジスタ回路の出力端子の各々から出力された前記デジタル信号に差分処理を施して出力しうる演算手段と
    を有することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記複数の画素は、入射光に依存したアナログ電気信号を出力する有効画素及び入射光に依存しないアナログ電気信号を出力する非有効画素を有し、
    前記複数のレジスタ回路は、それぞれ前記有効画素のデジタル信号及び前記非有効画素のデジタル信号を保持し、
    前記演算手段は、前記複数のレジスタ回路に保持された前記有効画素のデジタル信号と前記非有効画素のデジタル信号に差分処理を施すことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記非有効画素は、前記有効画素と同じ回路構成を有し、表面が遮光膜で覆われていることを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記有効画素は、前記変換されたアナログ電気信号の電荷を蓄積するための不純物領域を有し、前記非有効画素は、前記変換されたアナログ電気信号の電荷を蓄積するための不純物領域を有さないことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  5. 前記非有効画素は、基準電位に固定されたアナログ電気信号を出力することを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  6. 前記画素は、リセットした時のリセットアナログ電気信号及び入射光に依存した画素アナログ電気信号を順次出力し、
    前記複数のレジスタ回路は、それぞれ前記リセットアナログ電気信号及び前記画素アナログ電気信号が変換されたデジタル信号を保持し、
    前記演算手段は、前記複数のレジスタ回路に保持された前記リセットアナログ電気信号及び前記画素アナログ電気信号が変換されたデジタル信号に差分処理を施すことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
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