JP4436393B2 - ワイパー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のウインドガラスをワイパーブレードで払拭するワイパー装置に関する。
ワイパー装置は、車体にアームシャンクの基端が回動自在に軸支され、アームシャンクの先端にアームピースが設けられ、アームピースにワイパーブレードが取り付けられている。
ワイパー装置のアームシャンクを回動することで、ワイパーブレードでウインドガラスを払拭する。
このワイパー装置は、一般に、アームピースがアームシャンクの先端に加締められた状態で取り付けられている。
このため、アームシャンクの先端にアームピースを取り付けた状態で、アームシャンクの先端とアームピースとに段差が形成され、そのことが外観性を高める妨げになっている。
この段差をなくすために、アームピースの断面形状を、アームシャンクの先端に取り付ける部位で小さく、アームシャンクの先端から突出する部位で大きく形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−344057号公報
このように、アームピースの断面形状を変えることで、アームシャンクの先端とアームピースとの段差を吸収することが可能である。
よって、アームシャンクの先端の外周面に対してアームピースの外周面を面一にでき、外観性を高めることができる。
ところで、特許文献1のワイパー装置は、アームピースの断面形状を変えるために、アームピースの形状が複雑になり形成が難しくなる。そこで、アームピースを樹脂製の部材とすることで、アームピースの形成(成形)を可能としている。
しかし、アームピースを樹脂製の部材とすると、アームピースの剛性を確保することが難しく、アームピースでワイパーブレードを良好に押し付けることができない。
このため、ワイパー装置のワイパーブレードでウインドガラスを良好に払拭することが難しい。
本発明は、アームシャンクの先端とアームピースとの段差をなくすとともに、アームピースの剛性を確保することができるワイパー装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両のウインドガラス近傍に設けられ、該ウインドガラスをワイパーブレードで払拭するワイパー装置において、前記車両に基端が回動自在に軸支されたアームシャンクと、該アームシャンクの先端に一端が設けられ、前記先端から突出した他端に前記ワイパーブレードが設けられたアームピースと、該アームピースを覆い、前記先端の外周面と略面一の外周面を有するアームピースカバーと、を備え、前記アームピースカバーは、前記アームピースのうち、前記ウインドガラスの反対側の面を覆うカバー本体と、前記カバー本体の両側辺のうち一方から張り出され、前記アームピースの側面を覆う側壁と、前記側壁から、前記アームピースのうち前記ウインドガラスと対向する面に沿って張り出した張出部と、を有し、前記張出部は、前記アームシャンクの先端に当接するように設けられるとともに、前記アームピースカバーを位置決めする位置決め手段を備えた第1張出部と、前記位置決め手段に対して前記先端から離れる位置に前記第1張出部から離間して設けられるとともに、前記アームピースカバーの長手方向への熱膨張による伸縮を許容する伸縮許容手段を備えた第2張出部と、を有し、前記伸縮許容手段は、前記アームピースに形成された係止ピンが差し込まれ、前記アームピースカバーの長手方向に延びて形成される長孔で構成され、前記第1張出部が前記先端に当接した状態において、前記アームピースカバーが前記先端に当接した状態に保たれることを特徴とする。
請求項に係る発明において、前記側壁は、前記アームピースの側面として、前記アームピースの車両前後方向の側面のうち、前方の側面を覆うことを特徴とする。
請求項に係る発明において、前記アームピースは、前記アームピースカバーに比して剛性の高い部材で形成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アームピースを覆うアームピースカバーを備えた。そして、アームピースカバーの外周面をアームシャンクの先端の外周面と略面一に形成した。
これにより、アームシャンクの先端と、アームピースとの段差をなくしてアームピースカバーとアームシャンクとの一体感が得られ、外観性を高めることができる。
また、アームピースとアームピースカバーとが別体で形成されているので、アームピースを簡素な形状にすることができる。アームピースを簡素な形状にすることで、剛性の高い鋼材などで容易に形成することができる。
よって、アームピースの剛性を確保して、アームピースでワイパーブレードをウインドガラスに良好に押し付けることができる。
これにより、ワイパーブレードでウインドガラスを良好に払拭することができる。
また、請求項に係る発明では、アームピースカバーにカバー本体を設け、カバー本体の一方の側辺から側壁を延設した。そして、この側壁でアームピースの側面を覆うようにした。
アームピースカバーによれば、側壁を、アームピースの側面に当接することで、アームピースカバーを取付位置に位置決めすることができる。
これにより、アームピースカバーの取付位置への位置決めが容易になり、アームピースカバーをアームピースに簡単に取り付けることができる。
さらに、アームピースの側面に側壁を当接することで、アームピースカバーをアームピースに精度よく取り付けることができ、取付時の安定性を向上することができる。
さらに、請求項に係る発明では、張出部を、アームピースのウインドガラスと対向する面に沿って張り出した。
これにより、張出部とカバー本体とでアームピースを挟持してアームピースカバーを取り付けることができる。
加えて、請求項に係る発明では、アームシャンクの先端側に位置決め手段を設けた。加えて、先端とアームピースカバーとの当接部から離れた位置に伸縮許容手段を設けた。
これにより、位置決め手段でアームピースカバーを正確に位置決めするとともに、伸縮許容手段でアームピースカバーの長手方向への熱膨張による伸縮を許容することができる。
請求項に係る発明では、アームピースの前方の側面を側壁で覆うことにより、車両の走行により生じた気流(以下、「走行風」という)を、側壁によって受けることができる。
これにより、車両走行の際に、アームピースカバーの取付状態の安定性を向上させることができる。
請求項に係る発明では、アームピースをアームピースカバーに比して剛性の高い部材で形成し、剛性の高いアームピースにアームピースカバーを取り付けた。
よって、アームピースカバーがアームシャンクに対して振れることを抑えることができる。これにより、アームシャンクにアームピースカバーを一体感が得られるように取り付けることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係るワイパー装置を車両に取り付けた状態を示す斜視図、図2は本発明に係るワイパー装置からワイパーブレードを外した状態を示す斜視図である。
ワイパー装置10は、車両11のフロントウインドガラス(ウインドガラス)12近傍に設けられ、フロントウインドガラス12を払拭するものである。
このワイパー装置10は、車両11に基端14aが回動自在に軸支されたアームシャンク14と、アームシャンク14の先端14bに設けられたアームピース16(図4も参照)と、アームピース16に設けられたワイパーブレード18と、アームピース16を覆うアームピースカバー20とを備える。
アームシャンク14は、車両11に基端14aがボルト22(図1参照)を介して回動自在に軸支されるヘッド23と、ヘッド23の先端23aに連結ピン24を介して連結されたリテーナ25とを備える。
ヘッド23は、ボルト22を軸にしてフロントウインドガラス12に沿って回動可能に軸支されている。
リテーナ25は、基端25aが連結ピン24を介してフロントウインドガラス12に対して直交する方向(上下方向)に回動可能に連結されている。
ヘッド23およびリテーナ25に引張りばね(図示せず)が架け渡され、この引張りばねのばね力でリテーナ25がフロントウインドガラス12に向けて付勢されている。
これにより、アームシャンク14を回動することでワイパーブレード18をフロントウインドガラス12に沿って移動させて、ワイパーブレード18でフロントウインドガラス12を払拭することができる。
図3は図2の3部拡大図、図4は本発明に係るワイパー装置をフロントウインドガラス側から見た状態を示す平面図、図5は本発明に係るワイパー装置を示す断面図である。
アームシャンク14の先端(すなわち、リテーナ25の先端)14bにアームピース16の固定部(一端)27が設けられている。
具体的には、図4に示すように、リテーナ25の先端14bを加締めることにより、アームピース16の固定部27が先端14bで包み込まれている。
先端14bの両側辺14cには一対の凹部14dが形成されている。リテーナ25の先端14bを加締めた状態で、一対の凹部14dが対向して嵌合孔31を形成する。
嵌合孔31に係止ピン32が嵌入され、アームピース16の固定部27が先端14bに保持されている。
アームピース16は、アームピースカバー20に比して剛性の高い鋼材で、図7に示すように断面略矩形状に形成された部材である。
よって、アームピース16の固定部27を包み込んだ、リテーナ25の先端14bの外形も略矩形状に形成されている。
アームピース16は、図5に示すように、リテーナ25の先端14bからピース本体28がフロントウインドガラス12に沿って直線状に突出され、折曲部(他端)29がフロントウインドガラス12側に折り曲げられている。
すなわち、アームピース16は、固定部27、ピース本体28および折曲部29からなり、ピース本体28および折曲部29で略J字状に形成されている。
ピース本体28の裏面(ピース本体28のうち、フロントウインドガラス12に対向する面)28a(図5参照)に第1、第2の係止ピン35,36が突出されている。
第1、第2の係止ピン35,36については後で詳しく説明する。
ピース本体28の先端から延出された折曲部29に、通常のワイパー装置10と同様に、ワイパーブレード18(図1参照)が設けられる。
アームピース16にアームピースカバー20が取り付けられている。
リテーナ25の先端14bにアームピースカバー20の基端20aが当接し、当接部37が形成される。
この状態で、アームピースカバー20でアームピース16が覆われている。
図6は本発明に係るワイパー装置を示す分解斜視図、図7は図3の7−7線断面図、図8は図3の8−8線断面図である。
アームピースカバー20は、アームピース16の表面16aを覆うカバー本体41と、カバー本体41の前側辺41aのうちリテーナ25側の略半分の部位41bから張り出された前側壁(側壁)42と、前側壁42から張り出された張出部43と、カバー本体41の後側辺41cから張り出された後側壁44とを有する樹脂製のカバー部材である。
アームピースカバー20を樹脂材で成形して弾性変形可能とすることで、アームピースカバー20をアームピース16に取り付けることができる。
このアームピースカバー20は、後側壁44の張出寸法L1が小さいので、カバー本体41、前側辺41aおよび張出部43で断面略コ字状に形成されている(図7参照)。
アームピースカバー20のうち、断面略コ字状に形成された係止部位20bは、リテーナ25の先端14bの外周面14eと略面一の外周面20cを有している(図3も参照)。
これにより、リテーナ25の先端14bと、アームピース16との段差をなくすことができ、外観性を高めることができる。
カバー本体41は、ピース本体28の表面(ピース本体28のうち、フロントウインドガラス12に対して反対側の面)28bに沿って直線状に延設され、かつ、折曲部29の表面29a(図6参照)に沿って略U字状に延出されている。
すなわち、カバー本体41でアームピース16の表面16a(表面28bおよび表面29a)が覆われている。
カバー本体41は、先端41dの肉厚が先縁41eに向かって漸次薄くなるように形成されている。
前側壁42は、カバー本体41の前後の側辺(両側辺)41a,41cのうち、前側辺(一方)41aで、かつ、リテーナ25側の略半分の部位41bから下方に向けて張り出されている。
これにより、ピース本体28の車両前後方向の側面28c,28dのうち、ピース本体28の側面として、前側面(前方の側面)28cが前側壁42で覆われている。
詳しくは、ピース本体28の前側面28cのうち、リテーナ25側の略半分の部位28eが前側壁42で覆われている。
よって、車両(図1参照)の走行により発生する走行風を前側壁42で受けることができる。
また、ピース本体28の前側面28cのうち、残りの部位28fを前側壁42で覆わないようにし、かつ、折曲部29の前側面29bを前側壁42で覆わないようにした。
よって、アームピース16をワイパーブレード18(図1参照)に取り付けることを前側壁42で妨げる虞はない。
前側壁42から張出部43が張り出されている。
張出部43は、前側壁42の下端部42aからカバー本体41に対向するように張り出された第1張出部46および第2張出部47を有している。
第1張出部46および第2張出部47は、ピース本体28の裏面28aに沿ってそれぞれ張り出されている。
図4、図5に戻って、第1張出部46は、裏面28aのうち、リテーナ25側の面28gに沿って張り出され、リテーナ25の先端14bに当接されている。
また、第2張出部47は、裏面28aのうち、第1張出部46に対してリテーナ25から離れた面28hに沿って張り出されている。
第1、第2の張出部46,47を、ピース本体28の裏面28aに沿って張り出すことで、第1、第2の張出部46,47とカバー本体41とでピース本体28を挟持することができる。
これにより、アームピース16にアームピースカバー20を取り付けることができる。
第1張出部46には、位置決め手段として位置決め孔51がリテーナ25の先端14b側に設けられている。
位置決め孔51に、前述した第1係止ピン35が差し込まれている。
第2張出部47には、伸縮許容手段として伸縮許容長孔52が設けられている。伸縮許容長孔52は、位置決め孔51に対して当接部37から離れた位置に設けられている。
伸縮許容長孔52に、第2係止ピン36が差し込まれている。
伸縮許容長孔52は、アームピースカバー20の長手方向に長軸が合わせられ、第2係止ピン36の直径寸法Dと比較して長軸の長さ寸法L2が大きく形成されている。
よって、伸縮許容手段としての伸縮許容長孔52は、アームピースカバー20の長手方向への熱膨張による伸縮を許容する伸縮代S(L2−D)を有する。
これにより、アームピースカバー20が長手方向に熱膨張した場合に、伸縮許容長孔52は伸縮代Sの範囲でアームピースカバー20の長手方向に移動することが可能である。
このように、伸縮許容長孔52をアームピースカバー20の長手方向に移動させることで、位置決め孔51を第1係止ピン35で静止状態に保つことができる。
よって、アームピースカバー20が熱膨張で伸縮する場合、アームピースカバー20の基端20aをリテーナ25の先端14bに当接させた状態に位置決め孔51で保ちつつ、アームピースカバー20の伸縮を伸縮許容長孔52で許容することができる。
これにより、外観性を良好に確保することができる。
以上説明したように、アームピース16とアームピースカバー20とが別体で形成されているため、アームピースを簡素な形状にすることができる。
よって、アームピース16をアームピースカバー20に比して剛性の高い部材で容易に形成することができる。
このように、アームピース16を剛性の高い鋼材などで形成することで、アームピース16の剛性を確保して、図1に示すように、アームピース16でワイパーブレード18をフロントウインドガラス12に良好に押し付けることができる。
これにより、ワイパーブレード18でフロントウインドガラス12を良好に払拭することができる。
加えて、アームピース16とアームピースカバー20とを別体とすることで、アームピース16の剛性を確保しつつ、アームピースカバー20でアームシャンク14との一体感を得ることができる。
具体的には、剛性の高い鋼製のアームピース16にアームピースカバー20を取り付けることで、アームピースカバー20がアームシャンク14(リテーナ25)に対して振れることを抑えることができる。
これにより、アームシャンク14(リテーナ25)にアームピースカバー20を一体感が得られるように取り付けることができる。
つぎに、ワイパー装置10のアームピースカバー20をアームピース16に取り付ける例を図9に基づいて説明する。
図9(a)〜(c)は本発明に係るワイパー装置のアームピースカバーをアームピースに取り付ける手順を説明する図である。
(a)において、アームピースカバー20の係止部位20bをアームピース16のピース本体28の車体前方に配置して、係止部位20bの開口部55がピース本体28に対向する。
係止部位20bを弾性変形させて後側壁44および張出部43(第1、第2の張出部46,47)を矢印Aの如く開く。
アームピースカバー20をアームピース16に向けて矢印Bの如く移動する。
(b)において、係止部位20bの後側壁44をピース本体28の表面28bに載せ、係止部位20bの張出部43(第1、第2の張出部46,47)をピース本体28の裏面28aに載せる。
この状態で、アームピースカバー20を矢印Bの如く移動することで、第1張出部46が第1係止ピン35に乗り上がるとともに、第2張出部47が第2係止ピン36に乗り上がる。
(c)において、アームピースカバー20を矢印Bの如く移動して、前側壁42をアームピース16の前側面28cに当接することで、アームピースカバー20を取付位置に位置決めすることができる。
アームピースカバー20を取付位置に位置決めすることで、後側壁44が表面28bを乗り越えるとともに、第1、第2の係止ピン35,36に位置決め孔51および伸縮許容長孔52がそれぞれ位置する。
係止部位20bの弾性変形が復元して、後側壁44が後側面28dに当接するとともに、第1、第2の係止ピン35,36に位置決め孔51および伸縮許容長孔52が係止する。
これにより、アームピースカバー20をアームピース16に取り付けることができる。
このように、アームピースカバー20を前側壁42で取付位置に位置決めすることにより、アームピースカバー20の位置決めが容易になり、アームピースカバー20をアームピース16に簡単に取り付けることができる。
さらに、アームピース16の前側面28cに前側壁42を当接することで、アームピースカバー20をアームピース16に精度よく取り付けることが可能になり、取付時の安定性を向上することができる。
つぎに、車両の走行により生じた走行風がワイパー装置10に作用する例を図10に基づいて説明する。
図10(a),(b)は本発明に係るワイパー装置に走行風が作用する例を説明する図である。
(a)において、車両11が走行することで走行風が矢印Cの如く流れ、ワイパー装置10に作用する。
(b)において、ワイパー装置10は、アームピースカバー20の前側壁42で、アームピース16の前側面28cのうち、リテーナ25側の略半分の部位28eが覆われている。
よって、矢印Cの如く流れる走行風を前側壁42で受けることができる。
これにより、車両11の走行の際に、アームピースカバー20の取付状態の安定性を向上させることができる。
ここで、アームピース16の前側面のうち、前側壁42で覆われていない部位は、ワイパーブレード18の取付部で覆われている。
よって、前側壁42で覆われていない部位に走行風が直接作用することを、ワイパーブレード18の取付部で保護することができる。
これにより、前側壁42で覆われていない部位が、走行風の影響で安定性を損なう虞はない。
なお、前記実施の形態では、ピース本体28の車両前後方向の側面のうち、前側面28cを前側壁42で覆う例について説明したが、これに限らないで、ピース本体28の後側面28dを側壁で覆うように形成することも可能である。
また、前記実施の形態では、位置決め手段や伸縮許容手段として位置決め孔51や伸縮許容長孔52を採用した例について説明したが、これに限らないで、位置決め手段や伸縮許容手段として位置決め突起や伸縮許容突起を採用することも可能である。
この場合、ピース本体28の裏面28aには、位置決め突起に嵌合する第1係止孔を採用するとともに、伸縮許容突起に嵌合する第2係止長孔を採用する。
本発明は、車両のウインドガラスをワイパーブレードで払拭するワイパー装置を備えた自動車への適用に好適である。
本発明に係るワイパー装置を車両に取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係るワイパー装置からワイパーブレードを外した状態を示す斜視図である。 図2の3部拡大図である。 本発明に係るワイパー装置をフロントウインドガラス側から見た状態を示す平面図である。 本発明に係るワイパー装置を示す断面図である。 本発明に係るワイパー装置を示す分解斜視図である。 図3の7−7線断面図である。 図3の8−8線断面図である。 本発明に係るワイパー装置のアームピースカバーをアームピースに取り付ける手順を説明する図である。 本発明に係るワイパー装置に走行風が作用する例を説明する図である。
符号の説明
10…ワイパー装置、11…車両、12…フロントウインドガラス(ウインドガラス)、14…アームシャンク、14a…基端、14b…先端、14e…先端の外周面、16…アームピース、16a…アームピースの表面、18…ワイパーブレード、20…アームピースカバー、20c…アームピースカバーの外周面、27…固定部(一端)、28a…ピース本体の裏面(ピース本体のうち、フロントウインドガラスと対向する面)、28b…ピース本体の表面(ピース本体のうち、フロントウインドガラスに対して反対側の面)、28c…前側面(前方の側面)、29…折曲部(他端)、37…当接部、41…カバー本体、41a,41c…カバー本体の前後の側辺(両側辺)、42…前側壁(側壁)、43…張出部、46…第1張出部、47…第2張出部、51…位置決め孔(位置決め手段)、52…伸縮許容長孔(伸縮許容手段)、S…伸縮代。

Claims (3)

  1. 車両のウインドガラス近傍に設けられ、該ウインドガラスをワイパーブレードで払拭するワイパー装置において、
    前記車両に基端が回動自在に軸支されたアームシャンクと、
    該アームシャンクの先端に一端が設けられ、前記先端から突出した他端に前記ワイパーブレードが設けられたアームピースと、
    該アームピースを覆い、前記先端の外周面と略面一の外周面を有するアームピースカバーと、を備え
    前記アームピースカバーは、
    前記アームピースのうち、前記ウインドガラスの反対側の面を覆うカバー本体と、
    前記カバー本体の両側辺のうち一方から張り出され、前記アームピースの側面を覆う側壁と、
    前記側壁から、前記アームピースのうち前記ウインドガラスと対向する面に沿って張り出した張出部と、を有し、
    前記張出部は、
    前記アームシャンクの先端に当接するように設けられるとともに、前記アームピースカバーを位置決めする位置決め手段を備えた第1張出部と、
    前記位置決め手段に対して前記先端から離れる位置に前記第1張出部から離間して設けられるとともに、前記アームピースカバーの長手方向への熱膨張による伸縮を許容する伸縮許容手段を備えた第2張出部と、を有し、
    前記伸縮許容手段は、前記アームピースに形成された係止ピンが差し込まれ、前記アームピースカバーの長手方向に延びて形成される長孔で構成され、
    前記第1張出部が前記先端に当接した状態において、前記アームピースカバーが前記先端に当接した状態に保たれることを特徴とするワイパー装置。
  2. 前記側壁は、前記アームピースの側面として、前記アームピースの車両前後方向の側面のうち、前方の側面を覆うことを特徴とする請求項1記載のワイパー装置。
  3. 前記アームピースは、前記アームピースカバーに比して剛性の高い部材で形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のワイパー装置。
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