JP4435908B2 - 被印刷材用異物除去装置 - Google Patents
被印刷材用異物除去装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4435908B2 JP4435908B2 JP25537999A JP25537999A JP4435908B2 JP 4435908 B2 JP4435908 B2 JP 4435908B2 JP 25537999 A JP25537999 A JP 25537999A JP 25537999 A JP25537999 A JP 25537999A JP 4435908 B2 JP4435908 B2 JP 4435908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- printing material
- wiping
- foreign matter
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻取紙等の被印刷材の両側端部に付着した紙粉等の異物を除去するための異物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
BF(ビジネスフォーム)印刷機、商業用オフセット輪転印刷機、新聞印刷機等の輪転印刷機は被印刷材として巻取紙を使用している。この巻取紙の表面には紙粉、ごみ、埃等の異物が付着している。被印刷材に異物が付着していると、印刷インキの着きが悪くなり、印刷品質が低下する等の不都合を生じる。例えばオフセット印刷の場合は被印刷材に接触するブランケット胴に異物が付着、堆積し、印刷品質に悪影響を与え、そのためブランケット胴を度々洗浄する必要が生じる。
【0003】
従来そのような不都合を回避するため、被印刷材を拭き取り装置により拭いた後に印刷に供するようにしている。
【0004】
被印刷材の拭き取り装置としては、特開平5−193112号、特開平6−320711号、特開平7−256862号で開示されるようなものがある。特開平5−193112号の拭き取り装置は、ダイアフラムを印刷紙に対向させ両者間に布を介在させてなるもので、ノズルから水を噴射して布を湿らせ、ダイアフラムを膨脹させて該布を印刷紙に押し付け、この布で印刷紙を拭くようになっている。特開平6−320711号の拭き取り装置は、回転するクロムメッキローラの表面にノズルから水を噴射してローラ表面に水の皮膜を形成し、この水の皮膜の形成されたローラに不織布を接触させると共にこの不織布を走行する印刷紙の表面に押し付けるようにしている。特開平7−256862号の拭き取り装置は、クロムメッキローラを水舟中の水に浸漬して回転させ、ローラ表面に形成された水皮膜を不織布に転移させると共にこの不織布を走行する印刷紙の表面に押し付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
高級紙であるアート紙やコート紙等は、塗工紙であるため紙の表面からの紙粉の発生は少なく、スリッター面である用紙の側端部から紙粉が多く発生する。したがって、巻取紙が塗工紙等である場合は両側端部及びその近傍を集中的に拭き取るようにした方が経済的である。
【0006】
また、軟包装材であるフィルムのスリッター面には微細なスリッター屑や可塑剤の粉末が付着している。したがって、グラビア輪転機等によりフィルムに印刷を行う場合であっても、事前に被印刷材の側端部からスリッター屑等を除去するのが望ましい。
【0007】
また、巻取紙やフィルムには静電気が生じている場合があり、この静電気量が多くなると、印刷品質が低下し、また排紙部で印刷物の不揃い等のトラブルを生じるおそれがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、走行する被印刷材(4)をその側端部(4a,4b)において表裏から挟むように配置される保水性のある拭き取り材(15,16)と、該拭き取り材(15,16)を上記被印刷材(4)の側端部(4a,4b)に押し付ける押し付け手段と、上記拭き取り材(15,16)に水を供給する給水手段(39等)とを具備し、上記拭き取り材(15,16)は上記被印刷材(4)の表裏の中央部近傍から左右の側端部(4a,4b)に向かって各々送られる帯材であり、上記左側端部用の帯材の繰出しロール(15a,16a)が各々被印刷材(4)の表裏の中央部近傍に配置されると共にこれら両帯材を重ねた状態で巻き取る回収ロール(17)が上記左側端部(4a)の外側に配置され、同様に上記右側端部用の帯材の繰出しロール及び回収ロールが上記右側端部(4b)の外側に配置され、上記押し付け手段は上記拭き取り材(15,16)をその背面から上記被印刷材(4)の各側端部(4a,4b)に押付ける押し付け部材(34,35)であり、これら押し付け部材(34,35)は上記被印刷材(4)の表裏のものが被印刷材(4)の走行方向上でずらされると共に被印刷材(4)の反対面側へと押し込まれていることを特徴とする被印刷材用異物除去装置(1)を採用する。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、上記拭き取り材の繰出しロール(15a,16a)及び回収ロール(17)が上記被印刷材(4)の各側端部(4a,4b)ごとにフレーム(10a,10b)に保持され、上記被印刷材(4)を横切るように配置されるガイドレール(8)に両フレーム(10a,10b)が支持された請求項1に記載の被印刷材用異物除去装置(1)を採用する。
【0011】
また、請求項3に係る発明は、印刷機の給紙部(2)と印刷部(3)との間における被印刷材(4)の走行路上に設置された請求項1又は請求項2に記載の被印刷材用異物除去装置(1)を採用する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0013】
図1に示すように、この異物除去装置1は印刷機の給紙部2と印刷部3との間における被印刷材4の走行路上に設置される。ここで例示される印刷機はオフセット輪転機であり、給紙部2と印刷部3との間にインフィード部5を有している。給紙部2内に装填された巻取紙11から繰り出される被印刷材4としての用紙は、インフィード部5内の各種ローラ6・・・により張力を調整された後に印刷部3へと向かい、印刷部3で表裏両面に一色又は複数色で印刷された後に図示しない排出部から排出される。この異物除去装置1は被印刷材4がインフィード部5内を略垂直方向に走行する個所に配置されるが、印刷部3より前であれば他の走行個所に配置することも可能である。被印刷材4は印刷機内を例えば600〜800m/分程度の速度で矢印方向に走行しつつその左右両側端部に付着した異物を除去された後印刷部3に至り印刷に付される。
【0014】
図2に示すように、この異物除去装置は、被印刷材4を横切るように配置される横梁7を備える。この横梁7にガイドレール8及び送りねじ9を介し二つの箱型のフレーム10a,10bが片持ち状に保持されている。各フレーム10a,10bは被印刷材4の左右両側端部4a,4bに対応して配置され、各フレーム10a,10bには被印刷材4の左右両側端部4a,4bが夫々入り込む略V字形の切欠12a,12bが形成されている。送りねじ9は左半分と右半分が左右逆ネジとなっており、横梁7の一端に取り付けられたモータ13又は手動ハンドルにより正転又は逆転するようになっている。このモータ13の駆動で送りねじ9が回転することにより、左右のフレーム10a,10bは印刷機のセンターを基準にして被印刷材4の幅方向に対称的に移動し、被印刷材4の幅の大きさに応じて印刷機内での位置が変化する両側端部4a,4bへと移動する。また、一方のフレーム10bには、被印刷材4の側端部4bを検知するとモータ13を停止させ各フレーム10a,10bを被印刷材4の左右両側端部4a,4bに対向させるための投受光器からなるセンサ14が取り付けられている。
【0015】
なお、上記送りねじ9が設けられるのは被印刷材4が印刷機のセンターを基準に紙通しされる場合であるが、被印刷材4が印刷機の片側を基準に紙通しされる場合は上記送りねじ9は省略され、左右のフレーム10a,10bは作業者により被印刷材4の左右両側端部4a,4bの位置に応じて位置調整される。
【0016】
右側のフレーム10b内には、図3乃至図5に示すように、走行する被印刷材4をその右側端部4bにおいて表裏から挟むように配置される保水性のある拭き取り材15,16と、この拭き取り材15,16を被印刷材4の右側端部4bに押付ける押し付け手段とが設けられている。また、図示しないが、左側のフレーム10a内には、被印刷材4の左側端部4aから異物を拭き取るための拭き取り材等が右側端部用のものと対称形に配置されている。
【0017】
拭き取り材15,16としては例えば幅10cm程度の帯状に形成された連続シートが用いられ、この連続シートをロール状に巻いた繰出しロール15a,16aが各フレーム10a,10b内に切欠12a,12bを間に挟むように二つずつ取り付けられている。一方の繰出しロール15aは切欠12a,12b内に入り込んだ被印刷物4の表面に対応し、他方の繰出しロール16aは切欠12a,12b内に入り込んだ被印刷物4の裏面に対応している。両繰出しロール15a,16aから繰り出された拭き取り材15,16は切欠12a,12bの輪郭に沿うように伸びて重ね合わされた後重なったままの状態で回収ロール17として巻き取られるようになっており、この二条の拭き取り材を巻き取る回収ロール17が各フレーム10a,10bの切欠12a,12bよりも奥の方に設けられている。もちろん回収ロール17は繰出しロール15a,16a毎に設けることもできる。
【0018】
拭き取り材15,16は、保水性のある例えば不織布で作られる。拭き取り材15,16は、給水手段から供給される水を含んだ状態で被印刷材4の左右両側端部4a,4bから紙粉等の異物を拭き取る。拭き取り材として網目状のものを採用することができるが、その場合は網目内に紙粉等の異物を取り込むことができる。不織布の生地としては、例えば、セルロース系のものを用いることができる。また、不織布に代えて綿布、寒冷紗等を用いることもできる。
【0019】
拭き取り材15,16は次に述べる送り手段により繰出しロール15a,16aから回収ロール17に向かって少しずつ送られるようになっている。
【0020】
すなわち、各フレーム10a,10bには、切欠12a,12bの入口側に切欠12a,12bを挟むように配置される一対の送りローラ18,19と、各送りローラ18,19に拭き取り材15,16を押し付けるニップローラ20,21と、切欠12a,12bの奥側に配置されるガイドローラ22とが設けられ、一対の繰出しロール15a,16aから繰り出された拭き取り材15,16はそれぞれ送りローラ18,19とニップローラ20,21との間を通ってガイドローラ22の回りで重ね合わされ回収ロール17に巻き取られる。各繰出しロール15a,16aの軸は図示しない摩擦クラッチを介してフレーム10a,10bに支持されている。一対の送りローラ18,19は、図5に示すように、フレーム10a,10bに固定されたエアシリンダ23に対しリンク装置24を介してに連結され、エアシリンダ23のロッドが往復運動するごとに所定角度だけ往復角運動して繰出しロール15a,16aから拭き取り材15,16を所定長さだけ引き出す。この所定長さは例えば2mmであり、1分経過する毎に繰り出される。ニップローラ20,21は、このニップローラ20,21を支えるアーム24,25とフレーム10a,10bとの間に介装された図示しないスプリング等により送りローラ18,19の方に常時付勢され、拭き取り材15,16を送りローラ18,19の表面に押し付ける。回収ロール17には、図4に示すようにモータ26のトルクが歯車27a,27b及び図示しない摩擦クラッチを介して伝達される。これにより、繰出しロール15a,16aと回収ロール17との間において拭き取り材15,16は適度な張力で弛むことなく引っ張られ、エアシリンダ23の駆動で拭き取り材15,16が繰出しロール15a,16aから繰り出されると同時に拭き取り材15,16は回収ロール17に直ちに巻き取られる。このように帯状の拭き取り材15,16は送りローラ18,19とガイドローラ22を経由して回収ロール17へと間欠走行することで被印刷材4の両側端部4a,4bから異物を拭き取るが、拭き取り材15,16の通過経路は被印刷材4の幅方向でみると、被印刷材4の中央部近傍から側端部4a,4bへと移動することから除去した紙粉等の被印刷材4への再付着が防止される。
【0021】
なお、図4及び図5に示すように、上記ニップローラ20,21を支えるアーム24,25の支軸には他のアーム28,29が固着され、この他のアーム28,29にカム30,31が接し、カム30,31には操作レバー32,33が取り付けられている。操作レバー32,33を操作してカム30,31を回すとニップローラ20,21が送りローラ18,19から離れるので、拭き取り材15,16の着脱操作が簡易化される。また、送りローラ18,19、ガイドローラ22等には必要に応じてクラウンを設け、拭き取り材15,16が接触した被印刷材4に引っ張られないようにする。
【0022】
また、拭き取り材15,16はその異物取り込み容量が大きい場合は固定して用いることもでき、所定時間が経過するたびに交換するようにしてもよい。また、繰出しロールはフレーム10a,10bに一つずつ装着し、被印刷材4の一側端部に対し一条の拭き取り材を被印刷材4の表側又は裏側から裏側又は表側へと反転するように送って側端部を拭いてもよい。また、被印刷材4の一側端部のみを拭き取るべくフレーム10a,10b等は片側のみ設けることもできる。
【0023】
押し付け手段は、拭き取り材15,16をその背面から被印刷材4の両側端部4a,4bに押し付ける押し付け部材34,35として構成される。押し付け部材34,35はローラ状に形成されているが、そのローラは回転可能にしてもよいし回転しないよう固定してもよい。また、押し付け部材34,35は半円柱形等他の形状に形成してもよい。図6に示すように、一対の押し付け部材34,35は走行する被印刷材4の側端部4a,4bに拭き取り材15,16を適度な力で押し付けることができるよう、被印刷材4の走行方向上でずらされると共に被印刷材4の反対面側へと押し込まれている。また、図4及び図6に示すように、押し付け部材34,35はフレーム10a,10bに固定されたエアシリンダ36,37の駆動により被印刷材4の側端部4a,4bに対し接離可能である。
【0024】
押し付け部材34,35の表面は単なるゴム層で覆うようにしてもよいし、多孔体層で覆うようにしてもよい。多孔体層は、比較的硬くて腰のあるローラ本体の表面に薄い表面層として形成され、水が染み込み易く、かつ拭き取り材15,16に押し付けられると水が滲出し易い性質を有する。多孔体層の表面は拭き取り材15,16との間で大きな摩擦力を生じないよう平滑に仕上げられている。多孔体層はゴムローラ、金属ローラ等の表面に保水性のある樹脂製のスリーブを被せたり、木綿等の繊維で出来た布や紐を巻き付けること等によっても形成することができる。
【0025】
上記拭き取り材15,16に水を供給する給水手段は、図2及び図3に示すように、給水タンク38と、給水タンク38から押し付け部材34,35へと水を供給する導管39と、導管39上に設けられた電磁弁40,41と、導管39の先端が押し付け部材34,35に臨む個所に取り付けられたノズル42,43とを具備する。給水タンク38内の水は電磁弁40,41の開閉動作により導管39内に適量送り込まれ、ノズル42,43から押し付け部材34,35上へ吐出される。ノズル42,43から吐出された水は押し付け部材34,35を介して拭き取り材15,16に染み込む。拭き取り材15,16は水を含んだ湿潤状態で被印刷材4の両側端部4a,4bから異物を拭き取る。印刷が停止した時は電磁弁40,41が閉じて拭き取り材15,16への水の供給を停止する。もちろんノズル42,43を拭き取り材15,16に対向させることで水を押し付け部材34,35を介することなく拭き取り材15,16に直に供給することもできる。
【0026】
次に、上記異物除去装置の作用について説明する。
【0027】
印刷機の始動に先立ち、被印刷材4の両側端部4a,4bの印刷機内での位置に応じて、モータ13の駆動によりフレーム10a,10bの位置調節が行われる。送りねじ9が回転してフレーム10a,10bがガイドレール8上を移動しセンサ14が被印刷材4の側端部4bを捉えたところでフレーム10a,10bが停止する。これにより図3乃至図5に示すように拭き取り材15,16が被印刷材4の両側端部4a,4bを夫々表側と裏側から挟む。
【0028】
一方、電磁弁40,41の開閉動作により給水タンク38から水がノズル42,43へと供給される。ノズル42,43から吐出された水は押し付け部材34,35を介し拭き取り材15,16に付着し染み込む。
【0029】
印刷機が始動し被印刷材4が給紙部2から印刷部3へと走行し出すと、エアシリンダ34,35の駆動により押し付け部材34,35が図6中実線位置から二点鎖線位置へと移動し、拭き取り材15,16を被印刷材4の両側端部4a,4bにおける表裏両面に押し付ける。これにより、被印刷材4の両側端部4a,4bは夫々拭き取り材15,16で拭われ、該両側端部4a,4bに付着した紙粉等の異物が払拭除去される。また、適度な水分を与えられ静電気が除去される。このようにして両側端部4a,4bから異物を除去され静電気が除去された被印刷材4は印刷機の印刷部3へと向かい表裏両面又は片面に印刷される。
【0030】
拭き取り材15,16は、その染み込んだ水を介して被印刷材4の両側端部4a,4bから紙粉等の異物を吸着除去する。紙粉等は水を含んで泥状になり、拭き取り材15,16の繊維又は網目に捕捉され、回収ロール17に拭き取り材15,16と共に回収される。拭き取り材15,16はエアシリンダ23、モータ26、摩擦クラッチ等の作用により所定長さずつ被印刷材4の中央部近傍から側端部4a,4bの方に向かって一定の張力下で弛むことなく繰り出される。拭き取り材15,16は被印刷材4の中央部近傍から側端部4a,4bに向かって送られるため、拭き取り材15,16に一旦捕捉された異物が再び被印刷材4に付着するようなことはない。
【0031】
印刷の中断等により被印刷材4のスピードが低下し又は停止した場合は、エアシリンダ36,37の作動により、押し付け部材34,35及び拭き取り材15,16が被印刷材4の表面から引き離されると共に水の供給が止められる。これにより被印刷材4の破断、拭き取り材15,16の湿し過ぎ等が防止される。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、紙粉等の異物が殊に付着しやすい被印刷材の側端部から異物を除去し適正な印刷を行うことができる。
【0033】
また、本発明によれば、拭き取り材で拭き取った異物の被印刷材への再付着を防止することができる。
【0034】
また、本発明によれば、拭き取り材を被印刷材に適度に押し付けて異物の拭き取り効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る異物除去装置を装着した印刷機を示す立面図である。
【図2】異物除去装置の概観を示す斜視図である。
【図3】異物除去装置の内部を示す斜視図である。
【図4】異物除去装置を示す平面図である。
【図5】異物除去装置を示す底面図である。
【図6】異物除去装置の押し付け部材を示す立面図である。
【符号の説明】
1…異物除去装置
2…給紙部
3…印刷部
4…被印刷材
4a,4b…側端部
15,16…拭き取り材
34,35…押し付け部材
39…導管
Claims (3)
- 走行する被印刷材をその側端部において表裏から挟むように配置される保水性のある拭き取り材と、該拭き取り材を上記被印刷材の側端部に押し付ける押し付け手段と、上記拭き取り材に水を供給する給水手段とを具備し、上記拭き取り材は上記被印刷材の表裏の中央部近傍から左右の側端部に向かって各々送られる帯材であり、上記左側端部用の帯材の繰出しロールが各々被印刷材の表裏の中央部近傍に配置されると共にこれら両帯材を重ねた状態で巻き取る回収ロールが上記左側端部の外側に配置され、同様に上記右側端部用の帯材の繰出しロール及び回収ロールが上記右側端部の外側に配置され、上記押し付け手段は上記拭き取り材をその背面から上記被印刷材の各側端部に押付ける押し付け部材であり、これら押し付け部材は上記被印刷材の表裏のものが被印刷材の走行方向上でずらされると共に被印刷材の反対面側へと押し込まれていることを特徴とする被印刷材用異物除去装置。
- 上記拭き取り材の繰出しロール及び回収ロールが上記被印刷材の各側端部ごとにフレームに保持され、上記被印刷材を横切るように配置されるガイドレールに両フレームが支持されたことを特徴とする請求項1に記載の被印刷材用異物除去装置。
- 印刷機の給紙部と印刷部との間における被印刷材の走行路上に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被印刷材用異物除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25537999A JP4435908B2 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 被印刷材用異物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25537999A JP4435908B2 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 被印刷材用異物除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001080036A JP2001080036A (ja) | 2001-03-27 |
JP4435908B2 true JP4435908B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=17277957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25537999A Expired - Fee Related JP4435908B2 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 被印刷材用異物除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4435908B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113002167A (zh) * | 2021-02-08 | 2021-06-22 | 广东新宏泽包装股份有限公司 | 一种全自动智能凹印版清洁保养设备及其实施方法 |
CN115464979B (zh) * | 2021-10-25 | 2024-06-04 | 中建材(宜兴)新能源有限公司 | 一种丝网印刷网板油墨清理工艺 |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25537999A patent/JP4435908B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001080036A (ja) | 2001-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3442368B2 (ja) | 印刷機の胴、特に版胴及びゴム胴用の消去兼クリーニング装置 | |
FI94039C (fi) | Offset-painokone | |
EP0466203B1 (en) | Cleaning system for a printing press | |
GB2297719A (en) | Device for cleaning printing units of a rotary printing machine. | |
JP2970987B2 (ja) | 印刷用紙の紙面拭き取り装置 | |
US5826511A (en) | Device for cleaning directly imaged printing forms in a printing press | |
JP4435908B2 (ja) | 被印刷材用異物除去装置 | |
US5040462A (en) | Apparatus for preventing soiling from printing material | |
GB2319018A (en) | Web retrieval device | |
JP2540277B2 (ja) | 印刷用紙の紙面拭き取り機 | |
JPS63303742A (ja) | 含油材料の冷却装置 | |
JP2003503181A (ja) | 表面処理装置 | |
JP3120283B1 (ja) | 印刷機の自動洗浄方法と該方法に用いる自動洗浄装置 | |
EP0873868B1 (en) | Cleaning apparatus for rotary printing press | |
JPH11170484A (ja) | 印刷用紙の紙面拭き取り装置 | |
JP3898828B2 (ja) | 被印刷材の拭き取り装置 | |
JP2948790B2 (ja) | クリーニング布への給水加湿方法 | |
JPH0781044A (ja) | 印刷機のインキ供給装置 | |
JP2013132836A (ja) | 凹版印刷機のワイピング装置 | |
JPH10264189A (ja) | 可塑剤除去装置を備えたカレンダ設備 | |
JP2796957B2 (ja) | オフセット印刷機のブランケット洗浄装置 | |
JP3579554B2 (ja) | 巻取紙等の連続体のエッジクリーナー | |
JP4027477B2 (ja) | 印刷用紙の紙粉除去装置 | |
JPH0560843U (ja) | 印刷機のシリンダ洗浄装置 | |
JPH07156370A (ja) | 印刷シリンダ洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091208 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |