JP4432947B2 - 赤外線式ガス検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線式ガス検出器に関するものである。
従来、被測定ガスに固有な赤外線吸収波長の赤外線吸収量により、被測定ガスの濃度を検出する赤外線式ガス検出器において、例えば特許文献1,2に示されるようにファブペローフィルタを備えるものが知られている。
ファブリペローフィルタは、固定鏡と当該固定鏡に対して所定のギャップを有して対向配置された可動鏡とを有し、固定鏡に設けられた固定電極と可動鏡に設けられた可動電極との間に所定の電圧を印加することにより可動鏡を変位させ、それに伴って変化したギャップに対応する所望波長の赤外線を選択的に透過させるものである。したがって、ファブペローフィルタを備える赤外線式ガス検出器においては、1つの赤外線受光素子で、複数の波長帯域の赤外線を検出することができる。
また、例えば特許文献3に示される構成のごとく、ファブペローフィルタを備える赤外線式ガス検出器においては、赤外線受光素子とファブリペローフィルタが缶パッケージされており、これらは気密に封止された缶の内部空間に収容されている。
ところで、赤外線受光素子とファブリペローフィルタが缶パッケージされた構成においては、赤外線による缶パッケージの加熱や内部空間に配置された駆動素子(例えばファブリペローフィルタ駆動用)の発熱により、内部空間の温度が上昇して圧力が上昇する。すなわち、同じ印加電圧であっても、内部空間の圧力変化(気体による抵抗の変化)によって、ファブリペローフィルタのギャップがばらつくという問題が生じる。
本発明は上記問題点に鑑み、ファブリペローフィルタのギャップばらつきを低減乃至無くすことができる赤外線式ガス検出器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に請求項1に記載の赤外線式ガス検出器は、赤外線を波長選択的に透過させるファブリペローフィルタと、ファブリペローフィルタを透過した赤外線を受光し、赤外線吸収量に応じた検出信号を出力する検出部と、検出部が配置される台座と、側面及び上面を有し、台座と対向する上面に赤外線を透過させる窓部を有するキャップとを含み、台座にキャップを組み付けてなる内部空間に検出部及びファブリペローフィルタを収容する缶パッケージ部と、を備える。そして、赤外線式ガス検出器は、キャップの窓部が形成された上面が地面に対する垂直方向に沿うように配置され、キャップの側面には、内部空間と缶外部とに亘って連通する複数の通気部が互いに離間して設けられており、通気部は、少なくとも1つが、地面に対する垂直方向において、ファブリペローフィルタよりも上方となるキャップの側面に設けられ、ファブリペローフィルタよりも上方に設けられた通気部とは別の少なくとも1つが、ファブリペローフィルタよりも下方となるキャップの側面に設けられていることを特徴とする。
このように本発明によれば、缶パッケージ部において、ファブリペローフィルタよりも上方のキャップ上面に設けられた通気部と、ファブリペローフィルタよりも下方に設けられた通気部との間に、地面に対して垂直方向の気体の流れができる。したがって、内部空間に対して効率良く気体を流入出させて、温度変化に伴う缶パッケージ部の内部空間の圧力変動を従来よりも低減乃至無くすことができる。すなわち、ファブリペローフィルタのギャップばらつきを低減乃至無くすことができる。
請求項に記載のように、赤外線を放射する光源部を備え、光源部と検出部との間の光路上に、ファブリペローフィルタが配置された構成とすることが好ましい。このように光源部と検出部が赤外線式ガス検出器として一体化された構成とすると、光源部、検出部、及びファブリペローフィルタが互いに好ましい位置関係となるように固定されるので、被測定ガスの濃度を精度良く検出することができる。しかしながら、光源部は赤外線式ガス検出器として検出部と一体化されていなくとも良い。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る赤外線式ガス検出器の概略構成を示す断面図である。図2は、赤外線式ガス検出器のうち、ファブリペローフィルタの概略構成を示す断面図である。図3は、赤外線式ガス検出器のうち、パッケージ部周辺の概略構成を示す断面図である。
図1に示すように、赤外線式ガス検出器100は、要部として、赤外線を放射する光源部110、赤外線を検出する検出部120、光源部110から検出部120に到る赤外線の光路上に配置され、所定波長の赤外線を選択的に透過するファブリペローフィルタ130、検出部120とファブリペローフィルタ130が収容された缶パッケージ部140、及びこれら110〜140を収容するハウジング150とにより構成されている。
光源部110としては、所定の波長域を含む赤外線を放射するものであれば採用することができる。具体的には、白熱電球や、基板に構成された薄肉部としてのメンブレンに抵抗体を形成してなるものなどを採用することができ、本実施形態においては、波長域2μm〜10μmを含む赤外線を放射する白熱電球を採用している。
検出部120は、赤外線を受光し、赤外線吸収量(強度)に応じた検出信号を出力するものであれば採用することができる。具体的には、熱電対を備えるサーモパイル型の検出素子、抵抗体を備えるボロメータ型の検出素子、焦電体を備える焦電型の検出素子などを採用することができる。本実施形態においては、熱電対を備えるサーモパイル型の検出素子を採用している。
ファブリペローフィルタ130は、可変式の波長選択フィルタであり、公知の構成を採用することができる。具体的には、図2に示すように、要部として、基板131と、当該基板131上に形成された固定鏡134と、固定鏡134との間に所定のギャップを有するように対向配置された可動鏡136とを含んでいる。
基板131は、シリコンからなる半導体基板であり、下面に反射防止膜132(酸化シリコン膜)が形成されている。また、基板131の上面には、反射防止膜としての効果を有しつつ、固定鏡134を基板131から絶縁する絶縁膜133(酸化シリコン膜)が形成されている。基板131の上面には、絶縁膜133を介して、多結晶シリコン膜からなる固定鏡134が形成されている。なお、図示しないが、固定鏡134は、その端部に高濃度の不純物が注入された電極としてのパッド部を有している。
また、固定鏡134上には、一部がエッチングにより除去された酸化シリコン膜135が形成されており、当該酸化シリコン膜135及びその除去領域上に多結晶シリコン膜からなる可動鏡136が形成されている。従って、可動鏡136は、酸化シリコン膜135の除去領域である空洞部137を介して、固定鏡134に対向配置されており、電圧印加時に空洞部137上の可動鏡136が固定鏡134に対して変位(変形)可能な構成となっている。なお、図示しないが、可動鏡136も、その端部に高濃度の不純物が注入された電極としてのパッド部を有している。また、図2に示す符号138は、空洞部137を形成するためのマスクとしての窒化シリコン膜138であり、符号139は、窒化シリコン膜138及び可動鏡136を貫通するエッチングホール139である。
このように構成されるファブリペローフィルタ130は、固定鏡134と可動鏡136に設けられた各パッド部間に所定の電圧を印加すると、固定鏡134と可動鏡136との間に静電引力が生じ、空洞部137上の可動鏡136が固定鏡134に対して変位する。そして、固定鏡134と可動鏡136との間の距離(空洞部137のギャップG)に応じて、干渉により透過される赤外線(波長)が選択される。具体的には空洞部137のギャップGの2倍の波長λを有する赤外線を選択的に透過することとなる。本実施形態においては、COガスの濃度を検出するものとし、可動鏡136の変位前の状態で、空洞部137の初期状態のギャップGが、所定波長λ(中心波長4.26μm)を有する赤外線を透過させるために所定波長λの略1/2に設定されている。そして、ギャップGを変化させることにより、所定波長λ以外の波長(例えば4μm)を有する赤外線をリファレンスとして検出するようにしている。
缶パッケージ部140は、その内部空間に、検出部120及びファブリペローフィルタ130を収容し、保護するものであり、要部として、鉄等の金属からなる台座141とキャップ142とを含んでいる。具体的には、図3に示すように、台座141上に検出部120としてのセンサチップが赤外線の受光面の裏面を対向面として固定(例えば接着固定)され、当該検出部120上にファブリペローフィルタ130がスタック実装(例えば接着固定)されている。台座141には、上下に貫通し、貫通部がハーメチックシールされた端子143が設けられており、端子143と検出部120及びファブリペローフィルタ130の電極との間がボンディングワイヤ(図示略)により電気的に接続されている。そして、この状態で、キャップ142が台座141との間に形成する空間内に検出部120及びファブリペローフィルタ130を収納するように、キャップ142が台座141に組み付けられている(例えば溶接、接着固定されている)。また、台座141とキャップ142によって構成される内部空間144には、気体(本実施形態においては空気)が充填されている。
キャップ142は、例えば円筒形状を有しており、台座141と対向する上面に、検出部120に対応して、赤外線を透過する窓部145が設けられている。また、缶パッケージ部140の内部空間144と缶外部との間で気体の流通路となる通気部として、キャップ142の側面に1つの通気孔146が設けられている。通気部(通気孔146)の配置、大きさ、個数は特に限定されるものではない。本実施形態においては、キャップ142に対し、地面に対する垂直方向において、ファブリペローフィルタ130の最下部(図3に示す二点鎖線)よりも下方に1つの通気孔146が設けられている。このような配置とすると、通気部(通気孔146)を介して異物が缶パッケージ部140の内部空間144に仮に侵入したとしても、異物によるファブリペローフィルタ130の故障を防ぐことができる。より好ましくは、重力方向において(すなわち、車両に搭載される場合には、傾斜(例えば登坂)した状態でも)、ファブリペローフィルタ130よりも下方に通気部(通気孔146)が設けられた構成とすると良い。これによれば、異物によるファブリペローフィルタ130の故障をより効果的に防ぐことができる。
ハウジング150は、光源部110、検出部120、ファブリペローフィルタ130、及び缶パッケージ部140を所定の位置関係となるように保持するとともに保護するための筐体である。具体的には、図1に示すように、両端が閉じた円筒状のハウジング150を採用しており、ハウジング150の内部151の長手側一端に光源部110が配置され、対向する他端に検出部120が配置されている。また、ハウジング150には、ガス導入孔152が設けられており、このガス導入孔152によって、ハウジング150の内部151(光源部110、検出部120、及びファブリペローフィルタ130からなる測定系内)に被測定ガス(本実施形態においてはCOガス)が導入可能となっている。なお、図1に示す符号153は、ガス導入孔152に設けられた防塵フィルムである。この防塵フィルム153は、被測定ガスを透過し、ごみ等の異物の侵入を防止するように構成されており、ガス導入孔152の開口面を塞ぐように配置されている。
また、図1に示す符号160は、光源部110及びファブリペローフィルタ130へ通電するための電源部、通電状態を制御するための制御部、検出部120からの検出信号を処理(例えば増幅)する処理部、及び検出信号に基づいて、被測定ガスの濃度を算出する演算部等が構成された回路チップである。この回路チップ160は、ハウジング150に固定され、上述した端子143を介して、検出部120及びファブリペローフィルタ130と電気的に接続されている。また、光源部110とも電気的に接続されている。さらには、外部出力端子161とも電気的に接続されており、本実施形態においては、外部出力端子161を介して演算結果を外部に出力するように構成されている。
このように構成される赤外線式ガス検出器100においては、回路チップ160からの信号によって光源部110が通電されると、検出部120側に向けて光源部110から所定波長域を含む赤外線が照射(図1中の白抜き矢印方向)される。このとき、検出対象である被測定ガスがガス導入孔152を通じてハウジング150の内部151に導入されていると、被測定ガス中を通過する間に、照射された赤外線のうち、特定波長(被測定ガスの吸収波長)をもつ赤外線の一部が被測定ガスによって吸収される。測定モードにおいては、当該特定波長をもつ赤外線を含む赤外線が缶パッケージ部140の窓部145を介してファブリペローフィルタ130に到達すると、ファブリペローフィルタ130は特定波長の赤外線のみを選択的に透過し、当該赤外線を検出部120が受光する。このとき、被測定ガスの濃度に応じて、検出部120に到達する特定波長を有する赤外線の強度が変わるので、それに応じて検出部120の出力が変化する。したがって、検出部120の検出信号に基づいて、被測定ガスの濃度を測定することができる。なお、本実施形態においては、被測定ガスの赤外線吸収量の温度依存性や、光源部110の劣化による赤外線量の変化の影響を除くため、測定モードとともに、被測定ガスの波長とは異なる波長をもつ赤外線をリファレンスとして検出する参照モードを有している。具体的には、回路チップ160からの信号によって、ファブリペローフィルタ130のギャップGをリファレンスの赤外線波長に応じたギャップとする参照モードに切り替えることができる。
本実施形態に係る赤外線式ガス検出器100によれば、缶パッケージ部140に、内部空間144と缶外部との間で気体の流通路となる通気部(通気孔146)を設けている。したがって、例えば赤外線による缶パッケージ部140(キャップ142)の加熱等により内部空間144の温度が上昇しても、膨張した内部空間144の空気を缶外部に逃がすことができる。すなわち、温度変化に伴う内部空間144の圧力変動を従来よりも低減乃至無くす(換言すれば圧力変動を抑制する)ことができる。内部空間144の気体(本実施形態においては空気)は、可動鏡136が変位する際の抵抗となるため、内部空間144の圧力が変動すると、印加電圧が同じでもファブリペローフィルタ130のギャップGにばらつきが生じることとなるが、上述した構成によれば、可動鏡136が変位する際の気体圧力の抵抗によるばらつきを従来よりも低減乃至無くすことができるので、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを低減乃至無くすことができる。
なお、本実施形態においては、赤外線式ガス検出器100が、要部として、光源部110、検出部120、ファブリペローフィルタ130、缶パッケージ部140、及びハウジング150を含む例を示した。このような構成とすると、ハウジング150に対して、光源部110、検出部120、及びファブリペローフィルタ130を、互いに好ましい位置関係となるように固定することができる。また、缶パッケージ部140の内部空間144に、検出部120とファブリペローフィルタ130を収容しているので、ハウジング150に配置する際の作業性を向上(例えばワイヤの断線等を防止)することができる。しかしながら、赤外線式ガス検出器100として、少なくとも検出部120とファブリペローフィルタ130を含み、検出部120とファブリペローフィルタ130が缶パッケージ部140に収容された構成であれば良い。このような構成であっても、赤外線を受光できる環境下であれば被測定ガスの濃度を検出することができる。
また、本実施形態においては、1種類の被測定ガスについて、濃度を検出する例を示した。しかしながら、ファブリペローフィルタ130への印加電圧を異なるものとすることで、同様の構成で、複数の被測定ガスの濃度をそれぞれ検出することもできる。
また、本実施形態においては、通気部(通気孔146)が、地面に対する垂直方向において、ファブリペローフィルタ130よりも下方に設けられた例を示した。しかしながら、図4に示すように、地面に対する垂直方向において、キャップ142の上面に設けられた構成としても良い。このような構成とすると、例えば下面に設けられた構成に比べて、内部空間144に封入されて熱せられた気体を、通気部(通気孔146)を介して缶外部へ逃がしやすくなる。なお、図4はパッケージ部140の変形例を示す断面図である。図4においては、検出部120の検出軸が地面に対する水平方向に沿うように配置される例を示し、この配置で上面となるキャップ142の側面に通気部(通気孔146)を設けている。これに対し、図3に示したように、検出部120の検出軸が地面に対する垂直方向に沿うように配置される例においては、窓部145の形成面を上面として通気部(通気孔146)を設けると、同様の効果を期待することができる。
また、本実施形態においては、缶パッケージ部140に、1つの通気部(通気孔146)が設けられる例を示した。しかしながら、例えば図4に示すように、複数の通気部(通気孔146)が、互いに離間されて缶パッケージ部140に設けられた構成としても良い。これによれば、1つの1つの通気部(通気孔146)が缶パッケージ部140に設けられる構成よりも、内部空間144と缶外部との間で気体が流通しやすくなる。したがって、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきをより低減乃至無くすことができる。なお、図4に示す構成においては、上面となるキャップ142の側面と下面(上面の対向面)となる側面にそれぞれ通気部(通気孔146)が設けられている。したがって、地面に対して垂直方向の気体の流れができるので、内部空間144に対して効率よく気体を流入出させることができる。
また、本実施形態においては、缶パッケージ部140のキャップ142に、通気部としての通気孔146が設けられる例を示した。しかしながら、通気部は、缶パッケージ部140であって、缶外部との間で気体を流通させることができる部位であれば設けることができる。例えば、通気部として、図5に示すように、台座141とキャップ142の対向面(接続面)間の一部に構成された隙間147を含む構成としても良い。図5は、パッケージ部140の変形例を示す断面図である。また、通気孔146と隙間147の両方をもつ構成としても良い。通気孔146と隙間147とでは、通気孔146のほうが、台座141とキャップ142の接続面積を大きくすることができる。さらには、特に光源部110が一体化されない構成において、台座141に通気孔146を設けても良い。
また、通気部に対して、図1に示す防塵フィルム153と同様の機能(気体を透過し、異物の侵入を防止)を有するフィルタを配置しても良いし、通気孔146を多孔状としても良い。このような構成とすると、通気部の配置や防塵フィルム153を有するハウジング150の有無に係わらず、異物によるファブリペローフィルタ130の破損を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図6に基づいて説明する。図6は、第2実施形態に係る赤外線式ガス検出器100の概略構成を示す断面図である。
第2実施形態に係る赤外線式ガス検出器100は、第1実施形態に示した赤外線式ガス検出器100と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
第1実施形態においては、検出部120及びファブリペローフィルタ130が収容された缶パッケージ部140に通気部(通気孔146、隙間147)を設けることで、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを低減乃至無くす例を示した。これに対し、本実施形態においては、図6に示すように、缶パッケージ部140の内部空間144が気密に封止され、大気圧よりも減圧状態とされていることを特徴とする。より具体的には、真空状態とされている。
このように本実施形態に係る赤外線式ガス検出器100によれば、缶パッケージ部140の内部空間144を大気圧よりも減圧状態(希薄化された状態)としているので、温度変化に伴う内部空間144の圧力変動(気体による抵抗のばらつき)が従来(内部空間144が大気圧と略等しい状態)よりも小さくなる。したがって、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを低減乃至無くすことができる。特に本実施形態においては、内部空間144を真空状態としており、気体による抵抗がないので、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを無くすことができる。
なお、本実施形態においては、好ましい減圧状態として内部空間144を真空状態とする例を示した。それ以外にも、内部空間144を、空気よりも粘性の低いガス(好ましくは水素ガスかヘリウムガス)が充填された減圧状態としても良い。このような構成とすると、空気による減圧状態よりも可動鏡136が変位する際の気体の抵抗を小さくすることができる。すなわち、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきをより低減することができる。
また、本実施形態においても、図6に示すように、赤外線式ガス検出器100が、要部として、光源部110、検出部120、ファブリペローフィルタ130、缶パッケージ部140、及びハウジング150を含む例を示した。しかしながら、赤外線式ガス検出器100として、少なくとも検出部120とファブリペローフィルタ130を含み、検出部120とファブリペローフィルタ130が缶パッケージ部140に収容された構成であれば良い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図7に基づいて説明する。図7は、第3実施形態に係る赤外線式ガス検出器100の概略構成を示す断面図である。
第3実施形態に係る赤外線式ガス検出器100は、第2実施形態に示した赤外線式ガス検出器100と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを低減乃至無くすために、第2実施形態においては、気密に封止される内部空間144を、大気圧よりも減圧状態とする例を示した。これに対し、本実施形態においては、気密に封止される内部空間144の圧力状態には特に言及せず、缶パッケージ部140の内部空間144に、内部空間144の温度及び内部空間144の圧力の少なくとも一方を検出する検出手段が配置され、この検出手段による検出結果に基づいて、制御手段がファブリペローフィルタ130に印加される印加電圧を補正制御するように構成されている点を特徴とする。
具体的には、図7に示すように、気密に封止される缶パッケージ部140の内部空間144に、検出手段として圧力センサ170を配置した。圧力センサ170としては、温度変化に伴う内部空間144の圧力変化を検出することのできるものであれば採用が可能である。本実施形態においては、基板の薄肉部に歪ゲージを形成してなる半導体式の圧力センサを採用している。この圧力センサ170は、検出部120同様、台座141上に歪ゲージの形成面の裏面を対向面として固定(例えば接着固定)され、端子143との間がボンディングワイヤ(図示略)により電気的に接続されている。また、端子143を介して圧力センサ170と電気的に接続された回路チップ160には、ファブリペローフィルタ130への印加電圧と、内部空間144の圧力と、ファブリペローフィルタ130のギャップGとの対応関係が予め格納された記憶手段としてのメモリが構成されている。また、圧力センサ170の検出信号とメモリに格納された対応関係に基づいて、ファブリペローフィルタ130のギャップGを一定に保つように、通電状態を制御するための制御部に印加電圧を補正する信号を出力する補正制御部が構成されている。
例えば従来の構成においては、温度上昇に伴って内部空間144の圧力が上昇しても、印加電圧は同じであるので、可動鏡136の変位量が減少し、ギャップGが所望の間隔よりも広くなってしまう。これに対し、本実施形態に示す構成によれば、圧力センサ170の検出信号に基づいて内部空間144の圧力変化をキャッチし、当該圧力下においてギャップGが所望の間隔となるように、圧力上昇前よりも大きな印加電圧をファブリペローフィルタ130に与えることができる。
このように本実施形態に係る赤外線式ガス検出器100によれば、検出手段としての圧力センサ170により、内部空間144の温度変化に伴う圧力変化を検出することができる。また、制御手段としての補正制御部が構成された回路チップ160により、圧力センサ170の検出信号に基づいて、内部空間144の圧力変化(温度変化)に係わらずファブリペローフィルタ130のギャップGが一定となるように、印加電圧を補正制御することができる。したがって、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを低減乃至無くすことができる。
なお、本実施形態においては、検出部120と圧力センサ170が異なる基板に構成される例を示した。しかしながら、検出部120と圧力センサ170を同一の基板に構成しても良い。このような構成とすると、赤外線式ガス検出器100の体格を小型化することができる。より好ましくは、図8(a),(b)に示すように、薄肉部としてのメンブレン210が設けられた基板200を備え、同一のメンブレン210に対して、検出部120及び内部空間144の圧力を検出する圧力センサ170が設けられた構成としても良い。このような構成とすると、赤外線式ガス検出器100の体格をより小型化することができる。図8は、赤外線式ガス検出器100の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
なお、図8(a),(b)に示す符号200は、例えばシリコンからなる基板、符号201は、基板200の下面に設けられたマスクとしての窒化シリコン膜、符号202は、基板200の上面に設けられたエッチングストッパとしての絶縁膜(例えば窒化シリコン膜)、符号203は絶縁膜202上に設けられた酸化シリコン膜である。符号204は、酸化シリコン膜203上において、メンブレン210からメンブレン210外の所定範囲の基板200の厚肉部位に設けられた多結晶シリコン膜である。この多結晶シリコン膜204には、層間絶縁膜205(例えばBPSG)を介して、例えばアルミニウムからなる配線部206が接続されている。配線部206は層間絶縁膜205に形成されたコンタクトホールを介して、隣接する多結晶シリコン膜204の端部間を接続し、多結晶シリコン膜204とともに検出部120としての熱電対を構成する。すなわち、検出部120としての熱電対は、図8(a)に示すように、異種材料の多結晶シリコン膜204と配線部206が交互に複数組直列に延設され(サーモパイル)て構成され、一つおきの接合部が、熱容量の小さいメンブレン210上に形成されている温接点と、メンブレン210の外側における熱容量の大きい基板200上に形成されている冷接点となっている。また、符号207は、配線部206の端部に構成された電極としてのパッド部207、符号208は、パッド部207を除いた配線部206上に設けられた保護膜(例えば窒化シリコン膜)、符号209は、メンブレン210の形成領域内における保護膜208上であって、熱電対の少なくとも一部を被覆するように設けられた赤外線吸収膜である。なお、図8(a)においては、便宜上、赤外線吸収膜209の形成領域を一点鎖線で図示している。このように、図8(a),(b)においては、検出部120として、サーモパイル型の素子を示している。また、符号220は、メンブレン210の端部付近にピエゾ抵抗体となるように導体部分を形成してなり、平面矩形状のメンブレン210の4つの辺にそれぞれ設けられた歪ゲージ、符号221は、歪ゲージ220にそれぞれ接続された配線のパッド部である。このように、図8(a),(b)においては、半導体歪ゲージを用いた圧力センサ170を示している。
また、本実施形態においては、検出手段として圧力センサ170を備える例を示した。しかしながら、検出手段として、缶パッケージ部140の内部空間144の温度を検出する温度センサを備え、補正制御部が温度センサの検出信号に基づいて、ファブリペローフィルタ130に印加される印加電圧を補正制御する構成としても良い。また、このような構成において、光源部110の点消灯が制御され、検出部120は、光源部110が点灯されている間において赤外線吸収量に応じた検出信号を出力し、光源部110が消灯されている間において内部空間144の温度に応じた検出信号を出力する構成(すなわち、図6に示した構成において、内部空間144の圧力状態には言及せず、検出部120が内部空間144の温度を検出する温度センサを兼ねた構成)としても良い。具体的には、車両の配置され、エンジンが始動された状態で、光源部110の点消灯が回路チップ160に構成された制御部によって所定のタイミングで点消灯が切り替えられる。図9に示すように、先ず光源部110が点灯しているか否かが判定(S10)され、点灯している場合には、検出部120によって赤外線が検出される(S20)。そして、検出部120の検出信号に基づいて、ガス濃度が算出(S30)され、算出された結果が外部へ出力される(S40)。また、S10にて光源部110が消灯されていると判定された場合には、検出部120によって缶パッケージ部140(内部空間144)の温度が検出される(S50)。そして、検出部120の検出信号に基づいて、温度変化に基づく印加電圧の補正量が算出(S60)され、算出された結果がファブリペローフィルタ130に出力されて、ギャップGが補正される(S70)。なお、光源部110の点消灯は、回路チップ160に構成された制御部によって定期的に切り替えられる。したがって、定期的にファブリペローフィルタ130のギャップGが補正されるので、温度変化に係わらず、ファブリペローフィルタ130は所望波長をもつ赤外線を透過することができ、赤外線式ガス検出器100の検出感度を向上することができる。また、このような構成を採用すると、検出手段としての温度センサを検出部とは別に設ける構成に比べて、赤外線式ガス検出器100の体格を小型化することができる。図9は、変形例を示すフローチャートである。
なお、検出手段による検出結果に基づく、補正制御の方法は上記例に限定されるものではない。それ以外にも、例えば検出手段による検出結果が所定値を超えた場合に、制御手段が印加電圧を変更するように補正制御する構成とすることもできる。
また、本実施形態においては、気密に封止される内部空間144の圧力状態には特に言及しなかった。しかしながら、第2実施形態に示したように、内部空間144に、空気よりも粘性の低いガスが充填された構成としても良い。このような構成とすると、空気による減圧状態よりも可動鏡136が変位する際の気体の抵抗を小さくすることができる。すなわち、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきをより低減することができる。
また、本実施形態においても、図7に示すように、赤外線式ガス検出器100が、要部として、光源部110、検出部120、ファブリペローフィルタ130、缶パッケージ部140、及びハウジング150を含む例を示した。しかしながら、光源部110の点消灯が制御される(検出部120が温度センサを兼ねる)構成以外において、赤外線式ガス検出器100として、少なくとも検出部120とファブリペローフィルタ130を含み、検出部120とファブリペローフィルタ130が缶パッケージ部140に収容された構成であれば良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、回路チップ160が、検出部120とは別に設けられる例を示した。しかしながら、回路チップ160に構成された制御部等の回路が、検出部120とともに同一の基板に設けられた構成としても良い。この場合、回路を構成する駆動素子(例えばパワートランジスタ)の発熱によっても缶パッケージ部140の温度が変化することとなるが、上述した構成によれば、ファブリペローフィルタ130のギャップGのばらつきを低減乃至無くすことができる。さらには、回路チップ160が赤外線式ガス検出器100とは別に設けられた構成としても良い。
第1実施形態に係る赤外線式ガス検出器の概略構成を示す断面図である。 赤外線式ガス検出器のうち、ファブリペローフィルタの概略構成を示す断面図である。 赤外線式ガス検出器のうち、パッケージ部周辺の概略構成を示す断面図である。 パッケージ部の変形例を示す断面図である。 パッケージ部の変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係る赤外線式ガス検出器の概略構成を示す断面図である。 第3実施形態に係る赤外線式ガス検出器の概略構成を示す断面図である。 赤外線式ガス検出器の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
100・・・赤外線式ガス検出器
110・・・光源部
120・・・検出部
130・・・ファブリペローフィルタ
140・・・缶パッケージ部
141・・・台座
142・・・キャップ
144・・・内部空間
146・・・通気孔(通気部)
150・・・ハウジング

Claims (2)

  1. 赤外線を波長選択的に透過させるファブリペローフィルタと、
    前記ファブリペローフィルタを透過した赤外線を受光し、赤外線吸収量に応じた検出信号を出力する検出部と、
    前記検出部が配置される台座と、側面及び上面を有し、前記台座と対向する前記上面に赤外線を透過させる窓部を有するキャップとを含み、前記台座に前記キャップを組み付けてなる内部空間に前記検出部及び前記ファブリペローフィルタを収容する缶パッケージ部と、を備える赤外線式ガス検出器であって、
    当該赤外線式ガス検出器は、前記キャップの前記窓部が形成された上面が地面に対する垂直方向に沿うように配置され、
    前記キャップの側面には、前記内部空間と缶外部とに亘って連通する複数の通気部が互いに離間して設けられており、
    前記通気部は、少なくとも1つが、地面に対する垂直方向において、前記ファブリペローフィルタよりも上方となる前記キャップの側面に設けられ、前記ファブリペローフィルタよりも上方に設けられた通気部とは別の少なくとも1つが、前記ファブリペローフィルタよりも下方となる前記キャップの側面に設けられていることを特徴とする赤外線式ガス検出器。
  2. 赤外線を放射する光源部を備え、
    前記光源部と前記検出部との間の光路上に、前記ファブリペローフィルタが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線式ガス検出器。
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