JP4432912B2 - ロボットの移動制御方法、および移動ロボット - Google Patents

ロボットの移動制御方法、および移動ロボット Download PDF

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本発明は、自律的に移動するロボットを制御する方法、および移動ロボットに関し、特に、周囲の環境条件に応じて自律的にロボットの移動速度、および移動方向を制御する方法、および移動ロボットに関する。
従来、自律的に、すなわち自己の制御に基づいて環境中を移動する方法、および装置が開示されている。(特許文献1、特許文献2参照)
特許第2761454号公報 特開平7−72925号公報 特許文献1に記載の方法では、図9に示す従来例1のごとく、複数の方向領域における障害物との距離、および距離の変化、すなわち速度を入力情報として、衝突を回避するように進行方向角と速度値とを決定する。
特許文献2に記載の装置は、図10に示す従来例2のごとく、障害物の位置を計測し、回避(図11−A)、あるいは、通過(図11B)するように移動制御する。
特許文献1、特許文献2に記載の方法は、いずれも、障害物の位置、あるいは障害物と自律走行装置、すなわちロボット自身との距離が正確に入力される事が前提となっている。
しかしロボットは、常に距離が正確に入力できるような管理された特定環境下におかれるとは限らず、障害物とロボット自身との距離が正確に入力されない場合がある。例えば、距離測定手段として測距機能を有するカメラを用いた場合、周囲が暗視野、あるいは薄暮という環境条件では正確な距離測定ができず、照明手段を持たせても、逆光の場合は正確な距離測定ができない場合がある。
また、距離測定手段として、高価なアクティブ型のレーザー測距手段を用いた場合でも、煙が立ち込めた環境条件では正確な距離測定ができない。煙が立ち込めた環境条件では、アクティブ型の超音波ソナーを用いて距離を測定することも出来るが、測定可能距離が短く、測定精度も落ちる。
本発明は、周囲の環境条件に応じて柔軟に移動を制御し、環境条件が良い場合は高速に移動し、環境条件が悪い場合は速度を落として移動し、障害物との衝突を回避するロボットの移動制御方法、および移動ロボットを提供することを目的とする。
第一の発明は、障害物との距離、および周囲の環境条件を測定し、測定結果にしたがってロボットの移動速度を制御する方法であって、それぞれ対応する所定の測定レンジ、および設定速度を有する複数の距離測定手段を用いて測定し、測定結果を、最も測定レンジの長い距離測定手段から順に評価して、周囲の環境条件が所定の条件を満たす距離測定手段の測定距離を採用し、ロボットの移動速度を、採用した距離測定手段に対応付けられた設定速度に制御することを特徴とする。
第二の発明は、距離測定手段と、ロボット制御手段と、移動速度制御手段とを備えた移動ロボットであって、それぞれ対応する所定の測定レンジ、および設定速度を有し、障害物との距離を測定してロボット制御手段に送る複数の距離測定手段を備え、ロボット制御手段は、受け取った測定結果を、最も測定レンジの長い距離測定手段から順に評価して、周囲の環境条件が所定の条件を満たす距離測定手段の測定距離を採用し、対応する設定速度を移動速度制御手段に送り、移動速度制御手段は、ロボットの移動速度を受け取った設定速度に制御することを特徴とする。
第三の発明は、第二の発明に記載の移動ロボットであって、各距離測定手段に対応付ける設定速度を、移動速度制御手段に停止を指示した場合にロボットの停止に要する距離が当該距離測定手段の測距範囲内となる最大速度以下とし、ロボット制御手段が受け取った障害物との距離とロボットの停止に要する距離との差が所定値以下であった場合、移動速度制御手段に停止指示を送ることを特徴とする。
第四の発明は、第三の発明に記載の移動ロボットであって、さらに舵角を変えて進行方向を制御する進行方向制御手段を備え、各距離測定手段はさらに、障害物の方位角を求めてロボット制御手段に送り、ロボット制御手段はさらに、ロボットが舵角を変えて進行した場合の各軌跡を求め、当該軌跡と、受け取った距離、および方位角から求められる位置にある障害物との干渉判定を行い、干渉しない場合は進行方向制御手段に当該舵角での進行指示を送り、干渉する場合は移動速度制御手段に停止指示を送り、進行方向制御手段は、受け取った進行指示に従って進行方向を制御することを特徴とする。
第五の発明は、第四の発明に記載の移動ロボットであって、各距離測定手段はさらに、複数の障害物を検出した場合、各障害物との距離、および方位角を求めてロボット制御手段に送り、ロボット制御手段はさらに、検出した全障害物と、ロボットが所定の舵角で進行した場合の軌跡との干渉判定を行い、干渉しない場合は進行方向制御手段に当該舵角での進行指示を送り、ロボットの全軌跡が、何れかの障害物と干渉する場合は移動速度制御手段に停止指示を送ることを特徴とする。
第六の発明は、第五の発明に記載の移動ロボットであって、ロボット制御手段はさらに、距離測定手段から受け取った測定距離の変化から障害物の移動軌跡を予測し、検出した全障害物とロボットとの干渉判定を行うことを特徴とする。
本発明により、ロボットが周囲の環境条件に応じて、自律的に移動速度、および移動方向を制御し、周囲の環境条件が良い場合は高速で移動し、周囲の環境条件が悪い場合は移動速度を落とし、障害物との衝突を回避することが可能となる。
図1は、本発明による障害物検出の概要を示し、図2は、本発明を適用するロボットの周囲の環境条件例を示す。
図1においてロボット1は、d1メートルの障害物検出レンジ31を有するが、周囲の環境条件により測定信頼度が左右される距離測定手段21と、d2メートル(d2<d1)の障害物検出レンジ32ではあるが、距離測定手段21と比較して周囲の環境条件により測定信頼度が左右されにくい距離測定手段22とを備え、障害物3との距離を測定する。
距離測定手段21としては、例えば測距機能付きカメラ、すなわちビジョン障害物センサを用いる。ビジョン障害物センサは、図2(A)に示すごとく、周囲が明るい場合は入力する情報量が多く、比較的広い範囲を高精度に測定可能であるが、自ら光を発しない為、図2(B)に示すごとく、周囲が暗くなった場合、あるいは逆光の場合は測距の精度、すなわち信頼度が下がる。
一方、距離測定手段22としては、例えば超音波障害物センサを用いる。超音波障害物センサは、ビジョン障害物センサと比較して障害物検出レンジが短いが、自ら発した超音波の反射で距離を測定するため、周囲が暗い、暗視野、あるいは逆光の場合においても測距が可能である。
なお、ロボット1は、移動停止動作開始から、d1メートルで停止する場合の初速はV1メートル/秒、d2メートルで停止する場合の初速はV2メートル/秒であるものとする。
図3に、周囲の環境条件の変化に応じて距離測定手段を選択し、選択した距離測定手段に応じた移動速度で移動し、障害物検出レンジ内に障害物を検出した場合に停止する、本発明の動作原理の処理フローを示す。ステップS31においてロボット1は、周囲の環境条件、この場合は明るさが所定値以上であり、かつ逆光でないことを確認し、距離測定手段21による測距が信頼できるか判定する。距離測定手段21による測距が信頼できると判定した場合はステップS32に進み、距離測定手段21を距離測定手段として採用し、移動速度をV1メートル/秒に設定して移動し、ステップS33に進む。ステップS33では、障害物検出レンジ31内に障害物3があるかを判定し、障害物3が無い場合はそのまま移動を続け、障害物3を検出した場合はステップS34に進み停止動作に入る。
ステップS31で、距離測定手段21による測距が信頼できないと判定した場合はステップS35に進み、距離測定手段22を距離測定手段として採用し、移動速度をV2メートル/秒に設定して移動し、ステップS36に進む。ステップS36では、障害物検出レンジ32内に障害物3があるかを判定し、障害物3が無い場合はそのまま移動を続け、障害物3を検出した場合はステップS34に進み停止動作に入る。
これにより、周囲の環境条件に応じて移動速度を選択し、最適な速度で移動すると共に、高速で移動している場合に障害物を検出しても、安全に停止することが可能となる。
図4は、距離測定手段として、d3メートルの障害物検出レンジ33を有するビジョン障害物センサ23と、d4メートルの障害物検出レンジ34を有する超音波障害物センサ24とを備えた実施例1を示す。
なお、実施例1におけるロボット1は、移動停止動作開始から、d3メートルで停止する場合の初速はV3メートル/秒、d4メートルで停止する場合の初速はV4メートル/秒であるものとし、ロボット1の移動能力としての最大速度Vrメートル/秒が、V3、V4と比較し、V4<Vr<V3の場合について説明する。ここで、初速Vrメートル/秒で停止動作を始めた場合に停止に要する距離をdrメートルとする。
実施例1の処理フローを図5に示す。ステップS51でロボット1は、例えば周囲の明るさが所定値以上であり、かつ逆光でないことを確認し、ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できるか判定する。ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できると判定した場合はステップS52に進み、ビジョン障害物センサ23を距離測定手段として採用し、移動速度をVrメートル/秒に設定して移動し、ステップS53に進む。ステップS53では、距離drメートル以内に障害物3があるかを判定し、障害物3が無い場合はそのまま移動を続け、障害物3を検出した場合はステップS54に進み停止動作に入る。
ステップS51で、ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できないと判定した場合はステップS55に進み、超音波障害物センサ24を距離測定手段として採用し、移動速度をV4メートル/秒に設定して移動し、ステップS56に進む。ステップS56では、障害物検出レンジ34内に障害物3があるかを判定し、障害物3が無い場合はそのまま移動を続け、障害物3を検出した場合はステップS54に進み停止動作に入る。
なお、環境条件に応じて、レーザー測距手段、あるいは赤外線測距手段等、を用いることも可能である。
図6の実施例2に示すロボット11は、実施例1に示すロボット1に加え、さらに舵角を−θ2、−θ1、0、θ1、θ2(θ1<θ2)に制御する進行方向制御手段を備える。舵角を0とした場合のロボット11の右端の軌跡を破線41で、舵角を−θ1とした場合のロボット11の右端の軌跡を破線42で示し、舵角を−θ1として障害物3を回避した結果をロボット11’で示す。ビジョン障害物センサ25は、障害物3との距離doと、障害物の方向θoとを検出する。また、図示しないが、超音波障害物センサ26もビジョン障害物センサ25と同様に、障害物3との距離doと、障害物の方向θoとを検出する。
ここでロボットは、速度Vrメートル/秒の場合、舵角を−θ1、あるいはθ1としても安全に進行方向を変えられるが、舵角を−θ2、あるいはθ2とすると転倒する。また、速度V4メートル/秒の場合は、舵角を−θ2、あるいはθ2としても安全に進行方向を変えられるものとする。
なお、ロボットは、距離(d3−d4)メートル以内で速度Vrメートル/秒Vrから速度V4メートル/秒に減速するものとする。
図7、および図8は、実施例2の処理フローを示す。
図7に示す実施例2の処理フロー1において、ステップS71でロボット11は、ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できるか判定する。ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できると判定した場合はステップS72に進み、ビジョン障害物センサ23を距離測定手段として採用し、移動速度をVrメートル/秒に設定して移動し、ステップS73に進む。
ステップS71において、ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できないと判定した場合は図8、Bへ進む。
ステップS73では、距離d3メートル以内に障害物3があるかを判定し、障害物3が無い場合はそのまま移動を続け、障害物3を検出した場合はステップS74に進み障害物3の方位角θ0を取得する。ステップS75では、障害物3の方位角θ0をもとに直進した場合の軌跡が障害物3と干渉する、すなわち衝突するかを判定する。衝突判定は、例えば図6に示すごとく、障害物3を検出した方位角θ0側のロボット11の幅、この場合は右端を勘案し、直進した場合のロボット11の右端の軌跡が障害物3と干渉するかを判定するものであればよい。
ステップS75で衝突しないと判定した場合はステップS73にもどり、衝突すると判定した場合は、ステップS76に進み、舵角を−θ1に設定する。ここで、舵角−θ1は、障害物3を回避するように、検出した方位角θ0とは逆に操舵するものとする。
ステップS77では、舵角−θ1で移動した場合の軌跡を求め、当該軌跡と障害物3との衝突判定を行い、衝突しないと判定した場合はステップS81に進み、衝突すると判定した場合はステップS78に進み、移動速度をV4メートル/秒に減速し、舵角を−θ2に設定する。ステップS79では、舵角−θ2で移動した場合の軌跡を求め、当該軌跡と障害物3との衝突判定を行い、衝突しないと判定した場合はステップS82に進み、衝突すると判定した場合はステップS80に進み、停止動作に入る。
ステップS81では、障害物3を回避したかを判定し、回避が完了していない場合はそのまま移動を継続し、回避完了の場合はステップS83に進み、舵角0、移動速度Vrメートル/秒に設定しステップS71に戻る。ステップS82の処理もステップS81の処理と同様である。
ステップS71において、ビジョン障害物センサ23による測距が信頼できないと判定した場合は図8の実施例2の処理フロー2のBに進み、ステップS84で超音波障害物センサ24を距離測定手段として採用し、移動速度をV4メートル/秒に設定して移動し、ステップS85に進む。
ステップS85では、距離d4メートル以内に障害物3があるかを判定し、障害物3が無い場合はそのまま移動を続け、障害物3を検出した場合はステップS86に進み障害物3の方位角θ0を取得する。ステップS87では、障害物3の方位角θ0をもとに直進した場合の軌跡が障害物3と干渉する、すなわち衝突するかを判定する。
ステップS87で衝突しないと判定した場合はステップS85にもどり、衝突すると判定した場合は、ステップS88に進み、舵角を−θ1に設定する。
ステップS89では、舵角−θ1で移動した場合の軌跡を求め、当該軌跡と障害物3との衝突判定を行い、衝突しないと判定した場合はステップS93に進み、衝突すると判定した場合はステップS90に進み、舵角を−θ2に設定する。ステップS91では、舵角−θ2で移動した場合の軌跡を求め、当該軌跡と障害物3との衝突判定を行い、衝突しないと判定した場合はステップS94に進み、衝突すると判定した場合はステップS92に進み、停止動作に入る。
ステップS93では、障害物3を回避したかを判定し、回避が完了していない場合はそのまま移動を継続し、回避完了の場合はステップS95に進み、舵角を0に設定しステップS84に戻る。ステップS94の処理もステップS93の処理と同様である。
これにより、周囲の環境条件に応じて移動速度、および移動方向を選択し、高速で移動している場合に障害物を検出しても、安全に障害物を回避、あるいは停止することが可能となる。
なお、実施例においては2つの距離測定手段を用いる場合について説明したが、3つ以上の距離測定手段を用いることも可能である。
また、実施例においては障害物が1つの場合について説明したが、各距離測定手段に、さらに複数の障害物を検出する機能を持たせ、複数の障害物を検出した場合、各障害物との距離、および方位角を求めてロボット制御手段に送り、ロボット制御手段はさらに、検出した全障害物が、所定の舵角で進行した場合の軌跡と干渉しない、すなわち衝突しない場合は進行方向制御手段に当該舵角での進行指示を送り、全軌跡が、何れかの障害物と干渉する場合は移動速度制御手段に停止指示を送ることで、障害物が複数ある場合についても対応可能である。
また、実施例においては障害物が静止している場合について説明したが、さらに距離測定手段から受け取った測定結果の変化から障害物の移動軌跡を予測し、ロボットと障害物とが干渉するかを判定することにより、障害物が移動している場合についても対応可能である。
本発明による障害物検出の概要 本発明を適用するロボットの周囲の環境条件例 本発明の動作原理の処理フロー 実施例1 実施例1の処理フロー 実施例2 実施例2の処理フロー1 実施例2の処理フロー2 従来例1 従来例2
符号の説明
1、11、11’ ロボット
3 障害物
21 距離測定手段1
22 距離測定手段2
23、25 ビジョン障害物センサ
24、26 超音波障害物センサ
31、32、33、34、35 障害物検出レンジ
41、42 軌跡

Claims (6)

  1. 障害物との距離、および周囲の環境条件を測定し、測定結果にしたがってロボットの移動速度を制御する方法であって、
    それぞれ対応する所定の測定レンジ、および設定速度を有する複数の距離測定手段を用いて測定し、
    測定結果を、最も測定レンジの長い距離測定手段から順に評価して、周囲の環境条件が所定の条件を満たす距離測定手段の測定距離を採用し、
    ロボットの移動速度を、採用した距離測定手段に対応付けられた設定速度に制御することを特徴とするロボットの移動速度制御方法。
  2. 距離測定手段と、ロボット制御手段と、移動速度制御手段とを備えた移動ロボットであって、
    それぞれ対応する所定の測定レンジ、および設定速度を有し、障害物との距離を測定してロボット制御手段に送る複数の距離測定手段を備え、
    ロボット制御手段は、受け取った測定結果を、最も測定レンジの長い距離測定手段から順に評価して、周囲の環境条件が所定の条件を満たす距離測定手段の測定距離を採用し、対応する設定速度を移動速度制御手段に送り、
    移動速度制御手段は、ロボットの移動速度を受け取った設定速度に制御することを特徴とする移動ロボット。
  3. 請求項2に記載の移動ロボットであって、
    各距離測定手段に対応付ける設定速度を、移動速度制御手段に停止を指示した場合にロボットの停止に要する距離が当該距離測定手段の測距範囲内となる最大速度以下とし、
    ロボット制御手段が受け取った障害物との距離とロボットの停止に要する距離との差が所定値以下であった場合、移動速度制御手段に停止指示を送ることを特徴とする移動ロボット。
  4. 請求項3に記載の移動ロボットであって、
    さらに舵角を変えて進行方向を制御する進行方向制御手段を備え、
    各距離測定手段はさらに、障害物の方位角を求めてロボット制御手段に送り、
    ロボット制御手段はさらに、ロボットが舵角を変えて進行した場合の各軌跡を求め、当該軌跡と、受け取った距離、および方位角から求められる位置にある障害物との干渉判定を行い、干渉しない場合は進行方向制御手段に当該舵角での進行指示を送り、干渉する場合は移動速度制御手段に停止指示を送り、進行方向制御手段は、受け取った進行指示に従って進行方向を制御することを特徴とする移動ロボット。
  5. 請求項4に記載の移動ロボットであって、
    各距離測定手段はさらに、複数の障害物を検出した場合、各障害物との距離、および方位角を求めてロボット制御手段に送り、
    ロボット制御手段はさらに、検出した全障害物と、ロボットが所定の舵角で進行した場合の軌跡との干渉判定を行い、干渉しない場合は進行方向制御手段に当該舵角での進行指示を送り、ロボットの全軌跡が、何れかの障害物と干渉する場合は移動速度制御手段に停止指示を送ることを特徴とする移動ロボット。
  6. 請求項5に記載の移動ロボットであって、ロボット制御手段はさらに、距離測定手段から受け取った測定距離の変化から障害物の移動軌跡を予測し、検出した全障害物とロボットとの干渉判定を行うことを特徴とする移動ロボット。
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