JP4432058B2 - 車輪軸受の外レース及び外レースの止め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半径方向フランジを持つ車輪軸受の外レースであって、フランジが、管状に形成される外レースの軸線方向端部において半径方向外方へ延びているもの、及び外レースを車輪保持体に軸線方向に止める装置に関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3940395号明細書には、普通の車輪軸受装置が記載されている。車輪軸受は完全に車輪保持体等に収容されるか、フランジに懸架されている。研究の結果、一般に外レースにあるフランジを介して車輪保持体に懸架されている車輪軸受を持つ車輪モジュールは、車輪保持体の穴内に設けられる車輪軸受より大きい重量割合のばね下質量を持っていることがわかった。車輪保持体に懸架され従って少なくとも部分的に片持ちされる車輪軸受の構造及び懸架は、特に強固に形成されねばならず、その結果穴に収容される車輪軸受と比較して大きい重量割合が生じる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3940395号明細書は、外レース、転動体及び2つの内レースを持つ車輪軸受を記載しており、外レースが軸線方向に端面と端面から遠い方の側との間に半径方向フランジを持ち、このフランジに車輪軸受が懸架されている。車輪軸受はフランジを介して軸線方向及び半径方向に車輪保持体に固定している。フランジに軸線方向に続く外レースの中空円筒状部分は、車輪保持体にある穴にはまっているので、外レースは、フランジにより軸線方向に、また少なくとも円筒状部分により少なくともまた半径方向に、車輪保持体に当接している。外レースに対してむくに形成されるフランジの重量割合は比較的大きい。これを車輪モジュールのばね下質量の全重量に対して不利な影響を及ぼす。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3940395号明細書は、更に車輪保持体の穴内に完全に収容されている車輪軸受を記載している。外レースはむくに形成され、切削加工により製造されている。転がり軸受の分野において普通の圧力ばめは、穴の中に外レースを止めている。走行運転中に車輪軸受に荷重がかかると、圧力ばめにもかかわらず外レースが軸線方向に動く傾向がある。これに反し外レースは、一方の側で止め輪により穴内に軸線方向に止められ、他方の側で内側肩部に支持されている。このような軸受座の準備には費用がかかる。なぜならば、肩部は軸線方向における切削加工を困難にするからである。更に止め輪用の突き刺し片を導入せねばならない。圧力ばめは走行運転中にしばしばゆるむので、車輪支持体又は外レースに、摩耗により切欠きが生じ、かつ/又は周知の望ましくない騒音が、車輪支持体に対する外レースの微小運動により生じる。むくの外レースの重量は、車両のばね下質量の全体平衡に不利な影響を及ぼす。
従って本発明の課題は、車輪軸受装置への組込みにより前記の欠点が回避される車輪軸受装置用の外レースを提供することである。
この課題は請求項1の対象によって解決される。
フランジは貫通穴の代わりに、軸線方向にフランジを貫通しかつ半径方向外方へ開く切欠きを、車輪保持体にフランジを取付けるために持っている。従ってフランジの全重量に対する重量割合は著しく小さい。なぜならば、通常切欠きの外側を包囲するフランジの環部分の材料がないからである。
本発明の構成によれば、切欠きは円弧状に形成されている。しかしその代わりに、車輪軸受の回転軸線の方へ外側から半径方向にスリット状に延びる切欠きも設けられている。
このようなフランジの製造の際、穴を半径方向外側で区画する材料の過剰な部分がフランジから除去されるまで、例えば最初に貫通穴を設けられたフランジが、外側から切削加工される。その代わりにフランジの本発明による輪郭が、打抜きにより形成される。これは、外レースが冷間成形されている時、特に有利である。それにより縁の切削除去は不要である。この場合切欠き及び半径方向に外側から接近可能なフランジの残りの部分は、少なくとも切欠きの打抜き過程から切断まで打抜き縁を持っている。
フランジは、軸線方向にフランジの両端面の間で端面に対して軸線方向に間隔をとって、形成されるか又は外レースに取付けられている。車輪軸受は、フランジにより車輪保持体等に懸架されるか、又は少なくとも部分的に半径方向に車輪保持体に支持されている。
その代わりに本発明の構成によれば、少なくとも部分的に転動体列用の転動軌道が形成されている外レースの部分が、半径方向に車輪保持体に支持されている。それにより一般に車輪軸受全体が車輪保持体により包囲されている。フランジは外レースの軸線方向端部に形成され、穴の端部で半径方向外方へ出ている。フランジは、軸線方向に直接車輪保持体に当接するか、又は間隔手段を介して軸線方向に車輪保持体に支持されている。フランジを介して車輪軸受が、軸線方向に穴内で車輪保持体に対して止められている。なぜならば、フランジは適当な手段により車輪保持体に取付けられているからである。走行運転中における外レースの軸線方向移動は回避される。更にフランジから外レースへの移行部にある喉部は荷重を除されている。なぜならば、外レースは荷重を受けて半径方向に車輪保持体に支持されるからである。
この意味で車輪保持体は、車輪軸受モジュール又は車輪軸受装置が取付けられている駆動される車輪及び駆動されない車輪の車輪軸受モジュール及び車輪軸受装置用のすべての接続構造を意味する。鋳造又は鍛造されるか又は他の適当な方法で製造される車輪保持体は、考えられるすべての材料、即ち鋼及び/又は少なくとも車輪軸受を受入れる穴の周りをアルミニウム合金から製造されている。本発明により外レースのフランジによって車輪保持体に軸線方向に固定した車輪軸受は、車輪軸受の半径方向座が、例えばアルミニウム合金から成る車輪保持体内で、最初に述べた影響要因のため半径方向にゆるんだ時にも、軸線方向に固定している。
この意味で車輪軸受は、転動体としてころ及び/又は玉を持ちかつ1つ又は複数の一体又は多部分の内レースを持つすべての1列、2列及び数列の車輪軸受を意味し、これらの内レースは、ラジアル玉軸受装置又はアンギュラ玉軸受装置あるいはラジアルころ軸受装置又はアンギュラころ軸受装置におけるように多様な配置で構成される。その代わりに、1つ又はすべての転動軌道が1つ又は複数の内レースに形成されるのではなく、車輪軸受内に支持されるボスに直接形成されている。
駆動されるか又は駆動されない車輪用の車輪軸受モジュールのボスは、車輪軸受を車輪保持体へ組込む前に、例えば曲げ縁により軸受に固定されている。曲げ縁は軸受装置の後ろに係合して、ボスが車輪軸受から分離しないように車輪軸受に固定している。その代わりに、車輪軸受内の車輪を車輪保持体内に回転可能に支持するボス又はピンは、車輪軸受を車輪保持体に固定した時に初めて挿入される。
車両の駆動される車輪及び/又は駆動されない車輪を支持する車輪軸受は、外レースを車輪保持体へ組込まれて、外レースのフランジが車両の方へ又は車両から離れるように向いている。その代わりに、駆動される車輪を支持する車輪軸受に、外レースのフランジが、車輪フランジに近い方にある車輪保持体の側又は車輪フランジから遠い方にある車輪保持体の側で当接している。
本発明の構成では、外レースが比較的薄壁であり、従って穴を包囲する剛性ハウジングと比較して弾性的である。外レースの壁は薄い断面を持っている。外レース、特に冷間変形により製造されて部分的に硬化されるか又は全部硬化される外レース、又は切削後加工なしに任意に製造される外レースは、硬化後個別部品として、転動軌道の外側及び特に内側で、転がり接触のために必要な最適形状が最初は実現されないほど、不安定であるか又は丸くない。これは、回転軸線に対して直角に見た部分、即ち車輪保持体への取付け前に外レースを穴へ圧入する部分の直径及び丸みに特に該当する。この場合最適な形状は、転がり接触において軸受の最適な転がり状態を保証する転動軌道の丸さを意味している。このように精確な形状は、通常は切削加工されるむくのレース及びレースを受入れるハウジング穴に、旋削及び研削により形成される。このような形状の製造は時間を費しかつ高価である。しかし本発明の構成では、外レースの完成した輪郭は、少なくとも円筒状部分に、最適な形状から前記の相違を持っている。車輪保持体の穴は、切削加工により生じる形状のため、最適な要求に応じている。
最適な形状からの外レースの外側輪郭の相違は、外レースが穴へ圧入されていると、外レースの弾性(一部は塑性)挙動によって補償される。そのためまず外レースは、少なくとも円筒状部分に、穴の内径より大きい外径を持っている。過剰寸法は、外レースを車輪保持体へ圧力ばめするためにも必要である。圧入により穴は外レースを半径方向内方へ収縮させ、穴の丸さに合わされる。車輪保持体のハウジングは外レースより剛性的なので、穴の精確な形状及び過剰寸法はほぼ完全に転動軌道の形状へ伝えられる。車輪軸受が穴にはまると、外レースに比較して剛性的な車輪保持体にある穴は、車輪軸受の圧入前の初期形状をほぼ持っている。従って転動軌道において機能による丸さは、外レースが穴へ圧入されている時に初めて、外レースに生じる。更に弾性的な変形は、車輪軸受が単位体として完全に組立てられると、特に車輪軸受の必要な遊びなしのためにも有利である。
薄壁の外レースはフランジとなるべく一体に形成されているが、フランジは溶接又は摩擦及び/又ははまり合い結合によっても外レースに取付け可能である。本発明の構成によれば、外レースが変形されない材料から形成されている。従ってすべての成形素子を持つ外レースの形状は、変形によっても得られる。切断加工又は切削加工は、切削加工の範囲に比べて、非常に少ない加工の範囲に限定されている。切断又は穴あけによっては、過剰な材料、縁、ばり又はそれ以外の類似物のみが、成形部分から除去される。場合によっては転動軌道のみが、研削、ラップ仕上げ又は研摩のような精密加工により再加工される。冷間変形という概念は、伸ばし、据え込み、広げ又は収縮及び材料分離なしに原材料の塑性変形により中空の外レースの輪郭を製造できるすべての変形方法を意味する。このような方法は例えば絞り、深絞り、ローリング、プレス加工及び前記方法の組合せである。
外レースを製造するための素材として、例えば管又は板が考慮される。管から成る素材は、拡管、ローリング、収縮、据え込み及び縁の折り返しによって、完成した外レースとなるように加工される。板から製造される外レースは、絞り及びそれ以外の個々の方法又は方法の組合わせにより製造される。この場合本発明の構成によれば、フランジは、外レースの端面から軸線方向にフランジが当接する車輪保持体まで、外レースの製造前における板の原材料が厚かったのとちょうど同じ幅である。好ましい材料は、例えば100C6のように冷間変形可能な軸受材料又はすべての適当な深絞り鋼である。
外レースは小さい重量という点ですぐれている。なぜならば小さい壁厚又は小さい板厚の原材料が使用されているからである。原材料の厚さはなるべく2.4〜5mmの範囲にある。切削又は非切削加工される薄壁の外レースにより、ばね下質量の重量に対する車輪軸受装置の全体割合は小さい。
フランジは、例えば車輪保持体へねじ込まれるか又は車輪保持体に圧入されるピンにより、車輪保持体に取付けられている。クランプ等のように車輪保持体から軸線方向に遠い方にあるフランジの側でフランジに少なくとも1つの取付け縁で軸線方向に係合する別の取付け素子も考えられる。その代わりに、車輪保持体に溶接又はねじ込みにより取付けられるボルトも設けられ、これらのボルト上にそれぞれ1つのナットがねじはめられ、フランジに対して軸線方向に予荷重をかけられている。ボルトはフランジにある軸線方向切欠きを貫通している。各ボルトの頭部は、車輪保持体及びフランジに同時に当接する。頭部の均一な当接は、共通な面にある車輪保持体及び外レースのフランジの端面によって確実にされている。そのため車輪保持体は、フランジが軸線方向に車輪保持体に当接する当接端面から軸線方向に突出する突起を持っている。突起に形成される端面が車輪保持体から遠い方にあるフランジの端面と共に1つの面内にある所まで、突起が軸線方向に突出している。
軸線方向突起の代わりに、車輪保持体は、取巻く環部分又は周方向に中断される環部分を備えている。環部分はフランジを半径外側で包囲している。取付け手段の頭部は、この軸線方向環部分に当接している。
喉部の凹な輪郭は、外レースの回転軸線に沿う外レースの縦断面で見て、第1の移行部で例えばフランジの円環面へ移行し、第2の移行部で例えば円筒状部分の円筒状周面へ移行している。その代わりに第1及び第2の移行部は、例えばフランジ又は円筒状部分に浮彫り溝状に形成される環状溝に終っている。フランジの周面の仮想軸線方向延長部と第1の移行部との間の垂直間隔が、周面の仮想半径方向延長部と第2の移行部との間の回転軸線に対して平行な間隔より小さいことが、特に重要である。
実験により、輪郭のこの構成により、喉部における最大切欠き応力が約30%だけ減少されることが証明された。喉部は、移行部の間で少なくとも2つの連続する半径により描かれ、少なくとも第1の半径は移行部において半径方向にフランジへ移行し、第2の半径は移行部において軸線方向に円筒状部分へ移行している。半径は、縦断面において、移行部の方へ直線により互いに分離されるか、又はなるべくフランジと円筒状部分との間で互いに移行している。
外レースは、少なくとも部分的に回転軸線に対して少なくとも半径方向に、車輪保持体内に支持されて、外レースの軸線方向端部に形成されるフランジが、軸線方向に車輪保持体に当接し、半径方向に外レースに当接するようになっており、車輪保持体が喉部に接触することはない。車輪保持体の鋭い縁の影響による喉部の付加的な応力は、穴にある充分な寸法の面取り部により回避される。
本発明のそれ以外の構成及び実施形態は、図1〜12に詳細に記載されている。
図1は、車輪軸受モジュール1を回転軸線11に沿う縦断面図で示している。車輪軸受モジュールは、外レース2、2列の転動体3、内レース4、ボス5及び鐘状継手6を備えている。車輪軸受モジュール1の個別部分2,3,4,5,6から予め組立てられる構造単位は、車輪保持体7内にある。
外レース2、この例では玉の形の転動体3、保持器9、密封片10、内レース4及びボス5から成る車輪軸受8は、それ自体まとまって予め組立てられている。そのため転動体3及び内レース4は、ボス5により外レース2内に保持されている。一方の列の転動体3は、外レース2の転動軌道2a及びボス5に直接形成される転動軌道5aに支持されている。他方の列の転動体3は、外レース2の別の転動軌道2a及び内レース4の転動軌道4aの間に設けられている。少なくとも車輪軸受8が車輪保持体7に組込まれている時、車輪軸受8は、ボス5にある曲げ縁5bにより、内レース4及び外レース2を介して遊びなしに予荷重をかけられている。ボス5は、曲げ縁5bを介して車輪軸受8に外れないように固定している。
ボス5は回転軸線11の周りにほぼ回転対称に形成され、軸線方向貫通穴5cを持っている。鐘状継手6にある基部6aは貫通穴5cを軸線方向に貫通している。鐘状継手6は、ナット12を介してボス5に止められている。ボス5には、半径方向外方へ向く車輪フランジ5aが形成されている。歯状輪部13を介して基部6a及びボス5において、鐘状継手6と車輪フランジ5dとの間に、回転軸線の周りに相対回転しない結合が行われる。
車輪フランジ5dには軸線方向穴5eが形成され、車輪を取付けるための図示しない車輪ボルトがこの穴5eへはまっている。更に車輪フランジ5dは軸線方向切欠き5fを持ち、これらの切欠き5fが、回転軸線11の周りにおける車輪フランジ5dの1回転毎に少なくとも1回、軸線方向にフランジ2cに対向して、切欠き5fのため車輪フランジ5dが取付け素子14を軸線方向に覆わないようにしている。軸線方向貫通穴15として形成される切欠き5fの直径Dは、取付け素子14の頭部14aの最大直径Aより大きい。
外レース2は、2つの中空円筒状部分2bと半径方向フランジ2cとから形成されている。車輪軸受8は、円筒状部分2bを介して車輪保持体7の穴7a内に半径方向に支持されている。外レース2は、円筒状部分2bにおいて、喉部2dを経てフランジ2cへ移行している。フランジ2cは、車輪保持体7の外側に軸線方向に当接し、車輪保持体7から軸線方向に遠い方の側2eで、ピンの形の取付け素子14と係合している。取付け素子14は、頭部14aによりフランジ2cへ向かって軸線方向に予荷重をかけられている。なぜならば、ピンに固定した軸部14bは、車輪保持体7の取付け穴7b内で軸線方向に固定しているからである。取付け素子14は、取付け穴7bへ選択的に圧入されるか又はねじ込まれている。
図2は外レース2を全体図で示している。外レース2は例えば冷間変形により製造される部材であり、そのフランジ2cは半径方向に突出する部分2gを持っている。3つの突出部分2gに、切欠き2fが貫通穴16として形成されている。
図2aは、穴7aの内側形状2rに比較して、個別部分としての外レース2の形状偏差を示している。外レース2は、その薄い壁のため、冷間変形後、外側形状2sを持ち、この外側形状の直径Dは、まず過剰寸法2×Uだけ穴7aの内径Dより大きい。更に外側形状2sは、寸法2×Vだけ取付け穴7aの内側形状2rとは相違している。外レース2を取付け穴7a内へ取付けた後、外側形状2sが直径D及び内側形状2rにほぼ一致するまで、外レース2が収縮される。
外レース2は放射状肩部2hを持っている。放射状肩部2hは転動軌道2aの間に設けられ、転動軌道2aは少なくとも部分的に放射状肩部2hに形成されている。外レース2には、外側から環状溝2kが形成されている。環状溝2kは、一方では放射状肩部2hを形成するため外レース2から材料を押しのけることにより生じ、他方では転動軌道2aの範囲で外レース2にある程度の弾性を与える。
図1の細部Zの拡大図である図2bには、喉部2dが著しく拡大されて縮尺ではなく示されている。喉部2dは凹に形成され、第1の移行部21で円筒状部分2bの円筒状周面2mへ移行している。フランジ2cにおいて、喉部2dは第2の移行部2nで円環状面2pへ移行している。周面2mの仮想軸線方向延長部と移行部2nとの間の垂直間隔Sは、円環面2pの仮想半径方向延長部と移行部21との間の回転軸線11に対して平行な間隔Xより小さい。
図2bは、喉部2dの輪郭が外レース2の縦断面において鎖線により示されかつ半径rにより描かれる輪郭2qとは相違することも示している。喉部2dは縦断面において半径r及びrにより描かれている。半径rは移行部2nでフランジ2cへ移行し、半径rは移行部21で軸線方向に円筒状部分2bへ移行している。半径rと半径rは、フランジ2cと円筒状部分2bとの間で互いに移行している。
車輪保持体7は、この車輪保持体7と喉部2dが少なくとも移行部21及び2nの所まで互いに離れているように、軸線方向にフランジ2cに当接し、また半径方向に円筒状部分2bに当接している。半径方向に切欠き2fの下における最大応力は、半径rによって描かれる輪郭2qの所で、半径r及びrにより描かれる喉部2dにおける応力より約3分の1だけ大きい。
車輪フランジ5dはフランジ2cに軸線方向に対向し、半径方向にフランジ2cより大きく突出している(図1)ので、フランジ2cは、まず車輪フランジ5dにより、車輪保持体7の方へ軸線方向に覆われている。
図3及び図4は、異なる正面図で車輪軸受モジュール1を示している。図3には、車輪軸受モジュール1が、鐘状継手及び車輪保持体なしで、図1の矢印で示す方向に線III−IIIに沿って見て示されている。図4には、車輪軸受モジュール1が、図3とは反対の側で、車輪フランジ5dを車輪保持体7の方に見た図として示されている。特に図4からわかるように、車輪フランジ5dが、車輪保持体の方へ軸線方向に、外レース2にあるフランジ2cを完全に覆っているが、切欠き5fのそれぞれ1つが、他の切欠き5fと同時に、回転軸線11の周りにおける車輪フランジ5dの1回転毎に1回、フランジ2cに対向して、車輪フランジ5dがフランジ2cの切欠き2f及び切欠き2fの縁を軸線方向に覆わないようにしている。
切欠きの縁は、切欠きに続いておりかつ取付け素子がフランジに当接する範囲を意味する。従って切欠き5fは、少なくとも取付け素子14の頭部14a及び取付け素子14の頭部14aを包囲する工具を軸線方向に切欠き5fへ軸線方向を通すことができるような大きさに形成されている。
切欠き5fは同じピッチTで回転軸線11の周りに分布され、この場合ピッチTはβ=72°の角度βにより規定されている。
車輪フランジ5dにある穴5eはそれぞれ雌ねじ5gを持ち(図1)、この雌ねじへ車輪ボルトがねじ込まれる。雌ねじなしの穴5eを同時に穴16への軸線方向接近のために利用することも考えられる。これは、すべての穴15の外側を包囲する外側包絡円がすべての穴16の外側を包囲する外側包絡円より大きく、すべての穴15の内側に接する包絡円がすべての穴16の内側に接する内側包絡円より小さいので、可能である。
車輪フランジ5にある切欠き5fの数(この場合5つ)は、フランジ2cにある切欠きの数(この場合3つ)より大きい。しかし切欠きの数は一致していてもよい。図4からわかるように、過剰数の切欠き5fの各々は、穴16のない部分2gの1つにおいて、同時に他方の切欠き5fに軸線方向に対向している。切欠き2fのないこれら両方の部分2gは、特に図3からわかるように、車輪保持体の穴7aへの圧入の際フランジ2cのための軸線方向支持片の当接のために設けられている。軸線方向支持片は2つの切欠き5fを軸線方向に貫通している。
図5は車輪フランジ18を持つ車輪軸受17を示している。フランジの半径方向に突出する部分18aは軸線方向穴18bを持ち、車輪を取付けるための図示しない車輪ボルトがこれらの穴にはまっている。周方向に互いに隣接するそれぞれ2つの部分18aの間で、本発明によるそれぞれ1つの切欠き18cが、外方へ開いて車輪フランジ18に形成されている。フランジ19aは、軸線方向貫通穴の代わりに、半径方向外方へ開く円弧状切欠き2fを持っている。車輪フランジ18は、フランジ19aに対して、切欠き2fが回転軸線11と同じ向きの軸線方向へ車輪フランジ18により覆われないような位置へ、回転軸線11の周りに回されている。
図6は、選択的に種々の車輪フランジを支持できる非駆動車輪用の車輪軸受20を示し、この車輪軸受は非切削加工の外レース19を持っている。外レース19は、図8において個別部品として全体図で示され、円弧状に形成される切欠き2fを持つ半径方向フランジ19aを持っている。車輪軸受20は2つの内レース4を持ち、これらの内レースにそれぞれ1つの転動軌道4aが形成されている。
図7に示す車輪フランジでは、穴15として形成される切欠き5fが、車輪ボルトを受入れる穴5eより、半径方向に回転軸線11に近い所にある。穴15及び穴5eは、同じピッチで回転軸線11の周囲に分布している。
図9及び10は、車輪保持体24にある車輪軸受23を示している。図9は車輪保持体24にある車輪軸受23の正面図を示している。図10は図9の線X−Xに沿う装置の縦断面図を示している。車輪軸受23は、外レース19、転動体3、保持器9及び2つの内レース4を持っている。外レース19は、車輪保持体24の貫通穴24a内に半径方向に支持されている。車輪保持体24の車輪側で、貫通穴24aに面取り部24bが続いている。面取り部24bは充分な寸法に設定されているので、外レース19からフランジ19aの移行部において、車輪保持体24が凹所19bに接触することはない(図10)。
車輪保持体24は平面25を持ち、この平面にフランジ19aが軸線方向に当接している。平面25から軸線方向突起25aが突出している。軸線方向突起25aは、フランジ19aが軸線方向切欠き2fを持つ所で、半径方向にフランジ19aに続いている。軸線方向突起25aは円弧状に形成される複数の切欠き25bを持ち、これらの切欠きが車輪保持体24にある取付け穴24cへ移行している。それぞれ1つの取付け素子14が車輪保持体24の取付け穴24cの1つへ固定的にはまり、それぞれ1つの切欠き2f及びそれぞれの突起25aの切欠き25bにより包囲されている。取付け穴24cの各中心軸線24dは、半径方向に切欠き2fと切欠き25bとの間で、回転軸線11と同じ向きに延びている。取付け素子14の頭部14aは、突起25a及びフランジ19aに形成される端面25c及び19cに軸線方向に当接している。端面19c及び25cは、共通な面E1にある。
本発明の構成によれば、取付け素子14を取付け穴24cへ入れる前に、端面19cがまず約0.05mm〜0.2mmだけ端面25cから軸線方向へ突出している。例えばねじ込みにより、取付け素子14を取付け穴24cへ挿入して取付ける際、端面25c及び19cが共に面E1に位置するまで、フランジ19aが軸線方向に弾性又は塑性変形される。こうして車輪保持体24の所における外レース19の永続的な軸線方向固定が行われる。
図11及び12は、図9及び10の代わりに形成される車輪保持体24にある車輪軸受23を示している。図11は、車輪保持体24にある車輪軸受23の正面図を車輪フランジなしで示している。図12は図11の線X11−X11に沿う装置の縦断面図を示している。
車輪保持体24は、外レース19のフランジ19が軸線方向に当接する平面25を持っている。環部分27が平面25から軸線方向に突出している。環部分27はフランジ19aを包囲し、切欠き2fに半径方向に続きかつ円弧状に形成される複数の軸線方向切欠き27aを持ち、これらの切欠きが車輪保持体24にある取付け穴24cへ移行している。それぞれ1つの取付け素子14が車輪保持体24の取付け穴24cに固定的にはまり、それぞれ1つの切欠き2f及び27aにより包囲されている。各取付け素子14の頭部14aは、軸線方向に環部分27の端面27b及びフランジ19dの端面19cに同時に当接している。フランジ19aに形成される端面19c及び環部分27の端面27bは、共通な面E1にある。
車輪保持体にある車輪軸受モジュールを縦断面図で示す。 外レースを斜視図で示す。 車輪保持体の穴の内側形状と外レースの外形形状との形状偏差を示す。 図1の細部Zを拡大図で示す。 車輪軸受モジュールの軸線方向において一方の側を正面図で示す。 車輪軸受モジュールの軸線方向において他方の側を正面図で示す。 車輪軸受の別の実施例を正面図で示す。 車輪軸受の別の実施例を切欠いて斜視図で示す。 車輪軸受の更に別の実施例を正面図で示す。 外レースを斜視図で示す。 車輪保持体にある車輪軸受モジュールの実施例を正面図で示す。 図9の線X−Xによる縦断面図を示す。 車輪保持体にある車輪軸受モジュールの別の実施例を正面図で示す。 図9の線X11−X11による縦断面図を示す。
符号の説明
1 車輪軸受モジュール 6a 基部
2 外レース 7 車輪保持体
2a 転動軌道 7a 穴
2b 部分 7b 取付け穴
2c フランジ 8 車輪軸受
2d 喉部 9 保持器
2e 側 10 密封片
2f 切欠き 11 回転軸線
2g 部分 12 ナット
2h 放射状肩部 13 歯状輪郭
2k 環状溝 14 取付け素子
2l 移行部 14a 頭部
2m 周面 14b 軸部
2n 移行部 15 穴
2p 面 16 穴
2q 輪郭 17 車輪軸受
2r 内側形状 18 車輪フランジ
2s 外側形状 18a 部分
3 転動体 18b 穴
4 内レース 19 外レース
4a 転動軌道 19a フランジ
5 ボス 19b 喉部
5a 転動軌道 19c 端面
5b 曲げ縁 20 車輪軸受
5c 貫通穴 21 車輪フランジ
5d 縁フランジ 22 外レース
5e 穴 22a フランジ
5f 切欠き 22b 円環面
6 鐘状継手 23 車輪軸受
24 車輪保持体
24a 貫通穴
24b 面取り部
24c 取付け穴
24d 中心軸線
25 平面
25a 突起
25b 切欠き
25c 端面
27 環部分
27a 切欠き
27b 端面

Claims (11)

  1. 半径方向フランジ(2c,19a)を持つ車輪軸受(8,23)の外レース(2,19)であって、フランジ(2c,19a)が、管状に冷間形成される外レース(2,19)の軸線方向端部において半径方向外方へ延び、該フランジ(2c,19a)を該車輪保持体(7,24)に取付けるため、該フランジ(2c,19a)が、軸線方向に該フランジ(2c,19a)を貫通しかつ半径方向外方へ開く切欠き(2f)を持っていることを特徴とする、外レース。
  2. 切欠き(2f)が円弧状に形成されている、請求項1に記載の外レース。
  3. 外レース(2,19)が打抜き過程から打抜き縁を持っている、請求項1に記載の外レース。
  4. 車輪軸受(8,23)にある外レース(2)が、少なくとも部分的に車輪保持体(7,24)内に半径方向に支持され、フランジ(2c)が取付け素子(14)により軸線方向に車輪保持体(7,24)に対して固定しており、車輪保持体(7,24)から軸線方向に遠い方にあるフランジ(2c)の側(2e)で、取付け素子(14)がフランジ(2c)の後ろに係合し、それによりフランジ(2c)が軸線方向に車輪保持体(7,24)に保持されている、請求項1に記載の外レース。
  5. 切欠き(2f)がピンにより貫通され、取付け素子(14)がピンである、請求項4に記載の外レース。
  6. 取付け素子(14)がピンの頭部(14a)である、請求項1に記載の外レース。
  7. フランジ(2c)が、車輪保持体(7,24)に少なくとも部分的に軸線方向に当接している、請求項1に記載の外レース。
  8. 請求項1に記載の外レース(2)を持つ車輪軸受(23)であって、車輪保持体(24)に当接する該外レース(2)が設けられ、該外レース(2)が、半径方向フランジ(2c)で、軸線方向に車輪保持体(24)に当接し、フランジ(2c)が取付け素子(14)により、軸線方向に車輪保持体(24)に対して固定しており、取付け素子(14)が、車輪保持体(24)から軸線方向に遠い方にあるフランジ(2c)の側(2e)で、フランジ(2c)の後ろに係合し、それによりフランジ(2c)が軸線方向に車輪保持体(24)に保持され、各取付け素子(14)が、車輪保持体(24)及びフランジ(2c)に同時に軸線方向に当接している、車輪軸受
  9. 取付け素子(14)が頭部(14a)を持つピンであり、各ピンが車輪保持体(24)に固定しており、その頭部(14a)が、車輪保持体(24)から遠い方にあるフランジ(2c)の側で、フランジ(2c)の後ろに係合し、頭部(14a)が同時に軸線方向にフランジ(2c)及び車輪保持体(24)に当接している、請求項8に記載の車輪軸受を持つ車輪軸受装置。
  10. 各頭部(14a)が車輪保持体(7)の軸線方向突起(25a)に当接し、突起(25a)が半径方向にフランジ(2c)に続いている、請求項9に記載の車輪軸受装置。
  11. 頭部(14a)が車輪保持体(24)の共通な軸線方向環部分(27)に当接し、環部分(27)がフランジ(2c)の周囲を包囲している、請求項9に記載の車輪軸受装置。
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