JP4430894B2 - 画像形成装置及び駆動制御プログラム並びに駆動制御プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置及び駆動制御プログラム並びに駆動制御プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置及び駆動制御プログラム並びに駆動制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、具体的には、着脱可能なインクカートリッジが取り外された状態になったときの印刷制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インクジェット記録機構を搭載した画像形成装置は、印刷時の騒音が比較的少なく、しかも小さなドットを高密度で形成し、印写ができるため、フルカラー印刷を含めた多くの印刷に、個人ユーザや個人事業者だけでなく、オフィス向けまたは業務用として普及されている。
【0003】
このようなインクジェット記録機構を搭載した画像形成装置は、一般にキャリッジ上に搭載した記録ヘッドを、主走査させるとともに記録媒体を副走査させる紙送り手段が備えられ、画像情報に基づいて記録ヘッドによりインク滴を吐出させることにより記録媒体に対して印写が行われる。
そして、キャリッジ上に例えばブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の各インクの吐出可能な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキストの印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能にしている。
【0004】
一方、オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェット記録機構を搭載した画像形成装置においては、大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配備する必要が生じ、このため、インクカートリッジを例えば装置本体側に配置された装着装置(カートリッジホルダ)に装填させる形式の記録装置が提供されている。
【0005】
そして、記録ヘッドが搭載されたキャリッジ上にはサブタンクが配置され、各インクカートリッジから各サブタンクに対してインク供給チューブを介してそれぞれインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞれの記録ヘッドに対してインクを供給するように構成されている。
【0006】
ところで、インクジェット記録機構においては、ある色のインクがなくなると、そのインクの色成分の画像が出力されなくなってしまうので、このような事態を未然に防止するために、インクの残量そのものを常時監視し、あるいは印写する各色のドット数をカウントして、インク残量が少なくなった場合にインクニアエンドの警告を表示し、またインクが完全になくなってしまった場合にはインクエンドの警告を表示すると共に、直ちに印写動作を停止して、それ以後ユーザがインク交換を行うまで装置を停止してしまうものが一般的である。
【0007】
一方、オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェット記録機構を搭載した画像形成装置は生産性を考慮し、大量な印刷を可能にするためにインクカートリッジを搭載した画像形成装置において、印刷中インクカートリッジの抜き取りを不可能にするため、カバー開閉センサを搭載したインクカートリッジのカバーを採用するものが提案されている。また、インクカートリッジのカバーにセンサを搭載しない装置においては、印刷の開始前に、インクカートリッジの抜き取りを検出する機能を搭載しているものが提案されている。
【0008】
特許文献1には、記録ヘッド部及び記録ヘッド部に着脱可能なインクタンクから構成されるインクカートリッジを備えた画像形成装置において、インクタンクの有無を検出することによって、インクタンクが取り外されたことを確実に確認することで、装置のメンテナンスを容易に行うとともに、記録紙の無駄な出力や出力データの損失を防止できる画像形成装置が提案されている。
【0009】
この特許文献1の技術は、インクタンク検出回路によって記録ヘッド部を介してインクタンクが記録ヘッド部に装着されたか否かを検出し、インクタンクが検出されない場合、操作表示部によってインクタンクが取り外された情報を表示することで、インクタンクが取り外されたことを確実に確認することができる。
【0010】
また、特許文献2の技術は、印刷を実行しながらインクカートリッジからキャリッジに搭載された各サブタンクに対して逐次インクを補給することを可能とし、各サブタンクからそれぞれの記録ヘッドに対してインクを安定して供給する。
【0011】
また、インクカートリッジに加圧空気を印加してサブタンクに対してインクを送り出す構成を採用し、カートリッジホルダよりインクカートリッジを引き抜くに際して、インクカートリッジを無闇に引き抜くと、加圧空気の作用によりインクカートリッジからインクが吹き出して、周囲を汚染されるなどの問題点の発生を解決している。
【0012】
さらに、カートリッジホルダよりインクカートリッジを引き抜くに際して、外郭部材が加圧空気の作用を受けて、多少ながら膨張状態になるために、カートリッジホルダからインクカートリッジの引き抜きが困難となったり、これを無理して引き抜いた場合には、インクカートリッジとカートリッジホルダとの双方、特に両者が接続されるインク供給接続栓を変形させる等して、双方にダメージを与えるなどの問題点を回避することができるインクジェット記録機構を搭載した画像形成装置が提案されている。
【0013】
この特許文献2の技術は、インクカートリッジを着脱可能に装填するカートリッジホルダには、インクカートリッジを着脱操作する場合に開放されるカバー部材が配置され、このカバー部材の開放に伴って、電気スイッチがオフされるように構成されている。電気スイッチのオフにより、空気加圧ポンプからインクカートリッジに至る空気流路に配置された開閉弁ユニットが開弁制御され、インクカートリッジに対する加圧が瞬時に解消できる。
【0014】
【特許文献1】
特開平08−169122号公報
【特許文献2】
特開2001−212971号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1の技術は、インクカートリッジが取り外されたことを、操作表示部に表示することで、オペレータによって容易に確認することができるが、しかし、印刷が停止され、インクカートリッジが装着されるまで、印刷が再開されないため、オフィス向けまたは業務用で大量に印刷する場合、スループットの低下という問題があった。
【0016】
さらに、上述の特許文献2の技術は、インクカートリッジからキャリッジに搭載された各サブタンクに対してインクを補給中にインクカートリッジが取り外される、および補給中電源が切断されると、中途半端な状態で補給操作が終了し、ユーザに複雑な回復操作を強いることになり、適切な操作が行われない場合には回復不能となる恐れがある。
【0017】
一方、印刷中インクカートリッジの抜き取りを不可能にするため、カバー開閉センサを搭載した画像形成装置では、インクカートリッジのカバーにコストがかかり装置の製造コストが上がると共に、インクカートリッジのカバーを開けただけで印刷が停止してしまうという問題があった。
【0018】
また、インクカートリッジのカバーにセンサを搭載しない画像形成装置においては、印刷中インクカートリッジの抜き取りについて画像形成装置の印刷特性に対応した停止動作ができないため、記録紙の無駄な出力や出力データの損失という問題があった。
【0019】
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、着脱可能なインクカートリッジを備えた画像形成装置において、インクカートリッジが取り外された状態になったとき、印刷中のページの途中で印刷停止して生ずる記録紙の無駄や出力データの損失を防止できる画像形成装置及び駆動制御プログラム並びに駆動制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1は、サブタンクを有する画像形成装置において、装置本体に着脱可能なインクカートリッジを搭載し、前記インクカートリッジの着脱を検出する手段と、前記サブタンクに対して前記インクカートリッジのインクを供給する手段と、前記インクカートリッジが取り外された状態になったときに、出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを切替える手段を備え、前記切替える手段は、指定された印刷品質または用紙の種別に基づいて切替えるか、あるいは、ユーザにより指定された印刷中のページを印刷して停止するための条件に基いて切替えるかの指定を受付け、前記ユーザにより指定された条件に基づいて切替えることを指定されている場合には、前記印刷品質または用紙の種別に関わらず、前記ユーザにより指定された条件を満足しているか否かに従って切り替えることを特徴とする。
【0021】
また、本発明の請求項2は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記切り替えは印写モード情報に基づくものであることを特徴とする。
【0022】
また、本発明の請求項3は、請求項1または2に記載の 画像形成装置において、
前記切り替えは用紙サイズ情報に基づくものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項4は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記切り替えは指定された割合の出力を終えているか否かに基づくことを特徴とする。
また、本発明の請求項5は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記切り替えは印刷画像データ量の内、未印字の残量に基づくものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項6は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記印写モード情報が画質優先の指定であるときには、出力画像の印刷を停止し、速度優先の指定であるときには、印刷中のページを印刷して停止するように切り替えることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の請求項は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、前記印写モード情報が普通紙以外の用紙種別指定であるときには、出力画像の印刷を停止し、普通紙の用紙種別指定であるときには、印刷中のページを印刷して停止するように切り替えることを特徴とする。
【0024】
また、本発明の請求項は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、残りの出力画像が設定された条件を満足するか否かによって、出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを切り替えることを特徴とする。
【0025】
また、本発明の請求項は、請求項3乃至7のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、残りの出力画像が設定された条件を満足する場合には、前記印写モード情報が画質優先や普通紙以外の用紙種別の指定であっても、印刷中のページを印刷して停止するように切り替えることを特徴とする。
【0026】
また、本発明の請求項10は、請求項またはに記載の画像形成装置において、前記設定された条件は、1ページ分の残りを印刷できるインク残量であるとすることを特徴とする。
【0027】
また、本発明の請求項11は、画像形成装置に、サブタンクと、着脱自在なインクカートリッジと、コンピュータとを搭載し、該コンピュータにより画像形成制御を行う駆動制御プログラムであって、着脱可能なインクカートリッジの着脱を検出し、前記インクカートリッジが取り外された状態になったときに、出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを切替える手段を備え、前記コンピュータに、指定された印刷品質または用紙の種別に基づいて切替えるか、あるいは、ユーザにより指定された印刷中のページを印刷して停止するための条件に基いて切替えるかの指定を受付け、前記ユーザにより指定された条件に基づいて切替えることを指定されている場合には、前記印刷品質または用紙の種別に関わらず、前記ユーザにより指定された条件を満足しているか否かに従って切り替えるように実行させることを特徴とすることを特徴とする。
【0028】
また、本発明の請求項12は、請求項11に記載の駆動制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態について説明する。
【0030】
図1は本発明に係る画像形成装置の一例を示すインクジェット記録機構の概略斜視説明図、図2は画像形成装置の機構部の側面説明図である。
【0031】
この画像形成装置は、装置本体1の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジを備え、キャリッジに搭載したインクジェットヘッドからなる記録ヘッド、記録ヘッドへのインクを供給するインクカートリッジ等で構成される印字機構部2等を収納し、装置本体1の下方部には前方側から多数枚の用紙3を積載可能な給紙カセット(あるいは給紙トレイでもよい。)4を抜き差し自在に装着することができ、また、用紙3を手差しで給紙するための手差しトレイ5を開倒することができ、給紙カセット4あるいは手差しトレイ5から給送される用紙3を取り込み、印字機構部2によって所要の画像を印写した後、後面側に装着された排紙トレイ6に排紙する。
【0032】
また、印字機構部2は、左右の側板に横架した主ガイドロッド11でキャリッジ13を主走査方向(図2で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ13の下面側にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出するノズルを有するインクジェットヘッドからなる記録ヘッド14をインク滴吐出方向を下方に向けて装着し、キャリッジ13の上側には記録ヘッド14に各色のインクを供給するための各サブタンク12を装着している。
各サブタンク12は、インク供給チューブ16を介して、交換可能に装着された各インクカートリッジ(インクタンク)15と接続され、インクカートリッジ15からインクの供給を受ける。
【0033】
また、キャリッジ13は後方側(用紙搬送方向下流側)を主ガイドロッド11に摺動自在に嵌装している。そして、このキャリッジ13を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ17で回転駆動される駆動プーリ18と従動プーリ19との間にタイミングベルト20を張装し、このタイミングベルト20をキャリッジ13に固定している。
【0034】
なお、記録ヘッド14としては、各色のインク滴を吐出する複数個のヘッドを主走査方向に並べて配置したものでも、あるいは、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドを用いたものでもよい。さらに、記録ヘッド14として用いるインクジェットヘッドは、圧電素子などの電気機械変換素子で液室(インク流路)壁面を形成する振動板を介してインクを加圧するピエゾ型のもの、あるいは発熱抵抗体による膜沸騰でバブルを生じさせてインクを加圧するバブル型のもの、若しくはインク流路壁面を形成する振動板とこれに対向する電極との間の静電力で振動板を変位させてインクを加圧する静電型のものなどを使用することができるが、本実施形態では静電型インクジェットヘッドを用いている。
【0035】
一方、給紙カセット4にセットした用紙3を記録ヘッド14の下方側に搬送するために、給紙カセット4から用紙3を分離給装する給紙ローラ21及びフリクションパッド22と、用紙3を案内するガイド部材23と、給紙された用紙3を反転させて搬送する搬送ローラ24と、この搬送ローラ24の周面に押し付けられる搬送コロ25及び搬送ローラ24からの用紙3の送り出し角度を規定する先端コロ26とを設けている。搬送ローラ24は副走査モータ27によってギヤ列を介して回転駆動される。
【0036】
そして、キャリッジ13の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ24から送り出された用紙3を記録ヘッド14の下方側で案内する静電搬送ベルト29を設けている。この静電搬送ベルト29は、チャージャ30により帯電することにより搬送されてきた用紙3を吸着し、用紙面とヘッド面とを並行に保つ役割を担っている。静電搬送ベルト29の用紙搬送方向下流側には、用紙3を排紙トレイ6に送り出す排紙コロ33を配設している。
【0037】
また、キャリッジ13の移動方向右端側には記録ヘッド14の信頼性を維持、回復するための信頼性維持回復機構37を配置している。キャリッジ13は印写待機中にはこの信頼性維持回復機構37側に移動されてキャッピング手段などで記録ヘッド14がキャッピングされる。
【0038】
次に、この画像形成装置の印字機構部を構成するキャリッジの位置を正面から見た断面図の一例について図3および図4を参照して説明する。なお、図3はキャリッジがキャッピング状態に位置する説明図、図4はキャリッジが印写の状態に位置する説明図である。
【0039】
図3において、キャリッジ13には2つの記録ヘッド14−1、14−2が装着され、さらに記録ヘッド14−2、14−1はそれぞれ2本のノズル列53、54およびノズル列55、56が配置され、この各々のノズル列からインクが噴射される。
キャリッジ13がキャッピング状態の位置にある場合、記録ヘッド14−2は吸引兼用キャップ51、記録ヘッド14−1はキャップ52で覆われ、ヘッド面を保湿し、ノズル列中のインクの目詰まりがおきにくいように保護されている。
【0040】
57は用紙検出センサで、キャリッジ13の正面から見て左側に据え付けられる。用紙検出センサ57は発光素子と受光素子を持ち、光の反射から用紙の有無を検出する。
静電搬送ベルト29は、静電気により用紙3を吸着することにより、用紙3の平面性を保ちながら搬送させる役目を果たす。
【0041】
次に、図4において、キャリッジ13がキャッピング位置から主走査方向に移動すると、各ノズル列53、54、55、56から噴射されたインクが用紙3に付着し、用紙上に画像が形成される。このキャリッジ位置では、用紙検出センサ57は用紙ありを検出する。また、キャリッジ13がキャッピング位置から移動する場合は、吸引兼用キャップ51およびキャップ52は、キャップ時の位置より降下し、キャリッジの動きは自由になる。
【0042】
次に、この画像形成装置のインクカートリッジの装着状態の一例について、図5および図6を参照して説明する。なお、図5はインクカートリッジの装着状態を示す説明図、図6はインクカートリッジが外れた状態を示す説明図である。
インクカートリッジ15−1、15−2、15−3、15−4はそれぞれ、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクカートリッジを示し、それぞれのインクカートリッジにはスイッチ101、102、103、104を備え、インクカートリッジ15−1、15−2、15−3、15−4が装置に装着された状態では、スイッチ101、102、103、104はそれぞれ押下された状態になっている。例えば、ブラックカートリッジ15−1を取り外すと、スイッチ101は開放状態となり、ブラックのインクカートリッジが取り外されたことを検出する(図6参照)。
【0043】
次に、この画像形成装置のインクカートリッジの着脱状態を検出する手段について図7および図8を参照して説明する。
【0044】
スイッチ101の片端は、抵抗R1を介してVcc(電源)に接続される。Vccは、例えば5Vや3.3V等に設定される。
スイッチ101のもう一つの片端は、抵抗R2を介してGNDに接続されるとともに、ドライバ素子110を介して、カートリッジ着脱検出回路(カートリッジ着脱検出部)の出力となる。
カートリッジ着脱検出回路の出力信号は、スイッチ101が押下(閉じた)状態では、例えば2.5V程度の一定レベルの電圧出力として得られ、またスイッチ101が開放された状態では、グラウンドレベルの電圧出力として得られる。
スイッチ102、103、104についてもそれぞれ同様の回路構成をとる。この回路構成では、スイッチ101、102、103、104の押下/開放状態を示す出力信号はそれぞれ独立しているため、インクカートリッジ15−1、15−2、15−3、15−4の着脱状態は、それぞれ独立に検出することができる。
【0045】
また、図8の回路構成で、スイッチ101、102、103、104はそれぞれ直列に接続された上に、その片端は抵抗R1を介してVccに、もう一つの片端は抵抗R2を介してGNDに接続されるとともに、ドライバ素子110を介して、カートリッジ着脱検出回路の出力となる。
この回路構成では、スイッチ101、102、103、104の全てが押下(閉じた)状態となった場合、カートリッジ着脱検出回路の出力信号は、例えば2.5V程度の一定レベルの電圧出力として得られ、またスイッチ101、102、103、104のどれか一つでも開放された状態では、グラウンドレベルの電圧出力として得られる。
従って、この回路構成では、インクカートリッジ15−1、15−2、15−3、15−4の着脱状態は、それぞれ独立に検出することはできず、全てが装着されているか、すくなくともどれか一つが外されているかのみを検出することができる。
【0046】
次に、この画像形成装置のサブタンク内のインクが満タンおよび満タンでない状態を検出する手段について図9および図10を参照して説明する。
図9において、サブタンク12は、装置の正面から見た図である。サブタンク12内にインク154が満タン近くまで充填されているときは、満タン検出センサ(満タン検出部)150の発光部151から照射された光は、インク色に吸収されて、反射光が受光部152に入射されないため、満タン検出センサ150は満タン状態であることを検出する。
【0047】
図10において、サブタンク12内にインク154が満タン近くまで充填されていないときは、満タン検出センサ150の発光部151から照射された光は、サブタンクの透明部155を透過した後、サブタンク12内壁に設けられた白色部156に反射され受光部152に入射され、満タン検出センサ150は満タン状態でないことを検出する。
【0048】
次に、この画像形成装置における制御部の概要について図11を参照して説明する。
【0049】
この制御部は、CPU部(コントローラ)500、RAM部501、画像メモリ部502、時計部503、パラレルI/F部504、操作部505、満タン検出部506、カートリッジ着脱検出部507、不揮発性メモリ部508、給紙クラッチドライバ509、給紙クラッチ510、主走査モータ動作指令部511、主走査モータドライバ512、主走査モータ513、主走査エンコーダ部514、副走査モータ動作指令部515、副走査モータドライバ516、副走査モータ517、伸張部518、画像マスク部519、ヘッドI/F部520、ヘッド部521、インク供給モータ動作指令部522、インク供給モータドライバ523、インク供給モータ524および、内部バス525から構成されている。
【0050】
CPU部500、RAM部501、画像メモリ部502、時計部503、パラレルI/F部504、操作部505、不揮発性メモリ部508、給紙クラッチドライバ509、主走査モータ動作指令部511、副走査モータ動作指令部515、伸張部518、およびインク供給モータ動作指令部522は内部バス525に接続されており、この内部バス525を介してこれらの各要素間でのデータおよび制御指令の授受が行われる。
【0051】
CPU部500は、画像形成装置の全体の制御、各要素の制御などの各種の制御処理を行う。副走査モータ動作指令部515および給紙クラッチドライバ509に指令を与えることによって、副走査モータ517および給紙クラッチ510を駆動し、給紙カセット4から用紙を給紙し、搬送を行う。
【0052】
また、主走査モータ動作指令部511に指令を与えることにより主走査モータドライバ512を介して主走査モータ513を駆動し、キャリッジ13を主走査方向に移動させる。このときCPU部500は、主走査エンコーダ部514の出力信号を主走査モータ動作指令部511を介して読み出すことにより、キャリッジ13の位置を知ることができる。
【0053】
さらに、CPU部500は、インク供給モータ動作指令部522に指令を与えることによって、インク供給モータドライバ523を介して、インク供給モータ524を駆動し、インクカートリッジ15からインク供給チューブ16を介しサブタンク12へインクを供給する。
【0054】
不揮発性メモリ部508は、画像形成装置に固有な各種の情報と、各種の管理テーブルを記憶し、不慮の電源断、安全のための電源断などでこれらのパラメータの内容が失われることがないように、バッテリ(図示無し)によりバックアップされている。
【0055】
RAM部501は、CPU部500が実行する制御処理プログラム、および、制御処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、CPU部500のワークエリアを構成する。
【0056】
画像メモリ部502は印刷する画像情報を蓄積する。
時計部503は、現在時刻情報を出力する。
パラレルI/F部504は、ホスト側とのインタフェース機能を持ち、ホスト側からの画像情報の他、優先モードを示す情報、用紙の種別を示す印写モード情報等の授受を行う。
操作部505は、画像形成装置を操作するもので、各種の操作キーを備える操作パネルおよび各種の情報を表示する表示部から構成される。
【0057】
カートリッジ着脱検出部507は、上述したカートリッジ着脱を検出するカートリッジ着脱検出回路で構成され、カートリッジ着脱検出部507の出力信号をCPU部500に送出する。
満タン検出部506は、上述した満タン検出センサ150で構成され、満タン検出部506の出力信号をCPU部500に送出する。
【0058】
伸張部518は、画像メモリ部502から読み出された画像情報を圧縮状態から伸張し、さらに画像マスク部519でマスクするか否かの処理を施され、ヘッドI/F部520を介して、ヘッド部521に送出され、用紙3に印写される。
ここで、伸張部518、画像マスク部519、ヘッドI/F部520は、それぞれノズル列の数だけ用意され、各ノズル列のデータを並行して処理することができる。また、ヘッドI/F部520には主走査エンコーダ部514の出力信号が入力され、キャリッジ13の主走査位置に同期して、画像情報がヘッド部521に送出される。さらに、CPU部500は、画像マスク部519に指令を与えることによって、任意のタイミングで出力画像をマスクすることができる。
【0059】
以上のように構成したこの画像形成装置の作用について、図12乃至図14を参照して説明する。
先ず、図12は、ホスト側のプリンタドライバによるプリンタのプロパティを設定するときの処理手順を説明するフローチャートである。
ユーザが印刷をするときに、先ず、ホスト側のプリンタドライバのプロパティ設定を呼び出すと、図13のようなダイアログが表示される。
このダイアログの「基本」タブを選択すると(ステップS100のYES)、ユーザは用紙サイズ(A4,A5,B4,ハガキ等)、用紙種別(普通紙、特殊紙、厚紙等の紙種)等の情報を設定する(ステップS101)。
また、「印刷品質」のタブを選択すると(ステップS110のYES)、ユーザは優先モード(速度優先、画質優先、普通)情報あるいは画像種別(カラー画像/白黒画像)情報等の情報を設定する(ステップS111)。
【0060】
また、「拡張」のタブを選択すると(ステップS120のYES)、ユーザはインクカートリッジが取り外された状態が検出された場合、印刷が停止モードに移行するときの条件を指定する(ステップS121)。例えば、図13に示すように次の二者択一とする。
・自動的に移行させる。または、
・指定した条件が成立したときに移行させる。
【0061】
「自動的に移行させる」を選択した場合には、プリンタのプロパティで設定した項目により、自動的に印刷が停止モードに移行するか否かを判断する。
一方、「指定した条件が成立したときに移行させる」を選択した場合には、印刷が停止モードに移行するときの条件を指定する。
この条件としては、例えば、A4の印刷用紙を指定されていても、印刷画像データ量がA5用紙分しかなく、そのうち既に90%程度の出力を終えているような場合には、カートリッジが取り外されても印刷を強行させるために、この既出力度合を百分率で指定することが考えられる。
また、条件自体をユーザが設定せずに、画像形成装置側で予め設定されている条件によるようにしてもよい。
【0062】
上記の各種設定が行われた後、「OK」が選択されると(ステップS130のYES)、今までに設定された項目に入力された情報を取り込む(ステップS131)、この情報は、印写指示、画像データ等とともにプリンタ側へ送信することになる。
【0063】
一方、「キャンセル」が選択された場合には(ステップS140のYES)、今までに設定された情報がなかったものとして、プリンタドライバのプロパティ設定を終了する(ステップS141)。
【0064】
次に、ユーザによってカートリッジが外されてしまったときの処理について説明する。
先ず、画像形成装置は、ホスト側から印刷データおよび各種設定条件を受信すると、それらのデータをRAM部501に格納し、受信した印刷データを印刷中に、カートリッジ着脱検出部507によってカートリッジが外されたことを検出すると、カートリッジの装着状態の情報を不揮発性メモリ部508に格納し、インクの残量監視モードに移行する。
このインクの残量監視モードでは、先にユーザから印刷のプロパティとして指定された情報をもとに印刷を停止し、カートリッジの装着がされるの待つ。
【0065】
カートリッジが取り外されたことを検出したときの処理手順を図14のフローチャートによって説明する。
先ず、印刷要求を受信したときに格納した設定を参照して、印刷の停止をしてよいかを調べる(ステップS200)。
【0066】
この印刷停止の可否の判断は、次のようにする。
(1)印刷品質の指定で画質優先の場合には、直ちに印刷を停止する。
(2)印刷品質の指定で速度優先の場合には、印刷中のページを印刷後停止する。
(3)用紙の種別が普通紙の場合には、印刷中のページを印刷後停止する。
(4)用紙の種別が厚紙や特殊用紙等の場合には、直ちに印刷を停止する。
(5)停止条件がユーザに指定されていた場合、指定された条件を満足する場合には、印刷中のページを印刷後停止する。この条件を満足しない場合には、直ちに印刷を停止する。
例えば、印刷画像データ量のうち既に90%程度の出力を終えているような場合には、そのページの印刷を行わせる。
または、印刷中の1ページの印刷残りの画像データを印刷するときに使うインク量を予測し、インク残量に対してどのくらいの割合のときに印刷の停止するかを決めるようにしてもよい。この場合、ユーザにこの割合を指定させるのではなく、画像形成装置に予め組み込んでおくようにしてもよい。
【0067】
さらに、上記の(1)から(5)は適宜組み合わせて使用してもよい。
例えば、(1)の画像優先であっても、(3)のようにユーザに停止条件が指定されているときに、その条件を満足する場合には、印刷中のページを印刷完了後に停止するようにしてもよい。
また、(4)のように用紙に特殊用紙や厚紙等を指定されていたときにも、(3)のようにユーザに停止条件が指定されているときに、その条件を満足する場合には、印刷中のページを印刷完了後に停止するようにしてもよい。
【0068】
印刷停止条件を満足した場合(ステップS200のYES)、インクカートリッジの装着待ち状態になり、CPU部500は主走査モータ動作指令部511へ駆動の停止指示を送出して印刷を停止し(ステップS201)、カートリッジの装着を促す表示を操作部505の表示部へ表示するとともに、ホスト側へカートリッジが外されたことを送信して処理を終了する(ステップS203)。
【0069】
一方、印刷停止条件を満足しなかった場合(ステップS200のNO)、インクカートリッジの装着待ち状態になり、CPU部500は印刷中のページを印刷してから停止するように、主走査モータ動作指令部511および副走査モータ動作指令部515へ駆動の指示を送出し(ステップS202)、カートリッジの装着を促す表示を操作部505の表示部へ表示するとともに、ホスト側へカートリッジが外されたことを送信して処理を終了する(ステップS203)。
【0070】
以上の構成により、インクカートリッジが取り外された状態になったとき、装置の印刷特性に対応した停止動作を指定することができるため、印刷を途中で放棄することにより生じる記録紙の無駄や出力データの損失を防止でき、ランニングコストの削減および装置の信頼性を大幅に向上できる。
【0071】
また、インクカートリッジが取り外された状態になったとき、装置の印刷特性に対応した停止動作を指定することができるため、ユーザの要求に細やかに対応できる。また、インクカートリッジが取り外された状態になっても、継続して印刷することができ、装置のスループットを大幅に向上できる。
【0072】
さらに、迅速にインクカートリッジが取り外されたことを、ホスト側に表示することで、確実にインクカートリッジが取り外されたことを確認することができ、画像形成装置が長時間停止してしまうという問題点が解決でき、画像形成装置の稼動効率を大幅に向上できる。
【0073】
本発明は、上述した実施の形態に係る画像形成装置の機能をプログラム化し、予めROMのような記録媒体に書き込んでおき、画像形成装置にこのROMを装着して実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、ROMから読み出されて実行された状態が上述した実施の形態に係る機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録したROMも本発明を構成することになる。
【0074】
なお、上述した実施の形態に係る画像形成装置の機能を実現するプログラムは、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれの形態に係る記録媒体で提供されてもよい。
あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納された、上述したプログラムをサーバコンピュータから直接供給されるようにしてもよい。
【0075】
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、着脱可能なインクカートリッジを備えた画像形成装置において、印写モードにより、インクカートリッジが取り外された状態になったとき、出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを指定することで、画像形成装置の停止だけは極力避け出力可能な状態を継続し、記録紙の無駄な出力や出力データの損失を防止でき、ランニングコストの削減とともに、装置のスループットが大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置のインクジェット記録機構の概略斜視説明図である。
【図2】 画像形成装置の機構部の側面説明図である。
【図3】 キャリッジがキャッピング状態に位置する説明図である。
【図4】 キャリッジが印写の状態に位置する説明図である。
【図5】 インクカートリッジの装着状態を示す説明図である。
【図6】 インクカートリッジが取り外された状態を示す説明図である。
【図7】 インクカートリッジの着脱検出回路(個別に検出)を示す構成図である。
【図8】 インクカートリッジの着脱検出回路(全体で検出)を示す構成図である。
【図9】 サブタンク内のインクが満タンを検出するときの説明図である。
【図10】 サブタンク内のインクが満タンでない時を検出するときの説明図である。
【図11】 画像形成装置における制御部の構成を示す構成図である。
【図12】 ホスト側でプリンタドライバのプロパティを設定するときの処理手順を示すフローチャートである。
【図13】 「プリンタのプロパティ」の「拡張」設定を示す説明図である。
【図14】 カートリッジが外されたことを検出したときの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…装置本体、2…印字機構部、3…用紙、4…給紙カセット、5…手差しトレイ、6…排紙トレイ、11…主ガイドロッド、12…サブタンク、13…キャリッジ、14…記録ヘッド、15…インクカートリッジ、16…インク供給チューブ、17…主走査モータ、18…駆動プーリ、19…従動プーリ、20…タイミングベルト、21…給紙ローラ、22…フリクションパッド、23…ガイド部材、24…搬送ローラ、25…搬送コロ、26…先端コロ、27…副走査モータ、29…静電搬送ベルト、30…チャージャ、33…排紙コロ、37…信頼性維持回復機構、51…吸引兼用キャップ、52…キャップ、53,54,55,56…ノズル列、57…用紙検出センサ、101,102,103,104…スイッチ、150…満タン検出センサ、151…発光部、152…受光部、154…インク、155…透明部、156…白色部、500…CPU部(コントローラ)、501…RAM部、502…画像メモリ部、503…時計部、504…パラレルI/F部、505…操作部、506…満タン検出部、507…カートリッジ着脱検出部、508…不揮発性メモリ部、509…給紙クラッチドライバ、510…給紙クラッチ、511…主走査モータ動作指令部、512…主走査モータドライバ、513…主走査モータ、514…主走査エンコーダ部、515…副走査モータ動作指令部、516…副走査モータドライバ、517…副走査モータ、518…伸張部、519…画像マスク部、520…ヘッドI/F部、521…ヘッド部、522…インク供給モータ動作指令部、523…インク供給モータドライバ、524…インク供給モータ、525…内部バス。

Claims (12)

  1. サブタンクを有する画像形成装置において、
    装置本体に着脱可能なインクカートリッジを搭載し、前記インクカートリッジの着脱を検出する手段と、前記サブタンクに対して前記インクカートリッジのインクを供給する手段と、前記インクカートリッジが取り外された状態になったときに、出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを切替える手段を備え、
    前記切替える手段は、指定された印刷品質または用紙の種別に基づいて切替えるか、あるいは、ユーザにより指定された印刷中のページを印刷して停止するための条件に基いて切替えるかの指定を受付け、前記ユーザにより指定された条件に基づいて切替えることを指定されている場合には、前記印刷品質または用紙の種別に関わらず、前記ユーザにより指定された条件を満足しているか否かに従って切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記切り替えは印写モード情報に基づくものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記切り替えは用紙サイズ情報に基づくものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記切り替えは、指定された割合の出力を終えているか否かに基づくことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記切り替えは印刷画像データ量の内、未印字の残量に基づくものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、前記印写モード情報が画質優先の指定であるときには、出力画像の印刷を停止し、速度優先の指定であるときには、印刷中のページを印刷して停止するように切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、前記印写モード情報が普通紙以外の用紙種別指定であるときには、出力画像の印刷を停止し、普通紙の用紙種別指定であるときには、印刷中のページを印刷して停止するように切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、残りの出力画像が設定された条件を満足するか否かによって出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項3乃至7のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記切り替え手段は、残りの出力画像が設定された条件を満足する場合には、前記印写モード情報が画質優先や普通紙以外の用紙種別の指定であっても、印刷中のページを印刷して停止するように切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8または9に記載の画像形成装置において、前記設定された条件は、1ページ分の残りを印刷できるインク残量であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成装置に、サブタンクと、着脱自在なインクカートリッジと、コンピュータとを搭載し、該コンピュータにより画像形成制御を行う駆動制御プログラムであって、着脱可能なインクカートリッジの着脱を検出し、前記インクカートリッジが取り外された状態になったときに、出力画像の印刷を停止するか、または印刷中のページを印刷して停止するかを切替える手段を備え、
    前記コンピュータに、指定された印刷品質または用紙の種別に基づいて切替えるか、あるいは、ユーザにより指定された印刷中のページを印刷して停止するための条件に基いて切替えるかの指定を受付け、前記ユーザにより指定された条件に基づいて切替えることを指定されている場合には、前記印刷品質または用紙の種別に関わらず、前記ユーザにより指定された条件を満足しているか否かに従って切り替えるように実行させることを特徴とする駆動制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の駆動制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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