JP5162943B2 - 蓄電ユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、充放電が可能な蓄電ユニット、及び蓄電装置を備えた、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの機能を複合した画像形成装置関する。
近年、各種機器のオール電化はいまや時代の主流となりつつあり、益々進んできている。このため、電力の使用量はより多くなってきている。
一方、日本国内の一般的なオフィスの商用電源は、100V、15AのACラインを用いるのが一般的である。この100V、15Aの商用電源より電力供給を受ける電子機器が、瞬時的に多くの電力を使用するとフリッカーの問題を発生する。また、最悪の場合には、過電流によりブレーカが遮断し、OA機器等の他の機器に大きな被害が発生する。
従来、このような問題を解決するために、補助電源を備え、ACラインの最大供給電力を超えないようにし、使用電力を平準化する電源装置があった。
また、画像形成装置の連続通紙時における定着部の温度落ち込みの防止または定着装置の立ち上げ時間短縮の為に補助電源を設け、省エネ以降時間を短時間にし、待機時の消費電力を削減した画像形成装置も提案されている。
しかし、前述した補助電源の蓄電力エネルギーは大きいことが求められる。
従って、機器の故障などの異常時におけるユーザに対する処理の容易性の確保、または、機器の再生、機器の破棄や、メンテナンス時の作業の際の処理の容易性の確保は強く求められている。装置内に大量の電気エネルギーを抱えたままであれば、分解修理時の非常な注意や熟練を要する。
このような問題、課題を解決するために、補助電源装置、画像形成装置に関する先行技術には、次のような特許文献1、2が開示されている。
特開2004−303436号公報 特開2004−303435号公報
上述した特許文献1には、本体部から、補助電源装置を取り外した場合には、電気二重層コンデンサーと他の素子との間の電力の授受を遮断することにより、補助電源のメンテナンス時等の処理には注意が必要であることが記載されている。
また、特許文献2には、ユーザから機器の使用禁止モードへの移行指示があった場合、またはメンテナンス周期等にあわせて定期的なタイミングで使用禁止モードへ移行した場合に、補助電源装置の蓄電力を放電する必要があることが開示されている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の発明は、本体部から、補助電源装置を取り外した場合には、電気二重層コンデンサーに蓄電力は蓄えられた状態にある。この電力が蓄えられた補助電源装置の修理、又は再生、破棄、材料の分別等を行う場合には、非常な注意と熟練を要する。また、電子機器が故障した場合、電子機器そのものが使用出来ない場合が多くある。さらに、破棄処分になった電子機器は動作しない場合が多々ある。
上述した特許文献2に記載の発明は、操作部の故障、制御部の故障等により、機器そのものが動作しない場合には、補充電源の蓄電力を放電することは出来ない。
また、気二重層コンデンサーは、許容充電電圧が低いので、規格値限界まで充電して使用すると寿命が短くなる。特に満充電の状態で高温、高湿で使用すると寿命が更に短くなる。このような場合、蓄電装置そのものを交換するよりは、蓄電部のみ交換した方が経済的である。
そこで、本発明は上述した従来技術の問題点を鑑みてなされたものであり、その主な目的とするところは、処理に注意を必要としない蓄電ユニット、及び画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、装置本体に接続可能な蓄電ユニットであって、電を蓄可能な蓄電素子と、当該蓄電素子に直列に接続された抵抗と、前記抵抗に直列に接続され、前記蓄電素子が出力した電流が流れると発光する発光素子と、前記抵抗及び前記発光素子直列に接続され、前記蓄電ユニットが前記装置本体から取り外されると閉状態となる開閉手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、蓄電ユニットに放電を行う自己放電手段を設け、自己放電手段の放電を行うときは閉状態とし放電を行わないときは開状態とする開閉手段を設け、蓄電ユニットの蓄電力をこの開閉手段を使用して放電することにより、蓄電ユニットの処理の容易性を向上させることができる。
また蓄電ユニットを蓄電装置及び画像形成装置に取り付け、取り外し可能とすることにより、蓄電ユニットを交換する時の作業性と、作業の容易性、破棄等の時の処理の容易性を向上させることができる。
発明に係る蓄電ユニットの一実施の形態は、充放電が可能な蓄電ユニットであって、蓄電ユニットの放電を行う自己放電手段を有し、自己放電手段の放電を行うときは閉状態とし、放電を行わないときは開状態とする開閉手段とを備えたことを特徴とする(対応図面:図1、図4、手動により放電させるスイッチも含む)。
その目的は、蓄電ユニットの処理に注意を必要としない点にある。
上記構成によれば、蓄電ユニット内に自己放電する回路と、この自己放電する回路を開閉するスイッチとを設けて、蓄電ユニットの蓄電力をこの開閉スイッチを使用し、放電することにより、蓄電ユニットの処理を容易にすることができる。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、 蓄電ユニットに充電する充電機能を有する装置に、前記蓄電ユニットを取り付け、取り外しが可能とし、蓄電ユニットが取り外されると、開閉手段を閉状態とするようにしたことを特徴とする(対応図面:図1、図2、図3、図5、図6)。
その目的は、蓄電ユニットを充電する機能を有する本体からの取り外し、交換、破棄等の時における処理の容易性を向上させることにある。
上記構成によれば、蓄電ユニット内に自己放電する回路と、この自己放電する回路を開閉するスイッチを設けて、この蓄電ユニットが、本体から取り外されると、その開閉スイッチが閉じられる構成とすることにより、蓄電力が放電されるので、蓄電ユニットの取り外し、交換、破棄等時の処理の容易性向上が図れる。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、上記構成に加え、自己放電手段は、蓄電ユニットに直列に接続された抵抗と、抵抗に直列に接続され、放電状態を確認できる発光素子とで構成されていることを特徴とする(対応図面:図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図10)。これにより放電されたか否かを確認できる。
その目的は、蓄電力(放電)の状態を判るようにすることにある。
上記構成によれば、放電手段として、抵抗と直列に接続した発光ダイオード(LED)を使用することにより、放電の状態により、LEDの明るさが異なるので、蓄電された残電力の状態が分かり、蓄電ユニットを本体から取り外し、再生、破棄等時の処理の確認向上が図れる。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、電気二重層コンデンサーを直列に接続した蓄電ユニットとしたことを特徴とする。
その目的は、急速充電、急速放電が可能な蓄電ユニットとし、蓄電手ユニットを交換する時の作業性と、作業の効率性、破棄等の時の処理の容易性を向上させることにある。
上記構成によれば、蓄電手ユニットを交換する時の作業性と、作業の効率性、破棄等の時の処理の容易性を向上させることができる。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、電気二重層コンデンサーを直列に接続し、前記電気二重層コンデンサーの充電電圧を均等化する回路を設けた蓄電ユニットとしたことを特徴とする(対応図面:図6)。
その目的は、汎用性の高い蓄電ユニットとして且つ、蓄電ユニットを交換する時の作業性と、作業の効率性、破棄等の時の処理の容易性を向上させることにある。
上記構成によれば、蓄電ユニットの交換の容易性、処理の容易性を向上させることができる。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、電気二重層コンデンサーの複数の直列接続部分から自己放電する手段を設けたことを特徴とする(対応図面:図5、自己放電時間を短くすることができる)。
その目的は、放電時間を短くすることにより早く蓄電ユニットの交換を可能とし、作業の効率性、破棄等時の処理の容易性を向上させることにある。
上記構成によれば、作業の効率性、破棄等時の処理の容易性を向上させることができる。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、上記構成に加え、蓄電ユニットの自己放電を禁止する手段を備えたことを特徴とする(対応図面:図3、一時的な取り外し等の自己放電させたく無い場合に使用する)。
その目的は、放電が必要無い時に自己放電を停止することにある。
上記構成によれば、本体から、蓄電ユニットを取り外す前に、自己放電を停止するスイッチにより自己放電を停止し、放電する必要が無いときの放電を禁止することが出来る。
発明に係る蓄電装置の一の実施形態は、電子機器への取付取り外しが可能であり、上記いずれかの蓄電ユニットと、蓄電ユニットを充電する充電手段とを備えたことを特徴とする(対応図面:図2、図5、図6)。
その目的は、充電を可能とし、蓄電ユニットの交換を可能とし、作業の容易性、破棄等時の処理の容易性を向上させることにある。
上記構成によれば、充電が可能であり、蓄電ユニットの交換を可能とし、作業の容易性、破棄等時の処理の容易性を向上させることが出来る。
発明に係る蓄電ユニットの他の実施形態は、上記構成に加え、開閉手段は、蓄電ユニットが本体に取り付けられると開状態とするようにしたことを特徴とする(対応図面:図1、図2、図3、図5、図6)
その目的は、蓄電ユニットが本体に取り付けられると充電可能とすることにある。
上記構成によれば、この蓄電ユニットが、本体に組み付けられると、開閉スイッチが開放される構成とすることにより、蓄電力の自己放電が停止されるので、充電が可能となる。
発明に係る画像形成装置の一実施の形態は、上記何れかの蓄電ユニットに、充電する充電手段と、蓄電ユニットの蓄電力を放電する手段を備えた画像形成装置であることを特徴とする(対応図面:図9、図10)。
その目的は、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の修理、メンテナンス、再生、破棄等の時の、作業の容易性を向上させた画像形成装置の提供にある。
上記構成によれば、蓄電ユニットの放電が可能となり、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の修理、メンテナンス、再生、破棄等の時の、作業の処理の容易性を向上させることができる。
発明に係る画像形成装置の一実施の形態は、上記蓄電装置を、画像形成装置本体に備えた画像形成装置であることを特徴とする(対応図面:図9)。
その目的は、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の修理、メンテナンス、再生、破棄等の時の、作業の容易性を向上させた画像形成装置の提供にある。
上記構成によれば、蓄電ユニットの放電が可能となり、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の修理、メンテナンス、再生、破棄等の時の、作業の容易性を向上させることができる。
発明に係る画像形成装置の他の実施形態は、上記構成に加え、トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行う定着装置を備え、蓄電装置の蓄電力を定着装置の加熱部の電力として使用することを特徴する(対応図面:図9)。
その目的は、放電が必要無い時に自己放電を停止し、放電が必要な時に放電させることにある。
上記構成によれば、本体から、蓄電ユニットを一時的に取り外す前に、自己放電を停止するスイッチにより自己放電を停止し、画像形成装置のメンテナンス、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の再生、または、機器、ユニットの材料分別等の為に、蓄電ユニットの蓄電力を放電する必要があるときには放電することが出来る。
発明に係る画像形成装置の他の実施形態は、上記構成に加え、蓄電装置を、画像形成装置本体の補助電源としたことを特徴とする(対応図面:図7)。
その目的は、放電の必要無い時に自己放電を停止し、放電が必要な時に放電させることにある。
上記構成によれば、本体から、蓄電ユニットを一時的に取り外す前に、自己放電を停止するスイッチにより自己放電を停止し、画像形成装置のメンテナンス、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の再生、または、機器、ユニットの材料分別等の為に、蓄電ユニットの蓄電力を放電する必要があるときには放電することが出来る。
発明に係る画像形成装置の他の実施形態は、上記構成に加え、トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行う定着装置を備え、前記蓄電ユニットの蓄電力を定着装置の加熱部の電力として使用することを特徴する(対応図面:図9)。
その目的は、放電が必要無い時に自己放電を停止し、放電が必要な時に放電させることにある。
上記構成によれば、本体から、蓄電ユニットを取り外す前に、自己放電を停止するスイッチにより自己放電を停止し、画像形成装置のメンテナンス、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の再生、または、機器、ユニットの材料分別等の為に、蓄電ユニットの蓄電力を放電する必要があるときには放電することが出来る。
発明に係る画像形成装置の他の実施形態は、上記構成に加え、蓄電ユニットの蓄電力を画像形成装置の補助電力としたことを特徴とする(対応図面:図7)。
その目的は、放電が必要無い時に自己放電を停止し、放電が必要な時に放電させることにある。
上記構成によれば、本体から、蓄電ユニットを一時的に取り外す前に、自己放電を停止するスイッチにより自己放電を停止し、画像形成装置のメンテナンス、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の再生、または、機器、ユニットの材料分別等の為に、蓄電ユニットの蓄電力を放電する必要があるときには放電することが出来る。
発明に係る画像形成装置の他の実施形態は、上記構成に加え、自己放電手段の放電を行うときは閉状態とし放電を行わないときは開状態とする開閉手段を備えたことを特徴とする(対応図面:図7)。
その目的は、事前に放電を行ない、処理の容易性の確保をすることにある。
上記構成によれば、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の修理、メンテナンス、再生、破棄等の時に、事前に放電を行うことにより、作業の容易性の向上を図ることができる。
発明に係る画像形成装置の他の実施形態は、上記構成に加え、開閉手段を画像形成装置本体の内部に設けたことを特徴とする(対応図面:図7)。
その目的は、一般ユーザが操作できないようにすることにある。
上記構成によれば、機器の内部にスイッチを設けることにより、メンテナンス、再生、破棄等の作業が必要な人のみが使用可能となり、必要時以外の放電を防止できる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
次に本発明に係る実施例について述べる。
図1は、本発明に係る蓄電ユニットの蓄電力を開閉手段としての開閉スイッチ2により放電する回路の一実施例を示す図である。
本実施例の蓄電ユニットは、電気二重層コンデンサーを直列に接続したキャパシタバンク1を使用している。このキャパシタバンク1には、後で説明する画像形成装置の定着部の定着ヒータ6と、リレー7と、電界効果トランジスタFET8とが直列に接続されている。
キャパシタバンク1の蓄電力は、画像形成装置の制御部9により、リレー7及びFET8がON,OFF制御され、供給される。また、このキャパシタバンク1は、充電回路5により定電流充電、定電力充電、定電圧充電される。定着ヒータは大きな電力を必要とし、且つ高い電圧を必要とするのでDC45V〜90Vが一般的に使用されている。この電圧は高電圧であるが、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の修理、メンテナンス、再生、分別破棄等のために取り外された場合には自然放電を生じるので好ましくない。
次に、この蓄電力を放電するための放電動作について説明する。
放電回路4は、抵抗4aと、LED4bとで構成され、キャパシタバンク1に抵抗4aと、LED4bと、開閉スイッチ2とが直列に接続されている。開閉スイッチ2が閉じられた状態(蓄電ユニットが本体から取り外された状態)の場合には、キャパシタバンク1に蓄電された蓄電力は、抵抗4aと、LED4bと、開閉スイッチ2とを介して放電される。
LED4bには、この放電電流が抵抗4aを通して流れ、放電中である表示がされる。
このLEDの明るさは蓄電ユニットの蓄電力が低くなると徐々に暗くなる。抵抗4aはキャパシタバンク1の蓄電力が放電され一定の蓄電力以下になると、LED4bが消灯する抵抗値に予め設定される。
尚、放電時間を短くするために、LED4bは使用しないで、放電抵抗4aのみとし抵抗値を小さくしても良い。また、開閉スイッチ2の動作は、図2(a)、(b)の説明で行う。
次に、図2(a)、(b)の説明を行う。
図2(a)は、充電装置5に蓄電ユニット3がコネクター15により取り付けられた実施例の説明図であり、図2(b)は図2(a)に示した開閉スイッチが閉じた状態を示す図である。
充電装置の回路を実装したPCB16にコネクターのオス15aが実装され、蓄電ユニット3の放電回路4が実装されたPCB16にコネクターのメス15bが実装されている。
充電装置側のコネクター15のオス15aに蓄電ユニット側のコネクターのメス15bが挿入され蓄電ユニット3は、取り付けられている。
充電装置5と蓄電ユニット3を合わせて蓄電装置10としている。
蓄電力の放電動作については、すでに図1で説明したので省略する。
充電装置5から蓄電ユニット3が取り外されて状態の開閉スイッチ2の接続部材2bは、スプリング2cにより押され、接点2dに接続される。接点2dは図2(b)に示すような位置になる。
充電装置5に蓄電ユニット3が取り付けられると、スイッチ開閉部材2aが、充電装置5のPCB16より押され、スイッチ開閉部材2aに取り付けられた接続部材2bは、接点2dから離れた位置、図2(a)の位置になる。
つまり、充電装置5から蓄電ユニット3が取り外さると、開閉スイッチ2は閉じられ、キャパシタバンクの蓄電力は放電され、充電装置5に蓄電ユニット3が取り付けられると、放電は停止する。
次に、図3の説明を行う。
図3は、蓄電ユニット3に自己放電禁止手段を設けた実施例を示す図である。
本実施例の場合は、自己放電禁止手段18の開閉スイッチを開放することにより、開閉スイッチ2が閉じられても自己放電は禁止される。蓄電ユニットを一時的に取り外す場合や、放電を必要としない場合に、このスイッチを開放すれば放電を禁止することが出来る。
次に、図4の説明を行う。
図4は、蓄電ユニットに自己放電する手動のスイッチ11を設けた実施例を示す図である。
本実施例の場合は、放電をしたい時には、手動によりスイッチ11を閉じて、放電したく無い時には、スイッチ11を手動により開放すれば良い。
次に、図5の説明を行う。
図5は、蓄電ユニットに自己放電する回路を2個、設けた実施例を示す図である。
本実施例の場合は、直列に接続された、電気二重層コンデンサ(キャパシタセル)の中間に放電回路12を設けた実施例である。
この放電回路12により、放電時間は短縮される。
次に、図6の説明を行う。
図6は、キャパシタセル1bに均等化回路1aを並列に接続し、蓄電ユニット(キャパシタユニット)とした実施例を示す図である。本実施例の場合は、汎用性が高くなる。
図7は、画像形成装置の機器内部に、自己放電するスイッチ19を設けた実施例を示す図である。
図7に示した開閉スイッチ19が閉じられると、放電回路4を介して蓄電力が放電されるようになっている。
本実施例の場合は、蓄電ユニット3を取り外す前に放電することが可能である。
次に、図8の説明を行う。
図8は、本発明に蓄電ユニットの蓄電力をAC電力が不足した時に切り替えて負荷に供給する実施例を示す図である。
高速分野の画像形成装置の場合は、定着加熱部に使用する電力が大きく、一般的に使用されている100V、15A定格の商用電源を用いると、不足する場合が発生する。また、主電源スイッチON時に、画像形成装置が使用できる状態の定着温度に到達するまで、多くの時間を必要とする。この時の電力不足を、蓄電ユニットを補助電源として使用し、その余った電力を定着加熱部に供給する。具体的な、動作を図8に基づいて説明する。
商用電源20は、AC/DCコンバーター21及び定着加熱部30の温度制御回路26に供給されている。AC/DCコンバーター21は定電圧を生成する回路であり、その出力は、画像形成装置制御回路23及び充電制御回路22、切り替え回路28を介して負荷29に供給されている。この負荷29は、画像形成動作を行うための各種モーター、ソレノイド、クラッチ等のパワー系負荷を示す。
充電制御回路22は、画像形成装置制御回路23からの指示に基づき、充電電圧検出回路25により充電電圧を確認し蓄電ユニットに充電を行う。充電された蓄電ユニット24の蓄電力は、定電圧生成回路27に入力される。この定電圧生成回路27は蓄電ユニットの電圧が、放電により低下しても、一定電圧(例として24V)を生成する昇降圧コンバーター機能を備えている。
この定電圧生成回路27の出力は、切り替え回路28に入力される。定着加熱部30の温度制御回路26は、定着加熱部30に設けられた温度検出素子31により加熱部温度を検出し、検出温度が予め設定された温度より低い場合には、加熱部に商用電源より電力を供給し、検出温度が予め設定された温度より高い場合には、電力供給を遮断する。
画像形成装置制御回路23は、定着加熱部30の温度制御回路26により、予め設定された電力を定着加熱部30に電力供給しても、定着加熱部30の温度が、予め設定された温度より低下した場合には、切り替え回路としての切り替えスイッチ28を蓄電ユニット側に切り替え、負荷に電力を供給し、余った電力を定着加熱部30に供給する。
通常時は、定着加熱部30には、80%デュティーの電力供給を行ない、切り替えスイッチ28を蓄電ユニット側に切り替えた時には、100%デュティーの電力供給を行う。
以上の動作により、100V15Aの商用電源での使用が難しい画像形成装置でも使用可能になる。
次に、図9の説明を行う。
図10は、本発明に係る蓄電ユニットを備えた画像形成装置の制御回路構成図の実施例を示す図である。
本実施例の蓄電装置111は、充電回路46、放電回路104、開閉スイッチ102、均等化回路170、キャパシタバンク90で構成されている。
尚、本実施例の場合には、放電回路104、開閉スイッチ102、キャパシタバンク90の構成が蓄電ユニットとして、取り付け、取り外しが可能となっている。
まず始めに、図9に記載の充電回路46の動作説明を行う。
充電回路46は、出力電圧を発生する手段(電圧可変手段)3と、この出力電圧を制御する出力制御手段70と、この出力制御手段70にフィードバックされる、充電電圧検出回路160とで構成される。
また、出力制御手段70はCPU70aを備え、このCPU70aに内部バスで接続された定電圧出力用及び定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70e、A/Dコンバーター70c、充電電流検出回路70d、シリアルコントローラ(SIC)70b、図示はしないが、ROM、RAM、ターマー、割り込み制御回路及び入出力ポートを有している。
以下に詳細な説明を行う。
主電源スイッチ110を介して交流電源47からの交流入力はフィルター1を介して、全波整流回路2に接続され、全波整流される。この全波整流された出力は平滑コンデンサーC2によりリップル成分等が除去される。
全波整流回路2の直流出力側には、平滑コンデンサーC2と並列に高周波トランス200の一次コイル200aが接続され、この一次コイル200aに、スイッチング手段としてFET8が直列に接続されている。FET8で構成されるスイッチング回路は、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70eから出力されるPWM信号により、FET8がスイッチング(ON,OFF動作)すると一次コイル200aにはスイッチング電流が流れる。
この一次側のスイッチ電流により、トランス200の二次コイル200bにスイッチ電圧が誘起する。このスイッチング周波数の導通期間を変えれば、出力電圧の制御を行うことが出来る。
トランス200の二次コイル200bには整流回路としてダイオードD1、D2が接続され、スイッチング電圧はこの整流回路で整流され、チュークコイル50及びコンデンサーC1により平滑され、直流出力に変換される。この直流出力は、ダイオード270を通してキャパシタバンク90に供給される。
次に、キャパシタバンク90に充電する動作の説明を行う。
本実施例のキャパシタバンク90には、満杯充電時に2.5Vになるキャパシタセル(電気二重層コンデンサセル)が18個、直列に接続されている。従って、18個のキャパシタセルが満充電になると、45Vの電圧が蓄電される。
尚、本発明の蓄電ユニットのキャパシタバンク90は、対象とする画像形成装置の連続コピー時の温度落ち込みを防止出来る容量または、必要とする定着立ち上げ時間を達成できる容量のセル構成としている。
まず初めに、キャパシタバンク90に充電された充電電圧検出回路160の動作説明を行う。
キャパシタバンク90の端子間電圧は、抵抗R2と抵抗R3とにより分圧回路を構成した充電電圧検出回路160により検出され、その出力は、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70eのA/Dコンバータ70c及びエンジン制御部10のA/Dコンバーター10bに入力される。この出力電圧は、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70eにより監視され、PWM信号のONデューティを変えることにより制御される。
尚、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eの説明は後で行う。
次に、キャパシタバンク90の充電電流検出方法について説明する。
キャパシタバンク90の充電電流の検出は、キャパシタバンク90と直列に接続された抵抗R1を流れる電流を端子間電圧として検出し、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eの充電電流検出回路70dに入力される。
次に、キャパシタセル個々の満充電を検出し、バイパス回路170aを動作させ、各キャパシタセルの充電電圧を均等化する均等化回路170の動作説明を簡単に行う。
電圧可変手段3によりキャパシタセル9aは充電され、満充電の2.5Vに充電されると、均等化回路170aは充電電流をバイパスする。他のキャパシタセルに並列に接続されたバイパス回路も同様な動作を行ない、各キャパシタセルの充電電圧は均等化される。
均等化回路170は、何れかのキャパシタセルの満充電を検知し、バイパス回路を動作させると、定電圧出力、定電流及び定電力充電用PWM発生回路70eに単セル満充電信号44を出力する。また、均等化回路170は、全てのキャパシタセルの満充電を検知し、全てのバイパス回路を動作させると、定電圧出力、定電流及び定電力充電用PWM発生回路70eに全てのキャパシタセルの満充電信号45を出力する。
次に、キャパシタバンク90の充電電圧検出、充電電流の検出およびバイパス回路の動作を検出し、キャパシタバンク90に定電流充電または定電力充電を行う、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eの動作説明をする。
定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eは、キャパシタバンク90の充電電圧検出、充電電流の検出およびバイパス回路の動作を検出し、キャパシタバンク90に定電流充電または定電力充電または定電圧充電を行うためのPWM信号を発生させる回路である。
定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eはキャパシタバンク90の端子間電圧を充電電圧検出回路160の出力により検出し、キャパシタバンク90の端子間電圧が、予め設定された値より低い場合には、キャパシタバンクと直列に接続された抵抗R1の端子間電圧を逐次検出し、この端子間電圧に対応した、予め設定された定電流充電にするためのPWM信号を、FET8のゲートに出力する。
尚、この予め設定された定電流充電にするためのPWM信号は、抵抗R1の端子間電圧と、PWM信号のONデュティーとの関係を予め作成した、テーブルを使用しても良く、演算により算出しても良い。
また、充電電流のみ参照し、予め設定された充電電流になるよう、PWM信号を制御しても良い。
さらに、キャパシタバンク90が充電されてない状態の場合は、大きな突入電流がキャパシタバンク90に流れるのを防止しするために、初めは出力電圧を低くし、徐々に出力電圧を高くするようにPWM信号を出力しても良い。
キャパシタバンク90の端子間電圧が、予め設定された値以上になると、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eは、定電力充電を行うために、キャパシタバンク90の充電電流と、キャパシタバンク90の端子間電圧の検出を逐次行ない、検出した充電電流と充電電圧から、予め設定された定電力充電を行うためのPWM信号を、FET8のゲートに出力する。
尚、このPWM信号は、キャパシタバンクの充電電流と、キャパシタバンク90の端子間電圧の検出を行ない、この検出した充電電流と充電電圧から、予め設定された定電力充電を行うためPWM信号を演算して決定する。
次に定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eは、何れかの単セル満充電信号44を検出すると、再び予め設定された定電流充電にするPWM信号を、FET8のゲートに出力する。
次に、定電圧出力、定電流充電及び定電力充電用PWM発生回路70eは、全てのキャパシタセルの満充電信号45を検出すると、一定期間定電圧充電を行ない、その後充電動作を停止する信号をFET8のゲートに出力する。
次にエンジン制御部10の説明を行う。
エンジ制御部は、CPU10aに内部バスで接続された、シリアルコントローラ(SCI)10d、入出力ポート10c、A/Dコンバーター10b、NV−RAM10e及びROM、RAM、タイマー、割り込み制御回路(INT)等で構成されている。
本実施例では、定着装置の加熱部としてAC定着ヒータ30と、補助ヒータとしてのDC定着ヒータ220とを備えている。 CPU10aのA/Dポート10bには、図11に示す、定着装置1100の定着ローラー210の表面温度(定着温度)を検出する温度検出回路280、33が接続されている。温度検出回路280は、DCヒーター用サーミスタ28aと直列に接続された抵抗R10とで構成され、DC定着ヒータ220に対応する測定領域の温度を検出する回路である。温度検出回路33は、ACヒーター用サーミスタ33aと直列に接続された抵抗R11とで構成され、AC定着ヒータ30に対応する測定領域の温度を検出する回路である。
DC定着ヒータ220は、立ち上げ時及び連続コピー時の温度落ち込み時に補助ヒータとして使用される。
入出力ポート10cには温度検出回路280の温度検出結果により、キャパシタバンク90に蓄電された電力を定着装置内部に備えられた、DC定着ヒータ220に電力を供給するリレー101と開閉スイッチとしての放電回路(FET)190及び、温度検出回路33の検出結果により、AC定着ヒータ30に電力を供給する。画像形成動作を行うために必要な、モーター、ソレノイド、クラッチ等の負荷230、画像形成動作を行うために必要なセンサー13、スイッチ回路15等の入力が接続されている。
CPU10aは、出力制御手段70とシリアルコントローラ(SCI)10dとを介して信号の送受信を行う。
また、CPU10aは、キャパシタバンク90の端子間電圧を充電電圧検出回路160により検出し、キャパシタバンク90の電力放電が可能か判断する。また、CPU10aは、DC定着ヒータ220供給する電圧値または、定着装置の立ち上げ用のパターン等を、出力制御手段70のCPU70aに出力する。
次にACヒーター制御回路43の説明を行う。
主電源ON時及び通常のコピー動作時には、AC定着ヒータ30に電力を供給してコピー動作が行われる。CPU10aは、温度検出回路33が予め設定された、温度以下の温度を検出すると、フォトトライアック(登録商標)ドライブ回路35に、トライアック(登録商標)をONする信号を入出力ポート10cのポート4より出力する。定着ヒータ30には電力が供給される。温度検出回路33が予め設定された、温度以上の温度を検出すると、フォトトライアック(登録商標)ドライブ回路35にトライアック(登録商標)をOFFする信号を入出力ポート10cのポート4より出力する。AC定着ヒータ30への電力供給は停止される。
次に、DC定着ヒータ220に電力供給する動作を説明する。
CPU10aは、主電源がONされた時、充電電圧検出回路160の充電電圧を確認した後、キャパシタバンク90の蓄電力をDC定着ヒータ220に供給するために、入出力ポート10cのポート1より、FET190をONする信号を出力し、ポート2より、リレー101をONする信号を出力する。キャパシタバンク90の蓄電力がDC定着ヒータ220に供給される。
または連続コピー時に定着加熱部の温度が低下して、未定着画像が発生する温度になると、出力制御手段70からの全セル満充電信号または、充電電圧検出回路160の充電電圧を確認した後、キャパシタバンク90の蓄電力をDC定着ヒータ220に供給するために、入出力ポート10cのポート2より、リレー101を閉じる信号を出力し、入出力ポート10cのポート1より、FET190をONする信号を出力する。キャパシタバンク90の蓄電力がDC定着ヒータ220に供給される。
CPU10aは温度検出回路280により定着加熱部の温度検出を行ない、予め設定された温度以上の温度検出を行うと、キャパシタバンク90の電力放電の停止を行うために、入出力ポート10cのポート2より、リレー101を開放する信号を出力し、入出力ポート10cのポート1より、FET190をOFFする信号を出力する。
次に、画像形成装置内部に備えられた、開閉スイッチ102の説明を行う。
画像形成装置の保守、蓄電ユニットの交換、画像形成装置の再生、または、機器、ユニットの材料分別等の為に、蓄電ユニットの蓄電電力を事前に放電したい場合には、画像形成装置内に備えられた、開閉スイッチ10をONすることにより、キャパシタバンクの蓄電力は放電される。
次に、画像形成装置の全体を制御するコントロール回路8の説明をする。コントロール回路8は、画像形成装置の全体を制御するCPU8a、CPU8aに内部バスで接続されたシリアルコントローラ(SCI)8b、ROM、RAM、プリンタで使用する画像展開用のワークメモリ、書き込み画像のイメージデータを、一時蓄えるフレームメモリ、CPU周辺を制御する機能を搭載したASIC及びそのインターフェース回路等で構成される。
CPU8aには、パネルを操作して使用者がシステム設定の入力を行う、入力と、使用者にシステムの設定内容状態を表示する、表示および入力の制御を行う操作部制御回路37、エンジン制御部10が、シリアルコントローラ(SCI)を介して接続されている。
次に、図11の説明を行う。
図11は、図10に示した画像形成装置に用いられる定着装置1100の概略構成を示す縦断側面図である。
図11に示すように、定着装置1100は、定着部材である定着ローラー210、加圧部材である加圧ローラー2300、及び加圧ローラー2300を一定の加圧力で定着ローラー210に押し当てる加圧手段(図示せず)を備えている。定着ローラー210及び加圧ローラー2300は、駆動機構(図示せず)により回転駆動される。
また、定着装置1100には、ACヒーター30と、DC定着ヒータ220の2つと、定着ローラー210の表面温度検出用サーミスタ28a、33aとが設けられている。
これらの定着ヒータ30、220は、定着ローラー210の内部に配置されており、その定着ローラー210を内部から加熱して定着ローラー210に熱を供給する。
また、表面温度検出用サーミスタ28a、33aは、定着ローラー210の表面にそれぞれ当接され、定着ローラー210の表面温度(定着温度)を検出する。尚、サーミスタ33aはAC定着ヒータ、に対応する測定領域に配置され、表面温度検出用サーミスタ28aはDC定着ヒータ220に対応する測定領域に配置されている。
AC定着ヒータ30及びDC定着ヒータ220は、定着ローラー210の温度が目標温度に達していないときにONされて定着ローラー210を加熱するヒータである。また、DC定着ヒータ220は、画像形成装置の主電源投入の時や省エネのためのオフモード時からコピー可能となるまでの立ち上げ時等、すなわち、定着装置1100のウォームアップ時に蓄電部の蓄電力を使用し定着装置の立ち上げを補助ヒータである。
このような定着装置1100では、トナー画像を担持したシートが定着ローラー210と加圧ローラー2300とのニップ部を通過する際に定着ローラー210及び加圧ローラー2300によって加熱及び加圧される。これにより、シートにはトナー画像が定着される。
次に図12の説明を行う。
図12は、図1〜図5の蓄電ユニット(キャパシタユニット)に均等化回路を接続した回路図である。
尚、図6のキャパシタユニットの場合には、均等化回路も含むので図12を全て含む。
キャパシタセルが18個と、個々のキャソタセルにバイパス回路、18個が直列に接続されている。
尚、C1〜C18は、電力を貯蓄するために直列に接続された電気二重層キャパシタである。
バイパス回路1は、キャパシタC1の端子間に並列に接続される。
バイパス回路1は、シャントレギュレーターX1と、抵抗R1〜R6、トランジスタQ1、ダイオードD1により構成される。
抵抗R1及び抵抗R2からなる分圧回路と、シャントレギュレーターX1によりキャパシタセルC1の端子電圧の検出が行われる。
シャントレギュレーターX1の制御端子に抵抗R1及び抵抗R2からなる分圧回路の分圧電圧が入力され、キャパシタC1の端子電圧が所定の電圧に充電されると、シャントレギュレーターX1はONする。
シャントレギュレーターX1がONすると、トランジスタQ1に抵抗R4を通してベース電流が流れトランジスタQ1はONする。トランジスタQ1がONすると、抵抗R6により決まる電流で、キャパシタC1の充電電流がバイパスI2される。
また、トランジスタQ1がONすると、トランジスタQ2もONし、ホトカプラーTLP1,TPL2の発光ダイオードに抵抗R8,R9を通して電流が流れる。
Bank Full端子は、他のバイパス回路と直列に接続されているので、全てのキャパシタが所定の電圧に充電され、全てのバイパス回路が動作することにより、満充電信号として出力される。
この信号により、図13の定電圧出力及び定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70eのPWM信号出力は停止される。
バイパス回路のCell Full端子は、並列に接続されており、いずれかのバイパス回路に接続されたキャパシタが所定の電圧に充電され、バイパス回路が動作すると、セル満充電信号として出力される。
セル満充電信号は図13の定電圧出力用及び定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70eに入力されており、定電圧出力及び定電流充電及び定電力充電用のPWM発生回路70eはこの信号により所定の、定電流充電動作を行う。
バイパス回路2〜18は、バイパス回路1と同じなので、説明は省略する。
以上説明したように本実施例によれば、蓄電ユニット内に蓄電力を自己放電する手段を設けることにより、処理の容易性を向上させた、蓄電ユニット、蓄電装置、画像形成装置の提供ができる。
本発明に係る蓄電ユニット(キャパシタユニット)の蓄電力を開閉手段としての開閉スイッチにより放電する回路の一実施例を示す図である。 本発明の蓄電装置の全体図であり、充電装置に蓄電ユニット(キャパシタユニット)が取り付けられた実施例の説明図であり、開閉スイッチの開放状態を示す図である。 蓄電ユニットに自己放電禁止手段を設けた実施例を示す図である。 蓄電ユニットの蓄電力を手動のスイッチにより自己放電する実施例を示す図である。 放電回路を複数有した蓄電ユニットの実施例を示す図である。 蓄電ユニット(キャパシタユニット)に均等化回路まで設けた蓄電装置の実施例を示す図である。 画像形成装置側に自己放電回路を設けた実施例を示す図である。 本発明に蓄電ユニットの蓄電力をAC電力が不足した時に切り替えて負荷に供給する実施例を示す図である。 本発明に係る蓄電ユニットを備えた画像形成装置の制御回路構成図の実施例を示す図である。 画像形成装置本体に蓄電ユニットを取り付けた実施例を示す図である。 定着装置11の概略構成を示す縦断側面図である。 キャパシタバンクにバイパス回路を接続した蓄電ユニットの実施例を示す図である。
符号の説明
1 キャパシタバンク
1b キャパシタセル
2 押しボタン式開閉スイッチ
2a 押しボタン
2b 接続部材
2c スプリング
2d 接点
3 蓄電ユニット(キャパシタユニット)
4 放電回路
4a 抵抗
4b LED
5 充電装置
6 定着ヒータ
9 画像形成装置制御部
10 蓄電装置
15 コネクター
16 PCB(回路部品が搭載されたプリント配線基板)

Claims (6)

  1. 装置本体に接続可能な蓄電ユニットであって、
    を蓄可能な蓄電素子と、
    当該蓄電素子に直列に接続された抵抗と、
    前記抵抗に直列に接続され、前記蓄電素子が出力した電流が流れると発光する発光素子と、
    前記抵抗及び前記発光素子直列に接続され、前記蓄電ユニットが前記装置本体から取り外されると閉状態となる開閉手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄電ユニット。
  2. 前記開閉手段は、前記装置本体に取り付けられると開状態となることを特徴とする請求項1に記載の蓄電ユニット。
  3. 前記蓄電ユニットは、前記抵抗、前記発光素子、及び前記開閉手段と直列に、ユーザの自己放電禁止の指示に基づいて開状態となる自己放電禁止手段を備えたこと特徴とする請求項1または2に記載の蓄電ユニット。
  4. 前記蓄電素子と直列に、前記抵抗及び前記発光素子を複数備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄電ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄電ユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行う定着装置を備え、前記蓄電素子の蓄電力を、前記定着装置の電力として使用することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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