JP4424183B2 - エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法 - Google Patents

エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4424183B2
JP4424183B2 JP2004354138A JP2004354138A JP4424183B2 JP 4424183 B2 JP4424183 B2 JP 4424183B2 JP 2004354138 A JP2004354138 A JP 2004354138A JP 2004354138 A JP2004354138 A JP 2004354138A JP 4424183 B2 JP4424183 B2 JP 4424183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
airbag
vehicle
detected
deployment control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004354138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006160066A (ja
Inventor
俊 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004354138A priority Critical patent/JP4424183B2/ja
Publication of JP2006160066A publication Critical patent/JP2006160066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4424183B2 publication Critical patent/JP4424183B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、エアバッグの展開を制御する車両用エアバッグ展開制御装置及びエアバッグ展開制御手段に関する。
車両衝突時に乗員を保護するために車両にエアバッグ装置が搭載されている。エアバック装置などの乗員保護装置は、車両に搭載された加速度計により検出される加速度の時間的変化に基づいて起動制御される。しかしながら、車両の衝突の際の乗員の移動方向や移動量,移動のタイミングなどは衝突の形態によって異なるため、衝突の形態に応じてより適切にエアバッグ装置を起動することが要求される。
例えば、車両の前部左右に配置された加速度計により検出される前後加速度の差や比に基づいて衝突の形態を判別する乗員保護装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。当該乗員保護装置によれば、車両の正面全面が衝突する対称衝突(フルラップ衝突)と車両の正面の片側が衝突する非対称衝突(オフセット衝突)とを判別でき、衝突の形態に応じて、ステアリングホイールやダッシュパネルから乗員を保護するエアバッグを起動する。また、車両の側面に加速時計を設け、車両方から衝撃が検出された場合、車室内の側面部にエアバッグを展開し、車両方からの衝撃を緩和する乗員保護装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、特許文献1記載の乗員保護装置では、車両前方の衝撃を検出して車両前方からエアバッグを展開し、特許文献2記載の乗員保護装置では、車両側面の衝撃を検出して車室の側面部にエアバッグを展開するものである。すなわち、車両前方の衝撃に対して、車室の側面部にエアバッグが展開されるような乗員保護装置はこれまで提案されていない。
オフセット衝突したような場合、車両には前後方向以外の加速度が生じ、乗員は例えば遠心力の影響を受け車両室内の側面部に移動する場合がある。したがって、これまでは、車両前方からの衝突に対し、車室の側面部に展開されるエアバッグの展開制御が充分に考慮されていないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、車両前後方向の衝突に対して衝突形態に応じてエアバッグの展開を制御するエアバッグ展開制御装置及びエアバッグ展開制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、車両前方の左右にそれぞれ配置され、左右それぞれの前後加速度を検出する第1及び第2の加速度検出手段(右前突センサ15及び左前突センサ16)と、 車幅方向に所定値以上の加速度を検出した場合に、車両室内の左右側面にそれぞれ展開される左右のエアバッグ(右側カーテンエアバッグ11及び左側カーテンエアバッグ12)と、第1及び第2の加速度検出手段により検出された左右の前後加速度に応じて、乗員の移動方向にある左又は右の前記側面エアバッグを展開するエアバッグ展開制御手段と、を有することを特徴とするエアバッグ展開制御装置を提供する。
本発明によれば、車両前後方向の衝突に対して衝突形態に応じてエアバッグの展開を制御するエアバッグ展開制御装置を提供することができる。車両前方より車両左右どちらか一方に大きな衝撃が加わるオフセット衝突が発生した場合、衝突時の衝撃により車両が旋回し、その際発生する遠心力により乗員は車体側面方向に移動させられるが、本発明によればオフセット衝突した側の車両室内の側面にエアバッグが展開されるので、車体側面方向に移動させられた乗員の受ける衝撃を低減できる。
また、本発明の一形態において、前記第1及び第2の加速度検出手段よりも車両後方に配置された第3の加速度検出手段を、有し、前記第1の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第2の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、及び、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、の組み合わせに応じて、前記エアバッグ展開制御手段は、乗員の移動方向にある左又は右の前記側面エアバッグを展開する、ことを特徴とする。
本発明によれば、オフセット衝突し第1及び第2の加速検出手段により検出された加速度の差が所定より大きい場合でも、第3の加速度検出手段で検出される加速度が所定より小さい程度の衝突の場合にはエアバッグを展開しないので、エアバッグの交換費用を低減できる。
また、本発明の一形態において、前記第1及び第2の加速度検出手段よりも車両後方に配置された第3の加速度検出手段を、有し、前記第1の加速度検出手段により検出された前後加速度と前記第2の加速度検出手段により検出された前後加速度の差が所定値以上か否か、及び、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否かに基づき、前記エアバッグ展開制御手段は、乗員の移動方向を判定する、ことを特徴とする。
また、本発明の一形態において、運転席又は助手席の前方に展開される前側エアバッグを備え、前記第1の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第2の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、及び、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、の組み合わせに応じて、前記エアバッグ展開制御手段は、左の前記側面エアバッグ、右の前記側面エアバッグ、運転席の前記前側エアバッグ、又は、助手席の前記前側エアバッグ、を選択して展開させる、ことを特徴とする。
また、本発明の一形態において、車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段を有し、前記エアバッグ展開制御手段は、前記第1の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第2の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、及び、前記ヨーレート検出手段が検出したヨーレートに基づき、車両が旋回しているか否かを判定し、旋回していると判定した場合に、左の前記側面エアバッグ又は右の前記側面エアバッグを展開させる、 ことを特徴とする。
本発明によれば、オフセット衝突した後の車両が旋回を開始していることを検出してエアバッグを展開するので、車両室内の側面のエアバッグが必要な状況においてエアバッグを展開できる。
また、本発明の一形態において、車窓の開又は閉状態を検出する車窓開閉状態検出手段を有し、エアバッグ展開制御手段は、前記車窓開閉状態検出手段により車窓が開いていることが検出された場合、左の前記側面エアバッグ又は右の前記側面エアバッグを展開させる、ことを特徴する。
本発明によれば、車窓が開いており乗員が車外に放出されたり身体の一部を突出させるおそれがある場合、エアバッグを展開させることができる。
また、本発明は、車両前方の左右に配置され、左右それぞれの加速度を検出する第1及び第2の加速度検出手段と、車両室内の左右側面にそれぞれ展開される左右の側面エアバッグと、前記第1及び第2の加速度検出手段により検出された前後加速度のうち何れか所定値を超えた側の側面エアバッグを展開するエアバッグ展開制御手段と、を有することを特徴とする
本発明によれば、車両前後方向の衝突に対して衝突形態に応じてエアバッグの展開を制御するエアバッグ展開制御装置及びエアバッグ展開制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、実施例を挙げながら添付図面を参照して説明する。図1は、エアバッグ展開制御装置が適用された車両の概略平面図を示す。エアバッグ展開制御装置を搭載した車両10は、右側カーテンエアバッグ11と左側カーテンエアバッグ12、運転席エアバッグ13と助手席エアバッグ14を備えるとともに、電気制御装置(以下、エアバッグECUという)18、右フロントサテライトセンサ(以下、右前突センサという)15と左フロントサテライトセンサ(以下、左前突センサという)16、右側突センサ8、左側突センサ9及びフロアGセンサ17を備えている。
右前突センサ15は、車両右側のサイドメンバであって車両10の最前部近傍位置に取り付けられていて、この取り付け部位に生じる前後加速度を検出する加速度センサである。同様に、左前突センサ16は、車両左側のサイドメンバであって同車両の最前部近傍位置に取り付けられていて、この取り付け部位に生じる前後加速度を検出する加速度センサである。
右前突センサ15,左前突センサ16は、車両に所定の基準値以上の衝撃が加わったか否かを検出するための加速度センサであり、車両に所定基準値以上の前後加速度が加わった場合に内部のスイッチがオンとなり、オン信号を出力する。
フロアGセンサ18は、右前突センサ15及び左前突センサ16よりも車両後方、好ましくは車両の略中央(例えば、フロアトンネルの外周)に配置され、車両の中央部に生じる車両10の前後方向の加速度を検出するようになっている。フロアGセンサ18は、車両に所定の基準値以上の加速度を検出した場合に内部のスイッチがオンして、オン信号を出力する。
右前突センサ15,左前突センサ16、及びフロアGセンサ17の上記基準値は、正面衝突によって運転席エアバッグ13や助手席エアバッグ14を起動するに及ばない程度の衝撃が車両10に加わった場合(例えば、時速10km/h〜20km/hの低速における衝突)や、車両10が悪路を走行しているような場合に、検出される衝撃の値よりも大きな値に設定されている。当該所定の基準値は、右前突センサ15又は左前突センサ16と、フロアGセンサ17とで、同じであってもよいし、別の加速度が基準値として設定されていてもよい。
また、車両10は、周知の運転席エアバッグ13と助手席エアバッグ14を備える。運転席エアバッグ13は、ステアリングホイールの中央部内に収容されていて、展開時においてステアリングホイール中央部から車両後方に膨張し、運転者の胸部等を保護するようになっている。助手席エアバッグ14は、助手席前方のダッシュパネル内に収容されていて、展開時においてダッシュパネルから車両後方に膨張し、助手席の乗員の胸部等を保護するようになっている。右前突センサ15、左前突センサ16又はフロアGセンサ17のいずれか1つ又は複数が所定の基準値以上の前後加速度を検出した場合、運転席エアバッグ13及び/又は助手席エアバッグ14が展開される。
右側突センサ8は、右側センタピラーの下部に取り付けられていて、右側センタピラーに生じる横方向の加速度を検出する。右突センサ8は、所定の基準値以上の横方向の加速度を検出した場合に内部のスイッチがオンして、オン信号を出力する。同様に、左側突センサ9は、左側センタピラーの下部に取り付けられていて、左側センタピラーに生じる横方向の加速度を検出する。左突センサ9は、所定値以上の横方向の加速度を検出した場合に内部のスイッチがオンして、オン信号を出力する。
右側カーテンエアバッグ11は、図2(a)に示すように、前端部の取付部11aにて車体のフロントピラーに組み付けられるとともに、複数の取付部11bにて車体のルーフサイドレールに組み付けられていて、展開時において車両の右側フロントウインドウ及び右側リヤウインドウのほぼ全面を覆い、これにより、乗員の身体が車両外方に移動することや車外へ放出されることを防止するようになっている。なお、図2(a)の右側カーテンエアバッグ11は、車両室内の右に配置されたエアバッグの一例であり、本実施の形態では、図2(b)に示すように、シートの側部からエアバッグが展開されるいわゆるサイドエアバッグ19でもよい。すなわち、左右のカーテンエアバッグは、車両室内の左右それぞれの、ベルトラインよりも上を含む領域に展開されるエアバッグの一例である。
本実施の形態では、後述のように、車両が所定の基準値以上の加速度でオフセット衝突した場合、オフセット衝突した側のカーテンエアバッグを展開するようにエアバッグが展開制御される。また、右突センサ8が所定値以上の加速度を検出した場合は右側カーテンエアバッグ11が、左突センサ9が所定値以上の加速度を検出した場合は左側カーテンエアバッグ12が、それぞれ周知の制御方法で展開される。
次に、エアバッグ展開制御装置の機能について、図3の機能ブロック図に基づき説明する。エアバッグECU18は、バスを介して互いに接続された制御部32、ROM33、RAM34、入出力インターフェース31等を備えるマイクロコンピュータである。制御部32は、ROM33に格納されたプログラムを、RAM34の一時記憶機能を利用しながら実行するようになっている。
入出力インターフェース31には、右前突センサ15、左前突センサ16、右突センサ8、左突センサ9及びフロアGセンサ17が接続され、制御部32はこれらのセンサからのオン信号が入力される。また、入出力インターフェース31には、エアバッグを展開させるための駆動回路35が接続されていて、オン信号を受けて制御部32は駆動回路32に、右側カーテンエアバッグ11又は左側カーテンエアバッグ12を展開するための作動信号を出力する。作動信号により、右側カーテンエアバッグ11又は左側カーテンエアバッグ12のスクイブが点火されガス発生剤が瞬時に燃焼して、右側カーテンエアバッグ11又は左側カーテンエアバッグ12を膨らます。なお、運転席エアバッグ13及び助手席エアバッグ14については省略した。
図1ないし図3の構成に基づいて、オフセット衝突における、エアバッグ展開制御装置による右側カーテンエアバッグ11又は左側カーテンエアバッグ12の展開制御について説明する。図4は、オフセット衝突した場合にエアバッグECU18が、右側カーテンエアバッグ11又は左側カーテンエアバッグ12の展開を制御する制御手順の一例を示すフローチャート図である。
図4のフローチャート図による制御手順は、右前突センサ15又は左前突センサ16の少なくとも1つにより所定の基準値以上の加速度が検出されると(オン信号が検出されると)、割り込みが発生して開始される(S11)。
右前突センサ15から所定の基準値以上の衝撃が加わったことを示すオン信号が検出された場合(ステップS11)、エアバッグECU18は、左前突センサ16から所定の基準値以上の前後加速度が検出されたか(オン信号が検出されたか)否かを判定する(S12)。左前突センサ16からオン信号が検出されない場合(ステップS12のNo)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17から所定の基準値以上の加速度が検出されたか(オン信号を出力したか)否かを判定する(S13)。
フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合(ステップS13のYes)、車両の右前方部に所定の基準値以上のオフセット衝突が生じたこととなるので、エアバッグECU18は、右側カーテンエアバッグ11を展開する(S100)。なお、右側カーテンエアバッグ11と共に、運転席及び/又は助手席エアバッグを展開してもよい。フロアGセンサ17からオン信号が検出されない場合(ステップS13のNo)、図4の制御手段による処理は終了する。
ステップS11において、左前突センサ16から所定の基準値以上の衝撃が加わったことを示すオン信号が検出された場合(ステップS11)、エアバッグECU18は、右前突センサ15から所定の基準値以上の前後加速度が検出されたか(オン信号が検出されたか)否かを判定する(S15)。右前突センサ15からオン信号が検出されない場合(ステップS15のNo)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17から所定の基準値以上の加速度が検出されたか(オン信号を出力したか)否かを判定する(S16)。
フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合(ステップS16のYes)、車両の左前方部に所定の基準値以上のオフセット衝突が生じたこととなるので、エアバッグECU18は、左側カーテンエアバッグ12を展開する(S101)。なお、左側カーテンエアバッグ12と共に、運転席及び/又は助手席エアバッグを展開してもよい。フロアGセンサ17からオン信号が検出されない場合(ステップS16のNo)、図4の制御手段による処理は終了する。
なお、左前突センサ16からオン信号が検出された場合(ステップS12のYes)、又は、右前突センサ15からオン信号が検出された場合(ステップS15のYes)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17からオン信号が検出されたか否かを判定する(S18)。フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合には、車両10に所定の基準よりも大きな正面衝突があったと判定できるので、運転席エアバッグ13及び/又は助手席エアバッグ14を展開することが好適である(S99)。
すなわち、図4の制御手段によれば、右前突センサ15又は左前突センサ16のいずれか一方からオン信号が検出された場合、すなわち、右前突センサ15により検出される前後加速度と左前突センサ16により検出される前後加速度の差が所定以上の場合に、オフセット衝突をしたと判定する。そして、車両の衝撃が所定の基準値以上の場合、右前突センサ15又は左前突センサ16のうち衝撃が大きい側のカーテンエアバッグを展開することができる。
なお、オフセット衝突の判定は、右前突センサ15又は左前突センサ16により検出されるそれぞれの前後加速度に基づき所定の演算を行う等、どのように判定してもよい。
図5は、図4に示した制御手順を論理回路図により示したものである。すなわち、図5によれば、左前突センサ16が所定の基準値以上の前後加速度を検出し、かつ、右前突センサ15が所定の基準値以上の前後加速度を検出しない場合に、AND回路51がオンとなる。AND回路51のオン信号がアンド回路53に入力され、かつ、フロアGセンサ17が所定の基準値以上の加速度を検出した場合、アンド回路53がオンとなることで、左側カーテンエアバッグ12が展開される。
また、同様に、右前突センサ15が所定の基準値以上の前後加速度を検出し、かつ、左前突センサ16が所定の基準値以上の前後加速度を検出しない場合に、AND回路52がオンとなる。AND回路52のオン信号がアンド回路54に入力され、かつ、フロアGセンサ17が所定の基準値以上の加速度を検出した場合、アンド回路54がオンとなることで、右側カーテンエアバッグ11が展開される。
本実施例による効果を図6に基づき説明する。車両が図6(a)のように、矢印61の方向に走行し、障害物62に車両の右前方がオフセット衝突する場合、車両には図6(b)の矢印63に示すような、正面視右回りに移動する。なお、図6(b)のような場合、右前突センサ15はオン信号を出力し、左前突センサ16はオン信号を出力しない。車両が図6(c)の矢印64のように右回りに移動すると、乗員は車両の右側へ遠心力を受けるが、エアバッグ展開制御装置が右側カーテンエアバッグ11を展開するので、乗員が車外へ放出されたり、身体の一部を車両から突出させることを防止できる。乗員が車外へ放出され又は身体の一部を突出すると、乗員が後続車両等と接触するおそれがあるが、本実施例のエアバッグ展開制御装置により、かかる状況を防止できる。
また、本実施例のエアバッグ展開制御装置では、右前突センサ15及び左前突センサ16の双方がオン信号を出力した場合(車両の前方で全面衝突した場合)、又は、右前突センサ15若しくは左前突センサ16のいずれかがオン信号を出力してもフロアGセンサ17がオン信号を出力しない場合(軽度のオフセット衝突の場合)、いずれのカーテンエアバッグも展開しないので、正面衝突のように放出等のおそれのない場合にカーテンエアバッグが展開されず、カーテンエアバッグの不必要な交換等が低減できる。
実施例2では、車窓(サイドドアガラス)が閉じている場合、カーテンエアバッグを展開しない制御を行うエアバッグ展開制御装置について説明する。図7は、本実施例のエアバッグ展開制御装置が適用された車両の概略平面図を示す。なお、図7において図1と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図7のエアバッグ展開制御装置は、車窓の開閉状態を検出する車窓開閉状態検出センサ21、22、23及び24を有するように構成される。車窓開閉状態検出センサは各車窓毎に配置され、車窓が閉じている状態でオン信号をエアバッグECU18に出力する。車窓開閉状態検出センサ21〜24は、上下に開閉する車窓において、ドアガラスの移動により押下されるスイッチを車窓上側端に配置することで構成してもよいし、ウィンドウレギュレータのアームが上端に移動したことを検出するように構成してもよい。
図8は、エアバッグECU18が、車窓の開放状態に応じて、右側カーテンエアバッグ11又は左側カーテンエアバッグ12の展開を制御する制御手順の一例を示すフローチャート図である。なお、図8のフローチャート図において、図4と同一ステップには同一の符号を付す。
図8のフローチャート図による制御手順は、右前突センサ15又は左前突センサ16の少なくとも1つにより所定の基準値以上の前後加速度が検出されると(オン信号が検出されると)、割り込みが発生して開始される(S11)。
右前突センサ15から所定の基準値以上の衝撃が加わったことを示すオン信号が検出された場合(ステップS11)、エアバッグECU18は、左前突センサ16から所定の基準値以上の前後加速度が検出されたか(オン信号が検出されたか)否かを判定する(S12)。左前突センサ16からオン信号が検出されない場合(ステップS12のNo)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17から所定の基準値以上の加速度が検出されたか(オン信号を出力したか)否かを判定する(S13)。
フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合(ステップS13のYes)、次いでエアバッグECU18は、右側の車窓が開放されているか否かを判定する(S21)。車両の右側に複数の車窓があり、そのうちの少なくとも1つが開放されている場合、エアバッグECU18は、車窓が開放されていると判定し(ステップS21のYes)、右側カーテンエアバッグ11を展開する(S100)。なお、右側カーテンエアバッグ11と共に、運転席及び/又は助手席エアバッグを展開してもよい。右側の車窓が開放されていない場合(ステップS21のNo)、エアバッグECU18は右側カーテンエアバッグ11を展開せずに処理を終了する。
ステップS11において、左前突センサ16から所定の基準値以上の衝撃が加わったことを示すオン信号が検出された場合(ステップS11)、エアバッグECU18は、右前突センサ15から所定の基準値以上の前後加速度が検出されたか(オン信号が検出されたか)否かを判定する(S15)。右前突センサ15からオン信号が検出されない場合(ステップS15のNo)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17から所定の基準値以上の加速度が検出されたか(オン信号を出力したか)否かを判定する(S16)。
フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合(ステップS16のYes)、次いでエアバッグECU18は、左側の車窓が開放されているか否かを判定する(S22)。車両の左側に複数の車窓があり、そのうちの少なくとも1つが開放されている場合、エアバッグECU18は、車窓が開放されていると判定し(ステップS22のYes)、左側カーテンエアバッグ12を展開する(S101)。なお、左側カーテンエアバッグ12と共に、運転席及び/又は助手席エアバッグを展開してもよい。右側の車窓が開放されていない場合(ステップS22のNo)、エアバッグECU18は左側カーテンエアバッグ12を展開せずに処理を終了する。
左前突センサ16からオン信号が検出された場合(ステップS12のYes)、又は、右前突センサ15からオン信号が検出された場合(ステップS15のYes)、の制御手順については図4と同じであるので説明を省略する。
図9は、図8に示した制御手順を論理回路図により示したものである。なお、図9において図5と同一部分には同一の符号を付す。図9によれば、左前突センサ16が所定の基準値以上の前後加速度を検出し、かつ、右前突センサ15が所定の基準値以上の前後加速度を検出しない場合に、AND回路51がオンとなる。また、AND回路51のオン信号がアンド回路53に入力され、かつ、フロアGセンサ17が所定の基準値以上の加速度を検出した場合に、アンド回路53がオンとなる。更に、AND回路53のオン信号がアンド回路55に入力され、かつ、左側の車窓が下がっている場合、AND回路55がオンとなり、左側カーテンエアバッグ12が展開される。
また、同様に、右前突センサ15が所定の基準値以上の前後加速度を検出し、かつ、左前突センサ16が所定の基準値以上の前後加速度を検出しない場合、AND回路52がオンとなる。AND回路52のオン信号がアンド回路54に入力され、かつ、フロアGセンサ17が所定の基準値以上の加速度を検出した場合、アンド回路54がオンとなる。更に、AND回路54のオン信号がアンド回路56に入力され、かつ、右側の車窓が下がっている場合、AND回路56がオンとなり、右側カーテンエアバッグ11が展開される。
本実施例によれば、車両が所定の基準値以上のオフセット衝突をした場合、エアバッグ展開制御装置が右又は左のカーテンエアバッグを展開するので、乗員が車外へ放出されたり、身体の一部を車両から突出させることを防止できる。
また、車両が所定の基準値以上のオフセット衝突をしても、車窓が閉じている場合、カーテンエアバッグが展開されない。車窓が閉じていれば、乗員が車外へ放出されたり、身体の一部を車両から突出させるおそれがないので、カーテンエアバッグを展開する必要性が低く、したがって、カーテンエアバッグの不必要な交換等が低減できる。
実施例3では、オフセット衝突により車両が旋回運動した場合、カーテンエアバッグを展開する制御を行うエアバッグ展開制御装置について説明する。図10は、本実施例のエアバッグ展開制御装置が適用された車両の概略平面図を示す。なお、図10において図1と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図10のエアバッグ展開制御装置は、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ25を有するように構成される。ヨーレート検出センサ25は、車両の重心を通り同車両の前後方向に延びる軸線(ローリング軸)回りの回転角速度、すなわちヨーレートを検出するようになっている。
図11は、エアバッグECU18が、車両の旋回を検出して右側カーテンエアバッグ36又は左側カーテンエアバッグ37の展開を制御する制御手順の一例を示すフローチャート図である。なお、図11のフローチャート図において、図4と同一ステップには同一の符号を付す。
図11のフローチャート図による制御手順は、右前突センサ15又は左前突センサ16の少なくとも1つにより所定の基準値以上の前後加速度が検出されると(オン信号が検出されると)、割り込みが発生して開始される(S11)。
右前突センサ15から所定の基準値以上の衝撃が加わったことを示すオン信号が検出された場合(ステップS11)、エアバッグECU18は、左前突センサ16から所定の基準値以上の前後加速度が検出されたか(オン信号が検出されたか)否かを判定する(S12)。左前突センサ16からオン信号が検出されない場合(ステップS12のNo)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17から所定の基準値以上の加速度が検出されたか(オン信号を出力したか)否かを判定する(S13)。
フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合(ステップS13のYes)、次いでエアバッグECU18は、ヨーレートセンサ25の検出値に基づき車両が旋回しているか否かを判定する(S31)。車両が旋回していると判定された場合(ステップS31のYes)、エアバッグECU18は、右側カーテンエアバッグ11を展開する(S100)。なお、右側カーテンエアバッグ11と共に、運転席及び/又は助手席エアバッグを展開してもよい。車両が旋回していないと判定された場合(ステップS31のNo)、エアバッグECU18は右側カーテンエアバッグ11を展開せずに処理を終了する。
ステップS11において、左前突センサ16から所定の基準値以上の衝撃が加わったことを示すオン信号が検出された場合(ステップS11)、エアバッグECU18は、右前突センサ15から所定の基準値以上の前後加速度が検出されたか(オン信号が検出されたか)否かを判定する(S15)。右前突センサ15からオン信号が検出されない場合(ステップS15のNo)、エアバッグECU18は、フロアGセンサ17から所定の基準値以上の加速度が検出されたか(オン信号を出力したか)否かを判定する(S16)。
フロアGセンサ17からオン信号が検出された場合(ステップS16のYes)、次いでエアバッグECU18は、車両が旋回しているか否かを判定する(S32)。車両が旋回していると判定された場合(ステップS32のYes)、エアバッグECU18は、左側カーテンエアバッグ12を展開する(S101)。なお、左側カーテンエアバッグ12と共に、運転席及び/又は助手席エアバッグを展開してもよい。車両が旋回していないと判定された場合(ステップS32のNo)、エアバッグECU18は左側カーテンエアバッグ12を展開せずに処理を終了する。
左前突センサ16からオン信号が検出された場合(ステップS12のYes)、又は、右前突センサ15からオン信号が検出された場合(ステップS15のYes)、の制御手順については図4と同じであるので説明を省略する。
図12は、図11に示した制御手順を論理回路図により示したものである。なお、図12において図5と同一部分には同一の符号を付す。図12によれば、左前突センサ16が所定の基準値以上の前後加速度を検出し、かつ、右前突センサ15が所定の基準値以上の前後加速度を検出しない場合に、AND回路51がオンとなる。また、AND回路51のオン信号がアンド回路53に入力され、かつ、フロアGセンサ17が所定の基準値以上の加速度を検出した場合に、アンド回路53がオンとなる。更に、AND回路53のオン信号がアンド回路55に入力され、かつ、ヨーレートセンサにより旋回していると判定された場合、AND回路55がオンとなり、左側カーテンエアバッグ12が展開される。
また、同様に、右前突センサ15が所定の基準値以上の前後加速度を検出し、かつ、左前突センサ16が所定の基準値以上の前後加速度を検出しない場合、AND回路52がオンとなる。AND回路52のオン信号がアンド回路54に入力され、かつ、フロアGセンサ17が所定の基準値以上の加速度を検出した場合、アンド回路54がオンとなる。更に、AND回路54のオン信号がアンド回路56に入力され、かつ、ヨーレートセンサにより旋回していると判定された場合、AND回路56がオンとなり、右側カーテンエアバッグ11が展開される。
本実施例によれば、車両が所定の基準値以上のオフセット衝突をした場合、エアバッグ展開制御装置が右又は左のカーテンエアバッグを展開するので、乗員が車外へ放出されたり、身体の一部を車両から突出させることを防止できる。
また、本実施例では、オフセット衝突の判定と共に、車両の旋回の有無を判定するので、カーテンエアバッグの展開の必要性をより精度よく判定できる。旋回していなければ、右側又は左側のカーテンエアバッグが展開されないので、カーテンエアバッグの不必要な交換等が低減できる。
なお、ヨーレートに基づき旋回の有無を判定すると共に、車窓の開閉状態の判定を加えてもよい。すなわち、所定の基準値以上のオフセット衝突、及び、車両の旋回が検出されても、車窓が開いていない場合には、カーテンエアバッグが展開されないようにエアバッグの展開を制御できる。かかる制御によれば、カーテンエアバッグの展開の必要性をより精度よく判定できると共に、車窓が開いていなければ、右側又は左側のカーテンエアバッグが展開されないので、カーテンエアバッグの不必要な交換等が低減できる。
以上のように、本実施例1ないし3によれば、車両前後方向の衝突に対しても衝突形態に応じて車室の側面部にカーテンエアバッグを展開することができ、乗員が車外へ放出されたり、身体の一部を車両から突出させることを防止できる。
エアバッグ展開制御装置が適用された車両の概略平面図である。 展開されたサイドエアバッグの一例を示す図である。 エアバッグ展開制御装置の機能ブロック図である。 カーテンエアバッグの展開を制御する制御手順の一例を示すフローチャート図である。 図4の制御手順の論理回路図である。 オフセット衝突した車両の一例を示す図である。 実施例2のエアバッグ展開制御装置が適用された車両の概略平面図である。 実施例2におけるカーテンエアバッグの展開を制御する制御手順の一例を示すフローチャート図である。 図8の制御手順を論理回路図である。 実施例3のエアバッグ展開制御装置が適用された車両の概略平面図である。 実施例3におけるカーテンエアバッグの展開を制御する制御手順の一例を示すフローチャート図である。 図11の制御手順の論理回路図である。
符号の説明
8 右突センサ
9 左突センサ
10 車両
11 右カーテンエアバッグ
12 左カーテンエアバッグ
15 右フロントサテライトセンサ(右前突センサ)
16 左フロントサテライトセンサ(左突センサ)
17 フロアGセンサ17
18 エアバッグECU
19 サイドエアバッグ
21〜24 車窓開閉状態検出センサ
25 ヨーレートセンサ

Claims (9)

  1. 車両前方の左右にそれぞれ配置され、左右それぞれの前後加速度を検出する第1及び第2の加速度検出手段と、
    車幅方向に所定値以上の加速度を検出した場合に、車両室内の左右側面にそれぞれ展開される左右の側面エアバッグと、
    前記第1及び第2の加速度検出手段により検出された左右の前後加速度に応じて、乗員の移動方向にある左又は右の前記側面エアバッグを展開するエアバッグ展開制御手段と、
    を有することを特徴とするエアバッグ展開制御装置。
  2. 前記第1及び第2の加速度検出手段よりも車両後方に配置された第3の加速度検出手段を、有し、
    前記第1の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第2の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、及び、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、の組み合わせに応じて、
    前記エアバッグ展開制御手段は、乗員の移動方向にある左又は右の前記側面エアバッグを展開する、
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ展開制御装置。
  3. 前記第1及び第2の加速度検出手段よりも車両後方に配置された第3の加速度検出手段を、有し、
    前記第1の加速度検出手段により検出された前後加速度と前記第2の加速度検出手段により検出された前後加速度の差が所定値以上か否か、及び、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否かに基づき、
    前記エアバッグ展開制御手段は、乗員の移動方向を判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のエアバッグ展開制御装置。
  4. 運転席又は助手席の前方に展開される前側エアバッグを備え、
    前記第1の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第2の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、及び、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、の組み合わせに応じて、
    前記エアバッグ展開制御手段は、左の前記側面エアバッグ、右の前記側面エアバッグ、運転席の前記前側エアバッグ、又は、助手席の前記前側エアバッグ、を選択して展開させる、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のエアバッグ展開制御装置。
  5. 車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段を有し、
    前記エアバッグ展開制御手段は、
    前記第1の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第2の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出されるか否か、及び、前記ヨーレート検出手段が検出したヨーレートに基づき、車両が旋回しているか否かを判定し、
    旋回していると判定した場合に、左の前記側面エアバッグ又は右の前記側面エアバッグを展開させる、
    ことを特徴とする請求項2〜4いずれか1項記載のエアバッグ展開制御装置。
  6. 車窓の開又は閉状態を検出する車窓開閉状態検出手段を有し、
    前記エアバッグ展開制御手段は、前記車窓開閉状態検出手段により車窓が開いていることが検出された場合、左の前記側面エアバッグ又は右の前記側面エアバッグを展開させる、
    ことを特徴する請求項1〜5いずれか1項記載のエアバッグ展開制御装置。
  7. 車幅方向に所定値以上の加速度を検出した場合に、車両室内の左右側面に展開される左右の側面エアバッグを展開制御するエアバッグ展開制御方法において、
    車両前方の左側に配置された第1の加速度検出手段と、車両前方の右側に配置された第2の加速度検出手段と、がそれぞれ前後加速度を検出するステップと、
    前記第1及び第2の加速度検出手段よりも車両後方に配置された第3の加速度検出手段が前後加速度を検出するステップと、
    前記第1と前記第2の加速度検出手段により検出された前後加速度の差が所定以上であり、かつ、前記第3の加速度検出手段により閾値以上の前後加速度が検出された場合、
    左右の前記側面エアバッグのうち前後加速度が大きい側の前記側面エアバッグを展開するステップと、
    を有することを特徴とするエアバッグ展開制御方法。
  8. ヨーレート検出手段により車両のヨーレートを検出するステップを有し、
    前記ヨーレート検出手段により検出されたヨーレートが閾値よりも大きい場合、前記側面エアバッグを展開する、
    ことを特徴とする請求項7記載のエアバッグ展開制御方法。
  9. 車両前方の左右に配置され、左右それぞれの加速度を検出する第1及び第2の加速度検出手段と、
    車両室内の左右側面にそれぞれ展開される左右の側面エアバッグと、
    前記第1及び第2の加速度検出手段により検出された前後加速度のうち何れか所定値を超えた側の側面エアバッグを展開するエアバッグ展開制御手段と、
    を有することを特徴とするエアバッグ展開制御装置
JP2004354138A 2004-12-07 2004-12-07 エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法 Active JP4424183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354138A JP4424183B2 (ja) 2004-12-07 2004-12-07 エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354138A JP4424183B2 (ja) 2004-12-07 2004-12-07 エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006160066A JP2006160066A (ja) 2006-06-22
JP4424183B2 true JP4424183B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=36662551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004354138A Active JP4424183B2 (ja) 2004-12-07 2004-12-07 エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4424183B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105270308A (zh) * 2014-05-28 2016-01-27 现代摩比斯株式会社 气囊***

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544314B2 (ja) * 2008-02-25 2010-09-15 株式会社デンソー 車両用乗員保護装置
JP2013173386A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Keihin Corp 車両衝突判定装置及び車両乗員保護システム
JP5862435B2 (ja) * 2012-04-17 2016-02-16 三菱自動車工業株式会社 車両制御装置
JP5772706B2 (ja) * 2012-04-27 2015-09-02 株式会社デンソー 乗員保護システム
US9248799B2 (en) * 2014-06-03 2016-02-02 Autoliv Asp, Inc. Dual cushion airbag with independent inflation
JP6412366B2 (ja) * 2014-08-07 2018-10-24 株式会社Subaru 乗員保護装置
JP6329460B2 (ja) * 2014-08-08 2018-05-23 株式会社Subaru 乗員保護装置
JP6265181B2 (ja) 2015-08-06 2018-01-24 トヨタ自動車株式会社 車両用エアバッグ制御システム
JP6427216B2 (ja) 2017-03-27 2018-11-21 株式会社Subaru 車両用エアバッグ装置
JP7013982B2 (ja) 2018-03-20 2022-02-01 株式会社デンソー 衝突判定装置
JP7120086B2 (ja) * 2019-03-07 2022-08-17 株式会社デンソー 駆動制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105270308A (zh) * 2014-05-28 2016-01-27 现代摩比斯株式会社 气囊***
KR101604253B1 (ko) 2014-05-28 2016-03-17 현대모비스 주식회사 에어백 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006160066A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3788286B2 (ja) 乗員保護装置の制御装置
JP5850011B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP4306125B2 (ja) 乗員保護装置の制御装置
JP6069450B1 (ja) 車両用保護装置
JP6069451B1 (ja) 車両用乗員保護装置
JP4424183B2 (ja) エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法
JP2776161B2 (ja) 衝突検出装置
JPH1191499A (ja) 車両のエアバッグ装置
JP5087081B2 (ja) 側面衝突用エアバッグ制御装置
JPH10287203A (ja) 乗員保護装置の制御装置
JP2009220784A (ja) エアバッグ制御装置及びエアバッグ制御方法
ES2343427T3 (es) Sistema de seguridad.
JP6265181B2 (ja) 車両用エアバッグ制御システム
JP2009073207A (ja) エアバッグ制御装置及び乗員保護システム
JP6323713B2 (ja) 車両回転検出装置
JP4561576B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP3383816B2 (ja) 車両用エアバッグ作動制御装置
JP4232039B2 (ja) 乗員拘束装置
JP3885325B2 (ja) 車両用エアバッグ制御装置及び車両用乗員状態検出装置
JPH11278196A (ja) 自動車用エアバッグ装置
JP2001287618A (ja) 衝突保護装置
JP4343733B2 (ja) 車両用カーテンエアバッグ装置
KR100552196B1 (ko) 측면 에어벡 제어 시스템
JP7298263B2 (ja) エアバッグ展開方法及びエアバッグシステム
JP7298262B2 (ja) エアバッグ展開方法及びエアバッグシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091130

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4424183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4