JP4423236B2 - フローティング型ディスクブレーキ - Google Patents

フローティング型ディスクブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP4423236B2
JP4423236B2 JP2005158524A JP2005158524A JP4423236B2 JP 4423236 B2 JP4423236 B2 JP 4423236B2 JP 2005158524 A JP2005158524 A JP 2005158524A JP 2005158524 A JP2005158524 A JP 2005158524A JP 4423236 B2 JP4423236 B2 JP 4423236B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
rotor
brake
braking
disc brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005158524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006336670A (ja
Inventor
秀計 川合
勝則 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yutaka Giken Co Ltd
Original Assignee
Yutaka Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yutaka Giken Co Ltd filed Critical Yutaka Giken Co Ltd
Priority to JP2005158524A priority Critical patent/JP4423236B2/ja
Publication of JP2006336670A publication Critical patent/JP2006336670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4423236B2 publication Critical patent/JP4423236B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、車輛、例えば自動二輪車の制動に用いられるフローティング型ディスクブレーキに関する。
この種のディスクブレーキでは、ブレーキ操作による制動を繰り返しても制動ロータ自体が変形する等の不具合を防止できるように、制動ロータとこの制動ロータの内側に配置され、車軸に取付られるハブとを別個に形成し、制動ロータとハブとを所定の間隙を介して連結することで、この間隙で制動ロータの熱膨張を吸収するように構成したブレーキディスクを用いている。
この場合、制動ロータの内周縁部に、所定の間隔を置いて第一の連結凹部を形成すると共に、この第一の連結凹部に突き合わせ可能な第二の連結凹部をハブの外周縁部に形成し、各連結凹部を突合せて組付けたときに形成される連結部である孔に、連結ピンをかしめることで、ハブからの制動ロータの抜け止めを行ないつつ制動ロータとハブとが連結される。
また、連結ピンと、制動ロータ及びハブの軸方向の面との間に位置するように、皿ばねである付勢手段が連結ピンの胴体部に外嵌状に設けられ、この付勢手段によって軸方向に付勢することで制動ロータとハブとがフローティング状態に連結されている(特許文献1)。
特開2002−303342号公報(例えば、特許請求の範囲の記載参照)
しかしながら、上記のものでは、連結ピンの胴体部に外嵌状に付勢手段を設けた状態で連結ピンをかしめるため、例えば連結ピンのかしめが強いと、付勢手段のばね特性に制限が加えられ、フローティング量が規制される。他方で、連結ピンのかしめが弱いと、軸方向への付勢が不十分になり、また、半径方向に大きな遠心力が加わった場合に連結部が外れる虞もある。このため、連結ピンを精度よくかしめる必要があり、その組付作業が面倒である。
また、付勢手段として皿ばねを用いると、軸方向の作用量の自由度が低く、軸方向の作用量を大きくしてフローティング量を大きくするには、皿ばねを軸方向に重ねたり、大きな径の皿ばねを用いる必要があり、この場合、制動時に制動ロータ面内の熱分布が不均一になり易く、制動を繰り返すと制動ロータに熱変形や熱劣化が生じる虞がある。
そこで、本発明の課題は、簡単な構造で付勢手段の作用量の自由度が高く、かつ、組付容易なフローティング型ブレーキディスクを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のフローティング型ディスクディスクは、制動ロータと、この制動ロータの内側に配置されるハブとを備え、付勢手段により制動ロータを軸方向に付勢した状態で制動ロータとハブとを連結したフローティング型ディスクブレーキであって、前記付勢手段を、基部とこの基部に対し鈍角で屈曲した制動ロータに作用する板状のばね部とから構成し、この基部を軸方向に規制して付勢手段の脱落を防止する規制手段を設け、前記ばね部の略中央領域を、このばね部の作用方向に対して反対側に向かって円弧状に湾曲させると共に、ばね部の先端部を前記規制手段によりばね部の作用方向に対して反対側から押さえることを特徴とする。
本発明によれば、制動ロータの内側にハブを組付ける際、制動ロータが軸方向に付勢されるように付勢手段をセットし、この状態でこの付勢手段の脱落を防止する規制手段を設けて制動ロータとハブとを連結する。この場合、基部に対し鈍角で屈曲した板状のばね部を有する付勢手段を用いることで、皿ばねなどの付勢手段を連結ピンの胴体部に外嵌状に設ける場合に比べてばねの作用量の自由度を高くでき、その上、制動ロータへの作用方向と規制手段による規制方向とが一致するため、付勢手段の構造を簡単にできてよい。また、皿ばねのようにその縁部が当接するものではないため、当接面保護用のワッシャ等の部品を設ける必要がなく、部品点数の削減になる。
また、本発明では、前記ばね部の略中央領域を、このばね部の作用方向に対して反対側に向かって円弧状に湾曲させると共に、ばね部の先端部を前記規制手段によりばね部の作用方向に対して反対側から押さえるため、ばね部の有効長を大きくできてよい。
また、前記規制手段は、制動ロータの内側にハブを組付けた際に、制動ロータ及びハブの軸方向の面の一部を軸方向両側から覆って少なくともハブの軸方向の面に面接触するように構成した一対の押さえ板を有し、前記ハブからの前記制動ロータの軸方向の抜け止めを行うようにすれば、制動ロータとハブとを連結するのに、別個の連結手段が不要で、付勢手段のばね特性を有効に使いつつ大きな遠心力によっても外れない制動ロータとハブとの簡単な連結構造が得られ、組付作業を簡素化できる。
この場合、前記一対の押さえ板の一方を、制動ロータ及びハブの軸方向の面の一部を覆う板状部とこの板状部から軸方向に延出させた少なくとも2本の柱状部とから構成し、各柱状部が貫通する開口を、他方の押さえ板と、付勢手段の基部と、ハブ及び制動ロータの少なくとも一方にそれぞれ設けておけば、柱状部を、他方の押さえ板と、付勢手段の基部と、ハブ及び制動ロータの少なくとも一方にそれぞれ設けた開口に軸方向から貫通させ、その先端をかしめるだけで、制動ロータとハブとをフローティング状態に連結できる。この場合、開口に各柱状部を貫通させるだけで付勢手段はその回転方向の移動が防止されて位置決めされ、また、簡単なプレスかしめを用いても付勢手段の付勢力は変化しない。その結果、組付作業をさらに容易にできる。その際、柱状部のかしめる箇所をブレーキディスクの背面側にすれば、美観を損うこともない。
ところで、この種のフローティング型ディスクブレーキでは、このディスクブレーキを装着した車両の燃費向上などの理由から、必要な強度を有しつつ、可能な限り重量軽減を図ることが要請される。このため、前記制動ロータの内周縁部に所定の間隔を置いて複数の突出片を形成すると共に各突出片に対応してハブの外周縁部に凹部を形成し、各突出片を各凹部に挿入させつつ制動ロータの内側にハブを組付け、各突出片を各凹部に挿入させた領域に前記規制手段を配置し、前記ハブに、その外周縁部のうち前記突出片と突合った部分をそれぞれ直線状に連結する梁部を設け、各突出片を各凹部に挿入させた場合に、梁部の長手方向に沿った中心線上に前記突出片を位置させるのがよい。
これによれば、ブレーキ操作による制動時に、所定の回転速度で回転している制動ロータをブレーキパッドで挟み込むと、この制動ロータの停止しようとする力と、ハブの回転しようとする力とによって、連結手段により連結された各連結箇所を介して、ハブに荷重が作用する。この場合、ハブへの荷重が入力するポイントは制動ロータの突出片とハブの凹部との接触した箇所に発生し、このポイントの両側に直線状の梁部が位置することで、この梁部によって、ハブへの入力荷重を分力させて受け止めることが可能になる。これにより、梁部の荷重入力方向の断面積(梁の太さ)が小さい場合でも、ハブの強度を高めることができるため、ハブの体積を小さくして軽量化を図ることが可能になる。
尚、前記梁部の中心を、制動ロータの内周縁部とハブに形成した中央開口の外周縁部とを結ぶ半径方向線の中間点より外側に位置させておけば、ねじり方向の荷重が加わる場合でも十分な強度が得られる。
また、前記各突出片の両側を、その外側に向かって円弧状に湾曲させておけば、突出片を介してハブに荷重が入力されるとき、突出片の側面と凹部の内壁面とが軸方向で線接触することで、この接触部での応力を略均一にできてよい。
以上説明したように、本発明のフローティング型ディスクブレーキでは、簡単な構造で付勢手段の作用量の自由度が高く、かつ、組付容易であり、その上、軽量化が図れるという効果を奏する。
図1乃至図7を参照して説明すれば、Aは、本発明のフローティング型ディスクブレーキに用いるブレーキディスクである(図1では、ブレーキディスクAを正面側から示している)。このブレーキディスクAは、制動ロータ1と、この制動ロータ1の内側に配置されるハブ2とから構成され、後述する付勢手段3によって、制動ロータ1を軸方向に付勢した状態で相互に連結したものである。
図2に示すように、制動ロータ1は、ブレーキ操作時に、公知の構造を有するキャリパーにセットしたブレーキパッド(図示せず)に挟み込まれて制動力を発揮するロータ部11を有する。ロータ部11は、ステンレスなどの耐磨耗性を有する金属材料から構成され、平板で環状に形成されている。ロータ部11の軸方向の面11aには、主として、制動性能の向上や重量軽減を図るために、円形の貫通孔12が同一の径で複数形成されている。また、制動ロータ11の内周縁部には、後述するハブの軸部の数に一致させて、その半径方向内側に向かって突出する5本の突出片13が所定の間隔を置いて形成されている。
図3に示すように、ハブ2は、ステンレスやアルミ合金などの金属材料から形成され、車軸(図示せず)への装着を可能とする中央開口21aを設けた平板で円形の基部21と、所定の間隔を置いて各基部21から半径方向外側に向かって延出させた平面視略三角形状の5本の軸部22と、この軸部22の先端の近傍で両軸部22相互の間を直線状に連結する梁部23とから構成されている。この場合、ハブ2は、基部21を形成した円板のワークを出発材料とし、その軸方向の面に略逆三角形の貫通孔241を同一円周上に等間隔で打抜き加工すると共に、直線状の梁部23が形成されるようにワークの外周縁部を打抜き加工して形成される。
各軸部22の外周縁部には、半径方向の凹部221が形成され、制動ロータ1を組付ける際に、突出片13が嵌挿できるようになっている。この凹部221の両側には、後述する押さえ板4の柱状部42が貫通する2個の開口222が形成されている。また、ハブ2の軽量化を図るため、各軸部22には、基部21の外周縁部に渡る三角形状の他の貫通孔242が形成されている。尚、軸部22と梁部23の端部との連結部分には丸みを持たせて応力集中を防止している。
梁部23は、その長手方向に沿った中心線ML上に各凹部221に各突出片13を挿入させたときにこの突出片13先端部が位置すると共に、梁部23の中心Mpを、ロータ部11の最内周と中央開口21aの外周縁部とを結ぶ半径方向線RLの中間点Lpより外側に位置するように形成されている(図1参照)。
図4及び図5に示すように、規制手段4、5は、制動ロータ1の突出片13をハブ2の凹部221に嵌挿した領域を軸方向両側から覆って少なくともハブ2の軸方向の面と面接触する一対の押さえ板4、5から構成されている。一方の押さえ板4は、板状部41と、この板状部41から軸方向に延出させた2本の円筒形状の柱状部42とから構成されている(図4(a)及び図4(b)参照)。
柱状部42の挿入方向と反対側(ブレーキディスクAの裏面)に配置される他方の押さえ板5は、後述する付勢手段の外形に対応させて略凸状に成形した板材51から構成されている。また、一方の押さえ板4の外形に対応した板材51の左右方向に伸びる部分には、各柱状部42が貫通する2個の開口52が形成されている(図5(a)及び図5(b)参照)。
図6に示すように、付勢手段3は、例えばステンレス製であり、基部31と、ばね部32とから構成されている。この場合、ステンレス製の平板を出発材料とし、略凸状に加工した後、その上面から下面に向かって2本の切込み33を形成することで、上方に向かって延びる舌片をばね部32とし、このばね部32を除く部分を基部31としたものである。そして、基部31とばね部32との境界面において基部31とばね部32とのなす角度αが鈍角となるようにばね部32を屈曲させている。また、このばね部32は、軸方向の作用方向に対して反対側に向かって円弧状に湾曲されると共に、ばね部32の先端部が前記押さえ板5によりばね部32の作用方向に対して反対側から押さえられており、これによりばね部の有効長が大きくなるようにしている。基部31にもまた、ばね部32の先端近傍の両側に位置して、各柱状部42が貫通する2個の開口34が形成されている。
そして、図7に示すように、各突出部13を各凹部221に嵌挿させつつ制動ロータ1の内側にハブ2を組み付けた後、各突出部13を軸方向に付勢する付勢手段3をセットし、この状態で付勢手段3と共に制動ロータ1、ハブ2を軸方向に規制する規制手段4、5を設け、制動ロータ1の付勢と、ハブ2からの制動ロータ1の軸方向の抜け止めが行ないつつ制動ロータ1とハブ2とが連結される。
これにより、皿ばねなどの付勢手段を連結ピンの胴体部に外嵌状に設ける場合に比べてばねの作用量の自由度を高くでき、その上、基部31内にばね部32が位置する構造であるため、小さなスペースで有効長を大きくとることができる。また、皿ばねのようにその縁部が当接するものではないため、当接面保護用のワッシャ等の部品を設ける必要がなく、部品点数の削減になる。
また、一方の押さえ板4の柱状部42を、他方の押さえ板5、付勢手段3の基部31と、ハブ2の軸部22にそれぞれ設けた開口52、34、222に軸方向から貫通させ、その先端をかしめるだけで、制動ロータ1とハブ2とをフローティング状態に連結できるため、簡単なプレスかしめ等によって柱状部42の先端をかしめても、ばね部32の付勢力が変化することはなく、組付作業を容易に行い得る。
また、かしめ箇所を2箇所としたため、付勢手段3はその回転方向の移動が防止されて位置決めされる。その結果、ばね部32のばね特性を有効に使いつつ、大きな遠心力によっても外れない制動ロータ1とハブ2との簡単でかつ連結強度が高い連結構造が得られる。尚、柱状部42のかしめる箇所をブレーキディスクの背面側にすれば、美観を損うこともない。
ところで、上記構成のブレーキディスクAでは、ブレーキ操作による制動時に、連結箇所、つまり、突出片13と軸部22の凹部221との接触面を介してハブ2に荷重が作用するが、ハブ2への荷重が入力するポイントの両側に直線状の梁部23が位置することで、梁部23によって、ハブ2への入力荷重を分力させて受け止めることが可能になる。このため、梁部23への荷重入力方向の断面積(梁の太さ)が小さい場合でも、ハブ2の強度を高めることができる。
また、梁部23の中心Mpを半径方向線の中間点Lpより外側に位置させたため、ねじり方向の荷重に対しても十分な強度を有し、梁部23を設けることで強度が高くなるため、軸部22に、開口面積の大きな貫通孔242を設けても十分な強度が得られ、軽量化が図れる。この場合、梁部23の荷重入力方向の断面積は、連結部を直線状に、即ち、最短距離を結ぶため、円弧状に梁部が残るようにしたものと比較して軸方向の荷重に対し、同強度であれば17%程度の削減が可能になる。
また、各突出片13の両側面13aを、その外側に向かって円弧Rで湾曲させておけば、ハブ2に荷重が入力されたとき、突出片13の側面と凹部221の内壁面とが軸方向で線接触するようになり、接触部での応力を略均一にできてよい。
尚、本実施の形態では、ハブ2を5軸仕様とし、梁部23を設けたものついて説明したが、これに限定されるものではなく、制動ロータとハブとの連結部をそれぞれ直線状に連結するように梁部を設ければ、ハブの強度を図りつつ軽量化が可能になる。
次に、図8を参照してブレーキディスクAの組付を説明する。先ず一方の押さえ板4を、その板状部41を下側にして設置し、ハブ2をその背面側を上にし、各柱状部42に、ハブ2に設けた各開口222を差し込むようにしてセットする。次いで、ハブ2の外側に、各軸部22の凹部221に各突出片13をそれぞれ嵌挿させつつ制動ロータ1をその背面側を上にして設置する。
次いで、ハブ2から上方に突出した柱状部42に、付勢手段3の各開口34及び他方の押さえ板5の各開口52を差し込むようにして、付勢手段3、押さえ板5を順次セットする。そして、押さえ板5から突出した柱状部42の先端部分をプレスかしめによりかしめて、ハブ2に制動ロータ1が連結される。この場合、付勢手段3の基部31が軸方向に規制されるが、ロータ部11に作用するばね部32の付勢力は変化しない。
本発明のフローティング型ディスクブレーキの正面図。 制動ロータの正面図。 ハブの正面図。 (a)及び(b)は、一方の押さえ板を説明する図。 (a)及び(b)は、他方の押さえ板を説明する図。 (a)及び(b)は、付勢手段を説明する図。 図1のVII−VII線に沿った断面図。 本発明のフローティング型ディスクの組付を説明する図。
符号の説明
A フローティング型ブレーキディスク
1 制動ロータ
11 ロータ部
13 突出片
2 ハブ
22 軸部
221 凹部
23 梁部
3 付勢手段
4、5 規制手段

Claims (6)

  1. 制動ロータと、この制動ロータの内側に配置されるハブとを備え、付勢手段により制動ロータを軸方向に付勢した状態で制動ロータとハブとを連結したフローティング型ディスクブレーキであって、前記付勢手段を、基部とこの基部に対し鈍角で屈曲した制動ロータに作用する板状のばね部とから構成し、この基部を軸方向に規制して付勢手段の脱落を防止する規制手段を設け、前記ばね部の略中央領域を、このばね部の作用方向に対して反対側に向かって円弧状に湾曲させると共に、ばね部の先端部を前記規制手段によりばね部の作用方向に対して反対側から押さえることを特徴とするフローティング型ディスクブレーキ。
  2. 前記規制手段は、制動ロータの内側にハブを組付けた際に、制動ロータ及びハブの軸方向の面の一部を軸方向両側から覆って少なくともハブの軸方向の面に面接触するように構成した一対の押さえ板を有し、前記ハブからの前記制動ロータの軸方向の抜け止めを行うことを特徴とする請求項1記載のフローティング型ディスクブレーキ。
  3. 前記一対の押さえ板の一方を、制動ロータ及びハブの軸方向の面の一部を覆う板状部とこの板状部から軸方向に延出させた少なくとも2本の柱状部とから構成し、各柱状部が貫通する開口を、他方の押さえ板と、付勢手段の基部と、ハブ及び制動ロータの少なくとも一方にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項記載のフローティング型ディスクブレーキ。
  4. 前記制動ロータの内周縁部に所定の間隔を置いて複数の突出片を形成すると共に各突出片に対応してハブの外周縁部に凹部を形成し、各突出片を各凹部に挿入させつつ制動ロータの内側にハブを組付け、各突出片を各凹部に挿入させた領域に前記規制手段を配置し、前記ハブに、その外周縁部のうち前記突出片と突合った部分をそれぞれ直線状に連結する梁部を設け、各突出片を各凹部に挿入させた場合に、梁部の長手方向に沿った中心線上に前記突出片を位置させたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のフローティング型ディスクブレーキ。
  5. 前記梁部の中心を、制動ロータの内周縁部とハブに形成した中央開口の外周縁部とを結ぶ半径方向線の中間点より外側に位置させたことを特徴とする請求項記載のフローティング型ディスクブレーキ。
  6. 前記各突出片の両側を、その外側に向かって円弧状に湾曲させたことを特徴とする請求項または請求項記載のフローティング型ディスクブレーキ。
JP2005158524A 2005-05-31 2005-05-31 フローティング型ディスクブレーキ Expired - Fee Related JP4423236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158524A JP4423236B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 フローティング型ディスクブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005158524A JP4423236B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 フローティング型ディスクブレーキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006336670A JP2006336670A (ja) 2006-12-14
JP4423236B2 true JP4423236B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=37557404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005158524A Expired - Fee Related JP4423236B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 フローティング型ディスクブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4423236B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010106916A (ja) 2008-10-29 2010-05-13 Advics Co Ltd ディスクロータ
JP5783856B2 (ja) * 2011-09-06 2015-09-24 株式会社ユタカ技研 フローティング型ブレーキディスク
JP5803739B2 (ja) 2012-02-28 2015-11-04 サンスター技研株式会社 ブレーキディスク
US10190647B2 (en) 2014-12-05 2019-01-29 Yuan-Hung WEN Brake disc
TWI532933B (zh) * 2014-12-05 2016-05-11 溫芫鋐 煞車碟盤
CN104565139B (zh) * 2014-12-22 2017-09-12 温芫鋐 煞车碟盘
WO2020139191A1 (en) * 2018-12-28 2020-07-02 Sunstar Singapore Pte., Ltd. Brake disc

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006336670A (ja) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4423236B2 (ja) フローティング型ディスクブレーキ
JP5855398B2 (ja) ディスクブレーキ用パッド組立体
JP2010106916A (ja) ディスクロータ
JPWO2005111457A1 (ja) フローティング型ディスクブレーキ
US8353391B2 (en) Floating type brake disc
JP5985859B2 (ja) ディスクブレーキ用摩擦パッド組立て体
JP6433262B2 (ja) ディスクブレーキ用シム組立体
JP4702272B2 (ja) ブレーキパッド
JP2010106917A (ja) ディスクロータ
JP2005257080A (ja) 回転振動ダンパ
JP4691443B2 (ja) ブレーキディスク
JP6649204B2 (ja) フローティング型ブレーキディスク
JP4423176B2 (ja) フローティング型ブレーキディスク
JP5759793B2 (ja) ディスクブレーキ
KR101524423B1 (ko) 클러치 마찰 디스크
JP4932651B2 (ja) 対向ピストン型ディスクブレーキ
JP4841895B2 (ja) ピン結合構造
JP4204256B2 (ja) フローティング型ブレーキディスク
JP4220180B2 (ja) フローティング型ブレーキディスク
JP5913497B2 (ja) 遠心式クラッチ装置
JP4963299B2 (ja) ディスクブレーキ
JP3660507B2 (ja) ディスクブレーキ
JP5192303B2 (ja) フローティング型ブレーキディスク
JP2009264462A (ja) ディスクブレーキ及びその製造方法
JP2007285385A (ja) ディスクブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4423236

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees