JP4416702B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スキャナ装置とプリンタ装置からなるデジタル複写機などの画像データ処理装置に関し、好ましくは、ネットワークなどの通信経路に接続され、前記複写機としての機能以外に、画像通信及びプリンタとしての機能を有するデジタル複合機として実施され、詳しくは、複合機に入力される画像データを処理するために、装置に搭載された記憶装置に対して一時的に記憶し、その記憶された画像データの処理が完了したものについて記憶装置の画像データを無効化する画像データ処理装置に関する。
近年、原稿の画像をスキャナ装置により電子的に走査して読み取り、このスキャナ装置から出力される画像データをプリンタ装置から記録出力するデジタル複写機が商品化されている。そして最近では、外部機器との通信を行い画像データの送信、受信を行う通信機能(ファックス機能、プリンタ機能など)を搭載したデジタル複合機へと進化している。また、デジタル複合機として処理する画像データを一時的に記憶する記憶装置も搭載され、大量の画像データ、複数のジョブを効率よく処理することができるように改良されてきている。
一方、画像データを記憶する記憶装置には、半導体メモリから構成されるもの、ハードディスク装置などの磁気記憶媒体からなるものなど様々なタイプがある。これら記憶装置においては、記憶容量、コスト、書き込み速度、読み出し速度、揮発性、不揮発性などの面で画像データを記憶する環境が異なっている。
特にハードディスク装置などの磁気記憶装置においては、FATという管理データによりディスク(記憶媒体)を小さな単位に分割して各領域を管理している。そして、ディスク(記憶媒体)の各領域にデータを記憶した際に、そのFATデータを更新しておき、各領域に記憶されたデータを必要に応じて読み出す際に、このFATデータをもとに読み出したりしている。
現在、このハードディスク装置は、記憶容量の大きさ、価格(部品コスト)、データの転送速度などの面で半導体メモリの補助記憶装置としてデジタル複合機に搭載され、半導体メモリ上である程度のジョブデータを処理する一方で、新たに入力されてくるジョブデータを一時的に記憶させておき、処理の順番が来た段階で半導体メモリ上に読み出して処理するような構成となっている。この構成は、画像データを処理するシステム(デジタル複合機)として、大量のジョブデータを停滞させることなく効率よく処理することができる処理システムとして市場に提供されている。
しかしながら、機密性の高い文書データをこのようなデジタル複合機で処理するとなると、セキュリティの面で問題がある。例えば、ハードディスク装置の各領域に一時的に記憶されたジョブデータ(画像データ)は、不要となった段階でFATデータが更新され、新たな画像データを記憶する際、そのFATデータをもとに不要となった画像データが記憶されている領域に新たな画像データを上書きしたり、不要となったデータの領域として強制的に画像データを消去しない限り、ジョブデータそのものはデータとして残っているからである。
そこで、デジタル複合機において処理が完了した段階で、ハードディスク装置に記憶されている画像データの領域を強制的に消去したり、乱数により発生された不定期なパターン画像を上書きしたりして、画像データとして再現が出来ないようにした画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、厳密には記憶装置が磁気記憶媒体によるものであるために、新たな画像データ、あるいは、特定のパターンを一度上書きしたり、消去したりしただけでは、先に記憶していた画像データが完全に読み取り不可能になるわけではない。
そこで本出願人は、上記問題点を解決するため、メモリに記憶された画像データを消去する際に、セキュリティレベルに応じて、その画像データが記憶された領域に対して繰り返し消去作業を行うことによって、画像データの十分な機密保護を達成するようにした画像処理装置を提供している。この画像処理装置は、ジョブの終了やジョブのクリアなどにより「画像データ消去処理」が動作しているときは、表示画面の略中央に、現在データを消去する処理を行っていることがウインドウ表示されるようになっている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−284572号公報 特開2004−7059号公報
ところで、最近のデジタル複合機は、装置に搭載されたスキャナ装置から読み込まれた原稿の画像を出力処理する場合もあれば、外部機器から通信経路を介して送られてくる画像データを出力処理する場合もある。ここで、大きな違いは、画像データを出力処理する場合に、装置の前に利用者がいるかどうかである。
原稿のコピーや送信をしようとする場合は、原稿をセットしてコピーや送信の条件を操作パネルから設定し、処理の開始指示(スタートスイッチの操作)を行うため、装置の前に利用者がいるのが普通である。これに対し、通信経路(ネットワーク:LANや電話回線など)を介して画像データが送られてくる場合は、外部機器からの操作指示により画像データが発生するため、装置の前に利用者がいないのが普通である。
一方、上記特許文献2に記載の画像処理装置では、ジョブの終了やジョブのクリアなどにより「画像データ消去処理」が動作しているときに、現在、データを消去する処理を行っていることを常にウインドウ表示することになる。つまり、消去するデータがどのような過程で入力されたかに関係なく、また、装置の状況に関係なく、画像データを消去する度に、データを消去(無効化)している案内の表示ウインドウが操作画面上に現れ、利用者に報知されることとなる。
ここで問題となるのが、装置の前にいる利用者と、無効化される画像データとの関係であり、無効化される画像データと装置の前の利用者とが全く関係ない場合、その表示ウインドウは無意味なものであり、場合によっては操作の邪魔になって操作性を悪くする原因にもつながる恐れがある。
例えば、ネットワーク経由でパソコンから送られてきた画像データをプリントアウト中に、別の利用者がコピーもしくは送信を行う原稿を複写機にセットしてコピーもしくは送信の条件を設定しているとする。このとき、プリント処理中の画像データが処理を完了すると、処理が完了した画像データの消去(無効化)の開始を伝える表示ウインドウが操作画面上に表示されることになる。そのため、別の利用者が装置の前に立って新たなジョブの条件を設定していた場合には、その設定途中に突然、表示ウインドウが表示されることになり、現在操作中の利用者が戸惑うといった問題が発生する。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、画像データの無効化を開始するにあたり、その無効化する画像データに関係する利用者が装置の前にいるかどうか判断して、画像データの無効化を利用者に的確に案内するようにした画像データ処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像データ処理装置は、入力された画像データを処理する画像データ処理手段と、処理が完了したデータを無効化するデータ無効化手段とを備えた画像データ処理装置において、前記データ無効化手段によりデータを無効化していることを報知する報知手段をさらに備えており、前記報知手段は、前記データ無効化手段により無効化されるデータを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かに基づいて、利用者への報知形態を決定することを特徴とする。
ここで、無効化されるデータを入力した利用者が報知手段を確認できる状態にあるか否かを判断する一つの手法として、無効化されるデータを入力した利用者が報知手段を確認できる状態にあるか否かを判断する基準が、装置の動作モードまたは画像データの入力経路に基づいて予め設定されている判断基準テーブルを備えておき、報知手段は、この判断基準テーブルを参照して状態を判断し、その判断結果に基づいて利用者への報知形態を決定するように構成することができる。
判断基準の具体例を説明すると、無効化されるデータに関係する利用者が装置の前にいないものとして表示を行わない条件としては、例えば、新たなコピー予約中に並行して処理しているプリントジョブの出力が完了したとき、新たなコピー予約中に並行して処理しているFAXの受信画像の出力が完了したとき、新たな送信予約中に並行して処理しているプリントジョブの出力が完了したとき、新たな送信予約中に並行して処理しているFAXの受信画像の出力が完了したとき、新たなジョブの指示を待っているマシン待機中に、プリント処理中のジョブが完了したとき、新たなジョブの指示を待っているマシン待機中に、プリント処理中のFAXの受信画像の出力が完了したとき、送信しようとする原稿を読み取ってから送信の完了までに時間を要したとき、などがある。
また、無効化されるデータに関係する利用者が装置の前にいるものとして表示を行う条件としては、例えば、コピーしようとする原稿を読み取ってプリントアウトしているとき、送信しようとする原稿を読み取ってネットワーク経由で画像データを送信処理しているとき、ネットワーク経由で送られてきた画像データが装置内にホールドされ、その中から出力指示がなされ出力しているとき、などがある。
以上のような条件を判断基準として判断基準テーブルに格納し、この判断基準テーブルを参照することで、無効化するデータに関係する利用者が装置の前にいるかどうか判断して、操作パネルの表示画面上に、表示ウインドウによるデータの無効化を表示するかどうかを決定している。これにより、データの無効化を的確に案内することが可能となり、画像データに関係する利用者もデータの無効化が確認できて安心することができる。また、無効化されるデータに関係のない利用者に対しては、操作の妨げになることもなく、スムーズに新たな処理の予約指示を行うことが可能となる。
この場合、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かの判断結果に基づき、前記利用者が装置の前にいないと判断した場合の表示時間を、前記利用者が装置の前にいると判断した場合の表示時間より短くするように表示時間を切り換えるように構成してもよい。具体的には、データを入力した利用者が報知手段を確認できる状態にある場合の報知時間を例えば5秒とし、データを入力した利用者が報知手段を確認できない状態にある場合の報知時間を例えば1秒とすることができる。
また、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かに基づいて、利用者に報知する報知画面のサイズを切り換えるように構成してもよい。具体的には、データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にある場合には、報知画面のサイズを大きく、かつ表示画面の中央部に表示し、データを入力した利用者が当該報知手段を確認できない状態にある場合には、報知画面のサイズを小さく、かつ表示画面の隅に表示する。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを明確に確認することができる。また、データを入力した利用者でない者が装置を操作中である場合には、表示画面の隅に小さく表示されるだけであるので、入力操作の妨げとなることはない。
また、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かの判断結果に基づき、利用者に対して無効化していることを報知する報知画面の表示形態を切りえるように構成してもよい。具体的には、データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にある場合には、明るく表示する、目立つ色(赤等)で表示する、表示画面の中央部に表示する、といった表示形態とし、データを入力した利用者が当該報知手段を確認できない状態にある場合には、暗く表示する、目立たない色(グレー等)で表示する、表示画面の隅に表示する、といった表示形態とする。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを明確に確認することができる。また、データを入力した利用者でない者が装置を操作中である場合には、表示画面の隅に小さく表示されるだけであるので、入力操作の妨げとなることはない。
また、本発明の画像データ処理装置は、入力された画像データを処理する画像データ処理手段と、処理が完了したデータを無効化するデータ無効化手段とを備えた画像データ処理装置において、前記データ無効化手段によりデータを無効化していることを報知する報知手段をさらに備えており、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が装置近傍に存在するか否かに基づいて、利用者への報知形態を決定するように構成してもよい
ここで、データを入力した利用者が装置近傍に存在するか否かを判断する一つの手法として、データを入力した利用者が装置近傍に存在するか否かを識別する識別手段を備えており、前記報知手段は、前記識別手段の識別結果に基づいて、利用者への報知形態を決定するように構成することができる。
前記識別手段としては、例えばRFID(Radio Frequency-Identification)タグの使用が可能である。RFIDタグに利用者の情報を予め記憶させておくことで、装置の前にいる人物が無効化されるデータに関係する利用者であるか否かを判断することができる。この場合には、画像データ処理装置側にRFIDタグに記憶されている利用者情報を読み取るタグリーダを備えている必要がある。また、RFIDタグに記憶されている利用者情報も画像データ処理装置内に記憶しておき、読み取った利用者情報と、記憶している利用者情報とを比較して判断する。ここで、利用者情報とは、その利用者が使用しているパソコン等の機器の識別情報である。送信されてきた画像データには、その機器の識別情報も付加されているので、画像データ処理装置側では、その画像データに付加されている識別情報と、RFIDタグから読み取った識別情報との比較を行うことになる。
この場合、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が装置近傍に存在するか否かに基づいて、利用者に報知する時間を切り換えるように構成することができる。具体的には、データを入力した利用者が装置近傍に存在する場合の報知時間を例えば5秒とし、データを入力した利用者が装置近傍に存在しない場合の報知時間を例えば1秒とすることができる。ただし、データを入力した利用者が装置近傍に存在しない場合には、報知しないようにしてもよい。
また、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が装置近傍に存在するか否かに基づいて、利用者に報知する報知画面のサイズを切り換えるように構成してもよい。具体的には、データを入力した利用者が装置近傍に存在する場合には、報知画面のサイズを大きく、かつ表示画面の中央部に表示し、データを入力した利用者が装置近傍に存在しない場合には、報知画面のサイズを小さく、かつ表示画面の隅に表示する。ただし、データを入力した利用者が装置近傍に存在しない場合には、表示しないようにしてもよい。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを明確に確認することができる。また、データを入力した利用者でない者が装置を操作中である場合には、表示画面の隅に小さく表示されるだけであるので、入力操作の妨げとなることはない。
また、前記報知手段は、前記データを入力した利用者が装置近傍に存在するか否かに基づいて、利用者に対して無効化していることを報知する報知画面の表示形態を切りえるように構成してもよい。具体的には、データを入力した利用者が装置近傍に存在する場合には、明るく表示する、目立つ色(赤等)で表示する、表示画面の中央部に表示する、といった表示形態とし、データを入力した利用者が装置近傍に存在しない場合には、暗く表示する、目立たない色(グレー等)で表示する、表示画面の隅に表示する、といった表示形態とする。ただし、データを入力した利用者が装置近傍に存在しない場合には、表示しないようにしてもよい。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを明確に確認することができる。また、データを入力した利用者でない者が装置を操作中である場合には、表示画面の隅に小さく表示されるだけであるので、入力操作の妨げとなることはない。
また、本発明の画像データ処理装置は、通信手段を介して入力された画像データを受け取った段階で処理する第1のモード(ダイレクトプリントモード)と、通信手段を介して入力された画像データを一旦装置内に蓄えておき、その後の利用者からの出力指示により処理を開始する第2のモード(ホールドプリントモード)とを備えており、前記第2のモードの場合には前記報知手段によりデータが無効化されることを報知し、前記第1のモードの場合には前記報知手段によりデータが無効化されることを報知しないように構成してもよい。すなわち、ダイレクトプリントで受け取った画像データをそのままプリントアウトする場合には、利用者は装置の前にいないので、この場合にはデータが無効化されることは報知しない。一方、受け取った画像データを一旦ホールドし、利用者からの指示により出力する場合には、利用者が確実に装置の前にいるので、この場合にはデータが無効化されることを報知する。
また、本発明の画像データ処理装置は、画像データの入力経路として、スキャナを介する入力経路もしくは通信手段を介する入力経路を備えており、前記報知手段は、前記データ無効化手段により無効化されるデータの入力経路に応じて利用者への報知形態を決定するように構成してもよい。具体的には、スキャナから入力される場合には、利用者が装置の前にいるので、この場合には報知し、外部機器からネットワークを介して入力された場合には、利用者が装置の前にいないので、この場合には報知しない、といった選択が可能である。また、報知する場合でも、上記のように、報知時間を切り換えたり、報知画面のサイズを切り換えたり、表示形態を切り換えたりすることが可能である。
なお、本発明の画像データ処理装置は、装置に関する情報を利用者に案内する表示画面と、装置に対する操作指示に必要な情報の表示画面とが共通の画面である場合に特に有効である。画面が共通でなければ、データの無効化中に別の利用者が操作画面から新たなジョブの条件を設定していたとしても、データを無効化中であることの報知は別の画面に表示されることになるため、利用者の操作の邪魔になることもないからである。
本発明の画像データ処理装置によれば、画像データの無効化を開始するにあたり、その無効化する画像データに関係する利用者が装置の前にいるかどうかを判断して、画像データを無効化していることを報知(表示)するか否かを決定するように構成したので、画像データの無効化を利用者に的確に案内することができるとともに、無駄な案内を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
−画像データ処理装置の基本構成の説明−
まず、本発明の画像データ処理装置の基本構成について説明する。
図1は、本発明の画像データ処理装置をデジタル複合機に適用した場合の実施形態を示す概略構成図である。
本実施形態に係るデジタル複合機は、図1に示すように、画像読み取り部2、操作部4、画像形成部6、機器制御部8、FAXモデム9、通信部10、ハードディスク12、及び管理部14を備えている。
画像読み取り部2は、例えばCCD読み取り装置2aを備えており、画像データを入力する画像データ入力手段として働く。
操作部4は、各種入力キーなどを備えた入力部4aとLCDなどの表示手段を備えた表示部4bとを有しており、機器の操作や条件を入力したり条件などを表示する。
画像形成部6は、印字データを展開する作業用のメモリ6a、外部からきたデータを機器内で保護するためにデータを暗号化してハードディスク13に一時的に退避(保存)させるとともに、ハードディスク13に退避させているデータを復号化してメモリ6aに渡す暗号化/復号化部6c、レーザスキャニングユニット(LSU)を有する印字部6dなどを備えている。
機器制御部8及び管理部14は、オプション設定されたプログラムによって画像データ記憶手段に記憶されている画像データを無効化(例えば、無意味なデータの上書きや、単なる消去等)する画像データ無効化手段としての働きを有している。さらに機器制御部8及び管理部14は、オプション設定されたプログラムによって無効化対象画像データに対して、画像データ無効化手段による無効化作業を複数回行う無効化回数制御手段としての働きを有している。
通信部10は、ネットワーク41との間で双方向通信を行う通信部であり、本実施形態では、受信したデータを機器が扱えるデータに展開するためのメモリを備えたプリンタボードとなっている。従って、通信部10では、受信したデータをこのメモリ上で展開しながら、作業用のメモリ6aに順次転送する。
また、通信部10は、図示は省略しているが、赤外線通信機能を有する携帯型の通信機器との間で赤外線による通信が可能な赤外線通信部を備えていてもよい。さらに、デジタルカメラ等に着脱可能に設けられているメモリカードを直接挿入することによって、当該メモリカードから情報を読み取るカードリーダを備えていてもよい。
ハードディスク12は、入力手段から入力された画像データを記憶する画像データ記憶手段として働く。画像データ記憶手段は、磁気記憶媒体を備えた記憶装置として構成することができる。
管理部14は、機器全体の管理とともに、不要となったデータの無効化処理などの管理を行う。
上記構成のデジタル複合機1において、FAXモデム9には、電話回線42を介して例えば管理者が管理するファクシミリ装置31が接続可能となっており、通信部10には、LAN等のネットワーク41を介して端末装置(パソコン)32,33等が接続されているとともに、インターネット43を介してインターネットFAX34や外部パソコン35等が接続可能となっている。本実施形態に係るデジタル複合機1は、このようなネットワーク環境の中に配置されている。
また、本実施形態に係るデジタル複合機1は、LAN等のネットワーク41に接続されている各端末装置32,33のプリンタドライバから出力指示を受け付けて印刷処理する機能、及び所定のデータ形式で出力の指示を受け付けてダイレクトプリントで印刷処理する機能の両方の機能を備えている。そして、本実施形態に係るデジタル複合機1では、プリンタドライバからの出力指示を受け付けてローカルエリアの印刷処理を実行する動作環境において、ダイレクトプリント機能を有効にするか(即プリントするか)、無効にするか(一旦ハードディスク12に保存し、機器の前で利用者が出力指示を行うことでプリントするか)、といった設定が可能となっている。
本実施形態に係るデジタル複合機1を複写機として利用する場合には、画像読み取り部2にて読み取られた原稿の画像データが、画像形成部6から複写物として出力される。
画像読み取り部2にはCCD2aが備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿の画像データは、揮発性のメモリ6a上に出力画像として完成され、一旦ハードディスク12へ記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。
その後、操作部4から指示された処理モードに基づいて、ハードディスク12に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出され揮発性のメモリ6aに送られる。そして、印刷部6bへの書き込みタイミングに合わせて画像データがメモリ6aから印字部6bへと転送される。
また、読み取った画像データを複数枚印字する場合も、同様に出力画像としてページ単位でハードディスク12へ記憶され、出力するモードに合わせてハードディスク12から揮発性メモリ6aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返し印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて印字部6bへ転送される。
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1をプリンタとして利用する場合には、通信部10にて受信した画像データがメモリ6aなどを介して画像形成部6から出力される。
通信部10は、通信ケーブルなどによりネットワーク41と接続されており、ネットワーク41上に接続された端末装置32,33から画像データを受信するようになっている。通信部10にて受信された画像データは、出力する画像データとしてページ単位にメモリ6aに送られ、暗号化されて一旦ハードディスク12へ記憶される。そして、再びハードディスク12から読み出され、復号化されて揮発性のメモリ6aに送られ、複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送される。
また、本実施形態に係るデジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読み取り部2において読み取られた原稿の画像データを、通信部10からネットワーク41及びインターネット43を介してインターネット34が外部PC35へ送信することができる。ここでも画像読み取り部2に備えられたCCD2aにより原稿の画像を電子的に読み取る。そして、読み取られた原稿の画像データは、揮発性のメモリ6a上に出力画像として完成され、暗号化されて一旦ハードディスク12へ記憶される。そして、再びハードディスク12から読み出され、復号化されて揮発性のメモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部10から目的の送信先へと送信される。さらに、本実施形態に係るデジタル複合機1は、FAXモデム9を介して電話回線網42と接続されており、ファクシミリ装置として利用する場合にも同様の動作が行われる。
なお、ここでは画像データを一時的に保存する記憶装置としてハードディスク12を備えたデジタル複合機1として説明しているが、これに限らず、機器本体から取り外されても保存された画像データを保持することができる不揮発性のメモリや、バックアップ機能の付いたメモリ、磁気記憶媒体を用いたその他の記憶装置(媒体)などを備えている場合についても同様に適用することが可能である。
また、本実施形態に係るデジタル複合機1の各構成部は、機器制御部8により制御され、操作部4に設けられたタブレット、キー群などの入力部4aからの操作指示を監視する共に、表示部4bを介してデジタル複合機の状態に関する情報など利用者に通知すべき情報を的確に案内表示する。また、管理部14には、機器制御部8により管理されている各構成部に関する情報が管理されており、これらの情報をもとに、機器制御部8がデジタル複合機全体の動作を制御する。
次に、図2を参照して、入力部4a、表示部4bから構成される操作部4の構成を詳細に説明する。図2は、操作部4を詳細に示す説明図である。
操作部(操作パネル)4は、図1でも説明したように入力部4a及び表示部4bを備えている。表示部4bは、ドットマトリックスタイプの液晶パネルにより構成されており、本実施形態に係るデジタル複合機として利用者に対して報知すべき情報を詳細に案内表示できるようになっている。また、この液晶パネルの画面上には透明なタッチパネルが設けられており、液晶パネル上に表示される情報に従ってタッチパネルを操作すると、その上方がシステムに指示上方として入力される入力部4aの一部としても機能する。
入力部4aには、他に、液晶パネルに隣接して配置されたキー群があり、コピースタートを指示するためのスタートキー16、実行中の処理を中断させるためのクリアオールキー17、指示したモードの内容をクリアするクリアキー18、コピー枚数などを指示するためのテンキー22、モード毎の切り換えキー23a、23b、23c、ユーザー設定キー24などが含まれる。
以上で、本実施形態に係るデジタル複合機1の基本構成の説明を終了する。
−セキュリティシステムの基本処理動作の説明−
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1に搭載されるセキュリティシステムについて説明する。なお、このセキュリティシステムの説明は、本出願人が先に出願している上記特許文献2の内容とほぼ同じである。
簡単な処理の流れとしては、機器として処理する画像データをハードディスク12に一旦記憶する。その後、記憶した画像データが不要となった段階でハードディスク12上の画像データを無効化する。このとき、セキュリティレベルに応じた回数だけ無効化処理を繰り返して記憶された画像データを無効化する。
なお、以下の説明では原稿の画像データを読み取って、プリンタから記録物として出力するコピー動作として説明するが、本実施形態に係るデジタル複合機1をプリンタとして用いる場合や、スキャナとして読み取った画像データを送信するファクシミリやネットワークスキャナなどの送信装置として用いる場合も同様の処理が行われる。
図3から図11は、図2の液晶パネルに表示される画面を拡大して示したものであり、ハードディスク12に対して一時的に記憶された画像データを無効化する「画像データ無効化処理」を有効にして、ハードディスク12上から不要となった画像データをセキュリティレベルに応じて無効化する各処理過程における表示部4bの表示遷移状況を示す説明図である。また、図12は、本実施形態に係るデジタル複写機1においてコピー動作を行い、その後、ハードディスク12上の画像データを無効化する一連の処理の手順を示すフローチャートである。
図3は、まだ「画像データ無効化処理」が有効となっていない状況での表示画面であり、本実施形態に係るデジタル複合機として「画像データ無効化処理」は機能的に機器内に予め搭載されてはいるが、本機能は当初動作していないように設定されている。
そして、設置先における文書データなどに対するセキュリティの必要性からプロダクトキーの入力設定を行うことで「画像データ無効化処理」機能の動作が可能となる。なお、この予め搭載されている機能をプロダクトキーでもって選択的に有効として、以降、利用可能とする点については、当社の出願(特開2001−309099号公報)に記載されている通りである。
図4は、このプロダクトキーの入力により「画像データ無効化処理」が有効になっていることが利用者に分かるように、表示画面の左下に「画像データ無効化処理」が動作可能な状況であることを表すアイコンを表示させた状態の図である。
そして、「画像データ無効化処理」が動作していないとき(機器が待機しているとき)に、表示画面左下のアイコン部分が指で押圧(タッチ)されると、表示画面が図5のように遷移する。そして、ここでは、表示画面の略中央にセキュリティキットに関する本機能のバージョン情報などがウインドウ表示される。
なお、「画像データ無効化機能」は、「データセキュリティキット」としてデジタル複合機上でオプション扱いされており、ウインドウ表示中に「データセキュリティキット」として案内表示されている。これにより、「データセキュリティキット」及び「画像データ無効化機能」の内容、バージョンなどが確認できる。
また、ジョブの終了、ジョブのクリアなどにより「画像データ無効化処理」が動作しているとき(ハードディスク12上のデータを無効化しているとき)は、図6にあるように、表示画面の略中央に、現在データを無効化する処理を行っていることがウインドウ表示される。
そして、このとき、表示画面下のアイコン部分が指で押圧(タッチ)されると、表示画面は図7へと遷移する。ここでは、表示画面の略中央に、「画像データ無効化処理」によるハードディスク12上における画像データの無効化処理が行われていること及びその進行状況が、レベル表示されている。これにより、「画像データ無効化処理」による画像データの無効化処理の動作状況を確認できる。
さらに、「画像データ無効化処理」によりハードディスク12上における画像データの無効化が行われている時は、アイコンを点滅させるなど通常の表示とは異なる形態で表示することで、ひと目で動作中であることが分かるようにしても効果的である。
次に、図8は、設置先における文書データなどに対するセキュリティレベルの違いから「画像データ無効化処理」がハードディスク12に作用して、ハードディスク12上に記憶された画像データを無効化する回数を任意に設定する場合、さらに、ハードディスク12上に記憶されている画像データを強制的に無効化するよう「画像データ無効化処理」を開始させるための操作指示を行うなどの詳細設定表示画面である。
この設定画面を用いてセキュリティレベルに適した無効化回数を設定しておくことで、画像データが不要となった段階で繰り返し画像データを無効化することとなり、設置先におけるセキュリティレベルを維持できると共に、セキュリティレベルの向上による機器としての画像データに対する処理レベルの低下を必要最小限に抑えることが出来る。
また、任意のタイミングでハードディスク12上に記憶された画像データを無効化することができるので、重要な文書データを処理した場合などに有効である。
以下に、各モードについて簡単に操作説明を行う。
<全データエリア無効モード>
図8の詳細設定表示画面の左上に表示された「全データエリア無効」キー部分が押圧されると、その時点で、ハードディスク12上のデータが無効化される。このとき、確認のために表示画面の略中央に確認ウインドウが表示され(図9)、「無効にする」の操作指示があればハードディスク12上のデータ無効化が開始される。図10は、ハードディスク12上におけるデータ無効化作業の進行状況をレベル表示したものである。
また、「全データエリア無効」キーの右側には、この「全データエリア無効」を繰り返し実行する回数を、例えば1から7の間で設定ができるように「全データエリア無効回数」キーが表示されている。この「全データエリア無効回数」キーの横には設定された回数が合わせて表示されている。(デフォルト設定値は「1」である。)この「全データエリア無効回数」キー部分が押圧されると、図11の「全データエリア無効回数」設定画面が表示され、「アップ」「ダウン」キー部分を操作することで任意に回数が設定される。
<電源投入時の自動データ無効モード>
図8の詳細設定表示画面の中段に表示された「電源投入時の自動無効」キー部分が押圧されると、キー部分にチェック「レ」が入り、デジタル複合機の電源が投入される毎にハードディスク12上のデータを無効化する自動データ無効モードに設定できる。
また、「電源投入時の自動無効」キーの右側には、この「電源投入時の自動無効」を繰り返し実行する回数を、例えば1から7の間で設定ができるように「電源投入時の自動無効回数」キーが表示されている。この「電源投入時の自動無効回数」キーの横には設定された回数が合わせて表示されている。(デフォルトの設定状態は、電源投入時の自動無効モードも設定はされておらず、回数も「0」である。)この「電源投入時の自動無効回数」キー部分が押圧されると、図11の「全データエリア無効回数」設定画面が表示され、「アップ」「ダウン」キー部分を操作することで任意に無効回数を設定する。
<各ジョブ終了時の自動データ無効モード>
図8の詳細設定表示画面の下段に表示された「各ジョブ終了時の自動データ無効回数」キー部分が押圧されると、デジタル複合機において処理するジョブが完了する毎に、その完了したジョブに関するデータを、ハードディスク12上で無効化する動作の回数を設定することができる。
この「各ジョブ終了時の自動データ無効回数」キー部分が押圧されると、図11の「各ジョブ終了時の自動データ無効回数」設定画面が表示され、例えば1から7の間で「アップ」「ダウン」キー部分を操作することで任意に回数が設定される。また、「各ジョブ終了時の自動データ無効回数」キーの横には、各ジョブ終了時の自動データ無効モードを繰り返し実行する回数が合わせて表示されている。(デフォルト設定値は「1」である。)なお、この各ジョブ終了時の自動データ無効モードに限っては、先に説明したプロダクトキーの入力設定によりセキュリティキット(「画像データ無効化処理」)の動作が許可された段階で自動的に設定されたものとしている。
以上説明したように、セキュリティの必要性から「データセキュリティキット」の購入により、「画像データ無効化機能」の動作が可能な環境が整った上で、設置先におけるセキュリティのレベルに応じた「画像データ無効化機能」の作用回数が設定される。また、必要に応じてハードディスク12上のデータの無効化開始が指示できる。
ここで、図12及び図13に示すフローチャートを参照しつつ、コピーモード時の処理の流れを例にとって説明する。
デジタル複合機の電源が投入(ON)されると、まず最初に、機器を構成する各を機器制御部8がチェックする(S1)。そのチェックの結果、問題がなければ(S2でYesと判断)、所定の動作可能状態となるようにウォームアップを開始する(S3)。一方、異常(不備)が確認されると(S2でNoと判断)、表示画面上に異常(不備)が確認されたこと及び確認を求めることのウインドウ表示を行うなどのエラー処理を行う(S4)。
次に、特に問題もなくウォームアップを行っている中で、電源投入時にハードディスク12を初期化する「電源投入時の自動無効モード」が設定されているか確認を行い(S5)、モードが設定されていれば、ハードディスク12の初期化を開始する(S6)と共に、表示画面上に初期化作業の進行状況をウインドウ表示する(S7)。このとき、図8及び図11の設定画面により予め設定された無効回数分、ハードディスク12のデータ無効化による初期化を繰り返すこととなる(S8)。
以上の処理が完了すると、操作パネルの表示画面は基本画面の表示状態となり、ウォームアップの完了確認をもって(S9)、ジョブ指示待機状態となる(S10)。
この状態(待機中)で、原稿が画像読み取り部2のセット位置に載置され、その原稿に対するコピーモードの設定が行われた上でコピースタートキー16がオンされると(S11)、画像読み取り部2のCCD2aにより電子的に走査され、画像データとしてメモリ6a上にページ単位で生成される(S12)。そして、画像データは一旦メモリ上からハードディスク12上に蓄積されると共に、ハードディスク12に記憶された画像データに関する管理情報(FATデータなど)は管理部14に管理される(S13)。
次に、ハードディスク12に記憶された画像データは、記録のタイミングに合わせて再びメモリ6a上にプリントデータとして読み出され(S14)、プリンタとのタイミングを取ってLSUにデータ転送されプリントアウトされる(S15)。
そして、プリンタにより画像データがプリントアウトされたことが確認された段階でFATデータなどの管理データは処理完了として更新される(S16)と共に、一連のプリント処理が完了すると、この一連のプリント処理に使用された画像データの記憶領域に対してハードディスク12上における画像データの無効化処理が実行される(S17)。このときも、図8及び図11の設定画面により予め設定された無効回数分、ハードディスク12のデータ無効化による初期化を繰り返すこととなる(S18)。
以上で、本実施形態に係るデジタル複合機の基本構成及びセキュリティシステムの基本処理動作の説明を終了する。
−本発明の特徴であるデータ無効化処理時の報知処理の説明−
上記したセキュリティシステムの基本処理動作では、図6に示すように、「画像データ無効化処理」が動作しているとき、表示画面の略中央に、現在データを無効化する処理を行っていることが常にウインドウ表示されるようになっている。しかし、このようにデータを無効化していることを常に表示すると、上記[発明が解決しようとする課題]のところで説明したような問題を生じることになる。
そこで、本実施形態に係るデジタル複合機1では、画像データの無効化処理を開始するにあたり、その無効化する画像データに関係する利用者が機器の前にいるかどうかを判断して、画像データの無効化を利用者に的確に案内するように構成している。以下、具体的に実施例を挙げて説明する。
[実施例1]
無効化する画像データに関係する利用者が機器の前にいるかどうかの判断は、デジタル複合機1の使われ方、すなわち動作状態によってある程度判断することができる。
例えば、任意の利用者が新たなコピー予約中に並行して、処理しているプリントジョブの出力が完了したときには、そのプリントジョブに関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。また、任意の利用者が新たなコピー予約中に並行して、処理しているFAXの受信画像の出力が完了したときも、そのFAXの受信画像に関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。また、任意の利用者が新たな送信予約中に並行して、処理しているプリントジョブの出力が完了したときも、そのプリントジョブに関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。また、任意の利用者が新たな送信予約中に並行して、処理しているFAXの受信画像の出力が完了したときも、そのFAXの受信画像に関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。また、新たなジョブの指示を待っているマシン待機中に、プリント処理中のジョブが完了したときも、マシン待機中であるから、そのプリントジョブに関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。さらに、新たなジョブの指示を待っているマシン待機中に、プリント処理中のFAXの受信画像の出力が完了したときも、マシン待機中であるから、そのFAXの受信画像に関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。さらに、送信しようとする原稿を読み取ってから送信の完了までに時間を要したときも、その送信原稿に関係する利用者は、通常、機器の前にいないと判断できる。
一方、コピーしようとする原稿を読み取ってプリントアウトしているときは、通常、そのプリントアウト原稿に関係する利用者が機器の前にいると判断できる。また、送信しようとする原稿を読み取ってネットワーク経由で画像データを送信処理しているときも、通常、その画像データに関係する利用者が機器の前にいると判断できる。さらに、ネットワーク経由で送られてきた画像データが機器内にホールドされ、その中から出力指示がなされ出力しているときも、通常、その出力指示した利用者が機器の前にいると判断できる。
このように、無効化する画像データに関係する利用者が機器の前にいるかどうかの判断は、デジタル複合機1の動作状態によってある程度判断することができる。
そこで、本実施例1では、無効化されるデータを入力した利用者がデジタル複合機1の液晶パネル4を確認できる状態にあるか否かを判断する一つの手法として、このようなデジタル複合機1の動作状態を考慮した判断基準を予め設定したテーブルを作成し、この判断基準テーブルを利用して、データを無効化していることを報知するか否か、すなわち液晶パネル4に表示するか否かを決定する構成としている。すなわち、報知形態として表示する、しないを決定する。この判断基準テーブルは、機器制御部8の図示しない内部メモリ等に格納しておく。
図14は、判断基準テーブルの一例を示している。
図14(a)は、デジタル複合機1の動作モード(コピーモード、FAXモード、プリントモード)に応じて、表示の有無を設定したものである。具体的には、コピーモード時には、通常、そのコピーに関係する利用者が機器の前にいると推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示するように設定している。FAXモード時に関しては、送信時には、通常、その送信に関係する利用者が機器の前にいると推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示するように設定している。一方、FAX受信は突然送られてくる場合が多いので、この場合には、通常、そのFAX受信に関係する利用者が機器の前にいないと推定できるので、データ無効化処理を表示しないように設定している。また、プリントモード時には、通常、そのプリントデータに関係する利用者が機器の前にいないと推定できるので、データ無効化処理を表示しないように設定している。
この判断基準テーブルに従うと、デジタル複合機1がコピーモードで動作しているときには、コピー終了後、コピーデータの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。また、デジタル複合機1がFAX送信モードで動作しているときには、FAX送信後、送信データの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。また、デジタル複合機1がFAX受信モードで動作しているときには、FAX受信後、受信データの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージは表示しない。また、デジタル複合機1がプリントモードで動作しているときには、プリント終了後、プリントデータの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージは表示しない。
図14(b)は、図14(a)に示す判断基準をさらに細かく分類したテーブルの例を示している。
具体的には、コピーモード時に関しては、そのコピーモードが割り込みで発生した場合には、通常、そのコピー終了時に当該コピーに関係する利用者が機器の前にいると推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示するように設定している。一方、コピーモードが予約された場合には、通常、予約されたコピーの終了時には当該コピーに関係する利用者が機器の前にいないと推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示しないように設定している。また、FAXモード時に関しては、メモリ送信時には、通常、そのメモリ送信の終了時に当該メモリ送信に関係する利用者が機器の前にいないと推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示しないように設定している。一方、親展受信の場合には、データの出力指示を機器の操作パネルから行うため、この場合には、その親展受信に関係する利用者が機器の前にいると推定できるので、データ無効化処理を表示するように設定している。また、プリントモード時に関しては、通常のプリントモード時には、通常、そのプリントデータに関係する利用者が機器の前にいないと推定できるので、データ無効化処理を表示しないように設定している。一方、ホールドプリントモードの場合には、データの出力指示を機器の操作パネルから行うため、この場合には、そのホールドプリントに関係する利用者が機器の前にいると推定できるので、データ無効化処理を表示するように設定している。
この判断基準テーブルに従うと、他の処理中のデジタル複合機1が割り込みによってコピーモードで動作しているときには、コピー終了後、コピーデータの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。また、デジタル複合機1が予約によるコピーモードを実行したときには、コピー終了後、コピーデータの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示しない。また、デジタル複合機1がメモリ送信モードを実行したときには、メモリ送信後、当該メモリ送信データの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージは表示しない。また、デジタル複合機1が親展受信モードを実行したときには、プリント終了後、プリントデータの無効化処理を行ったとき、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。また、デジタル複合機1が通常のプリントモードを実行したときには、プリント終了後、プリントデータの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージは表示しない。また、デジタル複合機1がダイレクトプリントモードを実行したときには、プリント終了後、プリントデータの無効化処理を行ったとき、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。
このように、デジタル複合機1の動作状態に応じて、データ無効化処理の表示の有無を決定することにより、データの無効化処理を、関係する利用者に的確に案内することが可能となる。一方、このようなデータの無効化処理中に、別の利用者が操作部4を操作して設定操作を行っていた場合には、データの無効化処理のメッセージは表示されないので、別の利用者による入力操作の妨げになることはない。
図14(c)は、動作モードではなく、画像データの入力経路に応じて、表示の有無を設定したものである。具体的には、画像データが画像読み取り部(スキャナ)2から入力される場合には、利用者が機器の前にいると推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示するように設定している。また、画像データが通信部10の図示しない赤外線通信部から入力される場合には、利用者が機器の近傍にいると推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示するように設定している。さらに、画像データが図示しないカードリーダから入力される場合には、利用者が機器の前にいると推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示するように設定している。一方、外部PC35等の外部機器からネットワーク41を介して入力された場合には、利用者が機器の前にいないと推定できるので、この場合にはデータ無効化処理を表示しないように設定している。
この判断基準テーブルに従うと、画像データがスキャナから入力された場合には、読み取った画像データの処理後にこの画像データの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。また、画像データが赤外線通信部から入力された場合には、入力された画像データの処理後にこの画像データの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。また、画像データがカードリーダから入力された場合には、入力された画像データの処理後にこの画像データの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。一方、画像データが通信部10を介して入力された場合には、この入力された画像データの処理後にこの画像データの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示しない。
このように、デジタル複合機1への画像データの入力経路に応じて、データ無効化処理の表示の有無を決定することにより、データの無効化処理を、関係する利用者に的確に案内することが可能となる。
[変形例1]
上記実施例1では、無効化する画像データに関係する利用者が機器の前にいるかどうかの判断を、判断基準テーブルを利用して行っているが、この判断はあくまで推定であり、必ずしも的確であるとは言えないケースも出てくる。これに対し、本変形例1では、この判断をより的確なものとしている。
すなわち、本変形例1では、データを入力した利用者が機器の近傍にいるか否かを判断する一つの手法として、データを入力した利用者が機器の近傍に存在するか否かを識別する識別手段を備えた構成とし、機器制御部8は、この識別手段の識別結果に基づいて、利用者への報知形態(表示の有無)を決定するように構成している。
具体的に説明すると、本変形例1では、識別手段として、各利用者が携帯するRFIDタグを利用する。すなわち、RFIDタグに利用者の情報を予め記憶させておくことで、機器の前にいる人物が無効化されるデータに関係する利用者であるか否かを判断する。この場合には、デジタル複合機1にRFIDタグの利用者情報を無線通信によって読み取るタグリーダを備えておき、タグリーダで読み取った利用者情報を機器制御部8に入力するように構成しておく必要がある。また、RFIDタグに記憶されている利用者情報は、機器制御部8の図示しない内部メモリ等にも記憶しておく必要がある。ここで、利用者情報とは、その利用者が使用しているパソコン等の機器の識別情報である。デジタル複合機1に送信されてきた画像データには、送信元の機器の識別情報も付加されているので、機器制御部8では、その画像データに付加されている識別情報と、RFIDタグから読み取った識別情報との比較を行うことによって、データを入力した利用者が機器の近傍にいるか否かを判断する。その結果、データを入力した利用者が機器の近傍にいると判断したときには、該当するデータの無効化処理を行ったときに、図6に示すデータ無効化処理のメッセージを表示する。一方、データを入力した利用者が機器の近傍にいないと判断したときには、該当するデータの無効化処理を行っても、図6に示すデータ無効化処理のメッセージは表示しない。
このように、データを入力した利用者が機器の近傍にいるか否かを直接的に判断して、データ無効化処理の表示の有無を決定することにより、データの無効化処理を、関係する利用者のみに確実に案内することが可能となる。一方、このようなデータの無効化処理中に、別の利用者が操作部4を操作して設定操作を行っていた場合には、データの無効化処理のメッセージは表示されないので、別の利用者による入力操作の妨げになることはない。
[実施例2]
上記実施例1及び変形例1は、報知形態が、メッセージを表示するのか、しないのかであったが、本実施例では、上記実施例1及び変形例1で表示しないと判断された場合にも、同様にメッセージを表示することを前提とした実施例である。この場合、上記実施例1及び変形例1で表示すると判断された場合と、表示しないと判断された場合との表示形態が全く同じでは紛らわしいので、本実施例では、この表示形態を工夫している。
すなわち、本実施例では、データを入力した利用者が機器の前にいるかいないかで、メッセージの表示時間を切り換えるようにしている。具体的には、データを入力した利用者が機器の前にいると判断された場合のメッセージの表示時間を例えば5秒とし、データを入力した利用者が機器の前にいないと判断された場合の表示時間を例えば1秒とする。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを確実に確認することができる。また、データを入力した利用者でない者が機器の操作部4を操作中である場合でも、メッセージの表示は一瞬であるので、入力操作の妨げとなることはほとんどない。
[実施例3]
本実施例は、表示形態の他の工夫として、データを入力した利用者が機器の前にいるかいないかで、利用者にメッセージを表示する表示画面のサイズを切り換えるようにしたものである。具体的には、データを入力した利用者が機器の前にいると判断された場合には、例えば図15(a)に示すように、メッセージの表示画面サイズを大きくし、かつ液晶パネルの中央部に表示する。一方、データを入力した利用者が機器の前にいないと判断された場合には、図15(b)に示すように、メッセージの表示画面サイズを小さくし、かつ液晶パネルの隅に表示する。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを明確に確認することができる。また、データを入力した利用者でない者が機器の入力操作中である場合には、操作パネル4の隅に小さく表示されるだけであるので、入力操作の妨げとなることはない。
[実施例4]
本実施例は、表示形態のさらに他の工夫として、データを入力した利用者が機器の前にいるかいないかで、利用者にメッセージを表示する表示画面の表示形態を切りえるようにしたものである。具体的には、データを入力した利用者が機器の前にいる場合には、メッセージの表示ウインドウの明度を明るく表示する、またはメッセージを目立つ色(赤色等)で表示する、または表示ウインドウを操作パネル4の画面中央部に表示する、といった表示形態とする。一方、データを入力した利用者が機器の前にいない場合には、メッセージの表示ウインドウの明度を暗く表示する、またはメッセージを目立たない色(グレー等)で表示する、または表示ウインドウを操作パネル4の画面隅に表示する、といった表示形態とする。これにより、データを入力した利用者にとっては、データが無効化されていることを明確に認識することができる。また、データを入力した利用者でない者が機器を操作中である場合には、操作パネル4の画面上に目立たないように表示されるので、データ入力中の利用者が戸惑うことも少なくなる。
本発明の一実施形態に係るデジタル複合機の電気的構成の概略及び周辺機器との接続関係を示す全体構成図である。 操作部の構成を示す説明図である。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、通常状態を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、「画像データ無効化処理」が動作可能な状況であることを表すアイコンを表示させた状態を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、バージョン情報表示画面を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、「画像データ無効化処理」動作画面を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、「画像データ無効化処理」動作状況確認画面を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、詳細設定表示画面を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、無効確認画面を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、データ無効化作業進行状況表示画面を示している。 図2の液晶パネルに表示される画面の説明図であり、「全データエリア無効回数」設定画面を示している。 コピーモード時の処理の流れを説明するフローチャートである。 コピーモード時の処理の流れを説明するフローチャートである。 (a)〜(c)は、判断基準テーブルの一例を示す説明図である。 データを入力した利用者が機器の前にいるかいないかで、メッセージの表示形態を工夫した例を示す説明図である。
1 デジタル複合機

2 画像読み取り部
4 操作部(表示パネル)
4a 入力部
4b 表示部
6 画像形成部
6a メモリ
6b 印字部
8 機器制御部
9 FAXモデム
10 通信部
12 ハードディスク(HD)
14 管理部
16 スタートキー
17 オールクリアキー
18 クリアキー
22 テンキー
23a,23b,23c モード毎の切り換えキー
24 ユーザ設定キー
31 ファクシミリ装置
32,33 端末装置
34 インターネットFAX
35 外部PC
41 ネットワーク
42 電話回線網
43 インターネット

Claims (7)

  1. 入力された画像データを処理する画像データ処理手段と、処理が完了したデータを無効化するデータ無効化手段とを備えた画像データ処理装置において、
    前記データ無効化手段によりデータを無効化していることを報知する報知手段と、
    前記無効化されるデータを入力した利用者が前記報知手段を確認できる状態にあるか否かを判断する基準が、前記装置の動作モードまたは画像データの入力経路に基づいて予め設定されている判断基準テーブルとをさらに備え、
    前記報知手段は、前記判断基準テーブルを参照することにより、前記データ無効化手段により無効化されるデータを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かを判断し、その判断結果に基づいて、利用者への報知形態を決定することを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 前記報知手段は、前記データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かの判断結果に基づき、前記利用者が装置の前にいないと判断した場合の表示時間を、前記利用者が装置の前にいると判断した場合の表示時間より短くするように表示時間を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理装置。
  3. 前記報知手段は、前記データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かの判断結果に基づき、前記利用者が装置の前にいると判断した場合には表示画面のサイズを大きくし、前記利用者が装置の前にいないと判断した場合には表示画面のサイズを小さくするように表示画面サイズを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理装置。
  4. 前記報知手段は、前記データを入力した利用者が当該報知手段を確認できる状態にあるか否かの判断結果に基づき、前記利用者が装置の前にいると判断した場合には明度を明るく表示または目立つ色で表示または画面中央部に表示のいずれかの表示とし、前記利用者が装置の前にいないと判断した場合には明度を暗く表示または目立たない色で表示または画面隅に表示のいずれかの表示となるように表示形態を切り換えることを特徴とする請求項に記載の画像データ処理装置。
  5. 通信手段を介して入力された画像データを受け取った段階で処理する第1のモードと、通信手段を介して入力された画像データを一旦装置内に蓄えておき、その後の利用者からの出力指示により処理を開始する第2のモードとを備えており、
    前記第2のモードの場合には前記報知手段によりデータが無効化されることを報知し、前記第1のモードの場合には前記報知手段によりデータが無効化されることを報知しないことを特徴とする請求項に記載の画像データ処理装置。
  6. 画像データの入力経路として、スキャナを介する入力経路もしくは通信手段を介する入力経路を備えており、
    前記報知手段は、スキャナを介する入力経路である場合にはデータが無効化されることを報知し、通信手段を介する入力経路である場合にはデータが無効化されることを報知しないことを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理装置。
  7. 装置に関する情報を利用者に案内する表示画面と、装置に対する操作指示に必要な情報の表示画面とが共通の画面であることを特徴とする請求項に記載の画像データ処理装置。
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