JP4416608B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は撮像装置、特にストロボ機能を有するデジタルカメラ等の撮像装置におけるストロボ制御に関する。
従来より、CCDやCMOS等の撮像素子を用いて入射光を光電変換して画像信号を得、ディスプレイに画像として表示し、あるいはフラッシュメモリ等の記憶媒体に記憶するデジタルカメラが知られており、ストロボ機能(あるいはフラッシュ機能)を内蔵し、あるいは外付け自在な機種が開発されている。
下記に示す特許文献1には、被写体がストロボ装置により所定の発光量で照射されたか否かを判別し、その判別結果に基づいてガンマ特性あるいはフィルタリング処理の特性を設定して撮像素子からの画像信号を処理する技術が記載されている。例えば、低輝度シーンにおいては、シャッタ速度を1/30、ストロボ調光を適正値、ガンマ特性を所定特性、フィルタ特性を弱に設定する一方、高輝度シーンにおいては、シャッタ速度を適正値、ストロボを発光させず、ガンマ特性を異なる特性とし、フィルタ特性を標準に設定することが記載されている。
また、下記の特許文献2には、ストロボ装置をまずプリ発光(予備発光)させ、プリ発光時の被写体からの反射光量に応じて本発光時の発光量を調整することが記載されている。
特許第3092522号 特開平9−61913号公報
このように、シャッタ速度、ストロボの有無、プリ発光による本発光量の調整、ガンマ特性、フィルタ特性を調整することである程度被写体の輝度に応じた撮影が可能となるが、近年、ユーザの要求はますます多様化しており、自動調整されて得られた撮影結果に満足せず、より明るく撮影したい、あるいはもう少し暗く撮影したいと欲する場合もあり、これらのパラメータを調整するだけではこのような多様な要求に応えることができない問題があった。「露出補正」ボタンを設け、ユーザがより明るい画像を欲するときに「露出補正」ボタンを+側に操作することができるデジタルカメラも存在するが、露出補正はシャッタ速度や絞りを調整して入射光量や入射時間を調整するものであり、あくまで白い被写体を白く、黒い被写体を黒く写すことが目的であって、ユーザの期待する撮影結果が得られない場合が少なくない。例えば、本来であれば被写体に照射されるストロボの光量が絶対的に不足しているために撮影画像が暗くなっている場合においても、ユーザによってはその原因が理解できず、明るさと露出とを混同して「露出補正」ボタンを誤操作してしまう場合もある。
本発明の目的は、ユーザがカメラについての特別な(あるいは高度な)知識を有していなくても、直感的な操作により所望の撮影結果、特にストロボを用いた撮影の場合により明るい撮影結果を容易に得ることができる撮像装置を提供することにある。
本発明は、被写体に対してストロボ光としてプリ発光及び本発光を照射するストロボ手段と、被写体からの光を光電変換して画像信号として出力する撮像手段と、前記画像信号を撮影結果として表示する表示手段とを有する撮像装置であって、コンデンサに蓄積された電荷により前記プリ発光を行うとともに、前記プリ発光後に前記コンデンサに残存している電荷により前記本発光を行い次に撮影する撮影条件の設定として明るさを複数段に設定可能な設定手段と、直前の撮影において前記プリ発光及び可能最大光量での前記本発光を行い、かつ、前記設定手段により明るさ増大の設定がされた場合に、前記直前の撮影における絞りとシャッタ速度を維持し、前記ストロボ手段の前記プリ発光を禁止して可能最大光量での本発光のみとする制御手段とを有する。
本発明では、ユーザによる設定手段の明るさ増大設定に応じ、プリ発光を禁止することで本発光の発光量を増大させる。プリ発光は、本発光における発光量を最適化するために必要であるが、プリ発光によりストロボ手段のコンデンサに蓄積された電荷が放電し、本発光での可能発光量が減少してしまう。そこで、本発明では、ユーザがより明るい撮影画像を欲している場合には、プリ発光を禁止してプリ発光によるコンデンサの放電を防止し、本発光での発光量を増大させる。
本発明によれば、ユーザの要求に応じてプリ発光を禁止することで本発光の発光量を増大させることができ、より明るい撮影画像を得ることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について、デジタルカメラを例にとり説明する。
図1には、本実施形態に係るデジタルカメラの全体構成ブロック図が示されている。レンズ10は、被写体からの光を集光する。絞り(アパーチャ)12及びシャッタ13は、それぞれ被写体からの入射光量及び入射時間を調整する。機械式のシャッタ13を有さず、後述するタイミングジェネレータTG34からの駆動信号に基づいてCCD14の電荷蓄積時間を制御することで入射時間を調整することもできる(電子シャッタ)。機械式シャッタ13と電子シャッタをともに備えてもよい。レンズ10、絞り12及びシャッタ13で集光され光量調整された光は、撮像素子としてのCCD14に入射する。CCD14は、入射した光をその光量に応じた電気信号(電圧信号)に変換して出力する。撮像素子としては、CCD14の代わりにCMOSを用いてもよい。CCD14は、光電変換して得られた電気信号をCDS/AGC16に出力する。CDS(相関2重サンプリング)/AGC(オートゲインコントロール)16は、CCD14からの電気信号をサンプリングし、また、その信号レベル(ゲイン)を調整してA/D18に出力する。A/D18は、CDS/AGC16からのアナログ信号をデジタル信号に変換して画像処理部20に出力する。画像処理部20は、システムLSIで構成され、入力デジタル信号に所定の信号処理を施してコーデックCODEC22あるいはD/A26に出力する。
以下、画像処理部20について説明する。
図2には、画像処理部20の機能ブロック図が示されている。画像処理部20は、A/D18からのデジタル信号(デジタル画像信号)に対し、ホワイトバランス補正、ガンマ(γ)補正、及び色信号・輝度信号分離の各処理を順次実行する。
ホワイトバランス補正処理部20aは、A/D18からのデジタル画像信号に対し、CCD14に設けられたカラーフィルタの各フィルタ感度の相違等に基づいて各色のバランスを補正し、補正した画像信号をガンマ補正処理部20bに出力する。ガンマ補正処理部20bは、ホワイトバランス補正された画像信号に対してガンマ補正、すなわち入力値に対して出力値を指数関数的に変換することで表示デバイスの特性に合致させ線形性を確保する。ガンマ補正は、具体的には入力値と出力値との関係をマップとしてメモリに記憶しておき、このマップにアクセスすることで入力値に対応する出力値を得ることで実行される。マップで規定されていない中間値は、その近傍の値(両端の値)を用いて補間する。マップではなく、ガンマ補正関数をメモリに記憶しておき、この補正関数を用いて変換してもよい。ガンマ補正処理部20bは、ガンマ補正したデジタル画像信号をRGB信号生成処理部20cに出力する。RGB信号生成処理部20cは、デジタル画像信号に対し、ノイズ除去処理や帯域制限処理、高域信号補正処理等を施してR信号、G信号、B信号の各信号を生成し、輝度信号生成処理部20d及び色差信号生成処理部20eに出力する。輝度信号生成処理部20dは、RGB信号生成処理部20cからのRBG信号を所定の合成比で合成することで輝度信号(Y信号)を生成する。また、色差信号生成処理部20eも同様にRGB信号生成処理部20cからのRGB信号を所定の合成比で合成することで色差信号(Cb、Cr)を生成する。これらの輝度信号や色差信号は、上記のようにCODEC22あるいはD/A26に供給される。
再び図1に戻り、コーデックCODEC22は、画像処理部20からの画像信号を圧縮、符号化してメモリ24に記憶し、あるいはメモリ24から読み出された符号化画像データを解凍・復号して画像処理部20に供給する。メモリ24は、例えばフラッシュメモリで構成され、コーデックCODEC22により圧縮符号化された画像データ、例えばJPEGフォーマットやTIFFフォーマットで圧縮符号化された画像データを記憶する。D/A26は、画像処理部20からの画像信号をアナログ画像信号に変換してビデオエンコーダ28に出力する。ビデオエンコーダ28は、アナログ画像信号をディスプレイ30に適合する形式の映像信号(NTSC信号等)にエンコードしてディスプレイ30に出力する。ディスプレイ30は、液晶パネルや有機ELパネル等で構成され、ビデオエンコーダ28からの画像信号を表示する。ディスプレイ30は、デジタルカメラのファインダあるいは画像モニタとして機能する。
操作入力部32は、デジタルカメラのユーザがシャッタ操作や被写体あるいはシーンの選択等の各種コマンドあるいはメニューを指定するための操作スイッチであり、その操作に応じた各種コマンド信号をバスを介してマイコン36あるいは画像処理部20に出力する。タイミングジェネレータTG34は、CCD14、CDS/AGC16、A/D18及び画像処理部20の動作タイミングを制御する。タイミングジェネレータTGの制御により、一定のフレームレートで画像信号が画像処理部20の内蔵メモリ(図示せず)に記憶されていく。内蔵メモリに記憶された画像信号は、間引き処理により画像サイズが所定サイズに縮小され、D/A26及びビデオエンコーダ28を介してファインダとしてのディスプレイ30に表示される。操作入力部32の一つであるシャッタボタンがユーザにより操作されると、タイミングジェネレータTG34はシャッタボタンが押下された時点の画像信号を取り込むように画像処理部20を制御し、画像処理部20の内蔵メモリに記憶された当該タイミングの画像信号をコーデックCODEC22により圧縮符号化してメモリ24に記憶する。あるいは、シャッタが押下された時点の画像信号は、画像処理部20の内蔵メモリから読み出されてD/A26、ビデオエンコーダ28を介してファインダあるいは液晶モニタとしてのディスプレイ30に表示される。ユーザは、この画面を見ることで撮影結果を視認し評価する。
ストロボ2は、デジタルカメラに内蔵され、発光部4により発光の有無及び発光量が調整される。発光部4は、マイコン36からの制御信号により駆動される。発光部4は、後述するように主コンデンサを備え、主コンデンサに蓄積された電荷によりキセノン管等のストロボ2を発光させる。発光部4は、ストロボ発光時には、基本的にプリ発光と本発光を実行する。すなわち、プリ発光時の発光量と被写体からの反射光から本発光時の発光量を設定し、設定された発光量で本発光を実行する。被写体からの反射光は測光部6で検出されマイコン36に供給される。
マイコン(マイクロコンピュータ)36は、絞り12、シャッタ13、CDS/AGC16のAGC機能、タイミングジェネレータTG34、画像処理部20及び発光部4を統括的に制御する。すなわち、操作入力部32から入力されたシャッタ操作信号や各種コマンド信号、メニュー選択信号等に基づいて絞り12やシャッタ13、電子シャッタ、AGC16の発光量を調整して露光量を調整するとともに、メモリ24への画像データの書き込みと読み出し、ディスプレイ30への表示を制御する。また、マイコン36は、ユーザによる操作入力部32の操作を促すため、あるいは操作補助のため、所定の各種操作メニューや現在の状態(撮影可能枚数やシャッタ速度、絞り値、設定モード、ヒストグラム等)をディスプレイ30に表示する。また、マイコン36は、発光部4内の主コンデンサの端子電圧を監視してその充放電を制御することでストロボ2のプリ発光及び本発光、並びにそれぞれの発光量を制御する。従来、測光により被写体が暗く、ストロボ2を発光させる必要があると判定した場合、マイコン36は常にプリ発光及び本発光を実行しているが、本実施形態では、操作入力部32から入力されたユーザの「明るさ」の要求に応じ、必要に応じてプリ発光を禁止(無効化)する。プリ発光を禁止(無効化)するのは、プリ発光による主コンデンサの端子電圧低下を防ぎ、発光時の発光量をその分だけ余分に増大させるためである。すなわち、マイコン36は、絞り12、シャッタ13、CDS/AGC16のAGCゲイン及びストロボ2のプリ発光、本発光を統合制御することで、ユーザ所望の撮影結果を生成する。
図3には、図1における発光部4の構成ブロック図が示されている。発光部4は、主コンデンサ4a、放電回路4b、充電回路4c及び切替スイッチ4dを有する。充電回路4cには図示しない電源回路からの電源ラインが接続される。マイコン36は、ストロボ2を発光しないタイミングにおいて切替スイッチ4dを充電回路4c側に切り替えて主コンデンサ4aを充電する。主コンデンサ4aの端子電圧は直列接続された2つの抵抗r1、r2の分圧信号としてマイコン36に供給され、これによりマイコン36は主コンデンサ4aの端子電圧を監視する。また、マイコン36は、ストロボ2を発光させる必要が生じた場合、切替スイッチ4dを放電回路4b側に切り替えて主コンデンサ4aに蓄積された電荷を放電してストロボ2に供給する。ストロボ2の発光には、プリ発光と本発光があり、それぞれの発光量は端子電圧及び放電時間で調整される。具体的には、マイコン36は、主コンデンサ4aの端子電圧、被写体輝度情報(プリ発光前の輝度情報)、及び被写体距離情報に基づいてプリ発光の発光量を算出する。一般に、端子電圧が大きいほどプリ発光の発光量が増大するが、端子電圧が一定値以上であればプリ発光量を端子電圧によらずに一定値に設定してもよい。また、マイコン36は、プリ発光時の発光量(積算発光量)と被写体からの反射光量に基づいて本発光の発光量を算出する。プリ発光時の発光量から自然光下における反射光量の差分を演算してプリ発光時の発光量のみを抽出し、適正露光量と比較して不足する分の露光量を本発光時の発光量とする。
主コンデンサ4aの容量が十分ある場合には、本発光時の発光量を十分確保することができ、適正露光条件を実現できる。しかしながら、ユーザによっては、マイコン36が設定した適正露光条件では不十分であり、もう少し撮影画像を明るくしたい、あるいはもっと撮影画像を明るくしたいと欲する場合もある。このような場合、ユーザは操作入力部32に設けられた明るさ調整スイッチを操作して撮影画像の明るさを入力する。
図4には、デジタルカメラの斜視図が示されている。なお、説明の都合上要部のみが示されている。デジタルカメラの背面にはディスプレイ30としてファインダ32a及び液晶(あるいは有機EL)モニタ30bが設けられる。また、デジタルカメラの上面にはシャッタボタン(レリーズボタン)32aが設けられるとともに、背面にはモニタ30bの近傍に明るさ調整スイッチ32bが設けられる。明るさ調整スイッチ32bは、「+」及び「−」の2つの調整スイッチから構成され、「+」は現在の撮影画像を明るく、「−」は現在の撮影画像を暗くする場合に操作される。明るさ調整スイッチ32bが操作されると、その操作信号はバスを介してマイコン36に供給される。マイコン36は、上記のように、この操作信号に応じて、絞り12、シャッタ13のみならず、ストロボ2のプリ発光の有無、本発光の発光量、CDS/AGC16のゲインを制御する。
ここに、本実施形態における明るさ調整スイッチ32bは、いわゆる「露出補正」スイッチと異なる点に留意すべきである。すなわち、いわゆる「露出補正」スイッチが操作された場合、マイコン36はシャッタ13(電子シャッタを含む)のシャッタ速度を調整する、あるいは絞り12の絞り値を調整する、あるいはシャッタ速度と絞り値の両方を調整することでCCD14の露光量を増減するものであるが、本実施形態における明るさ調整スイッチ32bは、このような露出補正に加え、さらにCDS/AGC16のAGCゲイン、及びプリ発光の有無、本発光の発光量調整も制御する。ユーザは、プリ発光の有無や本発光の発光量、ゲイン調整を意識することなく、単に直感的な「明るさ」の調整スイッチを操作するだけで、所望の撮影画像を得ることができる。図4において、明るさ調整スイッチ32bに加え、従来の露出補正スイッチを別個に設けることも可能であり、これにより露出補正スイッチと明るさ調整スイッチが機能的に異なる旨をユーザに認知させることもできよう。露出補正スイッチと明るさ調整スイッチ32bを併設した場合、ユーザはまず露出補正スイッチを操作し、露出補正スイッチでは所望の明るさが得られない場合に明るさ調整スイッチ32bを操作することができる。
図5には、明るさ調整スイッチ32bを操作した場合の、モニタ30bに表示される表示画面の一例が示されている。マイコン36及び画像処理部20は、明るさ調整スイッチ32bが操作された場合、モニタ30bに明るさの程度をインジケータ30b1で表示する。すなわち、インジケータ30b1には明るさの程度が0、+1、+2、+3、−1、−2、−3と表示され、設定された明るさがマーク30b2として示される。デフォルト状態ではマークは「0」位置に表示される。ユーザがデフォルト状態から明るさ調整スイッチ32bの「+」ボタンを1回押下操作すると「+1」となり、2回押下操作すると「+2」となり、3回押下操作すると「+3」となる。また、ユーザがデフォルト状態から明るさ調整スイッチ32bの「−」ボタンを1回押下操作すると「−1」となり、2回押下操作すると「−2」となり、3回押下操作すると「−3」となる。定性的には、「+1」はユーザが現在の撮影結果に対して「少し明るく」したいと欲する場合、「+2」はユーザが「明るく」したいと欲する場合、「+3」はユーザが「もっと明るく(かなり明るく)」したいと欲する場合に対応する。マイコン36は、ユーザから入力された明るさの程度に応じて、プリ発光の有無、及びAGCゲインの調整も含めて露光量を調整する。
図6には、マイコン36のROMにファームウエアとして記憶される制御マップ(制御テーブル)が示されている。制御内容は、ストロボOFFの場合とストロボONの場合に大別される。ストロボOFFの場合とは測光結果により十分な自然光が存在すると判定されて撮影された場合であって、ストロボONの場合とは十分な自然光が存在せずストロボ2を強制発光させる必要があると判定されストロボ2の発光下において撮影された場合を示す。前回の撮影におけるストロボ2のON/OFFは、マイコン36の内蔵メモリにストロボ2のステータスデータとして記憶しておく。
ストロボOFFの場合において、自動露出制御(AE)モードで露出制御されて撮影画像が得られ、この撮影画像を視認したユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「少し明るく」を入力したとする。つまり、「+」ボタンを1回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、シャッタ速度あるいは絞りの少なくともいずれかを調整することで露出補正を行う。図において、マイコン36が絞り12あるいはシャッタ13の少なくともいずれかを調整することを露出補正ONとして示している。このとき、ストロボ2は駆動しないのでプリ発光は無関係であり、また、銀塩フィルムのISO感度変更に対応するAGCゲインもデフォルト(ノーマル)のまま維持される。図において、「−」は制御と無関係であることを示す。
ストロボOFFの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「明るく」を入力したとする。つまり、「+」ボタンを2回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、シャッタ速度あるいは絞りの少なくともいずれかを調整することで露出補正を行う。この制御は、従前の「露出補正」ボタンを操作した場合の制御と同様である。マイコン36は、さらに、ユーザからの「明るく」との要求に応じ、AGCゲインを所定量だけ増大させてISO感度を増大させる。なお、AGCゲインを増大させることで、ノイズレベルも増大するためS/Nが劣化するおそれがあるため、ゲイン増大量は低く抑えることが好適である。プリ発光の制御は行わない。
ストロボOFFの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「少し暗く」を入力したとする。つまり、「−」ボタンを1回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、シャッタ速度あるいは絞りの少なくともいずれかを調整することで露出補正を行う。この制御は、従前の「露出補正」ボタンを操作した場合の制御と同様である。プリ発光の制御は行わない。
ストロボOFFの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「暗く」を入力したとする。つまり、「−」ボタンを2回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、シャッタ速度あるいは絞りの少なくともいずれかを調整することで露出補正を行う。この制御は、従前の「露出補正」ボタンを操作した場合の制御と同様である。マイコン36は、さらに、ユーザからの「暗く」との要求に応じ、AGCゲインを所定量だけ減少させてISO感度を減少させる。プリ発光の制御は行わない。
次に、ストロボONの場合について説明する。ストロボONの場合において、自動露出制御(AE)モードで露出制御されて撮影画像が得られ、この撮影画像を視認したユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「少し明るく」を入力したとする。つまり、「+」ボタンを1回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、通常の発光制御と同様にプリ発光及び本発光を実行する。すなわち、プリ発光を許可する(プリ発光ON)。そして、本発光の発光量を所定量だけ増大させてユーザの「少し明るく」の要求を満足させる。本発光の発光量はプリ発光の発光量(積算値)とそのときの被写体からの反射光量に応じて決定されるが、決定された発光量をQとした場合にQ+ΔQとして発光量を所定量だけ増大させる。ΔQは所定値であるが、ΔQを主コンデンサ4aの端子電圧に応じて複数段に設定してもよい。好適には、プリ発光により主コンデンサ4aの端子電圧が低下するが、そのときの端子電圧において可能な最大発光量で本発光を行う。露出補正及びISO感度(AGCゲイン)は制御しない。
ストロボONの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「明るく」を入力したとする。つまり、「+」ボタンを2回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、プリ発光を無効とし本発光のみを実行する。プリ発光を許可すると、プリ発光の分だけ主コンデンサ4aの端子電圧が低下して本発光の発光量が制限される。経験的には、プリ発光により本発光において可能な最大光量が10%程度低下してしまう。したがって、プリ発光を許可し、かつ、本発光において可能な最大光量で発光したとしても、ユーザの「明るく」との要求を満足できないおそれが生じる。そこで、マイコン36は、プリ発光を無効としてプリ発光による主コンデンサ4aの端子電圧低下を防ぎ、可能な最大発光量で本発光を実行する。なお、いわゆる赤目(開いた目の瞳孔にストロボの光が反射して目が赤く写ってしまう現象)を防止する赤目防止機能を設定していた場合、本制御は赤目防止機能とは別個に動作するものとする。
ストロボONの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「もっと明るく」を入力したとする。「+」ボタンを3回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、プリ発光を無効として本発光のみを実行する。すなわち、プリ発光による主コンデンサ4aの端子電圧低下を防止し、最大可能発光量で本発光を実行する。マイコン36は、さらに、AGCゲインを所定量だけ増大させてISO感度を増大させる。具体的には、オートモードでISO100の感度をISO200まで増大させる。本発光の発光量増大とAGCゲインの増大とが相俟って、ユーザの「もっと明るく」との要求を満足することができる。なお、単にAGCゲインを増大させるのみでは、ノイズレベルの増大によりS/Nが劣化し得るが、ストロボ2の発光量自体を増大させることで信号レベルを増大させ、S/Nの劣化を防ぐこともできる。ISO感度を増大させた結果、撮影画像サイズが小さくなってしまう場合には、マイコン36は画像処理部20を介してディスプレイ30にその旨のメッセージを表示する。
ストロボONの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「少し暗く」を入力したとする。「−」ボタンを1回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、プリ発光を許可し、プリ発光と本発光を実行する。但し、本発光の発光量を所定量Δqだけ減少させてユーザの「少し暗く」との要求を満足させる。すなわち、本発光の発光量はプリ発光の発光量(積算値)とそのときの被写体からの反射光量に応じて決定されるが、決定された発光量をQとした場合にQ−Δqとして発光量を所定量だけ減少させる。Δqは所定値であるが、Δqを主コンデンサ4aの端子電圧に応じて複数段に設定してもよい。一般に、ΔQ>Δqに設定される。
ストロボONの場合において、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「暗く」を入力したとする。「−」ボタンを2回押下操作した場合である。このとき、マイコン36は、プリ発光を許可し、プリ発光と本発光を実行する。本発光の発光量は上記の場合と同様にQ−Δqとして減少させる。また、マイコン36は、AGCゲインを減少させてISO感度を減少させる。具体的には、ISO感度100のところをISO感度50まで減少させる。これにより、ユーザの「暗く」との要求を満足させる。
なお、図では示されていないが、ユーザが「−」ボタンを3回押下操作した場合にもプリ発光を許可して本発光の発光量を減少させ、かつ、AGCゲインを減少させる。本発光の発光量の減少度合い及びISO感度の減少度合いは「暗く」の場合と同一でもよく、減少の度合いをより多くしてもよい。
このように、マイコン36はユーザからの要求に応じ、プリ発光の有無、本発光の発光量、AGCゲイン(ISO感度)を複合的に制御する。制御アルゴリズムをまとめると以下の通りである。
「本発光の発光量、プリ発光の有無、ISO感度の順に優先順位を高くして制御を行う。すなわち、優先順位を(本発光の発光量調整)>(プリ発光の有無)>(ISO感度調整)とし、まずユーザからの明暗の要求に応じて本発光の発光量を増減し、本発光の発光量の増減では対応できない場合にプリ発光の有無を制御する。プリ発光の有無で対応できない場合にISO感度を増減する。」
この制御アルゴリズムと図6に示された制御マップから、マイコン36の制御動作は明らかとなろう。例えば、ストロボOFFの場合には、本発光の発光量及びプリ発光の有無を調整することはないから、通常の露出補正に加えてISO感度の増減により調整する。また、ストロボONの場合には、まず本発光の発光量を調整し、次に本発光の発光量調整に加えてプリ発光の有無(明るくする場合にはプリ発光を無効とする)を調整し、さらに本発光の発光量調整、プリ発光の有無に加えてISO感度を調整する。ストロボ2をプリ発光させ、その後に本発光させる機能を有していながら、あえてプリ発光を強制的に無効として本発光の発光量を最大化することで、特にユーザの「明るく」との要求を確実に満たすことが可能である。
なお、図5、図6の例ではユーザがデフォルト状態「0」から+の方向に3段階、−の方向に3段階調整できる構成であるが、もちろん調整段数は任意であり、+、−それぞれの方向に2段階としてもよい。この場合の制御マップは以下のように設定する。
<ストロボOFFの場合>
+2:ISO増大(100→200)、露出補正ON(シャッタ速度低下による露出増大)
+1:露出補正ON(シャッタ速度低下による露出増大)
0:デフォルト状態
−1:露出補正(シャッタ速度増大による露出減少)
−2:ISO減少(100→50)、露出補正ON(シャッタ速度増大による露出減少)
<ストロボONの場合>
+2:プリ発光無効、本発光の発光量最大、ISO増大(100→200)
+1:プリ発光ON、本発光の発光量最大
0:デフォルト状態
−1:プリ発光ON、本発光の発光量減少
−2:プリ発光ON、本発光の発光量減少、ISO減少(100→50)
上記において、ストロボOFFの場合にはISO感度を変更することなく露出補正だけで対応することもできる。すなわち、
<ストロボOFFの場合>
+2:露出補正ON(シャッタ速度低下による露出時間増大)
+1:露出補正ON(シャッタ速度低下による露出時間増大)
0:デフォルト状態
−1:露出補正ON(シャッタ速度増大による露出時間減少)
−2:露出補正ON(シャッタ速度増大による露出時間減少)
としてもよく、+1と+2では露出の調整量を変化させればよい。−1と−2も同様である。
また、最近のデジタルカメラには、いわゆる「スローシンクロモード」が搭載されている場合がある。これは、ストロボ撮影において、手前の人物は明るいものの背景が暗い場合に、シャッタ速度を低下させて露出を増大させるモードである。本実施形態におけるマイコン36の明るさ制御は、このスローシンクロモードとは別個に実行される。したがって、スローシンクロモードを設定し、かつ、ユーザが明るさ調整スイッチ32bを操作して「+1」とした場合、スローシンクロモードにおけるシャッタ速度を維持したまま、プリ発光をONし、本発光の発光量を増大させる。
図7には、本実施形態の全体制御フローチャートが示されている。電源ON後、マイコン36はAEによる露出制御(測光結果に基づくシャッタ速度及び絞り値の調整)を行い(S101)、内蔵ストロボ2のON/OFFを判定する(S102)。このとき、発光部4は切替スイッチ4dを充電回路4c側に切り替えて電源回路により主コンデンサ4aを充電する。マイコン36は主コンデンサ4aの端子電圧を監視、ストロボ2を駆動できる状態まで主コンデンサ4aを充電する。そして、自然光が不足しておりストロボ2の強制発光が必要と判定した場合、マイコン36はシャッタボタン32aからの操作信号に応じて発光部4に指令し、切替スイッチ4dを放電回路4b側に切り替えて主コンデンサ4aを放電させストロボ2のプリ発光及び本発光を実行しつつ被写体を撮影する(S103)。プリ発光の発光量は一定値Qpとし、本発光の発光量はQpとそのときの被写体からの反射光量Qr、自然光量Qn並びに適正光量Qaに応じた値Q(Qa、Qp、Qr、Qn)とする。撮影して得られた画像はメモリ24に記憶し、またディスプレイ30に表示する(S104)。
ユーザがディスプレイ30に表示された撮影画像を視認し、その結果に満足していない場合には、明るさ調整スイッチ32bを操作する。マイコン36は、ユーザからの明るさ調整スイッチ32bによる入力を受付け(S105)、ユーザから入力された「明るさ」及び当該撮影画像の撮影時におけるストロボON/OFFのステータスに基づいてプリ発光の有無、本発光の発光量、ISO感度を調整して次回の撮影に備える(S107)。
なお、ユーザによる明るさ調整スイッチ32bの操作に応じてプリ発光を無効とし、本発光の発光量を増減し、ISO感度を増減する前提として、ユーザがその明るさに満足していない撮影画像の撮影時と次回の撮影時とで撮影環境がほぼ同一であることが要求される。前回撮影時と環境が異なっている場合、例えば前回撮影時よりも自然光が多い場合には、あえてプリ発光を無効とし、本発光の発光量を増大させる必要がないからである。したがって、この前提条件を担保すべく、マイコン36は前回の撮影時と次回の撮影時での撮影条件が被写体の明るさに関して略同一であるか否かを判定し(S106)、略同一である場合のみ制御を実行している。前回の撮影時と次回の撮影時での撮影条件が略同一であるか否かは、例えば前回の撮影時と次回の撮影時との時間間隔が所定時間以内であるか否かで判定でき、あるいは、前回撮影時と次回撮影時の測光部6による自然光下での測光結果が略同一であるか否かで判定できる。一定時間経過後に自動的に電源OFFとなるパワーセーブ機能を有する場合、電源が継続してONしている場合に撮影条件が略同一と判定してもよい。S106でNOと判定された場合には、マイコン36はプリ発光や本発光の調整は行わないが、その旨をディスプレイ30にメッセージ表示してもよい。
また、条件が同一であるか否かの判定として、明るさではなく被写体までの距離が略同一であるか否かで判定してもよく、明るさ及び距離のいずれも略同一であるか否かで判定してもよい。条件を列挙すると以下のとおりである。
(1)前回の撮影時からデジタルカメラの電源がONされ続け、かつ、前回の撮影時と次回の撮影時とで明るさが略同一である。
(2)デジタルカメラの電源がONされ続け、かつ、被写体までの距離が略同一である。
(3)デジタルカメラの電源がONされ続け、かつ、明るさ及び被写体までの距離がいずれも略同一である。
図8には、距離を用いて条件が同一か否かを判定する処理(S106)の詳細フローチャートが示されている。まず、マイコン36は、撮影しようとする被写体までの距離情報Dmを取得する(S1061)。この距離情報は、例えば周知の位相差検出法による焦点検出動作を行い、レンズ合焦位置から取得することができる。もちろん、別途測距センサを設けてもよい。距離情報を取得した後、マイコン36は、その内蔵メモリに記憶されている前回の撮影時の被写体までの距離D0と、次回に撮影しようとする被写体までの距離Dmとを比較し、その差が所定のしきい距離Dthより小さいか否かを判定する(S1062)。前回の撮影時と次回の撮影時における被写体までの距離が略同一である場合にはしきい値Dthより小さくなるから、この場合にはS107の処理に移行してユーザによる明るさ調整に基づきプリ発光を無効として本発光の発光量を増大させる。
一方、距離の差がしきい値以上である場合には、前回の撮影時と条件が異なると判定し、マイコン36は直ちにプリ発光を無効としない。すなわち、この場合には、マイコン36はプリ発光を無効とすべきか否かを改めて判定する。具体的には、S1061で取得した距離Dmを、プリ発光したと想定した場合の本発光の適正照射最遠距離Dmpと比較する(S1063)。ここで、Dmpは、プリ発光後のストロボ2のガイドナンバGnと開放F値(絞り値)から、Dmp=G/Fにより算出される。そして、Dm>Dmpである場合には、プリ発光してしまうと本発光の発光量が不足してしまうので、プリ発光を無効として本発光の発光量を増大させる(S107の処理)。また、Dm≦Dpである場合には、プリ発光しても問題ないと判定し、通常のストロボ動作、すなわち、プリ発光を行い(S1064)、その後プリ発光時の発光量と被写体からの反射光量に基づいて本発光の発光量を算出して本発光を行う(S1065)。
実施形態に係るデジタルカメラの構成ブロック図である。 図1における画像処理部の機能ブロック図である。 図1における発光部の機能ブロック図である。 実施形態に係るデジタルカメラの斜視図である。 明るさ調整スイッチ操作時のディスプレイ表示説明図である。 マイコンの制御マップ(制御テーブル)説明図である。 実施形態の全体処理フローチャートである。 実施形態の判定処理フローチャートである。
符号の説明
2 ストロボ、4 発光部、6 測光部、10 レンズ、12 絞り、13 シャッタ、14 CCD、16 CDS/AGC、18 A/D、20 画像処理部、22 コーデックCODEC、24 メモリ、26 D/A、28 ビデオエンコーダ、30 ディスプレイ、32 操作入力部、34 タイミングジェネレータ(TG)、36 マイコン。

Claims (3)

  1. 被写体に対してストロボ光としてプリ発光及び本発光を照射するストロボ手段と、
    被写体からの光を光電変換して画像信号として出力する撮像手段と、
    前記画像信号を撮影結果として表示する表示手段と、
    を有する撮像装置であって、
    コンデンサに蓄積された電荷により前記プリ発光を行うとともに、前記プリ発光後に前記コンデンサに残存している電荷により前記本発光を行い
    次に撮影する撮影条件の設定として明るさを複数段に設定可能な設定手段と、
    直前の撮影において前記プリ発光及び可能最大光量での前記本発光を行い、かつ、前記設定手段により明るさ増大の設定がされた場合に、前記直前の撮影における絞りとシャッタ速度を維持し、前記ストロボ手段の前記プリ発光を禁止して可能最大光量での本発光のみとする制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記被写体の自然光下における明るさを検出する測光手段
    を有し、
    前記制御手段は、前記測光手段で検出された直前の撮影時の被写体の明るさと、前記測光手段で検出される次回の撮影時の被写体の明るさが略同一である場合に、前記ストロボ手段の前記プリ発光を禁止して本発光のみとすることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記被写体までの距離を検出する測距手段
    を有し、
    前記制御手段は、前記測距手段で検出された直前の撮影時の被写体までの距離と、前記測距手段で検出される次回の撮影時の被写体までの距離が略同一である場合に、前記ストロボ手段の前記プリ発光を禁止して本発光のみとし、略同一でない場合であって次回の撮影時の被写体までの距離がプリ発光したと想定した場合の本発光の適正照射最遠距離を超えるときに前記ストロボ手段の前記プリ発光を禁止して本発光のみとすることを特徴とする撮像装置。
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