JP4416476B2 - リボン巻き取り装置、及びリボン巻き取り装置を備えたプリンタ - Google Patents

リボン巻き取り装置、及びリボン巻き取り装置を備えたプリンタ Download PDF

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Description

本発明は、インクリボン装置のリボン巻き取り、及びプリンタに関する。
小型プリンタが備えるインクリボン装置に用いられるリボン巻き取り機構において、リボンの巻き取り駆動を引っ張りバネの張力を用いて行う機構や、モータの駆動トルクによって行う機構が知られている(特許文献1,特許文献2参照)。
図13は、引っ張りバネの張力によってインクリボンを巻き取る機構を説明するための概略図である。
図13において、リボン巻き取り機構101は、リボンフレーム102に爪車105が設けられたリボン巻き取り軸104を一対備え、この一対のリボン巻き取り軸104間にリボン116が巻かれたリボンスプール110が取り付けられる。
リボンフレーム102にはリボン送りプレート103がスライド自在に取り付けられ、リボンフレーム102とリボン送りプレート103との間には引っ張りバネ115が取り付けられる。リボン送りプレート103には送り爪106が設けられる。送り爪106は引っ張りバネ115の張力によって爪車105と噛み合い、リボン巻き取り軸104を駆動する。ここで、モータ駆動されるカム109は引っ張りバネ115を伸張されるために用いられ、リボン巻き取り軸104は引き延ばされた引っ張りバネ115が元に戻ろうとする張力により駆動される。
図14は上記したリボン巻き取り機構によるリボン送りプレートの駆動状態を説明するための図である。図13において、リボン送りプレート103は引っ張りバネ115により矢印の方向に常に付勢されている。図14(a)〜(e)の間では、カム109の回転に伴ってリボン送りプレート103は図中の左方に移動する。このとき、引っ張りバネ115は引き延ばされる。次に、図14(f)〜(h)の間では、リボン送りプレート103は引き延ばされた引っ張りバネ115が元に戻ろうとする張力によって図中の右方に移動する。
図14(f)〜(h)の図中の右方に移動する際、送り爪は爪車と噛み合ってリボン巻き取り軸を回転させ、リボンの巻き取りを行う。
図15は、モータ駆動によってインクリボンを巻き取る機構を説明するための概略図である。
図15において、リボン巻き取り機構111は、図13に示す構成と同様に、リボンフレーム102に爪車105が設けられたリボン巻き取り軸104を一対備え、この一対のリボン巻き取り軸104間にリボン116が巻かれたリボンスプール110が取り付けられる。
リボンフレーム102にはリボン送りプレート113がスライド自在に取り付けられる。リボン送りプレート113には送り爪106が設けられる。送り爪106はリボン送りプレート113の移動により爪車105と噛み合い、リボン巻き取り軸104を駆動する。
リボン送りプレート113は腕部113aを備え、腕部113aの端部には駆動機構が設けられる。駆動機構は、腕部113aの端部に形成したスリット113bと、このスリット113bの対向する摺動面113cと摺動する円柱部119aを有するギヤ119とからなる。ギヤ119が回転すると、円柱部119aはスリット113b内においていずれか一方の摺動面113cと摺動し、リボン送りプレート113を直線方向に往復動させる。
図16は上記したリボン巻き取り機構によるリボン送りプレートの駆動状態を説明するための図である。図16において、リボン送りプレート113は、ギヤ、円柱部、及び摺動面を介してモータにより駆動される。リボン送りプレート113はモータ駆動によるギヤの回転に伴って、図16(a)〜(e)の間では図中の左方に移動し、その後、図16(f)〜(h)の間では図中の右方に移動する。
図16(f)〜(h)の図中の右方に移動する際、送り爪は爪車と噛み合ってリボン巻き取り軸を回転させ、リボンの巻き取りを行う。
特開平01−278385号公報 特許第3002780号
上記した引っ張りバネによりリボン巻き取り軸を駆動するリボン巻き取り機構では、リボン巻き取り軸の駆動を引っ張りバネの張力のみで行うため、リボン巻き取り軸の負荷を越える張力を備えた引っ張りバネが必要であり、リボン巻き取り軸の負荷が大きな場合には引っ張りバネの張力も大きくする必要があるという問題がある。
リボン巻き取り軸の負荷としては、リボン送り時における負荷の他、リボンの移動方向を反転させる際に、リボン送り爪を一方のリボン巻き取り軸の爪車から他方のリボン巻き取り軸の爪車に切り替える時の負荷がある。リボン送り爪の切り替えを引っ張りバネの張力で行う場合には、リボン送り時における負荷よりも大きくなるため、大きな引っ張りバネの張力が必要となり、またモータに常時かかる負荷も大きくなる。また、モータ側においても、常に引っ張りバネの張力により負荷がかかった状態で駆動するため、モータ駆動の効率が低いという問題がある。
図17(a)において、破線より左方は引っ張りバネが延びる期間であり、リボン送り爪が爪車と噛み合う位置までリボン送りプレートを移動させる。また、破線より右方は引っ張りバネが戻る期間である。リボン送りは、この引っ張りバネが戻る期間において、リボン送り爪が爪車と噛み合ってリボン巻き取り軸を回転させることで行われる。
リボン送りを行うには、リボン送り期間内において、リボン送りにかかる負荷を(図中の二点鎖線)越えるバネトルクT1が必要となる。また、リボン送り爪の切り替えを行うには、切り替え期間内において、リボン送り爪の切り替えにかかる負荷を(図中の一点鎖線)越えるバネトルクT2が必要となる。
また、上記したモータ駆動によりリボン巻き取り軸を駆動するリボン巻き取り機構では、引っ張りバネを用いた機構の引っ張りバネによる負荷の問題点は解消されるものの、リボン切り替え時の大きな負荷がモータにかかるため、モータは大きな駆動トルクが必要となり、モータサイズも大きくなるという問題がある。
図17(b)において、破線より左方は、リボン送り爪が爪車と噛み合う位置までリボン送りプレートを移動させる期間であり、破線より右方はリボン送りを行う期間である。リボン送りを行うには、リボン送り期間内において、リボン送りにかかる負荷を(図中の二点鎖線)越えるモータトルクが必要となる。また、リボン送り爪の切り替えを行うには、切り替え期間内において、リボン送り爪の切り替えにかかる負荷を(図中の一点鎖線)越えるモータトルクが必要となる。
通常、リボン送り爪の切り替えにかかる負荷はリボン送りにかかる負荷よりも大きいため、モータのピークトルクはリボン送り爪の切り替えにかかる負荷を(図中の一点鎖線)越えるモータトルクとなる。
そこで、本発明は従来の問題を解決し、リボン巻き取り機構に用いるモータのピークトルクを低減させ、駆動に要するモータを小型で安価なものとすることを目的とする。
本発明は、リボン巻き取りのためのリボン送り爪を有するスライド部材に弾性部材を係合させ、この弾性部材によりスライド部材を一方向に付勢した状態で、モータの駆動力により弾性部材の付勢方向と同方向に付勢を加える構成とする。
この構成とすることにより、リボン送りにかかる負荷やリボン送り爪の切り替えにかかる負荷を弾性部材とモータとによって協同して分担することができ、モータトルクを小さくできモータ性能の低い安価なモータの採用を可能とすることができる。
また、リボン巻き取り軸の負荷が小さいリボン送り時には、モータによる駆動力を用いずに弾性部材の弾性力のみを用い、リボン巻き取り軸の負荷が大きいリボン送り爪の切り替え時には弾性部材の弾性力とモータ駆動力との合力を用いることによって、モータのピークトルクを小さくできモータ性能の低い安価なモータの採用を可能とすることができる。
本発明のリボン巻き取り装置は、リボン巻き取り軸に設けられた爪車と、この爪車と噛み合う送り爪と、少なくとも直線方向に変位量が与えられるようにモータにより駆動されて変位する変位部材と、送り爪を移動させるスライド部材と、弾性部材とを備える。
スライド部材は、リボン巻き取り軸を回転させる方向に送り爪が移動するときに変位部材と係合する第1の係合部と、逆の方向に送り爪が移動するときに変位部材と係合する第2の係合部とを備え、弾性部材は、変位部材が第2の係合部と係合する付勢方向にスライド部材を付勢する。
変位部材は、変位部材が弾性部材の付勢方向に移動する期間内において、巻き取り軸に加わる負荷に応じてスライド部材の第2の係合部から第1の係合部へ係合状態を切り替える。
変位部材は、巻き取り軸に加わる負荷が所定負荷を越えるときには、スライド部材の第1の係合部と係合することによりスライド部材を付勢方向に付勢する。送り爪は弾性部材の弾性力とモータの駆動力の合力を受ける。
所定負荷は、送り爪と噛み合う爪車の切り替えにかかる負荷から弾性部材の弾性力を差し引いた負荷とすることができ、巻き取り軸に加わる負荷がこの所定負荷を越えるときには、送り爪は弾性部材の弾性力とモータの駆動力の合力を受け、一対のリボン巻き取り軸に設けられた爪車に対する噛み合いを切り替える。
また、所定負荷は、巻き取り軸がリボン巻き取りにかかる負荷から弾性部材の弾性力を差し引いた負荷とすることができ、巻き取り軸に加わる負荷がこの所定負荷を越えるときには、送り爪は弾性部材の弾性力とモータの駆動力の合力を受けてリボン送りを行う。
また、変位部材は、巻き取り軸に加わる負荷が所定負荷を越えないときには、スライド部材の第1の係合部との係合を外してスライド部材の付勢方向への付勢を解除し、送り爪は弾性部材の弾性力のみを受け、巻き取り軸は弾性力のみにより回転する。
また、本発明のプリンタは、上記したリボン巻き取り装置を備える。
本発明によれば、リボン巻き取り機構に用いるモータのピークトルクを低減させ、駆動に要するモータを小型で安価なものとすることができる。
以下、本発明のリボン巻き取り装置、及びリボン巻き取り装置を備えるプリンタについて図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のリボン巻き取り装置によるインクリボンを巻き取る機構を説明するための概略図である。
図1において、リボン巻き取り機構1は、リボンフレーム2に爪車5が設けられたリボン巻き取り軸4を一対備え、この一対のリボン巻き取り軸4間にリボン16が巻かれたリボンスプール10が取り付けられる。
リボンフレーム2にはスライド部材3がスライド自在に取り付けられ、リボンフレーム2とスライド部材3との間には引っ張りバネ等の弾性部材15が取り付けられる。スライド部材3には送り爪6が設けられる。送り爪6は爪車5と噛み合ってリボン巻き取り軸4を駆動する。なお、このスライド部材3は、送り爪6を駆動してリボン送りを行う点において、前記した図13,15中のリボン送りプレートと同様の作用を行うものである。
本発明のスライド部材3は、前記したリボン送りプレートは有していない、第1の係合部7及び第2の係合部8とを備える。第1の係合部7と第2の係合部8は、いずれか一方が変位部材9と係合することにより、変位部材9の変位に伴って直性上を往復駆動する。変位部材9は、例えば、ギヤとギヤの回転軸から偏心した位置に取り付けられた円柱部材とにより構成することができ、ギヤの回転に伴って偏心運動し、第1の係合部7と第2の係合部8のいずれか一方と係合し、スライド部材3を直線上において往復駆動させる。
弾性部材15は、送り爪6が爪車5と噛み合ってリボン巻き取り軸4をリボンを巻き取る方向に移動させるようにスライド部材3を付勢している。
一方、スライド部材3に設けられた第2の係合部8は、変位部材9と係合してモータ駆動されることにより、弾性部材15を引き延ばす方向に作用する。これにより、送り爪6は爪車5と噛み合う位置まで移動する。
また、スライド部材3に設けられた第1の係合部7は、変位部材9と係合してモータ駆動されることにより、弾性部材15が元に戻る方向に作用する。この移動方向は、爪車5と噛み合った送り爪6がリボン巻き取り軸4を駆動してリボン送りあるいは送り爪6の切り替えを行う方向である。
このとき、送り爪6と爪車5との噛み合いにより生じる負荷、あるい送り爪6の切り替えにかかる負荷は、弾性部材15の弾性力(例えば、引き延ばされた引っ張りバネが元に戻ろうとする際に復元力)と、変位部材9と第2の係合部8との係合により伝達されるモータ駆動力との合力により分担される。したがって、送り爪6の切り替え時のように大きな負荷がかかる場合には、弾性力とモータ駆動力との合力とすることにより、弾性部材を小型化することができる他、モータのピークトルクを低減させ小型化することができる。
なお、リボン送り時には送り爪6と爪車5との噛み合いにより生じる負荷は小さいため、モータ駆動力を用いずに弾性部材15の弾性力のみとしてもよい。
図2は上記した本発明のリボン巻き取り機構によるスライド部材の駆動状態を説明するための図である。図2において、スライド部材3は弾性部材15により矢印の方向に常に付勢されている。
図2(A)〜(H)は、リボン巻き取り軸の駆動及び送り爪の切り替え動作の際に、弾性部材15の弾性力とモータの駆動力の合力によりスライド部材部材をリボン送りの方向に移動させる場合を示し、図2(a)〜(h)は、リボン巻き取り軸を駆動する際に、弾性部材15の弾性力のみによりスライド部材部材をリボン送りの方向に移動させる場合を示している。
図2(A)〜(E)の間では、ギヤの回転に伴って変位部材9はスライド部材3の第2の係合部8と係合し、弾性部材15の弾性力に抗してスライド部材3を図中の左方に移動する。このとき、弾性部材15が引っ張りバネである場合には引き延ばされる。この図2(A)〜(E)の間の動作によって、送り爪は爪車と噛み合い、リボンを巻き始める方向に移動する。
次に、図2(F)〜(G)の間では、スライド部材3は弾性部材の弾性力とモータの駆動力との合力によって図中の右方に移動する。この間では、ギヤの回転に伴って変位部材9はスライド部材3の第1の係合部7と係合し、この係合によってスライド部材3はモータの駆動力を受ける。また、スライド部材3は弾性部材の弾性力も受ける。この弾性部材の弾性力は、弾性部材が引っ張りバネである場合には、引き延ばされた引っ張りバネが元に戻ろうとする張力となる。
図2(F)〜(H)の図中の右方に移動する際、送り爪は爪車と噛み合ってリボン巻き取り軸を回転させ、リボンの巻き取りあるいは送り爪の切り替えを行う。
次に、図2(a)〜(h)の動作例について説明する。リボン送り時には、リボン巻き取り軸の駆動にかかる負荷は小さいため、弾性部材15の弾性力のみによりスライド部材をリボン送りの方向に移動させることができる。
図2(a)〜(e)の間では、前記した図2(A)〜(E)の間と同様に、ギヤの回転に伴って変位部材9はスライド部材3の第2の係合部8と係合し、弾性部材15の弾性力に抗してスライド部材3を図中の左方に移動させる。このとき、弾性部材15が引っ張りバネである場合には引き延ばされる。この図2(a)〜(e)の間の動作によって、送り爪は爪車と噛み合い、リボンを巻き始める方向に移動する。
次に、図2(f)〜(g)の間では、スライド部材3は弾性部材の弾性力のみによって図中の右方に移動する。この間では、ギヤの回転に伴って変位部材9はスライド部材3の第2の係合部8と係合し、スライド部材3を図中の右方に移動する駆動力としては働かず、スライド部材3は弾性部材の弾性力のみの駆動力も受ける。この弾性部材の弾性力は、弾性部材が引っ張りバネである場合には、引き延ばされた引っ張りバネが元に戻ろうとする張力となる。
図3は、リボン送り時の駆動力と、送り爪の切り替え時の駆動力を説明するための概略図である。なお、図3では、弾性部材として引っ張りバネの場合を示し、図中のバネトルクは弾性力を表し、モータトルクはモータの駆動力を表している。また、図中の中央の破線より左方はバネを伸ばす方向の移動期間を示し、右方は伸ばされたバネが戻る方向の移動期間を示している。
図3(a)はリボン送り時におけるバネトルクとモータトルクの関係を示し、図3(b)は送り爪の切り替え時におけるバネトルクとモータトルクの関係を示している。
図3(a),(b)において、バネを伸ばす方向の移動期間(図中の破線から左方の期間)は、送り爪を爪車に噛み合わせる位置に移動させる動作を行う期間であり、リボン送り及び送り爪の切り替えのいずれの動作も行われないため負荷は小さい、そのため、スライド部材を移動するに要するモータトルクB1はバネトルクAよりもわずかに大きければ充分である。
一方、図3(a),(b)において、バネが戻る方向の移動期間(図中の破線から右方の期間)は、送り爪により爪車を駆動させてリボン巻き取り軸を回転させて、リボン送りあるいは送り爪の切り替えを行う期間である。
図3(a)は、この移動期間においてリボン送り時の状態を示している。このリボン送りにかかる負荷が図中のL1の場合には、リボン送り期間においてバネトルクAは負荷L1よりも大きいため、モータトルクを用いることなくバネトルクAのみで駆動させることができる。また、リボン送りにかかる負荷が図中のL2(>L1)の場合には、リボン送り期間においてバネトルクAは負荷L2よりも小さいため、モータトルクB2を付加し、バネトルクAとモータトルクB2との合計を用いることにより駆動させることができる。
また、図3(b)は、上記移動期間において、送り爪の切り替え時の状態を示している。この送り爪の切り替えにかかる負荷が図中のL3の場合には、切り替え期間においてバネトルクAは負荷L3よりも小さいため、モータトルクB3を付加し、バネトルクAとモータトルクB23の合計を用いることにより駆動させることができる。
したがって、上記動作に要するモータのピークトルクPは、切り替え期間中に要するモータトルクB3の最大トルクであればよい。このピークトルクPは、切り替えにかかる負荷L3からバネトルクAの分を差し引いたトルクであればよく、切り替えにかかる全負荷L3に要するピークトルクと比較して小さなピークトルクとすることができる。
なお、トルクは切り替え期間の最後の時点でピークトルクPとなるが、図3に示すピークトルクPは説明の便宜上から切り替え期間の最後の時点からずれた位置に示している。
次に、本発明のリボン巻き取り装置、及びリボン巻き取り装置を備えたプリンタの構成例について、図4〜図12を用いて説明する。なお、図4〜図7はプリンタの一部分を示す概略図であり、図4はリボンスプロールを取り付けた状態を示し、図5,6はリボンスプロールを取り外した状態を示し、図7は、底部側から見た図を示している。
図4〜7において、プリンタ20は、対向して配置されるプラテン13と活字部14とリボン巻き取り機構1とを備え、これらの各部はギヤ12等の伝達機構を介して伝えられるモータ11の駆動力により駆動される。
リボン巻き取り機構1は、リボンフレーム2に爪車5が設けられたリボン巻き取り軸4を一対備え、この一対のリボン巻き取り軸4間にリボン16が巻かれたリボンスプール10が取り付けられる。リボン巻き取り機構1は、プラテン13や活字部14による印字動作に同期してリボン巻き取り軸4を間欠的に回転させ、リボンスプール10に巻かれたリボンを所定方向に送り出す。リボンの送り方向は、送り爪6が一対のリボン巻き取り軸4の内で何れのリボン巻き取り軸4の爪車5と噛み合うかで定まる。リボンの送り方向の変更は、送り爪6が噛み合う一方のリボン巻き取り軸4から他方のリボン巻き取り軸4へ切り替えることによって行われる。
この送り爪の切り替えは、リボンスプール10に巻かれていたリボンが他方のリボンスプール10に巻き取られて巻き取り軸4の回転が停止したとき、リボンスプール10間に張られたリボンの張力によって送り爪6の支持軸の移動をずらせ、送り爪6を他方の巻き取り軸4側にシフトさせることにより行う。この送り爪6の支持軸を移動させるには、所定の大きさの負荷がかかる。
リボンフレーム2には、リボン巻き取り軸4が回転自在に取り付けられる他、スライド部材3がスライド自在に取り付けられ、リボンフレーム2とスライド部材3との間には引っ張りバネ等の弾性部材(図示していない)が取り付けられる。スライド部材3には送り爪6が設けられる。送り爪6は爪車5と噛み合ってリボン巻き取り軸4を駆動する。
図6は、スライド部材3の一部分を示している。スライド部材3は、第1の係合部7と第2の係合部8を備え、カム等の変位部材9は何れか一方の係合部と係合してスライド部3を直線上を往復動させる。なお、図6では、変位部材9はギヤの裏側に隠れている。
モータ11の駆動力は、ギヤ12を介してプラテン13や活字14の駆動に用いられる他、変位部材9の駆動にも用いられる。
図8は、本発明のリボン巻き取り機構1のみを示す図である。リボンフレーム2及びスライド部材3には、溝等によって互いにスライド自在となる構成が形成され、図示しない引っ張りバネ等の弾性部材によって、一方向に付勢されている。図8において、スライド部材3を右奥の方向に付勢している。これにより、リボンフレーム2上に回転自在に取り付けられたリボン巻き取り軸4の爪車5に対して、スライド部材3上に取り付けられた送り爪6が噛み合わせた状態で右奥の方向に付勢し、リボン送りや送り爪の切り替えに要する駆動力を与える。
また、スライド部材3に設けた第1の係合部7は、変位部材9との係合によって弾性部材の付勢方向と同方向にモータによる駆動力を加え、弾性部材の弾性力と共にリボン送りや送り爪の切り替えに要する駆動力を与える。
一方、スライド部材3に設けた第2の係合部8は、変位部材9との係合によって弾性部材の付勢方向と反対方向にモータによる駆動力を与える。このスライド部材の移動方向は、リボン送りや送り爪の切り替えが終了した後、次のリボン送りのために、送り爪6を爪車5と噛み合わせる位置に移動させる方向である。この状態では、送り爪6を爪車5とは噛み合っていない状態であり、スライド部材3には大きな負荷がかからないため、第1の係合部7と変位部材9とを係合させることなく、弾性部材の弾性力のみで移動させることもできる。
次に、係合部と変位部材との関係を、リボン送りの状態と送り爪の切り替えの状態について図9〜図12を用いて説明する。
はじめに、リボン送りの状態における係合部と変位部材との関係を、図9,10,12を用いて説明する。
図9(a)は図2(a),(b)に対応し、図9(b)は図2(c),(d)に対応し、図10(a)は図2(e),(f)に対応し、図10(b)は図2(g),(h)に対応し、図12は図2(a),(b)に対応している。
ギヤの回転に伴って変位部材9はスライド部材3の第2の係合部8と係合し、弾性部材15の弾性力に抗してスライド部材3を図中の右方(図2では左方)に移動させる。このとき、弾性部材15が引っ張りバネである場合には引き延ばされ、図9(a),(b),図10(a)の間の動作によって、送り爪は爪車と噛み合う方向に移動する。送り爪が爪車と噛み合った後、図10(a),(b)の間の動作によってリボン送りを行う。
次に、送り爪の切り替えの状態における係合部と変位部材との関係を、図9,10,11を用いて説明する。
図9(a)は図2(A),(B)に対応し、図9(b)は図2(C),(D)に対応し、図10(a)は図2(E)に対応し、図11(a)は図2(F)に対応し、図11(b)は図2(G)に対応し、図12は図2(A),(B),(H)に対応している。
ギヤの回転に伴って変位部材9はスライド部材3の第2の係合部8と係合し、弾性部材15の弾性力に抗してスライド部材3を図中の右方に移動させる。このとき、弾性部材15が引っ張りバネである場合には引き延ばされる。図9(a),(b)、図10(a)の間の動作によって、送り爪は爪車と噛み合う方向に移動する。
送り爪が爪車と噛み合った後、図11(a),(b)の間の動作によって、モータの駆動力と弾性部材の弾性力の合力によって送り爪の切り替えを行う。
なお、図12で示す動作位置において、変位部材9とスライド部材3の第2の係合部8との間は、隙間が生じる位置関係とすることも、あるいは接触する位置関係とすることもできる。
この図12の動作位置は、図2(a),図2(A)で示すように、スライド部材3が弾性部材15の付勢力によって移動する一方の端部位置であり、この位置でスライド部材3のリボンフレーム2に対する位置決めをすることができる。
そのため、図12の動作位置において、変位部材9とスライド部材3の第2の係合部8とが接触する場合には、スライド部材3の位置決めは変位部材9の位置に依存する。一方、変位部材9とスライド部材3の第2の係合部8との間に隙間があり非接触である場合には、スライド部材3の位置決めはリボンフレーム2との位置関係で定まり、回転位置の変動が予想される変位部材9に依存することになく定めることができる。図12は、変位部材9とスライド部材3の第2の係合部8との間に隙間を設け、スライド部材3の位置決めを変位部材9の位置に因らずリボンフレーム2との位置関係で定まる構成例を示している。
本発明のリボン巻き取り装置は小型プリンタに好適である。
本発明のリボン巻き取り装置によるインクリボンを巻き取る機構を説明するための概略図である。 本発明のリボン巻き取り機構によるスライド部材の駆動状態を説明するための図である。 リボン送り時の駆動力と、送り爪の切り替え時の駆動力を説明するための概略図である。 本発明のリボン巻き取り装置及びプリンタのリボンスプロールを取り付けた状態を示す図である。 本発明のリボン巻き取り装置及びプリンタのリボンスプロールを取り外した状態を示す図である。 本発明のリボン巻き取り装置及びプリンタのリボンスプロールを取り外した状態を示す図である。 本発明のリボン巻き取り装置及びプリンタの底部側から見た図である。 本発明のリボン巻き取り機構のみを示す図である。 本発明のリボン巻き取り機構の係合部と変位部材との関係を示す図である。 本発明のリボン巻き取り機構の係合部と変位部材との関係を示す図である。 本発明のリボン巻き取り機構の係合部と変位部材との関係を示す図である。 本発明のリボン巻き取り機構の係合部と変位部材との関係を示す図である。 従来の引っ張りバネの張力によってインクリボンを巻き取る機構を説明するための概略図である。 従来のリボン巻き取り機構によるリボン送りプレートの駆動状態を説明するための図である。 従来のモータ駆動によってインクリボンを巻き取る機構を説明するための概略図である。 従来のリボン巻き取り機構によるリボン送りプレートの駆動状態を説明するための図である。 従来のリボン巻き取り機構のリボン送り時の駆動力と、送り爪の切り替え時の駆動力を説明するための概略図である。
符号の説明
1,101 リボン巻き取り機構
2,102 リボンフレーム
3 スライド部材
4 リボン巻き取り軸
5 爪車
6 送り爪
7 第1の係合部
8 第2の係合部
9 変位部材
10 リボンスプール
11 モータ
12 ギヤ
13 プラテン
14 活字部
15 弾性部材
16 リボン
20 プリンタ
101 リボン巻き取り機構
102 リボンフレーム
103 リボン送りプレート
104 リボン巻き取り軸
105 爪車
106 送り爪
109 カム
110 リボンスプール
113 リボン送りプレート
113a 腕部
113b スリット
113c 摺動面
116 リボン
119 ギヤ
119a 円柱部

Claims (4)

  1. リボン巻き取り軸に設けられた爪車と、
    当該爪車と噛み合う送り爪と、
    少なくとも直線方向に変位量が与えられるようにモータにより駆動されて変位する変位部材とを備え、
    当該変位部材の変位により前記送り爪が移動し、前記リボン巻き取り軸を回転させるリボン巻き取り装置において、
    前記送り爪を移動させる部材であって、リボン巻き取り軸を回転させる方向に送り爪が移動するときに前記変位部材と係合する第1の係合部と、前記方向と逆の方向に送り爪が移動するときに前記変位部材と係合する第2の係合部とを有する備えるスライド部材と、
    前記変位部材が、前記第2の係合部と係合する付勢方向に前記スライド部材を付勢する弾性部材とを備え、
    前記変位部材は、前記変位部材が前記付勢方向に移動する期間内で、前記巻き取り軸に加わる負荷に応じて前記スライド部材の第2の係合部から前記第1の係合部への係合状態を切り替え、
    前記巻き取り軸に加わる負荷が所定負荷を越えるときには、前記変位部材は、前記スライド部材の第1の係合部と係合してスライド部材を付勢方向に付勢し、
    前記送り爪は、弾性部材の弾性力とモータの駆動力の合力を受け、
    前記巻き取り軸に加わる負荷が所定負荷を越えないときには、
    前記変位部材は、前記スライド部材の第1の係合部との係合を外し、前記変位部材によるスライド部材への付勢を解除し、
    前記送り爪は、弾性部材の弾性力のみを受けることを特徴とするリボン巻き取り装置。
  2. 前記爪車は、一対のリボン巻き取り軸にそれぞれ設けられ、
    前記所定負荷は、送り爪と噛み合う爪車の切り替えにかかる負荷から弾性部材の弾性力を差し引いた負荷であることを特徴とする請求項に記載のリボン巻き取り装置。
  3. 前記所定負荷は、前記巻き取り軸がリボン巻き取りにかかる負荷から弾性部材の弾性力を差し引いた負荷であることを特徴とする請求項に記載のリボン巻き取り装置。
  4. 前記請求項1から3の何れか一項に記載のリボン巻き取り装置によるリボンを巻き取りつつ、前記リボンのインクを用紙に転写して印字を行うことを特徴とするプリンタ。


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