JP4415849B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液体を噴射する噴射ヘッドと液体を貯蔵するタンクとを接続するための中継器を備えた液体噴射装置に関するものである。
噴射ヘッドのノズルから液体をドット状に噴射するようにした液体噴射装置として、インクジェット式プリンタ(以下、単にプリンタという)が知られている。このプリンタには、インクカートリッジをキャリッジ上に搭載するオンキャリッジタイプのインク供給システムを備えたものと、インクカートリッジをキャリッジ以外の場所、例えばプリンタ本体側に搭載するオフキャリッジタイプのインク供給システムを備えたものとがある。このオフキャリッジタイプのインク供給システムを備えたプリンタにおいては、大量印刷のために大容量のインクカートリッジを装備することができるとともに、インクカートリッジを搭載しないことによりキャリッジを小型化して、プリンタ全体の大型化等を避けることができる。
しかしながら、このオフキャリッジタイプのインク供給システムを備えたプリンタにおいても、インクカートリッジがプリンタの装置フレーム内等の限られたスペースに搭載されるため、インクの容量に制限を受けた。このため、大量の印刷物を連続して印刷する場合等においては、インクカートリッジを頻繁に交換する必要があって、その取り扱いが面倒であるという問題があった。
このような問題に対処するため、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成のインク供給装置も従来から提案されている。特許文献1に開示の従来構成においては、台座上に複数のインク供給用カートリッジが並設されたタンクがプリンタの外部に設置され、各インク供給用カートリッジにはインク供給ダクトが接続されている。そして、これらのインク供給ダクトをプリンタのインクカートリッジに接続した状態で、インク供給用カートリッジからインク供給ダクトを介してプリンタのインクカートリッジにインクを自動的に供給するようになっている。
特許文献2に開示の従来構成においては、プリンタのキャリッジ上のインクカートリッジを外して、その代わりにアタッチメントを取付け、そのアタッチメントに対して外部からインクタンクからインクを供給するようにしている。
中国実用新案登録公告CN2355886Y号公報 特開2003―326732号公報
ところが、前記特許文献1のインク供給装置においては、前記のように、インクダクトをプリンタのインクカートリッジに接続する必要があるため、以下のような問題点がある。
すなわち、インク供給システムがオフキャリッジタイプの場合は、各インク供給ダクトの先端をプリンタ上の対応するインクカートリッジに直接に接続する必要があるが、インクカートリッジは、このような接続に対応するようには構成されていない。このため、インクカートリッジに対して、例えば使用者自らがインクダクトの接続が可能になるような加工を施す必要があって、接続のための前加工がきわめて面倒である。
また、このインク供給装置をオンキャリッジタイプのインク供給システムが装備されたプリンタに用いた場合にも、インク供給ダクトをキャリッジ上のインクカートリッジに接続する必要がある。従って、この場合も、前記と同様に接続に至るまでの前加工が極めて面倒である。
また、特許文献2のインク供給システムにおいては、前記のようにキャリッジ上のインクカートリッジを取り除き、代わりにアタッチメントをキャリッジに搭載して、インクタンクからのチューブをアタッチメントに接続するようになっている。しかしながら、この特許文献2においては、キャリッジに対する搭載重量がインクカートリッジを搭載した場合と大きく異なり、このためキャリッジの動作に悪影響が生じて、印刷品質が低下するおそれがある。また、特許文献2の構成においては、プリンタ外部のインクタンクから延びるチューブをキャリッジ上のカートリッジに接続してしているため、チューブが邪魔になって、キャリッジの走行域の上方のカバーを閉じることができない。従って、プリンタ内に塵埃が侵入しやすくなり、プリンタの外観が悪くなる。特に、特許文献2の構成においては、キャリッジ上のアタッチメントにチューブを接続した状態で、キャリッジが往復移動されるため、同キャリッジの往復動ごとにチューブも移動する。このとき、外部のインクタンクの設置位置が不適切であると、キャリッジの移動によってチューブに無理な引っ張り力や曲げ等がはたらき、結果としてキャリッジの移動に対して無理な負荷が作用したり、インクの円滑供給に支障を来したりして、このような場合には、高品質印刷の障害になるという問題もあった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、前述した問題を生じることなく、液体を噴射する噴射ヘッドと液体を貯蔵するタンクとを容易かつ確実に接続することができる中継器を備えた液体噴射装置を提供することにある。
この発明のその上の目的は、装置本体外に大容量の液体を貯蔵するタンクを装備することができて、大量の液体噴射作業を連続して行うことができ、しかも高品質印刷を達成できる液体噴射装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明の液体噴射装置は、装置フレームと、該装置フレーム内において移動しながらターゲットに対して液体を噴射する噴射ヘッドと前記装置フレームの装着部に着脱可能に装着される中継器とを有する液体噴射装置であって、前記中継器は複数の中継通路を有し、該中継通路の一端には、前記装置フレームに装着された場合に、前記噴射ヘッドとの間に介在される少なくとも一部がフレキシブルパイプからなる第1管路を接続するために前記装置フレーム内に開口する態様となるヘッド側接続口が形成されるとともに、前記各中継通路の他端には、前記装置フレームに装着された場合に、前記装置フレーム外に備えられる前記液体を貯留するタンクとの間に介在される少なくとも一部がフレキシブルパイプからなる第2管路を接続するために前記装置フレーム外に開口する態様となるタンク側接続口が形成され、前記タンク側接続口には、前記装置フレーム外に配置される前記第2管路に対して着脱可能に接続するための構成が設けられている。
従って、この構成によれば、液体を噴射する噴射ヘッドがヘッド側接続口に接続されるとともに、インク等の液体を貯留するためのタンクがタンク側接続口に接続される。このため、液体を貯蔵するタンクと噴射ヘッドとを、インクカートリッジに加工を加えたりすることなく、中継器を介して容易かつ確実に接続することができる。そして、この接続状態で液体をタンク内から中継通路を介して噴射ヘッドに対し円滑に供給することができる。従って、プリンタの大きさ等にかかわらず、大容量のインクタンク等のタンクを用いることができる。また、タンクが中継器に接続されるものであって、噴射ヘッドに直接接続されるものではないため、タンクと噴射ヘッドとの間にチューブ等の管路が延びるようなことがなく、プリンタのカバーを閉じることができないというようなことを回避でき、プリンタ等の装置内への塵埃の侵入や、外観の悪化を有効に防止できる。さらに、中継器がプリンタの装置フレーム等の所定の位置に配置されていれば、噴射ヘッドが移動しても、中継器と噴射ヘッドとの間のフレキシブルパイプ等に無理な力が作用することを避けることができる。また、プリンタのキャリッジにアタッチメントを搭載する必要がないため、キャリッジの搭載重量が大きく変化してしまうことがなく、キャリッジの移動動作に対する悪影響を排除できる。従って、噴射ヘッドがインクジェットプリンタの記録ヘッドである場合には、高品質印刷が可能になる。
また、中継器は中継通路を複数有しているので、噴射ヘッドの複数のノズルに対してそれぞれ異なる種類の液体を各別に供給する場合に対応することができる。従って、4種類あるいはそれ以上の種類のインクを格別に噴射するインクジェットプリンタに好適である。また、タンク側接続口に、第2管路に対して着脱可能に接続するための構成が設けられているため、タンク側接続口に第2管路を簡単に着脱することができて、タンクの交換作業を容易に行うことができる。
また、中継器が装置フレームに着脱可能に装着されるので、中継器を装置フレームから取り外すことにより、タンクの交換や装置の配置替え等を容易に行うことができる。また、第2管路は少なくとも一部がフレキシブルパイプからなるので、フレキシブルパイプの曲がりや撓みを利用して、タンクをタンク側接続口に対して簡単に着脱することができて、タンクの交換作業を容易に行うことができるとともに、そのタンクを装置外部の任意の位置に設置することができる。
また、液体噴射装置の噴射ヘッドに中継器を介して、大容量のタンクを容易かつ確実に接続することができる。そして、この接続状態でタンク内から中継通路を介して噴射ヘッドに対し、液体を連続的に供給することができて、大量の液体噴射作業を継続して行うことができる。しかも、前述したタンクの交換に容易に対処できるとともに、噴射装置がプリンタの場合、塵埃の侵入を有効に防止でき、しかも外観の悪化を回避でき、さらには高品質の印刷を行うことができる等の作用を得ることができる。
(第1実施形態)
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態の液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ11においては、その装置フレーム12にプラテン13が架設され、図示しない紙送り機構により、このプラテン13上に印刷媒体としての用紙Pが給送されるようになっている。装置フレーム12にはガイド部材14がプラテン13と平行に架設され、このガイド部材14にはキャリッジ15が移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ15は、タイミングベルト16を介してキャリッジ用モータ17に作動連結され、そのキャリッジ用モータ17の駆動により、ガイド部材14に沿って所定範囲内で左右に往復移動されるようになっている。なお、装置フレーム12の上部には、キャリッジ15の移動域の上方を開閉可能に覆う図示しないカバーが設けられている。
前記キャリッジ15のプラテン13と対向する側には、噴射ヘッドとしての記録ヘッド18が搭載されている。キャリッジ15上には記録ヘッド18に液体としてのインクを供給するための6個のバルブユニット19が搭載されている。これらのバルブユニット19は、プリンタ11に使用される6色(種類)のインクが、定量ずつ噴射されるように、所定量のインクを内部に一時的に貯留するようになっている。記録ヘッド18の下面には図示しない複数のノズルが設けられ、これらのノズルから用紙P上にインクがドット状に噴射されて、印刷が行われるようになっている。
図1及び図2に示すように、前記装置フレーム12の後部側には凹状の装着部20が形成され、その装着部20には中継器21がその後面を装置フレーム12の外部に露出させた状態で装着固定されている。この中継器21の本体22内には複数の中継通路23が所定間隔おきで平行に貫設形成されている。各中継通路23の前端には円筒状のヘッド側接続口23aが突出形成されるとともに、後端には円筒状のタンク側接続口23bが突出形成されている。各中継通路23のヘッド側接続口23aにはフレキシブルチューブからなる第1管路24が接続固定され、それらの第1管路24の先端が記録ヘッド18側の各バルブユニット19に接続されている。なお、前記バルブユニット19は、インクの定量貯留機能を有しないものであってもよく、この場合は、第1管路24が記録ヘッド18の噴射ノズル(図示しない)のインク取り込み側に接続される。
前記装置フレーム12の後方にはタンク25が配設されている。タンク25のタンクケース25a内には6個の大容量のインクカートリッジ26が着脱可能に収容され、それらのインクカートリッジ26内には前記6色のインクが貯留されている。各インクカートリッジ26にはフレキシブルチューブからなる第2管路27が接続固定され、それらの第2管路27の先端が中継器21の各中継通路23のタンク側接続口23bに対して着脱可能に接続されるようになっている。
すなわち、図2及び図3に示すように、前記中継器21の各タンク側接続口23bの外周にはネジ部28が形成されている。各第2管路27の先端には、ナット29が支持筒30を介して回転可能に取り付けられている。そして、これらのナット29をネジ部28に螺合させることにより、各第2管路27がタンク側接続口23bに対して着脱可能に接続されるようになっている。
前記各第2管路27とタンク側接続口23bとの接続部分には、弁機構31が設けられている。すなわち、この弁機構31は、第2管路27の支持筒30内に形成された弁座32と、その弁座32に接離可能に対向配置された弁体33と、その弁体33を弁座32側に付勢するバネ34と、弁体33を開閉するためにタンク側接続口23bに突設された開閉ドッグ35とから構成されている。前記開閉ドッグ35には、インクが通るための通孔35aが形成されている。そして、第2管路27がタンク側接続口23bに接続されたときには、開閉ドッグ35により弁体33が押圧開放され、第2管路27がタンク側接続口23bから切り離されたときには、バネ34の付勢力により弁体33が閉鎖されるようになっている。
そして、各第2管路27が中継器21のタンク側接続口23bに接続された状態で、図示しない加圧ポンプからの空気圧により、各インクカートリッジ26から第2管路27、中継器21及び第1管路24を介して、記録ヘッド18側のバルブユニット19にインクが供給されるようになっている。
前記各中継通路23内に位置するように、各タンク側接続口23bの内部にはフィルタ36が配設され、インクに含まれる不純物やインク塊等が濾過されるようになっている。
図1及び図2に示すように、前記中継器21の本体22の外面には、自身の識別番号,種別,対応可能なインク種等の属性のデータを記憶した記憶部37が取り付けられている。この記憶部37と対応するように、プリンタ11の装置フレーム12上の装着部20には読取手段としての読取素子38が配設されている。そして、中継器21が装着部20に装着固定された状態で、この読取素子38により記憶部37から中継器21の属性データが読み取られて、装置フレーム12に設けた制御装置44のメモリに記憶されるようになっている。制御装置44は読取素子38とともに読取手段を構成している。そして、この属性データに基づいて、装着された中継器21の機種の良否等、各種の処理が実行される。
図1に示すように、前記装置フレーム12の一側部の非印刷可能領域(ホームポジション)には、記録ヘッド18のノズルの機能を保護するためのノズル保護装置39が配設されている。このノズル保護装置39は、上面を開口した四角箱状のキャップ40と、そのキャップ40の底部から延びるインクチューブ41と、そのインクチューブ41の途中に設けられたチューブポンプ42と、インクチューブ41の端部に接続された廃インクタンク43とを備えている。
非印刷時にキャリッジ15がホームポジションに移動されて、キャップ40により記録ヘッド18のノズルが覆われてノズルの乾燥が抑制されるようになっている。また、廃インクタンク43内にはインクの吸収体が配設されている。そして、キャップ40により記録ヘッド18のノズルが覆われた状態で、チューブポンプ42が駆動されることにより、ノズル付近に付着している高粘度のインクや塵埃等がインクチューブ41を介して廃インクタンク43に排出されて、吸収体に吸収貯留されるようになっている。
次に、前記のように構成された中継器21を備えるプリンタの動作を説明する。
図1及び図2に示す状態では、装置フレーム12の後方に配置されたタンクケース25a上の各インクカートリッジ26から延びる第2管路27の先端が中継器21のタンク側接続口23bに接続されている。この状態でプリンタが印刷動作されると、キャリッジ15が移動されながら、各インクカートリッジ26内に貯留されたインクが第2管路27、中継器21及び第1管路24を介してバルブユニット19に供給されて、記録ヘッド18のノズルから用紙P上に噴射される。
この場合、インクカートリッジ26を有するインクタンク25が装置フレーム12の外部に配設されているため、装置フレーム12内の収容スペースに制限されることなく、大容量のインクカートリッジ26を装備することができる。よって、インクカートリッジ26を頻繁に交換することなく、記録ヘッド18にインクを連続的に供給することができて、大量の印刷作業を継続して行うことができる。また、第1管路24がフレキシブルパイプから構成されているため、記録ヘッド18が移動されながら印字動作が行われる際に、第1管路24が記録ヘッド18に追従して容易に移動される。よって、記録ヘッド18の移動やインクの供給に悪影響を及ぼすおそれを抑制することができる。
次に、インクカートリッジ26内のインクが消費されて、インクカートリッジ26を交換する必要がある場合には、その空のインクカートリッジ26から延びる第2管路27の先端のナット29を中継器21のタンク側接続口23bのネジ部28から取り外して、第2管路27をタンク側接続口23bから切り離す。その後、タンクケース25aに対して空のインクカートリッジ26とインクが満たされたインクカートリッジ26とを脱着交換し、その第2管路27の先端のナット29を中継器21のタンク側接続口23bのネジ部28に螺合させて、第2管路27をタンク側接続口23bに接続する。
このように、インクカートリッジ26の交換時に、中継器21においてインクカートリッジ26側の第2管路27を記録ヘッド18側の第1管路24に対して切り離し及び接続することができるため、その管路24,27間の接離を簡単かつ確実に行うことができて、インクカートリッジ26の交換操作を容易に行うことができる。また、第2管路27がフレキシブルパイプから構成されているため、インクカートリッジ26が装置フレーム12の後方の任意の位置に設置されていても、中継器21のタンク側接続口23bに対して第2管路27を簡単に着脱することができて、インクカートリッジ26の交換作業を容易に行うことができる。さらに、第2管路27の先端と中継器21のタンク側接続口23bとの接続部分に弁機構31が設けられて、その接続部分の切り離し時に弁機構31が閉鎖されるようになっているため、インクカートリッジ26の交換時に、インクが漏出するおそれを防止することができる。
この第1実施形態の構成の効果を列挙すれば以下の通りである。
・ 中継通路23を有し、その中継通路23の一端に、ヘッド側接続口23aを、他端にタンク側接続口23bを有する中継器21がプリンタ11の装置フレーム12に設けられている。そして、記録ヘッド18がヘッド側接続口23aに接続されるとともに、タンク25のカートリッジ26がタンク側接続口23bに接続される。このため、タンク25と記録ヘッド18とを、インクカートリッジ26に加工を加えたり、接続用のジョイントを作成したりすることなく、中継器21を介して容易かつ確実に接続することができる。そして、この接続状態でインクをタンク25内から中継通路23を介して記録ヘッド18に対し円滑に供給することができる。従って、プリンタ11の大きさや形状等にかかわらず、大容量のタンク25を用いることができる。また、タンク25が記録ヘッド18に直接接続されるものではないため、タンク25と記録ヘッド18との間に第1管路24等の管路が延びるようなことがなく、プリンタ11の図示しない前記カバーを閉じることができないというようなことを回避でき、プリンタ11内への塵埃の侵入や、外観の悪化を有効に防止できる。さらに、中継器21が装着部20内に配置されていれば、記録ヘッド18が往復移動しても、中継器21と記録ヘッド18との間の第1管路24等に無理な力が作用することを避けることができる。また、プリンタ11のキャリッジ15にアタッチメントを搭載する必要がないため、キャリッジ15の搭載重量が大きく変化してしまうことがなく、キャリッジ15の移動動作に対する悪影響を排除できる。従って、高品質印刷が可能になる。
・ 中継通路23が複数設けられているため、記録ヘッド18の複数のノズルに対してそれぞれ異なる種類のインクを各別に供給する場合に対応することができる。従って、中継器21をインクジェットタイプのプリンタ11に好適に用いることができる。
・ 中継通路23の内部にフィルタ36が設けられているため、インクに含まれる不純物等を記録ヘッド18への供給途中において濾過することができ、記録ヘッド18の詰まり等の事態を未然に防止できる。
・ 中継器21が、自身の属性に関するデータを記憶した記憶部37を備えているため、例えば中継器21自身の識別番号や種別等の属性を予め設定して、管理することができる
・ 中継器21のタンク側接続口23bに、タンク25からの第2管路27に対して着脱可能に接続するためのナット29等の構成が設けられている。このため、タンク側接続口23bに第2管路27を簡単に着脱することができるとともに、接続状態に有効に維持できる。
・ タンク側接続口23bに、第2管路27の切り離し時に閉鎖される弁機構31が設けられているため、第2管路27の切り離しをともなうタンク25の交換等を行う場合に、タンク側接続口23bからインクが漏出するおそれを防止することができる。
・ 第1管路24がフレキシブルパイプとなっているため、この第2管路27が記録ヘッド18に追従して容易に変形され、記録ヘッド18の移動や液体の供給に悪影響を及ぼすおそれを抑制することができる。
・ プリンタ11には、中継器21に設けられた記憶部37の内容を読取るための読取手段を構成する読取素子38及び制御装置44が設けられている。このため、中継器21の属性を識別して、例えば、中継器21の装着状態等の管理等を有効に実行することができる。
・ 中継器21を装着するための装着部20が凹状をなし、中継器21がその装着部20内に装着されるようになっている。このため、中継器21が装置フレーム12の外方に大きく突出することがなく、装置の外観を良好に保つことができる。
・ 中継器21の装着部20がプリンタ11の装置フレーム12の後部側に設けられているため、中継器21が装置フレーム12の前部側等に露呈することがなく、装置全体の外観を良好に保つことができる。
・ 第2管路27がフレキシブルパイプであって、タンク側接続口23bに対して着脱可能になっている。従って、フレキシブルパイプの曲がりや撓みを利用して、タンク25をタンク側接続口23bに対して簡単に着脱することができて、タンク25の交換作業を容易に行うことができるとともに、そのタンク25をプリンタ11外部の任意の位置におさまりよく設置することができる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第2実施形態においては、図4及び図5に示すように、装置フレーム12の後部に設けられた凹状の装着部20に、中継器21が後面を装置フレーム12の外部に露出させた状態で着脱可能に装着される。中継器21及び装着部20には、中継器21の装着状態を弾性的に保持するために、互いに係合する凹部46及びばね47が設けられている。
装着部20には開閉ドッグ35を有する複数の嵌合孔45が所定間隔おきに形成され、各嵌合孔45には記録ヘッド18側のバルブユニット19から延びる第1管路24が接続されている。そして、装置フレーム12の装着部20に中継器21が装着されたとき、中継器21の各ヘッド側接続口23aが装着部20の各嵌合孔45に嵌合接続されるようになっている。すなわち、この第2実施形態において、中継器21が装着部20内に装着されることにより、ヘッド側接続口23aが、前記嵌合孔45に嵌入されて、第1管路24に接続されるようになっている。ヘッド側接続口23aの外周面と嵌合孔45の内周面との間には図示しないシールリング等のシール手段が設けられていて、インクの漏洩が防止される。
前記中継器21のヘッド側接続口23aと装着部20の嵌合孔45との接続部分には、前記第1実施形態とほぼ同一構成の弁機構31が設けられている。すなわち、この弁機構31は、ヘッド側接続口23a内に形成された弁座32と、その弁座32に接離可能に対向配置された弁体33と、その弁体33を弁座32側に付勢するバネ34と、弁体33を開閉するために嵌合孔45側に突設された開閉ドッグ35とから構成されている。そして、ヘッド側接続口23aが嵌合孔45に嵌合接続されたときには、開閉ドッグ35により弁体33が押圧開放され、ヘッド側接続口23aが嵌合孔45から切り離されたときには、バネ34の付勢力により弁体33が閉鎖されるようになっている。
このように、第2実施形態の構成によれば、中継器21を装置フレーム12の装着部20に対して取り外しまたは装着することにより、インクカートリッジ26側の第2管路27を記録ヘッド18側の第1管路24に対して簡単に切り離しまたは接続することができる。よって、インクカートリッジ26の交換や装置の配置替え等を容易に行うことができる。また、中継器21を装着部20から取り外して、ヘッド側接続口23aが嵌合孔45から切り離されたときには、弁機構31が閉鎖されるようになっているため、インクカートリッジ26の交換時にインクの漏出が生じるおそれを防止することができる。
従って、この第2実施形態においては、第1実施形態の効果に加えて、以下の効果がある。
・ 中継器21が装着部20に対して着脱可能に構成されて、中継器21のヘッド側接続口23aが、第1管路24に対して着脱可能に接続されるようになっている。このため、中継器21を着脱することによりタンク25の交換等が容易になる。
・ 中継器21がプリンタ11の装置フレーム12に対して着脱可能に装着され、その装着時に中継器のヘッド側接続口と前記管路とが接続されるようにしている。この構成によれば、中継器21を装置フレーム12から取り外すことにより、記録ヘッド18とタンク25との接続を簡単に切り離すことができて、タンク25の交換や装置の配置替え等を容易に行うことができる。
・ 中継器21の装着部20内に装着された状態で中継器21の一部が外部に露出するようになっているため、中継器21の露出部分を持つことにより、中継器21の着脱を容易に行うことが可能になる。
・ 第1管路24の中継器21との接続部分に、切り離し時に閉鎖される弁機構31が設けられているため、中継器21を装置フレーム12から取り外す場合に、インクが漏出するおそれを防止することができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記各実施形態では、記録ヘッド18側に6個のバルブユニット19を設けるとともに、タンク25側に6個のインクカートリッジ26を装備しているが、このバルブユニット19及びインクカートリッジ26の数は何個でもよい。
・ 中継器21の装着部20を装置フレーム12の後部から、側部や下部等の他の位置に変更すること。
・ 前記第1管路24及び第2管路27の両端接続部分をステンレススチール等の金属製とするとともに、中央部をフレキシブルパイプにより構成してもよい。このようにすれば、第1管路24及び第2管路27の接続状態を強固にできるとともに、フレキシブルパイプのガス透過によるインクの変質を抑制できる。
・ タンク25のインクカートリッジ26の出口部に外部操作可能な弁機構を設けてもよい。このようにすれば、タンク25の交換時等において、インクカートリッジ26の出口を閉鎖することができ、インクの漏出を防止できる。
・ インクカートリッジ26からのインクの供給を加圧ポンプを用いることなく、インクカートリッジ26を記録ヘッド18よりも高位置に配置して、水頭差を利用して供給するように構成してもよい。
・ 前記各実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンタに使用したが、インク以外の液体を噴射する液体噴射装置に応用してもよい。例えば、液晶ディスプレイやELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
第1実施形態のプリンタを示す斜視図。 図1のプリンタの中継器を拡大して示す要部断面図。 図2の中継器の弁機構を拡大して示す要部分解断面図。 第2実施形態のプリンタを示す部分平面図。 図4のプリンタにおける中継器の弁機構を拡大して示す要部分解断面図。
符号の説明
11…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、12…装置フレーム、15…キャリッジ、18…噴射ヘッドとしての記録ヘッド、19…バルブユニット、20…装着部、21…中継器、22…本体、23…中継通路、23a…ヘッド側接続口、23b…タンク側接続口、24…第1管路、25…タンク、27…第2管路、28…ネジ部、29…ナット、31…弁機構、32…弁座、33…弁体、35…開閉ドッグ、36…フィルタ、37…記憶部、38…読取手段としての読取素子、44…読取手段としての制御装置、45…嵌合孔、P…印刷媒体としての用紙。

Claims (1)

  1. 装置フレームと、
    該装置フレーム内において移動しながらターゲットに対して液体を噴射する噴射ヘッドと
    前記装置フレームの装着部に着脱可能に装着される中継器とを有する液体噴射装置であって、
    前記中継器は複数の中継通路を有し、
    該中継通路の一端には、前記装置フレームに装着された場合に、前記噴射ヘッドとの間に介在される少なくとも一部がフレキシブルパイプからなる第1管路を接続するために前記装置フレーム内に開口する態様となるヘッド側接続口が形成されるとともに、
    前記各中継通路の他端には、前記装置フレームに装着された場合に、前記装置フレーム外に備えられる前記液体を貯留するタンクとの間に介在される少なくとも一部がフレキシブルパイプからなる第2管路を接続するために前記装置フレーム外に開口する態様となるタンク側接続口が形成され、
    前記タンク側接続口には、前記装置フレーム外に配置される前記第2管路に対して着脱可能に接続するための構成が設けられていることを特徴とする液体噴射装置
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