JP4412447B2 - 印刷機の温度調節方法及びその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷機の温度調節方法及びその装置、特に印刷中のインキ温度上昇によるインキ粘度の低下を抑制するためにインキローラや版面の温度調節を行う印刷機の温度調節方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
稼働中の印刷機では摩擦熱などにより、インキローラや版面の温度が次第に上昇し、インキ粘度が低下する結果、印刷品質に種々の悪影響をもたらす。特に、水なし平版印刷では、その影響が大であり、刷版非画線部において、温度上昇によってインキが低粘度化し、反発性が低下して「地汚れ」と呼ばれる現象が発生する。このため、従来より通常のオフセット印刷機等において、インキ装置や版面の温度上昇を防止する印刷機の温度調節方法や装置が種々提案されている。
【0003】
従来発明されているインキ装置の冷却装置は、一般にインキ装置の元ローラやバイブレータローラ内部に冷却水を通水することにより、ローラの温度上昇を抑制するようにしている。(たとえば特開平8−29550号公報、特開平6−344538号公報等)。また、版面の冷却方法としては、版面に直接冷風を吹き付けることが提案されている(例えば、特許第2572516号公報、特開平1−72846号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、従来提案されているインキ装置の冷却装置では、インキ装置を構成するローラ群の温度をその各ローラの機能に応じて別々に適正温度を保つように制御することは困難であり、未だ満足する温度調節機能を発揮するに至っていない。また、例えば、1個のブランケットホイールの周囲に複数のインキ装置を配置して、円筒体に多色印刷する印刷機の場合、各色のデザインによるインキ盛り量の違いや、各インキ装置のセット状態(例えば、ベアリング部の潤滑状態等)の違いにより、インキ装置毎に温度上昇の程度が異なるが、従来各インキ装置の温度上昇に基づいて各インキ装置毎にインキローラの温度調節をすることは行われていない。さらに、版面の冷却法として、版面に冷風を吹き付ける方法は、版面上のインキ乾燥による転移不良が発生しやすいという問題点がある。このように、従来提案されている印刷機の温度調節方法では、未だ満足する温度調節機能が得られてなく、特に敏感な温度調節が要求される水なし平版では、非画線部のインキ反発性低下による地汚れ現象が発生し易いという問題点がある。近年円筒缶体の多様な印刷形態の要求に応じて、缶体の印刷方法として水なし平版印刷が試みられているが、前記したような地汚れ現象の発生等による歩留まり低下等、克服しなければならない技術的課題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記問題点を解消しようとするものであり、その目的とするところは、印刷機の温度調節が確実にでき、多色刷りの場合も各色のインキ装置の温度上昇に応じて温度を調整することができ、また各版面の温度調節もインキの乾燥による転移不良を発生させることなく、適正に冷却することができ、水なし平版印刷であっても地汚れを発生させることなく良好な印刷品質が得られる印刷機の温度調節方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決する本発明の印刷機の温度調節方法は、インキ装置のローラの軸部分に温調水を通すことにより温度を調節する印刷機の温度調節方法であって、インキ装置のローラ群のうち、インキ供給機能ローラの温度を調節する第1系統と、インキ均し機能ローラの温度を調節する第2系統に分け、前記第1系統と第2系統を別々に温度調節可能にしたことを特徴とするものである。前記温調水の通水は、必ずしもインキ供給機能ローラとインキ均し機能ローラを構成する全てのローラに行う必要はなく、インキ供給機能ローラのうちのファウンテンローラとトランスファローラ、インキ均し機能ローラのうちの3本のバイブレータローラに行えばよい。そして、前記第1系統は、ローラの軸部分に通水する温調水の水量を一定にして水温を調節することによりインキ供給機能ローラの温度を調節し、前記第2系統は、運転状況毎に水温を一定に調節し、更に、各インキ装置毎に水量を調節することによりインキ均し機能ローラ群の温度を調節するようにすることが望ましい。
【0007】
本発明は、1個のブランケットホイールの周りに複数組のインキ装置を配置した円筒体多色印刷装置に適用することができ、その場合、各色のインキ装置を1台の温調装置で制御し、且つ前記第2系統は各色のインキ装置毎に温度調節可能とすることが望ましい。
【0008】
また、本発明の他の印刷機の温度調節方法は、版胴の軸方向延長部から版胴軸方向に向けて冷風を吹き付けることにより、版胴を冷却するようにしたことを特徴とするものである。そして、前記各色インキ装置の第1系統及び第2系統のローラを冷却する方法と、版胴軸方向に向けて冷風を吹き付けて版胴を冷却する方法と両方を採用することによって、より効果的に印刷機の温度調節を行うことができる。前記方法は水なし平版印刷に効果的に適用できる。
【0009】
そして、本発明の印刷機の温度調節方法は、インキ装置のローラ群に温調水を通水する管路を、インキ供給機能ローラの温度を調節する第1系統管路と、インキ均し機能ローラの温度を調節する第2系統管路に分け、前記第1系統管路と第2系統管路がそれぞれ温調水を供給する温調水供給タンクに接続され、且つ前記第1系統管路と第2系統管路に別々にポンプとヒータと冷水源からの冷水供給量調節弁を設け、前記第1系統管路と第2系統管路は別々に温度調節可能にしてなるインキ装置のローラ温度調節装置を有することを特徴とするものである。
【0010】
前記第1系統管路と第2系統管路は、その上流側が1台の温調ユニット内に収納された第1系統管路と第2系統管路に統合され、該第1系統統合管路と第2系統統合管路のそれぞれの供給側管路に各色のインキ装置兼用のポンプとヒータと冷水源からの冷水供給量調節弁が設けられ、1台の温調ユニットで運転状況に応じて、それぞれの温度調節水の温度を調節できるようにする。そして、前記第2系統統合管路から分岐した各色のインキ装置の第2系統管路毎に流量調節バルブを設け、第2系統のローラに通水する水量を各色のインキ装置毎に制御して、第2系統のローラ温度を各色インキ装置毎に制御できるようにする。
【0011】
また、本発明の他の印刷機の温度調節装置は、ブランケットホイールの周りに複数組のインキ装置を配置した円筒体多色印刷機の温度調節装置であって、ブランケットホイールの軸方向片側の側面に面してチャンバを設け、該チャンバから各色の版胴軸中心に向けて伸びた空冷ダクトを設け、該空冷ダクトの端部に版胴軸に向けて冷風を吹き出す空冷口を設けてなる版胴軸強制空冷装置を有することを特徴とするものである。
【0012】
前記空冷ダクトは、前記版胴のセットアップや調整時に邪魔にならない位置と、印刷中に前記空冷口が版胴軸に面する位置に変位可能に設けることが望ましい。そして、インキ装置の温度調節装置と、版胴軸強制空冷装置とを備えてなることによって、温度調節効果のより優れた温度調節装置を得ることができる。前記印刷機を水なし平版印刷機、特に缶体水なし平版印刷に適用することによって、地汚れの発生が抑制され、缶体水なし平版印刷の印刷品質を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実態形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実態形態に係わる円筒缶体の胴面に印刷する缶体水なし平版印刷機の温度調節装置のシステム構成を示す模式図であり、図2〜図4はその部分詳細図である。
本実態形態の水なし平版印刷機は、仮想線で示すブランケットホイール1の周りの固定位置に8個の版胴2を配置した8色重ね刷りが可能な水なし平版印刷機であり、各版胴に図示のように、各色のインキ装置3が配置されている。この水なし平版印刷機において、各版胴2には当該色のデザイン画像の版が装着され、版胴が回転することによって各版胴の外周部に設けられたインキ装置3からインキが転移され、各版の画線部に相当する箇所にインキが付着する。従って、ブランケットホイール1が回転すると、該ブランケットホイールに装着されたブランケット面と版面が順次回転接触し、ブランケット面に多色の画像が重ねられる。
【0014】
一方、前工程で有底円筒状に成形された缶体Cは、シュート5からターレットホイール6に供給され、該ターレットホイールの回転に応じて図示しないマンドレルホイールのマンドレルに嵌合移載され、回転しているブランケットホイールと回転接触することのよって、ブランケット上の画像が缶胴円筒面に転写されて印刷される。なお、図中7は印刷された缶体に仕上げワニスを塗布するためのアプリケーターローラである。図中8は移載用トランスファディスクであり、印刷が終了し、仕上げワニスが塗装された缶体を外面に接触しないように底面を保持して受け渡して次工程に送る。
【0015】
以上のように構成された缶体水なし平版印刷機において、本発明はインキの温度を適正温度に維持して、印刷中の印刷機温度の変化により地汚れの発生が起こらないように、次のような、各色インキ装置のローラの温度調節装置と各色版胴の強制空冷装置とからなる温度調節装置を設けた。
【0016】
インキ装置のローラ温度調節装置
各色のインキ装置の温度調節装置概略が図2に示されている。各色のインキ装置3は、インキファウンテン11と版胴2間に、順にファウンテンローラ12、ダクターローラ13,トランスファローラ14、ディストリビュータローラ15、バイブレータローラ16、ディストリビュータローラ17、バイブレータローラ18、ディストリビュータローラ19、バイブレータローラ20、フォームローラ21、22からなるローラ群のうち、ファウンテンローラ12からトランスファローラ14までが、インキファウンテンからインキ供給機能を果たすインキ供給機能ローラであり、ディストリビュータローラ15以下が主にインキ均し機能を果たすインキ均し機能ローラである。
【0017】
以上のインキ装置において、本実態形態では温度調節するローラを2系統に分け、第1系統はインキ供給機能ローラのうちのファウンテンローラ12及びトランスファローラ14で構成し、第2系統はインキ均し機能ローラのうちのバイブレータローラ16、18、20で構成してある。これらのローラの温度調節は、温度調節媒体として温調水を用い、ローラの軸心部に温調水を通水することによって行い、第1系統では水量を一定にして水温を監視しながら印刷機の運転状況に応じて水温を調節することによってファウンテンローラ12及びトランスファローラ14の温度調節を行う。第2系統では、印刷機の運転状況に応じて温度調節媒体としての温調水の水温を調節し、更に、バイブレータローラに接触するフォームローラ21、22の表面温度を監視しながら、バイブレータローラ16、18、20に通水する水量によって温度調節を行っている。
【0018】
図1には、そのための印刷機全体の温度調節管路構成が記載され、図2はそれから単一のインキ装置を取り出して模式的に示している。なお、図2では水の供給管路を実線で示し、戻り管路を破線で示している。図1に示すように、8個の各インキ装置の第1系統管路25及び第2系統管路26は、共にインキ装置温度調節ユニット31内に各1本の管路(第1系統統合管路と第2系統統合管路)に集約され、ユニット化されている。第1系統管路25及び第2系統管路26とも基端部は、冷水供給タンク32に連結された供給基管33及び戻り基管34に連結されている。
【0019】
第1系統供給管路27には、8個のインキ装置に共通するポンプ35、ヒータ36が設けられ、各インキ装置のファウンテンローラ12及びトランスファローラ14の軸部に連結され、第1系統戻り管路28は軸部の他端部にそれぞれ連結されて、開閉弁39の付いた連結管路を経て、第1系統供給管路27へと温調水は循環される。図示していないが、この温調水温は、第1系統戻り管路に設置された温度センサーによって常に監視されており、運転状況に応じて任意に設定する温度へ制御するため、必要に応じてヒータが作動し、また、第1系統戻り管路に設置された冷水供給量調整弁37を開くことによって必要に応じて冷水供給タンクから冷水を導入する。図中38、39は開閉弁であり、必要に応じて開閉する。温調水温の監視結果は、第1管路制御盤50に送られて表示されるようになっており、印刷中常にモニターできるようになっている。
【0020】
第2系統供給管路29には、8個のインキ装置に共通するポンプ40、ヒータ41が配置され、その下流側が8本の第2系統分岐供給管路42に分岐し、それぞれに流量制御弁43が設けられ、各インキ装置への冷却水の流量を個別に制御できるようになっている。
第2系統分岐供給管路42は、それぞれその下流側で更に3つに分岐して各インキ装置の3本のバイブレータローラ16、18、20の軸部に連結され、ローラ内に冷却水を供給する。戻り管路47は、3本のバイブレータローラ軸部の他端部に連結されて8本の第2系統分岐戻り管路から1本の第2系統戻り管路30に集約され供給管路と連結される。第2系統統合管路内の温調水温は温度センサーによって監視され、印刷機の運転状況に応じて設定された温度に該温調水温が、ヒータ41と、冷却水タンク32から供給基管33を経て三方弁44にて流量調節された冷却水の導入によって制御される。なお、第2系統分岐供給管路42の下流側は、必ずしも3本のバイブレータローラではなく、任意の本数のバイブレータローラ軸部に接続でき、接続の方法も直列、並列共に可能である。開閉弁48、53は、必要に応じて開閉する。
【0021】
なお、図示されていないが、バイブレータローラ18、20と接触するフォームローラ21、22の表面温度を検出するための温度センサーが設けられており、該温度センサーの検出信号が第2系統管路制御盤51に送られ、該検出温度に基づいて水温及び水量が自動制御されるように設定してある。
つまり、第2系統管路に於いて、循環されている水を、ヒータ41で所定温度に加熱、あるいは冷水供給量調整用三方弁44を制御して冷水を導入して循環水の温度を調整し、運転状況に応じて所定温度に調整された水を各インキ装置毎に分岐した第2系統分岐供給管路に送る。そして、第2系統分岐供給管路に設けられた流量調整弁43を、各インキ装置に設けられたフォームローラの表面温度検出センサーからの検出信号により、各インキ装置のバイブレーターローラへの通水量を制御することによって、各バイブレータローラの温度を個別に調整することができる。
各インキ装置の流量調整弁43の開閉すると他インキ装置への流量が変動する事が想定される。これを抑えるために流量調整弁46を制御して各インキ装置の流量が干渉しないようにしている。
【0022】
インキ装置温調ユニット31には、第1系統管路制御盤50、第2系統制御盤51及び後述する版胴空冷制御盤52が設けられ、それぞれ制御量を設定できるようにしてある。なお、インキ装置を構成する各ローラのうち、前記第1系統又は第2系統に属して強制的に温調水により温調しているローラを除く他のローラは、通常のローラを採用しても良いが、本出願人が特開平11−105261号で提案した自己冷却ローラを採用することによって、より冷却効果が上がり望ましい。
【0023】
版胴軸強制空冷装置
各色版胴の強制空冷装置は、図1及び図3に示すように、印刷機のブランケットホイール1の軸方向一端側に面するように、固定のチャンバ60を設け、該チャンバ内に空冷ユニット61よりダクト62を介して冷風を導入し、該冷風を版胴軸に向けて吹き出し、版胴を強制空冷するものである。チャンバ60には、各版胴の軸端に対向するように延びた空冷ダクト63(本実施形態では合計8本)が配置されている。該空冷ダクトは、伸縮可能であり、版胴のセットアップや調整時には作業に支障がないように縮め、印刷時には、図4に示すように、空冷口64が版胴軸9に対向するように所定位置まで延ばして使用する。空冷ダクト63を伸縮する手段として、各空冷ダクト毎にエアシリンダ64には、図3に示すように、作動用エア配管65が連結され、版胴空冷制御盤52でスイッチを切り替えることによって、延びた位置と縮んだ位置に任意に設定することができる。
【0024】
空冷ユニット61は、温度を任意にコントロールできる冷風を発生するものであればよく、その構造は特に限定されるものではないが、本実施形態では、ファンの下流側に熱交換器66を配置し、該熱交換機に冷却媒体として、冷熱源が配置された冷却タンク68から冷却水を循環させることにより、空気を冷却し、ダクト62を介してチャンバー60に送風している。なお、69は風量制御バルブである。以上の空冷ユニットは、版胴空冷制御盤52から制御することができる。
【0025】
また、本実施形態では、前記版胴2は、より冷却効果を向上させるために、本出願人が先に提案(特開平10−193557号)した自己冷却版胴を使用してある。該版胴は、版胴内部のハブ70外周部を、片持ちの版胴軸9の自由端側を小径にして支持端に向けて次第に径大となるようにテーパー状に形成し、版胴内部にテーパー形状による線速度差の影響で軸自由端側から吸い込み方向に風の流れを発生させ、版胴内部を自己空冷させる構造であり、該構造によって空冷ダクトからの冷却空気を効果的に吸い込み版胴内部をより効率的に冷却させることができる。
【0026】
本実施形態の缶体水なし平版印刷機の温度調節装置は、以上のように構成され、冷却水供給タンク32の水温を約7℃に設定し、第1系統管路に通水する水温を35℃〜38℃に、且つ第2系統管路の水温を14℃〜30℃に設定する。この温度範囲は、印刷方式及び雰囲気温度によって相違するものであり、水なし平版印刷機の場合は、通常両系統の温度はそれぞれ上記範囲が望ましい。第1系統の温度を第2系統の温度よりも高く設定するのは、第1系統の温度を低くするとインキファウンテンからのインキが出にくくなるので、ファウンテンローラの温度を高くしてインキの流動性を良くし、次第に温度が上昇してくる第2系統では低い温度に冷却して、インキの粘度が必要以上に低下しないように制御する。このように、インキ装置のローラの温度制御を2系統に分けて制御することによって、インキファウンテンから版胴までの転移形態に応じてより望ましい形でインキの温度を制御できる。
【0027】
本実施形態では、8組のインキ装置を1台の温調ユニットで個別に温度制御することができる。第1系統管路では、ファウンテンローラ12−トランスファローラ14間は、インキファウンテンからインキ取り出し部であるため、比較的高温に保つ必要があり、本実施形態では8組のインキ装置を一括して温度制御するようにしてある。即ち、循環されている水を、第1系統管路のヒータ36で所定温度に加熱して調整し、各ファウンテンローラ12及び転移ローラ14の軸に通水することによって、ローラ表面の温度を所定温度となるようにコントロールする。そして、戻り管路の水温をモニターし、その検出信号によってヒータでの加温温度が自動的に制御され、また、必要に応じて冷却水が導入され、第1系統管路を構成するローラ表面の温度を印刷の進行中常時ほぼ一定に保つことができる。
【0028】
また、第2系統管路では、循環されている温調水を、各インキ装置毎に分岐した第2系統分岐供給管路に送り、第2系統分岐供給管路に設けられた流量制御弁43を、各インキ装置に設けられたフォームローラの表面温度検出センサから検出信号により、各インキ装置毎にバイブレータローラへの通水量を制御することによって、各バイブレータローラの温度を個別に調整することができる。以上のように、ブランケットホイールの周囲に配置された複数のインキ装置の温度調節を、第2系統では、各インキ装置個別に行うことが望ましく、一方、第1系統では一括して調整し温調装置の効率化を図ることができた。
【0029】
また、版胴の強制空冷装置では、各版胴に吹き付けられる風の風温と風量を印刷機の運転状況に応じて制御することにより、版胴表面の温度調節を行う。水なし平版印刷の場合、風量は、印刷機の速度が高速になるに従って多くする。風温度は水なし平版印刷の場合、15℃〜20℃の任意の設定温度に制御する。そして、冷却空気は版胴の軸方向に吹き付けるので、刷版表面に冷風が直接当たることがなく、版面上のインキを乾燥させる悪影響はない。
【0030】
以上のように、本実施形態では、各インキ装置のローラを温調するとともに、各版胴を空冷するので、印刷機の稼働中であってもインキ装置の第1系統及び第2系統のローラを一定範囲の温度に保つと共に、各版面の温度も一定に保つことができる。その結果、温度上昇による印刷インキの粘度低下を抑止することができ、常に一定品質の印刷を行うことができる。図1に示す実施形態の缶体水なし平版印刷装置で、缶体に80万缶を連続印刷したが、インキの塑性粘度は30〜70Pa・sの範囲に保持されて印刷することができ、その間地汚れの発生はみられなかった。なお、本発明は、図面に示す上記実施形態に限るものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の設計変更が可能であり、印刷機も水なし平版印刷機に限るものではなく、種々の形態の印刷機に適用できる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明の印刷機の温度調節方法及び装置によれば、インキ装置のローラ群を第1系統と第2系統に分けて、別々に温度調節できるようにしたので、インキ装置を印刷稼働中、各系統のローラ機能に最適なローラ温度に維持することができ、インキ粘度の低下を防止して良好な印刷ができる。また、多色刷りの場合も各インキ装置の温度上昇に応じて個別温度を調節することができるので、インキ装置におけるローラのセット状態の違いにより異なるインキ装置毎の温度上昇の程度に応じて個別に制御でき、良好な多色印刷ができる。
【0032】
また版胴の軸方向に向けて冷風を吹き付けることによって、版面を乾燥させることなく版胴を冷却でき、印刷中の版面の温度を一定範囲に保つことができて良好な印刷を行うことができる。そして、インキ装置のローラ温度調節装置と版胴の強制空冷装置とを、多色刷りの水なし平版印刷機に適用することによって、水なし平版印刷機の問題点である「地汚れ」を解消することができる。また、本発明の印刷機の温度調節装置は多色印刷機であっても、1台の温度調節ユニットでインキ版胴の温度を制御することができるので、装置を小型簡略することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる円筒缶体の胴面に印刷する缶体水なし平版印刷機の温度調節装置のシステム構成を示す模式図である。
【図2】単一のインキ装置における温度調節装置の管路を示す模式図である。
【図3】版胴の強制空冷装置を示す模式図である。
【図4】空冷ダクトが版胴を冷却する位置にある状態での版胴と空冷ダクトの正面断面図である。
【符号の説明】
1 ブランケットホイール 2 版胴
3 インキ装置
5 インフィードシュート 6 マンドレルホイール
7 アプリケータローラ 8 トランスファディスク
12 ファウンテンローラ
14 トランスファローラ
16、18、20 バイブレータローラ
21、22 フォームローラ 25 第1系統管路
26 第2系統管路 27 第1系統供給管路
28 第1系統戻り管路 29 第2系統供給管路
30 第2系統戻り管路 31 インキ装置温調ユニット
32 冷水供給タンク 35、40 ポンプ
36、41 ヒータ 42 第2系統分岐供給管路
37、44 冷水戻り量調整弁
43、46 流量制御弁 50 第1系統管路制御盤
51 第2系統管路制御盤 52 版胴空冷制御盤
60 チャンバー 61 空冷ユニット
63 空冷ダクト 64 空冷口
68 冷却タンク

Claims (9)

  1. インキ装置のローラの軸部分に温調水を通すことにより温度を調節する印刷機の温度調節方法であって、インキ装置のローラ群のうち、インキ供給機能ローラの温度を調節する第1系統と、インキ均し機能ローラの温度を調節する第2系統に分け、前記第1系統と第2系統を別々に温度調節可能にしてなり、前記第1系統は、ローラの軸部分に通水する温調水の水量を一定にして水温を調節することによりインキ供給機能ローラの温度を調節し、前記第2系統は、運転状況に応じて設定された水温にて、水量を調節することによりインキ均しローラ群の温度を調節するようにしたことを特徴とする印刷機の調節方法。
  2. 前記第1系統のインキ供給機能ローラは、ファウンテンローラとトランスファローラであり、第2系統のインキ均し機能ローラは複数本のバイブレータローラである請求項1に記載の印刷機の温度調節方法。
  3. 前記印刷機が、1個のブランケットホイールの周りに複数組のインキ装置を配置した円筒体多色印刷装置であり、各色のインキ装置を1台の温調装置で制御でき、且つ前記第2系統は各色のインキ装置毎に温度調節可能とした請求項1又は2に記載の印刷機の温度調節方法。
  4. 前記インキ装置のローラ群の温度調節とともに、版胴の軸方向延長部から版胴軸方向に向けて冷風を吹き付けることにより、版胴を冷却するようにしたことを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の印刷機の温度調節方法。
  5. 前記印刷機が水なし平版印刷機である請求項1〜4何れかに記載の印刷機の温度調節方法。
  6. インキ装置のローラの軸部分に温調水を通すことにより温度を調節する印刷機の温度調節装置であって、前記印刷機はブランケットホイールの周りに複数組のインキ装置を配置した円筒体多色印刷装置であり、各インキ装置のローラ群に温調水を通水する管路を、インキ供給機能ローラの温度を調節する第1系統管路と、インキ均し機能ローラの温度を調節する第2系統管路に分け、且つ前記第1系統管路と第2系統管路に別々にポンプとヒータを設け、前記第1系統管路と第2系統管路は別々に温度調節可能にしてなるインキ装置のローラ温度調節装置を有し、前記各色のインキ装置の第2系統管路には、各色のインキ装置毎に流量調節弁を設け、第2系統のローラに通水する水量を各色のインキ装置毎に制御することによって、第2系統のローラ温度を各色のインキ装置毎に制御できるようにして、各色のインキ装置の温度を調節できるようにしてなることを特徴とする印刷機の温度調節装置。
  7. 前記ブランケットホイールの軸方向片側の側面に面してチャンバを設け、該チャンバから各色の版胴軸中心に向けて伸びた空冷ダクトを設け、該空冷ダクトの端部に版胴軸に向けて冷風を吹き出す空冷口を設けてなる版胴軸強制空冷装置を有する請求項6に記載の印刷機の温度調節装置。
  8. 前記空冷ダクトは、前記版胴のセットアップや調整時に邪魔にならない位置と、印刷中に前記空冷口が版胴軸に面する位置に変位可能に設けられている請求項7に記載の印刷機の温度調節装置。
  9. 前記印刷機が水なし平版印刷機である請求項6〜8何れかに記載の印刷機の温度調節装置。
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