JP4410056B2 - サーモセンサ及びサーモプロテクタ並びにサーモセンサの製作方法 - Google Patents
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Description
例えば図10の(イ)に示すように弾性金属片2'を強制的に曲げ、この曲げ弾性金属片1'の両端を曲げ反力に抗して一対の固定端子41',42'に所定融点の可溶合金(はんだ)3'で接合し、周囲温度が可溶合金2'の融点まで昇温して可溶合金が溶融されると、図10の(ロ)に示すように弾性金属片2'の曲げ応力を解除させて弾性金属片2'の一端と一方の固定端子42'との接合を脱離して通電を遮断するものが知られている(特許文献1参照)。
また、図11の(イ)に示すように一端にリード端子13'を取付けた金属ケース14'内に一端側から所定融点のペレット2'、座板15'、圧縮スプリング1'、座板16'を順次に収容し、更に外周が金属ケース内面に摺動接触されたコンタクト42'を収容し、リードピン貫通ブッシング17'を金属ケース14'の他端側に固定し、このブッシング17'とコンタクト42'との間に引外しスプリング18'を組み込んでリード端子13'→金属ケース14'→コンタクト42'→リードピン41'を経る導通路を構成し、周囲温度がペレット2'の融点まで昇温されてペレット2'が溶融されると、図11の(ロ)に示すように圧縮スプリング1'の圧縮応力を解放させて引外しスプリング18'の圧縮応力でリードピン41'の先端からコンタクト42'を離隔させて前記導通路を遮断するものも知られており、いわゆる、ペレットタイプ温度ヒューズと称されている(非特許文献1参照)。
また、図11に示す方式では、座板による均圧化のためにペレットを一様に圧縮できても構造が複雑であり、小型化やコスト面での不利を免れ得ない。
請求項2に係るサーモセンサは、請求項1のサーモセンサにおいて、弾性体の一端部が内側に折り曲げられてその折り曲げ片が躯体表面に可溶材を介し面接合されていることを特徴とする。
請求項3に係るサーモセンサは、請求項1のサーモセンサは、弾性体の一端部が内側に折り曲げられてその折り曲げ片の内側面が躯体先端部裏面に可溶材を介し面接合されていることを特徴とする。
請求項4に係るサーモセンサは、請求項1〜3何れかのサーモセンサにおいて、弾性体が金属、または金属と樹脂との複合物若しくは重合物であることを特徴とする。
請求項5に係るサーモセンサは、請求項1〜4何れかのサーモセンサにおいて、可溶材が低融点金属であることを特徴とする。
請求項6に係るサーモセンサは、請求項1〜4何れかのサーモセンサにおいて、可溶材が熱可塑性樹脂であることを特徴とする。
請求項7に係るサーモセンサは、請求項1〜3、5、6何れかのサーモセンサにおいて、弾性体が金属であることを特徴とする。
請求項8に係るサーモプロテクタは、ギャップを隔てて配設した一対の電極のうち、一方の電極表面を躯体面として請求項7記載のサーモセンサを構成し、該サーモセンサの弾性体金属と一方の電極とを電気的に導通し、同サーモセンサの弾性体金属と他方の電極とを接触させて接点としたことを特徴とする。
請求項9に係るサーモプロテクタは、接点で接触する固定電極と可動電極を有し、請求項1〜6何れかのサーモセンサを当該サーモセンサの動作により可動電極が固定電極から離れるように組み込んだことを特徴とする。
請求項10に係るサーモセンサの製作方法は、請求項2のサーモセンサを製造する方法であり、広巾の躯体材に広巾の弾性体材の一端部を可溶材を介して面接合し、この接合材を多数条の片に切断したうえ更に弾性体片を前記面接合部を境として折り返すか、または弾性体材を前記面接合部を境として折り返したうえ更に接合材を多数条の片に切断し、次いで折り返し弾性体片を長手方向に圧縮した状態でその他端部を躯体に撓み角0で固定することを特徴とする。
請求項11に係るサーモセンサの製作方法は、請求項3のサーモセンサを製造する方法であり、広巾の躯体材の先端部裏面に広巾の弾性体材の一端部を可溶材を介して面接合し、この接合材を多数条の片に切断したうえ更に弾性体片を躯体の表面側に折り返すか、または弾性体材を躯体材の表面側に折り返したうえ更に接合材を多数条の片に切断し、次いで折り返し弾性体片を長手方向に圧縮した状態でその他端部を躯体に撓み角0で固定することを特徴とする。
従って、可溶材による面接合界面を安定に保持でき、接合界面の可溶材がクリープすること等に起因する動作不良をよく防止できる。
図1の(イ)及び(ロ)において、1は躯体、2は板状、箔状または線状の弾性体、3は可溶材である。
図1の(イ)においては、弾性体2の一端部21を可溶材3により躯体1の表面に面接合し、弾性体2を面接合部の端eを境として所定の角度θL'で折り返し、弾性体2に長手方向圧縮力pを加えた状態で弾性体2の他端部22を躯体1に適宜の手段、例えばリベッティング、溶接等4により撓み角0で面接合してある。
図1の(ロ)においては、弾性体2の一端部21を可溶材3により躯体1の先端部裏面に面接合し、弾性体2を躯体1の表面側に所定の角度θL'で折り返し、弾性体2に長手方向圧縮力pを加えた状態で弾性体2の他端部22を躯体1に適宜の手段、例えばリベッティング、溶接等4により撓み角0で面接合してある。
何れの基本的構造においても、弾性体2が凸曲線状に変形されて弾性曲げ歪みエネルギーが蓄積されており、可溶材3が溶融乃至は軟化されると、面接合による固定が解除され弾性曲げ歪みエネルギーが解放されて前記の凸曲線状の高さhが減少され、この減少が感熱信号となってセンサが動作される。何れの基本的構造においても、凸曲線状に変形された弾性体2の一端部20は所定角度の剛節と力学的に等価である。
図2において、点(x,y)での曲げモーメントをMxとすると、
が成立し(ただし、EIは柱の曲げ剛性)、曲げモーメントMxが
で与えられるから、凸曲線の形状yは、p/EI=k2とおいて、
tankL=kL
で与えられ、係数Aはx=L’において凸曲線yの高さが既知のhであることから、
より求めることができる。
従って、ヒンジ支持端での撓み角θLは、
で与えられる。
今、図3の点線(ロ)で示すように、一端剛節の角度がθL’、他端の撓み角が0の撓み状態の柱を想定すると、一端剛節に作用する曲げモーメント反力ML’は、一端剛節nの曲げモーメント反力が0の実線(イ)の状態での一端剛節nの角θLを角θL’に歪ませるのに必要な曲げモーメントに一致し、θLとθL’との差が小さいほど、点線(ロ)の一端剛節に作用する曲げモーメント反力ML’を小さくできる。
而るに、本発明に係るサーモセンサにおいては、図1において、一端剛節固定のその剛節20の角度を所定の角度θL’とし、他端22の撓み角を0とするように、弾性体2を所定の長手方向圧縮力荷重pのもとで両端固定しており、剛節の角度θL’を前記した曲げモーメント反力が0となる角度θLに近づけるように設定することができるから、弾性体一端21の可溶材3を介しての固定部での曲げモーメント反力を小さくでき、可溶材3による接合界面に作用する反力を前記長手方向圧縮力pに対する反力、すなわち剪断応力を主たる応力にとどめ得、曲げモーメント反力に基づく接合界面を劈開しようとする応力が作用するのを良好に防止できる。
前記弾性体2には、金属、合成樹脂または金属と合成樹脂との複合体を用いることができる。複合体には、金属粉を混合した樹脂も含まれる。このように弾性体に金属粉混合樹脂のような電気抵抗値の高いものを使用する場合、抵抗体の通電発熱で可溶材を溶融させてセンサまたはプロテクタを動作させることもできる。
前記可溶材3には、はんだ等の可溶合金、単体金属または熱可塑性樹脂、或いは導電性粉末を添加した導電性熱可塑性樹脂を用いることができる。
弾性体全長の片面または両面に可溶材をコーティングして弾性体全長の曲げ剛性を均等化することは、曲げ応力の集中化防止に有効である。
この電極と弾性体とのセット部材は、図4の(イ)に示すように、広巾電極材1aの先端部表面に広巾弾性体材2aの一端部を可溶材3aを介しヒートローラや電磁誘導加熱等で面接合し、更に、図4の(ロ)に示すように金型カッターで多数条の短冊片に切断し、次いで、図4の(ハ)に示すように短冊片の弾性体2を所定の角度で折り返すことにより得ることができる。
広巾電極材と広巾弾性体材とを面接合し、更に弾性体材を所定の角度で折り返し、而るのち、多数条の短冊片に切断することも可能である。
前記弾性体片2または広巾弾性体材2aの折り返しは、図4の(ニ)に示すように接合面3aとは反対側の躯体面側に回し込んで行うこともできる。
また、一端固定・他端ヒンジ支持の柱と両端固定の柱とでは、凸曲線の高さhが等しい場合、前者の方が後者よりも、凸曲線の総長さが長くなり(1.2倍程度)、従って、凸曲線の総長さ同一のもとでは、柱の両支点間の間隔が短くなるから、本発明に係るサーモセンサでは長さをそれだけ短くできる。
図5において、51,52はギャップを隔てて配置された一対の電極、510,520は各電極のリード部である。電極51は躯体としても使用されている。2は弾性金属板であり、一端部21を前記した角度θL’の剛節を形成するように折り返して電極51の先端部に可溶金属3を介して面接合固定し、この状態で弾性板2に長手方向圧縮力pを作用させて弾性板2に曲げ歪エネルギーを加え、更に弾性板2の他端部22を電極51に撓み角0で面接触にてリベッティング等4で固定し、更にハウジング6で包囲すると共に前記弾性板2の凸曲線外面を前記他方の電極52に接触させてある。
ハウジング6には、セラミックスや合成樹脂等の絶縁体が使用され、上下二つ割れ構成とし、融着例えば高周波溶着や接着剤や嵌合方式等により組み立てることができる。
このサーモプロテクタの動作について説明すれば、外部温度の上昇により可溶材3がその融点乃至は軟化点にまで加熱されると、弾性板2の曲げ歪エネルギーにより弾性板一端部21と一方の電極51との間の可溶材3による面接合が解放され、図6に示すように弾性板2が元の平板状に復帰されて弾性板の曲げ高さが0にされ、前記弾性板2と他方の電極52との接触が脱離されて非復帰の通電オフが行なわれる。この場合、可溶材が溶融乃至は軟化して弾性体の弾性歪エネルギーが解放されることが動作開始要件であるから、たとえ可溶材の糸引きが生じても、動作性能に影響を与えることがない。
動作後、弾性体先端の折り返し部と他方の電極との確実な絶縁を保証するために、図6に示すように他方の電極52に絶縁膜502を設けることが望ましい。
図5の(ロ)における弾性板2の凸曲線外面と他方の電極52との接触面に接触圧力が作用し、接触抵抗が低減されるが、更なる接触抵抗の低減を図るために、その接触面を前記した可溶材よりも低融点のはんだで接合することもできる。この場合、糸引きを抑えるために、低融点はんだの層を十分薄くすることが好ましい。
図7−1〔図7−1の(イ)は平面図、同じく(ロ)は図7−1の(イ)のロ−ロ断面図、同じく(ハ)は左側面図、同じく(ニ)は右側面図〕はハウジング片60の一例を示し、ベース部61の両脇に側壁部62,62を設け、その長手方向中央において段差63を付け、各側壁上面の内側半分の面に超音波溶着用エネルギーダイレクタとしての三角凸条64を設けてある。また、ベース部の一端側にハウジング片内巾よりも狭巾のリベッテング突部4を設け、ベース部61の他端側に前記側壁62の上面よりもやや高い面の補助壁65を前記側壁62と一体化して設けてある。
この補助壁65の巾をa、リベッテング突部4の巾をb、ハウジング片の内巾をcとすると、(2b+a)をcよりもやや小さくしてある。この寸法関係により生じる隙間(c−a−2b)は小さく、後述するハウジング片の超音波溶着等による加熱接合時にハウジングの樹脂の変形で閉塞できる。
図8の(ハ)は同上実施例の動作後を示す図面である。
図8において、1はハウジングのベース躯体であり、セラミックスや合成樹脂等の絶縁体から構成してある。510は一方のリード導体であり、先端部2を板状の弾性金属製とし、その先端部2の前端をベース躯体1に対し前記した角度θL’の剛節を構成するように内側に折り曲げその折り曲げ片を可溶材3、例えば熱可塑性樹脂を介して面接合し、この状態で前記先端部2に長手方向圧縮力pを加えて曲げ歪エネルギーを与え、先端部2の後方部を躯体面に面接触でリベットや溶接等4により固定して本発明に係るサーモセンサを構成してある。
前記躯体面への弾性リード導体先端部2の面接触下での接合固定に可溶金属を使用する場合は、躯体面を金属箔の貼付・エッチングや金属粉ペーストの印刷・焼き付けにより金属化したうえで行なうことができる。
520は他方の扁平リード導体であり、先端部52を折り曲げ成形して一方の弾性リード導体先端部2の曲げ頂面に接触させてある。
6はハウジングであり、セラミックスや合成樹脂等の絶縁体から構成してあり、融着例えば高周波溶着(ベース及びハウジングが共に合成樹脂の場合)や接着剤や嵌合方式等によりベース躯体に結着してある。
前記一方のリード導体には、弾性丸線の先端部を薄く圧潰加工したものを使用することもできる。
このサーモプロテクタの動作について説明すれば、外部温度の上昇により可溶材3がその融点乃至は軟化点にまで加熱されると、一方の弾性リード導体先端部2の曲げ歪エネルギーにより一方のリード導体先端部2と躯体面との間の可溶材3による面接合が解放され、図5の(ロ)に示すように弾性リード導体先端部2が元の平板状に復帰されて当該先端部2の曲げ高さが0にされ、前記一方の弾性リード導体先端部2と他方のリード導体520の先端部52との接触面が脱離されて非復帰の通電オフが完結される。
図9において、1はハウジングのベース躯体であり、セラミックスや合成樹脂等の絶縁体から構成してある。51は可動電極、510は可動電極51に一体に形成したリード部である。52は固定電極、520は固定電極52に一体に形成したリード部である。Aはサーモセンサであり、金属又は合成樹脂製の弾性板2の一端部21を所定の角度で内側に折り曲げこの折り曲げ片21を躯体面に面接触で可溶合金や熱可塑性樹脂等の可溶材3の溶融・凝固により接合固定して前記角度(θL’)の剛節を形成し、この状態で当該弾性板2に前記と同様に長手方向圧縮力(p)を加えて弾性板2に曲げ歪エネルギーを与え、弾性板2の他端部22を躯体面に面接触でリベットや溶接等4により固定してある。
前記躯体面への弾性板2の面接触下での溶接固定や面接触下での可溶合金3による接合固定には、金属箔の貼付・エッチングや金属粉ペーストの印刷・焼き付けにより躯体面を金属化したうえで行なうことができる。
6はハウジングであり、セラミックスや合成樹脂等の絶縁体から構成してあり、融着例えば高周波溶着(ベース及びハウジングが共に合成樹脂の場合)や接着剤や嵌合方式等によりベース躯体1に結着してある。
このサーモプロテクタの動作について説明すれば、外部温度の上昇により可溶材3がその融点乃至は軟化点にまで加熱されると、サーモセンサAの弾性板2の曲げ歪エネルギーにより当該弾性板2と躯体面との間の可溶材3による面接合が解放され、図9の(ハ)に示すように同弾性板2が元の平板状に復帰されて当該サーモセンサAの弾性板2の曲げ高さが0にされ、可動電極51がその弾性によりサーモセンサAの弾性板2と共に移動され固定電極52より脱離されて非復帰の通電オフが完結される。
ハウジングには、これらの樹脂の外、セラミックスも使用できる。ハウジングの寸法は、例えば厚み0.3〜1.5mm、巾1〜5mm、長さ2〜12mmとされる。
また、可溶合金にb.c.cやc.p.h等の結晶構造の金属を多く含ませることにより塑性変形を抑止しクリープ強度を向上させることができる。
上述した通り、リード導体の先端部に電極や電極を設けることができ、また弾性金属リード導体の先端部を圧潰加工して弾性板状とすることもできる。
これらの場合、躯体及びハウジング外のリード導体の形状は任意の形状にできる。
電極若しくはリード導体または弾性体または両方の可溶金属との接合部は局部的に溶接性に優れた素材に置換することもできる。
リード部付き電極やリード導体の厚みは、例えば0.05〜0.3mm、巾は0.5〜4.6mmとされる。
2 弾性体
21 弾性体の一端部
22 弾性体の他端部
3 可溶材
4 リベッティグ
51 電極
52 電極
51 固定電極
52 可動電極
6 ハウジング
Claims (11)
- 所定温度のもとで接点が開かれて通電が遮断されるサーモプロテクタに組み込まれたサーモセンサであり、弾性体が長手方向に圧縮された状態でその両端が躯体に固定されて前記弾性体が凸曲線状とされ、該凸曲線一端側が躯体に対し所定の角度で立ち上げられており、同凸曲線他端が撓み角0とされており、弾性体一端部と躯体との固定が可溶材を介して行われており、可溶材の融点乃至は軟化点が動作温度とされており、可溶材の溶融乃至は軟化により弾性体が圧縮から解放されて前記接点が開かれることを特徴とするサーモセンサ。
- 弾性体の一端部が内側に折り曲げられてその折り曲げ片が躯体表面に可溶材を介し面接合されていることを特徴とする請求項1記載のサーモセンサ。
- 弾性体の一端部が内側に折り曲げられてその折り曲げ片の内側面が躯体先端部裏面に可溶材を介し面接合されていることを特徴とする請求項1記載のサーモセンサ。
- 弾性体が金属、または金属と樹脂との複合物若しくは重合物であることを特徴とする請求項1〜3何れか記載のサーモセンサ。
- 可溶材が低融点金属であることを特徴とする請求項1〜4何れか記載のサーモセンサ。
- 可溶材が熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1〜4何れか記載のサーモセンサ。
- 弾性体が金属であることを特徴とする請求項1〜3、5、6何れか記載のサーモセンサ。
- ギャップを隔てて配設した一対の電極のうち、一方の電極表面を躯体面として請求項7記載のサーモセンサを構成し、該サーモセンサの弾性体金属と一方の電極とを電気的に導通し、同サーモセンサの弾性体金属と他方の電極とを接触させて接点としたことを特徴とするサーモプロテクタ。
- 接点で接触する固定電極と可動電極を有し、請求項1〜6何れか記載のサーモセンサを当該サーモセンサの動作により可動電極が固定電極から離れるように組み込んだことを特徴とするサーモプロテクタ。
- 請求項2記載のサーモセンサを製造する方法であり、広巾の躯体材に広巾の弾性体材の一端部を可溶材を介して面接合し、この接合材を多数条の片に切断したうえ更に弾性体片を前記面接合部を境として折り返すか、または弾性体材を前記面接合部を境として折り返したうえ更に接合材を多数条の片に切断し、次いで折り返し弾性体片を長手方向に圧縮した状態でその他端部を躯体に撓み角0で固定することを特徴とするサーモセンサの製作方法。
- 請求項3記載のサーモセンサを製造する方法であり、広巾の躯体材の先端部裏面に広巾の弾性体材の一端部を可溶材を介して面接合し、この接合材を多数条の片に切断したうえ更に弾性体片を躯体の表面側に折り返すか、または弾性体材を躯体材の表面側に折り返したうえ更に接合材を多数条の片に切断し、次いで折り返し弾性体片を長手方向に圧縮した状態でその他端部を躯体に撓み角0で固定することを特徴とするサーモセンサの製作方法。
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