JP4408506B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真画像形成方式を用いた画像形成装置に関し、特に、記憶手段(メモリ)を持つカートリッジを複数個、画像形成装置本体に着脱可能に備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
ここで画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、及びファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】
従来、電子写真画像形成方式を用いた画像形成装置においては、例えば感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段、或いは、現像剤補給容器等の少なくとも一つをカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするカートリッジ方式、又は感光体とそれに作用する帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち少なくとも一つとを一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
【0004】
このカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこでこのカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】
更に、カートリッジにメモリを持たせ、そのカートリッジの使用可能量やカートリッジ特有の画像形成時の制御条件等を記憶し画像形成装置に情報を渡したり、実際にカートリッジが使用された度合いを画像形成装置から書き込んだりする、カートリッジメモリ方式が採用されている例もある。このカートリッジメモリ方式によれば、感光体の感度や、現像剤の充填量などのカートリッジ毎で異なる場合のある情報を画像形成装置本体に伝えることができ、それに最適化された制御条件での画像形成動作や、カートリッジ寿命警告等をきめ細かく行うことができる。更に、実際にカートリッジが使用された度合いをカートリッジ自身のメモリに記憶させることにより、カートリッジが着脱されたり、別の画像形成装置に取り付けられた場合でも、同じようにカートリッジの使用度合いを使用者に報知することができるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、消耗品として交換されるカートリッジには、コストなどの要因により記憶容量の大きなメモリを取り付けることは難しい。
【0007】
また、カラー画像形成装置においてカートリッジメモリ方式を用いた場合、画像形成の制御条件に必要な情報が多くなるため、より多くの記憶容量が必要とされる。
【0008】
このため、このカートリッジのメモリを利用して、プリント枚数や、プリント時間、ジャム回数や、カートリッジ以外の交換部品の使用度合いなどの画像形成装置本体の使用情報をカートリッジのメモリに記憶させ、カートリッジの回収時にこの情報を読み出し、交換部品の交換などのメンテナンスを行ったり、市場の使用情報を収集し、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性能向上に活用したりしようとした場合、より多くの記憶容量を持つメモリをカートリッジに持たせなくてはならず、カートリッジのコストアップを招くこととなる。
【0009】
従って、本発明の目的は、上記諸問題を解決し、必要以上にカートリッジをコストアップさせることなく、カートリッジの記憶手段(メモリ)を利用して画像形成装置本体の使用情報を収集、活用することのできる画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。
【0013】
本発明によれば、複数のカートリッジが画像形成装置本体に着脱可能な画像形成装置において、
前記複数のカートリッジは、前記画像形成装置本体に関する使用情報を記憶することができる記憶手段であって、前記カートリッジを識別するための個体識別情報が記憶された記憶手段をそれぞれ有し、
前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出し、更新された情報を書き込むための読み出し書き込み手段を備え、
前記読み出し書き込み手段は、前記画像形成装置本体に関する使用情報を前記複数のカートリッジの前記記憶手段に分散させて記憶させ、更に前記複数のカートリッジの各々に対して、分散した前記使用情報の所在を示す為に、前記使用情報を分散して記憶させた他のカートリッジの前記個体識別情報を記憶させることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0015】
本発明にて、一実施態様によれば、前記カートリッジは、感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段或いは現像剤補給容器の少なくとも一つをカートリッジ化したものである。
【0016】
本発明にて、他の実施態様によれば、前記画像形成装置は、複数色の現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であり、少なくとも各色の現像手段がそれぞれカートリッジ化されている。更に、他の実施態様によれば、前記画像形成装置は、複数色の現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であり、少なくとも各色の現像手段と各色専用の感光体が一体的に形成された、複数のプロセスカートリッジである。更に、他の実施態様によれば、前記画像形成装置本体に関する使用情報は、OHPシートのプリント枚数、交換部品寿命情報、ジャム回数、ジャム種類比率である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0018】
参考例1
図1は、本発明の画像形成装置の一参考例である電子写真プロセスを利用したカラーレーザープリンタの概略断面図であり、図2は、このカラーレーザープリンタに使用されるプロセスカートリッジの拡大した概略断面図である。
【0019】
図1に示すカラーレーザープリンタは、複数個の、本参考例では4個のプロセスカートリッジ7を有し、一旦中間転写ベルト8に連続的に多重転写し、フルカラープリント画像を得る4連ドラム方式(インライン)プリンタである。
【0020】
つまり、本参考例にて、各プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)は、それぞれ第1の画像担持体であるドラム状の電子写真感光体、即ち、感光ドラム1を有し、各プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)の感光ドラム1上に形成されたトナー像を、第2の画像担持体である中間転写ベルト8上に重ね合わせて多重転写し、ついで中間転写ベルト8に搬送された転写材Pに転写して、転写材Pに4色のフルカラー画像を得る。
【0021】
無端状の中間転写ベルト8は、駆動ローラ8a、テンションローラ8b及び2次転写対向ローラ8cに懸架され、図中矢印の方向に回転する。
【0022】
プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)は、上述のように、中間転写ベルト8に直列に各色に対応し4本配置されており、図2をも参照するとより良く理解されるように、各プロセスカートリッジ7は、電子写真感光体である感光ドラム1、帯電手段である帯電ローラ2、現像手段である現像ユニット4、現像ユニット4に現像剤を補給する現像剤補給容器、即ち、トナーホッパー5、クリーニング手段であるクリーニングユニット6が一体的にカートリッジ化され、画像形成装置本体100に対し着脱自在に構成されたものである。
【0023】
プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)のそれぞれの現像ユニット4には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の現像剤が収容されている。
【0024】
第1のプロセスカートリッジ7Yでは、感光ドラム1の回転過程で、帯電ローラ2により感光ドラム1の表面を所定の極性・電位に一様に帯電し、ついで露光手段3(カラー原稿画像の色分解・結像露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザービームを出力するレーザスキャンによる走査露光系等)により表面を露光して、感光ドラム1の表面にカラー画像の第1の色成分像(イエロー成分像)に対応した静電潜像を形成する。次いで、その静電潜像を現像ユニット4によりイエローの現像剤を用いて現像して、イエロートナー像として可視化する。
【0025】
その感光ドラム1上に形成されたイエロートナー像は、中間転写ベルト8と対向した1次転写ニップ部に進入する。可撓性の転写電極9は、1次転写ニップ部の中間転写ベルト8の裏面側に配置されており、転写ニップ部内の下流側の位置に当接されている。感光ドラム1上のイエロートナー像は、1次転写電源9aから転写電極9に1次転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト8上に1次転写される。各プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)の可撓性電極9に独立に1次転写バイアスを印加可能とするために、1次転写電源は電源9a、9b、9c、9dのようにそれぞれ独立に設けられている。
【0026】
上記と同様にして、第2、第3、第4のプロセスカートリッジ7M、7C、7Bkでは、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像を形成して、中間転写ベルト8上に重ね合わせて転写し、中間転写ベルト8上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を重畳したカラー画像が形成される。
【0027】
中間転写ベルト8の2次転写対向ローラ8cのところには、中間転写ベルト8の外面側に2次転写ローラ10が設置され、2次転写部が構成されている。中間転写ベルト8上に形成された4色のフルカラー画像は、給紙カセット(図示せず)からレジストローラ12を介して中間転写ベルト8の2次転写部に供給された転写材Pに、転写ローラ10により一括して2次転写され、ついで2次転写が終了した転写材Pは、図示しない定着装置に送られ、そこで4色のトナーを加熱及び加圧して転写材Pに溶融定着することにより、カラーのプリント画像が得られる。
【0028】
2次転写後、中間転写ベルト8は、その表面上に残留した2次転写残りトナーをベルトクリーナ11によりクリーニング除去され、つぎの画像形成に備える。又、上記の1次転写後、各画像形成部の感光ドラム1は、その表面上に残留した1次転写残りトナーをクリーニングユニット6によりクリーニング除去され、つぎの画像形成に備える。
【0029】
中間転写ベルト8としては、各プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)でのレジストレーション(色重ね)を良くするために、樹脂系のベルト或いは金属芯入りのゴムベルト、もしくは樹脂とゴムの複合ベルトが好ましい。
【0030】
可撓性電極9としては、十分な可撓性と耐摩耗性を有し、低抵抗に制御できるカーボン分散高密度ポリエチレン樹脂を用いることもできる。
【0031】
本参考例にて、各プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)に設けられたトナーホッパー5には、図2に示すように、透過窓13及び反射ミラー14が配置されており、プリンタ本体に配置されている光学センサー15のLED光の透過具合によりトナーホッパー5内のトナー残量を検出する光学式トナー残量検知システムが用いられている。
【0032】
又、プロセスカートリッジ7にはそれぞれに記憶手段(メモリ)として、強誘電体不揮発メモリ(以後、「FeRAM」という。)20が取り付けられており、画像形成装置本体100側の読み取り、書き込み手段であるリーダライタ21により情報の読み取り、書き込みが行われる。本参考例では、不図示のアンテナとコンデンサからなる共振回路がカートリッジ7に組み込まれており、リーダライタ21から送信される電磁波から動作電源が生成され、このため、カートリッジ側に電源を必要とせず、非接触で通信を行うことが可能となっている。必要に応じて、上記読み取り、書き込み手段21は、画像形成装置本体100側でなく、カートリッジ7側に、或いは、両方に設けることも可能である。
【0033】
以下、表1の「カートリッジメモリのメモリマップ」を用いて、FeRAM20に記憶される内容について説明する。
【0034】
本参考例で使用されているFeRAM20は、記憶容量が16Word(32Byte)のものである。
【0035】
【表1】
各色共通項目の記憶内容は、工場出荷時に書き込まれる、カートリッジ製造年月日、製造年月日でのシリアルNo.、画像形成装置機種番号、カートリッジの色情報、カートリッジ使用可能量、プロセス制御条件などである。また、カートリッジの使用開始後に画像形成装置によって書き込まれる、カートリッジの実使用量、書き込んだ内容が合っているかどうか確かめるためのチェックサムなどである。
【0036】
製造年月日、シリアルNo.は、併用することでカートリッジの個体識別を行うことができる。
【0037】
画像形成装置機種番号は、製造、販売時のカートリッジの管理や、同形状のカートリッジが互換性のない別の画像形成装置に使用されるのを防止するのに用いられる。
【0038】
カートリッジの色情報は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを示し、それぞれの色のカートリッジが画像形成装置の正しい位置に取り付けられたかを判断するのに用いられると共に、各色で異なっているメモリの内容を判別するのに用いられる。
【0039】
カートリッジの使用可能量は、そのカートリッジが寿命となる使用量を示し、これに限定されるものではないが、本参考例では感光ドラムの使用量によって規定している。標準モードのプリント動作で5万枚のプリントに相当する感光ドラム使用量が書き込まれている。
【0040】
プロセス制御条件には、感光ドラム感度、現像剤特性、パッチ検知方式の濃度検知方式で用いられる検知信号−制御電圧変換テーブルなどが書き込まれており、これらの情報により画像形成装置は、帯電、現像、転写などの電圧条件や、露光量などのプロセス条件をそのカートリッジにあった条件で制御しプリントを行う。
【0041】
カートリッジの実使用量は、本参考例では感光ドラムの使用量により示され、感光ドラム回転指示部からの感光ドラム回転時間データを積算したものTdrとし、帯電電圧印加時間検出部からの帯電電圧印加時間データを積算したものTbiasとし、予め決められた重み付け係数aとすると、下記換算式、
S=Tbias+Tdr×a
により感光ドラム使用量Sを演算することができる。この実使用量と、前記した使用可能量とを比較することにより、カートリッジの使用量パーセンテージや、交換警告等を使用者に報知することができる。
【0042】
この各色共通項目の記憶内容とは別に、各色で異なった記憶内容がある。
【0043】
つまり、文字等に主に使用されるブラックに比べ、各色の微妙な濃度差によりフルカラーの色合いを表現するイエロー、マゼンタ、シアンにおいては、より細かなプロセス制御が必要なため、通常環境でのプロセス制御条件の他に、使用環境の違いによる各環境でのプロセス制御条件が設定され、FeRAM20に記憶されている。
【0044】
本参考例では通常環境の他に、低湿環境、高湿環境の2種類の環境のプロセス条件が設定されている。又、イエロー、マゼンタ、シアンは、写真画像等の印字に使用されることが多く、プリント枚数に対するトナーの使用量の変動が大きいため、通常の光学式トナー残量検知の他に、プリント画像のピクセルをカウントし、その総カウント量により、現像剤残量を推測することも行なっており、プリンタによりカウントされるこのピクセルカウント量をカートリッジのメモリに記憶している。
【0045】
以上が各カートリッジに固有のメモリ記憶内容である。
【0046】
ここで、ブラックはほかの色の記憶内容に比べ記憶容量にゆとりがあるため、本参考例では、この領域を画像形成装置本体の使用情報を記憶することに利用し、カートリッジの回収により画像形成装置本体の使用情報を収集することに活用している。
【0047】
本参考例では、カートリッジ7のメモリ20には、画像形成装置本体100の個体識別情報(ID:画像形成装置の製造年月日、シリアルNo.を用いている。)と共に、画像形成装置の総画像形成(プリント)枚数、紙サイズ比率、プリントモード比率、交換部品寿命、ジャム回数、ジャム種類比率などの画像形成装置本体の使用情報を記憶させている。
【0048】
販売ディーラー及びメーカーは、ブラックのカートリッジを回収した後、カートリッジのメモリの内容を読み出す。
【0049】
画像形成装置本体の個体識別情報により、情報の対象となるプリンタ本体を特定し、総プリント枚数、交換部品寿命、ジャム回数、ジャム種類比率から、プリンタ本体がメンテナンスを要するかどうかを判断する。
【0050】
上記交換部品とは、定着装置、中間転写ベルトユニット、給紙ローラ等のカートリッジ以外の交換部品であり、これらはカートリッジに比べ交換頻度が少ないため、使用者は交換タイミングを意識することは少ない。交換部品の寿命情報は、プリンタ本体により個々の部品の使用量がカウント、記憶されており、寿命に達した場合そのことを示す情報がブラックのプロセスカートリッジ7のFeRAM20に書き込まれている。これにより、使用者に部品交換のアナウンスをしたり、サービスマンを自動的に派遣してメンテナンスを行ない、常に良好なプリントを維持することができる。
【0051】
又、総プリント枚数、ジャム回数、ジャム種類比率により、通常の使用に比べジャムが多い部分を特定し、プリンタ本体の異常を推測し、上記と同様にサービスマンの派遣、メンテナンスを行なうことが可能となる。
【0052】
更に、多数のブラックカートリッジのデータの集計により、ジャムを起こし易い部分を特定し、原因となる部品の改良を効果的に行なうことが可能となる。
【0053】
総プリント枚数、総プリント枚数における紙サイズ(本参考例ではハガキなどの小サイズ、A4サイズ、A3サイズ、OHPシートなどの特殊紙の4種類に分類している。)毎のプリント比率、プリントモード(本参考例では、モノカラー連続4枚以上モード、モノカラー連続4枚未満モード、フルカラー連続4枚以上モード、フルカラー連続4枚未満モード、OHPシートなどの特殊紙プリントモードの5種類に分類している。)毎のプリント比率を読み出し、多数のブラックカートリッジのデータについて集計することにより、市場のプリンタの使用形態の概要をつかむことができ、カートリッジの生産量を的確に調整し、在庫量の過度な増減によるカートリッジのコストアップを抑えることができる。
【0054】
更には、上記ジャム回数、ジャム種類比率、総プリント枚数、総プリント枚数における紙サイズ毎のプリント比率、プリントモード毎のプリント比率を統計的に集計することにより、次の製品の性能ターゲットの的確な選択や、それによる性能の向上などを積極的に行なうことが可能となり、結果的に次製品の使用者のメリットにつなげることができる。
【0055】
このように、複数あるカートリッジのうち特定のカートリッジのメモリに画像形成装置本体の使用情報を記憶させる構成とすることで、必要最小限度の記憶容量のカートリッジメモリにて、必要な画像形成装置本体の使用情報を得ることができ、カートリッジのコストを必要以上に上げることなく、交換が必要な部品を交換するなどのメンテナンスを故障が発生する前に的確に行うことができると共に、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性能向上に活用したりできるようになり、最終的にはカートリッジの低価格化、次製品の性能向上などのユーザーのメリットに繋がる。
【0056】
本参考例では、特定のカートリッジのメモリに記憶させる画像形成装置本体の使用情報として、画像形成装置本体の個体識別情報と共に、画像形成装置の画像形成装置使用開始からの総プリント枚数、紙サイズ比率、プリントモード比率、交換部品寿命、ジャム回数、ジャム種類比率を上げているが、この他、
(1)画像形成装置使用開始からの、総画像形成時間、紙サイズ時間比率、プリントモード時間比率、紙サイズ毎の実枚数、プリントモード毎の実枚数、画像形成装置の使用開始日、最終メモリ書き込み日、
(2)カートリッジ使用開始からの、画像形成枚数、時間、紙サイズ枚数比率、紙サイズ時間比率、プリントモード枚数比率、プリントモード時間比率、紙サイズ毎の実枚数、プリントモード毎の実枚数、カートリッジの使用開始日、最終使用日、
(3)プリンタが統計的に計算した、一定期間での、画像形成枚数、時間、紙サイズ枚数比率、紙サイズ時間比率、プリントモード枚数比率、プリントモード時間比率、紙サイズ毎の実枚数、
(4)特定のサイズに換算した画像形成枚数、
(5)ウォーミングアップ動作や濃度補正動作などの画像形成動作以外の動作回数、時間、
(6)カートリッジ使用開始からの、ジャム数、ジャム種類毎のジャム数、
などがあり、必要とメモリの記憶容量、コストの兼ね合いにより適宜選択すれば良い。
【0057】
また、本参考例では総プリント枚数、紙サイズ比率、プリントモード比率などの詳細なプリント枚数情報を特定のカートリッジのメモリにのみ持たしており、その他のカートリッジには特に持たしていないが、例えば表2の「カートリッジメモリのメモリマップ」のように、詳細な枚数情報は同様に特定のカートリッジに持たせるが、各カートリッジがプリントした枚数は標準のサイズ(本参考例ではA4サイズ)に換算し、即ち、例えばA3サイズは2カウントと言うように換算し、一つの情報として大まかに記憶させ、各カートリッジがどの程度使用されたのかの概略判断基準に利用しても良い。このように標準サイズに換算して、一つの情報として記憶させることにより、メモリの記憶容量を大きく消費することなく、各カートリッジにおいても各カートリッジのトナー充填量における概要使用枚数情報を得ることが可能である。
【0058】
【表2】
また、本参考例では、複数のカートリッジとして、フルカラー画像形成装置の各色のプロセスカートリッジ7の例を示したが、例えば図3に示すように、モノカラー画像形成装置であっても、感光ドラム1と帯電手段2、クリーニング手段6を一体的に形成した感光ドラムカートリッジ16と、現像手段4をカートリッジ化した現像カートリッジ17と、現像カートリッジ17に現像剤を補給する現像剤補給容器であるトナーカートリッジ18のように、複数のカートリッジを持ちそれぞれにメモリを持っている場合においても、同様の効果が得られる。
【0059】
参考例2
本参考例は、参考例1と同様のカラーレーザープリンタにおいて、画像形成装置本体の使用情報を、複数あるカートリッジのメモリのうち、特定のカートリッジのメモリに記憶させるのではなく、複数のカートリッジのメモリに、各記憶項目毎に分散させて記憶させた例である。
【0060】
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのプロセスカートリッジの構成等は、参考例1と同じであるので説明は省略する。
【0061】
以下、表3の「カートリッジメモリのメモリマップ」を用いて、FeRAM20に記憶される内容について説明する。
【0062】
本参考例で使用されているFeRAM20も参考例1と同様に、記憶容量が16Word(32Byte)のものである。
【0063】
【表3】
各色共通項目の記憶内容は、工場出荷時に書き込まれる、カートリッジ製造年月日、製造年月日でのシリアルNo.、画像形成装置機種番号、カートリッジの色情報、カートリッジ使用可能量、プロセス制御条件などである。又、カートリッジの使用開始後に画像形成装置によって書き込まれる、カートリッジの実使用量、書き込んだ内容が合っているかどうか確かめるためのチェックサムなどである。それぞれの項目の機能は、参考例1と同様である。
【0064】
この各色共通項目の記憶内容とは別に、各色で異なった記憶内容がある。
【0065】
参考例1と同様にイエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ7には、プリンタによりカウントされた各色毎の総ピクセルカウント量が記憶されている。
【0066】
以上が各カートリッジに固有のメモリ記憶内容である。
【0067】
ここで、ブラックは他の色の記憶内容に比べ記憶容量にゆとりがあり、その他のカートリッジにも若干の記憶容量のゆとりが有る。このため、本参考例では、この領域を画像形成装置本体の使用情報を記憶することに利用し、カートリッジの回収により画像形成装置本体の使用情報を収集することに活用している。
【0068】
本参考例では、画像形成装置本体100の個体識別情報(ID:画像形成装置の製造年月日、シリアルNo.を用いている。)を各カートリッジ7に記憶させると共に、イエローのプロセスカートリッジ7Yのメモリには交換部品寿命情報を、マゼンタのプロセスカートリッジ7Mのメモリにはジャム回数、ジャム種類比率を、シアンのプロセスカートリッジ7Cのメモリにはプリンタが統計的に計算した、一定期間での平均プリント枚数を、ブラックのプロセスカートリッジ7Bkのメモリにはプリンタ使用開始からの総プリント枚数、紙サイズ比率、プリントモード比率を記憶させている。
【0069】
このように、画像形成装置本体の使用情報の各項目を別々のカートリッジのメモリに分散させて記憶させる構成とすることで、参考例1と同様に、必要最小限度の記憶容量のカートリッジメモリにて、必要な画像形成装置本体の使用情報を得ることができ、カートリッジのコストを必要以上に上げることなく、交換が必要な部品を交換するなどのメンテナンスを故障が発生する前に的確に行うことができると共に、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性能向上に活用したりできるようになり、最終的にはカートリッジの低価格化、次製品の性能向上などのユーザーのメリットに繋がる。
【0070】
又、本参考例では、交換部品寿命情報の場合イエローのカートリッジを、ジャム情報の場合マゼンタのカートリッジを、というように目的に応じて対応するカートリッジを収集、分析すれば良い。
【0071】
実施例1
本実施例は、参考例1と同様のカラーレーザープリンタにおいて、画像形成装置本体100の使用情報を、複数あるカートリッジ7のメモリ20のうち、特定のカートリッジのメモリに記憶させるのではなく、複数のカートリッジのメモリに、ある特定の記憶項目の内容を分散させて記憶させた例である。
【0072】
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのプロセスカートリッジの構成等は、参考例1と同じであるので説明は省略する。
以下、表4の「カートリッジメモリのメモリマップ」を用いて、FeRAM20に記憶される内容について説明する。
【0073】
本実施例で使用されているFeRAM20も参考例1と同様に、記憶容量が16Word(32Byte)のものである。
【0074】
【表4】
各色共通項目の記憶内容は、工場出荷時に書き込まれる、カートリッジ製造年月日、製造年月日でのシリアルNo.、画像形成装置機種番号、カートリッジの色情報、カートリッジ使用可能量、プロセス制御条件などである。又、カートリッジの使用開始後に画像形成装置によって書き込まれる、カートリッジの実使用量、書き込んだ内容が合っているかどうか確かめるためのチェックサムなどである。それぞれの項目の機能は、参考例1と同様である。
【0075】
この各色共通項目の記憶内容とは別に、各色で異なった記憶内容がある。
【0076】
参考例1と同様にイエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ7には、プリンタによりカウントされた各色毎の総ピクセルカウント量が記憶されている。
【0077】
以上が各カートリッジに固有のメモリ記憶内容である。
【0078】
ここで、ブラックは他の色の記憶内容に比べ記憶容量にゆとりがあり、その他のカートリッジにも若干の記憶容量のゆとりが有る。このため、本発明では、この領域を画像形成装置本体の使用情報を記憶することに利用し、カートリッジの回収により画像形成装置本体の使用情報を収集することに活用している。
【0079】
本実施例では、画像形成装置本体100の個体識別情報(ID:画像形成装置の製造年月日、シリアルNo.を用いている。)、同時に情報を書き込む他のカートリッジの個体識別情報(ここでは、メモリの容量の関係でカートリッジのシリアル番号の一部を記憶させている。)を各カートリッジ7に記憶させると共に、イエローのプロセスカートリッジ7Yのメモリにはプリンタのプリント枚数情報のうち小サイズ紙の実プリント枚数を、マゼンタのプロセスカートリッジ7Mのメモリにはプリント枚数情報のうちA4サイズ紙の実プリント枚数を、シアンのプロセスカートリッジ7Cのメモリにはプリント枚数情報のうちA3サイズ紙の実プリント枚数を、ブラックのプロセスカートリッジ7Bkのメモリにはプリント枚数情報のうちOHPシートの実プリント枚数、更に交換部品寿命情報、ジャム回数、ジャム種類比率を記憶させている。
【0080】
このように、画像形成装置本体の使用情報の特定の項目の情報を分解し、別々のカートリッジのメモリに分散させて記憶させる構成とすることで、参考例1と同様に、必要最小限度の記憶容量のカートリッジメモリにて、必要な画像形成装置本体の使用情報を得ることができ、カートリッジのコストを必要以上に上げることなく、交換が必要な部品を交換するなどのメンテナンスを故障が発生する前に的確に行うことができると共に、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性能向上に活用したりできるようになり、最終的にはカートリッジの低価格化、次製品の性能向上などのユーザーのメリットに繋がる。
【0081】
又、本実施例では、情報を同時に記憶させたカートリッジの個体識別情報(ID)をそれぞれに記憶させることにより、情報集計時に分散記憶された情報を一つの情報として纏めることができ、一つのメモリに入らないような大きな情報も得ることが可能になる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、必要最小限度の記憶容量とされるカートリッジの記憶手段にて必要な画像形成装置本体の使用情報を得ることができ、カートリッジのコストを必要以上に上げることなく、交換が必要な部品を交換するなどのメンテナンスを故障が発生する前に的確に行なうことができると共に、斯かる記憶手段に記憶された情報は、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性能向上に活用することができる。また、使用情報を分散して記憶させた他のカートリッジの個体識別情報を記憶手段に記憶させることにより、情報集計時に分散記憶された情報を一つの情報として纏めることができ、一つの記憶手段に入らないような大きな情報も得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例に係るプロセスカートリッジを組み込んだカラーレーザープリンタの概略断面図である。
【図2】図1に示すプロセスカートリッジの概略拡大断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の他の実施例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(感光体)
2 帯電ローラ(帯電手段)
3 レーザ光
4 現像ユニット(現像手段)
5 トナーホッパー(現像剤補給容器)
6 クリーニングユニット(クリーニング手段)
7 プロセスカートリッジ
8 中間転写ベルト
16 感光ドラムカートリッジ
17 現像カートリッジ
18 トナーカートリッジ
20 強誘電体不揮発メモリ(記憶手段)
21 読み出し、書き込み手段
100 画像形成装置本体
Claims (5)
- 複数のカートリッジが画像形成装置本体に着脱可能な画像形成装置において、
前記複数のカートリッジは、前記画像形成装置本体に関する使用情報を記憶することができる記憶手段であって、前記カートリッジを識別するための個体識別情報が記憶された記憶手段をそれぞれ有し、
前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出し、更新された情報を書き込むための読み出し書き込み手段を備え、
前記読み出し書き込み手段は、前記画像形成装置本体に関する使用情報を前記複数のカートリッジの前記記憶手段に分散させて記憶させ、更に前記複数のカートリッジの各々に対して、分散した前記使用情報の所在を示す為に、前記使用情報を分散して記憶させた他のカートリッジの前記個体識別情報を記憶させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記カートリッジは、感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段或いは現像剤補給容器の少なくとも一つをカートリッジ化したものである請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、複数色の現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であり、少なくとも各色の現像手段がそれぞれカートリッジ化されていることを特徴とする請求項2の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、複数色の現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であり、少なくとも各色の現像手段と各色専用の感光体が一体的に形成された、複数のプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
- 前記画像形成装置本体に関する使用情報は、OHPシートのプリント枚数、交換部品寿命情報、ジャム回数、ジャム種類比率であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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